寄席案内

寄席案内 明治38年3月~6月

●はじめに

 明治三十八年三月から明治四十四年二月まで、「大阪毎日新聞」、「大阪時事新報」、「大阪新報」に、落語寄席の出番表が掲載されました。毎日では、「市内落語各席出演の順番」、時事では、「寄席案内」と題して掲載されました。

 毎月の大阪の各寄席の上席(月前半)と下席(月後半)に分けて、前座からトリの真打までの出番を詳細に掲載されており、私のような落語史研究者には、宝のようなものです。

 しかし、毎月掲載されている訳ではなく、まったく掲載のない月や、あっても、欄外に掲載されて判読できない月もあります。

 しかし、これを見る事で、各派の落語家の増減や、当時の落語家個人の位置を知る事ができます。

 「芸能懇話七号」に、故橋本礼一氏が、「明治四十年二月の上方主要寄席出番表」と題して、一部を紹介されていますが、今回は、明治三十八年三月から明治四十四年二月まで、全て調査したものをご紹介します。

 今回は、この大阪の寄席以外に、京都や神戸の各寄席の出番表も調査する事にしました。又、地方に巡業中の落語家についても、詳細な名前が掲載されていれば、入れる予定です。

 プログと同様、あきらかに脱字、誤字と思われるものは、[]で、修正しています。又、不明な文字は□。芸人の名前も、今回は全て、新字体に統一しました。(たとえば、團は団、圓は円、傳は伝、寶は宝)。又、福治、福次、福路と名前が統一されていないものは、全て一つ福治に統一。春団次、春団二、春団治も春団治に統一しました。

 

 まず、この出番表を発表する前に、明治三十八年三月の上方落語界について、少しご説明いたします。

 上方落語界は、二代目文枝率いる「桂派」と、初代福松、月亭文都、二代目文団治率いる「浪花三友派」に分かれ、鎬を削っていましたが、明治三十七年九月に、桂文団治一派が浪花三友派を脱退する事件が起こります。詳しい事は、「芸能懇話別冊第三巻」に掲載されていますが、文団治は、互楽派と手を取り、「大阪三友派」を結成。定席は、大阪の松島第一文芸館、内本町第二文芸館、千日前井筒席、井戸辻赤沢亭。神戸は湊川神社西門前藤田席、京都は笑福亭、堺の天神席等。

 浪花三友派は、これによって噺家の数が激減した為、初代円遊等の東京の落語家を大量に呼びよせました。

 しかし、これだけで三友派の悲劇は収まらず、三友派一の人気者の笑福亭福松が十月に亡くなります。三友派は、更に対策として、三友派を離れていた笑福亭松鶴と、桂派の人気者桂枝鶴を三友派に加入させる手段をとったのです。

 それでは、じっくりお楽しみ下さい。

明治38年3月上席

◇二月より、桂派の桂枝鶴が、笑福亭枝鶴と改名して、三友派各席に出演。

◇三月より、三友派各席に、富士松美家子(みかこ)、同芦遊(ろゆう)、三遊亭三福、ノンノン亭柳升、松井源水が出演。十五日より、常盤津の岸の家若之助が出演

◇桂文都が、東京の柳派に出演。

【桂派】

淡路町幾代亭 重光、福助、小文三、小南、文太郎、枝雀、円三郎、雀之助、さん馬、雀三郎、文三、三好、文枝、円馬、千橘、南光

南地金沢亭 文蝶、雀之助、梅若、文屋、左円太、三五郎、三好、文枝、南光、文太郎、円馬、文左衛門、千橘、文三、円三郎、さん馬

新町瓢亭 雀太郎、雀三郎、雀之助、福助、文屋、千橘、円馬、三五郎、三好、文枝、文平、枝雀、万光、小南、文三

天満林家席 扇之助、吾竹、三五之助、文平、万光、小南、文三、左円太、文屋、円三郎、福助、さん馬、南光、雀三郎、三好、枝雀

内安堂町養老館 延光、勝枝、吾竹、福助、文平、雀之助、千橘、文太郎、万光、枝雀、小南、文屋、三五之助、文枝

【地方】

神戸第一第二湊亭(浪花三友派) 笑三、鶴瓶、円松、南枝、京枝、若遊三、松光、福遊、米蔵、福我、梅香、鶴松、福円、小満之助

神戸藤田席(大阪三友派) 正楽、小正楽、正六、団輔、小文、三輔、美住太夫、楳林(ばいりん)、梅枝

京都幾代亭(桂派) 枝三郎、枝雁、燕太郎、年史、枝太郎、舞、歌之助、芝雀、文吾

京都笑福亭(大阪三友派) 真左、立花、都若、福太郎、芝楽、扇枝、福丸、円生、円太郎、米朝、花円喬、邑井貞吉

明治383下席

【浪花三友派】

平野町第一此花館 福清、福冶、小円二、枝鶴、福吉、(茶好、半玉)、若之助、馬生、曾呂利、源水、柳升、一円遊、残月、小勝、紋弥、円若

江戸堀第二此花館 福ちん、光雀、新作、光笑、福寿、柳升、福清、福三、小圓二、松喬、笑鶴、吉右衛門、竹山人、頓助、富士松、遊輔

和泉町第三此花館 鶴之助、福寿、松喬、笑鶴、若之助、三福、源水、遊輔、枝鶴、(茶好、半玉)、円若、福吉、馬生、曾呂利、小円二、一円遊、竹山人

堀江廓賑江亭 福篤、福三、吉右衛門、竹山人、馬生、新作、松喬、小勝、富士松、残月、三福、紋弥、源水、枝鶴、(茶好、半玉)、曾呂利

北新地永楽館 若三郎、光笑、柳升、紋弥、光雀、曾呂利、圓若、源水、一円遊、竹山人、小勝、福三、若之助、遊輔、松喬、三福、残月

南地法善寺紅梅亭 光玉、松馬、頓助、富士松、小勝、一円遊、残月、三福、紋弥、遊輔、枝鶴、茶好半玉、円若、柳升、馬生、源水

【桂派】

南地金澤席 文蝶、雀之助、梅若、文屋、左円太、三五郎、三好、文枝、南光、文太郎、円馬、文左衛門、千橘、文三、円三郎、さん馬

淡路町幾代亭 重光、福助、小文三、雀之助、小南、文太郎、枝雀、円三郎、さん馬、雀三郎、文三、三好、文枝、円馬、千橘、南光

新町瓢亭 雀太郎、雀三郎、雀之助、福助、文屋、千橘、円馬、三五郎、三好、文枝、文平、枝雀、万光、小南、文三

天神林家席 扇之助、吾竹、三五郎、文平、萬光、小南、文三、左円太、文屋、円三郎、福助、さん馬、南光、雀三郎、三好、枝雀

内安堂寺養老館 延光、勝枝、吾竹、雀三郎、文平、福助、雀之助、千橘、文太郎、万光、枝雀、小南、文屋、三五郎、文枝

明治38年4月上席

◇浪花三友派の各席に、東京より新講談桃川小如燕、小燕路、松井源水、三遊亭三福が出勤。

◇桂派の各席にても一日より小供浄瑠璃長春及び洗湯亭三助が出勤。円三郎、千橘、文屋、文平、小文三連中にて「戦捷踊」を始める。十五日より田村巌が出演。

【浪花三友派】

第一此花館 福篤、新作、笑鶴、曽呂利、小勝、若遊三、残月、紋弥、狂言(半玉、茶好)、円若、馬生、小満之助、枝鶴、小燕路、源水、三福、遊輔

紅梅亭 光玉、福寿、竹山人、福次、松光、小満の助、遊輔、馬生、源水、三福、小燕路、福三、若遊三、残月、小勝、紋弥、曽呂利

永楽館 若三郎、光笑、福三、狂言(半玉、茶好)、枝鶴、円若、小勝、小如燕、若遊三、小満之助、残月、松喬、松光、三福、馬生、一円遊、源水

第三此花館 鶴之助、福清、松喬、小如燕、馬生、源水、一円遊、曽呂利、小勝、紋弥、狂言(半玉、茶好)、遊輔、円若、枝鶴、小満之助、竹山人

賑江亭 福次、松馬、頓輔、福寿、福吉、三福、小燕路、松喬、松光、遊輔、源水、一円遊、紋弥、曽呂利、若遊三、残月、円若

江戸堀第二此花館 福ちん、光雀、光笑、一円遊、新作、福三、枝鶴、頓輔、福清、松喬、笑鶴、福吉、竹山人、小燕路、狂言(半玉、茶好)、小如燕、松光

【桂派】

金沢席 文蝶、梅若、雀三郎、小南、円三郎、南光、文平、万光、三好、文三、女義太夫竹本長春、円馬、文枝、三輔、枝雀

幾代席 重光、雀太郎、小文三、文平、三五郎、千橘、文屋、文太郎、円馬、三輔、文左衛門、円三郎、文三、長春、三好、文枝

瓢亭 三五郎、福助、雀之助、万光、三好、文三、雀三郎、小南、文枝、文太郎、三助、枝雀、円馬、切万歳踊総一座

林家席 吾竹、文屋、□の助、文太郎、小文三、文枝、三助、千橘、枝雀、福助、三好、南光、雀三郎、小南、文三外に長春の女義太夫、三助、……、文三

養老館 勝枝、吾竹、福助、文三、円三郎、小文三、雀三郎、小南、文屋、千橘、三五郎、南光

【地方】

神戸第一第二湊亭(浪花三友派) 福円、福我、南枝、円松、鶴松、無外、笑三、梅香、小円治、富士松美家子、同芦遊、柳亭京枝、ノンノン亭柳生、菊池芦雪

神戸藤田席(大阪三友派) 従前の一座に、花円喬、文之助、音琴、川上元二郎

京都笑福亭(大阪三友派) 団松、真三、立花、都若、福太郎、芝楽、福丸、扇枝、小円、円太郎、文我、邑井貞吉

京都幾代亭(桂派) 枝三郎、枝雁、燕太郎、年史、枝太郎、舞、歌之助、芝雀、文吾

明治384月下席

【浪花三友派】

紅梅亭 光玉、福治、福篤、小燕路、福三、曾呂利、三福、娘剣舞、松喬、円若、福吉、残月、枝鶴、紋弥、狂言、馬生、一円遊、源水

永楽館 若三郎、福清、新作、一円遊、残月、若遊三、源水、曾呂利、松光、紋弥、三福、小燕路、福三、小勝、娘剣舞、枝鶴、小満之助、遊輔

第三此花館 団之助、福三、若遊三、頓助、狂言、円若、福吉、竹山人、残月、枝鶴、遊輔、一円遊、源水、曾呂利、松喬、小燕路、三福、松光

賑江亭 福寿、松馬、枝鶴、福治、小満之助、遊輔、笑鶴、小燕路、馬生、狂言、若遊三、竹山人、円若、小如燕、源水、紋弥、小勝

第二此花館 福ちん、笑鶴、光笑、馬生、狂言、小勝、光雀、小如燕、福清、小満之助、松光、トン助、若遊三、竹山人

第一此花館 光笑、光雀、松光、竹山人、小如燕、松喬、一円遊、紋弥、小満之助、源水、小勝、娘剣舞、馬生、三福、遊輔、残月、円若、曾呂利

【桂派】

幾代亭 雀太郎、文平、文屋、雀三郎、三好、枝雀、長春、小南、千橘、文枝、南光、田村巌、さん馬、三輔、文三

金沢亭 梅若、小文三、万光、文太郎、三五郎、三輔、円馬、円三郎、文三、田村巌、文左衛門、三好、枝雀、長春、文枝

瓢亭 三五郎、福助、雀之助、千橘、小文三、文太郎、南光、三輔、円馬、長春、円三郎、文三、小南、田村巌、三好、若手総出演の掛合

林家席 扇之助、吾竹、小南、円三郎、文三、田村巌、雀三郎、三好、枝雀、さん馬、三輔、文枝、円馬、千橘、南光

養老館 勝枝、福助、文屋、吾竹、文枝、小文三、小南、万光、文太郎、三五郎、文平、枝雀

【大阪三友派】

春木亭(千日前) 団治、団作、慶枝、三馬、米朝、正三、文団治、真生、軽口(花咲、雁篤)、川上、新内(文朝、小筆八)、米団治、ジョンベール、梅枝、璃喜松、金之助

第一文芸館(松島) 藤士、正団治、正三、米團治、軽口(花咲、雁篤)、川上、文雀、璃喜松、子供浄瑠璃豆叶、梅枝、三平、金之助、真生、新内(文朝、小筆八)、藤誠、ジョンベール

赤沢席(順慶町井戸辻)我楽、文雀、璃喜松、正団治、藤誠、金之助、米団治、璃喜子、生瀬、真生、軽口(花咲、雁篤)、川上、花団治、三馬

第二文芸館 団勇、米朝、藤誠、文団治、真生、新内文朝、小筆八、梅枝、ジョンベール、三馬、正団治、璃喜松、文雀、正三、(花咲、雁篤)、米団治

堺天神社内金秀席 団幸、生瀬、真生、真吾、花団治、娘浄瑠璃(三八、三助)、慶枝、講談楳林、曲引老光、米朝、文団治

【地方】

神戸藤田席(大阪三友派) 従前の一座に、小村春千代、同日出雄、同龍雄が出演。

高松玉藻座(十三日より) 小圓子、花月、円輔、団三郎、龍子、小伝遊、円三、柳寿斎、花女、円子

明治385上席

◇大阪三友派の各席へ、本日より新たに東京連常盤津岸の家吾妻太夫、曲芸春本助次郎、手品林家鶴之助、人情噺三省亭花楽等が駆加わり、連夜出勤をなし、寶集家金之助、三升家三馬、新古亭金生等は、本日より神戸楠公社西門藤田席へ出勤するはず。

◇十五日より、浪花三友派の平野町此花館に、松菊斎出勤。又、此花館、紅梅亭、永楽館に、長唄富士田千十郎、同鉄三郎、三味線杵屋三郎、同美千之助が出演

大阪桂派の落語家桂南光外一名は今回当地むらくの周旋にて出京の相談纏り、三遊派に加入して目見得する由

◇桂文都が、東京の柳派各席に出演。

◇大阪三友派にては吾妻家璃喜松が末広家扇蝶と改名し、十二日より十五日迄、第二第一文芸館、春木亭、赤沢亭の各席にて披露会を開く。

【浪花三友派】

第一此花館 福寿、光鶴、頓輔、可楽、狂言、遊輔、福三、剣舞(春千代、武雄)、紋弥、枝鶴、若遊三、小勝、一円遊、竹山人

紅梅亭 光玉、光雀、小勝、福三、剣舞(春千代、武雄)、若遊三、紋弥、一円遊、曾呂利、頓輔、狂言、遊輔、枝鶴、残月

第三此花館 若三郎、光笑、新作、笑鶴、京枝、可楽、狂言、枝鶴、残月、小勝、一円遊、竹山人、若遊三、曾呂利

賑江亭 松馬、福三、竹山人、紋弥、曾呂利、小勝、剣舞(春千代、武雄)、若遊三、福吉、福遊、可楽、残月、狂言、遊輔

第二此花館 福ちん、福路、福遊、福寿、光鶴、頓輔、光笑、可楽、光雀、笑鶴、福三、京枝、剣舞(春千代、武雄)、小勝

【桂派】

幾代亭 重光、雀太郎、福助、円三郎、小文三、千橘、南光、文屋、三好、貞吉、文三、文左衛門、三輔、円馬、長春、枝雀

金沢亭 文蝶、梅若、文屋、小南、三五郎、文平、文三、文太郎、三輔、円馬、枝雀、千橘、貞吉、文枝、三好、南光

瓢亭 亀笑、雀之助、文平、文太郎、三輔、円馬、文三、南光、雀三郎、三好、さん馬、千橘、貞吉、文枝

林家席 扇之助、小文三、吾竹、三好、枝雀、貞吉、円三郎、福助、文枝、長春、小南、文三、三五郎、三輔、さん馬

養老館 延光、勝枝、福助、南光、小南、千橘、三五郎、吾竹、小文三、文屋、雀三郎、円三郎、文三

【大阪三友派】

第一文芸館 藤士、真冶、花団冶、藤誠、米團冶、文雀、老光、三平、花楽、左円太、吾妻太夫、助次郎、軽口(花咲、雁篤)、川上、文我、文団冶、鶴之助

第二文芸館 団幸、文雀、団勇、慶枝、左円太、文団冶、吾妻太夫、真生、鶴之助、正三、璃喜松、米団冶、花楽、老光、米朝、助次郎、文之助

赤沢亭 団二、生瀬、真吾、米朝、川上、花団冶、軽口(花咲、雁篤)、慶枝、文我、老光、藤誠、文之助、左円太、正三、璃喜松、真生

春木亭 我楽、団作、正三、文我、花楽、璃喜松、文之助、助次郎、川上、米朝、文団冶、真生、鶴之助、吾妻太夫、軽口(花咲、雁篤)、米団冶

【地方】

神戸第一第二湊亭(浪花三友派) ノンノン亭柳生、菊池芦雪、三遊亭三福、松井源水、立花家喬之助、笑福亭松楽、福我、円松、南枝、団輔、福円、円松、鶴松、小文、笑三

神戸藤田席(大阪三友派) 従前の一座に、宝集家金之助、音曲噺の新古亭真生、落語の三升家三馬加入。

和歌山紀の国座 浪花三友派の田村巌、小満之助、小燕路、馬生、松光、松喬

明治385月下席

【浪花三友派】

第一此花館 福寿、鶴助、福三、小勝、娘剣舞、曾呂利、浄瑠璃(松菊斎、菊弥)、遊輔、枝鶴、長唄富士田、残月、紋弥、可楽

紅梅亭 光玉、光雀、福遊、福路、可楽、竹山人、枝鶴、長唄富士田、残月、一圓遊、曾呂利、娘剣舞、狂言、遊輔

永楽館 光笑、若三郎、竹山人、一円遊、福吉、遊輔、狂言、福三、頓輔、若遊三、紋弥、枝鶴、富士田、小勝

第三此花館 鶴之助、頓輔、残月、京枝、光雀、紋弥、一円遊、曾呂利、可楽、狂言、福三、小勝、若遊三、竹山人

賑江亭 松馬、福路、笑鶴、枝鶴、若遊三、新作、残月、紋弥、京枝、娘剣舞、可楽、遊輔、一円遊、曾呂利

第二此花館 福ちん、新作、福寿、狂言、光笑、鶴助、笑鶴、若遊三、小勝、福遊、竹山人、福吉、京枝、残月

【桂派】

幾代亭 重光、雀太郎、福助、小南、文屋、雀三郎、円三郎、(小美本、美家吉)、三輔、文枝、円馬、三好、文三、千橘、貞吉、南光

金沢亭 文蝶、梅若、小文三、雀三郎、円三郎、三五郎、三好、文枝、貞吉、文左衛門、(長春、長勝)、枝雀、さん馬、三輔、文三

瓢亭 正之助、三五郎、雀之助、枝雀、貞吉、千橘、円馬、三好、南光、三輔、文枝、円三郎、(長春、長勝)、さん馬

林家席 扇之助、吾竹、文屋、文太郎、三輔、南光、小南、福助、文三、千橘、貞吉、雀三郎、円馬、三好、枝雀

養老館 延光、勝枝、吾竹、福助、雀之助、小文三、雀三郎、文太郎、枝雀、三五郎、文屋、小南、文枝

【大阪三友派】

第一文芸館 藤士、真治、正三、左圓太、川上、文雀、鶴之助、三平、真生、吾妻太夫、文団治、軽口(花咲、雁篤)、助次郎、文我、花楽、璃喜松改め扇蝶、米團治

第二文芸館 団幸、団勇、慶枝、文我、花楽、老光、米朝、助次郎、米団治、左円太、藤誠、川上、吾妻太夫、文団治、軽口(花咲、雁篤)、鶴之助

赤沢亭 團二、文雀、真吾、小円、真生、璃喜松改め扇蝶、慶枝、文我、老光、米朝、花団治、鶴之助、正三、左円太、川上、明楽

春木亭 我楽、團作、生瀬、花団治、藤誠、吾妻太夫、文団治、軽口(花咲、雁篤)、正三、花楽、璃喜松改め扇蝶、米団治、真生、老光、米朝、助次郎

明治38年6月上席

◇浪華三友派の各席へ本日より清国奇術曲芸李彩及び女剱舞春千代、新作浄瑠璃の松菊斎など出席す。

【浪花三友派】

第一此花館 梅三、鶴助、小圓二、光笑、曾呂利、福吉、残月、紋弥、松喬、奇術曲芸李彩、可楽、枝鶴、狂言、馬生

紅梅亭 光玉、松馬、頓輔、枝鶴、一円遊、馬生、娘剣舞春千代、曾呂利、福三、遊輔、紋弥、残月、奇術曲芸李彩、可楽

永楽館 若三郎、福路、光雀、紋弥、福遊、小円二、奇術音曲李彩、枝鶴、福吉、極限、新浄瑠璃(松菊斎、菊弥)、一円遊、遊輔

第三此花館 福寿、光笑、福三、遊輔、狂言、新作、新浄瑠璃(松菊斎、菊弥)、可楽、残月、馬生、松喬、曾呂利

賑江亭 鶴之助、笑鶴、松喬、馬生、福寿、可楽、遊輔、一円遊、頓輔、娘浄瑠璃春千代、曾呂利、福三、紋弥、残月

第二此花館 福ちん、福遊、新作、残月、福路、鶴助、松喬、狂言、光雀、一円遊、頓輔、小円二、枝鶴

【桂派】

幾代亭 雀之助、延三、文太郎、小南、千橘、三五郎、円馬、文平、雀三郎、三好、貞吉、文左衛門、(長春、長勝)、枝雀、文枝、三輔、さん馬

金沢亭 文蝶、小文三、梅若、文平、雀三郎、三好、文屋、千橘、雀之助、三輔、文枝、文太郎、円馬、円三郎、文三、貞吉、枝雀

瓢亭 福之助、文屋、福助、雀之助、小文三、三輔、文太郎、さん馬、円三郎、枝雀、千橘、小南、貞吉、三五郎、円馬、三好、文三

林家席 扇之助、三五郎、吾竹、円三郎、貞吉、文三、小南、文平、福助、小文三、三好、三輔、さん馬、雀三郎、(長春、長勝)、文枝

養老館 延光、勝枝、福助、枝雀、吾竹、三五郎、文三、雀之助、文平、小文三、文屋、千橘、小南、若手連掛合陸海軍大勝利踊り

【地方】

神戸第一第二湊亭(浪花三友派) 笑三、鶴瓶、圓松、鶴松、福我、福圓、南枝、立花家喬之助、松井源水、三遊亭三福、ノンノン亭柳生

神戸藤田席(大阪三友派) 従前の一座に、座敷浄瑠璃常磐津(岸の家吾妻太夫)、米国帰り(春本助二郎)、和洋座敷手品(林家鶴之助)、人情噺(三遊亭右圓)等

京都笑福亭(大阪三友派) 笑福亭 圓松、真之助、立花、福太郎、都若、芝楽、福丸、扇枝、老[]光、ジョンベール、圓太郎、文團冶

京都幾代亭(桂派) 芝平、芝[]雁、芝楽、燕太郎、圓三、歌之助、枝太郎、年枝[]文吾

明治386月下席

【桂派】

幾代亭 雀太郎、延三、福助、三五郎、小南、三輔、雀之助、文枝、さん馬、三好、雀三郎、枝雀、文三、圓馬、日本陸海軍万歳総掛合(圓三郎、文平、小文三、文屋、千橘)

金沢亭 文蝶、雀之助、梅若、文太郎、圓三郎、雀三郎、圓馬、枝雀、千橘、貞吉、文左衛門、三好、文枝、長春、三輔、さん馬

瓢亭 雀太郎、雀三郎、小文三、福助、千橘、貞吉、文平、三五郎、長春、文三、三輔、さん馬、小南、三好、文枝

林家席 扇之助、文屋、文平、吾竹、三好、小南、文太郎、三輔、圓三郎、小文三、福助、圓馬、雀之助、枝雀、貞吉、文三

寄席案内 明治38年7月~12月



明治387月上席


◇一日より浪花三友派各席へ曲芸春本助次郎、清国人李彩、春風亭楓枝、喜久亭寿楽が出演。新浄瑠璃渡辺松菊斎は、第一第二此花館に出演する由。小野残月は、一日より紀州地方へ

◇米坡、米若、小伊勢、燕場の四人は十日より浪花三友派に出席し、第一此花、永楽、紅梅の三席にて女優大会を見せる筈。又同人等の下座を勤め居たる富士田千歳、杵屋彦之助の連中は第一、第二此花及び紅梅の三席へ出勤すとぞ。又同派の遊輔、寿楽、楓枝、松菊斎一座は岡山小劇場の落成式に乗り込む事となれり。


【桂派】


幾代亭 延三、福助、雀之助、文屋、圓三郎、文太郎、小文三、三好、文枝、千橘、三輔、さん馬、枝雀、(長春、長勝)、文三


金沢亭 文蝶、梅若、小文三、文平、三輔、三五郎、文三、雀三郎、圓三郎、長春、圓馬、千橘、小南、三好、文枝


瓢亭 雀太郎、雀三郎、小南、三好、雀之助、文平、三輔、さん馬、三五郎、枝雀、文太郎、文三、圓馬、大勝利踊り


林家席 扇之助、三五郎、文太郎、吾竹、枝雀、圓馬、文屋、小南、福助、雀之助、三好、文枝、雀三郎、三輔、さん馬


養老館 延光、勝枝、柳枝、小南、千橘、福助、吾竹、文三、小文三、文屋、雀之助、三五郎、枝雀


【浪花三友派】


第一此花館 梅三、新作、松喬、福清、寿楽、楓枝、馬生、一圓遊、助二郎、(松菊斎、菊弥)、遊輔、枝鶴、小満之助、竹山人


紅梅亭 光玉、鶴輔、頓輔、松光、福清、小満之助、梅香、寿楽、楓枝、馬生、松喬、一圓遊、吾瓶、助二郎、遊輔


永楽館 光笑、福篤、笑鶴、光雀、一圓遊、遊輔、松光、助二郎、竹山人、吾瓶、枝鶴、小満之助、梅香、李彩、馬生


第三此花館 光雀、松馬、福三、枝鶴、鶴輔、吾瓶、松喬、李彩、遊輔、梅香、福吉、楓枝、寿楽、松光、一圓遊


賑江亭 鶴三、福寿、鶴之助、梅香、福吉、竹山人、頓輔、福三、福遊、寿楽、李彩、馬生、松喬、楓枝、吾瓶


第二此花館 福ちん、福清、福寿、光笑、助二郎、新作、光雀、枝鶴、小満之助、頓輔、松喬、福三、竹山人、(松菊斎、菊弥)


【大阪三友派】


第一文芸館 藤士、慶枝、文雀、藤誠、真治、左圓太、金之助、三平、文我、米朝、文團治、美住太夫、川上、米團治、改良浄瑠璃松尾


改良座 團幸、團作、生瀬、文我、真吾、正三、真生、米團治、金之助、扇蝶、小圓、軽口、米朝、怪談道具入文團治


第二文芸館 團勇、正三、米朝、軽口、文團治、小圓、美住太夫、川上、改良浄瑠璃松尾、慶枝、金之助、扇蝶、落語研究会(代議士生瀬弁護士藤誠 議長慶枝)


赤沢亭 我楽、真治、米團治、真生、生瀬、扇蝶、慶枝、軽口、文雀、真吾、花團治、左圓太、文我、正三


【地方】


神戸第一湊亭 鶴瓶、鶴松、南枝、笑三、若遊三、圓松、福圓、小勝、芦雪、福我、喬之助、半玉茶好


神戸第二湊亭 笑三、圓松、福我、光勇、芦雪、鶴松、喬之助、若遊三、半玉茶好、南枝、福圓、小勝


堺天神席 花團治、文鏡、花楽、春團治、小村、梅枝、文我、米團治


京都笑福亭(大阪三友派) 団幸、真之助、立花、福太郎、都若、芝楽、ジヨンベール(今様剱舞)、扇枝、吾妻太夫(常盤津)、円太郎、貞吉(人情話)


京都幾代亭(桂派と三友派合同) 曽呂利新左衛門、円若改メ三笑亭可楽、三友亭紋弥、萩の家呂孝、橘家円蔵、其他定連一同


明治387月下席


【桂派】


幾代亭 延三、福助、文屋、三五郎、雀之助、文枝、圓馬、小文三、(長春、長勝)、文平、文三、千橘、三好、さん馬


金沢亭 文蝶、梅若、雀三郎、文太郎、小文三、三輔、三五郎、文枝、圓馬、枝雀、圓三郎、(長春、長勝)、文三


瓢亭 正之助、小南、三輔、福助、雀三郎、さん馬、枝雀、文太郎、三五郎、文枝、圓馬、掛合(小文三、千橘、文平、文屋、圓三郎)


林家席 雀之助、扇之助、文平、吾竹、圓三郎、文屋、文三、千橘、三輔、さん馬、雀三郎、小南、枝雀


養老館 延光、勝枝、柳枝、小南、福助、雀三郎、圓三郎、吾竹、小文三、文屋、文太郎、三五郎、文枝


【大阪三友派】


改良座 團作、真治、文我、左圓太、真生、小圓、米團治、璃キ松、正三、金之助、軽口、米朝、怪談文團治


第一文芸館 我楽、生瀬、真吾、米團治、川上、美住太夫、軽口、文團治、新作浄瑠璃松尾、三平、左圓太、真生、落語研究会(弁護士慶枝代議士生瀬 議長真生 弁士正三、文雀、真吾)


