ジャズ(Ub-X)

2007年06月23日

はるかな想い

今日は1曲だけに絞って紹介しようと思います。
曲は橋本一子女史の「ロマンチックな雨」に収録されている「はるかな想い」です。

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いや〜、この曲は私にとって忘れられない名曲となっています。
まあ、私の個人的な思い出はどうでも良いのですが、この曲は日産●ルーバードのCMとしてお茶の間に流れた事を思い出しますね。
斉藤ネコ・ストリングスの柔らかい弦の響きに乗って橋本一子女史の魅力的な声が流れてみます。
そして優しいアップライト・ベースとピアノが心地良い音を奏でます。
ワルツで演奏されるこの曲、とても可愛いらしくて素敵です♪
全てにおいて私のストライクゾーンの曲なのですが、途中のギターソロがまた良い!!
情感たっぷりにタメを効かせたアコースティック・ギター、う〜ん思わずうっとりと夢見心地になってしまいます♪
後半は転調をしてさらに優しい響きになっています。
エンディングは永遠に続く夢を感じさせる構成になっていて、何度でも聴きたくなってしまいますぅ〜!
また、このテイクでは控えめで演奏されるドラムスにも注目して欲しいですね。
かくし味的効果を発揮しています。
この辺が上手い作りなんだよな〜

で、今改めてアルバムジャケットを見てみると・・・、え、1992年製作って。。。
もう15年も前になってしまうんですか!
いや〜、早いモンだな〜!

そしてこの曲がカラオケ店のリストに入っていた事を思い出して、嬉しくなってしまった私です♪

そうだ!、今日は橋本一子女史の現在のグループUb-Xのライブが開催される日、まだ間に合うかも?
急げ〜〜〜!!!





私の演奏はこちらからお聴きになれます

私の演奏集

今日は少しアブナイ曲をアップしました!

2007年06月14日

過去の記憶〜記録(2-2)

今日も昨日に引き続き6/28に再発されるアルバム「BEAUTY」について書きます。

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さて7曲目「Naja Naja」
初めてこの曲を聴いた時にはYMOを思い出してしまった私です(笑)
POPでいながらエスプリが効いたテクノですね。
一口で言って楽しいサウンドです!
現在の橋本一子女史の事務所名にもなっているこの「Naja Naja」なのですが、不思議な魅力を感じる方も多いのではないでしょうかね。
歌詞はフランス語で歌われています。
きっと橋本一子女史の思い入れがあるのではないか?と推測します。

8曲目は「Pegasas」
クラシカルなピアノのアルペジオの調べに乗って渡辺香津美氏のエレキギターが見事なソロを取る曲ですね。
広がりのある空間系の処理が見事です。
ピアノもソフトな音色から硬質な音色まで実に見事にコントロールされています。
何よりコード進行が格好良いですネ!
この曲も短いながら非常に味わいのある佳曲だと思います。

9曲目は「KITSUNE」
実はこのアルバムのハイライトと考えている曲です!
もう歌詞の通りの光景が目の前に浮かぶ事、必至です!
日本情緒に溢れた曲と言うか、お伽噺の世界と言うか、素晴らしいです!
サウンド・エフェクトも見事にこの曲にマッチしていますね。
橋本一子女史の声が一層この曲をこの曲たらしめていると言うのでしょうか・・・、何だか変な表現なのですが、この曲は橋本一子女史以外にはマッチしないという印象がする私です。
20年以上に渡って私が愛聴している曲でもあります。
この曲を聴くだけでもこのアルバム「BEAUTY」を購入する価値があるのではないか?とさえ思っています!
実はこの曲のライブ音源を持っていますが、それも素晴らしい出来で・・・同じく愛聴し続けています!

10曲目は「We Are Only Dancin'」
この曲も大好きです♪
木村万作氏のパワフル・ドラミングで始まるこの曲にギターとベースが絡み付いてきます。
このベースがカッコ良いですね〜!
左右に広がりを持ちながらフリーっぽく、時にはチョッパーを交えて実に興奮するラインを弾いています!
そしてソンセサイザーを合図に場を一変させるメージャー系の展開がまた気持ち良いです!
橋本一子女史のボーカルは官能的でありながら、大脳を刺激する魅力ある歌声を聴かせてくれます。
そしてドラムスとのデュオでお得意の歌詞不明スキャット(?)も聴けます(笑)
ワウを効かせたギター・バトルもあり楽しみ満載の曲ですネ!

