2006年07月02日

引越しへの道

今年の目標に引越しを掲げたものの、やることといえば、住宅公社のホームページをチェックすることだけ。 我家の希望に合う物件が出るのをひたすら待つ日々が続いた。

チェックしながら気づいたことは、出た物件のほとんどは、その日のうちに取られてしまうということ。 契約審査は先着順なので当り前といえば当り前なのだが、これでは俺達の希望物件が出ても誰かに取られてしまう可能性大だ。

そこで3月末、新着物件の更新日の朝に、ホームページの更新を待たずに住宅公社に行ってみた。 その日に狙った物件が出れば、ただちにゲットしてしまう作戦だ。 公社が開くのは朝9時。 子どもを早めに保育園に連れて行き、9:20頃に到着してみると、そこにはすでに20人以上の人たちが並んでいた。 

一戸建てやマンションをを買えない貧乏人たち!(含む俺!)
民間の安アパートさえ厳しい貧乏人たち!(含む俺!)

がウヨウヨ集まっていたのだ。 一応、持ち家のある中流家庭に育った俺としては、この貧乏人たちの殺気にちょっとカルチャーショック。 そんなに安い部屋が欲しいんかい? 社会主義体制下の配給制を垣間見たような気がした。 「そこまでして並びたくないなあ」と、お坊ちゃんのようなことを言う俺に、貧乏家庭出身の妻は、「より安くて、より好条件な物を求めるのは当然だろ、何が悪い?!」と一蹴。 俺も気を取り直し、貧乏人としての腹をくくった。

とにかく、チンタラしてたら負けてしまう。 生きるためには戦わなくては。 次の週は、8:50に行ってみた。 それでも10人以上いた。 おいおい、一体何時から来てんだよ、コイツラ。 公社の人に聞いてみた。

「何時から並んでいいんですか」
「何時でも」
「8時でも?」
「いや、もっと早い人もいますよ」
「えーっ・・・」

次の週は、思い切って朝6時に行ってやった。 誰もいない・・・。 ビル自体、開いてない。 7時まで裏口で待ったら、警備員がやっとドアを開けてくれた。 この日はさすがに一番乗り。 でも狙った物件は出なかった。

その日から約2ヶ月(計10回)、毎週通いつめた。 「貧乏暇あり」 30分自転車こいで、7時から9時まで2時間待って、

「S住宅の2DKの1階、出てますか」
「えーと・・・ 今日は出てませんね」
「あ、そうですか」

10秒で終わり。 また30分自転車こいで、とぼとぼ帰る俺。 毎週早起きして往復1時間のサイクリング、ダイエット的にはいい運動になった。 

7時すぎから並んでいるのは俺も含めて3〜4人、だいたい同じ顔ぶれなので、そのうち世間話などするようになった。 息子家族のために5ヶ月並んでいるおばあさんや、大家族を代表して4か月並んでいるおねえさんなど、それぞれが事情を抱えていた。 幸運にも、それぞれ狙っている物件が違ったので、お互いを敵視することもなく、「なかなか出ませんね〜」と、毎週和やかな雰囲気の2時間を過ごした。 

幸運にも俺は2ヶ月で狙った物件をゲットし、仲間たちとお別れになった。 ゲットした日はちょっとした手続きがあり、他の皆さんには「さよなら」も言えなかったが、2ヶ月間、共に戦った?仲間たちがそれぞれ気に入った物件を手に入れ、楽しい家庭生活を送ることを心から願わずにはいられない。 我ら団地家族に幸あれ!

当初思っていたより随分と大変な「引越しへの道」だったが、今となっては良い思い出となった。 めでたし、めでたし。 さーて、引越しだぁ! 忙しい忙しい・・・


現在(昨夜)の体重 64.0 (目標まであと 1.1圈


↓ Click please !
カワイイ☆ブログランキング

briver89 at 06:38│Comments(1)雑談・つぶやき 

この記事へのコメント

1. Posted by 奈津子   2006年07月02日 06:49
4 また見に来ますね♪
よかったら私のブログにも遊びに来てください。
ブログって続けるのが大変ですよね。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profile
訪問者数