とある窓拭きのぶらぶらライフ

窓拭き&各種ロープ高所作業etc.の仕事をしています。 日々の仕事や、道具の事など、好き勝手に書いてます。東京→大阪。

2015年06月

続きまして、また新たに購入した道具の紹介。

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一見普通の巻き養生・・・
ホームセンターで見た事のあるようなクリップが付いてますね。
きっとこれはロープを挟むものなんでしょう。

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開くとこんな感じ。
ピンときた方は鋭い。
マジックテープの付き方が変な気がしませんか?

実は・・・

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伸びたー

ノビタ。。

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通常は40cm
「ノビタ」と唱えれば、80cmになる便利な養生です。

お気づきかもしれませんが、「ノビタ」状態だと布の厚みも半分になるので、ハードな使用にはご注意ください。(とのことです)

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こちらでお求めになれます。

今ならカラフルでオシャレなカラーの在庫(!!)がたくさんありますよ。

10,000円以上購入で送料無料とあって、僕もカラフル養生に手を出してしまいました。

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現場に忘れてくる事はなさそうです。 

ガラス屋(窓拭き屋さんのことを業界ではこう呼ぶ)の命である、スクイジーとシャンプーを収納する筒。
刀でいうなら鞘。
人それぞれ好みで色んなモノ使ってますよね。

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これは筒じゃなくて「ホルダー」 だったり
「バケット」だったり
「バケモン」だったりと、ちゃんとした呼び名があるのです。




え?バケモン??

化けモン?
 
というわけで、遂に買ってしまいました。

以前に紹介した、

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の主力商品。

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バケモン

僕は頭が柔らかいので、だんだんバケモンの顔に見えてきました。
かわいらしい顔ですね。
みなさんどうでしょう?

今まで使っていたバケットと比較してみましょう。

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身長はほぼ同じ。肩幅がだいぶ違いますね〜

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胸板は薄めのようです。

ちなみにホルダーの代名詞的存在のSSホルダーはこんなやつ

SSホルダー(黒)(中野企業)

SSホルダー(黒)(中野企業)
価格:5,292円(税込、送料別)


合皮で出来ていて高級感がありますね。
こちらも人気商品です。
元々いた会社の支給品はSSホルダーでしたね。

次に使い始めたのが今のバケット。

セーフティーバケット オレンジ(コンビ用)

セーフティーバケット オレンジ(コンビ用)
価格:5,184円(税込、送料別)


ロープ降りる際に水を入れますが、SSホルダーよりはたくさん入るのです。
SSホルダーは水を入れての使用は本来禁止ですし・・・

そして今回購入した・・・

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シャンスクを飲み込んでます・・・ゴックン。
バケモンですね。




何がバケモンなのか。
それは、入る水の量です。

シャンプーやスクイジーを収納しない状態で、溢れないギリギリまで入れて量ってみると・・・

今使ってる黒×オレンジのセーフティーバケットは約1.2L。

バケモンは、なんと約2.1Lも入ります。

実際はシャンスクを入れるので、入る水の容量比は実際の数値以上になります。

これだけ水が入れば、夏場のカーテンウォールも安心ですね。
ブランコにバケツを吊ったものの、ロープに装着する際、誤って道路にぶちまける危険も減りそうですw

シャンプーには最低限の水が含まれてればいいわけで、毎回ホルダーの水にシャンプーを浸していれば、貴重な水があっという間になくなってしまいます。
一般的にはシャンプーを毎回絞ったりするわけですが・・・

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こうやって置く事もできるんですね。
シャンプーとスクイジーが合体した「コンビ」であればこれが可能です。
シャンスクでも無理すれば出来なくもない?

