人気記事ランキング202603

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写真:広島に行ってまいりました。

さて気づいたら春の足音の聞こえてきた3月のランキングです。

1.若者の人生を食らいつくす怪物~平田オリザ発言に思う~
2.令和の大きな宿題その25 即決を避けるべき時代~ポストコロナ・インフレ時代に思う~
3.赤字鉄道路線旅客輸送活性化策らしきもの外伝 その2:高崎経済大学の最寄り駅信越本線豊岡新駅を考える
4.人気記事ランキング202602
5.Choose or Loose大博打の衆院選2026エピローグ1~この選挙最大の敗者:国民民主党と若きリベラル~

5位にはChoose or Loose大博打の衆院選2026エピローグ1~この選挙最大の敗者:国民民主党と若きリベラル~が2月1位からランクダウンしました。 高市内閣支持率は下落局面に!変質する「野党第一党」とは?【2026年3月電話×ネット意識調査】2025/3/23

さて国会では高市一興と言われる中、野党第一党はどこかと言う議論が一部オールドメディアを中心にあるようです。衆参副議長はそれぞれ中道・立憲民主党なので議論の余地はなさそうですが、そちらの方が高齢者は喜ぶという事なのでしょう。とは言え与党の取りこぼした政治テーマを掘り起こす地道な努力が期待されるところです。

4位には珍しく月間ランキング記事が入りました。人気記事ランキング202602

毎月書いているランキング記事が入ってくるのは他の記事のPVが少し少なかったかもしれませんが、さすがにランクインするときはPVは多いです。この辺は何が分けるのかと言うのが興味深いところです。

3位には赤字鉄道路線旅客輸送活性化策らしきもの外伝 その2:高崎経済大学の最寄り駅信越本線豊岡新駅を考えるが入りました。3月はJRのダイヤ改正があった関係でこの新駅が開業するのではと思った方が見たのかなと感じます。

JR東日本2026年3月ダイヤ改正について
JR東日本2026年3月運賃改定情報

JRのダイヤ改正、運賃改定に関してはこちらの記事もどうぞ

お金の話外伝その9~ガソリン価格高騰が問う地方都市と交通~ ガソリン価格高騰が問う地方都市と交通@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れよう外伝その5

さて3月はアメリカとイランの戦争でガソリン価格が高騰しました。実際少し昔の2008年リーマンショック前のガソリン高騰時興味深かったのはガソリン価格が落ち着いた後も大都市を中心に脱クルマ志向が続いた事です。それは当時のblogを中心としたネットで「車をもたなければ資産形成できる」と言う事が共有されたのではと言うのが記事の骨子ですが、今回のガソリン高騰では地方都市にもこの傾向が広がるのではないかと考えています。そうなった際に地方都市の都市間競争で重要になるのは公共交通への投資ですが、地元の高崎経済大学が駅設置に積極的提言を行ったのを見ると地域の知が存在感を示せるかと言うのも注目したいところです

2位には令和の大きな宿題その25 即決を避けるべき時代~ポストコロナ・インフレ時代に思う~が入りました。

中国 1月の若者失業率16.3% 去年12月から改善も高止まり@TBS2026/3/2

この記事を書いた2023年末から見ると今はカオスと言う他ないです。ロシアの戦争は変わらず、平和主義者のトランプ大統領がベネゼエラやイランに戦争を仕掛ける、日本では少子化で減少したと言われる若者の奪い合いが続く中、中国では若い世代の失業が深刻さを増しています。タイトルは今から見たら状況が分かり易かった時期の状況からつけたものですが、それが全く解決せずより混乱しているのを見ると縦横をじっくり見極め慎重に即決を避けるべきなのはより言える様な気がします。


1位には先月5位からランクアップ2022年4月以来4年ぶりに若者の人生を食らいつくす怪物~平田オリザ発言に思う~が月間1位となりました。

国立博物館・美術館に「稼ぐノルマ」設定。議論を呼ぶ中期目標はなぜ生まれたのか? 背景と論点を専門家が解説@TOKYO ART BEAT

先月は国立博物館・美術館に「稼ぐノルマ」設定する案が出ているのが話題になりました。こう言った物にノルマを課すのは良くないと思いつつも反対が盛り上がらないのはやはり平田オリザ氏のコロナ禍での炎上に代表される、「上から目線」の文化人が支持を遠ざけているんだろうなと感じます。そして今後イランの戦争で多くの人の生活が苦しくなることでその流れは強まっていくように感じます。

如何だったでしょうか?今月から新しい生活が始まる方もいらっしゃると思います。そんな新生活を迎える方、また読者の皆様、そして私にとって4月が良い月でありますように。


お金の話外伝その9~ガソリン価格高騰が問う地方都市と交通~

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地方都市の公共交通の可能性を示した宇都宮LRT

【速報】ガソリン価格190円台に 史上最高値を更新 前の週から29円値上がり 上がり幅も過去最高より
中東情勢が悪化するなか、ガソリン価格は史上最高値を更新し、190円台です。
資源エネルギー庁が発表した16日時点のレギュラーガソリンの全国の平均価格は、1リットルあたり190円80銭となりました。
値上がりは5週連続で過去最高更新です。
前の週から一気に29円も値上がりし、上がり幅も過去最高で、平均価格として初めての190円台となりました。
中東情勢の悪化で石油元売りの卸売価格が値上がりしていることが要因です。
調査した石油情報センターは来週以降のガソリン価格について、政府の補助金の支給がはじまり値下がりが見込まれるものの、170円台になるには1〜2週間かかるのではないかと見ています。


さてガソリン価格が過去最高初のリッター190円台となり政府は補助金の支給を行うようです。

2008年のガソリン価格高騰がもたらしたもの
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ガソリン価格の推移@新電力ネット
リストラの時代~ガソリン価格185円に~より
[ガソリン価格]最高値更新185・1円 卸値引き上げ響く@毎日新聞8/6
 またしてもガソリン価格が値上がり、最早月初めの恒例行事と化しています。ただしこれまで月10円/lペースで上がっていたのに比べるとややペースダウンとしたのは不幸中の幸い…


ガソリン価格高騰と言うと思い出すのはリーマンショック前、今回の最高値更新前の最高値は昨年8月と言われていますが、令和インフレ前のガソリン最高値で思い出すのはリーマンショック前の2008年、この際の冷ややかな態度も1因となり政権を失った経験のある自民党にとってはデリケートな状況、故に即補助金支出を決めたのでしょう。

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第6回東京都市圏パーソントリップ調査報道発表より

さてこの年と10年後2018年に行われた首都圏の移動の大規模調査東京都市圏パーソントリップ調査では2008年に初めて自動車の移動量、シェア双方が減少しました。そして注目したいのはその後ガソリン価格が低下した2018年に行われた調査でもその傾向は継続した事です。

blogを中心とした2010年代前半までのネットがもたらした大都市圏独身男性の資産形成の為の脱クルマ
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自動車の維持費は年間いくら?費用内訳や安く抑える方法を解説|mycard|三菱UFJニコスより

さてなぜこのような現象が起こったのでしょうか?一言で言えばガソリン代は分かり易いがクルマを保有するコストの小さな一部でしかない、それが大きいと考えます。
上はカード会社の三菱UFJのニコスによる車維持費の試算です。仮に小型自動車を年利2%の5年ローンで購入した前提でシミュレーションすると
維持費:年44~53万円(48.5万円と試算)
ローン返済額:41.5万円(年利2%、5年ローン)
合計:85.5~94.5万円
ガソリン:9.5万円

こうして見るとガソリン代の負担はクルマ関連の支出の1割ほど、確かにガソリン価格の高騰は厳しいもののわずか1割、確かに上がった際の負担感は強いものの、安くなっても改善される負担は大きいものではない、そしてクルマのコストの高さへの意識だけは残る、だからこそガソリン価格が下がってもクルマ離れは止まらなかったのでしょう。

アレ?貯金が1000万超えてる…ゆるく生きる暮らし@Hatena::AmorphousDiary2014/11/6より
車を持たない
車の維持費を、駐車場代まで含めて、冷静に考えてみてください。軽自動車でも月々4〜5万はかかるはずです。


そしてその事は2010年代前半まではやったblog等ネットメディアで静かに確実に共有される事になりました。上は12年前に「年収260万円で貯金1000万円を貯めた」事で話題になったちるど氏のblog貯金1000万円の主要な原動力として実家住まいと共に「車を持たない」事は大きく語られています。

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単身・2人以上世帯の資産額推移@家計の金融行動に関する世論調査より作成

そしてちるど氏自身も少なくとも当時は独身でしたが、この「資産形成の為の有効手段として車を持たない」と言うやり方は主に都会の独身男性に共有・実践されたというのが個人的な見解になります。上は金融広報中央委員会による資産状況の調査結果から作ったもの、2008年以降単身者、2人以上の世帯共に資産100~1000万円の層が減少しているのが見て取れます。しかし資産1000万円以上の単身者が増加を続けたのに対し、2人以上の世帯ではやや減少傾向にあるのが見て取れます

コロナ禍以降のYoutuberによるネットメディアの大規模化は既婚者と地方都市在住者を動かすのか


【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学【電子書籍】[ 両@リベ大学長 ]P118より
車の必要性を見直そう
車は買うな!買うなら中古!


