AKB48の前田敦子(20)が25日、さいたまスーパーアリーナで開催したコンサートで、グループを卒業することを発表した。卒業時期は未定。

 AKBの絶対エースの卒業という大きすぎるサプライズが用意されていた。

 ステージ上、「私から話があります」と静かに切り出した前田は「きょうここで、(人生)2回目の大きな決断をさせて下さい。私、前田敦子はAKB48を卒業します。ハタチ(20歳)の夢に向かって歩き出します」と身を震わせ、号泣しながら自身の言葉でファンに説明した。

 前田の隣に立っていたAKB誕生時からの仲間で同じ20歳の高橋みなみも顔をぐしゃぐしゃにして、号泣。「本当は…辞めてほしくないですけど、私たちに止める権利はないから」と涙を流した。

 AKBは23日の同所での公演で、05年の結成当時からの悲願であった東京ドーム公演(開催時期未定)を発表したばかりだった。

 前田はチームA所属。1期生オーディションに合格し、05年12月8日に秋葉原の専用劇場でデビュー。この初公演の観客はわずか7人だった。昨年6月にはソロデビューも果たした。

 人一倍シャイで負けず嫌い。昨年6月の第3回選抜総選挙で1位に返り咲き、雪辱を果たした時は、発表直前から過呼吸に近い状態で身震いし、涙で息もできないほどだった。1位のあいさつでは「私のことは嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないでください」と訴えた。