第二文芸館 團勇、文雀、慶枝、正三、文團治、金之助、藤誠、米朝、川上、美住太夫、小圓、璃キ松、新作改良浄瑠璃松尾


明治388月上席


◇浪花三友派の曾呂利、可楽、紋彌、吾瓶、松菊斎等は、来月一日より和歌山紀の國座へ乗込み開場する由。

◇淡路町幾代亭は明日より連夜素人浄瑠璃大會を開催する筈。

◇浪花三友派は一日より一座の出番を差替へ、米坡一座の「女道楽」は第一第三の此花館及び賑江亭に転じ、清国人李彩一座は紅梅、第一第三此花館、竹本長春は紅梅亭、桃川燕林は第一此花館へ出勤する事となれり。

△桂派、大阪三友派は暑中休み


【浪花三友派】


第一此花館 福珍、梅左、福清、竹山人、馬生、一圓遊、小勝、むらく、女道楽、遊輔、若遊三、楓枝、燕林、李彩


紅梅亭 光玉、福寿、松喬、福路、(富士田、杵屋)、松光、梅香、楓枝、若遊三、福吉、李彩、馬生、長春、枝鶴、一圓遊(永楽館)若三郎、光笑、笑鶴、梅香、小勝、楓枝、落語研究會(光鶴、枝鶴、福清)、(富士田、杵屋)、松喬、松光


第三此花館 松馬、光雀、亀輔、若遊三、枝鶴、福吉、遊輔、李彩、松喬、小勝、楓枝、むらく、女道楽、馬生


賑江亭 鶴の助、福路、頓輔、松光、福寿、むらく、若遊三、笑鶴、(富士田、杵屋)、馬生、一圓遊、梅香、小勝、女道楽


【地方】


神戸第一第二湊亭 茶好、半玉、柳亭小燕路、三升家三馬、田村厳、鶴瓶、圓松、笑三、福我、南枝、鶴松


京都京都幾代亭(桂派) 暑中休み


京都笑福亭(大阪三友派) 落語相撲 錦馬、魯生、真之助、都若、立花、福太郎、扇枝、里鶴、円太郎、圓弥、貞吉、扇枝、吾妻太夫


明治388月下席


【浪花三友派】


第一此花館 福珍、梅香、福治、橘枝、曾呂利、むらく、馬生、橘之助、橘童、花助、若柳、枝鶴、華馬川、遊輔、花童、一円遊、円遊


紅梅亭 光笑、梅香、小勝、枝鶴、遊輔、花童、橘枝、むらく、一円遊、円遊、橘之助、橘童、花助、若柳、華馬川、馬生


賑江亭 鶴之助、光雀、小遊太、松光、竹山人、華馬川、一円遊、円遊、遊輔、花童、小勝、橘枝、むらく、橘之助、橘童、花助、若柳


第三此花館 松馬、鶴輔、福三、馬生、一円遊、福治、光雀、梅香、記憶術、枝鶴、松光、曾呂利、竹山人


◇永楽館、若手浄瑠璃大会


明治389月上席


◇暑中休業中なりし桂派の各席も来る九月一日より開場する事となり、一座の外に東京より桂文楽、舟遊亭志ん橋、桂文歌の三名を迎へる筈。

◇第一第二文芸館及び赤沢亭は、互楽派落語家連中にて毎夜開演。青柳華嬢、小村千代、同辰雄、中村翫雀(元禄踊り)、林家正楽が加わる由。

◇浪華三友派に復帰せし文団治一座はいよいよ九月一日より市内浪華三友派各席へ出勤する事となりしに付き、双方箇条書に調印する筈なりといふ。重なる落語家の顔触は文団治、真生、金之助、米団治、扇蝶、がん徳、花咲、米朝、文我外五六名なりと


【桂派】


幾代亭 雀太郎、三五郎、福助、三輔、文歌、文太郎、さん馬、小文三、文楽、千橘、文左衛門、枝雀、圓馬、しん橋、文枝


金沢亭 文蝶、小文三、梅若、文平、三五郎、しん橋、文屋、圓馬、雀三郎、圓三郎、文三、文太郎、文枝、文楽、三輔、さん馬


瓢亭 正之助、文歌、文屋、小文三、千橘、枝雀、文平、しん橋、文枝、さん馬、三輔、文三、雀三郎、圓三郎、文楽


林家席 扇之助、吾竹、文太郎、雀三郎、圓三郎、文楽、三輔、福助、枝雀、圓馬、しん橋、三五郎、文屋、千橘、文三


養老館 延光、勝枝、福助、文三、千橘、文屋、三五郎、雀三郎、吾竹、小文三、文太郎、文平、枝雀


【浪花三友派】


第一此花館 福ちん、團幸、新作、枝鶴、米朝、金之助、馬生、文都、可楽、若遊三、扇蝶、遊輔、紋弥、ジョンベール、文團治、米團治


紅梅亭 光玉、團作、福治、扇蝶、遊輔、可楽、若遊三、文團治、米團治、金之助、文我、枝鶴、真生、軽口、紋弥、馬生


永楽館 若三郎、團勇、米朝、文都、軽口、枝鶴、紋弥、文我、真生、小圓、曾呂利新左衛門、米團治、金之助、扇蝶、遊輔、ジョンベール


第三此花館 鶴三、我楽、文我、馬生、福二、真生、扇蝶、軽口、遊輔、紋弥、文都、可楽、小圓、若遊三、米朝、曾呂利新左衛門


賑江亭 光笑、福治、小圓、若遊三、米團治、福清、曾呂利新左衛門、ジョンベール、新作、米朝、軽口、文團治、馬生、枝鶴、可楽、文都


【地方】


神戸第一第二湊亭 宇治の家茶好、信濃家半玉、竹山人、笑福亭鶴助、光雀、新作義太夫松尾龍、鶴松、南枝、福圓、福我、團輔、小文


京都笑福亭 団橘、真之助、立花、福太郎、都若、芝楽、春団治、円弥、扇枝、小勝、福丸、円太郎、文之助


京都幾代亭 小野残月、東家玉之助、笑福亭松光


明治389月下席


【桂派】


幾代亭 延三、文歌、文屋、文平、三五郎、圓三郎、小文三、雀三郎、文枝、圓馬、小柳三、枝雀、さん馬、三輔、千橘、文楽、文三


金沢亭 文蝶、雀之助、三若、文太郎、三輔、福助、文楽、文平、文屋、文歌、圓三郎、千橘、文左衛門、文三、圓馬、小柳三、枝雀


瓢亭 正之助、福助、小文三、雀三郎、文屋、文太郎、圓三郎、雀之助、文楽、文枝、圓馬、小柳三、枝雀、三五郎、三輔、さん馬


林家席 扇之助、三五郎、吾竹、文歌、小柳三、さん馬、千橘、文三、三輔、小文三、文楽、雀之助、文太郎、雀三郎、文枝


養老館 延光、勝枝、雀之助、吾竹、三五郎、福助、雀三郎、文平、文屋、文枝、小文三、文歌、圓三郎


【浪花三友派】


紅梅亭 鶴三、團作、梅香、枝鶴、紋弥、曾呂利新左衛門、馬生、小圓、軽口、遊輔、米朝、ジョンベール、若遊三、文團治、可楽、米團治


第一此花館 福ちん、福清、團幸、小圓、若遊三、可楽、文我、真生、ジョンベール、米團治、枝鶴、軽口、文都、米朝、紋弥、馬生


永楽館 若三郎、團勇、文我、遊輔、金之助、新作、米朝、文團治、可楽、若遊三、真生、紋弥、馬生、枝鶴、文都


第三此花館 福路、我楽、米朝、福清、文團治、米團治、遊輔、枝鶴、文都、曾呂利新左衛門、梅香、金之助、真生、軽口、ジョンベール


賑江亭 光笑、新作、真生、福路、軽口、文都、梅香、紋弥、金之助、馬生、文團治、可楽、米團治、遊輔、若遊三、曾呂利新左衛門


【互楽派】


第二文芸館 正六、藤誠、遊花、三八、正楽、文雀、圓童、正三、左圓太、華嬢、慶枝、三平、元二郎、藤八、新朝


第一文芸館 藤士、文雀、正三、圓童、左圓太、華嬢、三平、慶枝、元二郎、藤八、新朝、藤誠、遊花、三八、正楽


赤沢亭 藤遊、慶枝、元二郎、藤八、三平、新朝、遊花、藤誠、三八、正楽、文雀、正三、圓童、左圓太、華嬢


 


明治3810月上席


◇三友派の落語各席へ当地名残りとして此の頃中国筋を巡業し居たる米坡、小満之助、小伊勢、しめ子出勤し、石井ブラツクも一世一代として同各席へ出席に居れり。

◇桂派各席へも東京より小柳三、助六、門松、小春、小左鶴[津満]等来り加はる。

◇同派(三友派)出勤の米坡、小伊勢、小満之助の女道楽は十五日より第一此花、紅梅亭、賑江亭、第三此花の四席へ毎夜出勤する事となれり。


【桂派】


△幾代亭 雀之助、福助、文屋、文太郎、小文三、文歌、三輔、助六、芸妓連(門松、小春、小津満)、枝雀、小柳三、文左衛門、文三、雀三郎、千橘、圓馬(毎夜引続き 鏡ケ淵操、江嶋屋奇談、松曳)


△金沢亭 文蝶、三若、小文三、文歌、圓三郎、千橘、枝雀、三五郎、小柳三、文太郎、文三、雀三郎、助六、(門松、小春、小津満)、三輔、文枝


△瓢亭 正之助、三五郎、三輔、小柳三、文太郎、文三、千橘、文平、圓馬、文屋、圓三郎、文枝、文歌、助六、(門松、小春、小津満)


△林家席 扇之助、吾竹、雀三郎、文平、文屋、圓三郎、福助、小文三、文枝、三輔、千橘、圓馬、三五郎、小柳三、枝雀


△養老館 延光、勝枝、福助、吾竹、雀三郎、枝雀、文歌、三五郎、文平、小文三、文太郎、文屋


【浪花三友派】


△第一此花館 福ちん、福寿、光笑、松光、(半玉、茶好)、文團治、ブラック、扇蝶、小勝、紋弥、馬生、福吉、女道楽、若遊三、曾呂利新左衛門


△紅梅亭 鶴三、新作、團作、米朝、一圓遊、梅香、松光、若遊三、女道楽、文團治、(雁篤、花咲)、米團治、ブラック、枝鶴、紋弥、馬生


△永楽館 福路、若三郎、團勇、遊輔、福寿、枝鶴、馬生、福吉、米團治、曾呂利新左衛門、扇蝶、小勝、松喬、一圓遊、(半玉、茶好)、女道楽


△第三此花館 團幸、我楽、松喬、福路、米團治、曾呂利新左衛門、紋弥、遊輔、枝鶴、一圓遊、(半玉、茶好)、若遊三、文團治、小勝、扇蝶、ブラック


△賑江亭 福清、福篤、梅香、扇蝶、竹山人、若遊三、一圓遊、(半玉、茶好)、松喬、ブラック、遊輔、枝鶴、紋弥、馬生、(雁篤、花咲)、米團治


△堺天神金秀席 梅左、松馬、笑鶴、(雁篤、花咲)、福清、新作、福三、竹山人、梅香、米朝、松光


【神戸】


△第一第二湊亭(桂派) 笑三、鶴瓶、圓松、光雀、團輔、福我、南枝、福圓、可楽、文都、文我、小圓、鶴助、光雀


△京都幾代亭(桂派) 芝平、新馬、枝助、燕太郎、枝雁、吾妻、文吾、残月、長春、枝太郎、李彩


△京都笑福亭(浪花三友派) 団橘、立花、真之助、福太郎、都若、芝楽、福丸、春団治、円弥、扇枝、(光若、昇幸)、文之助、円太郎、大切墨付


△京都錦座 円寿、花円喬、玉輔、円平、喜美子、花助、右円、小正一、芝楽、りう馬(白浪五人男、お岩稲荷由来各一席)、即席五題噺


明治3810月下席


【桂派】


△幾代亭 雀之助、文歌、福助、小柳三、雀三郎、文平、文太郎、文屋、文枝、千橘、小文三、圓馬、三輔、文三、助六、芸妓連(二十日迄)


△金沢亭 文蝶、小文三、三雀[]、文屋、三輔、千橘、圓三郎、三五郎、助六、芸妓連、文枝、文左衛門、雀三郎、圓馬、小柳三、枝雀


△瓢亭 正之助、三五郎、小文三、圓三郎、福助、枝雀、文平、文太郎、文歌、小柳三、文三、助六、芸妓連、三輔、文枝


△林家席 扇之助、文平、文太郎、吾竹、文歌、小文三、雀三郎、圓馬、三輔、文屋、千橘、枝雀、三五郎、圓三郎、文三


△養老館 延光、勝枝、柳枝、小文三、文三、福助、吾竹、三五郎、圓三郎、文太郎、文枝、文平、千橘、文屋


【浪花三友派】


△第一此花館 團幸、福路、米朝、松光、曾呂利新左衛門、小圓二、枝鶴、軽口、竹山人、女道楽(米坡、小伊勢、小満之助)、小勝、吾妻太夫、紋弥、遊輔、文團治、一圓遊、馬生


△永楽館 若三郎、團勇、新作、枝鶴、一圓遊、竹山人、小勝、米朝、松光、ブラック、紋弥、文團治、米團治、馬生、吾妻太夫、軽口、遊輔


△第二此花館 福ちん、我楽、小圓二、馬生、軽口、吾妻太夫、ブラック、一圓遊、文團治、新作、遊輔、枝鶴、竹山人、女道楽、小勝、紋弥、米團治


△紅梅亭 鶴三、團幸、福寿、梅香、松喬、扇蝶、女道楽、吾妻太夫、米團治、馬生、福吉、軽口、若遊三、米朝、松光、ブラック


△賑江亭 福篤、光笑、福清、扇蝶、文團治、紋弥、米團治、遊輔、福吉、小圓二、米朝、一圓遊、松光、ブラック、枝鶴、若遊三、女道楽


≪京都≫


△幾代亭 芝平、新馬、枝助、燕太郎、枝雁、文吾、年枝、残月、長春、長勝、枝太郎、李彩


△笑福亭 団橘、真之助、立花、福太郎、都若、芝楽、(光若、幸昇)、円弥、扇枝、福丸、春団治、円太郎、文之助、六歌仙墨塗


明治3811月上席


◇堀江六人斬にて山梅楼主の為に両腕を切落され万死の中に一生を得たる芸妓津万吉事河内よねは、追々快方に赴きたるにぞ、両親及び医師の許を得て三友派落語の中に出席する事となり、来る十五日夜より松川家妻吉と改め、柳家枝女子改め松川家妻奴と共に賑江亭及び第一第三此花の三席に出勤し音曲を聞かすといふ。憐れならずや。

15日より三友派へ新派筑前琵琶端曲高峰筑風が加入

◇英国婦人ジネーノラー母子は一日より三友派各席へ出勤の筈なりしが、都合ありて延期となり、愈今日より第一第三此花及び永楽、賑江、紅梅の五座へ出勤する事となれり。

◇桂派各席へ橘家圓兵衛、子供義太夫竹本文字八(八歳)、糸鶴沢清徳、桂都若等出演。


【桂派】


△幾代亭 雀之助、福助、文平、文屋、小柳三、文歌、文太郎、枝雀、都若、千橘、文三、文左衛門、三輔、圓兵衛、雀三郎、圓三郎、文枝


△金沢亭 文蝶、三若、小文三、文太郎、圓三郎、雀三郎、三輔、小柳三、三五郎、圓兵衛、文字八、圓馬、都若、枝雀、千橘、文三


△瓢亭 正之助、雀三郎、三輔、小文三、千橘、三五郎、圓兵衛、文歌、圓三郎、都若、文屋、小柳三、文枝、文字八、圓馬、枝雀


△林家席 扇之助、三五郎、文歌、吾竹、都若、文平、文屋、圓馬、小文三、文枝、福助、千橘、文三、文太郎、三輔、圓兵衛


△延光、勝枝、柳枝、福助、文三、吾竹、雀三郎、文太郎、枝雀、小文三、三輔、文平、文屋、小柳三


【浪花三友派】


△第一此花館 團幸、福路、新作、竹山人、小勝、紋弥、残月、可楽、松喬、馬生、松光、(雁篤、花咲)、李彩、若遊三、扇蝶、米團治


△永楽館 若三郎、福清、光笑、梅香、残月、可楽、福吉、小勝、紋弥、曾呂利新左衛門、長春、扇蝶、米團治、馬生、英婦人ノラジチ両嬢、李彩、松光


△賑江亭 團勇、福寿、松喬、米團治、扇蝶、若遊三、英婦人ノラジチ両嬢、馬生、(雁篤、花咲)、文都、残月、梅香、可楽、曾呂利新左衛門、枝鶴、紋弥、小勝


△紅梅亭 鶴三、團作、福三、(雁篤、花咲)、文都、松喬、文團治、長春、英婦人ノラジチ両嬢、若遊三、李彩、枝鶴、紋弥、小勝、残月、可楽、曾呂利新左衛門


△第三此花館 福ちん、我楽、小圓、福清、松光、曾呂利新左衛門、李彩、梅香、扇蝶、米團治、竹山人、英婦人ノラジチ両嬢、若遊三、福吉、松喬、(雁篤、花咲)、馬生


【互楽派】


△第一文芸館 藤士、慶枝、新朝、文雀、藤誠、華嬢、三平、千代子、生瀬、花團治、枝光、正三、藤雀、圓童、左圓太、正楽


△第二文芸館 自在、花團治、正三、三八、枝光、藤雀、慶枝、圓童、左圓太、正楽、新朝、文雀、千代子、藤誠、華嬢


△赤沢亭 枝光、藤雀、生瀬、圓童、左圓太、正楽、花團治、正三、文雀、藤誠、華嬢、三八、慶枝、新朝


【地方】


△京都桂派幾代亭 芝平、新馬、枝助、、燕太郎、芝楽、枝雁、枝太郎、ブラツク、年枝、(小伊勢、小満之助、米坡)、文吾


△京都三友派笑福亭 団橘、真之助、立花、小団、福太郎、芝楽、春団治、円太郎、福丸、扇枝、円弥、文我、文之助、明学


△京都錦座 円寿、文鏡、団輔、右円、喜美子、花助、円平、円丸、円子、小正一、花円喬、円橘


△神戸三友派第一第二湊亭 鶴松、南枝、福圓、福我、三遊亭遊輔、笑福亭梅香、立花家喬之助、桂米朝、花光斎鶴助、笑福亭光雀。


明治3811月下席


【桂派】


△幾代亭 雀之助、文歌、文平、雀三郎、文太郎、三輔、小文三、文屋、圓三郎、都若、(娘義太夫文字八、糸徳)、小柳三、枝雀、圓馬、千橘、文三


△金沢亭 文蝶、三若、文太郎、都若、小文三、小柳三、三五郎、枝雀、文歌、千橘、文三、文左衛門、三輔、圓兵衛、雀三郎、圓三郎、文枝


△瓢亭 正之助、小文三、福助、三五郎、文歌、圓三郎、都若、文枝、圓馬、小柳三、文屋、文平、千橘、文三、文太郎、三輔、圓兵衛


△林家席 扇之助、吾竹、文屋、千橘、文平、雀三郎、圓兵衛、三輔、福助、文枝、圓馬、都若、三五郎、(娘義太夫文字八、糸清徳)、小柳三、枝雀


△養老館 延光、勝枝、柳枝、福助、吾竹、文三、三五郎、枝雀、小文三、圓三郎、文枝、文歌、文平、文屋


【浪花三友派】


△第一此花館 團幸、新作、松光、福路、一圓遊、福吉、李彩、曾呂利新左衛門、若遊三、(松川妻吉、同妻奴)、小勝、枝鶴、英国婦人ジチノラ両嬢、馬生、文團治、可楽、文都


△紅梅亭 鶴三、團作、福三、米團治、文都、松喬、紋弥、枝鶴、英国婦人ジチノラ両嬢、小圓、扇蝶、(義太夫長春、長勝)、李彩、残月、(雁篤、花咲)、若遊三、曾呂利新左衛門


△賑江亭 福清、福寿、松喬、紋弥、枝鶴、可楽、英国婦人ジチノラ両嬢、米團治、馬生、竹山人、(雁篤、花咲)、一圓遊、曾呂利新左衛門、扇蝶、李彩、(松川家妻吉、同妻奴)、残月


△第三此花館 福ちん、福路、我楽、竹山人、(雁篤、花咲)、馬生、文團治、扇蝶、可楽、文都、英国婦人ジチノラ両嬢、若遊三、(松川家妻吉、同妻奴)、松喬、一圓遊、松光、小勝


△永楽館 若三郎、團勇、小圓、扇蝶、新作、若遊三、小勝、義太夫(長春、長春)、松光、文團治、福吉、可楽、文都、英国婦人ジチノラ両嬢、枝鶴、馬生


【互楽派】


△第一文芸館 藤三、慶枝、文雀、枝光、藤誠、生瀬、花團治、三平、正三、金房、正楽、三八、新朝、圓童、左圓太、華嬢


△第二文芸館 自在、生瀬、藤雀、新朝、三八、圓童、左圓太、慶枝、文雀、華嬢、枝光、藤誠、花團治、正三、金房、正楽


△赤沢亭 花團治、正三、藤士、正楽、藤雀、新朝、左圓太、生瀬、文雀、華嬢、慶枝、枝光、藤誠


【地方】


△京都桂派幾代亭 芝平、新馬、枝助、由之助、燕太郎、枝雁、芝楽、文吾、年枝、(ブラツク、小満之助、小伊勢、枝太郎外の落語パツク、ホスコ)


△京都三友派笑福亭 落語相撲月亭円生


明治3812月上席


◇桂派は、桂都若が五代目桂小文吾に改名、又南光が東京から帰阪して出勤。

◇三友派のノラーとジチーは30日に東上、来年2月に再び下阪予定。

◇桂派の文三、枝雀、雀三郎、三輔、南光は、二十一日より京都幾代亭に出勤。文枝、文屋、千橘は、二十一日より姫路旭館に出演。


【桂派】


△幾代亭 雀之助、小文三、文歌、福助、文屋、三五郎、文平、文三、圓馬、千橘、長春、雀三郎、小文吾、文枝、三輔、南光


△金沢亭 正之助、三若、文平、雀三郎、小文吾、圓三郎、南光、三輔、小文三、文太郎、文枝、文左衛門、文歌、千橘、長春、圓馬、枝雀


△瓢亭 文蝶、文歌、三輔、小文三、文太郎、小文吾、文平、南光、圓三郎、文三、三五郎、枝雀、文屋、千橘、文枝


△林家席 扇之助、三五郎、文太郎、吾竹、千橘、文屋、枝雀、福助、小文吾、三輔、圓馬、南光、雀三郎、圓三郎、文三


△養老館 延光、勝枝、柳枝、福助、雀三郎、文枝、文歌、吾竹、文屋、小文三、文三、文平、文太郎、三五郎


【浪花三友派】


△第一此花館 團幸、新作、小圓、松喬、福清、可楽、文團治、(妻吉、妻吉)、圓平、紋弥、文都、豊後大掾、松光、曾呂利新左衛門、残月、若遊三、李彩、米團治


△紅梅亭 團作、福路、福三、米團治、團平、竹山人、若遊三、紋弥、(雁篤、花咲)、松光、小勝、李彩、可楽、馬生、文團治、枝鶴、(妻吉、妻奴)、残月


△永楽館 若三郎、福清、團勇、梅香、新作、(妻吉、妻奴)、小圓、枝鶴、松喬、残月、米團治、圓平、紋弥、文都、小勝、豊後大掾、松光、曾呂利新左衛門


△第三此花館 福ちん、我楽、米朝、枝鶴、小勝、残月、梅香、豊後大掾、可楽、曾呂利新左衛門、(妻吉、妻奴)、福吉、若遊三、李彩、紋弥、馬生


△賑江亭 鶴三、福寿、小圓二、(雁篤、花咲)、福吉、米團治、李彩、若遊三、梅香、文團治、枝鶴、松喬、(妻吉、妻奴)、可楽、文都


【地方】


△神戸三友派第一第二湊亭 光雀、鶴松、南枝、福圓、福我、圓松、笑三、鶴瓶、ブラック、ホスコ、一圓遊、扇蝶、遊輔(十二日より、一圓遊、遊輔が抜けて松光、小圓二、残月加入)


明治3812月下席


◇第一此花館は、十六日より女浄瑠璃竹本長広、時昇、三之助が出勤

◇桂派の長春、長勝は、十六日に大阪を立ち、東京の睦会に出勤。

◇三友派は、十六日より、米国人ファーロン、英国人シャーマン、記憶術阪田千回、西国坊明学、三遊亭小遊三、伊藤花楽、桜家花助、三升家龍吉出勤。


【桂派】


△幾代亭 雀之助、福助、文平、小文三、圓三郎、文太郎、南光、小文吾、文歌、三輔、雀三郎、千橘、文枝、長春、圓馬、枝雀


△金沢亭 文蝶、三若、文太郎、文屋、雀三郎、千橘、三五郎、小文三、文枝、文平、長春、圓馬、小文吾、文三、三輔、南光


△瓢亭 正之助、小文三、文歌、福助、枝雀、圓馬、千橘、文屋、小文吾、三五郎、三輔、南光、雀三郎、圓三郎、文三


△林家席 扇之助、三五郎、吾竹、文平、三輔、文三、圓三郎、南光、文太郎、文歌、枝雀、文屋、千橘、文枝


△養老館 延光、勝枝、柳枝、文屋、福助、雀三郎、枝雀、文三、小文三、圓三郎、吾竹、文平、三五郎


【浪花三友派】


△第一此花館 若三郎、團勇、勝寿、花助、竹山人、小圓、圓平、明学、李彩、小満之助、小遊三、勝六、梅香、左圓太、阪田千回、(ファーロン、シャーマン)


△紅梅亭 松馬、小圓、米朝、小團、新作、明学、左圓太、花助、勝六、豊後大掾、團平、(ファーロン、シャーマン)、小満之助、小遊三、李彩、梅香


△第三此花館 團幸、勝寿、團勇、馬生、小圓、勝六、花楽、小遊三、梅香、明学、李彩、左圓太、圓平、(ファーロン、シャーマン)、小満之助、竹山人


△賑江亭 鶴三、梅左、福篤、左圓太、梅香、小満之助、豊後大掾、圓平、(ファーロン、シャーマン)、花楽、新作、小團、李彩、明学、勝六、小遊三


△永楽館 女義太夫竹本長広一座


【地方】


△京都桂派幾代亭(二十一日より)扇之助、小文吾、雀之助、小文三、三助、余興(三助、小文三、雀之助)枝雀、円三郎、文三


△京都西陣千本座(二十一日より)落語家芝居 枝雁、燕太郎、枝太郎、枝助、芝楽、由之助、文吾、琴海、新馬、枝二郎、年枝 外ブラツクの人情話、ホスコの奇術、小伊勢の常磐津



寄席案内 明治39年1月~6月

明治391月上席

◇桂派の枝之助が除隊して、後八と改名して出勤。

【桂派】

△金沢亭 文蝶、三若、文屋、雀三郎、文平、千橘、小文吾、小文三、娘剣舞、梅喬、三五郎、助十郎、文歌、円馬、文左衛門、枝雀、清国人(及宝山、李月山、薫桂空、鄭現栄)、南光、円三郎、文三

△幾代亭 歌太郎、梅喬、福助、文歌、雀之助、三五郎、文太郎、南光、小文吾、文屋、小文三、清国人、文三、後八、娘剣舞、雀三郎、助十郎、円馬、千橘、文枝

△瓢亭 正之助、後八、小文三、梅喬、福助、文平、千橘、円馬、文太郎、娘剣舞、文枝、助十郎、南光、円三郎、文屋、小文吾、枝雀、清国人

△林家席 扇之助、三五郎、文太郎、吾竹、円三郎、文歌、後八、文三、枝雀、小文吾、福助、千橘、清国人、文枝、文平、娘剣舞、雀三郎、助十郎

△養老館 延光、勝枝、文屋、雀三郎、福助、円三郎、吾竹、清国人、文平、梅喬、文三、小文三、三五郎、南光

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、福治、小円、竹山人、(雁篤、花咲)、米団治、米坡、米朝、若遊三、むらく、(シャーマン、フラーロン)、福吉、馬生、(妻吉、妻奴)、遊輔、李彩、文団治、紋弥、曾呂利新左衛門

△紅梅亭 (団作、三代松)、扇蝶、米朝、文団治、円弥、むらく、(妻吉、妻奴)、枝鶴、梅香、紋弥、遊輔、松光、李彩、曾呂利新左衛門、米坡、(雁篤、花咲)、米団治、(シャーマン、フラーロン)

△永楽館 若三郎、団勇、団平、米団治、一円遊、若遊三、小円、(シャーマン、フラーロン)、文団治、米坡、福三、(花助、喜美子)、むらく、紋弥、枝鶴、(妻吉、妻奴)、遊輔、李彩

△賑江亭 (鶴三、福寿)、福三、枝鶴、遊輔、扇蝶、馬生、紋弥、曾呂利新左衛門、(妻吉、妻奴)、円弥、李彩、(雁篤、花咲)、一円遊、米団治、若遊三、(シャーマン、フラーロン)、松光、米坡

△第三此花館 福珍、新作、我楽、梅香、松喬、福三、福吉、李彩、(喜美子、花助)、一円遊、竹山人、(妻吉、妻奴)、枝鶴、米坡、(シャーマン、フラーロン)、円弥、米朝、馬生