そしてコロナ禍以降ネットの主役が動画に移り、多くの職業Youtuberが現れ、独身男性の閉じた中での知識になりがちだった「資産形成の為の有効手段として車を持たない」が広がっていく事になります。上は登録者数700万人のYoutuber両氏の140万部もの大ヒットをした著作からの引用、「車は買うな!買うなら中古!」と言う古くからの資産形成の知恵が数百万人に一気に広がった事になります。そう考えると今後これまでそこまで言われなかった2人以上の世帯や、地方でも比較的公共交通の残っている有力な地方都市でも様々な試行錯誤が始まるのではと考えます

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HONDA工場前にある宇都宮ライトライン芳賀高見沢工業団地電停
宇都宮LRT、累計利用者数1000万人 想定より6カ月早く達成@日経新聞2025/8/20より
次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」を運行する宇都宮ライトレール(宇都宮市)は20日、前日の19日に累計利用者数が1000万人に達したと発表した。2023年8月26日の全線開業から2周年目前の725日目で大台到達となった。当初の予測より約6カ月早いペースで達成した


宇都宮LRTが好調です。利用者は1日1.3万人を超え想定以上の利用されている様子が報道されています。

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停留場ごとの乗降客数の推移を公表します(対1月比)@宇都宮ライトレール株式会社

実際利用者数を見ると平日は始発ターミナルの宇都宮東口に次ぐのが終点芳賀高見沢工業団地電停、HONDA工場へのアクセス電停で実に3000人以上の利用があり、通勤での利用の多さを浮かび上がらせます。

各駅時刻表@01宇都宮駅東口2026/4/1~

細心の時刻表を見ると日中は12分毎の待たずに乗れるダイヤ、5時~23時代の幅広い時間帯の運行とさすがに大都市に比べるとやや劣るものの通勤ニーズに十分対応したダイヤとなっています。週5日の通勤が公共交通で対応できるのなら残り週2日なら例えば2人以上の世帯なら家族の、単身者なら商用のカーシェアなどでクルマの保有が1台減らせると思います
そして1台減らせるならそれこそ上の維持費、ローン返済額年90万円、月7.5万円これは大きい

貸与奨学金 返済に苦しむ社会人 「無理ゲー」「生きるのがしんどい」…「取り立てが怖い」との声も@東京新聞2022/8/12より
大学進学率が上昇している。昨年度は短大含め約60%で、30年で20ポイント以上アップした。大学設置数も昨年度は803校(うち私立は77%)で、30年で35%増に。大学に進む学生は増えたが、学費は高騰している。年間授業料と入学料の合計平均(16年度)は、国立が約82万円、私立は約113万円。30年間で国立は2倍、私立は1.5倍になった。それにもかかわらず親の賃金は上がっていない。奨学金に頼らなければ、大学には行けない状況が生まれている。


例えば現状大学進学率が大きく上がり過半数を超えました。大学に行くのが当たり前の時代に奨学金の返済負担が若い人の人生に大きく影を落としています。それを考えると「子供の大学進学で奨学金に依存させないためお金を貯めておきたい」家庭は多いと思います。その際に「通勤をクルマから公共交通に移行させる」と言うのは有効な手段として今後注目されると思われます。ややとは言え2人以上世帯の資産1000万円以上の割合は減っている事を考えると猶更です。

富山県高岡市と栃木県足利市に見る地方都市の公共交通と言う資産の貧富
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人口10万人台の都市でも~路面電車を維持する高岡市@万葉線(上)一般的な路線バスの撤退した足利市(下)

そう考えると今後地方都市においていかに「通勤に使える公共交通」をどれだけ確保し、維持・拡大の為にどれだけ投資出来るかは意外に大きく差が付き重要になっていくのではないかと思います。例えば上はそれぞれ人口10万人台の富山県高岡市と栃木県足利市を写した1枚です。人口10万人台でも路面電車を残し新車投入など投資を行った高岡市と路線バスが撤退し市のバスとして最低限の運行に留まる足利市と言う構図です。

下り時刻表(高岡駅→越ノ潟)@万葉線株式会社
路線バス時刻表@足利市

時刻表を見るとその差は歴然です。日中15分毎平日終電が23時の高岡市の路面電車万葉線と系統自体はそれなりにあるものの各系統が日に数本の足利市のバスと言うのは大きな差です。


【3980円以上送料無料】金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学/ロバート・キヨサキ/著 白根美保子/訳より
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく


言うなれば車を手放し個々の家庭にお金を入れてくれる存在としての地域の資産である公共交通の貧富が左右する場面が増えるのではないかと思います。

地域の知も問われる公共交通投資
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高崎市に新設予定の豊岡だるま駅近辺を走る信越本線211系

そしてもう1つ重要になってくるのは公共交通への投資になると思います。例えば群馬県高崎市では信越本線で新駅豊岡だるま駅の開業が予定されていて当blogでも取り上げました。

赤字鉄道路線旅客輸送活性化策らしきもの外伝 その2:高崎経済大学の最寄り駅信越本線豊岡新駅を考える

そしてこの記事では地元高崎市立大学高崎経済大学教授陣による手間暇かかった駅設置へ向けた提言も取り上げました。

信越本線北高崎・群馬八幡間への 新駅開設可能性調査報告

実は宇都宮のLRTでも地元国立大学の宇都宮大学の教授陣がブレインとして活躍したというのは知ると人ぞ知る話ですが、どうしても大規模・複雑化しがちな公共交通投資では需要や効果の予測、コンセンサスの為の住民への説明などを考えると地域の知も試される場になります。それでもこれからの時代「通勤に使える」公共交通の充実は地域の人達に「車を1台減らして使える資産を増やす選択肢を提供する」と言う意味は大きくなってくると思います。

まとめ
如何だったでしょうか?確かに今起こっている石油関連製品の価格上昇は経済にも生活にも厳しい逆風です。ただ故に「逆風をきっかけに生活を地域を変えるチャンス」と言う視点があっても良いのではないかと思います。


人気記事ランキング202602

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少し早い花見をしてきました。@横須賀市月見台住宅

さて選挙で暑く寒かった2月のランキングです。

1.Choose or Loose大博打の衆院選2026エピローグ1~この選挙最大の敗者:国民民主党と若きリベラル~
2.令和の大きな宿題その30 玉木雄一郎は令和の小泉純一郎となってしまうのか~たかまつなな炎上に思う~
3.若者の人生を食らいつくす怪物~平田オリザ発言に思う~
4.連日の最高値が歓迎する初の女性首相~高市新政権に思う~
5.令和の大きな宿題その1~親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか~

5位には令和の大きな宿題その1~親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか~が先月からランクダウンしながらも入りました。



さて少しマイナーですがはてな界隈で『都は高収入男性を困難女性(コンジョ)にあてがえ!』という匿名ブログが投稿され物議をかもしていました。実際この記事で6年前に試算した中高年独身低所得女性は200万人、そろそろその大きな塊を社会が目の当たりにするターンに入って来たのかもしれません。

4位には連日の最高値が歓迎する初の女性首相~高市新政権に思う~が入りました。



さて2月の総選挙で自民党が圧勝し、サナ活、推し活と言った言葉が注目されました。ただ個人的にはこの辺に違和感を感じています。確かに女性ゆえに「華」を感じる部分はありますが、今の女性政治家の中で一番正攻法に近い形で実績を重ねてきた女性政治家と言うのが彼女が首相にまで上り詰めた前提条件ではないかと、こういった言葉が流行っているうちは彼女のある意味での独奏は続くのかなと感じています。

3位には若者の人生を食らいつくす怪物~平田オリザ発言に思う~が先月からランクアップして入ってきました。




さてわれらがオリザ先生ですが先月新刊が出たようです。とは言え芸術が社会的孤立を救うかと言われたら正直もにょる様な気はします。そんな場面が0だとは思わないですが、社会的に孤立する人と芸術の接点が多いようには思えません。まだアニメやゲームの方が現実的には効能が高そうですが、ただこういった本に1000円以上支出する人も本を出せるくらいにはいるんだろうなとも思いますし、故に私はblogを書いているのかなとも思っています。

2位には令和の大きな宿題その30 玉木雄一郎は令和の小泉純一郎となってしまうのか~たかまつなな炎上に思う~が昨年4月以来実に10カ月ぶりにランクインしました。

肌感として、これまでは「消費税は逆進性があって良くないので無くし、所得税や法人税を増やしましょう」という論をよく見たのに対し今回の選挙中からは「消費税こそ格差を無くすために必要な税でむしろ増やすべき」という論をたくさん見る気がするいったい何があったの?