実は、現在使用中のセーフティーバケットでも同じ事ができます。

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コンビのブレードやパイプとチャンネルの間に隙間が無いと出来ませんが・・・
ハッスルズならこれが出来ます。

バケモンにはノーマルタイプとワグタイプがあります。
お使いの道具に合わせてお求めください。

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早く現場で使ってみたいです。

埼玉県川口市の某所。
バイクで1時間半ほど走って、ロープアクセスの国際資格であるIRATAの体験講習にいってまいりました。
 
最近はガラス屋でもロープアクセスの装備で作業されてる会社をよく見かけます。
ロープ作業も法令化されますし、ロープアクセスの知識や技術を身につけるのは、安全性や作業の幅が大きく広がるといった観点からも、これからますます重要になっていきそうです。

と、前書きはそれくらいにして・・・

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こんな感じの施設。(写ってない部分にも色々ありますよ)
ここでトレーニングを積んで、IRATAの試験を受けるわけですね。
試験もこの会場で行なわれます。
関東はここ。関西にも兵庫県の加古川にトレーニング施設があります。

ちなみに、写真撮影を快く許可してくださいました。
途中から半ば撮影会みたいに・・・

IRATAとは何なのかについては、ググっていただければ、それなりに情報が出てくるのでそちらに御任せするとして。

今日の体験講習で学んだ中で、重要だと思った点を書き連ねていきたいと思います。 

IRATAの特徴として、ヨーロッパ規格を通った道具を用いることが前提。
あとは、常に2ロープか2ポイントで繋がった状態が必要なこと。

窓拭きのロープ作業はブランコ作業とも呼ばれ、ポリロープの時代からブランコに下降器(シャックルやジェットマンやその他諸々)を取り付けて、それに乗り込んで作業していましたが、 それ(だけ)だとNGだということ。

パラレル(メインロープとライフラインを用いる)なのは言うまでもありませんが、ライフラインには繋がっているものの、ブランコと自分のハーネスが繋がっていませんよね。
ブランコに乗り込む時にミスをすればライフラインに宙づりになるリスクがあります。

ハーネスの下降器取り付ける場所にランヤード(カウズテイル)を装着して、ブランコ板に取り付けた下降器のカラビナ等に接続する必要があります。
それも、いざブランコ板から滑り落ちたり、板が破損した場合でも、下降器に手が届くような長さにランヤードの長さを調節しておかなければいけません。 

現実的には、ブランコ板に乗り込む前に(降ろす前に)、カウズテイルの長い方をセットしておいて、乗り込んだら短い方(ちょうどいい長さ)を装着という形になるでしょうとのことでした。

あとは、降りるときも登るときも、フォールアレスター(墜落防止器具)の装着が先。外すのは一番最後。
これは考えればすぐ分かりますね。
器具自体も常に高い位置にあるように。
これはペツルのアサップロックが他社製品と比べて優位な点です。

今回の装備としては、ロープ以外はペツル社の製品を使用しての講習でした。

ハーネスはアバオボッドクロールファスト
下降器はアイディ
フォールアレスターはアサップロック
アッセンダー一式もペツルのもの。
 
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逆光が凄まじいですね・・・

お尻にくっついているのはポディウムというブランコ。
ワークシート等とよばれます。
これがあればハーネス下降による大事なモノ付近の痛みもおこりません。
IRATAの講習で使うこともあるようです。
通常のブランコとして使うシーンは無さそうですが。

普段ブランコ作業に慣れていると、ハーネスでの下降は(特にパラペットを乗り越えてぶら下がる瞬間)練習が必要ですね。
やりやすいように、外側にはフットループがぶら下げてありました。
ここに足をかけて、徐々に下降器に体重を移していきます。
慣れれば必要ないです。

そして下降。
講師による注意事項を。

どの下降器もそうですが、基本的には下降器の下から出てるロープを握って、その握る力を変えて速度をコントロールします。
シャックルでも最新のロープアクセス器具でもそうです。
ヨーロッパ規格の通った下降器は、シャックルやエイト環(構造のもの)と何が違うのか。
ロック機能があるか無いかです。
シャックルでもエイト環でも下降器の下のロープから手を離せば落ちてしまいますよね。
実際はロープを脚に巻いたりジェットマンのツノに巻いたりするわけですが。
I'Dでもダブルストップでも自動でロックがかかっています。
左手でロックを解除するレバーを操作して下降します。

