2009年10月15日

干潟ボーリング

九州の福岡県と大分県にまたがる中津干潟に行ってきました。今回はガラモでもアマモでも貝でもなく、ボーリングでの泥採集です。干潟がどれほどの炭素固定能をもっているかを調べるために、専門の業者の方と一緒に地下数mまでの泥を採取します。今回は最大で深さ2mまでの泥を取りました。干潟は底質の堆積が速いので、2mで数十年ほどの時間までさかのぼれるそうです。ズズッと泥が出てきたときに、ここが数十年前に溜まったものかぁと思うと、ほんのちょっとだけロマンがありますね。
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091015_4今日から4日間かけて数カ所の泥を採取していきます。
2日目、調査が終わると潮が完全に引いてしまって船では移動できなくなってしまいました・・。早くサンプルを冷凍しなければいけないので、サンプルはすぐ近くの岸から上げて、冷凍できる大分県水試まで車で持って行きます。私は荷物や機材の番で一人で船に残ることに・・。干潟の中ですることもないのでただただ船の上で寝てたんですが、後から周囲の人に聞いたら、干潮で船が干上がる事なんて滅多にないし、よく見ると中で人がチラチラ見えるし、もしかしたら北朝鮮の船かも!?と人が集まってたそうです・・。そんなことも知らずに熟睡してる私・・。いやいや、そんな北朝鮮だって干潟に船で進入して帰ろうと思ったら干上がっちゃうなんてドジはしないよね。ちなみにそのときの写真がこれ。取った泥からどんな結果が出るのか楽しみです。

091015_3初めて食べたハモしゃぶがおいしかったです。

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2009年10月11日

宮島

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広島に来た時から行ってみたいと思っていた宮島に行ってきました。宮島へはJRのフェリーに乗って渡ることができます。宮島って海に鳥居があるというイメージしかありませんでしたが、実際に人も住んでいて、かなり大きな町並みだったのでびっくりしました。フェリーを降りると、鳥居まで行ってくれる手こぎの小舟を発見。せっかくなのでこの小舟で鳥居に向かうことにしました。元来、宮島は“神の島”で人が立ち入ることは許されず、このように海上から宮島の厳島神社にお参りするのが正式のようです。
091011_3日に当たって赤く輝く鳥居がとてもきれいです。観光案内の船頭さんも面白くて、この船はかなりオススメです。大潮の干潮時などは歩いて鳥居に来れるそうです。ものすごい太い木で支えられていますが、地面にはささっておらず、ただ置いてあるだけだそうです。ものすごく潮が満ちたらプカプカ浮きそうだね。この鳥居もいつかの修復のために中心となる木は各地の山に植えられていて守られているそうです。船でもお参りしたのですが、せっかく来たので直接神社にも行ってお参りした後は、ちょっと島の中程に行って町をぶらぶらしてみました。いろんなお店がたくさんありますね。大きな観光ホテルもあれば、趣のある小さな旅館もあります。山にある小さなお宿の雰囲気がとても良くて、思わず軽く食事だけさせてもらいました。穴子のおこわと日本酒です!!あ〜これはかなり贅沢。おいしかったなぁ。是非いつか宿泊もしてみたいですね。夕焼けと鳥居もとてもきれいでした。
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2009年10月08日

かもめ

西海区水産研究所と九州各県の水産試験場が中心となって行っている、農水省の南方系藻場事業の作業部会に参加してきました。九州の藻類関係の皆さんと会うのは久しぶりでとても嬉しいですね。藻場の維持や変動を予測していく上で、構成するホンダワラ種の生態を把握しておくことはとても大事なことです。特に多年生か単年生かは重要で、どのホンダワラが多年でどれが単年かって聞かれたんだけど、答えとしては“アカモクとシダモクをのぞいてすべてのホンダワラは多年生の能力を持っている”と言うことですね。なかなかこれについて書いてある文献はないのですが、自分が実際に見ている経験や、私以上に現場を見られている方々の観察では、基本はすべて多年生だと言えると思います。あとはその場の環境などによって単年的になったりしますね。多年生種の代表とも言えるヨレモクモドキも、宮崎の一里崎では単年で付着器から消失しているそうで、私も驚いています。また多年生種のホンダワラでも、南や北では雰囲気が異なっていて、九州は多年生であってもほとんどの種類が付着器や茎を残して藻体自体はすべて流失してしまうので、藻場の景観的には単年的に見えます。しかし本州や今いる瀬戸内海の温帯性藻場では、その年の藻体が枯れる前に次の年の藻体が大きく生長してくるので、まさに多年生で、景観的にもずっと藻場が維持されています。今は瀬戸内海で調査する機会が多くて、北海道から沖縄までいろいろ見ることができたけど、日本海側と四国がまだまだ経験的に弱いんだよな。たくさんの藻場の中を潜って見たいです。

