昭和14年

上方落語史料集成 昭和14年(1939年)1月~6月

昭和141

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 繁子・洋々、小円馬、竜光、光晴・夢若、芳男、静代・文雄、芳子・市松、春団治、五郎・雪江、伯龍、九里丸、結城孫三郎、十郎・雁玉、東家楽燕、石田一松、エノスケ・エンタツ。【広告参照】

十一日より

△南地花月 雁玉・十郎、ワカナ・一郎、木村友衛、エンタツ・エノスケ、結城孫三郎一座、石田一松、神田伯龍、九里丸、アチヤコ・今男、三木助、柳枝・久月、円馬、竜光、奴・喜蝶、幸児・静児。

△北新地花月倶楽部 エンタツ・エノスケ、神田伯龍、石田一松、ワカナ・一郎、木村友衛、アチヤコ・今男、三木助、結城孫三郎一座、市松・芳子、芳男、九里丸、五九童・蝶子、小円馬、文治郎、一郎。

二十一日より

△南地花月 雪江・五郎、アチヤコ・今男、春団治、石田一松、エンタツ・エノスケ、三木助、結城孫三郎一座、文雄・静代、九里丸、市松・芳子、小円馬、出羽助・竹幸、円馬、寿郎・志津子、文治郎、クレバ・清。

△北新地花月倶楽部 文雄・静代、三木助、市松・芳子、結城孫三郎一座、アチヤコ・今男、春団治、雪江・五郎、エンタツ・エノスケ、円馬、柳枝・久月、石田一松、文治郎、九里丸、円枝、小円馬。

昭和1411日 大阪毎日新聞[広告]

14年 001

〈編者註〉南地花月・北の新地花月倶楽部合同広告。

昭和1411日 

楽語荘同人 

桂花団治、笑福亭里鶴、桂米団治、桂米之助、桂談枝、林家染三、林家染之助、桂南天、桂麦団治、桂花柳、立花家花橘、笑福亭福松、笑福亭福円、桂小米喬、橘ノ円都、笑福亭円歌、桂三八、笑福亭松竹、三笑亭芝楽、笑福亭松鶴、笑福亭松翁

〈編者註〉「上方はなし」第三十二集(昭和1411日発行)より。

昭和14114

◇「上方はなし」を聴く会 午後一時より高麗橋三越八階ホールにて 主催楽語荘

 伊勢詣り(南天)、あん七(花柳)、新町ぞめき(染三)、不動坊(米之助)、市助酒(松鶴)、口入屋(談枝)、蜆売り(米団治)

〈編者註〉「上方はなし」第三十三集(昭和1421日発行)より。昭和14年度よりの例会の回数がどうなっているのか「上方はなし」を見てもよくわからない。よって14年度よりは開催日時だけを掲載する。


昭和
142

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 今男・アチヤコ、三木助、助次郎、エンタツ・エノスケ、ワカナ・一郎、文楽、九里丸、右楽・左楽、春団治、太郎・菊春、白高山、雪江・五郎、芳男、洋々・繁子、馬生、竜光。

△北新地花月倶楽部 エンタツ・エノスケ、文楽、九里丸、春団治、雪江・五郎、助次郎、アチヤコ・今男、三木助、洋々・繁子、円馬、竜光、右楽・左楽、染丸、文治郎。 

十一日より

△南地花月 扇遊、夢若・光晴、石田一松、三木助、文雄・静代、九里丸、文楽、雁玉・十郎、神田伯龍、ワカナ・一郎、春本助次郎、広沢虎造、エンタツ・エノスケ、柳家金語楼、クレバ・清。【広告参照】  

△北新地花月倶楽部 円若、円枝、クレバ・清、円馬、雁玉・十郎、神田伯龍、扇遊、文雄・静代、九里丸、柳家金語楼、エンタツ・エノスケ、石田一松、桂文楽、ワカナ・一郎、春本助次郎、広沢虎造。

