2011年09月27日

20110926 「ROCK&SNOW2011秋号No.53」

R&S2011秋53
20110926 「ROCK&SNOW2011秋号No.53」

■特集は、「日本のボルダー2011」。各地のボルダーを紹介。
■第2特集「世界の“極難”マルチピッチ」前編
・スペインNaranjodeBulnes/Orbayu
・スイスRatikon/WoGu
・イタリアDolomites/SoloperVecchiGuerrieri
・パキスタンNamelessTower/Eternalflame
・アメリカElCapitan/DawnWall・Mescalitoproject どれも凄すぎ!!

■「BMC International Summer Climbing Meet2011」は、小澤信太氏の報告。
 今後の日本での普及を期待する。信太頼みます!!

■「カヒルトナピークス縦走記」谷口けいによる報告。谷口けいの今春のアラスカ報告は「岳人」にも載っているが、それば前哨戦でこちらの報告が本番。
 「カヒルトナリッジからカシンリッジを経てデナリの山頂へ」の登攀を開始するが……ドラゴンリッジの登攀はやはり難しい。故中島達郎・井上祐人の登攀は凄かったのだろう……。

■「ソロクライマー・鈴木謙造の軌跡」大石明弘の記事。
 没後10年を迎えた孤高のソロクライマー、故・鈴木謙造のクライミング人生の紹介。
 いつ聞いても、読んでも、鈴木建造は「凄い」と思う。著書をとうとう手にしなかったのが残念。一度読みたい。
 「−−ずっと登りたくて計画していた山には、ひとりで行きます。自分の実力がどれだけのものか試したいから。ソロの場合は、ミスしたら死にますから、最後まで自分の面倒を見てやらなきゃ行けない。誰かに頼って下りてくるくらいなら責任をとって死んだ方がいい、というのが僕の考えです。自分ひとりの力を試すためにソロで登る。それがソロにこだわる大きな理由じゃないでしょうか。これからも山を続けていくでしょうね。計り知れないすごいもを感じるし、どこまで通用するか、自分が信じられるようになりたいから。−−」(『ソロクライマー鈴木謙造遺稿集』より引用)
 「僕は鈴木謙造でよかった。僕以外のいかなる人物であっても、このようなやり方であのルートを拓いたのであれば、生きて戻ることはできないだろうと思ったからだ。」
 「なぜ登るのか?その問いに答えてはならない。登りに行け。ただ登りに行け。見向きもされず、自分自身も何も考えず、ただ登るのが理想。」

■OnSite03 愛媛県の巨瀑、高瀑をフリーで初登攀
 「岳人」でも連載しているが、10月号は成瀬氏の文章で前半のみ。この佐藤裕介氏の報告は、良い。
 <<「目の前に現れる、圧倒される全ての自然を自分の力で登り感じたい」、そう思い続けて山に登り、沢に登り、クライミングをして自分の可能性を高めてきた。僕の夢とはそういうことだ。ずっと夢見の中で走り続けたい。>>
 <<「本当に登れるのか、その先に何が待ち構えているのか」大いなる期待と不安を抱え、一筋のラインをこじ開ける初登攀の喜びを、これからも追い求めていきたい>>
 佐藤氏の初登攀の思いが強く伝わる報告である。

■「OnSite04 ラインホルト・メスナー来日インタビュー」と「ONTHESCENE24ナンガ・パルバットに燃やした執念」共に、池田常道氏の報告文書。
 「メスナー・インタビュー」は、他の報道機関が扱わなかった「映画そのものや事件の背景」についてのインタビュー報告。「ナンガ・パルバット事件」は裁判になってしまい、なかなか真実?が語られなかった事件だったため、その詳細は『裸の山−ナンガ・パルバ−ト(2010年邦訳)』を読むまで、自分もよく知らなかった。事件直後の『ナンガパルバット 赤いのろし(1971年・邦訳無し)』に真相が書いてあったそうだが「発禁」。
 そして、今回やっとその全容が解りかけた??ところ。裁判は、「真実」を暴くのではないので……。
 後半の「ヘルリヒコッファー」にはとても面白い。何でヘルマン・ブールやメスナーと問題を起こしたのか?その理由が少し解る気がする。
 しかし、それよりも『PEAKS 2011年10月号 No.23』の「Because it is there......なぜなら、そこに山があるから
池田常道」氏のインタビュー記事を立ち読みして、何故あのとき「岩雪」を続けなかったのか??と大いなる疑問を持った。過ぎてしまった事だが、1995年の岩雪を最後に、本格的な「日本の登山」を評価する雑誌が無くなってしまった。当時あるスポンサーが「発行を援助する」という話があったと言う。しかし「退職前に…」との理由から?、「山と渓谷社」に残ったという池田氏。残念でならない。