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ロープを持つ右手はこの位置ではなく

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腰のあたりがいいよとのこと。

救助作業の基礎となるホーリングの作業も体験できました。
上の写真の下部に写っているオレンジ色の袋(人の体重くらいある)をロープで引き上げるという作業。

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アイディとハンドアッセンダーとプーリーを使って3倍力システムを組んで引き上げると。
引く距離は3倍かかりますが、力も3分の1で済みます。(実際は摩擦等のロスがあるのでそうはいかない)

これくらいの重量があっても、「フンッッ」ってくらいの力で持ち上がります(笑)
 
個人的な希望でロープ登高も体験できました。
ハンドアッセンダーはカウズテールに繋いで使います。
I'D等の下降器を用いた登高は現場でもたまにやりますが、せっかくチェストアッセンダーが付いてるので
、それを使ってやってみました。

結果・・・

すごく楽。

ハンドアッセンダーのアブミに立つ時に下降器のロープを引っ張らなくていいし、ハンドアッセンダーを両手で握れるので、個人的な体感では2倍は登るのが楽でした。
登高時の身体もアイディ使用時より安定しますね。
これはチェストアッセンダー導入しなければ。

当たり前ですが、アサップロックを上に移動させながら登るのを忘れずに。
結構忘れてしまいがちですが・・・

下降の際は、チェストアッセンダーの直下にI'Dをセットしてロック。
アブミに立ってチェストアッセンダーからロープを外し、下降器に荷重を移動。
最後にハンドアッセンダーを取り外して、通常の下降へ。

最後に気になったのが、天井付近にあるアンカー。

エイドクライミングという、横移動も見せていただけました。(さすがにやらせてはもらえなかった)
まずはロープを登って、登りきったらランヤード2本アンカーにセットして下降器、アサップロックを取り外し、ランヤード3本使って、2点を常に確保しつつ、横のアンカーに移動していくと。

これが出来ると仕事の幅が広がるなぁ。

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このようにアンカーが付いてない場合でもスリングを梁に巻けば同じように横移動が出来ます。
バーであれば、大型のフックでも。
 
というわけで、無料体験なのに図々しく色々やらせていただけて、IRATAへの興味が更に湧いてきました。
あとはあれですね。
あれですよ。
高額な講習費用をいかに捻出するか・・・

最後に、気になっていたロープのセット方法。
メインロープ、ライフライン共に、2点でセットしないといけないのですが、
アンカーの強度が一定以上あれば(15kNだったかな?)写真のように同じアンカーにセットして大丈夫とのことでした。(勘違いだったらごめんなさい)

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写真だと分かりにくいですが、スリングとカラビナが2組。メインロープもライフラインもラビットノットで、それぞれの輪っかを2つのカラビナに接続。どっちのカラビナにもメインロープとライフラインの輪っかの一つが接続されているという感じです。
アルパインバタフライを使用したセッティングでも同じですね。
分かりやすいように、実際の現場でのセッティングをまた載せる予定です。

ただ、今度のロープ作業の法令化の内容を見る限り・・・

メインロープ及びライフラインは、それぞれ異なる堅固な支持物に、外れないよう確実に緊結すること。

とあるんですよね。
ただし、当分の間、窓拭き作業においてはメインロープを異なる2点に取り付けてあればライフラインを使用しなくてもいいとありますね。
窓拭き業界的に、ライフラインが無くてもいいことは無いので、メインライフ共に同じ2点に取り付けというのが現実的ですね。

詳しくはFTGロープアクセスさんの記事をご参考に。
FTGロープアクセス>>ロープ高所作業の法制化が可決されました!!



今日は神田方面の現場へ。

ロープ作業オンリーで、最後の1本以外は全てセットバックしてました。

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セットバックってこういうの。

屋上からそのまま地面が見える普通のビルとは違って、日照条件をクリアするために、各フロアが上に行くほど引っ込んでるタイプのビルです。

セットバックのビルを作業することはたまにありますが、全面セットバックしてるビルは初めてかもしれない。

どういうことかというと・・・

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ビルの角は前後左右にセットバックしてるのですよね。

ロープのセットが屋上からしか取れないので(物理的に不可能ではないが)、
それなりに左右に振って作業するかたちに・・・。

ずりずりずりと。
養生をせずに、体重がかかった状態でズリズリしていると、いずれロープが切れます。
養生巻いていても気持ちのいいものではありませんが。

ロープを擦れから守る、巻き養生がたくさん必要な現場でした。

おすすめの巻き養生。
自分が使ってるだけですが・・・

NEWロープガードST45cm黒

NEWロープガードST45cm黒
価格:2,862円(税込、送料別)