先月ははてなの匿名blogでこんなblogも少し話題になりました。実際消費税が作られ10%まで上がった平成期を見ると高所得者層が所得減税の恩恵を受け社会保障の負担率高騰を相殺されたのに対し年収3~500万円層の負担率は大きく上がりました。こういった部分を報道する人は多くないですが今後を考えるにあたって議論の俎上に挙げる必要はあるのではないかと言うのが正直感じているところです。

1位には先月最大の話題となった総選挙結果を取り扱ったChoose or Loose大博打の衆院選2026エピローグ1~この選挙最大の敗者:国民民主党と若きリベラル~が入りました。

記事にもありますようにこの選挙では立憲民主党と公明党によって作られた中道改革連合が大きく議席を減らし「負け組」扱いされていますが個人的には致命傷に近いダメージを受けたのは国民民主党ではないかと思います。国民民主党がここ最近躍進したのは自民党が少数与党故、一定規模の勢力を持つ国民民主党が予算などに賛成する代わりに自分の政策を通してもらうというやり方が有効だったのが大きかったのですが、自民が単独で2/3を確保した事で参院も含めて国民民主党の賛成を必要としなくなったことのダメージは大きいと思います。
玉木雄一郎氏と、一部メディアが「衆参合わせて野党第一党」と言うのはダメージを少しでも軽減するためのイメージ操作以外の何物でもなく、衆参両院の野党第一党が勤める副議長は衆院は中道改革連合、参院は立憲民主党と言うのが現実です。そして若いリベラルの支持を受ける国民民主党の議席数が中道の半分しかいない現実は「リベラルな若者」の政治的な存在意義の小ささを示しているという事も出来ます。
この現実を当事者たちがどう受け入れどう対応していくか、個人的には注目しています。

先月は皆様選挙に行かれたでしょうか?私は近所の公民館に投票しに行きました。この総選挙が終わって感じたのは昨年感じていた与党への反発による暑い逆風がやっと終わるのかなと言う点でした。

中国12月の若者失業率16.5% 4か月連続で改善も高止まり続く@2026/1/22
増えた大卒、職とミスマッチ 「事務希望」は17万人過剰@日経新聞2026/1/19

今人手不足で若い人は就職戦線で無双しているという印象ですが、中国やアメリカでは若い世代の就職難がいわれ、若い人に人気の事務職では人員過剰感が見られています。現在の選挙で自民党の圧勝に懸念が出ているのは知っていますし、その懸念に共感する部分はあります。ただ潮目が変化の兆しがある現状政治が安定しているのは若い人にとってありがたいのかもなとも感じています。
それでは今月が読者の皆様と私にとって良い1月でありますように。


Choose or Loose大博打の衆院選2026エピローグ2~自民党は何故勝ったのか~

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衆議院選挙2026 開票結果@NHKより

さて総選挙が終わりました。結果としては自民党が2/3を超える316議席、与党合計で352議席の圧勝となりました。前回は国民民主党と中道を中心に見ていきましたが今回はその他の政党についてみていきます。

Choose or Loose大博打の衆院選2026エピローグ1~この選挙最大の敗者:国民民主党と若きリベラル~

共産党・社民党~女性政治家たちへの逆風~
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共産党:8→4、社民党:0→0
さて今回与党が日本初の女性首相を旗頭に選挙を行い、中道の5人の男性幹部をファイブジイ等と揶揄して中道苦戦の原因に捉える意見も多かったのですが、結果をじっくり見ると意外ですが女性党首が率いた政党の苦戦が目立ちました。田村智子党首率いる共産党は議席半減、福島瑞穂氏が率いる社民党は結党以来初の国政選挙議席なしと逆風状態になりました。また中道でも逆風の中選挙区で勝利した7人の議員に女性議員は1人もいなかった事、山本太郎氏の持病による議員辞職で多い氏共同代表中心に選挙を行ったれいわ新撰組がわずか1議席となったのも印象的でした。なぜこのような結果となってしまったのでしょうか?

連日の最高値が歓迎する初の女性首相~高市新政権に思う~より
高市首相と他の自民及び立憲民主党の女性首相候補のキャリアを比較したもの、大臣経験だと上川陽子氏が法務大臣を3年、外務大臣を1年勤め、党3役経験では立憲民主党の蓮舫氏が野党とは言え党首経験があるのが目立ちますが、総務大臣を連続では3年近く、通算で4年弱、党3役も政調会長を連続2年弱、通算3年弱と有力大臣と党3役の双方を務め、かつどちらもそれなりに長期間継続しているのは大きいです。


1つは高市総理が注目される事で他党の女性政治家たちがキャリア・経験的に見劣りするように感じられた事が挙げられます。高市総理は前にも書いた様に大臣及び与党幹部として継続的な経験が頭一つ抜けていてかつ連立相手である公明党の離反が起こる中維新吉村知事を説得してと言う経緯を経て総理になったのを皆が目の当たりにしています。言うなれば与野党のベテラン男性政治家たちと丁々発止してこの位置についている訳で、そう言った経験がある様に有権者たちに見えない野党の女性政治家たちは頼りなく感じられてしまったのではないかと思います。



もう1つはジェンダー政策です。今回の選挙では多くの政党が政策に消費減税を挙げていたように、インフレや社会保障負担で生活に厳しさを感じていた有権者のニーズは消費減税に代表される負担軽減策にあったと思われます。その中で選択的夫婦別姓に代表されるジェンダー政策を主張する事の多い野党の女性政治家たちは「自分たちの求める負担軽減策よりもジェンダー政策を優先させるのでは?」と言う印象を与えてしまったというのも大きいと思います。



その中で学者などジェンダー政策を推進する人たちから嫌われる高市首相は学者さんから批判的なツイートが増えれば増えるほど有権者の信頼度を増やし、勝者に近づいて行ったのではないかと思います。言って見ればある意味で皮肉なのですが高市首相と言う初の女性首相が現れた事で女性政治家たちが男性政治家並みに厳しい評価基準で判断されるという逆風が吹いてしまったのかもしれません。

向いてきた幸運を機転の良さで最大限生かした安野貴博~チームみらい~
消費減税レースに背を向けたチームみらい 支持された本当の理由@毎日新聞2026/2/10

チームみらい:0→11議席
さて今回初の衆院選で11議席もの議席を獲得したチームみらい、この躍進は他党が消費減税に走る中数少ない「消費減税を言わない」政党として差別化を図れたのが大きかったと思います。

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消費税減税、「5兆円の請求書」を巡るチキンレース 危うい横並び@日経新聞2026/2/2

実際世代別の支持率を見ると本来の彼らの支持層である30代以下だけでなく60代までの幅広い支持を集めていて、消費増税を危惧する記事を連発した日経新聞を読む中高年層など+αの支持を集められたことは大きかったのではないかと思います。ただこれは単なる幸運だけではなく、他党の政策を見て「消費増税を言わない」事を前面に出した事、また一昨年の都知事選以降、オールドメディアと呼ばれるようになった新聞・TVと比較的良い関係を築いてきた安野貴博党首の機転の良さとある意味で育ちの良さの賜物ではないかと思います。

逆風の中で魅せたしぶとさ~参政党~
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参政神谷氏、SNS発信広がらず 「違和感がある」@東京新聞2026/1/31より
 参政党の神谷宗幣代表は31日、衆院選で活用している交流サイト(SNS)の反応が昨年の参院選の時と比べ芳しくないと明かした。「参院選より聴衆は多く、党員の熱量も高いが、SNSの発信が全然広がっていない。ちょっと違和感がある」と堺市で記者団に話した。


参政党:2→15議席
さて昨年の参院選では主に自民党への不満層や右派の支持層を取り組むことで大躍進を見せた参政党、今回は自民党高市首相誕生で昨年躍進を支えた自民党右派層の支持が自民党が取り戻した事で苦戦しました。選挙戦中ではSNS発信の広がりの悪さに神谷党首が「違和感がある」と零す場面も現れました。とは言え他の新勢力が弱い地道な活動の強さが最終的に15議席と言う結果を残したところに粘り強さを感じました。今回のチームみらい同様ある種コア以外の支持層をつかんで躍進後の難しい選挙とは言え、ここまで粘れたのは政治勢力としての底力の強さなのでしょう。

本拠地大阪の地盤を守り切った維新~日本維新の会~

維新:34→36議席
2022年参院選の躍進以降、大阪万博や社会保険料負担の問題など様々な逆風の乗下にあった維新、今回の総選挙ではわずか2議席ながら議席を増やし、粘り強さを見せました
今回の総選挙では特に小選挙区で市民党の強さが目立ったのですが、その最強自民党に唯一互角以上に戦えたのは大阪府の維新だけであり改めてその強さを感じさせることとなりました。

Choose or Loose大博打の衆院選2026プロローグ2~1990年代の政治を振り返ってみる~

今回の選挙特集では1990年代の政治状況を振り返ったのですが1990年代、政権の座についた政党は実質自民・公明を除くと衰退・消滅しているのですが維新は彼らと違い生き残れるのかもしれません。

自民党は何故ここまで圧勝したのか
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最後に今回の総選挙での圧倒的勝者、自民党についてみていきましょう。これまで見てきた他党の状況から見える勝因は以下だと考えられます。
・立憲民主と公明が新党中道を作る事で自民VS中道の構図となり相手が絞れた
・中道、国民民主の2大野党が有権者から政権交代を目指しているように見えず実質高市首相の信任投票となった
・女性の高市氏が首相となり与党の旗頭になる事で党首をはじめとする野党の女性政治家が大きく見劣りするように見えてしまった
・参政党などに流れていた右派の表が高市氏が首相になる事で戻って来た


個人的にはある意味でこの辺にまとまる様な気がします。高市氏の奇襲的な解散を言う声もありますが、ここ最近の傾向として自民党の総裁が変わった直後に総選挙が行われるケースが多かったのを考えるとそこまで影響があったようには思えません。
ただ2010年代与党自民党は公明党、野党立憲民主党は共産党の固定票によって底上げを行って選挙戦を優位にする戦略をとっていたのが2020年両党の党勢衰退が目立つ中、「固定票頼みを脱却する」選挙戦を戦い勝ったのは、いち早く令和の選挙戦に対応した様で興味深いです。

最後に~最強の野党である市場とどう付き合うのか~
コラム:高市自民党大勝、市場の反応をどう読むか=熊野英生氏@ロイター2026/2/13より
衆院選で高市自民党が圧倒的な勝利を収めた。日経平均株価は、選挙後の2営業日だけで3396.86円も上昇した。円安・長期金利上昇はそれほど進んではいない。このマーケットの反応をどう読むかは、慎重に分析する必要がある。なぜ、もっぱら株価上昇だけが進む結果となったのだろうか。