二十一日より

△南地花月 円若、文治郎、右楽・左楽、華声・みちる、円馬、ラツキー・セブン、太郎・菊春、林芳男、アチヤコ・今男、竜光、三木助、雁玉・十郎、九里丸、春団治、雪江・五郎。  

△北新地花月倶楽部 染蔵、蔵之助、林芳男、九里丸、染丸、右楽・左楽、華声・みちる、円馬、柳枝・久月、ラツキー・セブン、春団治、雪江・五郎、竜光、三木助、雁玉・十郎。

京都の寄席案内

二十一日より新京極富貴へ出演の落語家は金原亭馬生、桂円枝、色物は東洋二郎、その他漫才。

昭和1428 大阪時事新報

◇寄席たより 十一日初日で南地花月と北新地花月倶楽部の紀元節奉祝記念会として吉本興業が開く特別大演芸陣の顔触れは金語楼、文楽、伯龍、助次郎、「エンタツ、エノスケ」「文雄、静代」「ワカナ、一郎」石田一松、九里丸、三木助等の豪華メンバーであるが、これに浪曲界の人気王広沢虎造が特別出演として覇を競ふことは又と見難き壮観さを呈するであらうと今より好人気を呼び、その出演は各方面から大いに期待されている。

昭和14210日 大阪朝日新聞[広告]

14年 002

〈編者註〉南地花月・北の新地花月倶楽部合同広告。

昭和14211

◇「上方はなし」を聴く会 午後一時より高麗橋三越八階ホールにて 主催楽語荘

 近江八景(枝三郎)、厄払い(米之助)、蛸芝居(花柳)、高尾(米団治)、電話の散財(染三)、夏の医者(円都)、天神山(松鶴)

〈編者註〉「上方はなし」第三十四集(昭和1431日発行)より。

昭和14216 大阪時事新報 

◇目下新世界芦辺劇場で初日以来連日大入りの大盛況を呈している上演中の「落語と兵隊」は金語楼が本年度最初の創作ものとして発表したもので、自ら兵隊に扮装して只一人出演、恰も数十人の登場人物あるかの如き感を懷かす程の彼独特の話術の至妙で観客を笑はせている。


昭和
143

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 一郎、林芳男、寿郎・志津子、円馬、雅子・染団治、春団治、夢若・光晴、九里丸、ろ山、文雄・静代、正蔵、雪江・五郎、丸一小仙、三木助、雁玉・十郎。  

△北新地花月 染蔵、馬生、円枝、九里丸、花蝶、正二郎、右楽・左楽、林芳男、文雄・静代、正蔵、夢若・光晴、丸一小仙、春団治、雁玉・十郎、ろ山、雪江・五郎。

二十一日より

南地花月 小雀、一郎、馬生、奴喜蝶、円馬出羽助竹幸石田一松、林芳男柳枝久月三木助右楽左楽九里丸雪江五郎三亀松、春団治文雄静代雁玉十郎  

北新地花月倶楽部 染蔵、林芳男、蔵之助、一郎、喜蝶雪江五郎九里丸出羽助竹幸春団治寿福奴円馬雁玉十郎柳枝久月三木助、三亀松

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭円若、橘家蔵之助、桂文治郎、色物はアダチ龍光、結城孫三郎一座、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭円若、金原亭馬生、桂春団治、色物は石田一松、結城孫三郎一座、その他漫才。

二十一日より新京極富貴へ出演の落語家は桂円枝、桂文治郎、その他漫才。

昭和1434

◇「上方はなし」を聴く会 午後一時より高麗橋三越八階ホールにて 主催楽語荘

 小倉船(染三)、八五郎坊主(談枝)、雪こかし(松鶴)、先の仏(花団治)、関津富(花柳)、親子茶屋(花橘)、嘘修業(米団治)