色々な会社に行きますが、これ使ってるところが多いような気はします。
マジックテープの質もいいですし、布も丈夫で、デザインもかっこいいと。
マジックテープがちゃんとくっつくかどうか、スポットではなく全面に張ってあるかは重要です。

30cm、45cm、60cmとありますが、一番よく使うのは45cmですね。
今日は60cmも使いました。

ロープガードST60cm黒

ロープガードST60cm黒
価格:3,348円(税込、送料別)


30cmは持ってません。

ロープをどれだけ左右に振るかや、ロープの伸びなどで、養生の長さを決めますが、わざわざ30cmを買って揃えてまで使う場面を思いつかないので。

上の現場写真で使っているのは60cmです。

普通の窓拭き現場なら60cmまでで対応出来るのかな?と。

セットバックで一番気を使うのが、ロープを下ろす時。
地面が見えないので、ロープが届いているか自分では確認出来ません。
それは適切な長さのロープを使えば問題ないことですが。

隣で一緒にロープ降りてた人のロープが地面まで2mほど届いてなかったというプチトラブル。
幸い、僕が先に降りていて確認出来たので、対処できました。

万が一、気づかずに降りてしまった場合に、下降器やフォールアレスターからロープがすっぽ抜けて落ちないように、ロープの末端は結んでおきましょう。
最悪、そこで止まります。 

一応、窓拭き専門のつもりですが、たまに他の仕事もやったり。

今日は代官山の現場。
午前中はエアコンのフィルター交換。
ひたすら交換。

そしてお昼休み。

午後のメインは・・・

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この窓ガラス(実際の量は写真×3くらい)の裏表をウエス拭き。
1時間半近くかかってしまいました・・・。

窓ガラスを綺麗にするのに便利なシャンプー&スクイジーですが、こういうタイプの窓だとウエスで拭いた方が早くて仕上がりがいい場合もあります。
そもそもプロがメインに使っている45cmや40cmのスクイジーは使えないというのもありますが。

ウエス拭き。

基本的に、濡らしたウエス(濡れ拭き)と乾いたウエス(乾拭き)を使います。
まずは濡れ拭きで汚れを浮かせて、乾拭きで綺麗に拭き取るという具合。

そこまで汚れていないガラスであれば、乾拭きをかるく湿らせてから拭くと、早く綺麗に出来ます。
湿らせすぎると拭いた跡が残ってしまうので、加減がなかなか難しいですが。
イメージとしては、水をスプレーで少し離れた所から吹きかけたようなくらいでしょうか。
ウエスの質も重要ですね。

そこらへんはこちらを参考に。
窓拭きにオススメの雑巾 - ホーリーの窓拭き日記

ホテルに備え付けてあるようなバスタオルはなかなか水を吸ってくれませんよね。
水をスッと吸収してくれて、乾くのも早いような、かつ毛羽立ちにくい素材のウエスがいいんです。
窓拭き職人なら、そこらへんも各自こだわりがあるのではと思います。

僕が使ってるのは、このウエス

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なるべく質感が分かりやすいような写真を撮ったつもり・・・

西荻窪あたりにある、トータルメンテというお店で購入。
20枚1パックで1000円くらいでした。

普通の窓拭き仕事なら、20枚あれば1年は十分もつんじゃないかなという感じ。

道具屋紹介の記事に載せてあるショップでウエスを100枚購入したことがありますが、とても窓拭きに使える代物では無いウエスが届きました。
とにかく水を吸わない。
何度も洗ったり、洗剤に浸け置きしてみたり。それでも駄目でした。
今は、バイクのチェーン拭いたり、自宅用途の使い捨てウエスになってます笑
どのショップなのか書けないのが残念ですが。

ウエスは、実際に触ったり、使ったりしてみてから大量購入することをおすすめします・・・

 

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