さて今回の総選挙で高市首相率いる自民党は数でも室でも理想的な形で勝利しました。国会での野党の抵抗力は相当低下しているのは間違いないです。しかし高市首相の経済スタンスである積極財政は金利や為替の面で市場の厳しいチェックを突きつけるものとなります。ある意味でこの最強の野党とどう付き合っていくのか今後注目されます。


Choose or Loose大博打の衆院選2026エピローグ1~この選挙最大の敗者:国民民主党と若きリベラル~

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衆議院選挙2026 開票結果@NHKより

さて総選挙が終わりました。結果としては自民党が2/3を超える316議席、与党合計で352議席の圧勝となりました。

野田首相を目指さない中道と玉木首相を目指さない国民民主党がもたらした高市早苗首相のワンサイドゲーム
中道の野田共同代表、衆院選で「うねりを作り出す」…議場での万歳「大義を全く感じることができない」@読売新聞2026/1/23より
質問  比較第1党を目指すのは変わらないのか。
野田氏  基本的にはそれが一番、中道の政治のうねりの大きなきっかけになると思いますので、そういう結果が出せるように頑張っていきたいというふうに思います。
《緊急メッセージ》『親愛なる有権者の皆さんへ』@野田佳彦『かわら版+』2026/2/3より
少数与党下で、ようやく「熟議の国会」の所作が根付いてきました。解散しなければ、もっと政策の解像度が上がって、有権者の皆さんにも分かりやすい選択をしていただけたはずです。大義なき突然の「党利党略解散」、自身の権力基盤を整えるための「自分ファースト解散」は、本来尽くすべき熟議を入口で阻んだというその一点で、中道の考えに明白に背いているのです
【衆議院選挙】国民民主党・玉木雄一郎代表が岩手で演説 街頭で党の政策を訴える@TBS2026/2/2より
「経済政策に強い政党である国民民主党をぜひ野党第一党にしてもらいたい


さて何故自民のワンサイドゲームとも言える圧倒的な結果になってしまったのでしょうか?あくまで私見ですが、野党の2大勢力である中道、国民民主党双方が政権を奪うのでなく有力野党と言う責任も無く少数与党下では発言力もある居心地の良いポジションにい続けようと考えている様に有権者にとられたからではないかと思います。実際選挙期間中の発言を見ると「議席を伸ばそう」と言う気持ちは伝わってきても高市早苗にとって代わって首相になるという執念が全く伝わってきません。私だけかもしれませんが「野田(斎藤)首相」、「玉木首相」と言う言葉をこの選挙運動で聞かれた方いらっしゃいますでしょうか?少なくとも私は聞いたことがありません。結局の所「高市早苗」以外の首相候補がいない為、高市首相の信任投票になってしまった事がこの圧倒的な結果を生み出したのでしょう。

「国民民主が野党第1党」に見るすべてを失い何も得られない敗者国民民主党
<1分で解説>「国民民主が野党第1党」 玉木代表、衆参53議席で@毎日新聞2026/2/11より
A 玉木氏は「衆参(の議席数を)合わせるとうちが野党第1党。50議席を超える野党はうちしかいない。その意味で我々にも責任がある」と述べました。


さてこの選挙戦の最大の敗者と言える政党はどこでしょう?一見議席を1/3以下に減らした中道に見えますが、個人的には国民民主党のように感じます。その理由は玉木氏の上の発言にあります。「衆参合わせるとうちが野党第一党」、確かに計算上はその通りかもしれませんがどう見ても無理がある発言です。


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衆議院(左)、参議院(右)の副議長

実際野党第一党が得られるポストを国民民主党が得られる可能性は高くないと考えます。上は原則野党第一党が得る衆参両院の歴代の副議長です。注目したいのは参議院で3年毎の改選時に後退しているのが見て取れます。と言う事は参院副議長は引き続き立憲民主党の福山議員が勤め、衆議院に関しては衆参両院合計の野党第一党ではなく、衆院第一党の中道から出る可能性が高いと思われます。そう考えると玉木氏がいくら「衆参合わせるとうちが野党第一党」、と言っても各ポストは衆院では中道、参院では立憲民主党に渡り彼らは1中堅野党としてしか扱われないと思われます。



上のネット番組では冒頭国民民主党の参議院の足立康史議員が「高市首相は参院を無視できない、衆院での再可決を乱発すれば国民の支持を失う」とまだ自民が過半数を取ってない参院の重要性を説いています。確かに高市首相がいきなり再可決を連発するとは思えませんが、ただいざと言うときは使うでしょうし、石破首相の時ほど野党に配慮したり、過半数を得る為に野党の提案を受け入れてくれる事は無いと思います。玉木代表の「衆参合わせるとうちが野党第一党」発言や足立議員の言動を見る限り根拠のない希望的観測に縋り付くくらい追い詰められている事が見て取れます。

国民民主敗北が示すオールドリベラルに勝てない若いリベラル
「リベラルの若者」が自民党に投票する構造より
前掲調査では有権者全体を6つグループに分類しているが、その中で有権者全体の16%を占め「旧リベラル」とラベルされた層がある。この層は特徴的で、6グループ中で唯一「現在の安全保障に否定的」「天皇制や愛国心教育に否定的」「投票先は比較的左派政党が多い」「政治運動を活発に行いデモやネットでの意見表明をする」という傾向が突出しているという特徴を有する。端的に言えば護憲の旗のもとに野党共闘をやったグループの支持者、ネットでハッシュタグデモをやっている人々と考えて問題ないだろう。~中略~ 「外交や安全保障の問題で信頼できる」は自民党が圧勝しており、「経済的弱者の味方になってくれる」「子育て支援に積極的である」「女性や性的マイノリティへの支援に積極的である」といったリベラル価値観ですら自民党にお株を奪われている


そしてこの国民民主党の敗北が意味しているのは実はものすごく深刻な問題で玉木氏がどんなに頑張って若いリベラル層の支持を掘り起こしても若いリベラル層も自民党を支持する事で10年前「安保法制反対」と言っていたようなオールドリベラルに対して数的な優位に立てない事です。

泉健太の出ない代表選が語る見捨てられる「コスパの悪い」若いリベラル
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【徹底分析】衆院選2026「中道改革連合」はなぜ失速したのか?データで見る最大の要因は「支持層流出」と「積極的投票理由の欠如」@選挙ドットコム2026/2/13より

そして何よりも深刻なのは立憲民主党が公明と新党中道を結成するとき安保法制と原発再稼働である意味で踏み絵を課してある意味若い人たちに嫌われているであろう部分を出来るだけ修正したのにもかかわらずその若い世代の支持が大きく流出してしまった事です

中道改革連合【まとめ読み】小川淳也氏が新代表、階猛氏と5票差…党再建へ「非常に重い責任」@読売新聞2026/2/13より
12日に告示された中道改革連合の代表選は13日、議員総会で小川淳也元幹事長(54)が階猛・元総務政務官(59)を破って、新代表に選ばれた。代表選の模様を速報する。


そして昨日行われた中道の代表選には国民民主党の幹事長経験もある泉元立憲民主党代表が注目されながらも出馬せず小川元幹事長が当選し新しい道を行くことになりました。言って見れば鉄板支持層であるオールドリベラルを重視する方向に舵を切るという事なのでしょう。
言って見れば今回の総選挙の最大の敗者は自民党支持に流れ自らの代弁者である国民民主党の政治力が大幅に縮小させ、野党最大勢力から見捨てられた若いリベラルそうなのかもしれません。

退職代行「モームリ」運営会社社長らを弁護士法違反容疑で逮捕 報酬目的で斡旋か@産経新聞2026/2/3より
退職希望者から依頼を受け、本人に代わって勤務先に退職の意思を伝える退職代行サービス「モームリ」を巡り、警視庁は3日、弁護士法違反の疑いで、モームリの運営会社「アルバトロス」社長、谷本慎二容疑者(37)と、従業員で妻の志織容疑者(31)を逮捕した。


選挙期間中退職代行サービスの「モームリ」経営者が逮捕されました。就職代行サービスと言うと所謂Z世代が簡単に会社を辞めるという話と共に語られて来た言い方は良くないですが、「Z世代向けサービス」の象徴的な存在に感じます。そしてZ世代である20代の支持率で伸びてきた国民民主党は言うなれば「Z世代政党」と感じる事があります。玉木党首が人気があっても首相になったり、与党に入って批判の矢面に立たない状況にもタイパ・コスパを重視するZ世代と同様のものを感じます。「モームリ」と同じ結末になるとは言いませんが国民民主党苦戦中にこのニュースが流れたのにはこのZ世代政党の行く末を暗示しているのかもしれません。

増えた大卒、職とミスマッチ 「事務希望」は17万人過剰@日経新聞2025/1/19より
製造や建設などの現場が人手不足に苦しむ一方、"人手過多"となる職種が生まれるミスマッチが起きている。特に事務職は求職者が求人を17万人上回る。ここ30年で高卒就職者は7割減ったのに対し、大卒就職者が4割近く増えたことが一因だ。成長に必要な労働力を確保するには、働き手を増やすだけでなく求人と求職者のズレを埋める必要がある。
中国12月の若者失業率16.5% 4か月連続で改善も高止まり続く@TBS2026/1/22より
中国政府は22日、去年12月の若者の失業率が16.5%だったと発表しました。先月から0.4ポイント低下し、4か月連続の改善となりましたが、依然として高止まりが続いています。
米国経済で進む格差の拡大、雇用なき成長の負け組はZ世代、親との同居率も35%超え@Diamond2026/1/19より
米国では成長率の割に雇用が伸びない「雇用なき成長」が続く。労働供給も解雇も増えないため失業率はさほど上昇していないが、ここでも勝ち組と負け組はいる。
 新たに労働市場に参入して職を得ようとするZ世代(15~30歳程度の年齢層)は負け組だ。政府閉鎖で雇用統計が混乱する前(2025年9月)の失業率は25歳以上では3.5%と23年初から0.6%ポイントの上昇にとどまっていた。
一方、同期間に20~24歳では失業率は2%ポイントも上昇して9.2%に達していた。16~19歳に至っては3.5%ポイント上昇して13.3%を記録した


現状少子化で若い世代は少しきつい事があると「モームリ」と簡単に退職代行サービスも頼める状況なのかもしれませんが、アメリカ・中国などの他国では若い世代の失業が問題になり、日本でも人気のある事務職などでは人員過剰でなかなか仕事の見つかりづらい状況が生まれつつあります。今後景気が厳しくなりZ世代の就職が厳しくなった時「移民反対」と叫ぶ政党に彼らはどんどん流れるのではないかと思います。少なくとも諸外国を見るとそのように感じざるを得ません。そうなった時に叩かれるのを恐れて「移民反対」と言えない国民民主党に未来はあるのでしょうか?