091008_1長崎に行ったこの日は、ちょうどお祭りの“長崎くんち”をやっていました。期間中いろいろなだしものがあるようですが、作業部会の会場の前では御神輿が行列で移動していました。ものすごい人でした。龍踊りが見たかったな。

長崎から広島までの帰り、博多までは特急かもめに乗ります。かもめの外装が新しくなっていましたね。フロントガラスの縁も黄色から青になってたし、入り口の照明も青から緑になってました。別にマニアな訳ではないけど、JR九州の特急ってどれも特徴的でとても好きです。
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2009年10月05日

菅平高原

091005_1JaLTERのシンポジウムに参加するために長野県上田市の菅平高原に行ってきました。JaLTERは、日本における自然環境や生物多様性を大規模かつ長期的に調査を行い、今後の変動や持続可能性について研究や提言を行う研究者ネットワークです。主に生態学会に属している研究者の方々で構成されています。今まではあまり会うことが少なかった人とも話がすることができてとても面白かったです。実際の研究と平行に、研究者がモニタリングした各環境での調査データをJaLTERでも蓄積していくのですが、私はその“データ入力キャンプ”にも参加しました。でもやっぱり難しい・・・。環境省のモニタリングサイト1000の立ち上げの時もそうでしたが、1つの調査のデータをただ年月増やして貯めていくだけなら簡単だけど、別々に行われていた複数の調査データを、誰もが利用可能な形に規格を統一して再フォーマットするのってなかなか難しいですよね。

シンポジウムはゾンタックというホテルで行われました。広い敷地にホテルやチャペルやグランドなどがあって、とてもいいところでした。少し紅葉した林の木もとてもきれいでした。この日は仕事だけ済ませて帰るしかなかったので、またのんびり来てみたいですね。いつも海にしか行かない私にとっては高原の景色や冷たい空気がとても気持ちよかったです。
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2009年09月27日

琵琶湖

090927_1琵琶湖を縦断する遊覧船に乗ってきました。昔、電車で滋賀県を通ったことはあったけど、実は琵琶湖は見るのも初めてなんです。ん〜大きい!やっぱり湖は湖面が穏やかですね。船に乗りながら、琵琶湖は風などの影響で多少の波はあるけど、海でいう潮の干満みたいのはあるのかなって話になって、後日ネットで調べたら、琵琶湖博物館の学芸員の方がこんなことを書かれてました。厳密に言えば理論上は干満はあることになるけど、実際の現象としてはないってことかな。

090927_3琵琶湖を縦断する過程でいくつかの島を巡るのですが、最初の上陸地である沖島に上陸しました。ここは琵琶湖最大の島で、人も住んでいるんです。ちょうど上陸したときに、別の船から大量にポリバケツが運ばれていました。“外来魚回収用”と書いてあって、ふたを開けるとブルーギルとか大量の外来魚が入ってる!!それも凍ってる・・。すごい、すべて焼却処分されるそうです。売れればいいのにな、このまま一気にかまぼことかになればいいのにね。最近、ふと家の周りでも見たことない植物が急にたくさん生えてたりするし、外来生物は大きな問題ですね。

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終盤の見所である竹生島に上陸しました。神の住む島とも言われ、ここの竹生島神社は日本三大弁天のひとつらしいです。“瓦投げ”というのがあって、直径10cmくらいの円形の瓦に願い事を書いて、先にある小さな鳥居を瓦が通れば願いが叶うそうです。鳥居の周辺には思い途中で砕けた瓦がたくさん散っている・・・。ここは気合いを入れないとな・・。1回で2つ投げられるのですが、1つがくぐりました!!円形なのでフリスビーみたいに投げるのがコツですね。


