バフェット太郎です。

世界三位の老舗自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)が第4四半期決算を発表しました。前年同期比で売上高は11%増も、純利益は71%減となりました。

これは前年にヨーロッパで税制に関する特別利益を計上した反動によるものと、5億ドルの為替差損が大きな押し下げ要因となったためです。また、為替差損のほとんどは英国のEU離脱に伴うポンド安が影響しました。

EPSは予想1.17ドルに対して、結果1.28ドルと予想を上回りました。

売上高は予想400億8000万ドルに対して、結果412億3000万ドルと予想を上回りました。

自動車販売台数は前年比3.3%増の278万台だった一方、在庫は30%増加しました。

2017年通期のEPS見通しは予想6.14ドルに対して、新ガイダンス6.00~6.50ドルと、堅調な販売が続くほか、利益率が改善して収益を押し上げると見込まれています。

ドル高が海外の売上げを目減りさせたものの、北米を中心に新車の投入効果もあって、主力のセダンの売上げが大きく増加しました。
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ゼネラル・モーターズ(GM)の日足チャートです。予想を上回る決算も、大幅な減益を嫌気して前日比ー4.7%と大幅に急落しています。

米国経済は今後、堅調な労働市場を背景に自動車販売は好調を維持する可能性が高く、PER4.01倍、配当利回り4.18%と値ごろ感が出てきています。

グッドラック。

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