Choose or Loose大博打の衆院選2026その2~高市発言雑感~

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さて衆院選が始まりました。横須賀で不在者投票、期日前投票を考えている方はこちらをご参考にしてください。
選挙@横須賀市
投票日当日に投票所に行けない場合@横須賀市選挙管理委員会


選挙公報は下記をご確認ください。
比例代表南関東選挙公報
神奈川11区選挙公報

各候補者に関しては下記をどうぞ
小泉進次郎 前林恒平 為壮稔
自民党 日本維新の会 れいわ新選組 中道改革連合 参政党 国民民主党 日本保守党 チームみらい 社民党 共産党 減税日本・ゆうこく連合

みずほマーケット・トピック(2026年2月2日) 高市演説を受けて~危うい現状認識~ より
週末は高市首相の情報発信が大いに注目された。衆院選の応援演説において円安が関税バッファーとして作用しているほか、外国為替資金特別会計(以下外為特会)の抱える外貨資産の含み益が膨張している状況を用いて円安が好ましい相場現象であるかのような発言を行ったことが注目されている。総じて、今回の高市発言が円安容認だったかどうかは本質的な話ではない。 それよりも「為替が修正されれば、日本企業の行動変容が劇的に期待できる」という前時代的な価値観が温存されている可能性の方が気になったし、さらに言えば、外為特会が果たして有事の際に温存されておくべき弾薬と理解されているのかどうかも気がかりであった。とりわけ前者については、既に 2013 年以降のアベノミクスを経て失敗が立証されている理屈である。 日本企業の対外直接投資ブームは本来、逆風であるはずの円安基調と共にあったことを思い返すべき。 為替だけで企業の行動変容は起きない。また、外為特会は将来の通貨防衛に際し、投機筋と戦うための有限な原資だからこそ「弾薬」と形容されるのである。


さて1月31日高市首相が応援演説で「今円安だから悪いって言われるけれども、輸出産業にとっては大チャンス。食べ物を売るにも、自動車産業も、アメリカの関税があったけれども、円安がバッファーになった。ものすごくこれは助かりました。円安でもっと助かってるのが、外為特会っていうのがあるんですが、これの運用、今ホクホク状態です。」と言った事が「円安容認、外為特会を埋蔵金のように扱っている」としてみずほ銀行からその発言への危惧を記したレポートが出る等波紋を広げています。レポートに関しては確かにしっかりしていて勉強になりました。とは言え、話題になったので少し補完がてら雑感を書こうと思います。極力根拠は示しますが、あくまで筆者個人の試験ですのでご注意ください。

何故ドル円は152円→155円となったのか
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米ドル/円@MINKABUより

さてこの高市発言の前後でドルの相場が大きく動きました、1月30日当初段階で152円台だったドル円相場が翌週2日には155円台まで円安になっています。一見高市発言が原因で円安に進んだように見えますがよく見るとNY市場の終了時と思われる31日6時段階で154.779円まで円安になり、2日には155円前後で推移しています。そう考えると高市発言が原因として円安が進んだわけではなさそうです。

衆議院選:日経VIから投資戦略を読み解く@SBI証券より
行き過ぎた円安を是正するために「日米協調の円買い為替介入」が行われる可能性があるとの報道を受け、28日には一時1ドル=152円台前半をつけました
この影響で、円高が業績にマイナスに働く輸出関連株を中心に売られました。
介入一歩手前とされる「レートチェック」は行われたものの、実際には、1/28(水)までの直近1ヵ月間において為替介入はなかったことが、1/30(金)の財務省の発表で明らかになっています
アメリカでは1/27-28にFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されました。
市場の予想通り、政策金利の据え置きが発表されたため、市場へのサプライズとはなりませんでした。


それでは何故1月30~31日に円安となったのでしょうか?SBI証券のレポートを見ると以下の事が分かります。
・そもそも日米協調の円買い為替介入の可能性から円高が進んだ
・1月30日に介入一歩手前とされる「レートチェック」は行われたものの、介入自体は行われなかったことが日銀から発表された
・また同時期にFOMCからアメリカの政策金利の据え置きも発表された
簡単に言えば円高誘導の為に日米同時介入とアメリカの政策金利引き下げの可能性がある為に大きく円高が進み、双方の可能性が公式発表でいったん否定されたので為替が戻ったという事になります。そう考えると円安に関して高市発言が及ぼした直接的な影響は殆どないと思われます。実際発言自体経済知識のない人も多いであろう街頭演説でのものですし、発言そのものの影響は言うほど大きくなかったと思われます。

日銀利上げと高市首相の政策スタンス
日銀の追加利上げ予想 2026年2回・2027年1回を新たなメインシナリオに 野村證券・森田京平@2026/1/26より
2026年1月23日、日本銀行は金融政策決定会合を終えました。政策金利(無担保コールレート・オーバーナイト物)の誘導目標は「0.75%程度」に据え置かれました。おおむね市場予想通りで、サプライズはありませんでした。今回の決定を受けて、野村證券は金融政策の見通しを変更しました。新たなメインシナリオでは、2026年6月、同年12月、2027年6月に0.25%ポイントずつ利上げすると見込んでいます。詳細は野村證券金融経済研究所のチーフ・エコノミスト、森田京平が解説します。
政策金利の据え置きに反対したのは高田創委員の1人で、2025年9月会合および2025年10月会合の反対者2人(高田委員、田村直樹委員)から減りました。田村委員が今回、利上げを提案しなかった理由は明らかではありませんが、直前の2025年12月会合で利上げを決定していたことが影響した可能性があります。


さて続いて高市首相の経済政策の方向性も見ていきます。私見となりますが、高市首相の円安志向が強いというのはレポートの言うとおりだと思います。とは言えどの程度と考えた時にアベノミクスを行った安倍元首相の様な大きく施策を組むわけでもないとも予想しています。根拠としては日銀の政策金利を巡る動きはあります。上は野村證券の引用です。高市首相の就任前後の動きを見る利上げのタイミングが10→12月になった可能性はあるものの積極財政の為に日銀総裁を変えるような事態はないです。そう考えると現段階で個人的に判断するなら「高市首相は積極財政志向だが日銀総裁を変える様な可能性は低い」と言った感じになります。

野党のスタンスも確認しておくことも重要


金融系の専門家のこの高市発言を取り上げたYoutuberの番組では「一部野党の経済認識は高市首相以上に問題ある」と言う指摘がなされていますが個人的には重要な視点だと思います。このレポートは高市首相を支持しない人が取り上げる事が多い記事ですが、高市首相に問題があるとしても他の党に問題がないと考えるのは早計で他の選択肢となる政治勢力にも同じ視点でチェックする必要があると思います。

まとめ
如何だったでしょうか?そろそろ選挙公報も出回り判断材料が多彩になってきます、読者の皆様にはその中で勢いで選ぶのでなく選挙公報をじっくり見たりしてじっくり考えて投票していただければ幸いです。


Choose or Loose大博打の衆院選2026その1~消費減税に思う~

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さて衆院選が始まりました。横須賀で不在者投票、期日前投票を考えている方はこちらをご参考にしてください。
選挙@横須賀市
投票日当日に投票所に行けない場合@横須賀市選挙管理委員会

各候補者に関しては下記をどうぞ
小泉進次郎 前林恒平 為壮稔
自民党 日本維新の会 れいわ新選組 中道改革連合 参政党 国民民主党 日本保守党 チームみらい 社民党 共産党 減税日本・ゆうこく連合

消費税減税、「5兆円の請求書」を巡るチキンレース 危うい横並び@日経新聞2026/2/2より
今回の衆院選は与野党の大半の政党が消費税減税を訴える過去にない展開となっている。各党は大規模減税で有権者の歓心を買うだけでなく、2つの責任を果たす必要がある。「将来に悪影響を残さない財政計画」と「減税が正しいと言える経済効果」を示すことだ。


さて今回の総選挙では与党自民党をはじめほぼすべての国会議員所属政党で公約として消費減税が掲げられており、日経新聞が批判的な論調を述べています。

コロナ禍を経て増えた税収を見ると言うほど財政リスクはないのかもしれない
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税収、歳出の推移税収は国税庁レポート、歳出は一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移参照(単位は税収億円、歳出兆円)