■「これが知りたかった−ギアラック」は、一寸面白い。アルパインクライミングで、ハーネスをしてザックを背負ったときのギアの整理の仕方やバイル類の携行方法。みんながどんな工夫をしているのか参考になる。

■連載14 レスキュー大全 廣川健太郎
 先日廣川氏に会ったとき、既に「ガイドはやめた」と伺った。都岳連の遭対で頑張っている。「安全注意義務」は、誰しも知っておく必要がある。ポイントは、
(1)場所の選定 (2)講師の選定 (3)参加要件、要綱 (4)講習内容のマニュアル化 (5)安全確保策 (6)緊急時の対応 (7)天候等条件による変更や中止 (8)事後確認(モニタリング) ※詳細は本文で!!

■連載4 クライミング用具大全「バックパック」 文=蓑和田一洋
 なかなか”気に入る”ものがない「ザック」。最新のザックの特長がよく纏められている。最近買った「BDのエピック45」の紹介が無いのが残念。まあ、なかなか良いか?と思っているのだが??

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Posted by buntak2 at 00:00 近況 

2011年09月26日

20110926 『セカンド・バージン』観る

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20110926 『セカンド・バージン』観る
 
 大石静原作のNHKドラマの映画版。設定はテレビ放映のその後となっているのか?
殆どが回想シーンで展開している。前観た中山美穂の『サヨナライツカ』と似たような構成?となっているのは、偶然か? それともこの手の映画は、回想風に作るのが一つの手法・定石なのであろうか? 日本的な展開の方法?と思ってしまう。寺院であったり、病室であったり、似たような雰囲気であった?? が、長い年月を2時間という時間の中で表現するには、この方法が性に合うのであろう。

 主人公:中村るい(鈴木京香)の「女や母としての強さ」を強く感じ、対する鈴木行(長谷川博己)の「男の性(さが)」「男の弱さ」「母性に憧れる様」を強く感じ、それが良く出ていた。また行の妻:万理江(深田恭子)が、いつものおっとりお嬢様から、強い女性に変身し、一皮剝けたような気がした。

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Posted by buntak2 at 23:30 映画 

2011年09月19日

「山と溪谷」2011年10月号と「岳人」2011年10月号

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「山と溪谷」2011年10月号と「岳人」2011年10月号

 知らないうちに発行されていた。仕事に追われていたので、見逃していた。
取りあえず購入しておき、時間があれば読む。
  
Posted by buntak2 at 23:00 近況 

20110918 谷川岳一ノ倉沢衝立岩 敗退

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20110918 谷川岳一ノ倉沢衝立岩 敗退

 これで何度目になろうか?
 今回も天気が悪く、敗退!!

■9/17
 結局、仕事は自宅で少々やって後は、食事に行って、ルートの研究。とは言っても、新しい情報は無いので、いつもながら、ルート図をパウチして見やすくしたり、もしもの場合のサブルートで、白毛門沢や白樺沢ケサ丸沢のルート図もパウチする。
 そんなことしていたらアッという間に午後6時になってしまい、いつものようにデカバックにシュラフやマット、クッカー等駐車場での仮眠道具を詰め込んで、出発。
 台風15号が発生し、北の前線が刺激され、夕方は雨という9/17,18の予報。雨が降っていたら「白毛門」の下見に変更か?と思う。しかし、天気がもてば今回は月曜日も休みなのでビバークも想定内と言うことで、良いチャンスなのである。
 21時前に駐車場に到着。水上インターに近くなると路面が濡れていたが、降ってはいない。湯桧曽を過ぎるとガスが濃くなってきたが、雨にはなっていない。このまま乾いてくれれば嬉しいのだが……。
 いつもの場所にテントを張って、乾杯!! 色々話して23時過ぎに寝る。その前に、登山指導センターに行くと、4人のパーティが起きていた。