【地方】

△京都笑福亭、錦座 団治、団橘、福太郎、立花、福丸、円弥、扇枝、芝楽、文雀、春団治、文之助、文団治、円太郎、小勝、文我、小満之助

△京都幾代亭 橘枝、文都、枝太郎等

△神戸第一第二湊亭 笑三、鶴瓶、光雀、円松、小文、団輔、鶴松、橘三郎、福我、南枝、小円治、福円、残月、ホスコ、ブラック

△金沢新富座 鶴子、花柳、小蝶、里鶴、若登司、松鶴、三輔、馬之助

明治391月下席

【桂派】

△幾代亭 雀之助、福助、三五郎、雀三郎、文太郎、枝雀、文平、手遊、小文三、千橘、後八、円三郎、助十郎、南光、千代子、君子、小文吾、文三、円馬、清国人

△金沢亭 文蝶、梅喬、文歌、後八、三若、三五郎、文屋、千代子、君子、小文吾、南光、手遊、文太郎、文左衛門、枝雀、清国人、雀三郎、助十郎、文枝

△瓢亭 歌太郎、文屋、小文三、福助、小文吾、後八、文太郎、雀三郎、三五郎、千代子、君子、円馬、清国人、梅喬、文平、助十郎、文枝、円三郎、文三

△林家席 扇之助、吾竹、文平、手遊、梅喬、円三郎、文枝、助十郎、枝雀、小文吾、福助、小文三、円馬、清国人、文屋、千代子、君子、千橘、南光

△養老館 延光、勝枝、文歌、吾竹、福助、文喬、清国人、文枝、三五郎、千橘、後八、手遊、小文三、文太郎、枝雀

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、米朝、福治、紋弥、遊輔、李彩、文団治、円弥、妻吉、曾呂利新左衛門、馬生、(ファーロン、シャーロン)、若遊三、米坡、一円遊、枝鶴、むらく

△紅梅亭 団作、三代松、福三、枝鶴、曾呂利新左衛門、扇蝶、(ファーロン、シャーロン)、一円遊、米坡、松喬、福吉、遊輔、妻吉、文團治、李彩、紋弥、馬生

△永楽館 若三郎、団勇、松喬、一円遊、花らく、紋弥、妻吉、馬生、遊輔、李彩、円弥、枝鶴、むらく、(ファーロン、シャーロン)、曾呂利新左衛門、若遊三、米坡

△第三此花館 福珍、我楽、扇蝶、文団治、若遊三、米坡、松喬、枝鶴、紋弥、むらく、妻吉、一円遊、李彩、花らく、円弥、遊輔、(ファーロン、シャーロン)

△賑江亭 鶴三、小円、福寿、竹山人、円弥、福三、むらく、福吉、(ファーロン、シャーロン)、文団治、米坡、紋弥、松喬、馬生、妻吉、米朝、李彩

【互楽派】

△第一文芸館 桂三、呂正、松竹、枝光、扇橋、国輔、藤遊、三平、正三、花団治、藤誠、慶枝、藤若、新朝、円童、左円太、正楽

△第二文芸館 福之助、慶枝、藤若、新朝、円童、呂正、左円太、松竹、正楽、扇橋、枝光、国輔、藤遊、三平、正三、花団治、藤誠

△赤沢亭 藤士、藤遊、正三、花団治、藤誠、慶枝、藤若、新朝、円童、呂正、左円太、松竹、正楽、扇橋、枝光、国輔

△京都菊の家 団治、団橘、真の助、立花、福太郎、福丸、円弥、文雀、扇枝、芝楽、春団治、文我、小勝、小満之助

明治392上席

◇三友派各席へ、三遊亭円右、同萬橘、橘家円坊、剣舞有村謹吾等が出演。

◇互楽派各席へ、東京の柳亭伝枝、青柳華嬢、松井小源水、東長治郎、洋行戻り不思議の曲芸者ハンスデーが加入

【桂派】

△幾代亭 文市、福助、文屋、文平、雀之助、文歌、小文吾、文太郎、南光、剣舞(千代子、君子)、文枝、奇術清国人、小文三、円馬、独楽助十郎、雀三郎、満州踊(手遊、後八、梅喬)、円三郎、文三

△金沢亭 文蝶、小文三、三若、雀三郎、円三郎、満州踊、千橘、三五郎、助十郎、文太郎、枝雀、文左衛門、南光、(千代子、君子)、小文吾、文枝、円馬、清国人奇術(邱現栄、張来喜、及寶山、李月山)

△瓢亭 歌太郎、三五郎、文歌、福助、小文三、雀三郎、枝雀、満州踊、小文吾、文三、助十郎、文枝、文平、清国人、(千代子、君子)、千橘、南光

△林家席 扇之助、吾竹、小文吾、文太郎、文屋、(千代子、君子)、文平、円馬、文歌、清国人、千橘、雀之助、満州踊、円三郎、文三、三五郎、助十郎、枝雀

△養老館 延光、勝枝、三五郎、助十郎、福助、小文三、吾竹、文平、文屋、文太郎、清国人、枝雀、雀之助、文歌、文枝

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、小円、福三、三代松、万橘、枝鶴、有村謹吾、遊輔、女道楽米坡、文団治、英米人(ファーロン、シャーマン)、円坊、若遊三、残月、可楽、米朝、(雁篤、花咲)、円右

△永楽館 枝蝶、若三郎、米朝、(雁篤、花咲)、遊輔、若遊三、米坡、福吉、残月、枝鶴、万橘、(ファーロン、シャーマン)、文団治、円坊、円右、可楽、松光

△第三此花館 福珍、三代松、我楽、有村謹吾、曾呂利新左衛門、残月、(ファーロン、シャーマン)、福三、円坊、(雁篤、花咲)、若遊三、米坡、円右、萬橘、福吉、扇蝶、文団治、遊輔

△紅梅亭 福治、団作、文我、松光、紋弥、円坊、文団治、扇蝶、円右、可楽、有村謹吾、松喬、(雁篤、花咲)、枝鶴、(ファーロン、シャーマン)、若遊三、米坡、残月

△賑江亭 福篤、笑鶴、松喬、扇蝶、円右、文我、可楽、紋弥、曾呂利新左衛門、松光、米朝、福三、遊輔、米坡、有村謹吾、万橘、枝鶴、(ファーロン、シャーマン)

【互楽派】

△第一文芸館 桂三、花団治、新朝、慶枝、藤誠、藤若、藤遊、伝枝、扇橋、華嬢、三平、松竹、左円太、円童、正楽、曲芸ハンスデー、枝光、正三、小源水、国輔、長治郎

△第二文芸館 藤遊、福之助、扇橋、松竹、左円太、円童、正三、花団治、小源水、新朝、枝光、藤誠、藤若、国輔、長治郎、華嬢、三平、慶枝、伝枝、正楽、曲芸ハンスデー

△赤沢亭 松竹、藤士、藤若、藤遊、枝光、正楽、慶枝、長治郎、国輔、曲芸ハンスデー、正三、伝枝、小源水、花団治、新朝、扇橋、藤誠、円童、左円太、華嬢

【地方】

△堺天神席 扇笑、松馬、団勇、松喬、竹山人、小円、生瀬、福治、文我、紋弥、曾呂利新左衛門

△京都笑福亭 団輔、真之助、立花、福太郎、芝楽、文雀、春団治、扇枝、小満之助、文之助、福丸、小勝、妻吉、円太郎

△京都幾代亭 芝平、枝助、新馬、福寿、三八、小伊勢、燕太郎、枝雁、橘童、橘女、年史、枝太郎、妻吉、妻奴、文都、李彩、文吾

△京都錦座 吾妻、可ン若、橘蔵、雪花、雪子、春輔、右内、若登司、枝三郎、雪嬢、砲兵、可楽

△金沢新冨座 文香、藤三、文蝶、圓輔、里鶴、和歌之助、松輔、馬琴、三輔、松鶴、大切茶番仁輪加

<編者註>文香は後の笑福亭円歌、和歌の助は後の笑福亭福円、三輔は後の桂ざこば、松鶴は二代目木鶴

明治392月下席

【桂派】

△幾代亭 雀之助、雀三郎、梅喬、文太郎、三五郎、文屋、小文三、円三郎、独楽助十郎、小文吾、文平、南光、文歌、手品清国人、枝雀、剣舞君子、円馬、千橘、文枝

△金沢亭 文蝶、後八、文平、三若、小文吾、君子、福助、手遊、千橘、文歌、清国人、文枝、小文三、文左衛門、円馬、助十郎、文三、円三郎、南光

△瓢亭 歌太郎、福助、文屋、手遊、文歌、後八、文平、三五郎、君子、円馬、雀之助、文太郎、文三、清国人、千橘、南光、雀三郎、助十郎、枝雀

△林家席 扇之助、三五郎、吾竹、小文三、円三郎、雀之助、文太郎、文三、後八、枝雀、助十郎、雀三郎、福助、君子、小文吾、文枝、手遊、文屋、清国人(邱現栄、及寶山、張来喜、李月山)

△養老館 延光、勝枝、雀三郎、文橋、吾竹、南光、福助、千橘、清国人、手遊、文屋、円三郎、助十郎、君子、小文三、後八、三五郎、文三

【浪花三友派】

△第一此花館 福治、団幸、米朝、松喬、円坊、小円、紋弥、円右、文団治、(雁篤、花咲)、枝鶴、有村謹吾、扇蝶、遊輔、米坡、若遊三、曾呂利新左衛門

△永楽館 枝蝶、若三郎、小円、福治、(雁篤、花咲)、米朝、円坊、可楽、松喬、紋弥、円右、右喬、若遊三、枝鶴、有村謹吾、扇蝶、米坡

△第三此花館 福珍、我楽、松光、笑鶴、円右、文団治、若遊三、右喬、謹吾、小円、可楽、松喬、米坡、(雁篤、花咲)、曾呂利新左衛門、米朝、枝鶴

△紅梅亭 笑鶴、団作、福三、文我、右喬、松光、福吉、枝鶴、扇蝶、米坡、米朝、紋弥、文団治、(雁篤、花咲)、円右

△賑江亭 三代松、枝鶴、福篤、竹山人、謹吾、扇蝶、文我、米坡、曾呂利新左衛門、若遊三、福吉、文団治、円坊、円右、松喬、紋弥、可楽

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、桂三、藤若、花団治、藤遊、松竹、国輔、枝光、正楽、長治郎、正三、三平、小源水、慶枝、華嬢、扇橋、新朝、円童、左円太、藤誠、ハンスデー

△第二文芸館 松竹、福之助、新朝、扇橋、円童、左円太、慶枝、藤誠、藤遊、ハンスデー、国輔、花団治、正楽、長治郎、枝光、正三、三平、小源水、華嬢

△赤沢亭 藤遊、藤士、枝光、藤若、正三、小源水、華嬢、扇橋、新朝、円童、左円太、松竹、藤誠、ハンスデー、国輔、花団治、正楽、長治郎

【地方】

△堺天神金秀席 扇笑、松馬、団勇、生瀬、三代松、竹山人、福三、文我、松光(五日より松光病気の為、文我トリで扇蝶が加入)

明治393月上

【桂派】

△幾代亭 後八、小文三、文平、梅喬、文太郎、君子、福助、雀之助、助平、文三、手遊、枝雀、文左衛門、秋月、円三郎、文枝、雀三郎、紫朝、南光

△金沢亭 文蝶、文歌、三五郎、三若、手遊、秋月、円三郎、文太郎、小文吾、文枝、紫朝、文三、雀三郎、助平、君子、円馬、千橘、枝雀

△瓢亭 歌太郎、吾竹、雀三郎、文屋、文歌、千橘、南光、紫朝、秋月、円三郎、文太郎、君子、円馬、小文三、枝雀、小文吾、助平、文枝

△林家席 扇之助、福助、雀之助、小文吾、小文三、文平、梅喬、君子、円馬、助平、文屋、千橘、文歌、紫朝、南光、秋月、三五郎、文三

△養老館 延光、勝枝、文喬、吾竹、三五郎、小文三、秋月、枝雀、福助、文平、君子、南光、梅喬、手遊、文三、雀之助、文屋、円三郎

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、福治、団勇、小三治、文都、米朝、福三、若遊三、松光、芸妓連(小満之助、小伊勢、小まん)、小さん、曾呂利新左衛門、(ノラー、ジチー)、小勝、扇蝶、米団治

△永楽館 枝蝶、若三郎、小円、福三、若遊三、松光、芸妓連、円弥、小さん、文都、可楽、扇蝶、米団治、(雁篤、花咲)、(ノラー、ジチー)、小勝

△第三此花館 福珍、我楽、小円治、米朝、円弥、小さん、福吉、小三治、可楽、小円、(雁篤、花咲)、(ノラー、ジチー)、松光、文都、松喬、文我、曾呂利新左衛門

△紅梅亭 団作、新作、松喬、(雁篤、花咲)、福治、文我、(三八、三吉)、小勝、(ノラー、ジチー)、福吉、米団治、円弥、芸妓連、小さん、米朝、若遊三、文都

△賑江亭 福清、福篤、文我、米団治、曾呂利新左衛門、(ノラー、ジチー)、(雁篤、花咲)、扇蝶、米朝、福三、小勝、小三治、若遊三、可楽、松光、芸妓連、小さん

【互楽派】

△第一文芸館 桂三、鶴之助、慶枝、花団治、円童、左円太、枝光、正三、扇橋、ハンスデー、知遊、藤誠、三平、松竹、長治郎、藤遊、国輔、藤若、正楽、小源水、華嬢

△第二文芸館 枝光、福之助、藤遊、扇橋、正楽、松竹、小源水、国輔、藤若、華嬢、三平、慶枝、円童、左円太、正三、ハンスデー、花団治、知遊、藤誠、長治郎

△赤沢亭 松竹、藤士、藤若、国輔、三平、知遊、藤誠、長治郎、藤遊、花団治、正楽、小源水、華嬢、枝光、扇橋、慶枝、円童、左円太、正三、ハンスデー

【地方】

△神戸第一第二湊亭 笑三、南枝、鶴松、橘三郎、団輔、小文、福我、文団治、、妻吉、有村謹吾、枝鶴、橘童、橘如、清国人

△京都笑福亭 団橘、真の助、立花、福太郎、芝楽、福丸、春団治、右喬、扇枝、円太郎、円坊、紋弥、馬生

△京都幾代亭 千歳米坡、同米若、同色葉、橘家橘童、同橘女、清国人李彩、洋行戻曲独楽松井助十郎

明治393月下席

◇落語桂派各席へ31より東京の雷門助平、川上秋月、柳家紫朝の三人出演する筈。紫朝は富士松紫朝の二代目にて、同じ新内にても新機軸を出しをれりと。

◇三友派の各席へ明日より東京の柳家小三、小三治、小やな、小万、常磐津小伊勢、小満之助、米国婦人ジネー及びノラの両人が出席す。

◇互楽派各席へは東京より知遊、華嬢、小源水、長治郎、ハンステー等の曲芸が一日より出席する。

◇三友派の各席へ来る15日より清国奇術者韓希魁、袁鳳章、韓小陽、袁有発の四人出席す。

【桂派】

△幾代亭 文玉、雀之助、後八、小文吾、手遊、文平、小文三、三五郎、川上秋月、梅喬、文三、富士松節紫朝、文歌、助平、南光、剣舞君子、円馬、千橘、枝雀

△金沢亭 文蝶、梅喬、文平、三若、文太郎、雀三郎、君子、助平、枝雀、千橘、南光、文左衛門、円三郎、秋月、文三、小文吾、紫朝、文枝

△瓢亭 歌太郎、福助、雀三郎、梅喬、千橘、小文吾、文太郎、円馬、助平、雀之助、文枝、紫朝、文屋、円三郎、秋月、文三

△林家席 扇之助、三五郎、小文三、吾竹、文歌、雀之助、後八、円三郎、紫朝、文枝、秋月、福助、手遊、円馬、枝雀、雀三郎、助平、南光

△養老館 延光、勝枝、文喬、助平、福助、吾竹、文屋、雀三郎、小文三、小文吾、枝雀、文太郎、後八、千橘、文枝、手遊、文歌、三五郎

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団勇、(雁篤、花咲)、竹山人、円弥、曾呂利新左衛門、小三治、英人(ジチー、ノラー)、小勝、可楽、福吉、米朝、小さん、若遊三、(小伊勢、小満ん、小やな、小満之助)、米団治、清国人奇術(韓希魁、袁鳳章、韓小陽、袁有発)

△紅梅亭 福治、団作、米朝、小文我、小円、若遊三、小さん、松光、(小伊勢、小満ん、小やな、小満之助)、米団治、清国人奇術、(ジチー、ノラー)、松喬、可楽、(雁篤、花咲)、曾呂利新左衛門

△永楽館 枝蝶、若三郎、松喬、小勝、(ノラー、ジチー)、可楽、(雁篤、花咲)、文我、(三吉、三八)、小三治、曾呂利新左衛門、若遊三、松光、清国人奇術、米朝、小さん、(小伊勢、小満ん、小やな、小満之助)

△第三此花館 福篤、小文我、文我、福治、松喬、清国人奇術、福吉、米朝、小さん、(ジチー、ノラー)、円弥、(小伊勢、小満ん、小やな、小満之助)、米団治、曾呂利新左衛門、松光、小勝

△賑江亭 我楽、小円、小三治、松光、米団治、(小伊勢、小満ん、小やな、小満之助)、竹山人、若遊三、清国人奇術、松喬、文我、(雁篤、花咲)、小勝、円弥、(ジチー、ノラー)

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、慶枝、知遊、松竹、藤誠、藤若、小源水、華嬢、三平、正三、枝光、ハンスデー、藤ン坊、花団治、正楽、長治郎

△第二文芸館 福之助、枝光、花団治、正楽、長治郎、藤遊、円童、左円太、藤誠、松竹、小源水、華嬢、知遊、正三、ハンスデー

△赤沢亭 藤士、藤遊、円童、左円太、正三、ハンスデー、枝光、正楽、長治郎、藤ン坊、藤若、藤誠、松竹、慶枝、小源水、華嬢

【地方】

△名古屋富本席(十一日~十五日)笑福亭円篤、三升家さん馬、圓林、臥龍、福松、圓福、貞玉等(十六日~)文都、扇蝶、松川家妻吉等

△金沢新富座(十六日~) 駒枝、駒鶴、円林、円篤、三馬

明治39年4月上席

◇桂文枝は、後八と共に上京。4月1日より柳派各席に出席する。

【桂派】

△幾代亭 梅喬、雀之助、三五郎、福助、枝雀、文平、円馬、文太郎、手遊、文歌、南光、歌六、文三、雀三郎、円三郎、松永連

△金沢亭 文蝶、小文三、文屋、三若、文太郎、三五郎、円三郎、梅喬、歌六、文左衛門、枝雀、手遊、長唄松永連(松永和風)、円馬、千橘、南光

△瓢亭 歌太郎、手遊、文歌、梅喬、小文三、歌六、文三、文屋、松永連、雀三郎、文平、千橘、南光、岸沢節(照子、花吉)、三五郎、枝雀

△林家席 扇之助、文平、吾竹、雀三郎、枝雀、千橘、南光、岸沢節、福助、円馬、文太郎、円三郎、文屋、文歌、歌六、文三

△養老館 延光、勝枝、文屋、千橘、福助、手遊、文歌、吾竹、三五郎、文三、梅喬、小文三、枝雀、文太郎、文平

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団勇、円弥、(雁篤、花咲)、小勝、福吉、曾呂利新左衛門、米団治、橘童、清国人、枝鶴、文団治、紋弥、(小満之助、小伊勢、いろは)、松光、可楽、馬生

△紅梅亭 団作、笑鶴、福治、(三八、三吉)、松光、可楽、文我、謹吾、松喬、馬生、円弥、小勝、橘童、枝鶴、清国人、芸妓連、米団治

△永楽館 枝蝶、新作、若三郎、松喬、米団治、橘童、清国人、枝鶴、松光、紋弥、芸妓連、曾呂利新左衛門、可楽、馬生、謹吾、大切仕掛道具入三十石乗合船桜宮賑わい(雁篤、花咲、文団治)

△第三此花館 福珍、松喬、米朝、文我、新作、馬生、芸妓連、(雁篤、花咲)、竹山人、可楽、謹吾、清国人、福吉、円弥、小勝、紋弥、曾呂利新左衛門

△賑江亭 我楽、三代松、松光、竹山人、謹吾、福三、紋弥、小文我、米朝、円弥、小勝、小円、(雁篤、花咲)、松喬、米団治、橘童、枝鶴、清国人

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、松竹、慶枝、桜枝、藤遊、藤若、正楽、藤ん坊、花団治、枝光、正三、長治郎、三平、藤誠、円童、左円太、国輔、柳桜

△第二文芸館 藤士、枝光、国輔、花団治、桜[]ん坊、正三、長治郎、藤誠、円童、左円太、藤遊、松竹、三平、藤若、柳桜、慶枝、桜枝、正楽

△赤沢亭 慶三、藤遊、藤誠、円童、左円太、松竹、柳桜、三平、慶枝、正楽、国輔、枝光、藤ん坊、花団治、正三、長治郎

【地方】

△堺天神席 米朝、笑鶴、小円、団作、小団、福三、扇笑、松馬、三代松、生瀬、文我、文団治、清国人

△第一第二湊亭 文都、松井助十郎、李彩、柳家小やな、喬之助、文雀等

△京都笑福亭 春月、団橘、立花、萬州亭帰朝、福太郎、芝楽、小文吾、福丸、円坊、円太郎、春団治、扇蝶、扇枝、ジネー、ノラ

明治39年4月下席

【桂派】

△幾代亭 文玉、三五郎、文歌、福助、雀之助、円三郎、(照子、花吉)、文太郎、小文三、松永連(松永和風、和三八、鐡二郎、鉄四郎)、文屋、文左衛門、千橘、枝雀、円馬、歌六、南光

△金沢亭 文蝶、手遊、文屋、三若、文平、梅喬、南光、三五郎、文左衛門、歌六、(照子、花吉)、文歌、円馬、松永連、円三郎、雀三郎、文三

△瓢亭 歌太郎、梅喬、雀之助、小文三、三五郎、福助、千橘、歌六、円馬、文平、枝雀、文太郎、円三郎、雀三郎、手遊、文三、文歌、松永連

△林家席 扇之助、吾竹、文太郎、雀三郎、文鶴、円馬、手遊、梅喬、文三、雀之助、福助、南光、小文三、(照子、花吉)、歌六、文平、文屋、千橘、枝雀

△養老館 延光、勝枝、文橘、梅橘、文太郎、三若、枝雀、福助、文屋、千橘、雀三郎、文三、雀之助、文平、手遊、吾竹、小文三、三五郎、円三郎

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団勇、小円、文我、竹山人、(雁篤、花咲)、円弥、馬生、文団治、(小伊勢、小満之助、色葉)、米朝、米団治、(橘童、橘如)、清国人(袁有発外三名)、可楽、枝鶴

△紅梅亭 団作、松喬、三代松、福篤、可楽、清国人、枝鶴、有村、福吉、米団治、(橘童、橘如)、(雁篤、花咲)、松光、(小伊勢、小満之助、色葉)、文団治、馬生

△賑江亭 我楽、小文我、新作、松喬、有村、米団治、(橘童、橘如)、米朝、清国人、(雁篤、花咲)、円弥、文団治、文我、馬生、松光、(小伊勢、小満之助、色葉)

△永楽館 光鶴、若三郎、笑鶴、福治、馬生、(小伊勢、小満之助、色葉)、小円、可楽、文我、枝鶴、(三八、三吉)、清国人、福三、円弥、米朝、米団治

△第三此花館 福珍、福治、円弥、米朝、文団治、笑鶴、福三、竹山人、任来興、小円、可楽、福吉、枝鶴、(雁篤、花咲)

【地方】

△堺金秀席 好遊、松馬、生瀬、松光、小文我、三代松、新作、有村、松喬

△京都笑福亭 春月、団橘、帰朝、立花、福太郎、芝楽、小文吾、福丸、春団治、円坊、扇枝、ノラー、ジネー、扇蝶、円太郎

△京都幾代亭 芝平、三八、新馬、春三郎、枝雁、燕太郎、年史、文吾、花円蔵、枝太郎、(長春、長勝)、若遊三、曽呂利、鶴之助

明治395上席

◇三友派各席へ5月1日より東京新橋の芸妓にて此の程まで北の新地平田席に稼ぎ居りし小峰、小歌の両妓が出演し、従来の小満之助、小伊勢等に加入する由。其の他にも東京より柳亭燕枝、錦枝、立花家花橘、円坊、三遊亭花円蔵、円寿、柳寿斎等が加勢に馳せ加はり、お馴染の円子も久々にて帰阪出席する筈。

◇三友派の雁篤、花咲、文之助、残月等が上京。5月1日より三遊派各席に出席。

【桂派】

△幾代亭 文玉、小文三、福助、文平、雀之助、文太郎、柳仙、文歌、千橘、三輔、一蝶斎、円馬、南光、張円桂、雀三郎、円三郎、文三

△金沢亭 文蝶、梅喬、手遊、文歌、三若、円三郎、南光、張円桂、小文三、文三、文太郎、文左衛門、柳仙、枝雀、千橘、三輔、一蝶斎

△瓢亭 歌太郎、雀之助、三五郎、文屋、福助、小文三、三輔、一蝶斎、手遊、南光、張円桂、雀三郎、円三郎、文歌、円馬、柳仙、枝雀

△林家席 扇之助、吾竹、文太郎、雀三郎、千橘、文平、円馬、柳仙、枝雀、福助、文屋、三輔、一蝶斎、文三、手遊、三五郎、張円桂

△養老館 延光、勝枝、文橋、梅喬、手遊、枝雀、文三、福助、円三郎、吾竹、三五郎、雀之助、文平、小文三、文屋、文太郎、南光

【浪花三友派】

△第一此花館 小文我、小円、団勇、福治、扇蝶、錦枝、馬生、柳寿斎、円子、(小伊勢、小峰、小歌、色葉、小満之助)、松喬、福吉、文団治、円坊、燕枝、若遊三、米団治

△紅梅亭 福治、円寿、団作、円坊、文団治、花円蔵、米団治、可楽、馬生、若遊三、燕枝、福三、枝鶴、柳寿斎、円子、扇蝶、常盤津連

△永楽館 光鶴、若三郎、福三、小文我、若遊三、小円、家橘、常盤津連、扇蝶、花遊三、米団治、円坊、馬生、松喬、錦枝、大切大道具入芝居噺燕枝

△第三此花館 団作、団幸、小円子、錦枝、柳寿斎、円子、福吉、福三、松喬、円坊、家橘、常盤津連、若遊三、米団治、文団治、馬生

△賑江亭 我楽、新作、笑鶴、家橘、円寿、松喬、可楽、円坊、燕枝、文団治、小円、扇蝶、花円蔵、枝鶴、柳寿斎、円子

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、枝光、慶枝、円童、左円太、正三、東、藤ん坊、魯卿、藤若、橘枝、正楽、……藤誠

△第二文芸館 藤士、松竹、若司、花団治、藤誠、枝光、慶枝、円童、左円太、正三、東、藤ん坊、魯卿、藤若、橘枝、正楽

△長広亭 松竹、桂三、藤ん坊、魯卿、藤若、橘枝、正楽、若司、花団治、藤誠、枝光、慶枝、円童、左円太、正三、

【地方】

△第一第二湊亭 文都、文雀、小やな、喬之助、ノラー、ジチー、団京

△姫路船場旭館 橘童、橘如、福丸、円松、文馬、文我、萬州亭帰朝、三代松、芝楽、松光(十一日迄)

△京都笑福亭 春月、団橘、立花、福太郎、小文吾、扇枝、円弥、(任来興、任在文)、春団治、(三八、三吉)、米朝、有村、円太郎

△京都幾代亭 芝平、三八、新馬、桜枝、春三郎、枝雁、燕太郎、年史、文吾、柳桜、長春、長勝、助十郎、曽呂利、和楓(和三八、鉄四郎、鉄二郎)枝太郎、シヤーマン、フワーロン

△金沢新冨座 明治、正の助、梅左、小明、明学の西国坊明学一座

△金沢小福座 万治、清寿、松助、美奈亀、円篤、曲亭三馬

明治395月下席

【桂派】

△幾代亭 文玉、福助、手遊、三五郎、雀之助、文屋、小文三、文平、円三郎、文三、文左衛門、柳仙、雀三郎、枝雀、三輔、円馬、一蝶斎

△金沢亭 文蝶、雀三郎、文平、三若、文太郎、梅喬、柳仙、三五郎、文屋、三輔、手遊、一蝶斎、円馬、文三、文歌、千橘、南光

△瓢亭 歌太郎、雀之助、文屋、小文三、福助、円馬、手遊、南光、文太郎、柳仙、千橘、枝雀、三輔、三五郎、一蝶斎、円三郎、文三

△林家席 扇之助、吾竹、文歌、三輔、文三、千橘、一蝶斎、文平、円馬、小文三、福助、文太郎、円三郎、南光、柳仙、雀三郎、枝雀

△養老館 延光、勝枝、文橋、梅喬、雀三郎、枝雀、福助、文三、文歌、円三郎、南光、吾竹、千橘、小文三、文屋、手遊、三五郎

【浪花三友派】

△第一此花館 福治、団勇、新作、若遊三、家橘、曾呂利新左衛門、燕枝、松喬、扇蝶、米団治、円坊、文団治、柳寿斎、円子、枝鶴、(小峰、小満之助、小歌)

△紅梅亭 団作、小円子、福三、福治、錦枝、円子、(小満之助、小峰、小歌)、馬生、枝鶴、燕枝、家橘、扇蝶、松喬、(色葉、小伊勢)、円坊、米団治

△永楽館 米鶴、若三郎、松喬、扇蝶、米団治、花円蔵、(小伊勢、色葉)、円坊、曾呂利新左衛門、柳寿斎、円子、枝鶴、錦枝、(小峰、小満之助、小歌)、文団治、燕枝

△第三此花館 団八、団幸、円寿、円坊、馬生、新作、福吉、文団治、花円蔵、福三、(色葉、小伊勢)、曾呂利新左衛門、燕枝、小円、(柳寿斎、円子)

