バフェット太郎です。

ドル安円高が急速に進む中で、米国株投資家の円建て評価額は日に日に目減りしていると思います。こうした局面では、強くなった円を使って積極的に米国株を買い向かうべきですが、ほとんどの投資家がそれをやらないのは心理的負担が大きいからです。

米国株投資家がどういう状況かと言うと、円建て評価額が減少しているのにも関わらず、ドル建てのダウ平均は相変わらず高値圏にあるので、値ごろ感が感じられないのです。本来、円高になれば円建てのダウ平均は値ごろ感が出て割安に見えますが、誰も円建てのダウ平均なんか見ないので、値ごろ感を感じられないというわけです。そのため、本来であるならば積極的に買い増す局面でも、指をくわえて眺めている投資家が多いというわけです。

その心理的不安を解消するためにも、資産運用には為替のリスクヘッジと、運用ルールの厳格化が必要です。為替のリスクヘッジはグローバル企業を中心に投資することで可能になります。例えば、バフェット太郎の保有銘柄は全て米国株ですが、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の地域別売上高構成比は100%米国外です。また、コカ・コーラ(KO)は約50%、プロクター&ギャンブル(PG)は約60%、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は約50%、IBMは約60%、エクソン・モービル(XOM)は約60%が米国外で稼いでいるので、米国のグローバル企業に投資するだけで為替のリスクヘッジすることが可能なのです。

また、運用ルールを厳格化することで、心理的不安を解消することができます。例えば、証券会社の自動積立機能や自動配当再投資機能を利用するだけで投資家の心理的負担をなくすこともできますが、個別銘柄に投資している投資家は、ドルコスト平均法で積立投資することを予め運用ルールとして厳格化しておけば、後は機械的に買い増すことができます。例えば、バフェット太郎は毎月最終金曜日に、組み入れ比率最下位銘柄を50万円分くらい買い増すことにしています。

ルールについての注意点ですが、いつ買い増すかを予め決めておかないと、タイミングを見計らうようになり、買い増す度に心理的負担が大きくなるので、「株価がどうなろうとこの日に買う」と決めておくことでストレスなく積立投資することができます。

また、買い増す金額にも注意しなければなりません。米国株は1株からでも買えるので、毎月一株だけ買おうという投資家もいますが、これは手数料率がバカ高くなるのでやめてください。

例えば、コカ・コーラ(KO)株なら1株42ドルで買えるのですが、楽天証券の場合、税金を含めた買い付け手数料が27ドルにもなるので、手数料率が64%にもなってしまいます。しかし、100株4200ドルで買えば手数料率は0.6%に抑えられるので、できるだけ一度の買い付け額を大きくしなければなりません。

バフェット太郎は一度の買い付け金額を4000~5000ドルとしていますが、これは約40万ドルものポートフォリオを運用しているからできることだあり(嫌味でごめんなさい)、5万ドルにも満たない投資家が一度に5000ドルを買い増せば、それだけでポートフォリオがグチャグチャになってしまいます。そのため、20~30万ドル以上のポートフォリオで運用できない場合は、素直にETFとかインデックスファンドで幅広く分散投資した方が無難です。

こうしたルールを予め設定しておけば、心理的負担もなくタイミングを無視した積立投資ができます。もちろん市場を出し抜く自信のある、勘違いした投資家には必要ないかもしれませんが。

グッドラック。

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