■9/18
 4時起床。直ぐ外に出て様子を見る。ガスっているが雨ではない。このまま一風吹いてくれれば晴れるのではないか?と甘い期待。ご飯を食べ、トイレに行ったり、テントをたたみ(今回はトイレの最中にたたんで貰っちゃった!サンキュー!!)、パッキング。
 それでも一寸時間を喰ってしまい、4:55出発。指導センターで計画書を出し、一ノ倉へ。
(今年から、一ノ倉沢への乗り入れが禁止になり、社会実験?で、タクシーのみとなる。)
 45分位で一ノ倉沢出合に到着する。数パーティとカメラマンが綺麗になったベンチにいるが、一ノ倉沢や壁はガスに覆われている。それでも、今日は午後に掛けて良くなるはず!との期待を込めて前進する。沢の上部には雪渓が見えるが、テールリッジまでは無い。ヒョングリの滝の手前で右岸に上がり、そのまま懸垂地点まで登り詰める。先行パーティの一名がフリー、一名がロープを用意している。まるでお互い単独のようなアプローチの仕方?。テールリッジ取り付きの上部に人影。3人程居るようだ。後から2人組がやって来る。その後も、2人、2人、3人、2人がやって来る。持っている間、休憩を取るが、天気はなかなか好転しそうになく、逆に時々雨粒が感じられる。テンションは下降線。おまけに相棒の左足の調子が良くない。クライミング自体は可能だが歩きがダメな様子。天気も悪く、調子も悪く、時間もどんどん経ってしまったので、今回は止める。南稜か中央カンテ?位とも考えるが、無理も出来ないしテンションが下がってしまった。1時間半程そこで様子を見ていたがとうとう衝立の姿は見えず、下山する。他に下山したパーティも多く、登りに行ったのは4パーティか?
 一ノ倉沢出合で休憩していると、衝立岩がガスの中から姿を現す。その姿がマッターホルンのようでかっこいい。こんなに尖っていたっけ!!という感じ。ガスに後ろの壁や稜線が隠れて、尖った衝立岩が一つ見える。

 その後、駐車場まで歩くが、途中で定期便のタクシーに二台すれ違う。また、山岳資料センターの八木原さんといろいろ話してお暇する。

 下は暑く、また夏日となった。雨も降らず、また明日も夏日らしい……。

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Posted by buntak2 at 00:00 山行報告 | 深谷山岳会

2011年09月17日

『あこがれの大岩壁へ〜限界に挑んだ75歳〜』

『あこがれの大岩壁へ〜限界に挑んだ75歳〜』
 9月19日(月) NHK総合 午後6:10〜6:44 <全国放送>

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 この夏、登ってきた゜南アルプス甲斐駒ヶ岳赤石沢ダイヤモンドAフランケの赤蜘蛛ルートを初登攀した「井上進」氏が、“平均年齢65歳”のロッククライミング集団、「エンドレス・Gチーム(終わりを知らない爺の集団)」を引き連れ、40周年記念に再登する。
 その様子を、今夏NHK長野放送局が取材した。それが全国放送で放映される。

 詳しい報告は、井上進氏のブログに詳しいが、今夏登った時にも、アプローチの赤テープにお世話になったり、Aフランケ頭の岩小屋のデポを拝見したりして、登攀に駆ける意気込みがひしひしと感じられた。
 是非、拝見したい!!