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2009年09月25日

瀬戸内マジリモク

090925_1瀬戸内海の山口県周防大島にホンダワラの調査に行ってきました。ここには南方系ホンダワラ属であるマジリモクSargassum carpophyllumが生えているんです。分布の北限にあたり、このマジリモクの動向を追うことは瀬戸内海の環境変動を監視する上でも重要だと考えています。船から飛び込み沈んでいくと・・・、消波堤のテトラポットと海底の砂地の境にある岩上にポツポツと点在しています。各地のマジリモクを見ていつも思うんだけど、本当にマジリモクは他のホンダワラが生えないような砂がかった不安定な場所に生えてますよね。砂の上の小さな貝殻に生えているときもあるし。本来の分布の中心である東南アジアのマジリモクがどんなところに生えているか見て見たいな。本来この種はこういう特殊な場所を好んでいるのか、もしくは日本の温帯性のホンダワラに圧倒されて、なんとか空いている場所を見つけて細々と生きているのか・・・。とても繊細なホンダワラです。相変わらずノコギリモクもきれいです。
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090925_4テトラポットの潮間帯にあたる位置に、5〜10cmほどの大きなイガイがたくさん付いています。実は瀬戸内では“セトガイ”といって珍重されて高値で取引されているんです。あまりイガイを食べたいとは思わないんだけど、セトガイは数も少なくなかなかおいしいそうです。今度食べてみようかな。セトガイ越しのヒジキがきれいです。

090925_5職場に戻りサンプルのノコギリモクの処理が終わった頃には外はすっかり真っ暗に。余分なサンプルを外に捨てに行くと、藻体にキラキラと光るものが見えます。ウミホタルだ!ちょんと触るとぽわっと光ってとてもきれいです。なんとか写真に撮りたいと思ったんだけど難しい・・。なんとか撮れた写真をのせてみます(矢印)。


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2009年09月17日

アオウミウシ

090917_1瀬戸内海の広島湾にある宮島と阿多田島にノコギリモクの調査に行ってきました。ノコギリモクは瀬戸内海では優占的に生えている代表種です。多年生で、その中でも前年の枝が枯れる前に次の年の藻体が生えてくるので、景観的に常に藻場が存在しています。同じ多年生でもほとんどの藻体が一度きれいになくなる九州の藻場とはぜんぜん違いますね。いわゆる景観的に一年生か多年生かというのも、生活史として一年か多年かと同じぐらい、藻場の機能を考える上で大事ですね。
090917_2ノコギリモクやヨレモクなどのBactrophycus亜属のホンダワラは大きくなるとモワァ〜っとしてあまりきれいじゃないんだけど、若い藻体の時は形も色も本当に美しいです。藻体下部の側枝が下方向に反曲して生えている具合なんて本当に感心します。

瀬戸内海は比較的波も穏やかなので作業的には調査は楽なんだけど、どこかいつもドヨンとしていますね。瀬戸内海という今までにない環境で仕事をして、またいろいろと勉強をさせてもらっています。瀬戸内のホンダワラもまた難しくておもしろい。薄暗い中を泳いでいると、鮮やかな青色をしたアオウミウシを発見!昔チョコエッグに入ってたけど、本物をこんなにまじまじ見たのは初めてかもしれない。きれいですね。
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2009年09月13日