〈編者註〉「上方はなし」第三十五集(昭和1441日発行)より。

昭和143月某日

◇「上方はなし」を聴く会・神戸公演

 東の旅(米之助)、三十石(染三)、桜の宮(花柳)、どうらんの幸助(円都)、寄合酒(春輔)、肝つぶし(花橘)、天王寺(松鶴)

〈編者註〉「上方はなし」第三十五集(昭和1441日発行)より。日付、場所不祥。

昭和14322日 大阪毎日新聞

○注文帳 ②人情噺 行友李風 [前日掲載の①「講談」の続き]

大阪の講談師といへば泣いても笑つても南陵たゞ一人、盛んに重宝がられている。我、この南陵に対しての注文は、東京方の向うを張るにおよばず、伝統的な独自の大阪講談として、東京方の真似およばない郷土の特色、たとへば天神記、前太平記、中山問答、石山軍記の類に手を付けてほしい。下積にして置けばあたら持腐れ、楠公記のような大物を浪曲の宮川松安一人に任せて置く手はないと考はる。さて講談の次いでに聯想されるは人情噺。これはいふまでもなく落語家の領分に属する芸だが、廃れてしまつてその一部が世話講談に塗替られている。しかし講談の真世話は真世話、人情噺は人情噺、芸は全々別物なので、読口にも話方にも違つた約束がなければならぬはず。近ごろ大阪の円馬によつて演じられるが、あれは僅かに話の筋道を伝へるばかりで、人情の妙もなければ巧味も出ない。故人柳枝や円朝の速記本を読んで見てもその辺の違ひ目はハツキリわかると思ふ。

昭和14323日 大阪毎日新聞

○注文帳 ③人情噺 行友李風  

尤も今の落語家によつて人情噺を復活するといふことは、時勢の関係、芸人の技倆の問題で望めないかも知れないが、残して置くならせめて今のうち、この点主として東京の落語家に呼びかけて見たい。そこで話は落語に移る。東京はさすがに一流二流の大家、新進雲のごとくに簇り起るといつた有様だが、矢張り巧い芸人はダン〳〵いなくなる。看板は大家でも気品、持芸の貧弱な大家が多い。今売出しの金語楼にしても、新らしい話術といふだけで、芸道からいへばこなれていない、熟していない。大阪方と来るとこれはまた一段のみじめさ。純大阪の落語として誰がいる。染丸は老いた、円枝はあまり揮はない、三木助のごとき如何にも達者無類だが、妙に東京化した訛が邪魔になる。それに第一老いた種はあまりにも花柳界の題材が多く、古風な町人生活の状態など、一般には解り難くなり、自然ラヂオから遠ざかる次第。この点確かに大阪歌舞伎の不振の因と相通じ、滅びゆく寂しい姿がなつかしい。


昭和
144

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 繁子・洋々、芳男、雅子・染団治、左楽・右楽、三木助、芳子・市松、石田一松、神田山陽、今男・アチャコ、春団治、三亀松、小文治、十郎・雁玉、九里丸、雪江・五郎。

△天満花月 福助・松子、弟蝶・久次、団之助・静香、蔵之助、正蔵・文路、文治郎、洋々・繁子、唄治・鈴子、円馬、一郎、林芳男、五九童・蝶子、春団治、石田一松。

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は桂円枝、三遊亭小円馬、その他漫才。

二十一日より新京極富貴へ出演の落語家は金原亭馬生、三遊亭小円馬、桂円枝、色物は石田一松、その他漫才。

昭和1441日 大阪朝日新聞[広告]

14年追加 001

〈編者註〉吉本興業が千日前にオープンした大阪花月劇場の広告。これ以降、ずっと新聞広告は出るが、漫才やバラエティが中心で、落語家の出番はほとんど見られない。よってすべて割愛した。なお、右は浪花座の砂川捨丸を座長とする籠寅演芸部のまんざい大会の広告である。参考までに。

昭和14415

◇「上方はなし」を聴く会 午後一時より松屋町内本町松竹座にて 主催楽語荘

寄合酒(花柳)、向うづけ(談枝)、新作=代書(米之助)、貧乏花見(米団治)、地震加藤(春輔)、宿屋仇(松鶴)、忠義の正夢(花橘)