井上進のいのうえすすむ的心
 ▼http://yamanomise.at.webry.info/  
Posted by buntak2 at 01:00 近況 

「日本の山岳シリーズ 第1集」 9月22日発行

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「日本の山岳シリーズ 第1集」 9月22日発行

 昨年度末、急遽発行の打診のあった、山岳シリーズが、いよいよ9月22日(木)に発行されます。

 詳細は、下記ホームページ
 ■特殊切手「日本の山岳シリーズ 第1集」の発行
 ▼http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2011/h230922_t.html


80円郵便切手×10枚

 今回選ばれた山は、
(1)富士山・山梨県
(2)磐梯山・福島県
(3)白山・石川県
(4)比叡山・京都府
(5)石鎚山・愛媛県
(6)岩手山・岩手県
(7)谷川岳・群馬県
(8)赤石岳・静岡県
(9)蒜山(ひるぜん)・岡山県
(10)阿蘇山(高岳)・熊本県
の10県10座。

 写真撮影は、
(1)山内 道雄(やまうち みちお)
(2)佐藤 尚(さとう たかし)
(3)森田 敏隆(もりた としたか)
(4)溝縁(みぞぶち) ひろし
(5)小田 洋二郎(おだ ようじろう)
(6)辻 友成(つじ ともなり)
(7)橋本 勝(はしもと まさる)
(8)宮本 孝廣(みやもと たかひろ)
(9)佐藤 尚(さとう たかし)
(10)神原 陽一(かみはら よういち)
で、有名山岳写真家ではなかった。

助言・監修として、
 日本山岳協会顧問(前会長) 田中 文男(たなか ふみお)
が名を連ねています。田中会長の願いが叶い、大変良かったと思います。

 デザインについては、下記のように説明がありました。
(1)富士山・山梨県
 標高3,776mの日本で最も高い山であると同時に、世界によく知られている名山の一つです。日本人が一度は登ってみたい山の代表格です。図柄は山梨県側から見た富士山で、七合目付近までは雪に覆われていますが、山麓は紅葉に彩られています。

(2)磐梯山・福島県
 福島県北部に位置する標高1,816mの山で、地元では会津富士とも呼ばれています。明治21(1888)年の大噴火により、山の姿が変わるとともに大小様々な湖沼が誕生しました。また、雪、雨も多く動植物の宝庫でもあります。図柄は右が磐梯山で左が櫛が峰です。

(3)白山・石川県
 石川県と岐阜県の県境に位置し、御前峰(ごぜんがみね)(標高2,702m)、大汝峰(おおなんじみね)(標高2,684m)及び剣ヶ峰(けんがみね)(標高2,677m)の白山三峰を中心とする山々の総称です。地元では加賀を代表する山と言われています。古くから山岳霊場の山として知られています。図柄は白山スーパー林道の白山展望台からの眺めです。

(4)比叡山・京都府
 京都府と滋賀県の県境に位置し、大比叡(おおひえい)(標高848m)と四明岳(しめいがたけ)(標高838m)の二峰から成り立っている山です。天台宗総本山の延暦寺のある山として有名で数多くの堂や塔があります。図柄は京都の宝が池公園から見た比叡山です。

(5)石鎚山・愛媛県
 天狗岳(てんぐだけ)(標高1,982m)、弥山(みせん)及び南尖峰(なんせんぽう)の三峰から成り立っている山です。西日本における最高峰として知られています。日本七霊山の一つとしても有名です。図柄は弥山から見た紅葉の天狗岳です。

(6)岩手山・岩手県
 岩手県の北西に位置する標高2,038mの山です。山頂は西岩手火山と東岩手火山に分かれています。地元では南部片富士(なんぶかたふじ)、岩手富士、巌鷲山(がんじゅさん)とも呼ばれています。秋の訪れは比較的早く、紅葉とともに新雪が重なる時もあります。図柄は小岩井農場から見た岩手山です。

(7)谷川岳・群馬県
 大正9(1920)年7月2日、2名の登山家によって近代登山の幕開けとなった標高1,977mの谷川岳は、1950年代になっても数多くの未踏の岩壁が残されていました。中でも一ノ倉沢は有名で多くの登山家が初登記録の覇を競いました。図柄は谷川岳一ノ倉沢です。