△賑江亭 我楽、小文我、花円蔵、枝鶴、文団治、柳寿斎、若遊三、福三、錦枝、(小満之助、小峰、小歌)、松喬、福吉、米団治、家橘、扇蝶、曾呂利新左衛門

【地方】

△京都笑福亭 春月、団橘、立花、福太郎、小文吾、扇枝、有村、円太郎、(三八、三吉)、春団治、円弥、米朝、(任来興、任在文)

△京都幾代亭 芝平、三八、新馬、桜枝、春三郎、枝雁、燕太郎、年史、柳枝、文吾、長春、長勝、歌六、助十郎、枝太郎、シヤーマン、フワーロン

△広島呉永福座(十三日~) 福一改め橘童、橘如、福丸、円松、文馬、円三郎、文我、帰朝、三代松、芝楽、松光

△金沢新富座 明治、文香、和歌の助、正の助、小まん、小明、明学

△金沢小福座 藤三、円輔、小蝶、花園、土谷、松助、円篤、松鶴、里鶴、さん馬

明治396上席

61日より浪花三友派各席へ、春錦亭柳桜、桂花団治、トンボ。お名残りとして、英国人ジチー、ノラー両人も出勤。小歌、小峰、柳亭燕枝等も引き続き出勤。

◇桂派各席へ、記憶術一柳斎柳一、同書記田中雷蔵、雷門小助六、春風亭柳昇等が出演する由。

【桂派】

△幾代亭 文玉、雀之助、小文三、福助、三輔、柳昇、記憶術柳一、文太郎、円三郎、枝雀、雀三郎、小助六、文三、文歌、千橘、南光

△金沢亭 文蝶、手遊、梅喬、三若、文太郎、三五郎、小助六、枝雀、柳昇、円馬、文左衛門、千橘、三輔、記憶術柳一、円三郎、文三

△瓢亭 歌太郎、三五郎、文屋、千橘、雀之助、文平、円馬、手遊、小文三、小助六、文三、柳昇、南光、雀三郎、三輔、記憶術柳一

△林家席 扇之助、吾竹、雀三郎、円三郎、文歌、文三、三輔、南光、記憶術柳一、福助、文平、枝雀、円馬、文屋、小助六、柳昇

△養老館 延光、勝枝、文喬、梅喬、吾竹、南光、福助、文三、文屋、雀之助、文歌、三五郎、小文三、手遊、文太郎、枝雀

【浪花三友派】

△第一此花館 光鶴、団勇、三代松、小円、柳寿斎、枝鶴、可楽、松喬、福吉、曾呂利新左衛門、(小峰、小歌、小満之助)、燕枝、(ノラー、ジチー)、円子、文都、柳桜、円坊、馬生

△紅梅亭 団八、団作、福三、円坊、福路、柳桜、(ノラー、ジチー)、一円遊、梅香、円子、柳寿斎、文都、若遊三、馬生、錦枝、可楽、米朝、切大道具入芝居噺燕枝

△永楽館 枝蝶、若三郎、新作、一円遊、錦枝、花団治、小文我、トンボ、馬生、(小峰、小歌、小満之助)、米朝、枝鶴、可楽、柳桜、円坊、松喬、若遊三、(ノラー、ジチー)、円子

△第三此花館 団幸、福路、小文我、笑鶴、米朝、若遊三、小円、燕枝、花団治、柳桜、新作、錦枝、福吉、枝鶴、(小峰、小歌、小満之助)、曾呂利新左衛門、一円遊、文都

△賑江亭 我楽、円寿、松喬、梅香、小円治、円子、曾呂利新左衛門、文都、(ノラー、ジチー)、円坊、馬生、トンボ、一円遊、花団治、米朝、燕枝、柳寿斎、枝鶴、(小峰、小歌、小満之助)

【互楽派】

△第一文芸館 桂三、鶴之助、藤遊、枝光、橘枝、正三、東、寿枝、若登司、左円太、藤誠、藤若、金輔、松竹、静子、三郎、正楽

△第二文芸館 藤士、寿枝、左円太、若登司、藤誠、藤若、金輔、松竹、静子、三郎、正楽、藤遊、枝光、橘枝、正三、

△長広席(大宝寺町) 正寿、松竹、金輔、桂三、静子、三郎、正楽、藤遊、枝光、橘枝、正三、東、寿枝、若登司、藤若、左円太、藤誠

【地方】

△第一第二湊亭 清国人(任来興、任在文)、松光、橘童、橘如、小やな、喬之助、花円蔵、南枝、団輔、福円、福我

△京都笑福亭 春月、団橘、立花、福太郎、小文吾、円弥、花楽、春団治、扇枝、有村、家橘、円太郎、文之助

△京都幾代亭 柳川一蝶、同蝶次、春蝶、春風亭柳仙、常盤家いろは、同みどり、同松葉、松井助十郎其他定連中

明治396下席

【桂派】

△幾代亭 文玉、雀之助、福助、文屋、文平、柳昇、南光、円馬、文歌、小助六、文左衛門、三輔、記憶術柳一、雀三郎、円三郎、枝雀

△金沢亭 文蝶、小文三、文太郎、三若、文歌、三輔、記憶術柳一、柳昇、三五郎、円三郎、文三、文屋、小助六、円馬、千橘、南光

△瓢亭 歌太郎、三五郎、雀三郎、円三郎、枝雀、文太郎、三輔、千橘、記憶術柳一、円馬、小文三、文三、手遊、文歌、柳昇、小助六

△林家席 扇之助、吾竹、文歌、千橘、雀之助、円馬、小助六、文三、文平、福助、手遊、柳昇、南光、枝雀、三輔、記憶術柳一

△養老館 延光、勝枝、文喬、手遊、枝雀、福助、小文三、文屋、雀之助、南光、雀三郎、千橘、円三郎、吾竹、文平、三五郎、文三

【浪花三友派】

△第一此花館 文我、団幸、団勇、柳勇、小圓、可楽、福吉、錦枝、(ジネー、ノラー)、若遊三、枝鶴、円坊、馬生、米朝、清国人奇術曲芸李彩、一円遊、文都、燕枝、(小峰、小歌、小満之助)、

△紅梅亭 団八、新作、団作、円坊、福路、花団治、文都、曾呂利新左衛門、清国人奇術曲芸李彩、福三、柳桜、梅香、(ジネー、ノラー)、松喬、(小峰、小歌、小満之助)、若遊三、枝鶴、柳寿斎、円子

△永楽館 光鶴、若三郎、小円子、錦枝、枝鶴、(ジネー、ノラー)、柳桜、円子、梅香、馬生、松喬、福吉、一円遊、福三、曾呂利新左衛門、燕枝、米朝、清国人李彩、文都

△第三此花館 文馬、笑鶴、松喬、米朝、文我、若遊三、(小歌、小峰、小満之助)、トンボ、柳寿斎、円子、花団治、燕枝、錦枝、枝鶴、円坊、馬生、可楽、(ジネー、ノラー)、曾呂利新左衛門

△賑江亭 我楽、福治、花団治、福三、トンボ、新作、燕枝、一圓遊、小円、(小満之助、小歌、小峰)、文都、清国人李彩、可楽、柳桜、柳寿斎、円子、梅香、円坊、馬生

【互楽派】

△第一文芸館 正寿、鶴之助、一奴、寿枝、三郎、静子、正楽、円童、左円太、若登司、橘枝、松竹、枝光、正三、東、藤誠

△第二文芸館 藤士、松竹、若登司、橘枝、枝光、正三、東、藤誠、一奴、円童、左円太、寿枝、三郎、静子、正楽

【地方】

△堺天神席 米団治、残月、文団治、(妻吉、妻奴)、扇蝶、福寿、鶴三、小米、(雁篤、花咲)、扇笑、団作、文雀、文我


寄席案内 明治39年7月~12月

明治397月上席

◇互楽派落語席第一第二文芸館へ、一日より、朝鮮人金元基(年齢五十歳、身丈二尺)、同姜鎮川(年齢二十二歳、身丈二尺二寸)と云う変り者が技芸を演ずる。

◇桂派の桂文歌が再び脱退して、赤沢亭に桂歌之助で出演。(後三友派へ)

◇文枝が東京より帰阪、桂派の各席に出勤

【桂派】

△幾代亭 扇昇、福助、三五郎、文平、南光、雀之助、文左衛門、文枝、三輔、記憶術、小文三、円三郎

△金沢亭 後八、手遊、三若、文屋、文太郎、記憶術、文平、三輔、文三、三五郎、南光、円三郎、文枝、千橘、枝雀

△瓢亭 文蝶、小文三、三輔、後八、福助、手遊、三五郎、南光、記憶術、雀之助、千橘、枝雀、文屋、雀三郎、文枝

△林家席 扇之助、雀之助、雀三郎、枝雀、文枝、千橘、円三郎、小文三、南光、吾竹、後八、文三、文太郎、三輔、記憶術

△養老館 延光、勝枝、文橘、吾竹、雀三郎、小文三、文三、文太郎、福助、枝雀、文屋、文平、手遊、雀之助、三五郎、南光

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、新作、団勇、福清、小円、花団治、可楽、松光、福三、清国人李彩、円子、柳寿斎、文都、曾呂利新左衛門、円坊、枝鶴、馬生、(指香、指月、残月)

△紅梅亭 団八、福治、龍子、団作、小文我、小円治、福吉、円子、馬生、(残月、指月)、円坊、福三、(小歌、小峰、小満之助)、文都、清国人李彩、一円遊、曾呂利新左衛門

△永楽館 光鶴、団寿、若三郎、笑鶴、新作、柳寿斎、小円、清国人李彩、文都、可楽、曾呂利新左衛門、若遊三、枝鶴、(指月、残月)、円子、松喬、円坊、(小満之助、小歌、小峰)

△賑江亭 文馬、小文我、小円治、福治、龍子、枝鶴、円坊、松喬、一円遊、トンボ、(小歌、小峰、小満之助)、馬生、松光、(残月、指月)、福三、可楽、若遊三、文都

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、枝光、寿枝、円童、左円太、正三、一奴、東、藤誠、松竹、音曲手踊り(姜鎮川、奇術金元基)、三平、橘枝、正楽

△第二文芸館 藤士、松竹、藤遊、藤誠、橘枝、枝光、寿枝、円童、左円太、正楽、三平、一奴、東、正三、音曲手踊り(姜鎮川、奇術金元基)

【地方】

△京都笑福亭 春月、団橘、立花、福太郎、小文吾、円弥、扇枝、家橘、文之助、(花咲、雁篤)、春団治、文我、米団治

△京都幾代亭 東京女道楽(米坡、松坡、お鯉)長唄、琴曲(橘童、橘如)曲芸運動(荒井菊松、東山小力、浅尾梅叶)奇術(志美津笑玉、同若子)其他定連

△神戸第一第二湊亭 花円蔵、二代目柳桜、清国人(遠有発、韓小与、遠鳳章)

明治397下席 大阪毎日

【桂派】

△幾代亭 扇昇、梅喬、福助、文屋、文太郎、円三郎、手遊、文三、文歌、南光、枝雀、後八、千橘、文枝、雀三郎、三輔、記憶術(柳一、雷蔵)

△金沢亭 雀之助、手遊、三若、文平、三輔、千橘、枝雀、三五郎、文太郎、雀三郎、文枝、文左衛門、文屋、記憶術、小文三、圓三郎、文三

△瓢亭 文蝶、後八、三五郎、雀之助、梅喬、福助、文枝、文平、文屋、記憶術、小文三、文太郎、三輔、文三、文歌、千橘、南光

△林家席 扇之助、小文三、文歌、雀三郎、記憶術、吾竹、文三、後八、三輔、雀之助、福助、円三郎、南光、枝雀、文平、三五郎、文枝

△養老館 延光、勝枝、文喬、吾竹、文枝、文平、南光、小文三、円三郎、福助、文三、文歌、三五郎、手遊、雀之助、文太郎、文屋、枝雀

【浪花三友派】

△第一此花館 鶴三、団勇、新作、円[]寿、小圓二、福吉、残月、指月、指香、福三、(小満之助、小歌、小峰、色葉)、枝鶴、可楽、圓坊、馬生、円子、文都、若遊三、李彩、曾呂利新左衛門

△紅梅亭 団八、団作、生瀬、福三、福治、若遊三、松光、トンボ、李彩、松喬、馬生、((指月、指香)、文都、一円遊、曾呂利新左衛門、柳寿斎、枝鶴、(小満之助、小峰、小歌、色葉)、残月

△永楽館 光鶴、円[]寿、若三郎、小円子、松喬、一円遊、(小満之助、小歌、小峰、色葉)、円坊、小円、残月、柳寿斎、円子、福吉、枝鶴、李彩、福三、馬生、可楽、松光

△第三此花館 我楽、福清、龍子、団三郎、花団治、新作、枝鶴、馬生、円子、曾呂利新左衛門、円坊、李彩、小円治、若遊三、可楽、松光、松喬、一円遊、文都

△賑江亭 福治、我楽、小円、笑鶴、三代松、龍子、曾呂利新左衛門、文都、若遊三、花団治、一円遊、松光、松喬、(小満之助、色葉、小歌、小峰)、残月、円坊、指月、指香、柳寿斎、円子

【互楽派】

△第一文芸館 正寿、鶴之助、松竹、藤遊、藤誠、三平、枝光、橘枝、正楽、円童、左円太、一奴、東、正三、(姜鎮川、金元基)

△第二文芸館 藤士、枝光、円童、左円太、一奴、東、正三、松竹、(姜鎮川、金元基)、藤遊、藤誠、橘枝、正楽

△京都笑福亭 落語相撲 声響円太郎、張子虎文之助、黒宮川扇枝、片目岡春月、無鉄砲春団治、天保山芝楽、□口立花、気取潟円弥、天狗鼻小文吾、四目岡琴勢、そゝつか獅子団橘、煤竹錦馬、秀麗し家橘、ひさご潟福丸、鼾目玉福太郎、一ツ目吾妻、行司木村扇枝

△姫路山陽座(十三日~十七日)鶴三、団幸、福寿、文雀、福丸、扇蝶、米朝、文我、(花咲、雁篤)、米団治、文団治、(妻吉、妻奴)

△広島寿座(二十一日~二十五日)山陽座と同じ、

明治398上席 大阪毎日

◇松屋町松の亭は、1日より呂昇不在中、桂派の席として興行

第一第二文芸館、幾代亭は暑中休み。

△第一此花館 団勇、梅香、若遊三、金馬、円左、小円朝、円右、むらく、橘之助、舞若柳吉蔵、同吉之助、常盤津和佐太夫、小和佐太夫、岸沢仲蔵、同菊蔵、遊三、圓蔵

△紅梅亭 團作、圓坊、枝鶴、むらく、円遊、一円遊、円蔵、円左、常盤津連、円右、金馬、小円朝、橘之助

△永楽館 光鶴、若三郎、松喬、円右、遊三、むらく、橘之助、金馬、小円朝、円左、円遊、円蔵、常盤津連

△第三此花館 文馬、新作、残月、小円朝、若遊三、橘之助、遊三、むらく、梅香、松光、円右、松喬、円坊、清国人、金馬、(小歌、小峰、色葉)、枝鶴、(曲独楽菊松、東家小力、浅尾梅叶)

△第二此花館 団平、松馬、笑鶴、福吉、一円遊、新作、(小歌、小峰、色葉)、曲芸、残月、松光、清国人

△賑江亭 団八、我楽、小円治、松光、(小歌、小峰、色葉)、常盤津連、曲芸、円遊、清国人、円蔵、若遊三、福吉、梅香、松喬、円左、残月

【地方】

△第一第二湊亭 米坡、お鯉、馬生、南枝、福円、福我、小文、団輔、鶴松、円松

△京都幾代亭 円若、文都、花団次、トンボ、福三、新作、若三郎、福二、勝造、小満之助、李彩

△京都笑福亭 落語相撲

△名古屋富本席 曾呂利、円子、柳寿斎、梅西家かほる(女道楽)

△金沢新富座 桂藤三、鶴賀小蝶、笑福亭松助、立花家円輔、笑福亭里鶴、同松鶴、同円篤、奇術清国人任在文、同任来興

△香川丸亀稲荷座(一日~六日)鶴三、団幸、福寿、文雀、米朝、文我、福丸、扇蝶、米団治、文団治、(雁篤、花咲)、(妻吉、妻奴)

<編者註>尚、文団治一座は、香川高松玉藻座(七日~)、岡山大福座(十五日~)、姫路旭館(二十日~)

明治399月上席

◇赤沢亭は、従前の一座に、柳枝、扇枝、歌之助、新内岡本小美国、同小美島等が出演

◇「林家席」は、「杉之木席」と改称

◇玉造落語浪花三友派に属する、梅枝、枝雀、都司、遊楽等の連中は、三日午後六時より五日間毎夜博物館場内に落語会を催す。

◇三友派の紋弥は、三代目小さんの肝入りで、東京の柳派各席に出演。

◇円子、梅の家かほる、柳寿斎春風は、金沢新富席へ。

◇文団治、米団治、扇蝶、雁篤、花咲等は湊亭に一日より出勤。

【桂派】

△幾代亭 ……、伝枝、三輔、文屋、雀三郎、円馬、小文三、文桂、文三、円三郎、千橘、枝雀、長治郎、文枝

△金沢亭 雀之助、小文三、三若、文桂、枝雀、手遊、南光、雀三郎、円三郎、文左衛門、三五郎、長治郎、千橘、文枝、文歌、円馬、伝枝、文三

△瓢亭 文蝶、後八、文歌、雀之助、小文三、長治郎、福助、枝雀、三五郎、手遊、円馬、文枝、千橘、文屋、伝枝、文三、三輔、南光

△杉の木(林家事) 扇之助、吾竹、三五郎、梅喬、後八、文屋、円三郎、文三、福助、……、枝雀

△松屋町松の亭 延光、勝枝、吾竹、雀之助、文平、梅喬、雀三郎、福助、枝雀、小文三、手遊、文歌、文三、三五郎、南光、文屋、円三郎

【浪花三友派】

△第一此花館 団平、団勇、松喬、円坊、福□、円若、梅香、橘童、橘如、松光、馬生、家橘、若遊三、三□……、梅坊主坊一座、枝鶴、(小万、小満之助、色葉)、曾呂利新左衛門

△紅梅亭 福治、団作、若遊三、曾呂利新左衛門、(色葉、小萬、小満之助)、福吉、…

△賑江亭 …家橘、(小万、小満之助、色葉)、福吉、梅香、円坊、残月、松喬、橘童、橘如、一圓遊、松光

△第三此花館 三代松、笑鶴、家橘、新作、……、松喬、残月、一円遊、若遊三、梅坊主一座、曾呂利新左衛門、福三、松光、円若、梅香、円坊、馬生

△第一第二湊亭 (妻吉、妻奴)、文団治、米団治、文我、米朝、(雁篤、花咲)、扇蝶、文雀、福寿、花円蔵、団幸、鶴三

△京都幾代亭 定連の上に新曲技の清国人袁有発(十年)韓小陽(八年)韓鳳章の三人と槌家万治

△京都笑福亭 春月、団橘、立花、芝楽、幅[]太郎、小文吾、円弥、扇枝、福丸、春団治、円太郎、文之助

△金沢一九席(元新富座)円八、子遊、花月、小円子、円三郎、龍子、菊堂、柳寿斎、月亭円生、立花家かほる、三遊亭円子

明治399月下席

【桂派】

△金沢亭 文蝶、文平、雀之助、手遊、三若、福助、文桂、伝枝、南光、梅喬、文歌、文屋、小文三、文三、円三郎、雀三郎、円馬、長治郎、三輔、枝雀

△瓢亭 福助、文桂、文歌、後八、梅喬、雀之助、……南光

△幾代亭 ……長治郎、三輔、文屋、文枝、三五郎、文桂、手遊、雀三郎、円馬、文歌、伝枝、南光、雀之助、円三郎、文三

△杉の木席 扇之助、文屋、三五郎、円三郎、枝雀、小文三、文平、長治郎、吾竹、文桂、伝枝、南光、福助、新内小末、雀之助、手遊、文三、文歌、千橘、文枝

△松の亭 延光、勝枝、吾竹、文平、雀之助、雀三郎、手遊、後八、福助、南光、円三郎、文歌、三輔、梅喬、枝雀、千橘、文枝、三五郎、小文三、文屋

【浪花三友派】

△第一此花館 団平、花団治、団勇、梅香、若遊三、小円治、福吉、梅八連中、一円遊、馬生、松喬、残月、……

△紅梅亭 ……福治、一円遊、馬生、松喬、若遊三、枝鶴、梅八連中、家橘、松光、円若、残月、円坊、曾呂利新左衛門

△永楽館 ……

△第三此花館 福治、福平、福三、残月、花団治、三代松、梅香、家橘、円若、曾呂利新左衛門、福吉、枝鶴、円坊、松喬、(小満之助、色葉)、松光

△賑江亭 新作、我楽、松喬、トンボ、円坊、……

【互楽派】

△第一文芸館 ……(姜鎮川、金元基)、花遊三、藤誠

△第二文芸館 藤円、藤士、松竹、藤若、円童、左円太、菅八、団司、三平、一奴、正楽、藤遊、枝光、正三、……

【地方】

△第一湊亭 円楽、団幸、福寿、花円蔵、扇蝶、文雀、米朝、文団治、(妻吉、妻奴)、文我、(花咲、雁篤)、米団治

△第二湊亭 鶴瓶、鶴三、文雀、米朝、文我、福寿、花円蔵、(花咲、雁篤)、米団治、扇蝶、文団治、(妻吉、妻奴)

△富山旭亭(十日~二十日) 子遊、小円子、花月、円三、円三郎、円生、菊堂、柳寿斎、かほる、若円遊

<編者註>若円遊は、三遊亭円子。菊堂は菊団治、円三郎は団三郎

明治3910月上席

◇三遊亭円若は姫路旭館に出演後は、九州地方を巡業

◇三友派の松川家妻吉は1日より丸一の大神楽と共に三友派各席へ出勤し、新作「琵琶歌」「あづさ弓春のながめにかきくれて浮きよつの緒もたえるともみさをくもらぬ朝日かげ」といふを舞ふよし。

◇桂派各席に、東京落語桂才賀(後の八代目文治)が出席。

◇桂派の立花家円三郎は実兄三遊亭円馬諸共本月より関東地へ巡業に出かける筈。

◇浪花三友派は、明日より松川家妻吉、東京大神楽丸一一座の鏡味仙太郎、同小仙、同長三郎、同小金、桂燕太郎、家橘改め月亭小文都(後の三代目円馬)が加わる由。

【桂派】

△幾代亭 延三、梅喬、文屋、福助、三五郎、才賀、文三、雀之助、三輔、文左衛門、南光、文歌、枝太郎、枝雀、小文三、手遊、文枝

△金沢亭 文蝶、文歌、三若、吾竹、手遊、文枝、小文三、梅喬、枝太郎、雀之助、才賀、文吾、文三、三五郎、三輔、南光

△瓢亭 歌太郎、福助、小文三、梅喬、文吾、枝雀、枝太郎、手遊、三五郎、文枝、文屋、三輔、小寿楽、南光、雀之助、才賀、文三

△杉の木席 扇之助、三五郎、雀之助、三輔、南光、文屋、福助、才賀、小寿楽、文三、小文三、手遊、文枝、文歌、枝太郎、枝雀

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団平、団勇、文雀、福三、枝鶴、春団治、米朝、松光、米団治、(雁篤、花咲)、円子、馬生、一円遊、柳寿斎、燕枝、若遊三、松川家、遊輔

△紅梅亭 団八、小円子、団作、扇蝶、梅香、福二、文雀、遊輔、文団治、曾呂利新左衛門、松川家、柳寿斎、燕枝、若遊三、(雁篤、花咲)、馬生、一円遊、米団治、円子

△永楽館 光鶴、小文我、福寿、春団治、米朝、松光、米団治、円子、福三、馬生、福吉、枝鶴、曾呂利新左衛門、松川家、遊輔、燕太郎、梅香、柳寿斎、燕枝

△第三此花館 団寿、福次、我楽、福平、小文我、燕太郎、一円遊、(雁篤、花咲)、柳寿斎、燕枝、福寿、松光、米団治、福吉、枝鶴、福三、春団治、米朝、馬生

△賑江亭 鶴三、小円、円[]寿、三代松、文団治、扇蝶、梅香、松川家、一円遊、春団治、遊輔、燕太郎、文雀、米朝、円子、松光、(雁篤、花咲)、枝鶴、曾呂利新左衛門

△堺金秀席 扇笑、松馬、生瀬、小円、若遊三、団三郎、□□、三代松、扇蝶、文団治

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、一奴、藤若、藤遊、胡蝶、正楽、三平、枝光、(団司、菅八)、一笑、松竹、宝楽、正三、円童、左円太、藤誠

△第二文芸館 藤士、枝光、松竹、一笑、藤若、藤遊、三平、(団司、菅八)、胡蝶、正楽…

△京都幾代亭 芝平、枝若、三八、文楽、新馬、枝雁、年史、梅坊連、文吾、小万、小満之助、枝太郎、梅坊連

【地方】

△堺天神席 扇笑、文笑、松馬、福平、福寿、三代松、福三、梅香、米朝、残月、文我

△第一第二湊亭 三友亭小円治、三遊亭若遊三、笑福亭松光及び東京柳橋芸妓三河家小峰、新柳橋小歌、花円蔵

△金沢新富座 文吉、しん三、小円、円子、小円三、後八、円坊、文平、千橘、円三郎、円馬

<編者註>後この一座は姫路で「円頂派」を旗揚げ。円三郎は円、小円三は円丸、後八は三代目円三郎、文平は円三、千橘は円吉を名乗る。

明治3910月下席

15日より、三友派各席に、三遊亭遊輔、同円子が久しぶりに加わる。

23日に、桂派の林家席が杉の木席と改称の為、当日入場無料。

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、福次、三代松、福寿、扇蝶、(雁篤、花咲)、一円遊、福三、残月、燕太郎、松川家、馬生、文団治、柳寿斎、丸一連中、枝鶴、円子、曾呂利新左衛門

△紅梅亭 ……枝鶴、馬生、燕太郎、梅香、扇蝶、文都

△永楽館 光鶴、福寿、団勇、福三、小文都、米団治、馬生、米朝、扇蝶、柳寿斎、文都、松川家、丸一連中、円子、残月、春団治、遊輔、(雁篤、花咲)

△賑江亭 鶴三、福篤、文我、小文我、春団治、米団治、三代松、福吉、曾呂利新左衛門、梅香、(雁篤、花咲)、一円遊、米朝、扇蝶、文都、小文都、柳寿斎、馬生、丸一連中

△第三此花館 我楽、小円子、米朝、福次、……

【桂派】

△金沢亭 文蝶、雀三郎、三若、小文三、三輔、枝雀、雀之助、文歌、文左衛門、才賀、南光、三五郎、伝枝、文枝、文屋、手遊、文三

△幾代亭 延三、福助、文屋、文歌、梅喬、伝枝、文枝、三五郎、手遊、小文三、文三、三輔、小寿栄、南光……枝雀

△瓢亭 歌太郎、雀之助、福助、雀三郎、南光、才賀、小文三、梅喬、三輔、枝雀、文屋、手遊、文歌、文三、三五郎、伝枝、文枝

△杉之木 梅喬、扇之助、三五郎、吾竹、手遊、文屋、文三、伝枝、福助、文枝、小寿栄、雀之助、才賀、小文三、三輔、南光

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、枝光、松竹、一奴、正三、円童、左円太、藤誠、藤若、藤遊、三平、(菅八、団司)、一笑、胡蝶、正楽

△第二文芸館 藤円、藤若、藤遊、胡蝶、一笑、(菅八、団司)、三平、枝光、正楽、松竹、一奴、正三、円童、左円太、藤誠

【地方】

△堺天神席 扇笑、松馬、福平、生瀬、枝鶴、円寿、小円、文雀、文我、松喬、米団治

△冨山旭亭(十三日~二十五日)文吉、しん三、小円、円子、小円三、後八、円坊、文平、千橘、円三郎、円馬

明治3911月上席

△浪花三友派へ1日より、久々に柳亭燕枝が出演

△桂派の桂文歌が再び抜けて、神戸湊亭に桂歌之助で出演。出番表に「文歌」の名前があるが、欠席しているようだ。(後三友派に復帰)

19日、三友派の藤原重助死去、六十一歳。

◇手遊が、二代目桂三木助に改名。改名披露、24日金沢、25日瓢亭、26日幾代亭、27日杉の木。

【桂派】

△幾代亭 延三、梅喬、文屋、福助、三五郎、才賀、文三、雀之助、三輔、文左衛門、南光、文歌、枝太郎、枝雀、小文三、手遊、文枝

△金沢亭 文蝶、文歌、三若、吾竹、手遊、文枝、小文三、梅喬、枝太郎、枝雀、雀之助、才賀、文屋、文三、三五郎、三輔、南光

△瓢亭 歌太郎、福助、小文三、□□、文歌、枝雀、枝太郎、手遊、三五郎、文枝、文屋、三輔、小寿楽、南光、雀之助、才賀、文三

△杉の木 扇之助、三五郎、雀之助、三輔、南光、文屋、福助、才賀、小寿楽、文三、小文三、手遊、文枝、文歌、枝太郎、枝雀

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、福平、団勇、文雀、福三、枝鶴、春團治、米朝、松光、米団治、(平玉、雁篤、花咲)、円子、馬生、一円遊、柳寿斎、燕枝、若遊三、遊輔、……

