市長選挙
画像:横須賀市長選挙開票確定(横須賀市選挙管理委員会

Choose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ 上地克明と田川誠一~
Choose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ2 市長吉田雄人の光と影
Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~人口減少と京急~
Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~少子化をいかに解決するか~
Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~アーティスト村とコミュニティバス~
2017/6/27一部写真を差し替えました。

 さて当blogでも独自の戦いを展開してきた横須賀市長選挙、結果が出ました。昨月のランキングでは「接戦で吉田市長が勝つ」と書いていたのですがふたを開ければ上地候補が思ったよりも差をつけて初当選しました。
人気記事ランキング201705
 この思わぬ結果に関して、個人的に驚いたのは先月のランキングでもそうだったのですが投票日が近付くにつれChoose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ2 市長吉田雄人の光と影の閲覧数がChoose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ 上地克明と田川誠一~の2~2.5倍と言う大差がついていたからです。

投票率   50.72%→46.1%(▼4.62%)
吉田雄人 87185→69035(▼18150)
上地克明 76961→81004(△4043 前回広川候補との比較)
林のぶあき 8121→6640(▼1481 前回旗幟候補との比較)

 前回との得票、投票率を比較すると投票率が5%弱減った分吉田市長への得票が減少し、自民・民進・公明と言う既存政党のバックアップで豊富な固定票を持った上地氏が当選した形でしょう。
 今回の選挙は現職吉田市長が多くの疑惑を抱え、また市議会の多くの議員にそっぽを向かれ、2013年に人口流出数が日本一になった事から上地氏を応援する議員から多くのネガティブな言説が出ました。引用はしませんが「選挙モンスター吉田陣営が○○している」とtwitterで堂々と描いている議員もいました。また「過去の横須賀は○○でなかった」、「過去の市役所は○○だ」と言った視野の狭い論説も目立ちました。個人的にはそんな状況から統計や他の地域での状況に関して意識的に書いてきたつもりです。
 私の母がそんな状況を「遠くで色々やっていて何が何やらよくわからない」と言っていたのが印象的でした。
 そして上地氏を応援する議員のネガティブキャンペーンのおかげでうんざりした無党派、浮動票とも呼ばれる層の有権者が投票所から足を遠のけた事が吉田市長落選と言う結果に結びついたと言えるかもしれません。

kamiti

写真:上地新市長が訪れたはいふりファンイベント

 ただ上地市長を生み出したのはまた別の論理だったと思います。上は前にも掲載した横須賀を舞台としたアニメのイベントに上地市長が参加した様子の上地市長twitterでの投稿、アニメ等のサブカルチャーコンテンツで観光客を集め地域を活性化していくと言うのは吉田市長が進めてきた政策であり

碧志摩メグ問題に関してのやり取り@together
松戸市の防犯キャラ、風俗ナースコスプレと煽られる【松宮アヤ】 @together
こんな「パンチラ女子中学生募集」みたいな自衛官募集パンフレットはあまりにも不愉快です。 @together

 またこのジャンルは外野からとやかく言われることの多く、碧志摩メグなど実際にクレームから活動の変更・縮小などを余儀なくされた事も多い事、またはいふりと言うアニメそのものもそういった言説で攻撃されていたという事を考えるとこういった場所に集まる人たちは市長が変わる事に大きな不安を抱えていたことでしょう。だからこそ早い段階で訪れ「少なくともこれまで通りやる」と言った感じのことを言い、訪れた様子をtwitterで発信したと言うのは彼らに大きな安心感を与えたのではないかと思います。
 そしてそれは報道される疑惑や、様々なネガティブな言説に対し、「緊縮から(国や県と連携した)投資へ」と言う力強いキャッチフレーズは市民に安心を与えたのではないかと思います。また応援する議員とは違い本人はけっして吉田市長をけなすようなことは言わなかったと言うのも安心感を与えた事でしょう。
 
 上地克明と言う人物はもともと田川誠一と言う頑固な政治家の弟子であり、また横須賀市議になるまでに2度の県議落選を経験する等決して単純な道のりを歩んできたわけではないベテラン政治家です。こういった事から机上の勉強ではない有権者との向き合い方をきちんと学んできたのではないかと思います。

Victorブランド

 そんな上地新市長にある意味で朗報なのかもしれません。アーティスト村を作りたいと言う政策をかつて夢だと論じたのですが横須賀に事業所を立地させているJVCKENWOODが新たにVictorブランドを復活させるようです。Victorと言うとAV機器のメーカーと言うイメージがある方も多いかもしれませんが、リーマンショック前後にKENWOODと合併してから車載機器のメーカーと化しています。しかし音響を中心とした研究のためにVictorブランドを復活させるとの事です。

(株)JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
 
 また多くのメーカーが手放してしまったレコード部門も健在でサザンオールスターズ等ビッグネームを抱えています。アーティスト村を実現するのは今が以外にチャンスなのかもしれません。

 果たしてそんなベテラン政治家が市長と言う新たなステージで何を行いどんな壁にぶつかって対応していくのかまた何らかの形で書こうかと思います。

 最後に上地新市長、吉田市長、林候補のお3方本当にお疲れ様でした。