6月28日、佐々木正美は天に召されました。

1935年8月25日~2017年6月28日、81年10か月の生涯。

ぱぱ生まれは群馬県前橋。小3で滋賀に疎開し翌年終戦。
高校時代は野球部と合唱部に所属。卒業後は一人で上京し、信用金庫に勤務。
この間、アテネフランセで語学を勉強したり、文学の世界にも足を踏み入れ評論家になろうと思ったり、獣医になりたいと思ったこともあるらしい。

6年勤めた後、武蔵大学に入学。26歳の時に、新潟大学医学部に3年生として編入。大学時代は特に記憶力が抜群で、教官が驚くような完璧な答案を書いたこともあったようだ。

東大の精神科の研修医の後、数年間国内の病院に勤務し、33歳で結婚、翌年カナダに1年間留学。

札幌オリンピックにあたる翌年、国立秩父学園で働くことになる。またこの後、女子医大や東大の非常勤講師を兼任。 41歳の時に、小児療育相談センター所長に就任。以降20年間、仕事が更に忙しくなる。

大きな業績の1つは、ノースカロライナ大学からTEACCHと呼ばれる自閉症児のためのプログラムを日本に広めたこと。この時46歳。海外での生活が肌に合うようで、アメリカでは日本より元気になると言っていた。
56歳で、ノースカロライナ大学の客員教授に就任。

61歳で川崎医療福祉大学教授に就任し、東京と岡山で半々の生活を送る日々が続く。
教育を中心とした学生との生活を楽しんでいるように見えた。

新潟大医学部入学後は、順風満帆の人生を送ってきたように見えるが、健康面の問題が多く、胃がん、網膜剥離、胆石、また亡くなったきっかけとなった骨髄線維症など多くの大病を患い、その点では苦労した。


世の中の多くの人から必要とされ、感謝される仕事に長年打ち込み、81年10か月の人生を走り続けたのですから、今は天国で少し休んでもらいつつ、まだしばらくこの世にいる我々を見守ってほしいと願います。
このサイトも『佐々木正美コラム』から『正美のまなざし』に変更して続けていきたいと思います。


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