△紅梅亭 不明

△第三此花館 ……文我、燕枝、一円遊、柳寿斎、燕枝、福寿、松光、米団治、福吉、枝鶴、福三、春団治、米朝、馬生

△永楽館 不明

△賑江亭 鶴二、小円、三代松、文団治、扇蝶、梅香、松川家、一円遊、春団治、遊輔、燕太郎、文雀、米朝、……

【地方】

△京都笑福亭 喜蝶、団橘、立花、円次、芝楽、小文吾、福太郎、扇枝、円太郎、橘正風、小文都、円弥、文我、文之助

△京都幾代亭 芝平、枝若、三八、文楽、松助、新馬、枝雁、年史、文屋、長唄連中、文吾、鏡味一座

△第一第二湊亭 円楽、鶴瓶、笑三、円松、光雀、鶴松、団輔、小文、小円、南枝、小円治、福我、歌之助、福円、(喬之助、小満之助、小万)、文都

△岐阜関本座 円篤、松鶴(木鶴)一座

△名古屋富本席(十一日~) 円馬、円三郎、千橘、圓坊、文平、後八、円子、円六、小圓三、文作

明治3911月下席

【桂派】

△幾代亭 延三、福助、小文三、梅喬、南光、三五郎、手遊、枝太郎、才賀、枝雀、雀之助、小寿楽、雀三郎、文枝、伝枝、三輔、文三

△金沢亭 文蝶、雀之助、三五郎、三若、伝枝、三輔、文三、福助、文枝、小文三、文左衛門、枝太郎、南光、手遊、雀三郎、才賀、枝雀

△瓢亭 歌太郎、吾竹、福助、雀之助、文枝、伝枝、三五郎、三輔、文三、雀三郎、梅喬、手遊、枝太郎、南光

△杉の木 扇之助、梅喬、手遊、枝太郎、小文三、才賀、枝雀、雀三郎、南光、小寿楽、伝枝、福助、三輔、文三、三五郎、雀之助、文枝

【地方】

△京都笑福亭 団橘、円治、立花、福太郎、小文吾、円弥、小文都、扇枝、芝楽、文之助、円太郎、有村謹吾、文我

明治3912月上席

◇三友派各席へ、講談松林伯知、歌舞道楽の千歳米坡、新柳小歌、三河家小峰、北陽満留吉、バイオリン演奏橘正風、発音機説明松林知鏡が参加

◇幾代亭は来1日より松川家妻吉、同妻奴が笑福亭と懸持ちにて出勤の筈にて其他桂文枝、同三之助、笑福亭松蝶、松林若円等又鏡味一座も引続き出勤

◇同亭の枝太郎、年史は1日より大阪行と決る。

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、小団、小文我、福三、松喬、小文都、(雁篤、花咲)、残月、正風、米団治、松光、一円遊、燕枝、枝鶴、若遊三、扇蝶、馬生、文団治、伯知、女道楽

△紅梅亭 団作、小円蔵、花円、扇蝶、福吉、遊輔、文団治、知鏡、円子、燕枝、曾呂利新左衛門、(雁篤、花咲)、伯知、女道楽、馬生、米朝、枝鶴、一円遊、残月

△永楽館 光鶴、三代松、団勇、松光、一円遊、福路、花円蔵、伯知、燕太郎、枝鶴、残月、松光、小文都、曾呂利新左衛門、燕枝、女道楽、知鏡、遊輔、扇蝶、馬生

△第三此花館 春月、我楽、福路、燕太郎、小文都、三代松、馬生、小満之助、福三、若遊三、残月、伯知、米団治、知鏡、松光、遊輔、正風、米朝、(雁篤、花咲)、燕枝

△賑江亭 鶴三、福平、文雀、花円蔵、円子、小円、小文都、女道楽、扇蝶、遊輔、正風、文団治、福三、(雁篤、花咲)、残月、松喬、米団治、若遊三、曾呂利新左衛門

【桂派】

△金沢亭 梅喬、雀三郎、三若、宝楽、伝枝、三木助、年史、南光、三五郎、三輔、雀之助、文三、文三、才賀、小文三、枝雀、小寿栄、邑井貞吉、枝太郎

△瓢亭 歌太郎、福助、三木助、梅喬、三輔、宝楽、文三、伝枝、雀三郎、年史、南光、三五郎、小寿栄、貞吉、枝太郎、雀之助、才賀、枝雀

△幾代亭 文楽、雀之助、三五郎、福助、□□、雀三郎、枝雀、小文三、宝楽、貞吉、文左衛門、枝太郎、□枝、三輔、文三、三木助、年史、南光

△杉之木 扇之助、吾竹、小文三、雀之助、貞吉、枝太郎、小寿栄、福助、才賀、梅喬、枝雀、宝楽、三木助、年史、南光、伝枝、三輔、文三

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、一奴、藤若、藤遊、胡蝶、正楽、三平、一笑、松竹、枝光、藤誠、(菅八、団司)、円童、左円太、正三、任来興

【地方】

△第一第二湊亭 円楽、鶴瓶、笑三、円松、光雀、鶴松、団輔、小文、南枝、福我、福円、喬之助、文都、小円治、歌之助、梅香、奇芸(荒井菊松、東屋小力、浅尾梅叶)

△京都笑福亭 団橘、立花、円次、芝楽、小文吾、福太郎、円太郎、扇枝、謹吾、福丸、円弥、文我、福寿、文之助、妻吉、妻奴

△京都幾代亭 芝平、枝若、三八、文楽、三之助、枝雁、新馬、若円、松蝶、松助、文屋、妻吉、妻奴、文枝、長三郎、小仙、小金、仙太郎、文吾

明治3912月下席

【桂派】

△幾代亭 一奴、小文三、梅喬、三輔、福助、三五郎、伝枝、邑井(むらい)貞吉、枝太郎、雀三郎、三木助、文三、小寿楽、年史、南光、雀之助、才賀、枝雀

△金沢亭 文蝶、雀之助、三若、三木助、才賀、梅喬、枝雀、伝枝、年史、小文三、文左衛門、南光、三五郎、貞吉、枝太郎、小寿楽、三輔、文三

△瓢亭 歌太郎、福助、三五郎、雀之助、年史、三木助、南光、才賀、梅香、枝雀、三輔、小文三、伝枝、文三、雀三郎、貞吉、枝太郎

△杉の木 扇之助、吾竹、雀三郎、伝枝、小文三、三輔、文三、福助、小寿楽、貞吉、枝太郎、雀之助、才賀、枝雀、三木助、年史、南光

【地方】

△京都幾代亭(二十一日より)文三、才賀、枝雀、三輔、雀之助、小文三、三若、扇之助、妻吉、妻奴

△京都笑福亭(二十三日~) 忘年会謹吾、立花、福太郎、文我、芝楽、円弥、扇枝、文之助、円六、団橘、円次、福丸、福寿、小文吾、円太郎、妻吉、妻奴


寄席案内 明治40年1月~4月

明治401月上席

◇桂派は、一日より東京の柏家和佐之助、同佐イ蔵の清元、音曲噺都家歌六が加入。

◇三友派は、十五日より、東京の曲芸師橘ハンスデーが加入。

【桂派】

△金沢亭 梅喬、小文三、三若、雀三郎、文屋、才賀、文枝、雀之助、福助、枝雀、文左衛門、三五郎、三木助、文三、伝枝、三輔、南光

△幾代亭 文蝶、福助、伝枝、吾竹、三五郎、文三、三木助、梅喬、三輔、南光、小文三、雀之助、才賀、枝雀、文屋、雀三郎、文枝

△瓢亭 歌太郎、文屋、雀之助、小文三、梅喬、福助、枝雀、雀三郎、才賀、小寿栄、文枝、伝枝、三輔、南光、三五郎、三木助、文三

△杉之木 吾竹、三五郎、扇之助、三木助、三輔、南光、伝枝、文屋、文三、梅喬、雀三郎、小寿栄、文枝、雀之助、才賀、枝雀

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団竹、文雀、団勇、新作、松光、文団治、小米、松喬、文都、若遊三、一円遊、(小歌、まる吉、米坡)、残月、扇蝶、円子、米団治、(小満之助、小伊勢)、馬生

△紅梅亭 団八、福篤、小団、梅香、(花咲、雁篤)、文雀、正風、燕太郎、米団治、福吉、(小歌、まる吉、米坡)、馬生、枝鶴、円子、文都、(小満之助、小伊勢)、一円遊、松喬、残月、曾呂利新左衛門

△永楽館 光鶴、福平、小円子、三代松、団作、文都、若遊三、(小満之助、小伊勢)、松光、文団治、残月、松喬、正風、枝鶴、(小歌、まる吉、米坡)、(花咲、雁篤)、馬生、扇蝶、円子

△第三此花館 春月、我楽、花円蔵、燕太郎、松喬、小文我、一円遊、三代松、残月、正風、扇蝶、松光、米団治、福吉、若遊三、文団治、枝鶴、(小歌、まる吉、米坡)

△賑江亭 鶴二、小文我、鶴三、小円治、福治、枝鶴、梅香、扇蝶、円子、(花咲、雁篤)、米団治、(小満之助、小伊勢)、若遊三、馬生、文雀、曾呂利新左衛門、松光、一円遊、文都

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、枝光、藤若、藤遊、円童、左円太、蝶吉、正三、円篤、松竹、円輔、一笑、三平、藤誠、大八、湊重、木鶴、胡蝶、正楽

△第二文芸館 藤円、松竹、一笑、藤枝、三平、円輔、藤誠、団司、東重、木鶴、枝光、胡蝶、正楽、藤若、藤遊、蝶吉、円童、左円太、正三、円篤

【地方】

△京都幾代亭 韓国人の奇術師金元基、金貞川、三遊亭左遊、林家一奴、枝太郎、文吾、年史、枝雁、松輔、文楽、新馬、松蝶、三八、枝若、芝平

△京都笑福亭 円六、団橘、立花、円治、芝楽、小文吾、福太郎、福丸、円弥、扇枝、文之助、米朝、有村、文我、円太郎

△京都西陣座 錦馬、団橘、立花、円治、芝楽、小文吾、福太郎、福丸、円弥、扇枝、文之助、米朝、有村、文我、円太郎

明治401月下席

◇十五日より桂派各席へ、東京狂言大江戸手踊高嶋屋梅王、松嶋屋杉王、音羽屋松王等の三人連夜出席

【桂派】

△金沢亭 吾竹、文屋、三若、三木助、伝枝、雀三郎、文三、文左衛門、才賀、梅喬、文枝、雀之助、三輔、南光、小文三、枝雀、(杉玉、梅王、松王)

△幾代亭 文蝶、小文三、三五郎、三輔、福助、雀之助、南光、伝枝、枝雀、小寿栄、(杉王、梅王、松王)、文屋、雀三郎、文枝、三木助、才賀、文三

△瓢亭 歌太郎、福助、雀三郎、吾竹、梅喬、三五郎、文枝、三木助、小文三、文三、伝枝、才賀、枝雀、(杉王、梅王、松王)、雀之助、三輔、南光

△杉の木 梅喬、扇之助、雀之助、枝雀、小文三、才賀、三輔、(杉王、梅王、松王)、福助、南光、三五郎、三木助、小寿栄、文三、文屋、雀三郎、文枝

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、松竹、藤遊、円輔、藤誠、三平、亀鶴、団司、東重、枝光、胡蝶、正楽、藤若、一笑、蝶吉、円童、左円太、正三、円篤

△第二文芸館 藤円、藤枝、枝光、藤若、一笑、円童、左圓太、蝶吉、正三、円篤、松竹、円輔、藤遊、大八、藤誠、三平、亀鶴、胡蝶、正楽

明治402月上席

◇桂派各座へ二月一日より、東京より久々小南改め小南光、京都より小文吾、清国奇術任在文、任来興、ハイカラ手踊り雀之助、伝枝、三輔も出勤す。

◇三友派各席へも一日より清国人華玉川、印度人ジオンジヨー、音曲噺柳家枝太郎、有村謹吾も久々出勤す。

◇京都笑福亭は二月一日より久しぶりでブラツクが出勤する事となり、剣の刃渡りといふを演ずる由、其他東家扇蝶、笑福亭小円、桂春団治が出勤

◇京都幾代亭は二月一日より千歳米坡の外に新柳小歌が久しぶり出勤の外かつらや藤若が初お目見得をする其他は定連一統

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、小文我、新作、花円蔵、福治、小円二、華玉川、燕太郎、(まる吉、小満之助)、残月、枝太郎、円若、(雁篤、花咲)、松喬、ジオンジョー、円子、文都、一円遊、有村、馬生

△紅梅亭 団八、団作、歌之助、松喬、松光、新作、曾呂利、ジオンジョー、円子、一円遊、馬生、有村、(まる吉、小満之助)、若[]太郎、米団治、枝太郎、残月、梅香、華玉川、文都

△永楽館 光鶴、円寿、団勇、小文我、燕太郎、花円蔵、文団治、枝太郎、(雁篤、花咲)、曾呂利、小円治、文都、有村、円若、馬生、松喬、ジオンジョー、(まる吉、小満之助)、円子

△第三此花館 鶴二、福治、我楽、小円子、三代松、一円遊、馬生、団勇、円若、文都、松喬、円寿、華玉川、梅香、(まる吉、小満之助)、文団治、(雁篤、花咲)、枝太郎、残月

△賑江亭 鶴三、福篤、小団、文雀、団作、梅香、歌之助、有村、松光、三代松、文団治、ジオンジョー、円子、小米、一円遊、小円治、華玉川、米団治、円若、曾呂利

【桂派】

△金沢亭 文蝶、三五郎、三木助、雀三郎、吾竹、清国人、小南光、小文三、南光、才賀、文屋、文三、小文吾、(梅王、松王)、枝雀、雀之助、伝枝、三輔、文枝

△幾代亭 重光、吾竹、福助、小文吾、雀之助、(梅王、松王)、枝雀、文屋、伝枝、三輔、文左衛門、雀三郎、文枝、清国人、才賀、文三、小文三、小南光、南光

△瓢亭 歌太郎、福助、小文三、三五郎、才賀、三木助、雀三郎、文三、清国人、小南光、小寿栄、南光、雀之助、伝枝、三輔、文枝、小文吾、(梅王、松王)、枝雀

△杉之木 扇之助、雀之助、文屋、伝枝、三輔、文枝、福助、小文吾、(梅王、松王)、枝雀、三木助、三五郎、小南光、小寿栄、南光、雀三郎、清国人、才賀、文三

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、枝光、藤若、一笑、円童、左円太、蝶吉、藤誠、円篤、松竹、円輔、藤遊、大八、菅八、正三、三平、竹鶴[木鶴]、胡蝶、正楽

△第二文芸館 藤円、藤枝、松竹、藤遊、円輔、正三、三平、団司、東重、木鶴、枝光、胡蝶、正楽、藤若、一笑、蝶吉、円童、左円太、藤誠、円篤

△堺金秀席 扇笑、松馬、福平、生瀬、小米朝、米団冶、団三郎、文雀、福三、福吉、歌之助、松光

△京都幾代亭 芝平、枝若、文楽、三八、松蝶、枝雁、藤若、左遊、文吾、年史、一奴、新馬、松輔、米坡、小歌、枝太郎

△京都笑福亭 円六、団橘、立花、円次、芝楽、福太郎、扇枝、円弥、文之助、福丸、春団治、円太郎、扇蝶、ブラツク

△神戸第一第二湊亭 円楽、笑三、鶴瓶、円松、光雀、南枝、鶴松、福我、福円、小円、小円治、喬之助、小文、米朝、文我、枝鶴、遊輔

△姫路旭館 円三郎、円馬一座

△金沢松ケ枝館 文朝、文香、和歌の助、春の家小まん、林家正の助

明治402月下席

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、小団、団勇、松喬、福治、小円治、馬生、(雁篤、花咲)、華玉川、歌之助、一円遊、文都、円子、枝太郎、有村、曾呂利新左衛門、印度人シオショー、文団治、(まる吉、小満之助)、米団治

△紅梅亭 団八、小文我、新作、団作、若遊三、有村、枝太郎、米団治、(まる吉、小満之助)、印度人シオショー、文団治、燕太郎、華玉川、一円遊、梅香、馬生、円子、文都、(雁篤、花咲)、円若

△永楽館 鶴二、福治、小円治、三代松、歌之助、文若、一円遊、文都、円子、松喬、松光、馬生、円若、印度人シオショー、米団治、(まる吉、小満之助)、枝太郎、有村、華玉川、曾呂利

△第三此花館 団作、我楽、団寿、花円蔵、残月、団勇、文団治、燕太郎、文雀、円若、曾呂利新左衛門、有村謹吾、小米、小円治、松喬、歌之助、一円遊、松光、印度人シオショー、円子

△賑江亭 鶴三、福篤、小円子、小文我、松光、団寿、印度人シオショー、三代松、残月、枝太郎、米団治、(まる吉、小満之助)、文雀、文都、円若、(雁篤、花咲)、華玉川、梅香、燕太郎、馬生

【桂派】

△金沢亭 文蝶、雀之助、小文三、三輔、枝雀、福助、伝枝、松王、三木助、三五郎、小南光、南光、文左衛門、小文吾、雀三郎、文枝、清国人、才賀、文三

△瓢亭 梅喬、三五郎、福助、伝枝、松王、小文三、三輔、小南光、南光、枝雀、小寿栄、三木助、文屋、清国人、才賀、文三、小文吾、雀三郎、文枝

△幾代亭 重光、吾竹、文屋、三木助、三五郎、小文吾、文枝、才賀、清国人、雀三郎、文三、松王、小南光、南光、雀之助、伝枝、三輔、枝雀

△杉の木 扇之助、小文吾、雀三郎、才賀、吾竹、清国人、文屋、文三、雀之助、文枝、伝枝、三輔、福助、小寿栄、枝雀、小文三、小南光、南光

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、松竹、藤遊、円輔、正三、三平、(団司、東重)、木鶴、胡蝶、正楽、枝光、一笑、蝶吉、円童、左円太、藤誠、円篤

△第二文芸館 藤円、藤枝、枝光、一笑、円童、左円太、蝶吉、藤誠、松竹、円篤、藤遊、三平、正三、団司、東重、木鶴、胡蝶、正楽

【地方】

△金沢一九席(十九日~) 里鶴一座藤三、茶釜、里鶴、鶴太夫

明治403月上席

◇浪華三友派各席へ来る一日より東京より曲独楽松井源水、同柳作、従軍落語騎江亭芝楽、古代狂言梅寿、小梅寿、半梅寿尚引続き出席す。

【浪花三友派】

△第一此花館 鶴三、団幸、小文我、福治、文都、印度人ジョジョー、文団治、遊輔、芝鶴、歌之助、扇蝶、梅香、源水、馬生、(梅寿、小梅寿、半梅寿)、米団治、残月、華玉川、芝楽

△紅梅亭 団八、団作、三代松、米朝、新作、華玉川、米団治、円若、(雁篤、花咲)、源水、遊輔、(梅寿、小梅寿、半梅寿)、芝楽、文団治、ジョジョー、文都、扇蝶、馬生、一円遊

△永楽館 鶴二、小団、歌之助、(雁篤、花咲)、芝鶴、一円遊、扇蝶、福吉、ジョジョー、文団治、馬生、文都、米団治、残月、源水、芝楽、梅香、遊輔、(梅寿、小梅寿、半梅寿)

△第三此花館 福治、我楽、小円、小文我、残月、歌之助、馬生、(梅寿、小梅寿、半梅寿)、梅香、新作、一円遊、ジョジョー、福吉、遊輔、華玉川、(雁篤、花咲)、芝鶴、源水、米団治

△賑江亭 小文我、新作、福篤、梅香、団作、円若、米朝、源水、芝楽、華玉川、残月、芝鶴、(雁篤、花咲)、歌之助、扇蝶、一円遊、小円次、文団治、ジョジョー、文都

【桂派】

△金沢亭 文楽、文屋、三若、小文吾、才賀、雀三郎、文枝、清国人、三木助、枝雀、伝枝、雀之助、三輔、小文三、文三、花円蔵、小南光、南光

△瓢亭 梅勝、福助、雀三郎、三木助、三五郎、文屋、枝雀、小文吾、才賀、小寿栄、文枝、花円蔵、小南光、南光、伝枝、雀之助、三輔、文三

△幾代亭 重光、三五郎、小文三、伝枝、福助、文三、三輔、花円蔵、小南光、文左衛門、南光、清国人、文屋、小文吾、才賀、枝雀、三木助、雀三郎、文枝

△杉之木 扇之助、吾竹、雀之助、三輔、花円蔵、小南光、南光、小文三、福助、三五郎、文三、雀三郎、小寿栄、清国人、文枝、小文吾、才賀、枝雀

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、鶴之助、松竹、円童、左円太、藤枝、蝶吉、正三、一笑、円篤、春輔、枝光、藤誠、胡蝶、三平、藤遊、団司、東重、円輔、正楽

△第二文芸館 正三(?)、藤枝、枝光、一笑、藤誠、胡蝶、三平、藤遊、団司、東重、正楽、円輔、木鶴、松竹、円童、左円太、正三、蝶吉、春輔、円篤

≪編者註≫第二文芸館の前座の正三は、誤植と思われる。

△京都笑福亭 円六、団橘、立花、円次、芝楽、福太郎、扇枝、円弥、福丸、文の助、小満之助、文我、春団治、円太郎

△京都幾代亭 芝平、文楽、松蝶、新馬、一奴、藤若、武蔵屋連、三八、若遊三、文助、立花家連、左遊、松助、年史、枝太郎

△神戸第一第二湊亭 円楽、笑三、鶴瓶、光雀、円松、南枝、鶴松、福我、福円、喬之助、小文、文雀、有村謹吾、浪花家かほる、枝鶴、柳寿斎、円子

△広島胡子座(十二日~) 円左、円子、円丸、円三郎、円三、円吉、円坊、

△金沢一九席(十日~六月五日) 三遊亭左好、同朝楽、同円寿、かつら小文冶、三遊亭新語、林家鶴之助、橘家蔵の助、橘家左近

明治403月下席

◇桂派の南光改仁左衛門の改名披露は十六日より法善寺金沢席、新町瓢亭、淡路町幾代、天満杉の木の各席を毎日順に打ち廻る。

【浪花三友派】

△第一此花館 団六、小文我、団幸、花咲、雁篤、新作、華玉川、一円遊、文都、印度人、残月、小梅寿、半梅寿、梅寿、小円治、米団治、福吉、芝楽、源水、文団治、円若、馬生

△紅梅亭 不明

△永楽館 吾鶴、新作、小団、小文我、小梅寿、半梅寿、梅寿、…

△第三此花館 ……、福治、文団治、源水、馬生、新作、遊輔、印度人、芝楽、一円遊、花咲、雁篤、円若、米団治、小円、華玉川、文都

△賑江亭 鶴二、団作、福篤、扇蝶、三代松、小円治、歌之助、芝楽、文団治、源水、梅香、円若、残月、印度人、文都、米朝、花咲、雁篤、遊輔、小梅寿、半梅寿、梅寿

【桂派】

△金沢亭 ……、枝雀、花円蔵、小南光、南光

△幾代亭 重光、福助、小文吾、三五郎、小南光、文屋、南光、雀三郎、花円蔵、三木助、枝雀、伝枝、雀之助、三輔、文枝、小文三、才賀、文三

△杉の木 扇之助、三五郎、文屋、雀三郎、才賀、清国人、枝雀、小文吾、小南光、小寿楽、南光、・・・・・・、文枝

△瓢亭 ……、枝雀

【地方】

△西宮戎座(二十三日~)曾呂利、松喬、団勇、紋弥、燕太郎、鶴三、団寿、松光浪花家まる吉、新柳小歌

明治404月上席

◇桂派各席へ来る一日より清元柳亭和佐之助、同佐イ蔵、音曲噺都亭歌六が出勤す。

◇三友派各席へは一日より東京の青柳華嬢、柳亭楓枝、同右楽、松井源水等出勤す。

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴三、団作、米朝、(雁篤、花咲)、□□、遊輔、一円遊、松竹家連中、枝鶴、遊朝、文都、扇蝶、文団治、梅香、松喬、源水、楓枝、松光、曾呂利、華嬢

△第一此花館 団六、団幸、福治、燕太郎、歌之助、源水、華嬢、文団治、松光、楓枝、曾呂利、米朝、遊朝、右楽、枝鶴、円若、松竹家連中、扇蝶、文都

△永楽館 光鶴、団勇、新作、梅香、福治、楓枝、小円、歌之助、源水、右楽、三代松、円若、米朝、文都、遊朝、枝鶴、華嬢、遊輔

△第三此花館 我楽、小団、小円、松光、右楽、福吉、新作、燕太郎、梅香、華嬢、遊輔、源水、楓枝、曾呂利、扇蝶、歌之助、(雁篤、花咲)、円若、松竹家連中

△賑江亭 鶴二、福篤、三代松、文都、扇蝶、遊朝、円若、米朝、一円遊、(雁篤、花咲)、松竹家連中、枝鶴、福吉、小円、華嬢、右楽、文団治、松喬、源水

【桂派】

△金沢亭 文蝶、文玉、雀之助、伝枝、三輔、福助、歌六、仁左衛門、雀三郎、三五郎、文三、文屋、小文吾、和佐之助、枝雀、三木助、才賀、文枝

△幾代亭 仁助、吾竹、文屋、枝雀、三五郎、才賀、小文三、小文吾、文左衛門、雀之助、和佐之助、文枝、三木助、歌六、文三、雀三郎、三輔、仁左衛門

△瓢亭 梅勝、福助、三木助、雀三郎、雀之助、文屋、伝枝、文三、三輔、小文三、歌六、仁左衛門、三五郎、才賀、文枝、小文吾、和佐之助、枝雀

△杉之木 扇之助、三五郎、小文三、小文吾、吾竹、三木助、和佐之助、文枝、才賀、枝雀、伝三[]、雀三郎、小寿栄、三輔、仁左衛門、雀之助、歌六、文三

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、鶴之助、枝光、円童、左円太、藤枝、木鶴、春輔、蝶吉、正三、円篤、(任来文、任来興)、松竹、胡蝶、藤遊、三平、藤誠、円輔、正楽

△第二文芸館 藤枝、松竹、藤遊、円輔、藤誠、胡蝶、三平、正楽、枝光、円童、左円太、木鶴、蝶吉、春輔、円篤、正三、(任来文、任来興)

【地方】

△京都笑福亭 文橘、団橘、橘太郎、立花、円次、芝楽、福太郎、扇枝、円弥、福丸、文我、円太郎、春団治、小満之助、満子吉

△京都幾代亭 芝平、文楽、松蝶、藤喬、枝雁、三八、むさしや連、橘童、新馬、左遊、一奴、藤吉、ハイカラ踊、枝太郎、松輔、年史、若遊三、ジオンジヨー、文吾

△神戸第一第二湊亭 円楽、笑三、鶴瓶、光雀、円松、南枝、鶴松、福我、福円、喬之助、小文、文雀、小円治、馬生、米団治

明治404月下席

【浪花三友派】

△紅梅亭 ……(雁篤、花咲)、扇蝶、楓枝、枝鶴、ハンスデー、米朝、源水、燕太郎、台湾芸妓、遊輔

△第一此花館 団六、団作、団幸、小円、楓枝、ハンスデー、遊輔、曾呂利新左衛門、(梅寿、半梅寿、小梅寿)、松光、松喬、梅香、右楽、華嬢、扇蝶、円若、枝鶴、遊朝、源水

△永楽館 ……松喬、松光、一円遊、(源水、柳作)、楓枝、……

△第三此花館 鶴二、我楽、団作、梅香、円若、三代松、福吉、一円遊、源水、華嬢、遊朝、燕太郎、梅寿、小円、遊輔、右楽、松光、曾呂利新左衛門

△賑江亭 団八、福篤、小文我、歌之助、(雁篤、花咲)、扇蝶、小円、右楽、枝鶴、文都、文団治、(源水、柳作)、曾呂利新左衛門、一円遊、松喬、楓枝、ハンスデー、米朝、円若

【桂派】

△金沢亭 文蝶、三五郎、雀三郎、伝枝、吾竹、枝雀、和佐之助、才賀、文左衛門、三木助、仁左衛門、雀之助、歌六、文枝、小文吾、三輔、文三

△瓢亭 梅勝、福助、小文吾、三五郎、才賀、雀三郎、三木助、仁左衛門、伝枝、和佐之助、枝雀、三輔、文屋、文三、雀之助、歌六、文枝

△杉之木 扇之助、文屋、三木助、歌六、雀之助、福助、文三、小文吾、文枝、三五郎、小寿栄、才賀、枝雀、雀三郎、和佐之助、仁左衛門

△幾代亭 仁助、吾竹、雀之助、福助、文屋、小文吾、文枝、三輔、雀三郎、……枝雀

【互楽派】

△第二文芸館 ……春輔、藤遊、胡蝶、藤誠、三平、円輔、正楽

寄席案内 明治40年5月~8月

明治405月上

◇三友派に、一日より柳亭左楽、同朝枝、同遊朝、琉球芸妓が出演。

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴二、福篤、歌之助、団作、松光、枝鶴、松喬、左楽、一円遊、琉球芸者、……