一見もっともらしいのですが税収の推移を見ていくと意外なことが分かります。上は2022年までのものですが2022年/2018年で見ると消費増税があった関係もあり12兆円、所得・法人税だけで考えても5兆円を超える税収増があります。

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一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移参照(単位兆円)

また歳出に関してもコロナ禍で膨らんだ歳出も順調に縮小し、2025年度の国債発行額は30兆円割れと現状の財政状況は悪くなくコロナ関連で水膨れした部分の支出を縮小する前提ではありますが、「生活が苦しくなっている国民への配当」と言う視点での消費減税に関しては財政と言う視点ではぱっと見そこまで無理はないとは思います。

物価と金利のリスクを考える
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2020年基準消費者物価指数より

ただし問題はそこまで単純ではないです。一つは物価、昨年の消費者物価指数を見ますと後半、特に12月は落ち着いているとは言え3%程度の物価上昇率となっています。昨年後半の米価に関する様々な事を考えると消費増につながる消費減税は物価の観点では火に油を注ぐ結果となるリスクもあり得ます

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日本国債10年推移@楽天証券

また物価に繋がる事として金利上昇も出てきます。上は10年国債の金利の推移ですがコロナ禍の2022年以降上昇を続けていて至近では2.2%を超えています。物価上昇が続くと金利も上がり財政の国債関連の負担、家計では住宅ローンの負担が増える事になります。ただ国債金利が上がる事で低リスクで一定の金利所得が期待できる事を考えるとお金のある人に有利な状況になってくると思われます。

長期金利上昇とは?上昇する原因を解説@MoneyCanvas

まとめ~報道の裏を取る事が求められる時代の選挙~

さてざっと如何だったでしょうか?正直な所消費減税にそこまで反対する気はないですが賛成する気もないというのが正直なところですが怖いのは有料部分も含め日経の記事に物価の話も住宅ローンの話も出てこなかった事です。

外国人対応の補助金めぐり誤情報 選挙前の安易な拡散に注意を@NHK2026/1/29

例えば誤情報の拡散に注意と言う報道を最近よく見ますが、本来なら正確な情報の拡散を行うべきだと思うのですが、そう言った部分での手間暇をかけていないケースを見受ける事が多いです。もうマスメディアにはその手間暇をかける余力がないのかもしれません。そう考えるとTVや新聞などの報道に対して様々な指標を調べて裏を取る事を考えて方が良い、そんな時代になったのかもしれません。


人気記事ランキング202601

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暖かい南国の海を見に行きたい季節です。

1月のランキングです。
1.お金の話外伝その8 上京物語の終わり~金利上昇に思う~
2.令和の大きな宿題その1~親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか~
3.お金の話その2~まず100万貯めるんだ~お金の主人になるために
4.若者の人生を食らいつくす怪物~平田オリザ発言に思う~
5.1993年はもう終わったんだという喝!!~張本・三浦カズ騒動に思う~

5位には実に11年前の記事である1993年はもう終わったんだという喝!!~張本・三浦カズ騒動に思う~が入りました。



秋田のJリーグチームブラウブリッツ秋田の新スタジアム問題が話題になっています。もともと、陸上競技場との教養のスタジアムである現状の本拠地ソユーススタジアムがJ1のスタジアム基準を満たさない為J1ライセンスを得る為にスタジアム改修あるいは新規建設が必要なものの現状のブラウブリッツではスタジアムの維持費も負担できていない為揉めているようです。この記事は当時40代の三浦カズ選手に対して元野球選手である張本氏が引退勧告を出したので反発された件に関して書いたのですが、Jリーグにおける1大スターである三浦カズ氏がいまだに現役でかつJリーグのチームが少なくない地域で揉めている事を考えると「韓国プロ野球を作った男」の批判は実は重かったのではと思わざるを得ません。

4.位には若者の人生を食らいつくす怪物~平田オリザ発言に思う~が先月に引き続き入りました。




昨年新作を出したというのもありますがもしかしたら総選挙の影響もあるのかもしれません。変な書き方になりますが行政と結びついて美味しい思いをしている人物と言う意味で注目されているのかもしれません。ある意味で行政の補助で成り立っているJリーグチームにも通じるものがあるのかもしれません。

3位にはお金の話その2~まず100万貯めるんだ~お金の主人になるためにが入りました。

「最後に頼れるのは制度か、それとも血縁か」という話をまとめたnote「核家族の耐用年数切れ」が来ていると感じる一方で周縁化された人にはキツそうな内容だった

楽しいツイッターランドでは「核家族の耐用年数切れ」を描いたnote記事が話題になったようです。

令和の大きな宿題その31 中流社会のラットレースが終わるとき~トランプ円安是正発言と長期金利1.5%超えに思う~

実際いい大学を出ていい会社で一生懸命働けば核家族で家をもって子供を大学に通わせられる、みたいな話が復活した金利で揺さぶられていく中、「まずは100万円貯めるんだ」みたいな精神は大切になってくるのではないかと思います。「みなと同じ」「普通」みたいなものにコミットしすぎると生活が厳しくなり、それなりに稼いでいるけど貯金がないみたいな人が増えていきそうで、その中で重要なのは「何が必要か」を見極め資産を蓄えていく事の重要性は様々な意味で高まってきそうです。

2位にはこちらも先月に引き続き令和の大きな宿題その1~親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか~が入りました。

男と女の人生はどちらがハードか

はてなの匿名ブログ通称増田では先月上のような記事が話題になりました。日本初の女性首相が誕生した事でキャリア系の成功した女性に目が向きやすくなっている反面、結婚も長期的に経済的自立が出来る仕事も手に入らなかった決して少なくない女性の問題は見えづらくなっているように感じます。ただ所謂バブル世代以降の「結婚が当たり前にならなくなった」中高年女性の問題は今後大きく注目され問題になってきそうと思うのですがいかがでしょうか?

少し古めの記事の多いランキングでしたが1位には新しい記事が入りました。お金の話外伝その8 上京物語の終わり~金利上昇に思う~になります。

東京23区の家賃、世帯所得の4割超え マンション高騰波及で家計圧迫@日経新聞2026/1/13

金利復活でローンを組んでの住宅購入者が苦しくなるというのは早いうちに言われていましたが賃貸組に関しても東京を中心に家賃も高騰してくる中で揺さぶられるものは大きいのではないかと思います。特に地方から上京してくる若い人にとって今の東京は「食えなくはないが結婚して子供を作り子供部屋用に家を購入する」と言う所謂「普通」の生活をするためのハードルがとてつもなく上がってしまったように感じます。その中でまず地方の高校生たちに「東京」の厳しさを教育していく必要は彼らの人生を考える上でも重要に感じるのとわかっている人から段々2010年代の若者の様に「キラキラした東京」へ上京しなくなってくるのではないかと思います。

まとめ
2026年初のランキング如何だったでしょうか?現在総選挙中ですが2024~25年の現状不満層の引き起こした熱風が段々静まり「現状をどうしていくか」と言うのを考えるのに有効な記事が読まれたのかなと思います。それでは今月が読者の皆様と私にとって良い1月でありますように


Choose or Loose大博打の衆院選2026プロローグ2~1990年代の政治を振り返ってみる~

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衆議院解散 事実上の選挙戦へ 1月27日公示 2月8日投開票@NHK2026/1/23より
衆議院は、23日午後に開かれた本会議で額賀議長が解散詔書を読み上げ、解散されました。各党は、今月27日公示、来月8日投開票の衆議院選挙に向けて事実上の選挙戦に入りました。


さて衆議院が解散し事実上の総選挙が始まりました。前回の総選挙からの期間が短いと感じる部分はあるものの、高い支持率を誇りつつも少数与党状態であり、また公明党との連立を解消し維新との連立に組み替えた事を考えるとあり得るのかなと感じています。
ただただ政権交代こそ起きていませんが自民党が過半数割れし、国民民主党、参政党など中規模野党が存在感を高めている状況を見ると、おっさんはどうしても自民が下野し55年体制崩壊と言われた1990年の状況を思い出してしまいます。と言う事でプロローグ第2弾として1990年代~与党が自民・公明の体制に落ち着いた2004年までの状況をざっと振り返ってみたいと思います。今回の総選挙とは直接関係ないですが、ただ就職氷河期・ロスジェネを生み出した時代と言える1990年代を振り返ってみるのも何かの参考になるかもしれないのでよろしけれご覧になってください。

1990年 2月
第39回衆議院議員総選挙
1位自民党 275、2位日本社会党 136、3位公明党 45

・バブル期全盛時の選挙、前年に消費税導入、日経が最高値更新した時期の選挙になります。この選挙では自民党はやや議席を減らし、社会党が大きく議席を伸ばしたものの、結果的には与党自民党が単独で過半数を確保しました。ちなみにこの時期の総理大臣は海部俊樹氏になります。

1991年 11月
宮澤内閣
与党:自民党、野党第1党:日本社会党

・有力な後ろ盾のない海部首相の任期満了後の総裁選で宮澤喜一氏が選ばれ首相に就任しました。

1993年 8月
第40回衆議院議員総選挙
1位自民党 223、2位日本社会党 70、3位新生党 55

・前年に起こった自民党有力者である金丸信氏の闇献金問題により政治改革が求められ宮澤首相が改革法案の取りまとめが出来ずに、最終的に自民党内から離反者が出て内閣不信任案が成立した事から起こった選挙、反自民票は野党第一党である社会党でなく新生党、日本新党、新党さきがけ等自民党から離反した人たちによる新党に集中し新党ブームが起こりました。

1993年 8月
細川内閣
与党:日本新党、日本社会党、新生党、公明党、民社党、新党さきがけ、社会民主連合、民主改革連合、野党第1党:自民党

・総選挙で自民党は過半数割れしていたとはいえ圧倒的な第一党であり、どうなるのかと思われたものの、最終的には総選挙で躍進し、人気のあった日本新党細川護熙氏が首相で自民・共産党以外のほぼすべての政治勢力による内閣が成立しました。同じく与党が過半数割れした一昨年の総選挙になぞらえるなら自民・公明・共産以外のすべての政党が組んで人気のある玉木雄一郎氏を首相にして連立政権を組んだ感じでしょうか?