11曲目は「Catch Me On Merry-Go-Round」
エンディングを飾るこの曲はシットリとピアノソロで締め括られています。
凄く耳に馴染み易いメロディで映画音楽にでも使われそうなワルツの曲ですね。
本当にメリーゴーランドが脳裏に浮かんで来ました。
人も疎らになった夜のメリーゴーランドでオレンジ色の照明がそこだけを照らしているようなイメージですね。
何処と無く物悲しいのですが、また希望を与えてくれるような優しさに溢れた曲だと思います。
電気楽器が続いた中でこのアコースティック・ピアノは本当に気持ち良いですネ♪



さて、2日に渡ってアルバム「BEAUTY」を紹介しましたが、如何でしたでしょうか?
稚拙な文章しか書けない私ですので、このアルバムの魅力が伝わったか?は甚だ不安なのですが・・・





私の演奏はこちらからお聴きになれます

私の演奏集

今日はエネスコの「組曲Op.10」をアップしました!

2007年06月13日

過去の記憶〜記録(2)

今日は6/28に再発されるアルバム「BEAUTY」について書きます。
勿論、主役は橋本一子女史です!

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このアルバムは1985年に発売されましたので、もう22年も経過しているんですね・・・
今更ながら驚きです!
この「BEAUTY」は名盤の1枚と考えている私なのですが、22年前のメンバーの才気溢れる演奏がギッシリと詰まっていますね。

さて1曲目「I Love Music」
メンバーの掛け声と共に印象的なイントロが始まります。
このイントロはもう何百回聴いた事でしょうか・・・
ドラムスの木村万作氏のパワフルな演奏が印象的ですね。
歌詞は今の橋本一子女史には珍しい(?)英語で歌われています。
パワフルなロックテイストの中にもひねたジャズテイストもそこかしこに現れていて、なかなか面白い楽曲になっています。
ギターは渡辺香津美氏がオーバードライブをギンギンに効かせたソロをとっていますね!

2曲目は「Tamare Kurawanka」
いや〜、なかなか面白い曲です!
中近東を思わせるソプラノ・サックスのイントロとシンセサイザーが不思議なイントロを奏でています。
続くドラムスのリズムパターンとベースがなかなか味なビートを出していますし、歌詞が日本語というのも面白いですネ。
曲は進んで行って、サビ部分に達すると全く違う印象がします。
深く掛かったボーカルリバーブと空間系のシンセサイザーが曲調を“別の曲なのでは?”と錯覚させるような効果を演出していますね。
ドラムスはタムでビートをとっているし・・・
そして続くギターソロのアバンギャルドな事!
このギターは藤本敦夫氏ではないか?と勝手に想像しているのですが・・・、
ソニー・シャーロックばりの素敵な演奏です♪
私はこういう演奏が大好きなモノで(笑)
ワオ〜、トランス状態に誘ってくれます〜!!!

3曲目は「Sculptured Blue」
ここではピアニスト、橋本一子女史の演奏が楽しめます♪
鍵盤を叩いてビートを出しまくるのですが、ブラインド・テストではもしかしたら坂本龍一氏の曲と聴き間違えるかも知れないですね。
メロディはソプラノサックスが担当していますが、抽象的な曲の面白さが味わえます。
想像力を発揮して聴いて欲しい曲ですネ!

4曲目は「Pachacamac」
私はこの曲を聴いていると何故かチャイコフスキーを連想してしまうのですが・・・
どうしてかな?
面白いのはサンプリングされた「ふぅ〜」というボイスですね!
このボイスは曲中延々と繰り返されます。
それが不思議な効果を持ってジワジワと効いてきますね。
ギターはフラメンコかアラビア風を思わせるエキゾチックなフレースを弾いています。
シンセサイザーはアナログ感を残した音ですが、この音が曲調にマッチしていますね。
今風のドンシャリ感の強い音はクリアではあるのですが、この曲には今一つ合わない気がします。
壮大な砂漠の中を行進しているかのようなイメージが沸きます。
何だか映画音楽に使われても良さそうな雰囲気ですネ♪

5曲目は「Cinnamon And Clove」
爽やかなアコースティックギターのイントロで始まる曲なのですが、いざ歌が始まると有り得ない(?)シンセノイズがビートを刻みます!
またまたこれが快感に変わって行くのですが・・・(笑)
単なるボサノバタッチの曲にしないところがニクイですね♪
肩の力が抜けた橋本一子女史の気持ち良い歌が楽しめます!

6曲目は「Romantic Blue」
おっと〜、これでBlueは2曲目です。
Blueという色はこのアルバム・コンセプトでもあるのかな?
今度は一転してクラシカルタッチのピアノソロの演奏です。
複雑なハーモニーから醸し出される色は濃い藍色を連想してしまう私です。
ドビュッシーの曲の様でもあり、もっと現代的なメシアンのハーモニーに似た曲でもありますね。
それにしてもタッチの美しい事!
力強いタッチから繊細なタッチまで見事に弾いています。
流石の演奏です!



今日はもう時間が無いので、続きはまた次回にします。
最近はまとまった時間が取れなくてブログ更新も大変なんですが・・・
何とか頑張ります!

そうそう、橋本一子女史の声がネットラジオにアップされました!

