CV88葡萄舎騎士の会 032

2007年03月22日

風の見える丘

キャプテンから誘いがかかった。
キャプテンは、歳は一回り上の方だが、私のワイン仲間だ。
何かというと私に <目をかけて> 下さって、これまでのお付き合いを振り返れば、
私のパトロン、タニマチに近い、といっておこう、世知辛いこの世では。
キャプテンにとって私は <小判鮫> みたいなものだ。

キャプテンは七つの海を駆け巡った方で世界の食べ物事情に詳しいし、
お大尽だからこの近辺や東京のレストラン事情にも詳しい。
で、昨夜は
宇部市にある、風の見える丘 FELIZ でのイベントへ同行しないか、とのお誘いだ。
拒む理由は全くないからホイホイと付いて行った。 小判鮫らしく。

一列車早く着いたので、スペインの邸宅を模した建物のロビーで待った。
待ちながら、スペイン在来種の白
Garedo Varietal VerdejoRueda 2004 Rueda Valladolid
をまず一本。
ソーヴィニヨン・ブランのようなワインで、つまみ無しでもグイグイいける。
銘柄をメモして帰ったぐらいだから、私のお気に入りという事になる。

料理とともに飲んだのは
Ribera del Duero Reserva 1998 Hacienda Monasterio
私の好きなテンプラニーリョで滑らか。 美味い。

料理が運ばれ始めると、民族衣装を着た男性が二人歌い始めた。
ギターと12弦のギターを弾きながら。
ホルヘ・ディアス (Jorge Dias) と名乗る歌手は日本語がペラペラだ。
私は日本語が分かる外国人は大好きだから、ショーの合間に二人を呼んだ。
キャプテンは席をはずしていたがワインを注文し、飲ませた。
人の褌で相撲をとる私も厚かましいが、
そんな行為をキャプテンが喜ぶ、ということを承知の上だから性質が悪い。
予期したとおり、スペインの話で大いに盛り上がりキャプテンは喜んだ。
飲んだワインは
Montesqutus Reserva Brut
これも美味いカヴァだった。

キャプテン、ゴチになりました!

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