(8)赤石岳・静岡県
 静岡県と長野県の県境に位置する標高3,120mの山です。赤石岳の南麓に赤石沢という沢があります。この沢には沢山の赤石ケイ岩が露出しており、そのため赤石沢という名がつけられたと言われています。その主峰が赤石岳と名づけられ、さらに赤石山脈という名称も誕生しました。図柄は荒川側から見た赤石岳です。

(9)蒜山(ひるぜん)・岡山県
 西日本ではよく知られている、上蒜山(かみひるぜん)(標高1,202m)、中蒜山(なかひるぜん)(標高1,123m)及び下蒜山(しもひるぜん)(標高1,100m)の蒜山三座をはじめとする周辺の山々の総称です。昭和39(1964)年の第17回国民体育大会の山岳競技はこの地を会場として開催されています。図柄は三平山方面から見た蒜山です。

(10)阿蘇山(高岳)・熊本県
 根子岳(ねこだけ)(標高1,433m)、高岳(標高1,592m)、中岳(標高1,506m)、烏帽子岳(えぼしだけ)(標高1,337m)及び杵島岳(きしまだけ)(標高1,326m)から成り立っている阿蘇五岳の総称で九州を代表する山です。図柄は秋も深まる高岳です。

 埼玉県山岳連盟推薦の山は「両神山」ですが、どのような図柄になるのか?楽しみです。
毎年10座×第5集までシリーズ化されて発行され、埼玉県は来年らしいです。  
Posted by buntak2 at 00:00 近況 

2011年09月11日

20110911 片品水系・根羽沢大薙沢左俣の遡行〜右俣下降

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20110911 片品水系・根羽沢大薙沢左俣の遡行〜右俣下降

■期日:平成23年(2011)9月11日(日)晴れ
■ルート:大清水〜物見橋〜根羽沢大薙沢〜二俣・左俣の遡行〜尾根〜下降点〜右俣下降〜二俣〜物見橋〜大清水
■パーティ:加藤 solo
■コースタイム 深谷5:50==本庄児玉IC==沼田IC==大清水P8:00/8:30…物見橋9:00/9:25…根羽沢大薙沢・入渓…二俣10:00/10:10・左俣へ…3段20m滝11:00…倒木のある10m滝の上11:10/11:20…尾根12:25/12:30…四郎峠12:48/13:00・右俣下降…二俣13:48/14:00…物見橋14:30/14:50……大清水P15:15==白沢の湯==沼田IC==伊勢崎IC==自宅

■概要

 土曜の夜が、深谷市スポーツ功労賞を受賞した室賀氏のお祝いの会だった。土曜の夜という少し中途半端な開催だが仕方ない、仲間のお祝いに駆け付ける。が、車で行ったので翌日取りに行かなければならない。自力では無理なので、女房の協力が必要だ。22時過ぎに迎えに来て貰い帰宅する。その後、真面目に計画書を作成し荷物をパッキングする。今回は、新調した「沢靴」を用意する。フェルトが新品なので、ナメには最高。今回は、下山ルートが沢の下降なので楽しみである。(前回の井戸沢の下山の下降も良かった!!)
 また、尾瀬方面の沢登りは初めてなので、これも楽しみである。

