バフェット太郎です。

18日のNYダウ株式市場は前日比-40.40ドル安の1万6413.43ドルと四日ぶりに反落して取引を終えました。下落した主な要因は米小売大手のウォルマート・ストアーズ(WMT)の決算が冴えなかったことに加えて、原油価格の値下がりなどが相場の重しになりました。

WMTの2016年1月期、第4四半期決算はEPSが予想を上回ったものの、売上高は予想を下回りました。また、今期見通しはドル高と店舗閉鎖のため従来の見通しを引き下げ、下方修正しました。また、原油在庫が86年ぶりの高水準になるなど在庫が積み上がっていることから、原油価格は前日比で-1%下げ、31ドル台を割り込みました。

また、労働省が発表した米新規失業保険申請件数は予想27万5000件に対し、結果26万2000件と昨年11月以来の低い水準となりました。これは雇用市場が安定していることを証明したことになりますから、安心材料として相場を下支えしました。

さらにIBMが前日比+5.04%高と続伸したことも相場を下支えしました。IBM急騰の主な要因はモルガン・スタンレーがIBM株をオーバーウェイトに引き上げたためです。

ウォルストリート・ジャーナルによれば、IBMはヘルスケア情報会社のトルーベン・ヘルス・アナリティクスを26億ドル(およそ2960億円)で買収するとのこと。今回の買収の目的はトルーベンの持っているデータを獲得することです。IBMは最近の一連の買収を通じて大量のデータを獲得し、人工知能システム「ワトソン」の改善に活用しています。
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チャートはIBMの長期チャートです。過去30年間でEMA(50)を割り込んだのは93年の経営危機、02年のITバブル崩壊、08年金融危機の三回で、今回は四回目になります。トレンドチャネルの下限は100ドル程度ですが、移動平均線に反発するように200ドル方向へ向かうかもしれません。

ぼくは株は底値で買う必要はないと考えていて、優良株なら概ねどんな値段でも買っていくつもりです。(70年代の*ニフティフィフティなどの特殊要件は除く)そのため、構成比率下位銘柄を中心に定期的に買い増す戦略を採用しています。

バリュー株投資家のなかには数少ない優良株をバーゲン価格で買うべきだと考えている人が多いです。そしてそのやり方はとてもカッコイイことから人気です。でもぼくはそんなカッコイイやり方しないです。なぜならタイミング投資は長期的なリターンにあまり関係ないことがわかっているからです。

たまにバフェットの「株式投資に見逃し三振はない」という名言を持ち出してバーゲン価格を待つ痛い投資家がいますが、大抵の場合、永遠に買いそびれるか、買ったとしてもそこからさらに値下がりして凍死家になるかのどちらかです。

バーゲン価格でドカッと大量に買うなんてカッコイイ自分物語は捨てて、地道にコツコツと買い増すやり方の方が僕は好きです。

(*ニフティフィフティ=素晴らしい50銘柄という意味で、70年代、コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンなどの超優良株がバブルになりました)。

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