私が学生の頃、「11PM」という番組があった。

当時テレビを自由に見られる環境ではなかったが

同居していた祖母が叔母の家に泊まりに行っている間だけ

祖母の部屋に忍び込んで、見ることができた。


好んで見たのが、たしか月曜だったと思うけど

新作映画紹介のコーナー。

司会進行の大橋巨泉、松岡きっこ、映画評論家の今野雄二らが

新作映画を紹介しながらコメントを加えるのだけど

普通の映画を何本か紹介したあとに

「18禁」の映画も少し紹介してくれるのが楽しみだった。


ある日紹介されていたのが「イマージュ」という映画。

原作はジャン・ド・ベルグの小説で

SM系エロ小説としては結構有名だと思う。

主演がマリー・メンダムという女優だった。

紹介されていたシーンは2つあって

小説でいうと、「バガテル庭園の薔薇」と

「お茶とその結果」のところである。


主人公の男がパーティーで知り合った2人の女性と

バガテル庭園に行く。

年上の女(クレール?)は年下の女(アン?)をペットのように扱い

庭園のバラを取らせて、スカートをめくらせ

性器の近くをバラのとげで傷つける。

そのあと、バラをスカートの中の

ガーターベルトに挟んで隠させる。


3人は公園の喫茶室でお茶を飲む。

そのとき、アンがクレールに何かを訴えるが

「今はダメよ。お茶を飲まなかったらよかったのに」

と斥ける。

そして3人は人気のない木陰に来ると

クレールがアンに

「ここがいいでしょう」と言う。

「そんなつもりでは・・・」というアンに

「逆らってもムダよ。早くしなさい」と容赦しない。

アンは仕方なくしゃがみ込むが、なかなか放尿しない。

いらだったクレールがアンの顔をバシッと殴り

もう一度殴ったとき、ガーターベルトに挟んでいたバラが

地面に落ち、そのバラに向かってアンの性器から

オシッコが放出される。

というシーンだった。


オシッコ好きの私としては、とても印象に残るシーンだった。

そしておそらく、初めて(映画館で)見た18禁の映画が

この映画だったと思う。

のちに裏ルートでこの映画のビデオも手に入れたが

今はどこに眠っているのか、探しているところである。