9/11 5時に起床したが、こんな早くに女房を起こすのも悪く、暫くうたた寝し、5時半に起きて貰って、車まで送ってもらう。「用意してあるの?」というので「そう」と軽い返事で、了解を得る。
 荷物を積み込み、ナビをセットして出発。久しぶりに藤沢回りで本庄児玉インターへ行く。そして赤城高原SAでトイレ休憩後、沼田ICで高速を降り、尾瀬に向かう。今夏、尾瀬沼・ひうちの登山教室に行ったときと同じ。
 大清水に8時に到着。バス停前の駐車場は満車で、その先、右に下った駐車場に車を停める。戻って、計画書提出ポストを探したが、とうとう見つからず提出を諦める。心残り。ルートもその先か?と思っていたが、よくよく地図を見たら、休憩時手前に右(東)進む道があり、案内板も有った。簡単なゲートがあり、橋を渡ると、車の走った跡の残る林道だ。所々ぬかるんだ所もあったが、歩きやすい道でアッという間に遡行開始地点の物見橋に到着9:00。橋の先は広場があり、焚き火の跡がある。幕場に最高の所。すぐ目の前の石垣の上にはボタ山が見える。仕度をし、靴はデポして、9:25入渓、遡行開始。
 河原状を少し行くと、下山の3人パーティとすれ違う。「早いですね?」と声を掛けると「泊まりです。」という、宴会山行に最適の場所らしい。
 直ぐ、釜を持った6m滝、水流右を登る。少し行くと右岸情報にレールが見える。根羽沢金山の軌道跡という。その先、直角に沢が曲がったところで軌道を潜る。
 その後は所々黄土色したナメ床が続いたり、大きく蛇行したりして、いきなり二俣が現れる。「東京起点沢登りルート120」宗像兵一:著では、1時間40分のコースタイムなので、間違ったか?と思い、唯一プリントした「ひろたさん」のホームページの記録を出してみると、間違いなく二俣であった。おにぎりを食べ、休憩後、予定通り左俣に入る。幾つか小滝を越えていくと、右手から崩壊したガレに沢が埋まったところに出る。一旦右岸に上がり休憩し、その先に光る小滝の連続を眺める。一寸難しそう?と思ったが、近づくと緩い階段状で登りやすい。その後、「ひろたさん」が登ったという左手の枝沢が現れる。近づくと上部に滝が連続して楽しそうだ。今回こちらは、飲み会後の山行なので無理をせず通過。またいくつかの小滝を越すと、7mスダレ状の滝となる。登れそうかな?と思うも下部が被っており、シャワークライムになるので止めて、左岸を小さく巻く。そしていよいよ核心の大滝が迫ってきた。が、思ったより小さい。ルートは左の水流沿いを登る。途中右に横断するらしいが、滑っているのでそりまま左を直上。上段は右を直上。きれいなナメ滝である。その先、倒木のある10m滝となる。初め左壁を登ろうとしたが岩が脆くホールドが掛けてしまうので諦める。次は倒木を利用して直登しようかと思ったが、ここもかなりのシャワークライムになってしまうので諦め、左岸を少し巻く。大きく巻いた方が良かったようで、途中から落口方面にトラバースすると、最後の一歩が非常に微妙だった。
 その上の一寸した平坦地で休憩とする。此処まで来れば後は、詰めと下降。藪漕ぎなしの詰めと聞いていたので、楽しみだ。
 ひろたさんが間違えたという奥の二俣で右俣に進む。小滝は殆どなく、水流沿いにひたすら高度を稼ぐと、いつしか砂利状の流れになり直ぐ水が涸れる。涸れたガリー状を一寸登ると大崩壊地の下に出る。200m位、出来るだけしっかりした岩を拾って歩き、詰め上げると「尾根道」と期待していたら、道はなく……、山腹の途中に出てしまい呆然とする。暫く進行方向へ進むが斜めに進んでいるので、直進は避ける。崩壊地の途中から「四郎山」が見えたが、そっち方面とはかなり離れており、もっと右の沢を詰め上げるべきだったと反省。途中からトラバースするのも失敗したらやなので、高みを目指して登ると、やっと尾根道に到着。ピンクのリボンがところどころ結びつけられ、下には「東電」の石標が100mおき?に埋められていた。これで間違いなし。左手に登り過ぎてしまったが、仕方ない。尾根道を下り、1891mピークを越え(どこか解らなかった)、四郎山との鞍部に着くと、標識が多数あった。左に進むと、丸沼方面。途中から丸沼が見えてました。
 右俣は、右に下る。踏み跡があり途中から水流を下っていくと、沢状になる。最初は、崩壊したところを通過したが、それから先は、黄土色のナメ床が延々と続く。笑ってしまうくらい楽しい。実際、誰も居ないので笑いながら、下った。3段10m滝のところで、黄土色のナメは終わるが、それから二俣までまたナメ状が続く。14時前に二俣に戻る。
 休憩後、登ってきた沢を下り、最初の6m滝でクライミングダウンして、軌道跡をもう一度眺めると直ぐに振り出しの物見橋に出た。最後のおにぎりを食べ、沢靴を脱いで河原で洗っていると、「湯沢」に登ったのだろうか、物見山方面から3人パーティが下ってきた。
 リパッキング後、スタスタ歩いて3人パーティを抜き、25分で大清水の駐車場に戻る。

