ということで、前回問題を簡単に整理したので、その前提を踏まえて北大阪急行(以下・北急)の延伸区間を歩いてみた。

現在の終端駅、千里中央駅から出発する。

千里中央駅 駅名標

駅名標に、出資会社にして筆頭株主の阪急電鉄の香りが漂う。

大阪市営地下鉄御堂筋線は、中津駅を出ると地上区間に入り、新御堂筋の中央部を道路に挟まれる形で北上する。北急はその延長線上にあるので、これも新御堂筋の中央部を北上するのだが、終点の千里中央駅が近づくと地下区間へ入り、やや東側にカーブして商業施設の直下にある駅へすべりこむ。

ここから北上するにあたっては、再び新御堂筋のほうへ向きを変えねばならない。そのため、千里中央駅の車止めは、あらかじめ西側に湾曲した形状になっており、将来の延伸に対応した構造になっていた。構想によれば、この先にY字型の引き上げ線が設けられるようである。

千里中央駅 車両止め

ではこのまま掘り進めていけばいいのかというと、そうはいかないようである。

既に述べたように、千里中央駅一帯は商業施設が立ち並んでいる。また、新御堂筋と中央環状線がクロスする交通の要所でもあるために、住宅地もあって、その駅前は北摂エリアでも随一の賑わいを見せている。ここを起点に多くのバス路線が設定されていて、今回延伸する箕面方面にも多数のバスが走っている。

北急延伸に際して、工事上の大きなネックになると言われているのが、これらの建物である。

千里中央駅 タワーマンション

駅は右側の白い建物の地下にあるのだが、その延伸部分に立ちはだかるのが、ヤマダ電機と左側の高層マンションである。ヤマダ電機の地下部分と、高層マンションの基礎部分をどうやって攻略するのかが、建設上の問題点だそうである。

とはいえ、何らかのアイデアがあるのだろう。これを克服して、新線は新御堂筋を北上することになる。

新御堂筋1

さて、新御堂筋は、いわゆる国道423号線である。

新御堂筋標識

であるが、多分「国道423号」といっても地元の人間には通用しないだろう。地元では「しんみ」と略され、管理人も仕事で毎日のように利用している。大阪市内と北摂エリアを結ぶ大動脈であり、本線は信号のない自動車専用道になっている。国道なので通行無料でありながら高速道路に準じた規格を有していることから、交通量は非常に多く、朝夕は南北両方向で渋滞が頻発する。

新御堂筋は2つ上の写真のように側道が整備され、歩道も完備していることから、歩いて北上することが可能である。

少し歩くと、工事現場に遭遇。

地盤調査1

何てことのない地盤調査だが、よく見ると……

地盤調査案内

北急延伸関連の地盤調査であった。ここを含めて8か所で行われており、この先でも同様の地盤調査が行われていた。前回、事業化合意とご紹介した新聞記事は昨年年末の記事であったが、年明け早々に早くも進捗しているようである。箕面市のやる気を感じた瞬間であった。

坂を上っていくと、最初の中間駅、箕面船場駅(仮称)にたどり着く。

新御堂筋2

(2)へ続く

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