(1)から

インクラインの鉄路のほうへ行ってみよう。

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レールが4本見える。インクラインはいわゆる「複線」だったことがわかる。当時の一般的な鉄道はほとんど単線だったはずだから、なかなか珍しいのではないか。

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インクラインの両サイドには、たくさんの桜の木が植えられている。インクラインだけではなく、琵琶湖疏水全体に桜の植樹が多い。春になれば、ここは花見の名所に変わるのだ。

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ということで、この時期の人出はさほどでもないようだった。

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とはいえ、ちらほら観光客の姿は見られる。

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蹴上は小高い丘の上にある。インクラインの上のほうからは、遠く北山の方角を望む。

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引き続き下っていくと……

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インクラインと並行している三条通側に、何やら煉瓦造りの構造物を発見。

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実はこれ、インクラインの下を貫くトンネルである。トンネルの向こうは紅葉の名所でもある南禅寺。

クラシカルな佇まいが魅力ではあるが、魅力はそれだけではない。

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何と、煉瓦がねじれているではないか。

「ねじりまんぽ」と呼ばれる工法である。インクラインの上を通る台車や船の重量を支えるべく、トンネルの強度を増すためにこのような工法になっているそうだ。

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ねじりまんぽのトンネルの反対側には、琵琶湖疏水の建設に当たって犠牲になった人たちの慰霊碑が建っている。当然ながら、当時としては難工事であるがゆえに多くの人が犠牲になった。

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(3)へ続く

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