△第一此花館 ……燕太郎、遊朝、枝鶴、扇蝶、米団治、小円、琉球芸者、米朝、朝枝、小満之助、満留吉、曾呂利新左衛門

△第三此花館 団作、我楽、三代松、扇蝶、文団治、小円、福吉、曾呂利新左衛門、燕太郎、遊朝、雁篤、花咲、楓枝、……

△賑江亭 ……、一円遊、米団治、小満之助、満留吉、雁篤、花咲、楓枝、米朝、枝鶴、福吉、曾呂利新左衛門、文団治、琉球芸者、朝枝、左楽

△永楽館 光鶴、小団、団勇、雁篤、花咲、楓枝、……

【桂派】

△幾代亭 重光、吾竹、三輔、三五郎、伝枝、和佐之助、文三、雀三郎、文左衛門、仁左衛門、才賀、三木助、小文吾、枝雀、雀之助、歌六、文枝

△金沢亭 ……、仁左衛門

△瓢亭 梅勝、□□、雀之助、歌六、枝雀、文屋、小文吾、伝枝、文枝、三五郎、和佐之助、仁左衛門、才賀、雀三郎、三輔、文三

△杉の木 扇之助、三五郎、雀三郎、吾竹、仁左衛門、才賀、三輔、和佐之助、福助、文三、雀之助、小寿栄、……、枝雀

【地方】

△京都幾代亭 芝平、文楽、松蝶、好史、枝雁、三八、橘童、新馬、松輔、花太郎、保平、枝太郎、藤若、遊輔、年史、文吾

△京都駒の家 枝若、松輔、松蝶、好史、三八、遊輔、年史、新馬、藤吉、ハイカラ踊

△京都笑福亭 文橘、団橘、橘太郎、立花、円次、芝楽、扇枝、福太郎、華女、春団治、才賀、円太郎、ハンステー、文之助

△神戸第一第二湊亭 円楽、笑三、鶴瓶、光雀、円松、南枝、鶴松、福我、福円、喬之助、小文、若遊三、円若、印度人ジョージョウ、文都

△和歌山紀国座 鶴治、鶴三、小文我、文雀、円弥、小円治、福丸、文我、梅香、松井源水、馬生

<編者註>馬生一座は、十一日姫路旭館、二十二日姫路丸万座、二十五日明石王王西座

明治405月下席

◇三友派各席へ東京より柳派柳亭右楽、同朝枝、沖縄芸者与儀ゆき、つぎの両名出勤す。

◇第一第二湊亭は、三遊亭圓若、同若遊三、桂文我の三人と印度人ジョーショウという大男にて黒い顔で愛嬌者が加わる由。

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴二、小団、燕太郎、新作、文団治、扇蝶、朝枝、左楽、米団治、遊朝、(小満之助、まる吉)、曾呂利、楓枝、松喬、琉球芸者、枝鶴、松光

△第一此花館 団幸、三代松、歌之助、小円、楓枝、(雁篤、花咲)、福吉、右楽、枝鶴、朝枝、左楽、琉球芸者、松光、扇蝶、米朝、(小満之助、まる吉)、曾呂利

△永楽館 小円、福篤、団勇、右楽、歌之助、枝鶴、米朝、松光、琉球芸者、楓枝、文団治、(雁篤、花咲)、朝枝、左楽、曾呂利、扇蝶、遊朝

△第三此花館 団作、我楽、□□、松光、□□、□治、三代松、楓枝、歌之助、(雁篤、花咲)、福吉、扇蝶、右楽、遊朝、(まる吉、小満之助)、文団治、朝枝、左楽

△賑江亭 鶴三、福治、福三、小円、燕太郎、遊朝、文団治、(小満之助、まる吉)、曾呂利、三代松、米朝、歌之助、福吉、枝鶴、(雁篤、花咲)、松喬、琉球芸者

【桂派】

△金沢亭 文蝶、三五郎、雀之助、三輔、吾竹、文三、伝枝、文左衛門、和佐之助、文枝、小文吾、三木助、仁左衛門、文屋、雀三郎、歌六、枝雀

△瓢亭 梅勝、吾竹、伝枝、三五郎、福助、和佐之助、………文屋、雀三郎、枝雀、小文吾、三木助、雀之助、仁左衛門

△幾代亭 仁助、福助、三木助、雀三郎、小文吾、仁左衛門、文屋、三五郎、歌六、枝雀、雀之助、三輔、文枝、伝枝、小文三、和佐之助、文三

△杉之木 扇之助、小文吾、文屋、歌六、枝雀、三木助、雀三郎、雀之助、仁左衛門、小寿栄、伝枝、福助、和佐之助、文三、三五郎、三輔、文枝

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、鶴之助、春輔、藤遊、胡蝶、藤誠、円輔、正楽、枝光、松竹、円童、左円太、円篤、三平、正三、蝶吉、任来興

△第二文芸館 藤枝、松竹、枝光、円童、左円太、蝶吉、三平、正三、円篤、春輔、任来興、藤誠、胡蝶、藤遊、円輔、正楽

【地方】

△堺天神席 扇笑、松馬、福平、生瀬、小米朝、福三、歌之助、福吉、三代松、松喬、右楽、松光

△京都笑福亭 文橘、団橘、橘太郎、立花、円次、芝楽、扇枝、福太郎、華女、春団治、才賀、円太郎、ハンステー、文之助

△京都幾代亭 芝平、文楽、松蝶、好史、枝雁、三八、橘童、新馬、松輔、花太郎、保平、枝太郎、藤若、遊輔、年史、文吾

△京都五條橋東駒の家 枝若、松輔、松蝶、好史、三八、遊輔、年史、新馬、藤吉、ハイカラ踊

明治406月上席

◇桂派に三代目万橘、足芸獅々の曲春陽亭胡蝶、清国奇術張来喜、及宝山が出演。

◇三友派に、東京○鏡味連中、墺国人チアーレアイブ、印度人ジオジオー、立花ハンスデーが加入。燕枝も引き続き出演。

【浪花三友派】

△紅梅亭 団作、小団、文雀、楓枝、文団治、ハンスデー、枝鶴、鏡味社中、米団治、朝枝、福吉、米朝、扇蝶、(墺国人、印度人)、馬生、(小満之助、まる吉)、曾呂利

△永楽館 光鶴、歌之助、団勇、松喬、扇蝶、(小満之助、まる吉)、松光、(墺国人、印度人)、曾呂利、馬生、鏡味社中、米団治、朝枝、文都、ハンスデー、遊輔

△第一此花館 団幸、若三郎、米朝、小円治、歌之助、馬生、□□、松喬、(まる吉、小満之助)、松光、(墺国人、印度人)、曾呂利、遊輔、鏡味社中、米団治、朝枝、文都

△賑江亭 鶴三、花団治、枝鶴、団作、文雀、米団治、朝枝、文都、ハンスデー、遊輔、小円二、文団治、松光、楓枝、扇蝶、(墺国人、印度人)

△第三此花館 鶴二、我楽、小文我、松光、遊輔、米朝、小米、小円二、扇蝶、楓枝、文都、ハンスデー、(小満之助、まる吉)、歌之助、松喬、文団治、鏡味社中

【桂派】

△金沢亭 文蝶、雀三郎、文屋、三木助、清国人、仁左衛門、吾竹、小文吾、万橘、文三、胡蝶、三五郎、枝雀、雀之助、三輔、文枝

△瓢亭 文蔵、吾竹、小文吾、雀三郎、万橘、文三、三五郎、清国人、仁左衛門、雀之助、三木助、伝枝、文枝、胡蝶、三木助、枝雀

△幾代亭 仁助、福助、伝枝、枝雀、胡蝶、文屋、三輔、文左衛門、文枝、雀三郎、三木助、文三、小文吾、清国人、万橘

△杉之木 扇之助、三五郎、雀之助、三輔、文枝、伝枝、枝雀、三木助、福助、小文吾、清国人、万橘、仁左衛門、文屋、雀三郎、文三

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、鶴之助、枝光、松竹、円童、左円太、藤枝、正三、円篤、(任来興、任来成)、藤誠、春輔、円輔、藤遊、三平、蝶吉、正楽

△第二文芸館 三治、楽之助、藤枝、春輔、藤遊、円輔、三平、蝶吉、正楽、枝光、松竹、円童、左円太、円篤、正三、(任来興、任来成)、藤誠

【地方】

△京都笑福亭 団橘、橘太郎、福太郎、扇枝、文之助、朝枝、円太郎、才賀、清元和佐之助、歌六、左楽

△滋賀大津ヒイロ館 文橘、橘太郎、立花、文里、円弥、春団治、芝楽、文我、文之助

△京都幾代亭 芝平、文楽、福篤、好史、三八、遊馬、松輔、保平、松蝶、藤若、枝雁、新馬、玉吾、小円馬、枝太郎、年史、遊蝶、与喜月、比儀雪、文吾

△神戸第一第二湊亭 円楽、笑三、鶴瓶、光雀、円松、南枝、鶴松、福我、福円、喬之助、小文、若遊三、華嬢、枝鶴、円若

△奈良尾花座(八日~) 橘太郎、文橘、円治、立花、円弥、春団治、文我、文之助

明治406月下席

【桂派】

△幾代亭 仁助、吾竹、伝枝、雀之助、雀三郎、清国人、文枝、小文吾、三五郎、文三、文屋、万橘、仁左衛門、胡蝶、三輔、枝雀

△金沢亭 不明

△瓢亭 ……、清国人、文枝

△杉の木席 扇之助、小文吾、雀三郎、吾竹、……

【浪花三友派】

△紅梅亭 団作、小団、福三、小円治、……

△永楽館 不明

△第一此花館 ……、一円遊、枝鶴、丸一連中、米団治、残月、ハンスデー、歌之助、遊輔、印度人、馬生、文団治、朝枝、文都

△第三此花館 鶴二、我楽、花団治、松喬、米団治、馬生、□□、歌之助、楓枝、福吉、印度人、一円遊、文雀、朝枝、松光、ハンスデー、残月、曾呂利新左衛門

△賑江亭 鶴三、□□、□□、松光、楓枝、……

【互楽派】

△第二文芸館 松竹、枝光、左円太、円童、藤枝、円篤、正三、任来興、藤誠、春輔、円輔、藤遊、三平、蝶吉、正楽

△第二文芸館 不明

【地方】

△京都笑福亭 円六、文橘、橘太郎、団橘、円治、立花、福丸、福太郎、小文吾、円弥、扇枝、、才賀、右楽、春団治、芝楽、扇枝、文我、文之助、円太郎

明治407月上席

◇七月は、桂三友派、合併相撲の為、なし。

【桂三友派合併相撲】

≪監査役≫野晒曾呂利新左衛門、山川文左衛門≪取締≫引光山仁左衛門、仁王山文団治≪行司≫吉岡小米、吉岡福吉、岩井福三、木村文屋、木村福助、木村雁篤

≪桂派≫象ケ獄文枝、赤俥文三、片眼川枝雀、うるし山枝太郎、呑ンだ潟文吾、藪勇三五郎、出歯海三輔、肩いか里三木助、狂酒雀三郎、□□□小文三、出目ケ浜雀之助、天狗山小文吾、黒面山枝雁、牢遊川文太郎、奥目川文平、左官ケ獄文喬、ろくろ形三若、大はげ三八、猩々扇之助、猪の子文楽、筆の海文蔵、づぼら川円三、あら岩文玉、□写仁助、やたけた仁三、引舟扇昇、今若あやめ、鼠川延光、(東京連)白髪さん馬、髪ケ崎円三郎、黒勇千橘、なまこ山伝枝、細目川万橘、達磨潟円馬(世話人)鍋海ケ浜吾竹、端書山年史

≪三友派≫薄毛山米団治、片硝子松光、かくれ酒文都、白魚形文之助、うどケ獄枝鶴、虎ケ獄梅香、いやみ灘米朝、がらけ谷扇蝶、達磨石松喬、ほらケ獄歌之助、牢入髪花咲、高瀬川燕太郎、口縄獄春団治、竹の海小団治、小鼠三代松、出宝の海新作、朝嵐文雀、坊主川文円、にせ硝子花団治、小いやみ福治、あれ鼠福篤、高女川円弥、山猫小文我、片眼獄団作、左官川我楽、小二尺福寿、無てつぽう小だん、狼川福平、熊川若三郎(東京連)片目灘円若、ごけ嵐馬生、木鳥嶋円子、小木鳥若遊三、狂鹿一円遊、金時山円太郎、樽こかし遊輔(世話人)乳母嵐文我、印度灘円福

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、枝光、鶴之助、円童、左円太、蝶吉、正三、藤枝、任来興、藤誠、一心、春輔、三平、松竹、円輔、正楽

△第二文芸館 藤枝、春輔、松竹、春輔、三平、枝光、正楽、円童、左円太、蝶吉、正三、任来興、藤誠、一心

【地方】

△神戸第一第二湊亭 円楽、笑三、鶴瓶、光雀、円松、南枝、福我、喬之助、小文、丸一社中(仙太郎、小金、小仙)、ハンスデー、残月、米朝、右楽、若遊三

△京都笑福亭 文橘、団橘、立花、橘太郎、円次、芝楽、福太郎、扇枝、円弥、文我、朝枝、右楽、春団治、才賀、円太郎、文之助

△京都幾代亭 芝平、保平、三八、新馬、藤遊、慶史、枝雁、松輔、小円馬、枝太郎、年史、露国人ミロスラフスカヤ、ドブラチスケ、文吾

明治407月下席

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、鶴之助、松竹、春輔、三平、蝶吉、正楽、藤枝、枝光、円童、左円太、円篤、正三、任来興、藤誠、一心

△第二文芸館 徳二郎、藤枝、枝光、円童、左円太、円篤、正三、任来興、藤誠、一心、松竹、三平、春輔、蝶吉、正楽

明治408月上席

◇三友派各席へは八月一日より円太郎、福太郎、文之助、扇枝、春団治、円弥、福円、鶴松、喬之助、花助、喜美子、ハンステー、華嬢等出勤し、目下旅行中の連中も帰阪次第出席する筈。

◇文団治、文都、米朝、花咲、雁篤、小満之助、小歌、満留吉、印度人、墺国人は八月一日より京都笑福亭へ出演。

◇京都幾代亭の連中は、名古屋地方に巡業

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、若三郎、橘太郎、梅香、一円遊、福治、若遊三、残月、喜美子、花助、喬之助、鶴松、文之助、円弥、福太郎、円太郎、扇枝、円若、馬生

△紅梅亭 鶴二、花団治、小円、圓弥、扇枝、…、ハンスデー、福太郎、円太郎、春団治、福円、福治、馬生、燕太郎、遊輔、梅香、喜美子、花助、喬之助、若遊三、文之助

△永楽館 光鶴、小文我、団勇、小円、鶴松、喜美子、花助、喬之助、文之助、燕太郎、一円遊、□□、残月、若遊三、円若、福円、馬生、福太郎、円太郎

△第三此花館 我楽、福治、福平、燕太郎、小文我、馬生、三代松、円若、遊輔、小円、一円遊、喜美子、花助、喬之助、円平、文之助、円弥、春団治、残月

△賑江亭 鶴三、福篤、三代松、松喬、春団治、福円、華嬢、円弥、円平、福太郎、円太郎、扇枝、小円、残月、喜美子、花助、喬之助

【地方】

◇京都笑福亭 団橘、円弥、花団治、雁篤、花咲、才賀、米朝、墺国人、印度人、文団治、小歌、まる吉、小満之助、文都

△京都幾代亭 大演芸大会 東京名物丸一連(鏡味仙太郎、同小仙、同小金)、清国人奇術曲芸(及宝山、張来喜)、剣舞(吾妻、坂本、桜井社中)手品道化(都家一座)等

◇大津ヒーロー館 仁三郎、仁助、円童、左円太、胡蝶、三木助、万橘、正楽、正三、仁左衛門

△神戸第一第二湊亭 円楽、笑三、鶴瓶、光雀、円松、南枝、福我、喬之助、小文、米団治、松光、文都、扇蝶、歌之助、小円治

△明石王西座(八日~) 文三一座

△名古屋富本席(六日~) 京都幾代亭一座文吾、露国少年ドブラオスケ、婦人ミロミロスニフカヤ、玉吾、文屋、文福等

明治408月下

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴三、団作、福治、橘太郎、燕太郎、馬生、華嬢、円若、残月、団平、ハンスデー、扇枝、(喜美子、花助、喬之助)、文之助、福円、福太郎、円太郎

△永楽館 光鶴、団勇、花団治、一円遊、三代松、燕太郎、福太郎、小円、喜美子、花助、喬之助、文之助、春団治、梅香、残月、円弥、華嬢、若遊三、馬生

△第一此花館 団幸、三代松、若三郎、扇枝、小円、喬之助、若助、喜美子、文之助、春団治、梅香、円太郎、福太郎、福円、華嬢、若遊三、馬生、燕太郎、一円遊、残月

△第三此花館 我楽、小団、福平、団平、小文我、残月、鶴松、花団治、□□、福吉、一円遊、福円、円太郎、小円、ハンスデー、梅香、円若

△賑江亭 福次、小文我、福篤、福円、円弥、ハンスデー、若遊三、扇枝、一円遊、馬生、燕太郎、円若、鶴松、円平、喬之助、喜美子、花助、春団治、文之助

【地方】

◇名古屋富本席(十六日~) 曽呂利、文吾、文屋、文福、玉吾、文楽、小米、松喬、鶴三

寄席案内 明治40年9月~12月

明治409月上席

◇三友派各席へ九月一日より柳亭燕枝、同錦枝、記憶術柳一、常磐津林中の娘林多、同兼豊並に丸一鏡味一座が出勤す。

◇桂派各席は何れも本日より開場し、東京より三遊亭左円太、北海土人の音曲家ペリカ、清国人奇術及宝山、張来喜も加入す。

◇笑福亭小円が、二代目桂菊団治を襲名。三十日、第三此花館にて、桂派三友派合併披露会開催。

◇九月十二日、笑福亭福助死去

◇三遊亭新馬が、正式に枝太郎の弟子となり、桂桃太郎と改名。

【浪花三友派】

△第一此花館 我楽、団作、新作、花団治、春団治、米朝、曾呂利、(雁篤、花咲)、柳一、枝鶴、馬生、丸一連、松喬、(小歌、まる吉、小満之助)、文団治、燕枝、扇蝶、(林多、兼豊)、米団治

△紅梅亭 鶴三、福篤、文我、歌之助、松喬、扇蝶、小米、松光、(小歌、まる吉、小満之助)、燕枝、米団治、常盤津、福円、一円遊、米朝、柳一、丸一連、春団治、枝鶴、菊□……。

△永楽館 ……、枝鶴、歌之助、丸一連、梅香、(雁篤、花咲)、柳一、錦枝、馬生、常盤津、米団治、松喬、(小歌、まる吉、小満之助)、燕枝

△第三此花館 団幸、福治、小団、梅香、残月、錦枝、団作、文団治、新作、春団治、(小歌、まる吉、小満之助)、曾呂利、燕枝、花団治、歌之助、(雁篤、花咲)、福円、柳一、馬生

△賑江亭 鶴二、福平、福円、松光、若遊三、春団治、馬生、常盤津、燕枝、福吉、文雀、文団治、扇蝶、梅香、枝鶴、曾呂利、一円遊、米朝、丸一連

【桂派】

△金沢亭 ……、文三、ペリカ、三輔、仁左衛門、三五郎、小文三、胡蝶、文枝、小文吾、清国人、枝雀

△瓢亭 あやめ、吾竹、文蔵、左円太、文屋、三輔、仁左衛門、三五郎、小文三、ペリカ、文三、小文三、清国人、枝雀、雀三郎、三木助、文枝

△幾代亭 仁助、福助、三五郎、左円太、枝雀、胡蝶、雀三郎、小文吾、文枝、清国人、文屋、伝枝、ペリカ、文三、小文三、三輔、仁左衛門

△杉之木 不明

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、藤枝、松竹、鶴之助、(豆八、梅八)、藤誠、円篤、枝光、めがね、花香、春輔、正三、越春、正楽

△第二文芸館 篤三郎、枝光、花香、春輔、めがね、正三、藤枝、正楽、越春、松竹、(豆八、梅八)、藤誠、円篤

【地方】

△京都幾代亭 俄落語合併相撲△俄の方 社組山(東玉)、眼鏡嶽(正玉)、木取潟(茶好)、出保の海(馬鹿八)、天狗面(橘久丸)、野晒し(東寿)、近目川(東ン貴) △落語の方 細目谷(枝太郎)、若面山(文吾)、碇肩(年史)、鼻鳴し(小円馬)、出歯ケ崎(枝雁)、下女嵐(新馬)、高瀬川(燕太郎)

明治409月下席

【浪花三友派】

△第一此花館 団作、我楽、福円、三代松、文雀、米団治、林多、兼豊、福吉、馬生、文団治、柳一、扇蝶、松喬、女連、丸一社中、松光、残月

△紅梅亭 鶴三、福治、梅香、団作、……、燕枝

△第三此花館 団幸、三代松、花団治、福治、扇蝶、馬生、松光、松喬、曾呂利、福円、春団治、米団治、錦枝、林多、兼豊、(雁篤、花咲)、歌之助、枝鶴、丸一社中

△賑江亭 鶴二、小団、新作、米朝、枝鶴、(雁篤、花咲)、女連、梅香、小米、残月、燕枝、……。

△永楽館 不明

【桂派】

△金沢亭 ……、文吾、左円太、吾竹、雀三郎、清国人、仁左衛門、胡蝶、文屋、文枝、伝枝、ペリカ、枝雀、ぽん太、三輔、文三

△瓢亭 あやめ、文蔵、雀三郎、伝枝、三木助、文枝、三五郎、左円太、□□、仁左衛門、三輔、胡蝶、……

△幾代亭 不明

△杉の木 不明

【地方】

△京都笑福亭 団橘、立花、円次、橘太郎、芝楽、福丸、扇枝、小円、福太郎、円弥、文我、才賀、文之助、円太郎、福寿、妻奴妻吉

△京都幾代亭 石村松雨、同松翠が加入

△高松玉藻座(二十四日~) 円寿、円三郎、小円子、小遊、花遊三、小ぞう、花月、花円蔵、花扇、八十松、柳寿斎、円子

明治4010月上席

◇桂派各席へ明一日よりヴアヰオリン石村松雨、手風琴石村松翠出勤し、長歌、端歌、流行歌を演ず。

◇浪華三友派は一日より同各席へ韓国官妓(歌舞音曲)文蓮香(ぶんれんちゅう)、金錦香(きんきんちょう)、李錦花及び東京落語古今亭今輔、柳家小仙、千歳米坡も出席して電気応用の舞踏を演ず。

◇互楽派へ曲芸の鶴家万治、三遊亭きつね等が加入。

【浪花三友派】

△第一此花館 我楽、新作、菊団治、福次、一円遊、梅香、女連、米坡、文都、朝鮮人、春団治、(雁篤、花咲)、小せん、米団治、残月、曾呂利、扇蝶、今輔

△紅梅亭 鶴三、三代松、団作、文我、歌之助、……。

△永楽館 若三郎、団□、花団治、梅香、(雁篤、花咲)、朝鮮人、松光、一円遊、米団治、女連、米坡、文都、春団治、今輔、米朝、小せん、残月

△第三此花館 団幸、福次、春団治、松光、米朝、新作、歌之助、松喬、花団治、残月、福吉、今輔、梅香、扇蝶、文団治、菊団治、文都、朝鮮人

△賑江亭 鶴次、小団、小円治、団平、米団治、……。

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、文蝶、三五郎、小文吾、雀三郎、文屋、三輔、清国人、文枝、文左衛門、伝枝、(石村松雨、石村松翠)、枝雀、小文三、左円太、文三、三木助、ペリカ、仁左衛門

△瓢亭 あやめ、文喬、小三、文屋、小文三、胡蝶、三木助、伝枝、ペリカ、枝雀、三輔、小文吾、文枝、雀之助、(石村松雨、石村松翠)、仁左衛門、雀三郎、清国人、文三

△幾代亭 ……、文三、三輔、清国人、文枝、小文吾、(石村松雨、石村松翠)、枝雀

△杉の木 三昇、扇之助、小文三、雀之助、吾竹、小三、左円太、雀三郎、(石村松雨、石村松翠)、文三、三五郎、清国人、仁左衛門、文屋、ペリカ、枝雀、胡蝶、三輔、文枝

【地方】

△堺天神席 新三、扇笑、松馬、団作、文雀、小円治、円平、文我、枝鶴、丸一社中

△京都幾代亭 小中村清一(ハイカラ落語)立川談志(四代目)入船亭扇橋、東京藤間歌舞連(藤間小若、同小千代、小福)が加入

△京都笑福亭 柳一、福円が加入

△第一第二湊亭 妻吉、妻奴、馬生、福寿、喬之助、喜美子、花助、扇枝、燕太郎、南枝、福我、鶴瓶、円松、鶴松、団輔、小文

明治4010月下席

【浪花三友派】

△第一此花館 光鶴、我楽、文我、歌之助、扇蝶、松喬、曾呂利、朝鮮人、小せん、小円二、文団治、女連、米坡、残月、枝鶴、今輔、米朝、一円遊、文都

△紅梅亭 鶴二、福治、花団治、団平、……。

△永楽館 ……、文我、菊団治、□□、残月、扇蝶、朝鮮人、□□、小せん、文都、女連、米坡、松喬、枝鶴、今輔

△第三此花館 団幸、団作、菊団治、三代松、小円治、残月、小せん、文雀、新作、枝鶴、米朝、松喬、文我、歌之助、文団治、曾呂利、松光、女連、米坡

△賑江亭 鶴二、小団、新作、福路、米団治、……

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、文蝶、三五郎、雀之助、吾竹、雀三郎、枝雀、文屋、文左衛門、文三、小文三、三輔、石村松風松琴親子、伝枝、仁左衛門、小文吾、清国人、文枝

△幾代亭 文柳、仁助、小文吾、伝枝、文屋、小三、左円太、石村親子、文枝、三輔、清国人、三木助、仁左衛門、雀之助、小文三、枝雀、胡蝶、雀三郎、文三

△瓢亭 あやめ、吾竹、雀三郎、文屋、三木助、小文三、清国人、文三、雀之助、石村親子、枝雀、三五郎、胡蝶、文屋、文枝、小三、左円太、三輔、仁左衛門

△杉の木 三昇、小文三、扇之助、三輔、□□、胡蝶、仁左衛門、伝枝、小三、左円太、雀三郎、文枝、小文吾、清国人、三木助、文三、雀之助、石村松風松琴親子、枝雀

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、藤枝、春輔、花香、三平、藤誠、正三、万治、正楽、松竹、(豆八、梅八)、栄太郎、任来興、藤遊、円篤

△第二文芸館 篤三郎、松竹、(梅八、豆八)、栄太郎、任来興、藤遊、円篤、藤士、枝光、春輔、花香、三平、藤誠、正三、万治、正楽

【地方】

△徳島榎本館(十八日~) 円寿、円三郎、小円子、小遊、花遊三、小ぞう、花月、花円蔵、花扇、八十松、柳寿斎、円子

明治4011月上席

◇桂派へ、歌舞道楽藤間家家元の小若、小福、小千代、、落語の扇橋が加入。

◇京都幾代亭の福円、年史、松輔等が関東地方へ巡業

【桂派】

△幾代亭 文柳、仁助、雀三郎、吾竹、小文三、歌舞道楽、石村親子、小三、左円太、文枝、扇橋、清国人、伝枝、文三、小文吾、三輔、仁左衛門

△金沢亭 雀四郎、文蝶、小文三、伝枝、三輔、石村親子、文三、雀三郎、仁左衛門、歌舞道楽、小文吾、文左衛門、雀之助、小三、左円太、文枝、扇橋、清国人、枝雀

△瓢亭 あやめ、文屋、文蝶、小三、左円太、扇橋、仁左衛門、三輔、小文吾、伝枝、清国人、文三、雀三郎、小文三、歌舞道楽、枝雀、雀之助、石村親子、文枝

△杉の木 三昇、吾竹、扇之助、小文吾、……、枝雀、三輔、…、石村親子、仁左衛門、雀三郎、歌舞道楽、文三

【浪花三友派】

△永楽館 光鶴、□□、若三郎、文都、□□、燕太郎、小勝、松喬、小せん、文団治、(花助、喜美子、妻奴、妻吉、米坡)、枝鶴、今輔、柳一、春団治、一円遊、米団治

△第一此花館 団寿、団幸、歌之助、松喬、一円遊、小せん、(雁篤、花咲)、(花助、喜美子、妻奴、妻吉、米坡)、枝鶴、小勝、燕太郎、円若、春団治、米団治、文団治、今輔、柳一

△紅梅亭 小団、新作、菊団治、団作、円若、枝鶴、文団治、柳一、□□、今輔、歌之助、米朝、……。

△第三此花館 都鶴、我楽、燕太郎、(雁篤、花咲)、今輔、文都、一円遊、米団治、福吉、柳一、松喬、文団治、歌之助、円若、米朝、枝鶴

△賑江亭 鶴二、団作、小円二、春団治、福寿、米団治、曾呂利、歌之助、円若、三代松、一円遊、小せん、文都、(雁篤、花咲)、松喬、小勝、女連、……。

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、藤枝、鶴之助、枝光、(梅八、豆八)、松竹、栄太郎、藤遊、円篤、花香、春輔、藤誠、三平、正三、万治、正楽

△第二文芸館 篤三郎、春輔、花香、藤誠、藤枝、三平、正三、万治、正楽、枝光、(梅八、豆八)、松竹、栄太郎、藤遊、円篤

【地方】

△京都笑福亭 木蝶、里水、円次、芝楽、円弥、文の助、円平、呑玉、ペリカ(土人)、扇枝、有村、福太郎、円太郎

△京都幾代亭 二代目桂三木助、春陽亭胡蝶、新曲尺八の年々坊歳斎、松亭笑朝等が加入

△神戸第一第二湊亭 円楽、円松、鶴瓶、団輔、小文、光雀、鶴松、福我、喬之助、南枝、松光、遊輔、扇蝶、才賀、文雀

△北九州育成座(一日~) 団橘、団勇、福治、福丸、文我、梅香、(小歌、まる吉、小満之助)、残月、馬生

<編者註>馬生一座は、十日門司凱旋座、十九日博多川丈座

△名古屋富本席 花堂、談志、松輔、蔵之助、臥龍、橘子、橘造、福円

△博多川丈座(二日~) 文朝、喬三、小正三、里鶴、春三家小まん、三遊亭若遊三、千橘、曲亭馬琴

明治4011月下席

◇枝鶴が、四代目笑福亭松鶴を襲名。十八日から二十二日に、三友派各席にて襲名披露会。

◇三友派各席に、新派筑前琵琶端歌高峰筑風が加入。

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、文蝶、雀の助、小文吾、清国人、仁左衛門、扇橋、三輔、小三、左円太、文枝、文左衛門、雀三郎、松風松琴、枝雀、小文三、伝枝、小若小福、文三