〈編者註〉「上方はなし」第三十五集(昭和1441日発行)より。なお五月例会は中止。

昭和15419日 

<桂三木丸死亡>

●桂三木丸 本名大久保挙母。明治十九年生。享年五十四。桂藤誠(大久保甲子蔵)の実子。桂仁左衛門の弟子で桂仁鶴、父の前名を継いで文如、四代目笑福亭松鶴の弟子で笑福亭仁鶴、二代目桂三木助の弟子で三木丸となる。血筋から芸の素質はあったはずだが、これといった活躍の記録は残っていない。晩年は漫才席のヘタリをしていたという。

〈参考文献〉橋本礼一「上方噺家列伝」(『藝能懇話』二十一号・平成28年所収)。


昭和
145

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 扇遊、清・クレバ、末子・三好、繁子・洋々、久月・柳枝、静代・文雄、今男・アチャコ、五郎・雪江、十郎・雁玉、三木助、九里丸、牧野周一、文楽、伯龍。

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は桂文治郎、橘家蔵之助、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭小円馬、桂円枝、金原亭馬生、色物は吉花菱女連、その他漫才。

昭和1453 京都日出新聞 

◇笑福亭松鶴 松劇に出演 フアンの絶賛を博している松竹劇場の新興演芸二日からの番組みには関西落語界の大家「笑福亭」の家元松鶴が新企画の立体落語「宮本武蔵」を提げて立花家花橘と共に出演している。

〈編者註〉松竹の肝煎りで「新興キネマ演芸部」が創設され、吉本興業の芸人を強引に引き抜いた事件は有名だが、その新キネに松鶴と花橘がコントで出たらしい。その後記録は見当たらず、いつまで出演していたかは定かでない。

昭和14516日  

<桂文雀死亡>

文雀 001●桂文雀 本名小宮山健吉。明治三年生。五代目笑福亭吾竹門下で吾遊、扇若、西国坊明学門下で学丸、独立して舌切亭すずめを名乗り、二代目文団治(七代目文治)の三友派に入って文雀と改名した。大正五年より反対派へ移り、反対派が吉本興行に統合された後もそのまま残り、大正十四年まで高座を勤めた。引退後は吉本興行の事務員になった。大正の中ごろから新作落語をやりはじめ、学校の先生の演説を茶化した話などを作り「田舎教師」と綽名された。また自作の「長屋会議」のレコードを吹き込んでいる。古典では「口合小町」が得意だった。

〈参考文献〉橋本礼一「上方噺家列伝」(『藝能懇話』二十一号・平成28年所収)/『古今東西落語家事典』(平凡社・平成8年)。


昭和
14524日  

<式亭三馬死亡>

ざこば 002●式亭三馬 本名宇田川勝太郎。慶応生。東京で修業していた時は師匠を度々変え、その都度名前も変っていたが、大正六年頃から京都に住み、大正七年十月、三代目三遊亭円馬の前名橋本川柳の二代目を襲名した。そして大正十二年二月に式亭三馬と改名し、これが最後の名前となった。二代目川柳の時代が華だったようで、新京極芦辺館の三友派日曜会にも積極的に出席し、「鼠穴」「明烏」「文七元結」「文屋殺し」「碁泥」「五人廻し」「富久」など三代目円馬写しの江戸前の噺を演じた。なかでも「子はかすがい(子別れ)」は高い評価を得た。三馬時代は大酒が祟って往年の覇気がなかったといわれるが、三友派が吉本に併合され、新京極富貴が漫才ばかりの出番になり、多くの噺家が去っていったあとも居残り、昭和十三年十一月まで高座を勤めた。噺の腕は確かなものであったに違いない。活躍の場が京都であったためか、大阪でも東京でもあまり評価されていないのは気の毒である。