秘密のマシーン

090913職場の廃棄予定備品の中に、なにやら怪しい機械が・・・。いかにも人造人間を培養しそうな・・。大きなアクリル水槽の中にはビリビリと電気が出そうな金属棒がささってます。実はこれ、藻類の光合成を計測する装置なんです。通常、海藻の光合成は枝や葉などの藻体の一部を切り取って、小さなフラスコの中に海水と一緒に密閉して酸素電極で光合成量を計測します。そして切り取った藻体の光合成量から藻体全体の光合成量を見積もったりします。でも例えばホンダワラなんてものすごく大型で、1つの藻体でも日に当たる場所もあれば影になる場所もあるし、葉や枝などの部位でも光合成能は違うだろうし、単純に(切れ端の重さ×藻体の重さ)で光合成量や、ましてや藻場の機能を見積もってはまずいだろいということで、ホンダワラをまるまる入れて光合成を計るための特注装置なんです!!値段は言えない・・。でもこれだけの容量の容器にホンダワラを入れて完全に密閉するのが難しく、あまり良好な結果は得られなかったそうです。
捨てるのはもったいないな・・。長崎のGさんなら改造してさらにパワーアップしたマシンを作って有効に使えるかも!と思って上司にかけ合ったのですが、一度備品になったものはたとえ廃棄したあとでも他に譲渡することはできないそうです。もしかしたら他に譲るために購入したのでは?!なんてことらしいです。ん〜もったいない。そんなことないのにね。すまんGさん!

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2009年09月10日

スケッチ

090910研究者の方からホンダワラサンプルを送っていただき、記載のために久しぶりにスケッチを描いてみました。それを見て種類がわからないとスケッチの意味がないので、職場の方に見せたら「あ、キレバモク!」とその種を言っていただきました。よかった・・。静かな夜にiPodを聞きながら描いていると、最初はまだまだだなぁと思うのですが、だんだん形になると嬉しくなりますね。やっぱりこういう作業はとても好きです。

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2009年09月06日

三浦半島海藻図鑑

090906三浦半島海藻図鑑をゲット。
私が学部生の頃は海藻図鑑と言えば学研か保育社ぐらいしかなかったけど、最近はいろいろな地域のローカルな海藻図鑑が増えてます。海藻って同じ種類であってもいろいろ形態が変わってくるので、こういう図鑑が増えるのはとても嬉しいですね。実際に行くことができない場所も多いので、この種が生えているのかぁとか、こんな形なのかと妄想するのも楽しいですね。横須賀自然・人文博物館に連絡をすると購入方法を教えてくれます。

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2009年09月04日

さとうきび

090904_8サトウキビって切って土にさしたら、そのまま芽が出るって知ってましたか?自分でも育ててみたくなって、生のサトウキビがないかなぁと探していたら、近くのスーパーにありました。それも一本丸々・・・。ホテルの部屋に立てかけてみたけど、大きな杖みたいですね。このままじゃ飛行機に乗れないので、100円ショップでノコギリを買っていくつかに分けて持って帰ってきました。

090904_9今はここまで葉っぱが出てきました。本当に挿し木ができるんですね。でもどれくらい育つんだろう・・。

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ウミニナ探し

調査も終わり、午後の飛行機で石垣島を出発します。
すると所属する研究室から、干潟で“リュウキュウウミニナ”を採ってきてとの指令が!!リュウキュウウミニナ・・・。ウミニナっぽい巻き貝は分かるけど、どれがリュウキュウウミニナかはさすがに難しいな。とにかくウミニナ類を持って帰ろう!とアマモ調査をしていた吹通川河口へ行ってみました。波打ち際や泥っぽいところや、マングローブの中も探したのですが、なかなかいない・・。
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これはまずい!と、今度は島南東部の宮良川河口へ行ってみました。しかしここも探せど探せど、ウミニナ類がいません。石をひっくり返すと何かしらの生き物がいるので、一瞬あっ!!と思うんだけど、違うんですよね。海藻もそうだけど、知らない土地で、それもあまり自分になじみのない生き物を探すのってすごく難しいんですよね。基本的に生き物はいる場所が決まっているので、そこがわかればいくらでもいるのに、その特徴を把握するのも一苦労だし、実際にその生き物に慣れていないと、実は視野には入っているのにそのままパスしちゃってるということも多々ありますよね。
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これはダメだ・・・。と来た道を戻っていると、探している間にもだいぶ潮が引いたのでダメ元でちょっと沖側を見て見るとウミニナ類が固まっている!!あとで確認したらリュウキュウウミニナでした。勝手に泥っぽいところと想像してたけど、こんな比較的沖側の砂利っぽいところにいるんですね。とにかくよかった・・。勉強になります、というかもっと動物も勉強します。
とうとう石垣島を出発です。やっぱりいいな。宮古や西表は“行くところ”と思うのですが、石垣だったら本当に住んでもいいな。ぜひまた来たいです。
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2009年09月03日