ここをクリックしてお聴きになれますヨ♪






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私の演奏集

今日はエネスコの「組曲Op.10」をアップしました!

2007年05月21日

過去の記憶〜記録(1)

私の応援しているグループUb-Xでピアノを担当している橋本一子女史の昔のアルバムが再発売される事に決まったそうです。

そこで改めて昔のCDを引っ張り出して聴いてみる事にしました。
今日はこのアルバムを紹介します。



「Je m'aime」です。

1曲目:「ジュ・メーム」
柔らかいストリングスの美しいイントロから曲は静かに始まります。
春を感じさせるワルツの調べに乗って、橋本一子女史のボーカルが流れてきます。
声質は現在とは違い、少し軽いように感じますね。
ピアノやベースで少しづつ厚みのある演奏になって行きます・・・
フランス語の歌詞とワルツが気持ち良くマッチしていますネ♪
そして、現在はUb-Xでドラムスを担当している藤本敦夫氏のアコースティック・ギターがトレモロ・ピッキングでアクセントを付けていきます。
ギターはオブリガードをして行き、気持ち良さを拡げてくれます!
夢心地の中、曲はフェード・アウトを迎え、・・・
因みにこの曲は丸井のCMソングとして使われましたネ。

2曲目:「ナジャ・ナジャ」
意味深なタイトルですね(笑)
曲はポップ調で少し時代を感じてしまいました。
打ち込みサウンドが全体のリズムを司っていますね。
でも隠された秘密がありそうで、聴き度に発見があって面白いですね。

3曲目:「ハートはダイアモンド」
この曲もポップ調ですね。
この曲では藤本敦夫氏のマルチ奏者ぶりが目(耳?)を惹きますネ!
終始気持ち良さを演出しているアコースティック・ギターのストロークもそうですが、ベース、サックス、バイブラフォン、タンバリンと大活躍です!!!
橋本一子女史はお茶目なボーカルを披露して、キュートな魅力を振りまいてくれています♪
気持ち良い〜〜〜!

4曲目:「NO NOボーイフレンド」
面白いのはメロディの跳躍ですね。
“エッ!?”と思わず思ってしまう音跳躍があったりして、面白いです!
歌詞もシュールさが見えて、イイですね〜♪

5曲目:「夢の羽根」
可愛いピアノのイントロで始まるこの曲、好きですね!
ベースも時折見せる3連符が気持ち良いな・・・
結構この曲には隠し味(?)があって、聴き流してしまいがちなのですが、少しだけギターに注意して聴いて欲しいですね。
なかなか面白い事をやっています♪
橋本一子女史のボーカルは伸びやかに楽しそうに歌っていますね!
そして何と!この曲では彼女の口笛も聴けます!
楽しそう♪
ウキウキしてしまいます!

6曲目:「イザベルの未来」
これはイサベル・アンテナを意識した曲なのでしょうか?
何となくそんな印象を受けました。
8ビートで力強く演奏される曲ですね。
曲中に色々な仕掛けがあって凄く楽しめますネ!

7曲目:「スイート、スイート、ダイヤモンド」
ん〜、“イケイケ”サウンドですネ!
この曲でも藤本敦夫氏のキレのあるカッコイイギターが炸裂しています!
粘りのあるプレーは最高です!!!
橋本一子女史のボーカルは妖しい魅力で、ダークでクールば雰囲気がとても良いですね♪
そういえば昔、この曲ばかり聴いていた時期がありました(笑)

8曲目:「SEED」
この曲はポップで可愛い曲なのですが、少し不思議な感じがしますね。
きっと面白いコード進行に由来するのですが、曲そのものに面白い浮遊感が漂います。
シンセサイザーの色付けがその効果を後押ししているのでしょう。
この曲ではフレンチポップ風のキュートなボーカルが聞けます♪

9曲目;「夢見る動物達」
何だか懐かしいシンセサウンドで幕が開ける曲です。
その後はピアノの弾き語りで美しいボーカルが流れて来ます。
曲が進むに連れてカントリー調の展開を見せるのですが、一辺調子にならないのが橋本一子女史の魅力でもありますね!
色々な展開を見せて楽しませてくれる曲です。

10曲目:「きつね」
一言、“素晴らしい!
この曲を聴くためだけにCDを購入しても間違いありません!!!

11曲目:「羽根の気持ち」
キュートですね!
囁くように歌われる出だしのボーカルも良いですね。
この曲はストリングスが凄く効いています。
優し包み込むような弦の響きが出色です!
本当に楽しそう♪

12曲目:「チューズデー・モーニング」
何だろう、何処と無くカーペンターズやビートルズを思い起こさせる感じですね。
全体的にブラスの厚みのあるサウンドが特徴的ですね。
ギターはテレキャスターかな?、ストラトキャスターかな?
少し歪み系のエフェクターを使っていますので、単純な綺麗系なサウンドとは一味違ったイメージに仕上がっていますね。。
サウンド・コラージュといった感もあります。
そしてエンディングはグッとしっとりしたピアノの弾き語りになって・・・
ん〜、心に染みますね〜!!!