〈参考文献〉橋本礼一「上方噺家列伝」(『藝能懇話』二十一号・平成28年所収)/『古今東西落語家事典』(平凡社・平成8年)。

昭和14528

◇上方物故落語家の追善法要 正十二時より寿法寺(紅葉寺)にて。主催「上方はなし」楽語荘

〈編者註〉「上方はなし」第三十六集(昭和1451日発行)より。


昭和
146

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 清・クレバ、扇遊、末子・三好、繁子・洋々、牧野周一、久月・柳枝、三木助、静代・文雄、文楽、今男・アチャコ、九里丸、伯龍、五郎・雪江、十郎・雁玉。【広告参照】

二十一日より

△南地花月 おもちや、芳男、房夫・兼子、春団治、柳枝・道風、馬風、三木助、右楽・左楽、ろ山、雪
 江・五郎、雁玉・十郎、三亀松、金語楼、二郎。

△北新地花月倶楽部 染蔵、文治郎、染丸、扇遊、芳男、寿郎・志津子、円馬、雁玉・十郎、春団治、三亀松、三木助、柳枝・道風、馬風、ろ山、雪江・五郎。

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭金原亭馬生、小円馬、桂円枝、色物は東洋一郎、柳家三亀松、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は桂文治郎、橘家蔵之助、林家染丸、色物は花月亭九里丸、吉花菱女連、その他漫才。

二十一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭小円馬、桂円枝、金原亭馬生、色物は吉花菱女連、その他漫才。

昭和1462日 大阪朝日新聞[広告]

14年 004

昭和1469日 大阪毎日新聞

<一陽斎小正一、二代目一陽斎正一を襲名する>

◇奇術師一陽斎小正一が師匠の名を襲ひ二代目一陽斎正一となつたので、その披露と関西素人奇術家の集りである陽友会の五周年記念をかねて、十一日午後零時半から軍人会館で披露大会を開催するが、収益は本社々会事業団へ寄付されることになつた。

〈編者註〉二代目は初代宮田源之助の実子で、本名宮田譲一。南北花月、大鉄花月など吉本興業の席に色物として出演した。昭和20313日に戦死。

昭和14617

◇「上方はなし」を聴く会 午後六時より松屋町内本町松竹座にて 主催楽語荘

 明石名所(南天)、唖の魚釣(米之助)、転宅(花柳)、人形買(松鶴)、借家怪談(染三)、お玉牛(花橘)、不思議の五円(米団治)

〈編者註〉「上方はなし」第三十七集(昭和1461日発行)より。「上方はなし」に7月~9月までの案内が出ていない。開催されたのかどうかは不明。

上方落語史料集成 昭和14年(1939年)7月~12月

昭和147

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 <漫才大会=暑さ忘れの吉本選抜俊鋭まんざい巨笑陣>【広告参照】

△北新地花月倶楽部 染蔵、染丸、おもちや、馬生、歌楽・みどり、円馬、寿郎・志津子、九里丸、小円馬、文雄・静代、アチヤコ・今男、一郎・勝久、芳男、エンタツ・エノスケ。

十一日より

△南地花月 小福・八重吉、公園・男蝶、夢丸・こたつ、クレバ・清、房夫・兼子、花蝶・正二郎、三好・末子、柳枝・道風、九里丸、成三郎・玉枝、太郎・菊春、右楽・左楽、幸児・静児、雁玉・十郎、文雄・静代。

△北新地花月倶楽部 染蔵、文治郎、馬生、幸児・静児、五九童・蝶子、小円馬、太郎・菊春、円馬、文雄・静代、三木助、雁玉・十郎、夢丸・こたつ、春団治、成三郎・玉枝、柳枝・道風。

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は桂文治郎、橘家蔵之助、桂春団治、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は林家染丸、桂円枝、その他漫才。

二十一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭小円馬、桂文治郎、色物は巴家おもちゃ、その他漫才。

昭和1471日 大阪毎日新聞[広告]