ウミショウブ

090903_3石垣島での調査最終日、今日は沖側のやや深い場所での調査です。ここまで来ると、面積あたりの海草類の被度はグンと下がり、ウミショウブなどの大型の海草類が点在しています。うっすらと白む海の中にユラァ〜っと生えているウミショウブは独特な雰囲気がありますね。こんなに大きいと、枠内のウミショウブを上からの投影面積で算出するのが難しい・・。
職場の研究者の方にホンダワラについている微細藻の採集を頼まれていたので、船長さんに言って再び浅瀬へ。石垣の吹通川河口にはトサカモクSargassum cristaefoliumしか生えていませんでした。できれば白保にもホンダワラを見に行きたかったな。
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2009年09月02日

ボウバアマモ

石垣島のアマモ調査初日です。島の北部にある吹通川河口を岸から沖に向かって数100mモニタリングする予定で、今日は河口側の浅瀬を調査します。50cm方形枠を使ってランダムに被度を調べていくと、やはり浅瀬はリュウキュウスガモが優占していますね。ここにはそのほかにもコアマモやリュウキュウアマモやウミジグサなど9種類のアマモ類がいますが、中でも写真右にあるボウバアマモが好きです。その名の通り棒状で断面が円柱形の葉や質感が面白いです。ここでは比較的少なくて、自分の方形枠に入ってるとちょっと嬉しくなります。
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ハブクラゲ!!

090902_3この日の調査の終了間際、一緒に調査をしているメンバーから、「ハブクラゲがいる!」との声が!!思わず向かって目を凝らして見ると、何となくうっすらとハブクラゲの四角い頭が見えます。うわぁ、これはなかなか気づかないなぁ。もしシュノーケル中にすぅーっと触手が顔に触れるかもなんて思うとゾッとしますね。刺された量やその人の体重によっては死ぬこともあるし、助かっても傷はずっと残るだろうし、本当に怖いですよね。私も万が一ハブクラゲに刺されてもいいように、この調査中はキャッチバッグにお酢のボトルを入れてありました。
ずっと見ていて分かったのですが、ハブクラゲはかなりの遊泳能力がありますね。クラゲなんてただ流れに任せてユラユラしてるだけかと思ってたけど、ハブクラゲは流れに逆らってグイグイ進んで行きます。怖い・・。そっと近づいて撮った写真がこれです。海ではいろんな生き物を見てみたいけど、ハブクラゲには会いたくないです。

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2009年09月01日

石垣島

090901_1環境省のアマモモニタリングの仕事で沖縄の石垣島に来ました!沖縄では新型インフルが流行っているとのことなので、マスクをして空港へ・・。でも石垣の太陽や海を見ちゃうとマスクなんてつけてられないですね。今日は各所への挨拶と現場の視察です。やっぱり石垣はいいなぁ。初めて石垣に来たのは大学院生の時です。1ヶ月近く1人で黙々と沖縄の海で調査していて、もう何でもいいから人の声が聞きたくなってコンビニでラジオを買ったのが石垣島でした。そのコンビニは今もあって、なんか懐かしいなぁ。ちょこっとでもホンダワラも見れればいいんだけどな。明日からの調査も頑張ります。

090901_2お昼は有名なキミ食堂の味噌そばを食べました。沖縄では珍しい味噌風味の八重山そばです。自家製の宮古味噌と野菜たっぷりのそばがとてもおいしいです。

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2009年08月30日

宮浜温泉祭り

夏が終わりますね・・。宮島の花火大会も行かなかったし、今年は花火を見ていないなぁと思っていたら、家から自転車で数分ほどの場所で「宮浜温泉まつり」があるそうです!花火大会もあるって書いてあるし、自転車を走らせて行ってきました。会場に着くと、地域のお祭りらしくとてもこぢんまりしていて、ステージでは神楽をやっていました。でも目当ての花火はちょっと嫌な予感が・・・。奥のスペースに市販のドラゴン的な(ゴォーって吹き出すやつ)花火がたくさん並んでる!!打ち上げ花火じゃなかったのかぁ・・。神楽が終わって、「いよいよクライマックスの花火大会です!!」のアナウンスが・・。はっぴを着た青年団風の方たちが一斉に花火に火を付けました。おぉ〜すごい。まぁ打ち上げ花火にはかなわないけど、こういうほのぼのした地域のお祭りもいいですね。
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2009年08月25日

漁師タオル!?