このアルバムを聴いたのは久しぶりなのですが、当時とは私の耳も変わっている(ん、退化している?)ので面白い発見があったり、当時は気が付かなかった事に耳が止まったりで・・・とても楽しめました!

そして、昔の曲を聴きのは、“あの頃にあんな事があったな・・・”とか、“あの頃はあんな事を考えていたな・・・”なんて、思い出してしまうんですね(笑)

このCDは6/27に再発売されるそうです。





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私の演奏集

今日はベートーベンの「悲愴 第一楽章」をアップしました!

2007年05月14日

言葉で語られるジャズ

最近、ようやく手に入れました!
Jazz Today No.37!




今回は私の熱烈応援しているグループ、Ub-Xの特集が組まれています!
巻頭から8ページに渡ってメンバーへのインタビューが載っています。




縫い目のない親和力/響きの坩堝(るつぼ)という副題があって、否が応にも期待が高まってしまいます!

で、気になる記事を読むと・・・

ジャズの今まで辿ってきた変遷から語られていて、私の思っていた事がズバリと書かれていました。
確かにジャズは今までコード〜モード〜マイルス革命〜コルトレーン革命と歩んできました。
コルトレーン後は約40年間、試行錯誤を繰り返すものの決定的な革命(進化)には至っていないと思います。
音楽的束縛を逃れフリーに至るものの方法論としては行き詰まりの感も否めず、寧ろ原点回帰主義やクラシック(?)の現代音楽の方法論の方に分があった様にも思えます。
時代は進んで16ビート音楽〜ワールド・ミュージック〜ヒップホップ〜ラップ・・・、とその主流を変えて来ましたがジャズがそれらの音楽と融合しても、それは亜流としか思えませんでした。
ではどんな方法論があるのか?
その一つを実際の音として表現してくれたのが、前作「Ub-X」ではなかったのか?と思っています。

Ub-X

メンバーでもあるベース担当の井野信義氏は日本ジャズ界に於いて、数々の素晴らしい演奏をしてきた大ベテランでもあります。
その井野氏がが語るジャズ進化論には、“ナルホド!”と頷いてしまいました。
その中で一つ面白かったのは、作曲を担当している橋本一子女史の作曲プロセスなのですが、「初めにメンバーありき」というスタンスで作曲をしているという事ですね。
とかく作曲となると作曲者の想いが強く滲み出てしまいがち(私だけかな?)なのですが、メンバーという「人間」を第一に考えて作曲しているという事がUb-Xというグループ(←これ重要)の根底にあるのでしょう!
それがあるからこそ、グループとして完成度の高い音楽が生み出されているのだと思います。

そして記事は橋本一子女史のジャズを始めた頃の面白いエピソードへとつながっていきます。
更に活動中断期〜再開時の苦しい(?)エピソード、1stアルバム「Ub-X」を生み出す苦労話と続いて行きます。
この辺りは読んでいてとても面白く、楽しいですネ♪
メンバーの皆さん、すみません(笑)

そして記事はいよいよ新作「Vega」の話題へと進みます。

Vega

ここで感心した事は1stアルバム「Ub-X」と新作「Vega」は繋がっているという考えでした。
私は今までその様な考え方でこの「Vega」を捉えた事はありませんでしたので、とても新鮮に思ってしまいましたね・・・。
早速、続けて聴いてみたのですが、ナルホド、、、確かにそう言われれば繋がっていますね。
非常に的を得た考え方で感心しる事しきりでした。

その他に面白いと思ったのは「女脳」というコンセプトです!
非常に鋭い着眼点です!
このインタビュアーは凄い!!
正しく自然突発的なインプロヴィゼーションを表わすこの「女脳」なる言葉、名言ですね!
ドラムスを担当している藤本敦夫氏が仰っているように、“自由でいられて”、“自然に思い切り演奏出来る”、“無意識に任せて出る”その事が先程の作曲方法と相まって世界で1つしかない「Ub-Xワールド」を作り出しているのでしょう。

それにしてもジャズを言葉で語って、これほど楽しかった記事は久しぶりでした!
未だ、このフリーペーパー「Jazz Today」は各所に置いていると思いますので、是非手に取って読んで欲しいですね!
楽しいヨ♪
(でも今号をもって休刊になってしまうんだよな・・・とても残念です!)

Jazz Todayを読みながら巫女的な音楽集団Ub-X(笑)を是非お聴き下さい!





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私の演奏集

今日はエリオット・カーターの「ピアノソナタ」をアップしました!

2007年05月10日

今更ながら、祝1位!