 なかなか楽しい沢だった。難しいところは無く、下りも沢が歩け、それも極上のナメ!!初心者にピッタリの沢である。癒しにもなりますね。
 こういう沢登りをしていると、下山に登山道はイヤになっちゃいます!!

01大清水-s02物見橋-s

03入渓点・物見橋-s04 5×6m滝-s

05金山跡のトロッコ軌道-s06軌道下の小滝-s

07二俣-s08二俣より左俣-s

09左俣最初の滝-s10 3m滝-s

11ひろたさんが登った沢-s12 2段4m滝-s

13 4m滝とナメ-s14ナメ-s

15 7mスダレ状-s16 7mスダレ状2-s

17 3段20m滝2-s

18 3段20m滝2-s19 2段15m滝-s

20 奥に倒木のある10m滝-s21倒木のある10m滝-s

22奥の二俣・右へ-s23上部の様子-s

24そろそろ涸れてきます-s25涸れたガリー-s

26最上部のガレ-s27崩壊地・つめました-s

28尾根の登山道-s29丸沼-s

30四郎峠-s31四郎峠-s

32下降点-s33崩壊地-s

34延々と続く黄土色のナメ-s

35 3段10m滝-s36 ナメ-s

37椎坂峠工事-s38椎坂トンネル工事-s
  
Posted by buntak2 at 23:30 山行報告 

2011年09月07日

20110907 例会報告

20110907 例会報告

 先週は、大型台風がやって来て、各地では大災害となりました。
よって、山行報告はは8月の報告が主でした。
登山教室も次は再終回となり、ハイキング大会も近づき、収穫の秋を迎えます。

1 山行報告
・8/28 苗場山 ◆大島 他10
・8/28 富士山 ◆岡田・他30

2 山行計画
・9/11 片品水系・根羽沢大薙沢 ◆加藤
・9/11 湯桧曽川本谷 ◆岡田、
・9/17-18 前穂 ◆木本 他1
・9/18 上州武尊山 ◆大島 他8
・9/18 谷川岳一ノ倉沢衝立岩 ◆岡田・加藤
・9/22-24 南ア・光岳 ◆蛭川
・9/24-25 高体連新人大会(白泰山) ◆吉野 他 名
・9/30-10/2 高体連・関東大会(八ヶ岳) ◆吉野 他4名
・9/12 至仏山(登山教室下見) ◆島田・塚越・山口

3室賀氏市体育功労賞受賞祝い
 ■9/10(土)19:00〜まるやす
 ◆塚越・島田・相馬・岡田・加藤・設楽・木本・大島・中島・蛭川・山口・?・?・?=15名

4 登山教室
 ・8/20-21 登山教室3 常念岳 ※2日間とも雨で、登頂できず。
  一般:26名 ◆島田L、塚越、加藤、岡田、町田、木本、大島、柳
 ・9/25 登山教室4 白毛門 一般:16名(9/6現在)
  ◆岡田L・相馬、中田、大島、塚越、(  )
 ・登山教室・閉校式 10/23(日)9:00〜12:00 深谷中央公民館