090825_1以前、広島の東急ハンズをふらりと歩いていると、お風呂グッズコーナーに“漁師タオル”なるものを発見!!漁師タオルってなんだ?と手に取ってみると、僕らが普段の仕事でもよく見る、漁に使う単なる漁網の切れ端です!!泡立ちがよくピーリングやマッサージ効果があるって書いてある。本当かな・・。ちょっとしたタオルサイズで880円もするよ。こんなのよく港の隅に捨てられてたりするよね。もしかしたらこうした漁網を再利用してるのかな。だったらちょっとはエコだよね。まさかとは思いながらも新しもの好きの私としては試してみたい衝動にかられましたが、今度仕事先の漁師さんにお願いしてみようと思ってそのまま帰ってきました。

090825_2すぐに機会はまわってきて、山口県の周防大島で漁師さんに用船してもらい調査に行くことに。お昼にお弁当を食べながら、「この前、こんなものがあって・・。」と話すと、「この網を持っていきな!」と、あの“漁師タオル”と同じ漁網をいただいてしまいました!やった!!その日の夜、こんなものが使えるわけないと疑いながら使ってみると・・、めちゃくちゃ泡立ちがいい!ちゃんと体も洗えます。ちょっと硬めが好きな私としては、この漁網はかなり気持ちがいいですね。すすいだときに泡切れもいいです。これは思いがけずヒットかも。お風呂に漁網がかかってるのは違和感あるけど、もし手に入れることができる方はぜひ。

2009年08月20日

トコブシバリア

090820職場の研究員の方が大型のコンクリート水槽でアワビを使った実験をすることになりました。同じ水槽内に複数の実験区を設けるのですがそれぞれの実験区からアワビが移動しないようにしたいんです。カゴや網で囲えば楽だけど、屋外ではすぐに藻や珪藻で覆われてメンテナンスが大変だし、それ自体で光りや流れも変わるし、できればオープンな状態で実験を行いたいんです。アワビは砂面を移動できないということで、すぐに手に入ったトコブシで試してみたところ、水槽内の小石や貝殻混じりの砂面では縦横無尽に動けることが判明・・。んー、何かないかなと考えていて思いついたのが“ネコバリア”。ネコよけ用のトゲトゲのプラスチックのシートがありますよね。これを100円ショップで買ってきて実験区の周りに設置してみると、微妙に使えることが判明・・。いくつかの大きさのトコブシで繰り返し実験をしたんですが、殻長7cmのトコブシはこのトゲトゲの上も自由に移動できるのですが、5cmのトコブシは移動できずにずっと実験区内にとどまってました。とりあえず殻長5cm以下からトゲの幅以内のトコブシであればバリアになりそうです。もっと大きかったり小さいサイズの場合はどうしようかな。以前、宮崎水試の方に教えていただいた“ウニフェンス”を実験用に改良して試してみたいですね。

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2009年08月18日

200%ハッピー!!

090818コンビニにて、あのハッピーターンの粉が200%に増量されたスペシャルバージョンを発見!おもわず買ってしまいました。ハッピーターンって、食べ終わった後に指にたまった粉をなめるのがおいしいんだよね・・。その粉が20%や30%なんて中途半端な数字じゃなく、200%増量なんて!!やっぱりこういう要望って強かったんだろうな。袋を開けてみると、ハッピーターンが粉でモワモワしている気がする。食べてみると・・、あー、いかにものアミノ酸味が口の中に広がります。このダメな感じの味がいいんだな。指を見ると、ひとつ食べただけなのにすでにひと袋食べたぐらいの粉がついてます!!すごい、もうあまりの味の濃さに、口の中がギューッとなる感じのあの粉の味しかしなくなってきた。こんなにサクサクのハッピーターンが重い・・・。もうしばらくは食べたくないな。ハッピーターンの粉ファンにはかなり満足の商品でした。