私が強力に応援しているグループ、Ub-Xが先日渋谷タワーレコードで日本人ジャズ部門1位を獲得したそうです!
やった〜!
とても嬉しいです♪
最新作“Vega”発表から数週間しか経っていないのに、この大躍進ぶりには驚きます!

Vega

このアルバムには進化し続けるUb-Xの今の姿が凝縮されています。
繊細で緻密に構築された曲、ダイナミックで豪放に演奏される曲、一聴すると“フリージャズ?”と錯覚するかのようなアナーキズムに溢れた曲、何処までも深く心に染み渡る深遠な曲、晴れやかな空の下で朗々と無邪気な子供の様に演奏される曲、大人の雰囲気を感じさせるアダルトな曲・・・、
その全てが進化途中にあるUb-Xの現在の姿。
その一瞬を捉えた見事なアルバムであると思います!

未だ、お聴きになっていない方は是非お聴き下さい!
全て聴き終わった後には、きっともうUb-Xの虜になっていると思います♪

そうそう、明日5/11は新宿ピットインで“vega”発売記念ライブがあるそうです!

2007年04月19日

進化したUb-X・・・(2)

昨日聴いたUb-Xの2ndアルバムの興奮が未だ冷め遣りません!

Vega

昨日は興奮状態で冷静な記事が書けなかったので、一日経った今日はもう少し慎重に音を聴く事ができるかな?
そんな訳で、今日は“Vega”レポート第二弾です!
(曲名も見て昨日の印象と比較してみます)

1曲目:「Call Me」
そうか、これは何処からか遠く分からない場所からの呼び声をイメージした曲だったのですね。
何となくイメージが掴めました。
私のイメージでは深海の中から呼んでいるイメージです。
中間の深めにリバーブをかけたベースソロがそうイメージさせるのかも知れませんね。
ここでのベースソロは他の部分とは違ってとても深みのある音がします。
ピアノソロは左手のリズムが正確に刻まれていて、右手のソロは抽象的で、何かがヒラヒラと降り注いで来るイメージがします。
ドラムスの複雑なリズムが一層その情景を浮き立たせていて、全体として素晴らしいまとまりを感じます。
ベースのパターン化されていないラインも刺激的で、この曲に不思議な浮遊感を齎しています。


2曲目:「Nova」
そうですか、タイトルは「Nova」でしたか。
ポルトガル語で「新しい」を意味する言葉ですよね、確か。
勿論、ボサノボの「Nova」の意味合いもあるのでしょうが、私はUb-Xがこれからやろうとしている新しい試みの意味も含まれているのでは?と感じました。
(決して駅前留学の英会話教室の宣伝ではないでしょう)
その新しい試みでしょうか、初の男性ボーカル登場です。
注目のボーカリストはドラマーでもある藤本敦夫氏です。
甘いピアノの響きがとても印象的なピアノのイントロに始まって、いよいよ初の男性ボーカルの登場です。

上手い!、そして味のある渋い声!
何とも言えない大人の雰囲気に変えます。
ユニゾンで橋本一子女史と歌い上げるパートはジワジワと盛り上げて、ブラジルの夜を連想せずにいられません!
更にサビは混声コーラスで広がりのあるコーラスにしています。
(ライブではこのパートをどう演奏するのかも楽しみです)

続いて強力なピアノソロでいつものUb-X色が爆発します。
良い意味で既存のUb-X概念を覆す、進化を見せ付けた見事な構成を持った曲だと思います。


3曲目:「Life Is」
そうですか、「人生とは」という深遠なテーマの曲でしたか・・・。
この曲を魅力的にしているのはベースのフリーな音ですね。
正に感性のみでインプロヴァイズしているであろう、井野信義氏の弓弾きが深いテーマである“人生”を象徴しているかの如くです。
そして各楽器の音がとてもクリアで素晴らしいですね。
演奏者は勿論、エンジニアの方々も相当苦労したのではないか?とさえ感じてしまいます。
曲はダイアニック・コードから逸脱する事はなく安定感があるのですが、単調に聴こえないのは音色の深みと、ベースのフリーな演奏によるところが大きいのではないでしょうか・・・。


4曲目:「zizi」
“Vega”中、一番のポップさを感じさせる曲ですね。
「zizi」って確か、映画「魔女の宅急便」に登場してくる黒猫の名前じゃなかったかな・・・?
凄く悪戯っぽくてキュートなイメージが浮かんできました。
ベースのハーモニクスがポップさを一層強調しているのでしょう、端正な2ビートラインを弾いてビートを牽引しています。
ピアノソロはキレがあり、コード感を残しつつもリズムに大胆なアプローチを仕掛け、ジャズピアノ好きには溜まらない刺激に満ちたソロですね!
ドラムスも決して単純なシンバルレガートだけには収まらない自由なインプロヴァイズをしていて、こちらも刺激的ですね。
それにしてもシンバルワークの繊細さには舌を巻きます!
一頃のパット・メセニー・グループに在籍していたポール・ワーティコを連想してしまいました。