5 市民ハイキング:至仏山 10/16 ◆島田L・
 ・参加費5,500円 

6 その他
 ・会の倉庫(島田宅保管)→装備を入れてる物置が雨漏れ→購入!見積中
 ・HP進捗状況について(中嶋)URL http://fukaya-ac.com
   →会員が投稿できるように形を作っている。9月をめどに進めている。
   →メーリングリストを作りたい。また、会員専用のページを使いやすくしたい。
 ・会員募集のポスターを作成配布(ICI石井・ドリームボックス石井・ジョイフィット・リラックス・市役所・公民館)
 ・50周年記念委員会の立上げ(=リーダー会)全員登山、中国6000m級未踏峰、8000m峰、記念誌、祝賀会

 ■H23年10月29-30日 第2回埼玉セッション:松木沢 ◆岡田・加藤 他 ★埼玉岳連内有志募集中
 
 ■10/1 県岳連レスキュー研究会 県南で開催・会場後日連絡 興味のある方は連絡。
 ■10/2 県岳連指導部主催 登攀技術講習会(飯能市天覧山) ◆宮内
 ■11/26-27 冬山遭難防止研修・講習会 上尾:スポーツ総合センター
  11/26:救急医療講習
  11/27:埼玉県警山岳救助隊講演/縦走路及び岩場でのレスキュー技術講習会

■例会(毎月第1水と第3木)9/22 ★午後8時より開始
              10/5・会場未定(閉校式日移動の為)
■フリークライミング(毎週火曜日) 9/6,13,20,27 10/4,11,18,25 
■市民クライミングデイ(毎週金曜日)9/9は中止 9/16,23,30 10/7,14,21,28
 ※節電のため当分の間、クライミングの活動時間は19:00から21:00です。
    
Posted by buntak2 at 23:30 深谷山岳会 

2011年09月03日

20110903 新しいナイフ・コンパスセット

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20110903 新しいナイフ・コンパスセット

 7月の「豆焼沢」で無くしてしまったナイフ・コンパスセット。いろいろ探して、やっと新セットが揃いました。
 ホイッスルは、「フォックス40マイクロ」。水に濡れても音質が変わらない優れもの。
前の「SOSホイッスル・オレンジ」は現在在庫無しとのこと。製造していないかも?

 コンパスは、前と同じ「SILVAカラビナ付きコンパス」小さくて、コンパクト。山道具やさんでは売っていない。ネットで購入。

 ナイフは、VICTORINOX(ビクトリノックス)スーベニアAL。これも前と同じ。もう一寸小さいものかと思ったが、やっぱりこれでした。秀山荘にて購入。

 ライトは、「758TG-35 LEDライト」。前は100円ものだったかも? これもネットで購入。

 以上、4点で完成。いろいろな場面で活躍するとおもいます。

 これから何年使えるか? 一生ものにしたいです。  
Posted by buntak2 at 21:00 山道具 | 近況

20110902 マナスル登山隊 壮行会

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20110902 マナスル登山隊 壮行会

 8月22日(月)知事・県議会議長への表敬訪問をした「彩の国マナスル登山隊2011」のささやかな身内の壮行会が、大宮ポプラで行われた。

 上記の表敬訪問により新聞各紙に取り上げられたようだ。

<<登山隊概要>>

■「彩の国マナスル登山隊2011」
1 目的 世界第8位の高峰マナスル(8163m)登山
2 隊長  大山 光一(おおやま こういち)62歳
  副隊長 風間  進(かざま すすむ)  63歳
  隊員  細谷 宜朗(ほそや よしあきら)61歳
3 登山期間
  平成23年9月5日(月)〜10月14日(金) 40日間
4 行動概要
  カトマンズからサマアゴン間は、ヘリコプターで移動。高度順化を図りなが ら、BC(ベースキャンプ:4850m)へ入る。その後、C1(5750m)、C 2(6350m)、C3(6750m)を設置しながら最終キャンプ(C4(7400m))を設営。雪壁やピナクルを超えてマナスル(8163m)を目指す。早ければ9月25日アタック。登頂後、往路を下山。

ps.他に「近藤謙司率いるアドベンチャーガイズ隊」http://blog.goo.ne.jp/kenken8848
     「平岡竜石隊」http://blogs.dion.ne.jp/guide/

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Posted by buntak2 at 20:00 埼玉県山岳連盟 | 海外情報