2006年05月17日

久保竜彦:代表落選 愛娘もショック ジーコ嫌い

 久保が落ちた。W杯日本代表メンバーが15日に発表され、当選確実とみられていたFW久保竜彦(29=横浜)が、まさかの落選となった。コンディション不良を理由にジーコ監督(53)が決断したサプライズ。ジーコジャパン最多得点で指揮官が「核」にも指名していたドラゴンのメンバー落ちで、日本が衝撃に包まれた。

 

 



その瞬間、代表発表の会見場はどよめきに包まれた。ジーコジャパン18試合11得点と最も決定力のある久保の落選。指揮官が明言していた「サプライズなし」は覆り、98年のカズ、02年の中村に続く悲劇が起きた。午後4時から会見予定だった日産スタジアムでは、久保のために用意した椅子と花束が居場所を失い、チーム関係者は「頭が真っ白になった」と動揺した。それは東戸塚のクラブハウスでも同じで、選手が「俊輔の時よりショック」「おかしい」と激怒。自らも落選したDF松田も「人のことでこんなに悔しいと思ったことはない」と唇をかんだ。

 

 「残念です。また落ちたかっていう感じ。今まで練習も試合もいっぱいやってきた仲間たちには頑張ってほしい」。クラブハウスで午後5時半から急きょ開かれた会見でただ1人、久保は気丈だった。普段は無口な男が雄弁に語り、時折見せる笑顔は痛々しかった。

 

 この日、久保は体をケアするため山形にいた。落選の一報は移動中の新幹線の中。佳奈子夫人(29)からの電話で知った。一昨年10月から椎間板(ついかんばん)ヘルニアの治療に専念し、全国を回って治療を重ねる努力を見てきた夫人は「居ても立ってもいられなくて」と長女と二女と一緒に迎えに来た。大好きな父親が落選したことを知った長女は「ジーコ嫌い」とショックを受けていたという。

 

 ジーコ監督は落選理由を「彼は今、完ぺきなコンディションではない。柳沢は?と聞かれたら、骨折から復帰してきた選手は、フィジカル的なものが整えば支障もなく動ける。今、柳沢は通常の形でボールを使って何でもできる状態にある。

 

玉田も小野もそう」と説明。9日のブルガリア戦前に23人を選び、体調面で2、3人の入れ替えを検討。不発に終わった13日のスコットランド戦後、苦渋の決断を下した。だが、久保は本番を見据えたからこそブルガリア戦の欠場を直訴した。当落線上であると分かっていれば強行出場も辞さなかったはず。だから歯がゆさが残る。

 

 「前よりW杯に行けるという気持ちが強かった。でも、この2試合は不安もあった。今年30歳だし、そう簡単にはね。日に日に良くなっている感じはあったけど、監督の考え方だから仕方ない」。16日からは横浜の練習に合流する。「次、試合があるし、マリノスで頑張りたい。代表?呼ばれたら行きますよ。体調が良かったらね」。孤高のFWが見せた精いっぱいの意地だった。

【感想】本当にスポーツの世界は厳しいとおもった。だって久保はいままでのフォワードの中で一番の得点をあげている選手!それが現時点でコンディションがよくないからといって選ばれないだから!!うーん 厳しいなー。

日本人の監督であれば、もしかしたら選らばれていたかもしれない。つまりいままでの実績を加味して!ジーコはいままでの久保の実績を加味ないで、久保を落として、この数ヶ月間がんばってきた巻選手を選んだわけだ!勝負一点にこだわったわけだ!

しかし 私には1つ府に落ちないことがある。いままで久保を使い続けてきたわけだが、コンディションの不良をいうことであれば、もっと前にわかっていたことだから、もっと前に判断出出来たのではないか!ということ。あれだけ 最後まで使い続けて、最後に時点で、コンディション不良だから、だめ!というのは、ちょっとかわいそうな気がする。

これで思い出されるのは、8年前の三浦カズのことだ。まったく同じケースで岡田監督に、最後の最後で、落とされ、外国から帰国したシーンはまだ記憶に残っている。「魂はフランスにおいてきた」というセルフは、印象的だ!

改めて、今回の久保落選はスポーツの厳しさを感じさせられた思いがした。



bunkafs at 09:32│Comments(0) サッカー 

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