5曲目:「Aventure」
そうか、アヴァンチュールでしたか。
しかし、出だしのピアノの美しい響きは素晴らしいですね。
ドラムスは抑揚を効かせた繊細なシンバルワークを見せ、ライドシンバルの音色の美しさが際立って見事です!
ベースはやはり薄くコーラスをかけたエレクトリック・アップライト・ベースを使用しているのでしょう。
時にリズムフリーを感じさせるスペーシーな演奏をしています。
ソロは三者三様が絡み合ったソロですね。
ビートは存在しているのですが、その存在を感じさせない大きな広がりのある演奏ですね。
斬新でいて、なおかつ今までのUb-Xをサウンド・コンセプトはそのままに残した演奏ではないでしょうか?
それにしてもソロの盛り上がり方は素晴らしい!
ダイナミクスもピアニッシモ〜フォルティシモまで広く、Ub-Xが考える「美しさ」とは何かを知るには格好の曲ではないでしょうか?
出だしとエンディングが同じハーモニーというのも面白いですね。


6曲目:「Mais Que Nada」
超有名曲ですね!
ファンキーなピアノのイントロで始まり、ラテンタッチのドラムスと地を這うような(?)16ビートのベースが疾走します!
“オ〜、アリアリア〜、オ〜”とメンバーの混声コーラスで歌われ、嫌が上にもこの有名曲へのアレンジへの期待感が高まります!
そして、

“!”

大胆なリハーモナイズが施され、原曲にあったコード感は一層されていて、モード曲になっています。
サビ部分に見られるシンコペーションがクールで最高にカッコイイ!!
ピアノソロはブルーノートが多用されたファンキーなソロで、橋本一子女史のルーツや多様性を感じさせるソロですね。
この曲をライブで演奏したら相当盛り上がるでしょうね・・・。
私も大好きな曲だけにこの曲のアレンジには注目していたのですが、まさかこんなアレンジだったとは、思いもよりませんでした!
ん〜、何度でも聴きたいアレンジですね。


7曲目:「The Girl From Ipanema」
リズムやコードを聴いている限りこの曲が「イパネマの娘」を気付く人がどれだけいるのでしょうか?
歌詞があって初めてこの曲が「イパネマの娘」であったのか?と思う程の大胆なアレンジがされています。
ボサノバというよりはフランス映画で使用される音楽に近いのではないでしょうか?
橋本一子女史の歌う肩の力が抜けたウイスパー・ヴォイスは、何とも魅力的で唯一無二な存在感を醸し出しています。
藤本敦夫氏とのデュエット・パートは大人の女と男のロマンチックな雰囲気を感じさせ、静かに流れるピアノの音色と絶妙に絡み合い、この曲の持つ魅力を更に高めています。
合間合間でリバーブを深くかけたり、様々なサウンド・エフェクトを駆使したエンジニアの腕の見せ所にも注目して欲しいですね。
ゆっくりしたテンポも新鮮で、単なるバラードに終わらせないメンバーの演奏技術の高さに裏打ちされたアレンジの素晴らしさ。
サウンド・エンジニアのアイデアやテクニック。
その全てが一体となった奇跡的好演ではないでしょうか?
一言、感動しました!


8曲目:「luziluzir」
「luziluzir」って何だろう?
語感からするとポルトガル語っぽい気がしますが、ポルトガル語辞典が無いので分かりません(笑)
でも演奏は気持ち良い程の暴れっぷりですね。
キッチリしたビートでドラムスがガンガン叩いています!
こんな曲も好きですね。
そして一瞬の間を空けてUb-Xでは初公開になるエレクトリック・ピアノの音に驚きます。
ここで藤本敦夫氏の声が再登場です。
エレクトリック・ピアノは決まり切ったビートを奏でるのではなく、時にフリーに、時にフォルテで・・・とアコースティック・ピアノにはない音色で空間を支配します。
意表を突いたアレンジですね。
そして、再びドラムスが活躍するテーマへとなだれ込み・・・
構成の面白さが味わえる曲ですね。


9曲目:「Homeless In Home」
そうですか、この曲が「ホームレス・イン・ホーム」でしたか・・・。
私は曲名を知るまでは深い水の中をイメージしていたのですが・・・
曲名を知ってからは深い愛情をイメージするようになりました。
ピアノはかなり深めのリバーブをかけて、現実から離れた夢心地の世界を感じさせてくれます。
もしかしたら、ホームレスが夢で見る暖かい家庭をイメージしたのかも知れませんね。
ピアノにも薄くディレイをかけているのでしょうかね?
厚みと奥行きのある音に仕上がっています。
ベースはくっきりとした最低音を弾くシンプルな演奏なのですが、時折見せるグリッサンドに味を感じます。
この曲で面白いのは何と言ってもドラムスのビートでしょう!
ピアノとベースのユッタリとした大きめのリズムとは対照的に細分化されたパルス。
その対比がとても刺激的で、既存のジャスの範疇に収まらないUb-Xの本質を感じる事が出来ます。
しかし、この曲も美しい!
前作の「Bona Dea」もそうでしたが、この曲でも更にUb-Xの考える美しさを追求した曲になっている気がします。


2ndアルバムは前作より更に進化し、より等身大になったUb-Xが聴けると思います。
既存のジャズとは一線を画し、グループとして進化して行くUb-X。
今後更にどんな方向に進んで行くのか?
ますます目が離せなくなりました!

