バフェット太郎です。

先月、アマゾン・ドット・コム(AMZN)が高級スーパーマーケットチェーンのホールフーズ・マーケット(WFM)を買収すると発表したことを受けて、小売り株が軒並み急落しました。これは、小売企業の業績がさらに脅かされ、倒産と大量閉店がさらに加速するとの観測が高まったためです。

こうした中、小売り株に投資するよりも空売りした方が儲かるとして、レバレッジ型の「小売り株に弱気のETF」が組成されるそうです。ただし、こうした特定分野に偏ったETFが組成された時というのは、相場の転換点を迎えることが多いです。

例えば、レアアースの価格が高騰した2010年、「ヴァンエック・ベクトル・レアアース戦略的金属ETF(REMX)」は10年11月に設定されたものの、その半年後となる11年4月の100ptをピークに、16年11月11ptと-90%安と大暴落しました。

【ヴァンエック・ベクトル・レアアース戦略的金属ETF:REMX】
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依然として高値から-80%安水準と低迷しています。

また、太陽光発電など再生可能エネルギー株に特化した「グローバル・X・イルドコ・インデックスETF(YLCO)」は15年5月に設定された直後から急落。15.39ptから16年2月に9.19ptと-40%安の大暴落となりました。

【グローバル・X・イルドコ・インデックスETF:YLCO】
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現在は高値から約-20%安水準まで回復しています。

さらに、バイオテクノロジー株に特化した「DirexionデイリーS&Pバイオテック株ブル3倍ETF(LABU)」は15年5月に設定されたものの、二カ月後の232ptをピークに16年2月23ptと-90%安と大暴落しました。

【DirexionデイリーS&Pバイオテック株ブル3倍ETF:LABU】
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現在も高値から約-70%安水準と低迷しています。

このように、市場のセンチメントが一方向に向かっているということは、相場の転換点を示唆していることを意味します。そのため、小売り株に対して弱気のETFが設定されるということは、将来、バリュー株としての「買い」タイミングを示唆していると言えるのです。

ちなみに、レバレッジ型の「小売り株に弱気のETF」はプロシェア・アドバイザーズが組成計画を証券当局に提出したばかりなので、実際にETFが設定されて流通が開始するまで、数カ月から長ければ数年かかります。

従って、小売り株の弱気相場はまだしばらく続くものの、実際にETFが設定されれば、その後数カ月以内に相場が反転します。

グッドラック。

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