△幾代亭 仁助、吾竹、伝枝、小三、左圓太、文三、小文三、雀三郎、清国人、枝雀、扇橋、三輔、小文吾、仁左衛門、歌舞道楽(小福小若)、文屋、雀の助、松風松琴、……

△瓢亭 あやめ、文蝶、小文三、三輔、吾竹、文枝、石村松風松琴、雀の助、小文吾、仁左衛門、(小若、小千代、小福)、文屋、伝枝、文三、雀三郎、扇橋、清国人、枝雀

△杉の木 三昇、扇之助、雀三郎、文屋、枝雀、小若小千代小福、伝枝、文三、小文三、松雨松琴、清国人、雀の助、扇橋、文枝、小文吾、小三、左円太、三輔、仁左衛門

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、藤枝、鶴之助、花香、枝光、春輔、三平、正三、万治、正楽、(梅八、豆八)、栄太郎、松竹、任来興、藤遊、円篤、藤誠

△第二文芸館 篤三郎、松竹、(梅八、豆八)、……。

【地方】

△名古屋末広座(二十二日~)円歌、円子、円丸、円三郎、円三、円冶、円馬、円坊、

明治4012月上席

◇三友派各席へ一日より名古屋芸者の加島家徳丸、浅の家れい、水谷家よう、牧田ひな、同よね、しず子、望月操夫子等乗込み、米坡、妻吉、小勝等と共に出演する由。

◇年史、福円、鱗史(笑福亭松輔)が横浜東京の寄席に出勤

【浪花三友派】

△第一此花館(平野町) 鶴三、団幸、三代松、文雀、菊團治、……、名古屋芸妓連

△紅梅亭(法善寺) 鶴二、団作、小団、米朝、(雁篤、花咲)、松鶴、米団治、扇蝶、岩てこ一座、曾呂利新左衛門、名古屋芸妓、福吉、松光、女道楽、燕太郎、小勝、円若

△永楽館 光鶴、若太郎、菊団治、燕太郎、三代松、一円遊、女道楽、円若、歌之助、福寿、小勝、春団治、文団治、外国人、女道楽、米朝、岩てこ、松鶴

△第三此花館(松屋町) 都鶴、我楽、福寿、春団治、円若、文団治、小米、名古屋芸妓、米朝、文雀、三代松、松鶴、燕太郎、……、曾呂利

△賑江亭 …岩てこ一座、曾呂利新左衛門、外国人、(雁篤、花咲)、歌之助、米団治、一円遊、菊団治、小勝、文雀、春団治、松光、女道楽

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、文蝶、雀の助、文橋、三輔、文枝、杵屋女連、小文三、小三、左円太、雀三郎、枝雀、伝枝、文左衛門、小文吾、文三、三木助、及宝山、仁左衛門

△杉の木 三升、扇之助、小文吾、吾竹、三木助、文三、及宝山、仁左衛門、雀の助、三輔、杵屋女連、枝雀、文屋、小文吾、雀三郎、文枝

△瓢亭 あやめ、文蔵、伝枝、清国人、枝雀、小三、左円太、文屋、三輔、文枝、三木助、小文三、雀三郎、雀の助、仁左衛門、小文吾、杵屋女連、文三

△幾代亭 仁助、吾竹、三木助、小文三、仁左衛門、雀の助、雀三郎、小文吾、杵屋女連、文三、文屋、及宝山、文枝、左円太、小三、伝枝、三輔、枝雀

【互楽派】

△第一文芸館(松島) 藤円、鶴之助、松竹、花香、(梅八、豆八)、栄太郎、正三、任来興、枝光、藤誠、円篤、藤枝、春輔、三平、藤遊、萬治、正楽

△第二文芸館(内本町) 篤三郎、藤枝、藤遊、枝光、春輔、三平、萬治、…、(梅八、豆八)、栄太郎、正三、任来興、……藤誠

【地方】

△京都笑福亭 文橘、立花、橘太郎、円次、芝楽、福太郎、円弥、扇枝、三八、三吉、伯知、文之助、有村、円太郎

△京都幾代亭 東京名物男梅坊主一座(豊年斎梅八、同梅之助、住吉家金丸、同滝松、同国松)、石村松雨、同松翠親子が加入

△神戸第一第二湊亭 円楽、円松、鶴瓶、団輔、小文、光雀、鶴松、福我、喬之助、南枝、遊輔、才賀、小円治、文都、円平、柳一

△下関弁天座(一日~) 団橘、福治、団勇、梅香、文我、小満之助、残月、福丸、馬生、(小満之助、まる吉、小歌)

<編者註>馬生一座は、八日広島胡子座、十六日西宮戎座

明治4012月下席

【浪花三友派】

△第一此花館 鶴三、団幸、三代松、歌之助、松鶴、(墺国人、印度人)、文団治、小米、松喬、小勝、名古屋連中、菊団治、米団治、燕太郎、春団治、(米坡、妻吉)、米朝、松光、岩てこ一座

△紅梅亭 鶴二、福篤、団作、文雀、扇蝶、米団治、春団治、(墺国人、印度人)、円若、文団治、(雁篤、花咲)、松鶴、名古屋連中

△永楽館 光鶴、若三郎、福寿、松喬、(雁篤、花咲)、小勝、名古屋連中、燕太郎、円若、曾呂利、(墺国人、印度人)松鶴、松光、扇蝶、岩てこ一座、米団治、一円遊、春団治、(米坡、妻吉)

△第三此花館 都鶴、我楽、菊団治、燕太郎、米朝、一円遊、岩てこ一座、歌之助、新作、福吉、(雁篤、花咲)、円若、松喬、文雀、名古屋連中、曾呂利、小勝、扇蝶、米団治

△賑江亭 団昇、小団、新作、春団治、松光、菊団治、三代松、文雀、扇蝶、福寿、文団治、(米坡、妻吉)、一円遊、小米、松鶴、松喬、(墺国人、印度人)、円若、曾呂利

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、文蝶、伝枝、小文三、文喬、文三、杵屋連、三木助、三輔、仁左衛門、雀之助、小文吾、小三、左円太、文左衛門、文枝、雀三郎、清国人、枝雀

△瓢亭 あやめ、文喬、仁助、三木助、三輔、小三、左円太、伝枝、仁左衛門、小文三、清国人、文屋、文三、雀三郎、雀之助、枝雀、小文吾、杵屋連、文枝

△幾代亭 文柳、吾竹、文蔵、雀三郎、扇之助、文屋、雀之助、枝雀、小文吾、文枝、杵屋連、小文三、清国人、伝枝、文三、三木助、三輔、仁左衛門

△杉の木 三昇、扇之助、文屋、小文吾、吾竹、文蔵、清国人、文枝、雀三郎、小三、左円太、伝枝、枝雀、三木助、三輔、杵屋連、仁左衛門、小文三、雀之助、文三

【地方】

△姫路旭館(二十一日~二十七日) 円寿、円三郎、小円子、小遊、花遊三、小ぞう、花月、花円蔵、花扇、八十松、柳寿斎、円子

△横花新富亭(十六日~三十一日) 金馬、如燕、韓国官妓李錦華、文蓮華、金蓮香、藤原鱗史(松輔)、花堂、小正一、福三郎、談誌、金登喜外数

寄席案内 明治41年1月~4月

編者註

今まで、明治38年から40年の各派の寄席出番表を見てきましたが、

桂派のトリは、仁左衛門、文枝、文三、枝雀のトリは毎月かわりませんが、三友派の方は、座員が多い理由もありますが、トリはバラバラで、その中で東京落語家や色物が多い事に興味があります。

あくまで、上方落語中心の桂派と、つねに時世の変化に対応していく三友派。

明治41年以降は、更にこの傾向がすすみ、桂派もトリに色物が入るようになります。

明治41年は、大阪時事新報の「寄席出番」記事がほとんどなく、又大阪毎日の「寄席案内」も欄外がほとんどで、不明な部分が多く、資料としては、正確性に乏しいが、とりあえずわかる範囲で記述いたします。

 

明治411月上席

浪花三友派各席へ出勤する顔ぶれは、従前の一座の外に東京より講談師松林小伯知、今様舞山村花扇、新柳小歌、落語家円子が出勤し、印度人墺国人両名も引続き出席するよし。

◇互楽派へ、東京三遊亭小金遊、麗々亭梅蝶、女義太夫豊竹団司、竹本東六が出演

◇京都笑福亭は来春一月一日より千歳米坡、立花家君子、同花助が歌舞道楽として加入する

京都幾代亭は来月一日より東京宝来家小柳、同美根子(七年)、美代子(十二年)等の浮世節、万歳踊と梅坊主連の深川踊、落語は桂橘枝と枝太郎、文吾の定連。

◇神戸湊亭は、円若、残月、新作、福治、才賀、小円治に、東京下りの福円が加入。

【桂派】

△幾代亭 文柳、吾竹、文蔵、雀三郎、扇之助、文屋、雀の助、枝雀、小文吾、文枝、杵屋女連、小文三、清国人、伝枝、文三、三木助、三輔、仁左衛門

△金沢亭 雀四郎、文蝶、伝枝、小文三、文橋、文三、杵屋女連、三木助、三輔、仁左衛門、雀の助、小文吾、小三、左円太、文左衛門、文枝、雀三郎、清国人、枝雀

△杉の木 三昇、扇之助、文屋、小文吾、吾竹、文蔵、清国人、文枝、雀三郎、小三、左円太、伝枝、枝雀、三木助、三輔、杵屋女連、仁左衛門、小文三、雀の助、文三

△瓢亭 あやめ、文橋、仁助、三木助、三輔、小三、左円太、伝枝、仁左衛門、小文三、清国人、文屋、文三、雀三郎、雀の助、枝雀、小文吾、杵屋女連、文枝

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団勇、菊団治、燕太郎、(雁篤、花咲)、一円遊、(墺国人、印度人)、小伯知、米団治、文団治、松光、(まる吉、小歌、小満之助)、馬生、米朝、扇蝶、松鶴、梅香、春団治、花扇、円子

△紅梅亭 鶴二、団作、福篤、歌之助、米朝、小伯知、松喬、曾呂利、文団治、燕太郎、馬生、扇蝶、花扇、円子、文都、一円遊、梅香、春団治、(小歌、まる吉、小満之助)、米団治、(墺国人、印度人)、松鶴

△永楽館 光鶴、若三郎、三代松、春団治、梅香、松光、一円遊、(小満之助、小歌、まる吉)、松喬、(墺国人、印度人)、小伯知、松鶴、菊団治、花扇、円子、馬生、米朝、扇蝶、曾呂利

△第三此花館 都鶴、鶴三、我楽、小円子、文我、米団治、三代松、花扇、円子、菊団治、曾呂利、春団治、(雁篤、花咲)、小米、松光、(墺国人、印度人)、松喬、一円遊、燕太郎、馬生

△賑江亭 団昇、小団、団三郎、文雀、団作、扇蝶、松喬、米朝、文都、三代松、米団治、(雁篤、花咲)、燕太郎、小伯知、歌之助、松光、(小歌、まる吉、小満之助)

【互楽派】なし

【地方】

△堺天神金秀席 団寿、小米朝、団橘、扇笑、円寿、団三郎、文雀、花円蔵、文我、歌之助、文都

△神戸第一第二湊亭 円楽、光雀、鶴瓶、福治、円松、新作、福我、団輔、南枝、小円治、福円、小文、喬の助、、才賀、残月、円若

△姫路楽天席 円頂派 円、円馬、円三、円丸、円歌、円六、円角、円作、円幸、円冶、円三郎、円坊

△博多川丈座(一日~) 文朝、喬三、小正三、里鶴、春三家小まん、三遊亭若遊三、千橘、曲亭馬琴

明治411月下席

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、文蝶、小文吾、吾竹、三木助、三輔、清国人、仁左衛門、文左衛門、文枝、雀之助、小三、左円太、伝枝、雀三郎、枝雀、小文三、杵屋連、文三

△瓢亭 駒三、吾竹、仁助、伝枝、小三、左円太、小文吾、文枝、杵屋連、小文三、三木助、三輔、雀三郎、仁左衛門、文屋、文三、雀之助、清国人、枝雀

△幾代亭 あやめ、文屋、文蔵、小文三、扇之助、文喬、文三、雀之助、小文吾、清国人、枝雀、三木助、三輔、杵屋連、仁左衛門、小三、伝枝、左円太、雀三郎、文枝

△杉の木 三昇、扇之助、文喬、雀之助、文屋、文蔵、雀三郎、枝雀、小三、左円太、伝枝、文三、杵屋連、小文三、清国人、小文吾、文枝、三木助、三輔、仁左衛門

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団作、団勇、文雀、歌之助、扇蝶、菊団治、米朝、文我、米団治、梅香、印度人、墺国人、曾呂利、文都、円子、(小満之助、まる吉、小歌)、小伯知、一円遊、馬生

△紅梅亭 鶴二、福篤、団三郎、三代松、梅香、燕太郎、松光、(小満之助、まる吉、小歌)、文団治、松喬、馬生、円子、小伯知、春団治、松鶴、(印度人、墺国人)、米団治、扇蝶、曾呂利、社頭松連中総出

△永楽館 光鶴、若三郎、小円子、菊団治、文我、(雁篤、花咲)、松鶴、(印度人、墺国人)、義太夫長春、小伯知、文都、扇蝶、米朝、歌之助、一円遊、馬生、松喬、円子、(小満之助、満留吉、小歌)

△第三此花館 都鶴、鶴三、我楽、米朝、一円遊、団作、小伯知、馬生、歌之助、松鶴、文雀、女連、福吉、松喬、扇蝶、菊団治、梅香、(雁篤、花咲)、文都

△賑江亭 団昇、小団、燕太郎、松光、松喬、文都、文雀、円子、曾呂利、一円遊、小米、(雁篤、花咲)、米団治、文我、文団治、米朝、春団治、松鶴、(印度人、墺国人)

【互楽派】記事なし

【地方】

△京都南座(十八日~) 円頂派 円角、円作、円歌、円幸、円丸、円三郎(三代目)円三、円治、円馬、円

明治412月上席

◇浪花三友派へ、江戸名物岩テコ一座、柳亭小燕枝、春風亭梅枝出演

◇桂派へ、曲芸春本助二郎、曲事千歳松調の二人が出演。

◇京都幾代亭は本日より八代目入船亭扇橋及び長唄の杵屋福三郎、同福子、御前倭舞の久茂井辰雄等が出席。扇橋は得意の東京俳優声色演芸風俗を演ずる由

◇神戸湊亭は、印度人の愛嬌男サエモンジョジーと白人チャレーが加入。尚笑福亭枝鶴は四代目松鶴となりし改名披露をなすべく。外に松林小伯知の新講談、紋弥、米朝、春団冶、燕太郎、福冶等の大一座

【桂派】

△幾代亭 吾竹、文蔵、小文吾、伝枝、扇之助、松調、文屋、三木助、杵屋連、小三、左円太、仁左衛門、助二郎、雀之助、文三、雀三郎、三輔、文枝、小文三、清国人、枝雀

△金沢亭 ……小三、左円太、雀之助、小文三、助二郎、文枝、小文吾、杵屋連、枝雀、文左衛門、清国人、三木助、松調、文三、伝枝、三輔、仁左衛門

△瓢亭 不明

△杉の席席 三昇、扇之助、文屋、吾竹、文蔵、小文吾、三輔、松調、文三、三木助、清国人、小文三、仁左衛門、伝枝、助二郎、雀之助、枝雀、雀三郎、杵屋連

【浪花三友派】

△第一此花館 不明

△紅梅亭 鶴二、福篤、福寿、松喬、(雁篤、花咲)、扇蝶、米団治、小燕枝、文都、小米、(小歌、満留吉、小満之助)、円子、松光、梅枝、曾呂利、岩テコ一座

△永楽館 光鶴、若三郎、三代松、歌之助、松光、梅枝、菊団治、円若、米団治、馬生、文團治、松喬、岩テコ一座、扇蝶、(小歌、満留吉、小満之助)、文都、梅香、小燕枝、……

△第三此花館 不明

△賑江亭 團昇、小団、団三郎、梅香、新作、一円遊、松喬、三代松、曾呂利、扇蝶、(雁篤、花咲)、文都、文雀、馬生、文我、残月、梅枝、米団治、岩テコ一座

【互楽派】

△第一文芸館 不明

△第二文芸館 篤三郎、枝光、花香、正三、三平、梅桜、藤枝、栄太郎、藤遊、小金遊、円篤、春輔、藤誠、(梅八、豆八)、松竹、(團司、東六)、萬治、正楽

【地方】

△堺天神金秀席 団寿、団橘、扇笑、小米朝、円寿、花円蔵、文我、福寿、団三郎、柳寿斎、円子

△京都笑福亭 文橘、円治、橘太郎、芝楽、円弥、三八、三吉、扇枝、福丸、福太郎、円太郎、文之助、有村、円平、花助、君子、米坡

△神戸第一第二湊亭 鶴瓶、光雀、福我、南枝、紋弥、福円、小文、喬之助、サエモンジョージョー、チャレフイブ、春団冶、燕太郎、米朝、松鶴

△神戸講釈定席中道亭 旭堂南陵、笑福亭竹山人

明治412月下席

◇浪花三友派に、十五日より清国人奇術師李彩が出演。

◇桂派各席に、十五日より、真正剣舞荒木流金房千代子、吟声金房冠一郎、曲独楽松井助十郎等が出演。

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴三、団作、福篤、文我、松光、梅枝、扇蝶、円若、文団治、米団治、馬生、岩てこ一座、歌之助、小燕枝、円子、(まる吉、小満之助)、文都、一圓遊

△永楽館 光鶴、新作、若三郎、歌之助、一円遊、三代松、小燕枝、岩てこ一座、文都、円子、(まる吉、小満之助)、……

△賑江亭 団昇、小団、松喬、団三郎、米団治、残月、(雁篤、花咲)、馬生、松光、一円遊、円若、文団治、文雀、文都、歌之助、小燕枝、円子、(まる吉、小満之助)

△第一此花館 ……、(雁篤、花咲)、梅枝、扇蝶、米団治、岩てこ一座、馬生、円若、曾呂利

△第三此花館 ……、一円遊、馬生、円若、残月、米団治、岩てこ一座

【桂派】

△杉の木席 三昇、扇之助、伝枝、文喬、文蔵、三木助、助二郎、雀之助、仁左衛門、三輔、杵屋連、……

△金沢亭 雀四郎、文鶴、文屋、小文吾、吾竹、松調、雀三郎、小三、左円太、枝雀、及宝山、文左衛門、文三、助二郎、三輔、仁左衛門、三木助、杵屋連、文枝

△幾代亭 文喬、文蔵、雀之助、小三、左円太、扇之助、及宝山、三輔、小文三、文枝、三木助、松調、仁左衛門、小文吾、杵屋連、枝雀、雀三郎、助二郎、文三

△瓢亭 不明

【互楽派】

△第一文芸館 藤円、鶴之助、藤枝、正三、梅桜、藤誠、万治、正楽、団司東八、梅八、豆八、藤遊、円篤、小金遊

△第二文芸館 不明

【地方】

△堺天神金秀席 団寿、団橘、扇笑、小米朝、円寿、花円蔵、(福吉、小米)、団作、団三郎、柳寿斎、菊団治、文我、松光

明治413月上席

三友派の各席へは一日より今様狂言仕舞の泉佑三郎一座、台湾芸妓小桃外四名、東京落語家扇橋、曲三弦杵屋福三郎、剱舞有村謹吾等が出勤す。

桂派の各席へも一日より今様能狂言の泉佑三郎、同ふく、同はなの一座が加はり、久々にて立花家千橘も出席す。

◇円頂派の円三郎(前名後八)が、桂派に復帰して、文福と改名。

◇三月十六日、桂派の桂文屋没。

◇笑福亭竹山人、三月三十日没。

【浪花三友派】記事なし

桂派】記事なし

【互楽派】記事なし

【地方】

△神戸第一第二湊従前の一座に、曾呂利、岩テコ連(寿屋幸蔵、浅吉、鉄三郎、岩蔵)、文雀、米朝、小米等

△姫路楽天席(一日~) 及宝山、雀の助、左円太、小三、枝朝、小文吾、仁助、仁三郎、文屋、三木助、仁左衛門

明治413月下席

桂派】

△杉の木 ……、助二郎、三輔、雀三郎、文枝

△瓢亭 あやめ、春光、小文三、三輔、文蔵、文枝、雀三郎、てこ助、文三、松調、伝枝、文福、泉一派、小文吾、助二郎、枝雀

△金沢亭 雀四郎、文蔵、てこ助、雀三郎、春光、文三、小文三、助二郎、文枝、三輔、小文吾、枝雀、松調、伝枝、文福、泉一派

△幾代亭 文暁、枝朝、文福、小文吾、吾竹、泉一派、伝枝、松調、枝雀、助二郎、雀三郎、文枝、てこ助、文三、三輔

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴二、小団、松喬、梅香、松光、松鶴、文団治、泉一派、一円遊、文都、福吉、円若、春団治、福三郎、馬生、台湾芸妓、米団治、円子

△永楽館 光鶴、団作、若三郎、小円二、文我、扇橋、福三郎、米団治、台湾芸妓、燕太郎、円子、馬生、松鶴、……

△第一此花館 ……、扇橋、福三郎、米団治、台湾芸妓、文都、一円遊、松鶴、松光、泉一派、円若

△賑江亭 ……、円若、松喬、(雁篤、花咲)、梅香、松光、三代松、文団治、文□、燕太郎、円子、春団治、扇橋、台湾芸妓

【互楽派】なし

【地方】

△京都笑福亭 文橘、団橘、橘太郎、円次、芝楽、福太郎、円弥、扇枝、福丸、円平、花助、喜美子、文之助、円太郎

△京都幾代亭 芝平、文楽、□枝、三八、年の助、辰雄、枝厂、桃太郎、文吾、印度人、為永、小満之助、まる吉、枝太郎

△神戸相生座(二十日~) 円幸、円角、円作、円丸、円三、橘一、円坊改め三代目円三郎、橘ノ円、三遊亭円馬

明治414月上席

◇浪花三友派へ、翁家さん馬、桂文楽、都名物六斎踊(西院村社中)、江戸名物岩てこ一座、清元月の家うさぎ、東京子供杵屋さく、同はる等が出勤

◇桂派へ、石村松雨、同松翠、今様浮れ節岡本小美家、同美家吉等が出演。

◇互楽派へ、清国人の奇術曲芸張円桂が出演(刀を先に鈴をつけて、飲み込む曲芸)

◇京都幾代亭は本日より去年年末より東上中なりし年史、好史、年々坊が出演。

◇京都笑福亭は本日より新加入として東京下り内田秀甫が出席する

◇神戸湊亭は、金原亭馬生、笑福亭松光、曲引杵屋福三郎、桂歌の助、同小円冶が加入

【浪花三友派】なし

△紅梅亭 鶴二、新作、小団、円若、三代松、米団治、岩てこ、松鶴、文楽、曾呂利、文団治、さん馬、六斎踊、梅香、松喬、一円遊

△永楽館 ……、(花咲、雁篤)、……

△第一此花館 団幸、団勇、燕太郎、文我、一円遊、さん馬、文雀、梅香、東京女連(うさぎ、さく、はる)、六斎踊、文楽、岩てこ、米団治、(雁篤、花咲)、円若、曾呂利

△第三此花館 都鶴、我楽、梅香、団作、文団治、文楽、新作、円若、米団治、文雀、(雁篤、花咲)、一円遊、文我、東京女連、燕太郎、岩てこ

△賑江亭 団昇、三代松、鶴三、松鶴、小米、曾呂利、団作、(雁篤、花咲)、一円遊、新作、東京女連、燕太郎、松喬、文団治、さん馬、六斎踊

桂派】

△金沢亭 雀四郎、春光、水月、てこ助、文屋、(岡本美家吉、同小美家)、枝雀、小文吾、小文三、仁左衛門、松調、三木助、文三、三五郎、(石村松雨、同松翠)、三輔

△瓢亭 あやめ、枝朝、てこ助、小文三、水月、仁左衛門、文屋、仁三郎、(小美家、美家吉)、枝雀、小文吾、石村親子、三輔、松調、三木助、文三

△幾代亭 ……、文橋、文蔵、松調、小文吾、吾竹、石村親子、……、仁左衛門

△杉の木席 ……、仁左衛門、……、小文三、枝雀

【互楽派】記事なし

【地方】

△堺天神金秀席 団寿、扇笑、小米朝、円寿、花円蔵、文我、団作、団三郎、市兵衛、文雀、燕太郎、文都

△京都幾代亭 枝若、文楽、喬枝、好史、桃太郎、三八、枝雁、年々坊、年史、小円馬、小満之助、まる吉、文吾、サエモン、チアレアイブ、枝太郎、電気舞踏

△神戸第一第二湊亭 従前の一座に、円太郎、小満の助、丸吉、梅香、福太郎、小円冶、福冶等

△神戸講釈定席湊虎亭 旭堂南陵、笑福亭竹山人

△徳島緑館 桂派一座 菖蒲、小三、文蔵、扇之助、左円太、文福、伝枝、清国人及宝山、雀之助、文枝

△博多川丈座(三日~十日) 円頂派 円幸、円角、円作、円丸、円三、秀琴一、円馬、円三郎(円坊)、円

明治414月下席

◇笑福亭出勤の橘家円弥は今後五代目橘家小円太を相続する事となり来る二十五、六の両日午後五時より其改名披露の諸芸大会を催す筈

◇互楽派は、十五日より東京下り音曲物真似ステテコ春風亭小柳、舛の上の踊り古今亭今之助、三遊亭円福等が出演。

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、春光、水月、てこ助、文屋、(岡本美家吉、同小美家)、枝雀、小文吾、小文三、仁左衛門、松調、三木助、文三、三五郎、(石村松雨、同松翠)、三輔

△瓢亭 あやめ、枝朝、てこ助、小文三、水月、仁左衛門、文屋、仁三郎、(小美家、美家吉)、枝雀、小文吾、石村、三輔、松調、三木助、文三

△幾代亭 ……、文喬、文蔵、松調、小文吾、吾竹、石村、……

△杉の木 ……、仁左衛門、……、小文三、枝雀

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴二、新作、小団、円若、三代松、米団治、岩てこ、松鶴、文楽、曾呂利新左衛門、文団治、さん馬、六斎踊、梅香、松喬、一円遊

△永楽館 ……、(雁篤、花咲)、……

△第一此花館 団幸、団勇、燕太郎、文我、一円遊、さん馬、文雀、梅香、東京女連、六斎踊、文楽、岩てこ、米団治、(雁篤、花咲)、円若、曾呂利新左衛門

△第三此花館 都鶴、我楽、梅香、団作、文団治、文楽、新作、円若、米団治、文雀、(雁篤、花咲)、一円遊、文我、東京女連、燕太郎、岩てこ

△賑江亭 団昇、三代松、鶴三、松鶴、小米、曾呂利新左衛門、団作、(雁篤、花咲)、一円遊、新作、東京女連、燕太郎、松喬、文団治、さん馬、六斎踊

【互楽派】記事なし

【地方】

△岡山大福座(十五日~) 円頂派

寄席案内 明治41年5月~8月

明治415月上席

◇桂派へ、東京葭町の芸妓連新三河家とめ、同豊子、三升家小〆、同若龍等と落語音曲手踊都家歌介。石村松雨、松翠も出演。

◇桂派の幾代亭は、国光席と改称する。

◇浪花三友派へ、橘之助、喬之助、記憶術柳一、ジョンベール等が加わる。

◇赤沢亭は、互楽派の女義太夫の定席となる。東千代、長之助、染八、湊勝、源八、組助、団司、東広。糸は東六、源喜久、弥調等。

◇京都幾代亭は本日より東京名物会寿家岩てこ、鉄三郎、小てこ、てこ助等が新たに出演する事と決り大切は落語引抜き所作の早替りを出すが其役割は 忠信、白拍子、幇間(枝太郎)鼓の藤太(桃太郎)長唄、浄瑠璃、鳴物(年史、小円馬、三八、枝雁、好史)

◇京都笑福亭は本日より女道楽月の家うさぎ、杵屋はな、同まく、立花家喜美子、桜家花助及び真誠剱舞の渡辺五郎、多賀井菊之助、坂本清等が出演の他松鶴改め笑福亭竹山人も出勤する筈

◇神戸湊亭は、立花家円太郎、東家小満の助、北陽丸吉、笑福亭梅香、文の家福太郎、三友亭小円冶、笑福亭福冶が出演。

【浪花三友派】記事なし

桂派】記事なし

【互楽派】記事なし

【地方】

△堺天神金秀席 団寿、扇笑、小団、春団治、新作、歌之助、市兵衛、文我、一円遊

△神戸第一第二湊亭 円楽、福治、円松、団輔、福円、小文、喬の助、福我、福治、小円治、福太郎、梅香、円太郎、(小満の助、北陽丸吉)

△姫路楽天席(一日~) 団寿、小円字、三呑回、花圓遊、八十松、円三郎、柳寿斎、花扇、円寿、墺国人チアレアイブ、印度人サエモン、円子、かほる

△高松玉藻座(七日~) 文朝、喬三、円輔、小正三、里鶴、小ま、年の助、千橘、若遊三

明治415月下席

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴二、文雀、燕太郎、松喬、小米、曾呂利新左衛門、ジュンベール、しん遊、扇蝶、馬生、円若、松光、文都、橘之助、喬之助、一円遊、柳一、松鶴