昨日と同様にこの言葉で締めたいと思います。
Ub-Xのメンバーの皆さんは勿論の事、この素晴らしい演奏をCDにしてくれたエンジニアの皆さんやスタッフに皆さん、eweレコードの皆さんには感謝しております。

素晴らしい音楽を有難うございました!!

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私の演奏集

今日も私のオリジナル曲をアップしました!

2007年04月18日

進化したUb-X

今日はその発売を一日千秋の想いで待ち望んだUb-Xの2ndアルバム“Vega”の発売日でした。

Vega

逸る心を抑えて早速聴きました!
その第一聴印象をレポートします。(曲名は先入観を避けるために敢えて見ておりません)

1曲目:ピアノとヴォイスによる静かなイントロ〜次第にグルーブ感を増してくるベースとドラムス。
突如深めにかかるリバーブで一瞬のトリップを経て、フォルテで引き締まるリズム。
ベースの弓弾きによる幻想的なソロ、浮遊感がとても気持ち良いです!
倍音が効果的に強調されていてとてつもない広がりを感じます。
高音部に集中したピアノソロ。抽象的なのですが決して流れから逸脱した感じはしません。
絡みつくドラムスのシンバル、ポリリズムがふんだんに使われていて繊細さの中に秘められた知性を感じます。


2曲目:甘いピアノの響きがベースとドラムスの穏やかなリズムと混ざり合い、至福の時間が始まります。
それにしても美しいコードの響き!
意表を突いた男性ボーカルで今までのUb-Xには無い展開に一瞬驚きます。
途中から橋本隊長との見事なデュエットで魅了します!
もう気分はブラジルの夜ですね。
サビは混声コーラスでパンを強調し、左右のスピーカーから広がりを持って溢れ出ます。
そしていきなりの高速ピアノソロで盛り上げてくれます!
進化したUb-Xの新たな魅力を確認出来る曲ですね。


3曲目:ユッタリしたバラ−ド調で始まります。
何時になくクリアな歌詞が新鮮です。
とても繊細なシンバルワークが静かに、そしてまるで花吹雪が舞うかの如くキラキラとして降り注ぎます。
ベースはまたしても倍音を強調した弓弾きでフリーなラインを奏でて、この曲に一層の彩りを添えています。
しかし、囁くような英語で歌う橋本隊長のヴォイスは久々のような気がします。


4曲目:ここで初めてビート感が前面に出た曲の登場です。
ベースは一転してハーモニクスを混ぜた流れるような正統派ラインを聴かせてくれます。
テーマが終わり、ピアノソロに突入しますが、ビート感を抑制してリズムフリーとも思える展開にしているみたいですネ。
相変わらずキレのある素晴らしいピアノソロです!
ドラムスもこのソロに触発されたかの様な、自由でスペース感を持った演奏をしています。
この曲がここまででは一番ポップな曲でしょうね。


5曲目:出だしのピアノのハーモニーで一瞬にして引き込まれました!
何と美しい響き!
盛り上げるドラムスの見事さも特筆するに価します!
ベースは薄くコーラスをかけているのでしょうかね?
エレクトリック・アップライト・ベースを使用しているのでしょうが、音に広がりを感じます。
途中はもうピアノ・ソロと言うよりは三者三様のソロと言った方が良いでしょうね。
この部分だけを聴くと、“フリージャズ?”と錯覚してしまうかも知れません。
尋常じゃない盛り上がった演奏を聴かせてくれます!
ダイナミクスもピアニッシモ〜フォルティシモまで広く、Ub-Xが考える「美しさ」とは何かを知るには格好の曲ではないでしょうか?