14年 005


昭和
148

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月 おもちや、小円馬、出羽助・竹幸、三好・末子、柳枝・道風、芳男、太郎・菊春、一郎・勝久、雪江・五郎、右楽・左楽、三木助、アチヤコ・今男、春団治、九里丸、エンタツ・エノスケ。

△北新地花月倶楽部 染蔵、円童・つばめ、クレバ・清、小円馬、雪江・五郎、春団治、花蝶・正二郎、九里丸、芳男、太郎・菊春、エンタツ・エノスケ、幸児・静児、三木助、アチヤコ・今男。

十一日より

南地花月 文雄静代雁玉十郎三木助右楽左楽雪江五郎春団治柳枝道風寿郎志津子林芳男夢若光晴出羽助竹幸小円馬幸児静児三好末子武司義忠

△北新地花月倶楽部 雪江・五郎、夢若・光晴、春団治、出羽助・竹幸、花蝶・正二郎、芳男、男蝶・公園、一郎・勝久、三木助、右楽・左楽、洋々・峯子、おもちや、唄次・糸次、染蔵。

二十一日より

△南地花月 おもちや、小円馬、房夫・兼子、志津子・寿郎、幸児・静児、柳枝・道風、芳男、玉枝・成三郎、文雄・静代、三木助、太郎・菊春、九里丸、春団治、市松・芳子、雁玉・十郎。 

北新地花月倶楽部 染蔵、円若蜂郎玉三郎小円馬文雄静代春団治男蝶公園九里丸、芳男五九童蝶子雁玉十郎三木助成三郎玉枝太郎菊春

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は金原亭馬生、立花家扇遊、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は金原亭馬生、三遊亭円若、色物は花月亭九里丸、その他漫才。

二十一日より新京極富貴は漫才大会。

昭和1484日 大阪朝日新聞[広告]

〈編者註〉五日初日の中座納涼有名演芸大会の広告で、巴家寅子、海老一曲芸、印度秘曲、阿波盆踊り、カクテルショウ等に交って、楽語荘の同人の立花家花橘、桂米団治、笑福亭松鶴の三人の名前がプログラムに出ている。(広告は省略)


昭和
149

大阪の寄席案内

十一日より

△南地花月 小雀、蔵之助、房春・鶴江、芳男、夢若・光晴、雪江・五郎、三木助、太郎・菊春、伯龍、右楽・左楽、アチヤコ・今男、春団治、文雄・静代。 

△北新地花月倶楽部 染蔵、円枝、蜂郎・玉三郎、文治郎、五九童・蝶子、円馬、夢丸・こたつ、文雄・静代、春団治、成三郎・玉枝、三木助、雪江・五郎、伯龍、アチヤコ・今男。

△天満花月 円若、洋々・嶺子、おもちや、元二・静弥、円枝、勝美・幸若、芳男、市松・芳子、文治郎、三亀助・三亀子、蔵之助、豊丸・初音、右楽・左楽。

△玉造花月 夢若・光晴、一郎・勝久、幸福・美津枝、今若・今治、次郎・静香、雪江・五郎、円若、右楽・左楽、成三郎・玉枝、春団治、ツバメ・やなぎ、九里丸。

二十一日より

△南地花月 小雀、おもちや、馬生、五九童・蝶子、円馬、クレバ・清、成三郎・玉枝、花蝶・正二郎、芳男、寿郎・志津子、夢若・光晴、春団治、九里丸、雁玉・十郎、三木助、雪江・五郎、アチヤコ・今男。

△北新地花月倶楽部 染蔵・染丸、小円馬、武司・義忠、三好・末子、円馬、アチヤコ・今男、三木助、右楽・左楽、芳男、花蝶・正二郎、春団治、九里丸、雁玉・十郎。

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭円若、桂円枝、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は金原亭馬生、林家染丸、色物は柳家三亀松、その他漫才。