△永楽館 笑鶴、光鶴、文我、米朝、一円遊、……

△賑江亭 ……、燕太郎、米団治、円若、文団治、米朝、一円遊、菊団治、松光、曾呂利新左衛門、橘之助、喬之助

△第一此花館 不明

桂派】なし

【互楽派】なし

【地方】

△博多川丈座(十五日~二十四日) 円頂派 円角、円作、一、円丸、円三、円馬、円三、円

△徳島緑館(二十九日~) 春の家小まん、三遊亭若遊三、立花家千橘

明治416月上席

◇桂文三とその弟子(三輔、小文三、三五郎等)が、桂派を離脱。桂派の杉の木席は休席。

桂派各席へ六月一日より東京の音曲家柳亭楽丸、同福楽、同芝吉の三人出勤す。

◇音曲落語の桂文太郎が二代目桂柏枝と改名にて、桂派に出席。

浪花三友派は六月一日より東京より神田祭り、神楽踊松本知賀之助一座及び長唄富士田千之助、杵屋君三郎、落語三遊亭しん遊、講談即席揮毫内田秋甫等を迎ふるよし。

◇京都幾代亭は、一柳斎柳一、土橋亭りう馬、富士松ぎん蝶が加入。笑福亭松輔が、藤原鱗史と改名して出席。

◇京都笑福亭は、円太郎が神戸より帰り、文団治、米朝などが加入する

◇神戸湊亭は、文都、ジョンペール、梅香、福太郎、小円冶が加入

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、文蔵、仁助、芝吉、吾竹、市十郎、雀之助、楽丸、仁左衛門、柏枝、福楽、枝雀、文屋、三木助、文福、(石村松雨、石村松翠)、文枝

△瓢亭 あやめ、枝朝、右衛門、柏枝、文蔵、左衛門、小文吾、福楽、枝雀、文屋、三木助、文福、(石村松雨、石村松翠)、文枝、雀之助、楽丸、仁左衛門

△幾代亭 枝之助、仁鶴、左衛門、雀之助、文福、文屋、三木助、右衛門、芝吉、(石村松雨、石村松翠)、文枝、軽口市十郎、楽丸、仁左衛門、小文吾、福楽、枝雀

△杉の木席 休業

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、団勇、燕太郎、(雁篤、花咲)、内田秀甫、扇蝶、松光、しん遊、馬生、神田踊、長唄(富士田千之助、杵屋君三郎)、春団治、一円遊、松喬、(まる吉、小満之助)、松鶴

△紅梅亭 鶴三、団作、三代松、春団治、円若、松喬、神田踊、歌之助、(まる吉、小満之助)、松鶴、(雁篤、花咲)、内田秀甫、米団治、長唄(富士田千之助、杵屋君三郎)、扇蝶、馬生

△永楽館 笑雀、光鶴、新作、松光、馬生、燕太郎、長唄、内田秀甫、扇蝶、松喬、曾呂利、(まる吉、小満之助)、神田踊、松鶴、春団治、一円遊

△第三此花館 都鶴、我楽、菊団治、しん遊、福治、(まる吉、小満之助)、春団治、(雁篤、花咲)、一円遊、松光、歌之助、扇蝶、馬生、燕太郎、曾呂利、神田踊

△賑江亭 鶴二、福治、小団、歌之助、一円遊、松鶴、新作、曾呂利、円若、燕太郎、しん遊、文我、松光、内田秀甫、米団治、長唄(富士田千之助、杵屋君三郎)

【互楽派】記事なし

【地方】

△広島胡子座(二日~) 、円幸、円角、円作、秀華、円華、円丸、円三、円坊改め圓三郎、円馬、円

明治416月下席

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、仁助、左衛門、雀之助、文枝、福楽、石村親子、仁左衛門、三木助、文福、市十郎、小市、才賀、文屋、小文吾、楽丸、枝雀

△国光席 不明

△瓢亭 不明

△杉の木席 休業

【浪花三友派】

△紅梅亭 鶴三、我楽、新作、歌之助、雁篤、花咲、秀甫、扇蝶、しん遊、米団治、富士田千之介、杵屋君三郎一座長唄連、福吉、春団治、神田祭豊神楽踊、松鶴、まる吉、小満之助、曾呂利

△賑江亭 鶴二、小団、扇蝶、松喬、米団治、一円遊、歌之助、馬生、文雀、雁篤、花咲、菊団治、まる吉、小満之助、文我、松光、春団治、神楽踊

【互楽派】なし

【地方】

△西宮三浦座(十九日~) 円頂派一座

△洲本弁天座 文三一座

△姫路旭館(二十一日~) 笑福亭里鶴、桂文朝、三遊亭喬二、桂年の助、立花家千太郎、立花家円助、林家小正三、春の家小満、三遊亭若遊三、立花家千橘

△姫路楽天席(三十日~) 文三一座 扇の助、三蝶、三太郎、小三、伝枝、三五郎、小文三、清国人及宝山、三輔、文三

<編者註>文三一座は、七月九日より岡山大福座

△博多川丈座(二十三日~) 三喬、扇笑、小円子、円三郎、花円蔵、柳寿斎、円寿、花扇、女道楽八十松、円生、チアレアイブサエモン、女道楽かほる、円子

明治417月上席

浪花三友派各席へ東京の落語家りう馬、小円馬、及びヴワイオリンの秋調、秋琴、筑前琵琶の藤原民子、台湾歌妓許玉秀等が出席する由。

◇桂派は、滑稽相撲枡喜山樽右衛門が出演。桂派加入の笑福亭吾竹が、吉右衛門と改名。

◇橘家円坊が、円頂派を離れて、浪花三友派各席に出席。

◇京都笑福亭は本日より千歳米坡が出席する

◇京都幾代亭は、川上音次郎と共に洋行したる富士田千之助、松永鉄次郎、松永亀太郎等の外に大阪より久々にて桂歌之助が出席する

◇神戸湊亭は、雁篤、花咲、菊団治、福太郎、文都が出演。

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、仁鶴、左衛門、柏枝…枝雀、文福、才賀、石村松雨、…

△瓢亭 あやめ、文蔵、文屋、才賀、楽丸、左衛門、文枝、角力、仁左衛門、文福、雀之助、石村、小文吾、福楽、三木助、枝雀

△幾代改め国光席 …枝、歌太郎、吉右衛門、…楽丸、角力、仁左衛門

△杉の木席 休業中

【浪花三友派】

△第一此花館 団□、新作、扇蝶、団勇、小米、ヴァイオリン菊吉秋調、琴と合奏菊吉秋調、梅香、筑前琵琶民子、馬生、一円遊、春団治、台湾芸妓許玉秀、通弁張□、松鶴、文団治、円坊、りう馬

△紅梅亭 鶴三、団作、松喬、文我、円若、許玉秀、文団治、りう馬、円坊、松鶴、民子、米朝、秋調…

△永楽館 …馬生、春団治、秀甫、…文団治、円坊、梅香、小円馬、許玉秀、松鶴

△第三此花館 我楽、団勇、文楽、小円馬、…許玉秀、梅香、福□、一円遊、りう馬、春団治、民子、馬生

△賑江亭 団昇、小団、春団治、しん遊、円坊、団作、松鶴、円若、小円馬、秀圃、米団治、馬生、米朝、一円遊、秋調、秀琴

【互楽派】

△第一文芸館 不明

△第二文芸館 □輔、千鶴、豆八、梅八、□永、三平、正三、三楽、円篤、栄太郎、松竹、萬治、春輔、円三郎、正楽

【地方】

△京都笑福亭 団橘、橘太郎、円次、芝楽、福丸、円太郎、円平、小円太、文之助、女道楽、扇枝

△神戸第一第二湊亭 円楽、鶴瓶、円松、光雀、団輔、福太郎、南枝、喬の助、福我、菊団冶、福円、(花咲、雁篤)、文都

△名古屋富本席(一日~) 紋平、柳亭小ゑん、紋三郎、鼠雷亭金賀、柳亭錦枝、桂小円冶、入船亭扇橋、三升紋弥

△名古屋富本席(十三日~) 桂文朝、三遊亭喬三、立花家円輔、かる口、笑福亭里鶴、春廼家小まん、林家小正三、桂年之助、立花屋千橘

明治417月下席

◇桂派のゴタゴタで休業中の杉の木席は、二十一日より興行

◇桂派に出演中の東京下り桂才賀(註 後の八代目文治)が、桂慶枝と改名。

【桂派】

△瓢亭 あやめ、右衛門、文蔵、福楽、雀之助、小文吾、慶枝、文屋、角力、枝雀、三木助、石村、仁左衛門、文福、楽丸、文枝

△国光席 仁鶴、吉右衛門、文屋、小文吾、文枝、柏枝、三木助、楽丸、仁左衛門、石村、文福、慶枝、カル口、福楽、角力、枝雀

△金沢亭 不明

△杉の木席 ……、石村親子

【浪花三友派】

△第一此花館 団幸、光鶴、文雀、歌之助、新作、円若、民子、文我、円坊、松鶴、(菊吉秋調、菊吉秋琴)、りう馬、内田秀甫、台湾芸妓許玉秀、梅香、扇蝶、馬生

△紅梅亭 鶴二、団作、扇蝶、小米、……

△第三此花館 我楽、団勇、春団治、市兵衛、文団治、馬生、松鶴、文雀、しん遊、許玉秀、米団治、一円遊、文我、小円馬、歌之助、内田秀甫、(菊吉秋調、菊吉秋琴)

△賑江亭 団昇、鶴三、小団、梅香、内田秀甫、小円馬、扇蝶、米団治、りう馬、福吉、米朝、円坊、円若、文団治、春団治、民子、松鶴

【互楽派】

△第一文芸館 不明

△第二文芸館 ……、三平、為永、万治、正楽、栄太郎、正三、(梅八、豆八)、三笑、春輔、円篤

【地方】

△姫路旭館(二十二日~) 三枡紋弥一座 小紋、紋冶、紋吉、柳亭小ゑん、入船亭扇蔵、紋三、風雷舎金賀、柳亭錦枝、桂小円冶、入船亭扇橋、三升紋弥、大切電気仕掛長唄はやし連中(杵家弥蔵、松家鉄三郎、杵家弥三吉、杵家弥三二郎)

△神戸柳座(二十一日~) 円、円馬、翫之助、円三の円頂派

△西宮戎座(二十六日~) 曾呂利新左衛門一座

△和歌山紀の国座(二十日~) 円頂派

△徳島緑館(二十日~) 文三一座 文三、小文三、三五郎、伝枝、三太郎、扇之助、三蝶、小三

△高松玉藻座(二十九日~) 三二郎、扇の助、三蝶、三太郎、小三、伝枝、及宝山、三五郎、小文三、三輔、文三

<編者註>一座は、八月十一日より、丸亀戎座

明治418月上席

桂派の内文枝、枝雀一座は名古屋地方へ、仁左衛門一座は泉州地方へ、文屋、慶枝、石村親子一座は北国地方へ巡業。

◇京都笑福亭は、神戸から文廼家福太郎が帰り、新たに桂小文吾、槌屋万治が加入。例年の通落語大相撲穴探しを催す。

◇神戸湊亭は、菊団冶、ハンスデー、華嬢、秀甫、龍生が出演。

【桂派】記事なし

【浪花三友派】

△第一此花館 ……歌之助、梅香、円若、(雁篤、花咲)、馬生、燕太郎、(まる吉、小満之助)、松喬、文団治、扇蝶、曾呂利、松光、円坊、松鶴

△紅梅亭 鶴二、団作、小団、市兵衛、松光、松喬、文雀、小米、文団治、円坊、米朝、春団治、米団治、(まる吉、小満之助)、馬生、一円遊、(雁篤、花咲)、文都

△永楽館 笑雀、若三郎、団勇、三代松、燕太郎、一円遊、(まる吉、小満之助)、文都、歌之助、馬生、梅香、円若、松鶴、春団治、米朝、扇蝶、米団治

△第三此花館 都鶴、我楽、新作、文雀、、……、松鶴、三代松、文我、一円遊、曾呂利、燕太郎、円坊、松喬、文団治、円若、馬生

△賑江亭 団昇、鶴三、福篤、文我、円坊、春団治、扇蝶、新作、米団治、市兵衛、松光、一円遊、文都、歌之助、梅香、(まる吉、小満之助)、曾呂利

【地方】

△名古屋富本席(一日~) 桂派落語会 雀四郎、歌太郎、あやめ、枝朝、文蔵、文福、雀三郎、枝雀、文枝

△神戸第一第二湊亭 円楽、鶴瓶、鶴松、光雀、団輔、南枝、喬之助、福我、菊団冶、福円、小文、ハンスデー、華嬢、秀甫、龍生

明治418月下席

◇第一此花館は、十五日より女義太夫一座にて興行

◇浪花三友派は、十五日より堺市卯の日座にて涼み芝居を開演。

【桂派】記事なし

【浪花三友派】記事なし

【地方】

△京都南座(十五日~) 円頂派 歌舞(三遊亭円馬)笑話(春陽亭胡蝶)同(円丸、円之助、円華、雀円、円子、円天坊、円三、橘家円)同(雀家翫之助)

<編者註>円頂派は、二十八日より岩神座にて興行

△神戸大黒座(二十五日~) 桂派落語会 仁左衛門、文枝、枝雀等

<編者註>桂派一座は、堺、和歌山から十一日~十四日に明石王西座、十五日~十九日淡路弁天座

△姫路旭館(十五日~) 小満の助、まる吉、福吉、春団冶、福篤、団昇、三遊亭市兵衛、団松、新作、梅香、松光

△名古屋末広座(二十八日~) 大阪東京合併一座 石村松雨、同松翠(八歳)のヴァヰオリン手風琴、桂慶枝の東京音曲落語、桂慶之助、文蝶[]、市十郎、水月、小市等

△豊橋河原座(九日~) 千橘、小橘、橘三、文朝、円助、里鶴、小正三、小まん

寄席案内 明治41年9月~12月

明治419月上席 

◇浪花三友派各席に、東京より柳亭燕枝、同梅枝、曲独楽松井源水が出勤。

◇桂派各席に、筑前琵琶中村旭翠、新落語川上元治郎、立花家千橘が加入。

◇互楽派は、ジョンベール、青柳華嬢、ハンスデー等が加入。

◇京都笑福亭は、新たに桂三輔、内田秀甫が加入。

◇京都幾代亭は芦辺館と改称し、浪花三友派の定席として、十五日より開場。

【浪花三友派】

△第一此花館 ……、源水、円若、扇蝶、米団治、一円遊、梅香、円坊、燕枝

△紅梅亭 鶴瓶、団作、福治、文雀、三代松、春団治、扇蝶、文団治、燕枝、小米、円坊、米団治、一円遊、……、源水、松喬、(まる吉、小満之助)、文都

△永楽館 不明

△第三此花館 不明

△賑江亭 ……円坊、米団治、三代松、梅香、扇蝶、文団治、燕枝、福吉、梅枝、文都、松光、円若、曾呂利

【桂派】記事なし

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、松竹、千鶴、三笑、円篤、……

△第二文芸館 不明

【地方】

△堺天神金秀席 鶴二、扇笑、小米朝、文楽、三吾、三太郎、小三、文雀、文我、小文三、米朝、文三

△京都笑福亭 団橘、橘太郎、円次、芝楽、福太郎、福平、小円太、扇枝、花助、喜美子、秀甫、円太郎、三輔、文之助

△京都芦辺館(十五日開場) 曽呂利、文団治、文三、扇蝶、文吾、小満之助、まる吉、枝太郎

△京都菊の家 枝女吉、好史、三吾、三八、枝雁、三太郎、小三、枝太郎、小文三、年史、馬生、小満之助、まる吉、文吾、扇蝶、文三

△神戸第一第二湊亭 光雀、円松、福我、南枝、小文、団輔、福円、円坊、龍生、枝太郎

△博多川丈座(一日~) 小紋、紋冶、紋吉、小円、扇蔵、錦枝、紋三郎、小円治、扇橋、金賀、紋弥、電気応用仕掛娘道成寺

明治419月下席 

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、枝朝、歌太郎、文屋、文福、柏枝、雀三郎、(小市、市十郎)、中村旭翠、雀之助、慶枝、左衛門、三木助、小文吾、(石村松雨、同松翠)、文枝、千橘、川上秋月、枝雀

△瓢亭 文蝶、あやめ、三木三、雀之助、小文吾、吉右衛門、慶枝、左衛門、千橘、文屋、石村親子、文福、三木助、雀三郎、文枝

△国光席 慶之助、文朝、仁鶴、左衛門、右衛門、三木助、石村親子、文蔵、川上秋月、千橘、枝雀、文枝、雀三郎、仁左衛門

△杉の木席 仁丹、吉右衛門、仁松、仁鶴、文蔵、川上秋月、枝雀、三木助、文枝、右衛門、柏枝、(市十郎、小市)、千橘、慶枝、中村旭翠、仁左衛門、小文吾、石村親子

【浪花三友派】

△第一此花館 不明

△紅梅亭 ……、(秋調、秋琴)、米朝、春団治、源水、米団治、曾呂利

△永楽館 笑雀、米若、三代松、文雀、しん遊、(秋調、秋琴)、米団治、曾呂利、文我、梅香、円若、源水、燕太郎、一円遊、文都、文団治、円坊、燕枝

△第三此花館 都鶴、我楽、団作、菊団治、……

△賑江亭 不明

【互楽派】

△第一文芸館 ……、文楽、正三、万治、松竹、(長八、豆八)、木鶴、ジョンベール、三平、円篤、華嬢、千鶴、市松、ハンスデー、正楽

△第二文芸館 正勝、松竹、木鶴、(長八、豆八)、三平、円篤、華嬢、市松、ハンスデー、千鶴、正楽、小扇橋、文弥、正三、万治、正隆、ジョンベール

明治4110月上席 

◇桂派各席に、奇術師帰天斎小正一、同正八が加入

◇京都芦辺館に新たに、東京より三遊亭小遊三、大阪より文都、花咲、清国人及宝山が加入

◇京都笑福亭は、橘家蔵之助が加入。

◇神戸湊亭は、円坊、龍生、枝太郎等が出演。

【桂派】

△金沢亭 雀四郎、仁鶴、吉右衛門、三木助、文蔵、枝雀、川上、柏枝、小正一、慶枝、軽口、文枝、雀三郎、文福、中村、小文吾、雀之助、千橘、仁左衛門

△瓢亭 文蝶、文蔵、枝朝、右衛門、仁三郎、小正一、文屋、文枝、雀三郎、川上、三木助、小文吾、仁左衛門、雀之助、千橘、文福、中村、枝雀

△国光席 慶之助、あやめ、仁松、かる口(文作、枝楽)、慶枝、中村、小文吾、吉右衛門、千橘、仁左衛門、雀之助、文屋、柏枝、三木助、枝雀、雀三郎、小正一、川上秋月、文枝

△杉の木席 仁助、三木三、雀之助、柏枝、雀三郎、千橘、仁左衛門、文福、右衛門、中村、仁三郎、枝雀、小正一、文屋、川上、文枝、軽口、三木助、慶枝

【浪花三友派】

△第一此花館 ……、米朝、菊団治、春団治、(小満之助、まる吉)、アダリー、曾呂利、松鶴、(秋調、秋琴)、円太、松光、小勝、源水、一円遊、米団治、円蔵

△紅梅亭 鶴三、小団、菊団治、梅香、……

△永楽館 不明

△第三此花館 ……、文我、歌之助、曾呂利、円蔵、文雀、円若、米団治、小米、一円遊、松喬、菊団治、文団治、米朝、松光、(小満之助、まる吉)、アダリー

△賑江亭 鶴瓶、福篤、春団治、しん遊、三代松、……

【互楽派】

△第一文芸館 不明

△第二文芸館 正勝、小扇橋、正□、文弥、木鶴、万治、正三、ジョンベール、松竹、(長八、豆八)、三平、円篤、千鶴、華嬢、ハンスデー、正楽

【地方】

△京都芦辺館 〆太、年の助、三吾、小文三、三太郎、桃太郎、年央、枝雁、三五郎、及宝山、小さん、文吾、花咲、文都、小遊三、扇蝶、文三

△京都笑福亭 里若、団橘、橘太郎、円次、芝楽、福太郎、円平、小円太、文之助、蔵之助、内田、扇枝、花助、喜美子、円太郎

△名古屋末広座(一日~十五日) 円、円馬、春陽亭胡蝶、雀家翫之助、円三、円丸、円之助、円天坊、円子、円華、円雀

<編者註>円馬は、この興行以降に桂派に復帰。

明治4110月下席

◇桂派各席に、十四日より川上秋月が加入。

◇円頂派の三遊亭円馬が、十五日より久々に、桂派各席に出席。

【桂派】

△金沢亭 慶之助、文作、仁助、仁三郎、雀三郎、仁左衛門、小文吾、中村、文枝、枝雀、柏枝、三木助、軽口、文屋、千橘、小正一、円馬、雀之助、慶枝

△国光席 慶之助、吉右衛門、文蝶、歌太郎、右衛門、柏枝、枝楽、小正一、慶枝、雀三郎、文福、千橘、小文吾、仁左衛門、雀之助、文枝、三木助、中村、枝雀

△瓢亭 ……、不明

△杉の木席 三木三、右衛門、あやめ、文屋、小正一、慶枝、文福、三木助、千橘、仁三郎、仁左衛門、雀之助、円馬、柏枝、中村、枝雀、文福、雀三郎、文枝

【浪花三友派】

△第一此花館 不明

△紅梅亭 ……、馬生、松光、歌之助、(小満之助、まる吉)、…、小勝、米団治、源水

△永楽館 笑雀、光鶴、米若、菊団治、燕太郎、……

△第三此花館 不明

△賑江亭 ……、曾呂利、小円治、……、アダリー

【互楽派】

△第一文芸館 鶴之助、正勝、豆八、……

△第二文芸館 不明

【地方】

△京都芦辺館 落語(枝女太)同(年之助)同(枝雁)同(三八)音曲(三五郎)曲芸(三太郎)音曲(年史)手踊(小文三)声色(花咲)奇術曲芸(及宝山、小三)落語(文都)手踊(扇蝶)落語(文吾)手踊(小遊三)落語(文三)大切娼妓の手管客の懸引

△姫路旭館(二十一日~) 落語(三遊亭円子、円二郎、三喬、花円蔵、円寿、小円子、柳枝、花遊三)音曲舞(印度人サエモン、墺国人チアレアイブ)女浄瑠璃(竹本糸八)三味線(豊沢兵糸)山村流(花扇)女道楽長唄清元(八十松)浮世節(かほる)三味線曲引(柳寿斎)

△豊橋河原座(十六日~) 円、円馬、円六、小円、円華、円盆、円天坊、円九郎、円三、春陽亭胡蝶、雀家翫之助

<編者註>円頂派は、二十三日より名古屋金輝座。十一月六日~十一日同市笑福座

明治4111月上席

◇浪花三友派は、東京より桂文治改大和大掾、三遊亭小遊三、司馬竜生、藤原年史、千歳米坡が来り加はり、紋弥も久々にて帰阪する

◇京都芦辺館は、東京より翁家さん馬、大阪より立花家円坊、常盤津小伊勢などが加入。大切は久々にて松川家妻吉が人形振にて「三番叟」引抜「乗合船」を見せる。

◇京都笑福亭は、粟亭東勢、英国帰化人ジヨンベールが新たに加入。

◇神戸湊亭は、新たに笑福亭梅香、桂文我、枝太郎、三輔、笑福亭福冶が加入

【浪花三友派】

△第一此花館 不明

△紅梅亭 都鶴、小団、三代松、小円治、松喬、秀甫、松鶴、文団治、大和大掾、米団治、小遊三、円若、文都、春団治、扇蝶、曾呂利、(まる吉、小満之助、米坡)、米朝、紋弥、馬生

△永楽館 笑雀、米若、光鶴、新作、菊団治、……

△第三此花館 不明

△賑江亭 ……、円若、文都、龍生、米朝、年史、文団治、大和大掾、米団治、一円遊、馬生、松光、扇蝶、曾呂利、(小満之助、満留吉、米坡)

【桂派】

△瓢亭 慶之助、枝朝、雀三郎、仁左衛門、仁三郎、……

△金沢亭 不明

△国光席 千□、吉右衛門、右衛門、文福、千橘、雀之助、枝楽、大門亭東蝶、文子、小円太、文枝、三木助、枝雀、(中村翠玉、中村旭翠)、慶枝、雀三郎、柳家政二郎、仁左衛門

△杉の木席 福次郎、右衛門、雀之助、歌太郎、……

【互楽派】

△第一文芸館 不明

△第二文芸館 正勝、豆八、福篤、正隆(註 春輔)、三平、柳風、木鶴、蔵之助、万治、扇橋、ジョンベール、松竹、円篤、千鶴、円丈、正三、文弥、枝女、咲松、正楽

【地方】

△京都笑福亭 里若、団橘、橘太郎、円次、芝楽、福太郎、小円太、扇枝、遊輔、花助、喜美子、文之助、円太郎、東勢、ジヨンベール

△京都芦辺館 好史、三吾、年の助、枝雁、小遊三、文吾、さん馬、文三、小伊勢、円坊

△神戸第一第二湊亭 我逸、於多福、円楽、小文、福治、光雀、円松、小円治、福我、福円、団輔、南枝、喬之助、三輔、文我、梅香、枝太郎

◇徳島緑館(一日~) 桂派一座 柏枝、文屋、小文吾等

△名古屋笑福座(七日~) 円頂派

明治4111月下席

【浪花三友派】

△第一此花館 光鶴、団幸、燕太郎、歌之助、松光、文雀、円若、紋弥、秀甫、松鶴、(小満之助、満る吉)、米坡、さん馬、松喬、春団治、一円遊、龍生、年史、若遊三、馬生

△紅梅亭 都鶴、小団、新作、光鶴、志ん遊、米団治、小遊三、文団治、大和大掾、文都、馬生、歌之助、龍生、紋弥、さん馬、年史、扇蝶、松鶴、(小満之助、満る吉、米坡)

△永楽館 笑若、米若、菊団治、小円治、秀甫、燕太郎、松鶴、(小満之助、満る吉、米坡)、さん馬、扇蝶、曾呂利、紋弥、円若、小遊三、馬生、大和大掾、春団治、米朝、一圓遊

△第三此花館 鶴二、我楽、文雀、春団治、年史、扇蝶、団作、曾呂利、小円治、一円遊、米枝、大和大掾、松光、松鶴、(米坡、小満之助、満る吉)、松喬、歌之助、燕太郎、東京さん馬

△賑江亭 団昇、鶴瓶、文都、龍生、松喬、馬生、菊団治、米団治、小遊、小米、文団治、扇蝶、文雀、松光、紋弥、曾呂利

【桂派】

△金沢亭 文蝶、吉右衛門、雀三郎、仁松、小円左、仁左衛門、(〆吉、素枝)、文福、雀之助、おもちゃ、円馬、(中村旭翠、中村翠玉)、三木助、文枝、千橘、柳家政二郎、枝雀

△瓢亭 あやめ、文當、吉右衛門、枝楽、東蝶、三木助、雀之助、小円左、円馬、(菊の家〆吉)、慶枝、仁左衛門、千橘、柳家政二郎、枝雀、(中村旭翠、中村翠玉)、雀三郎、文枝

△国光席 枝朝、右衛門、雀之助、仁三郎、中村、柳家政二郎、文枝、枝楽、東蝶、千橘、枝雀、文福、雀三郎、菊廼家〆吉、仁左衛門、円馬、三木助、慶枝

△杉の木 慶之助、仁三郎、三木助、右衛門、千橘、雀三郎、枝雀、中村、柳家政次郎、文枝、小円左、枝楽、東蝶、文子、雀之助、慶枝、文福、菊廼家〆吉、仁左衛門

【地方】

△京都芦辺館 文三、妻吉、円坊、花咲、文吾、小伊勢、三代松、及宝山、其他定連中

明治4112月上席

◇京都芦辺館は、三遊亭円子、同一円遊、春風亭柳寿斎、立花家花円蔵が加入

◇京都笑福亭は、剣舞の東冠三郎及内田秀甫が加入

◇神戸湊亭は、枝太郎が居残り、印度人サエモンジョジョウ、墺国人チャーレブアイヴ、馬生が加入。

【浪花三友派】記事なし

【桂派】記事なし

【地方】

△京都芦辺館 枝女太、三吾、好史、桃太郎、三八、年之助、三太郎、枝雁、花円蔵、小文三、小三、及宝山、三代松、柳寿斎、文三、一円遊、文吾、円子、大切余興歌舞音曲手踊(円子、柳寿斎、花円蔵、三代松、一円遊)

△京都笑福亭 扇太郎、里若、団橘、橘太郎、円次、芝楽、東勢、福太郎、円太郎、文之助、小円太、東冠三郎、内田秀甫、遊輔、花助、喜美子、扇枝 大切立噺「移り気」

△神戸第一第二湊亭 円楽、円松、福我、文雀、喬之助、光雀、福冶、南枝、福円、団輔、美佐、小文、枝太郎、サエモンジョジョウ、チャーレブアイヴ、馬生

△姫路楽天席(二十一日~) 円頂派

△尼崎清水座(一日~五日) 我逸、都鶴、福篤、万歳、菊団治、小円治、米朝、梅香、文我、(妻奴、妻吉)、文都

<編者註>文都一座は、七日から和歌山紀国座、十七日より同黒江朝日座、二十一日より奈良尾花座

明治4112月下席

【浪花三友派】

△第一此花館 不明

△紅梅亭 ……、文治、龍生、扇蝶、曾呂利、長唄富士田連、松喬、円坊、大切人形浄瑠璃連中、年の暮浮れの掛取(総出

△永楽館 □□、団作、米若、松光、……

△第三此花館 不明

△賑江亭 不明

【桂派】

△金沢亭 文蝶、吉右衛門、仁助、文□、三木助、□□、右衛門、□□、□□、柏枝、□□、雀之助、……

△瓢亭 不明

△国光席 文蔵、あやめ、枝朝、小文吾、雀三郎、文枝、文屋、中村旭翠、中村旭玉、圓馬、雀之助、慶枝、千橘、柳家政二郎、柏枝、仁左衛門

△杉の木席 不明

【互楽派】記事なし

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