6曲目:“オッ!”
ファンキーなピアノのイントロで始まるこの曲は!
ハイハットのビートがリズムを強調し、続くのは聴き慣れたあのフレーズ。
“オ〜、アリアリア〜、オ〜”がメンバーの混声コーラスで歌われます。
ベースが16ビートでカッコ良い!
一瞬ジャコパスを思い起こしてしまいました。
大胆なリハーモナイズが施されたアレンジです!
ピアノソロはいつになくブルーノートを満載したファンキーなソロです!
カバー曲でもUb-X色に染め上げてしまうのは、三者とも技量があるのは当然の事、グループとしても真の実力の為せる業なんですね・・・。


7曲目:“これは、何?”というのが第一印象です。
曲を聴いているうちに分かったのですが、“えッ、イパネマなの?”といった驚きがあります。
ボサノバのビート感を取り払った静かなバラード調になっています。
こちらも原曲から大胆なリハーモナイズをしてUb-X色を前面に出しています。
サビで聴けるウイスパー・ヴォイスは、大人の女と男のロマンチックな雰囲気十分です。
このテンポで演奏すると単調になりがちなのですが、ベースの抜群の安定感と細分化されたビート感のブラシワークで全く単調さは感じず、最後まで耳が離せない演奏です。
魅力的な演奏と言うのはこういう事を言うのでしょうね・・・。
“こういうアレンジもあったのか!!”という驚きを隠せませんでした。

8曲目:前の曲の浮遊感から一転して、ビート感が強調された曲です。
ドラムスの暴れっぷりが気持ち良いですね!!
ノッケからガンガン行っています!

“えッ!”

一瞬のブレイクの後で意表を突く展開が・・・。
何と、初のエレクトリック・ピアノの登場です!
“ん〜、こう来たか・・・”

テーマの再登場・・・、
そして、エンディングは・・・。

構成の見事さに脱帽ですね!


9曲目:全体にリバーブを深めにかけた演奏が深い水の中をイメージさせてくれます。
ピアノとベースはユッタリとした演奏なのですが、ドラムスはビート感を強調した演奏ですね。
その対比がとても刺激的で、単なる表面的な美しさを追求していないところにUb-Xイズムを感じます。
しかし、この曲も秀逸で前作の「Bona Dea」を連想してしまいました。
半音でぶつかるテンションのコードの美しさは特筆ものですね。


ここまでが、曲名も見ないで何の先入観も持たずに聴いた私の印象です。
(曲名は後でチェックします)

全体的には前作より更に進化したUb-Xが聴けたというか、Ub-X等身大の音楽に触れる事が出来たという印象です。
アコースティックだけに拘らない姿勢、男性ボーカルや、コーラスをふんだんに取り入れた事によって拡がった音楽観が、ますます刺激を与えてくれました。
そしてUb-Xのメンバーの皆さんは勿論の事、この素晴らしい演奏をCDにしてくれたエンジニアの皆さんやスタッフに皆さん、eweレコードの皆さんには感謝しております。

素晴らしい音楽を有難うございました!!

じっくり聴き込んだレポートはまた後程書くつもりです。

Ub-Xのブログはこちらからどうぞ





私の演奏はこちらからお聴きになれます

私の演奏集

今日も私のオリジナル曲をアップしました!

2007年01月26日

本日“ライブドア”ブログデビュー!

今日初めてこの“ライブドア”ブログをスタートさせます。

日々私が感じる音楽について書いて参りたいと思います。どうぞ、ヨロシクお願いします。

初日の今日はUb-Xについて語りたいと思います。

Ub-Xはメンバーがピアノ=橋本一子、ベース=井野信義、ドラムス=藤本敦夫の3人からなるピアノトリオなのですが、時にアナーキーに、時に凶暴に、そして時に優しく包み込むように、様々に変化して私を魅了します。

Ub-X

初アルバムとなったUb-Xは今までのピアノトリオには感じられなかったダイナミックさがヒシヒシと伝わって来て、“絶対に生で見たい”と感じさせるインパクトを持っていました。

1曲目から“来るぞ、来るぞ・・・”と思わせるスリリングな展開に持って来て、ドーパミンが出っぱなしになります。

特に橋本一子女史の意味不明なボーカル(何と言うのでしょうか、ウイスパーヴォイスとも違うし、スキャットとも違う摩訶不思議な歌詞です)に引き寄せられて、アッという間に1曲目は終了してしまいます。

三者三様の巧みな演奏に魅了されて気が付けば、いつの間にかエンディング曲になだれ込みます。

時間を意識させない演奏は正に演奏者の鑑!(?)

摩訶不思議なヴォイスは第4の楽器とも言えるのかも知れませんね。

そのヴォイスが導くUb-Xの音楽はエンディング曲に到達します。エンディング曲は私がこのアルバムで一番好きな「Bona Dea」。

どこがテーマでどこがアドリブなんて事は一切無視して、ただ音の流れるままに身を任せると、そこは至福の時間があるだけです。美しく透明感と浮遊感のあるピアノの音色にベースとドラムスが絡みつくように、曲を包み込んでいきます。
初めてマイルス・デイビスの「ネフェルティティ」を聴いた感じに似ています。

まだ、このアルバムを聴いた事がない方は是非聴いてみて下さい。

Ub-Xの公式ホームページはこちら

橋本一子女史のブログはこちら

井野信義氏のブログはこちら

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