二十一日より新京極富貴へ出演の落語家は桂文治郎、橘家蔵之助、桂円枝、その他漫才。

昭和1491

<林家染之助死亡>

千橘 004●林家染之助逝く 楽語荘同人、林家染之助君は過般来より京都市下長者町千本東入の宅で病気静養中のところ、薬石効なく遂に九月一日午後十時五十分死去されました。染之助君は林家染丸師の門人、はじめ小染と名乗り、後に二代目染之助と改名、主として京都において活躍、若手として将来を嘱望されていましたが宿痾の為に遂に立たず、まことに残念のきわみであります。楽語荘同人として最初より参加、出演回数は僅かでありましたが、「親子茶屋」「蔵丁稚」「延陽伯」、京都での「鳥屋坊主」「按七」等に地味ではあるが変った味を出していました。前途になお多くのものを持ちながら落語界の過渡期の中に卒然として逝いたのは惜しいことでありました。法名 涼誉寿光信士 本名人見卯三郎 享年三十九歳。

〈編者註〉「上方はなし」第四十集(昭和14101日発行)より


昭和
1410

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月・北新地花月倶楽部 木村友衛、井口静波、柳家三亀松、柳家金語楼その他。【広告参照】

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は金原亭馬生、三遊亭小円馬、林家染丸、色物は吉花菱女連、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は橘家蔵之助、桂文治郎、桂円枝、その他漫才。

昭和14101日 大阪朝日新聞[広告]

14年 006

昭和1410月某日

◇「上方はなし」を聴く会 主催楽語荘

浮世根問(花柳)、生貝(談枝)、盗人仲裁(松鶴)、四季の茶屋(米団治)、お文さん(麦団治)、長頭
 廻し(花団治)、二番煎じ(染三)

〈編者註〉「上方はなし」第四十一集(昭和14111日発行)より。日時、場所記載なし。


昭和
1411

大阪の寄席案内

一日より

△南地花月・北新地花月倶楽部  五郎・雪江、九里丸、エノスケ・エンタツ、十郎・雁玉、春団治、今男・アチャコ、文治郎、鶴江・房春、芳男、道風・柳枝、繁子・歳男、三木助、神田ろ山。【広告参照】

十一日より

△南地花月 <人気爆発南地花月の絶讃漫才大会>【広告参照】

二十一日より

△南地花月 <他の追従を許さぬ南地花月の漫才大会>【広告参照】

京都の寄席案内

一日より新京極富貴へ出演の落語家は三遊亭小円馬、桂円枝、その他漫才。

十一日より新京極富貴へ出演の落語家は桂文治郎、橘家蔵之助、その他漫才。

昭和14114日 大阪朝日新聞[広告]

14年 010

昭和141111日 大阪毎日新聞[広告]

14年 009

昭和141112

◇「上方はなし」を聴く会 午後一時より松屋町内本町松竹座にて 主催楽語荘

 鳥屋坊主(南天)、太鼓腹(染語楼)、鹿政談(染三)、蘭法医者(米団治)、三枚起請(花柳)、猿廻し(松鶴)、抜け雀(花橘)

〈編者註〉「上方はなし」第四十二集(昭和14121日発行)より。
昭和141121日 大阪毎日新聞[広告]

14年 007

昭和1412

京都の寄席案内

十五日より新京極富貴へ出演の落語家は桂文治郎、金原亭馬生、林家染丸、その他漫才。

三十一日より新京極富貴へ出演の落語家は金原亭馬生、桂文治郎、色物は柳家三亀松、その他漫才。

昭和141210

◇「上方はなし」を聴く会 午後一時より松屋町内本町松竹座にて 主催楽語荘

 東の旅(小染)、天狗さし(染三)、蛸坊主(里鶴)、向付け(米団治)、崇徳院(松鶴)、新作落語(米
 之助)、猫忠(花団治)

〈編者註〉「上方はなし」第四十二集(昭和14121日発行)より。

プロフィール

丸屋竹山人

カテゴリー
  • ライブドアブログ