2009年08月16日

三重県に行ってきました。靴を脱いで久しぶりに川に入りました。気持ちがいい・・、川に入ったのなんて何年ぶりだろう。実は川もかなり好きなんですよね。昔みたいにテナガエビとか採りたいな。決意を胸に。
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2009年08月13日

広島のお盆

090813お盆ですね。私の職場は半年以上の勤務がないと夏期休暇がないため、5月から勤務の私はお盆の13日も通常勤務です・・・。
職場からの行き帰り、お盆が近づくと近所のお墓にはなにやら派手な灯籠飾りが並び始めます。お墓によっては所狭しと並んでいます。遠くの山とか、お墓が見えなくてもこの飾りはキラキラ見えます。地元のパート職員さんに聞いたら、この飾りは各家で何個も買って、親戚やゆかりのあるお墓にさして回るそうです。だから親交の広い家のお墓などはいろんな人からたくさんさしてもらって、敷地がすごいことになってますね。派手な灯籠飾りですが、初盆のお墓には白い灯籠を飾るそうです。この時期になるとホームセンターやスーパーはもちろんですが、ローソンなどのコンビニでも販売してるので、ここの地元ではお盆のお花やお線香を買う感覚でこのお飾りも買うんですね。初めて見ました。

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2009年08月06日

8月6日

090806_18月6日ですね。64年前のこの日に広島に原子爆弾が投下された日です。広島ではこの日の前後にいろいろな追悼の行事があり,私も昔より灯籠流しを見たいと思っていました。
広島に来た今年、原爆ドーム前の太田川に行ってきました。会場に到着すると、日はまだ明るかったのですが既に灯籠は流れはじめていました。ドームの対岸に座って、流れる灯籠を静かに眺めていました。だんだんと暗くなると、灯籠の明かりはより鮮やかになり、チラチラと揺れる火の光がとてもきれいです。灯籠には流した人それぞれのメッセージが書かれています。64年前の爆心地は目の前の原爆ドームからたった160メートル離れた場所にあり、いま私が座っているここもどんな状況だったかと思ってもとても想像できませんね。自分なりの思いを胸に、ただただ静かに流れていく灯籠を見つめていました。広島に来て、こうして見に来れてよかったです。
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2009年08月04日

愛冠岬

厚岸滞在最終日の朝、けっこう急な山道をハーハー言いながら登り、実験所の裏山へ散歩に行きました。ここは愛冠岬(アイカップ)といって、カップルで鳴らす縁結びの2つの鐘があります。愛の冠ってすごい名前だよね。頂上からは厚岸湾を一望することができ、遠くには昨日行った大黒島が見えます。
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ここまで来る山道は緑が濃くて、空気もおいしくて、ちょっとヒンヤリしていて、とても気持ちがいいですね。この日は霧もいい感じ。鹿もたくさん歩いていました。いい朝の散歩になりました。
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厚岸からの帰り、釧路空港で“ししゃもパイ”を発見!!思わず買ってしまいました。まあおいしいけど、うなぎパイの方が好きかな。

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2009年08月03日

アザラシ調査

北海道の厚岸滞在中、宿泊している北大厚岸臨海実験所の船で、大黒島の周辺を回りました。大黒島は厚岸湾の湾口に位置する無人の島なのですが、島をよく見ると、なんとも不安定そうな小山の上に、黄色いテントが立っています!!手を振ると、人が出てきて手を振ってくれています!!なんとこの人たちはアザラシの研究者で、ここで何週間も泊まり込んでがけの下にやってくるアザラシをカウントしているそうです。すごい・・。風が強かったらテントなんか飛ばされそうだよね。2枚目の写真は北大厚岸実験所です。右が研究棟で左が宿泊棟です。すごいところに建ってるよなぁ。
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厚岸湖のアマモ

