兵庫県の南西部、上郡町、佐用町、たつの市にまたがる高原の近未来都市、播磨科学公園都市。
多くの企業の研究施設や世界最大級の大型放射光施設spring8、粒子線医療センター、大学、国立の研究機関が拠点を構えるテクノポリスである。
そんなこの町の中心部に存在する印象的な建築物、サンライフ光都。
播磨科学公園都市は佐用町三日月方面、たつの市新宮町方面、相生市方面、上郡町方面からの四つの町からアクセス可能になっており、どこから来てもこの『テクノ中央』と呼ばれる交差点に合流する。
航空写真で見ると円状に植樹されるなど整備されており、『センターサークル』という愛称もついている。
テクノ中央の真正面に鎮座するサンライフ光都。
まるで天上界に続く神殿のような風格が漂う。
磯崎新氏の設計で1995年の竣工。
サンライフ光都の前にあるストーンヘンジのようなモノリス。
ただっぴろい高原が広がる。定期的に整備されているようだ。
真下からみるサンライフ光都。
中央の空洞がすごいインパクト。
ルーフテラスとして空の庭をモチーフにデザインされている。
中央空洞を境に西館、東館と分かれている。
1階中央も通り抜け可能になっている。
東側側面。コンクリ無機質な感じが何となく90年代を感じさせる。
北側の公園より。
併設されている公園もコンクリ打ちっぱなしの建築。
サンライフ光都に隣接するこの町唯一の商業施設、光都プラザ。
プラザ全景
ミニコープは営業時間10:00~20:00
光都プラザ西側は大きく吹き抜けになっている。前方の芝生を一望。
播磨科学公園都市は2017年で街びらき20周年。
近未来感のあるエレベーターと通路。
2017 年で20周年を迎えたこの都市であるが不況や県の財政難等で企業進出、宅地造成進まず用途不明の空き地が多い。人口も伸び悩んでおり、このサンライフ光都も例にもれず、入居者募集中。
播磨科学公園都市のトータルコンセプトは『人と自然と科学が調和する高次元機能都市』
デザインコンセプトは『時間とともに成長する森の中の都市』
サンライフ光都と光都プラザはこれらを象徴する物件である。
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