1994年 4月
羽田内閣
与党:新生党、公明党、日本新党、民社党、自由党、改革の会、民主改革連合、新党さきがけ、新党みらい、社会民主連合、閣外協力:日本社会党、野党第1党:自民党

・所謂国民福祉税構想(消費増税)への反発で細川内閣が崩壊後、社会党が連立から外れて出来たのが新政党羽田内閣、比較第一党自民党が野党、第2党の社会党が閣外協力と弱体内閣でこれもあっさりと崩壊しました。

1994年 6月
村山内閣
与党:自由民主党、日本社会党、新党さきがけ、野党第1党:新政党

・さてわずか2カ月で羽田内閣が倒れた後、実現したのはまさかの第1党自民党と第2党社会党の大連立内閣、そして社会党村山党首が首相となりました。あくまで印象論ですがよく言われる「(氷河期世代を中心とした)日本を没落させた竹中平蔵と小泉純一郎の改革」はこの村山内閣~橋本内閣で少なくとも原型は出てきた話と言う感じがします。

1996年 1月
第1次橋本内閣
与党:自由民主党、日本社会党、新党さきがけ、野党第1党:新政党

・そして村山内閣退陣後橋本首相が就任し、自民党が首相も含め完全に政権を取り返します。ちなみにこの内閣で後に自民党と政権を争う民主党の中心人物菅直人氏が入閣し、薬害エイズ問題などで活躍します。

1996年 10月
第41回衆議院議員総選挙
1位自民党 239、2位新進党156、3位民主党 52

・細川政権で実現した現在の選挙制度小選挙区比例代表並立制下での初の総選挙、今回の総選挙で立憲民主党と公明党によって作られた中道が注目されていますが、ある意味でその平成版と言える新進党の名前が見えます。こちらは前の総選挙で活躍した新党と公明党、社会党からも合流者の出た大政党でしたが最終的に議席を4議席減らし、崩壊の道を歩みます。また立憲民主党の前身とも言える民主党が3番手に出てきて存在感を示しています。また自民党の連立相手である社会党はわずか15議席、新党さきがけもわずか2議席と激減し、その後勢力を取り戻すことはありませんでした。

1998年 7月
小渕内閣
与党:自由民主党、野党第1党:民主党

・アジア通貨危機下での消費増税の結果景気が破綻し、その後の参院選で大敗した結果橋本首相が退陣し、小渕内閣が成立しました。先の総選挙で衰退した社会党、新党さきがけとの連立は解消し、単独政権としてスタートしています。ちなみにこの時期には新進党は解党し、多くは勢いのあった民主党に合流して民主党が野党第一党になっています。

1999年 1月
小渕内閣 (第1次改造)
与党:自由民主党、自由党、野党第1党:民主党

・単独政権としてスタートした小渕政権でしたが少数与党と言う事もあって新進党解党後小沢一郎氏が作った自由党と連立を組む形となります。

1999年 10月
小渕内閣 (第2次改造)
与党:自由民主党、自由党、公明党、野党第1党:民主党

そしてその後連立に公明党が加わり、やっと昨年参院選前までの形に近づきます。

2000年 4月 第1次森内閣
与党:自由民主党、保守党、公明党、野党第1党:民主党

・その後小渕首相の死去があり森喜朗氏が総理に就任します。小渕首相在任中に自由党の連立離脱があったのですがその際に自由党が分裂し、与党に残留したのが保守党となります。

第42回衆議院議員総選挙
1位自民党 233、2位民主党 127、3位公明党 32

・そして森首相によって行われた総選挙では森内閣が不透明な就任経緯や首相の問題発言などで支持率が低迷した事もあり与党は議席を減らし、民主党は大きく議席を増やしました。

2001年 4月
第1次小泉内閣
与党:自由民主党、保守党、公明党、野党第1党:民主党

そして今では多くの人に嫌われている小泉純一郎氏が首相に就任しました。色々言われている小泉氏ですが、一つだけ言えるのは90年代自民党下野を含む様々な動きがあり、野党転落の記憶の新しい中で民主党と言うライバルが力をつけてきた中の危機感が「思い切った事の出来る人物」を首相にしたという事です。

2003年 10月
第43回衆議院議員総選挙
1位自民党 237、2位民主党 177、3位公明党 34

さてそんな中小泉内閣で行われた総選挙では民主党が躍進し実に177議席を確保します。この事は自民党に更なる危機感を与える事になります。

2004年 9月 第2次小泉内閣 (改造)
与党:自由民主党、公明党、野党第1党:民主党

そして民主党躍進後にとうとう自民、公明と言う昨年までの与党の基本路線が完成します。保守党に関しては最終的に自民党に吸収される形となりました。そして翌年の郵政解散に繋がっていくわけです。郵政解散は小泉純一郎の大博打と言えるわけですが、ただ闇雲にやった訳ではなく公明党との協力関係がある程度完成した上でリスクヘッジしたと言えるわけです。

立民の144人が新党「中道改革連合」に参加 1人は不参加、もう1人は意向を確認中@産経新聞2026/1/20

さて90年代の状況を振り返った上で今回の選挙を見ていきましょう。新進党の経緯を見ると一見中道の動きはおかしく思えます。勝算が低いからと言って新進党で失敗したはずのやり方を繰り返すように見えます。とは言え野田共同代表をはじめ主要な人物は新進党の経緯は十分承知でその上でやっていると思います。それは「新進党は少なくとも一度は戦えた」と解釈すると納得がいきます。とにかく今回の選挙でこれまでの勢力を維持できれば道は開けると考えたからこそ手を結んだのではないかと思います。

「苦しい言い訳」枝野幸男氏 原発再稼働めぐる“釈明”投稿にツッコミ殺到@女性自身2026/1/20

また憲法9条や原発再稼働に関する路線変更を行う為と言うのもあるのかもしれません。ある意味で高市首相の奇襲的な解散を逆に利用して野田党首が考える現実路線への変更を行ったと言えるのかもしれません。

「高市首相の敗北・辞任が現実的に」…中国メディアが「中道改革連合」に“強い期待”を示す 「早苗は“毒苗”」と悪意ある報道も@デイリー新潮2026/1/23

一方高市首相も小泉前首相の行った固定票を多く抱える公明党との連携と言うリスクヘッジをしない大博打となった訳ですがこちらも1昨年の総選挙、昨年の参院選を見る限り公明党の固定票の弱体化は明らかでそれを考えるとそこから脱却した上で勝つ必要があり、それには今しかないという事なのでしょう。

如何だったでしょうか?選挙をしかける側は大博打ですが、私個人としては最終的に最も望ましい状態を選択するために頭を悩ませようと思います。最後にChoose or Loose、言い換えれば選ばなければあなたの負け、今回の大博打選挙ではそう考えて投票するのが良いのかもしれません。


Choose or Loose大博打の衆院選2026プロローグ~勝敗ラインを勝手に考える~

首相、孤独な解散判断 麻生氏ら自民幹部に根回しなく@日経新聞2026/1/14より
高市早苗首相は14日、通常国会の冒頭に衆院を解散する考えを与党幹部に初めて直接伝えた。永田町では先週末から首相が沈黙したまま解散風が吹き、自民党内に事前の根回しはなかった。高い内閣支持率を背景に首相が孤独に決めた衆院解散は、選挙結果によってはこの先の政権運営に禍根を残す可能性がある。


新年早々驚くべきニュースが入ってきました。高市首相が高い支持率を背景に、衆院選を解散する考えを与党幹部に示したとの事です。実際解散はこれからですが2月上旬投票日となる可能性が高いです。

立憲民主と公明の新党名称は「中道改革連合」、選管に届け出…小選挙区で200人近くの擁立目標@2026/1/16より
 立憲民主党と公明党は新党の名称について、「中道改革連合」とすることを決めた。16日午前、選挙管理委員会に届け出た。27日公示、2月8日投開票で行われる方向の衆院選を見据え、候補者の緊急公募を始めるなど、選挙準備を加速させている。
 立民の野田代表はこの日朝、さいたま市内の街頭で、「中道改革路線の下に結集し、大きなうねりを作り出したい」と訴え、新党結成をアピールした。「右、左に傾きすぎる政治でなく、国民生活に根ざした活動をしたい」とも強調した。 


そしてさらに驚くニュースが入ってきました。野党第一党である立憲民主党が自民との連立を解消した公明党と新党を結成してこの衆院選を戦うとの事です。ここではそんな衆院選に関して主要政党の勝敗ラインを考えながらいろいろと書いて行こうと思います。