厚岸湖でアマモの調査です。この時期の厚岸で5mmのウエットスーツは寒い・・・。後半は折れそうな心を奮い立たせてました。一面の広大なアマモ場なので、いろいろ写真を撮りたいなぁって思うんだけど、底質は泥っぽくてすぐに濁るし、あまりにも密集して生えてるし、ぜんぜん写真が撮れませんでした。残念・・。
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2009年08月02日

厚岸

アマモ場の調査で、北海道東部の厚岸にやってきました!札幌から釧路までの飛行機がなかなかすごかったです。それにしても厚岸は寒い・・。広島と比べて15度以上の気温差があります。長袖は薄手のパーカーしか持ってこなかったけど大丈夫かな・・。恐るべし厚岸。港ではサンマ漁船の明かりがとてもきれいです。ものすごい光量ですね。近くで見てみたかったな。
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2009年07月25日

成ヶ島

大阪湾見守りネットワーク主催のアマモ場観察会に参加するため、淡路島東岸の成ヶ島に行ってきました。成ヶ島は淡路島から100mほど離れた砂州状の島で、渡し船で簡単に渡ることができます。アマモ場の中と外の泥を取ってきて、篩でふるって出てきた動物をソーティングしたり、アマモ自体の観察をします。休みの日にも普段の仕事と変わらないことをやってると笑われそうですが、どうしても海藻海草に目がいってしまう自分にとっては、こうしていろいろな動物をみることはとても勉強になっていいですね。今まであまり関西方面に行ったことがなかったので、こうして関西方面で活躍されている研究者や調査会社の方とお話しさせてもらえるのもとてもうれしいです。大阪湾のアマモ場はどこも状況が厳しいので、わずかではあるけどここのアマモ場もなんとか持ちこたえて欲しいですね。帰りは大阪府立大の先生に兵庫まで送っていただいてしまいました。自然や環境を考えた都市整備などを専門とされていて、興味深い話をいろいろ聞かせていただきました。ありがとうございました。
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2009年07月22日

皆既日食

d685f393.gif日本では46年ぶりとなる皆既日食がありましたね。広島でも85%以上欠けます。メインである鹿児島の離島などは天気があまり良くなかったようですが、広島は薄曇りで時々晴れ間も出て、太陽の形がはっきりと確認できました
はじめは、どうせ広島だし・・なんて思ってましたが、時間が近づくと何となくソワソワ・・。11時になって外に出てみると、職場の皆さんも外に出られていました。黒いゴミ袋を二重にするという、本来はやってはいけない観察方法ですが、あまり見過ぎないようにチラッチラッと観察しました。ジワジワと太陽が欠けていく感じはなかなかすごいですね。85%といえども辺りはスゥーっと暗くなって、夕方の暗さとは違う独特な雰囲気でした。望遠鏡とかでちゃんと写真を撮りたかったんだけど、自分のコンパクトデジカメでは下の写真が限界でした・・。左がそのまま撮影した写真で、右が二重の黒いゴミ袋を通した写真です。初めて日食を体験しました。今度は真っ暗になる場所で見て見たいですね。次に日本で見れるのは26年後かぁ。
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2009年07月18日

ふうちゃん

fef8aa5e.gif職場の一般公開がありました。私の立場の職員は一般公開に参加せずに休みだったらしいのですが、調査続きで情報が入らず、職場の一般公開はもちろん行くものだと思って出勤してしまいました。でも行って良かった、うちの研究室のブースは海藻押し葉作りだったのですが、めちゃくちゃ大盛況で人手がたりませんでした。海藻押し葉っていろんなところでやってますが、いつもそれぞれの発想の面白さに驚かされますね。子供から大人までたくさんの人に参加していただいて本当によかったです。水研キャラクターの“ふうちゃん”も着ぐるみで登場!中に入っているのは顔も知ってる職員さんだけに、うーん、お疲れ様です・・。中にはファンで空気を送り込んでるらしいけど、やっぱりすごく暑いよね。
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作っていただいた海藻押し葉は裏面がハガキになっていて、宛先も同時に書いてもらいます。乾燥後にラミネートをして郵便でお送りします。オゴノリだけを使ってとにかくたくさん文字が書いてあったり、アナアオサを自分の好きな形に切り抜いてあったり、本当に面白いです。私が気になったお気に入りは右です。すごい。

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