自民党~高市早苗一世一代の大博打~
Choose or Loose1997消費税率変更の悲劇を避ける為の参院選2025エピローグその2:この選挙の隠れた最大の勝者より
13議席減、公明党も含めた与党全体で参院の過半数議席を失う、本来なら大敗と言う他ない自民党、そして本来なら有無を言わさずに総理・総裁辞任となりかねない展開ですが、石破首相はすぐ続投を表明し、続投を求めるデモ迄起こりました。
その背景には1つは与党が衆参で過半数割れしても野党には適当な総理候補がいない上、参政党がメディア、左派野党に嫌われながら躍進した結果、石破首相が辞めた後の総理候補高市早苗氏が参政党を巻き込む形で連立組み換えと言う形は避けたいと言うのがこのデモの背景にあるのではと思います。


一昨年の総選挙で衆院、昨年の参院選で参院の過半数を失い、高市総理の自民党総裁就任を期に長年のパートナー公明党との連立も解消した自民党、確かに野党が分断し適当な首相候補がいない為、政権を維持できている訳ですが、衆参両院で少数与党の為政権基盤は弱いです。その為与党で過半数、出来れば安定多数を確保し、政策実施をスムースに行えるようにするのが解散の目的と言えると思います。
しかし衆院選では公明党との選挙協力で得票の底上げをすることで小選挙区で有利な戦いが出来ていたのが連立解消で出来なくなるという不利を背負う事になります。まして前回の総選挙では公明党の協力があった上での惨敗となった訳です。それを考えると政権の支持率を頼りにこの不利をひっくり返そうというのは大博打と感じてしまいます。
勝敗ラインはシンプルに与党での過半数確保、惨敗があるとすれば第一党から陥落して下野してしまう事になると思われます。

中道改革連合(立憲民主党+公明党)~今選挙のみ有効な鬼手~
saninhirei2025
参議院選挙2025特設サイト@NHKより
Choose or Loose1997消費税率変更の悲劇を避ける為の参院選2025エピローグその2:この選挙の隠れた最大の勝者より
さて最後に立憲民主党ですが、多分一番深刻なのはこの政党のように思います。昨年の総選挙では大幅議席増となった訳なのですが、これは野党第一党として多くの候補者を立て、与党批判票の多くを得る事が出来たからですが、ある意味今回は比例得票率が国民民主、参政党に次ぐ4位にまで落ち込み、最大の売りである「野党第一党」が揺さぶられたのが大きいと思います。~中略~
公明党の場合、比例票の減少も大きいですが、それ以外にも投票率の向上、更に選挙区ではこれまで票の分配の上手さで固定票を最大に生かして多くの議席を確保していたのが参政党の躍進で振り回された面も大きいです。実際写真の佐々木候補の神奈川県をはじめ埼玉県、愛知県の3選挙区で参政党当選の次点と言う形での落選があります。ある意味で参政党の影響を最もダイレクトに受けたのかもしれません。


続いては中道改革連合、母体である立憲民主党、公明党双方で支持者が高齢化し、かつ新しい支持層を得られていないという課題を抱えています。かつ立憲民主党に関しては昨年の参院選比例区で国民民主党、参政党の後塵を拝し、野党第一党としての存在意義が問われつつあり、公明党は自民党との選挙協力で複数の小選挙区で議席を獲得し、また与党にいる事で限られた支持で最大の政治力を発揮してきたと言えます。どちらもこのまま選挙に突入すれば大敗しかねない中であり、かつ選挙までの時間の少なさを考えるとイメージを大きく塗り替えるのは難しい、そう考えると浮動票、無党派を当てにしない形で既存支持層を最大限生かして最大限の政治的成果を上げるという意味では鬼手ではないかと思います。どこまで上手くいくかわからないものの、投票率が低迷したうえで最大限支持を固めれば第一党もあり得るのではないかと思います。
勝敗ラインとしては比較第2党維持、はっきり言えば勝算は高いと思います。逆にこのラインを割る事があれば相当大規模な政界再編もありそうです。

国民民主党~政治状況頼みの限界~
年収の壁178万円へ引き上げ 年収665万円以下に基礎控除上乗せ@日経新聞2025/12/18より
高市早苗首相と国民民主党の玉木雄一郎代表が18日夕、国会内で会談し、年収の壁の引き上げに正式合意した。与党が19日にまとめる26年度の税制改正大綱に明記する。
首相は会談後、記者団に「強い経済を構築するという観点から最終的な判断を下した」と強調した。玉木氏は「物価高騰の影響を受けている中低所得者に手厚い形で引き上げ、拡大をできたことは大きい」と評価した。
自民、国民民主両党は合意を踏まえ、日本維新の会と公明党を交えた4党の税調会長会談を開き、178万円への引き上げを確認した。


続いては国民民主党、1昨年の衆院選、昨年の参院選で大躍進し、政界の主役となった同党、政策実現と言う点でも所謂103万円の壁の撤廃など野党とは思えないほどの成果を出し存在感を醸し出しています。確かに他党が見逃していた若い世代に着目して躍進につなげたのは見事だったとはいえ、衆院選での躍進後の政策的な成果やブームの継続性は自公政権が少数与党であり、様々な法案、予算を通すのには他党の賛成が必要だったという政治状況が大きかったと言えます。それを考えるとそれが自民党であれ中改連であれ衆院で過半数を持つ与党勢力が出来た段階でその政治力が大きく減退するのが見て取れます。そう考えると実はその基盤は脆いものとも言えます。
そう考えると勝敗ラインは過半数の与党勢力が現れない上での議席増か、単独で第2党辺りではないかと思います。どちらも可能性は無くはないですが、特に後者は候補者の確保と言う意味でも難しいと思われます。中改連は自民党包囲網と言われる事もありますが実はこの時期の解散も含め国民民主党包囲網なのではと感じざるを得ません

維新~大阪の政治基盤を維持できるか~
吉村知事と横山市長の"出直し選"に維新の大阪市議団が反対意見 都構想は『次期統一地方選挙で民意を確認して挑むべき』@2026/1/15より
関係者によりますと15日、大阪維新の会に所属する大阪市議会議員の会合が開かれ、吉村知事・横山市長の出直し選挙に対し厳しい声が上がりました。
維新大阪市議団は15日、大阪都構想に関する民意を確認するために出直し選挙をすることについて協議しました。
そして「知事及び市長の出直し選挙をもって都構想に対する民意の確認を行うのではなく次期統一地方選挙において都構想を公約として明確に掲げ民意を確認したうえで都構想に挑むべき」だとする決議をしました。


続いては維新、様々な反発を生み出した万博を何だかんだで成功させ、与党入りも果たした維新、そのまま順調の盛り返すかと思いきや市議の国保逃れ疑惑に続き、出直し市長・知事選挙に市議たちが反発するという状況に陥っています。ここまで来ると何ともはやと言わざるを得ません。実は先代党首の松井一郎氏は私が思っている以上にものすごく、実は全盛期の小沢一郎氏並みの人物だったのかもしれません。ここの勝敗ラインは言って見れば、実は与党でどれだけ議席を確保するかよりも、地盤である大阪で負けず地盤を維持する事と言えるのかもしれません。

参政党~神谷宗幣は令和の菅直人になれるか~
参政・神谷氏、多文化共生掲げる自民議員には「候補者たてる」 目標は「30~40」議席@産経新聞2026/1/14より
参政党の神谷宗幣代表は13日配信のユーチューブ番組で、次期衆院選で候補者を「最低50人」擁立し、獲得議席については「順当に行けば20前後。30~40を目指す。それくらい行かないと国の方向性に影響を与えられない」と語った。参政は衆院で現在3議席で、10倍以上を目指す形となる。


さて続いて昨年の参院選での躍進の記憶も新しい参政党、選挙後は目立つ話はありませんが、今回の解散で一番棚ぼたになりそうな勢力と言えるかもしれません。確かに参院選時の浮動票は減るかもしれませんがそれでも現有3議席からの大きな上積みは間違いなさそうです。さて中道改革連合が出来た際、平成の細川連立内閣形成政党と公明党が合併してできた新進党を思い出した中高年は多いと思います。結局新進党は政権が取れず瓦解し、その際に当時勢いのあった旧民主党が受け皿となり、野党第一党となり、その後立憲民主党、今回の中改連と繋がっていくのですが、じゃぁ当時の民主党になぞらえられる政党はどこになるだろうと考えた際に消去法で浮かんできたのは参政党でした。実際の所イデオロギーを考えると難しい面が大きいのですが、とは言えれいわ新撰組では勢力として小さく、国民民主党は社民連や日本新党を思い出してしまいます。時代が違うので同じように行かないのですが、ただ旧民主党の事を考えると規模と勢いは大切で神谷党首の言うように勝敗ラインは20議席以上としましょう。そしてこれは同じような事がれいわ新撰組にも言えるのではないかと思います

共産党~このまま朽ちていくのか~
共産・志位和夫議長が次期衆院選不出馬の意向 16日午後に表明へ@毎日新聞2026/1/16より
共産党の志位和夫議長(71)=比例南関東ブロック=が次期衆院選に立候補しない意向を周囲に伝えた。16日午後にも記者会見して表明する。党関係者が明らかにした。


さて最後は共産党を取り上げたいと思います。昨年の参院選では比例得票数で日本保守党を下回り党勢の衰退があらわになりました。そして長年トップにいた志位議長不出馬と言うニュースも流れ、思い浮かんだのは沈没船から逃げ出す鼠の図でした。とは言え、戦前から続く(事になっている)現日本で最も伝統ある政党だけに盛り返しはあるのか注目しようと思います。勝敗ラインは現状維持の8議席、厳しいとは思いますが頑張ってほしいものです。

如何だったでしょうか?正直どうなるのか予想の付きづらい選挙になりそうですが、選挙公報をじっくり見て投票に行くようお願いします。


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