とある窓拭きのぶらぶらライフ

窓拭き&各種ロープ高所作業etc.の仕事をしています。 日々の仕事や、道具の事など、好き勝手に書いてます。東京→大阪。

2015年07月

関東は今日から梅雨明けだそうですが、すごく暑い1日でしたね。
今日は神田方面へ。

9階建てのビルをゴンドラに3人乗って11本降りるだけという、比較的楽な作業のはずだったのですが・・・

朝からとにかく暑い。
指定の作業服、長袖しか持っていない事もあり、とにかく暑い。

朝は東面、昼からは南面。
太陽の動きと共に作業してました。

熱中症には気をつけましょう。

 

今日は府中方面へ。

持って行ったロープはスターリンのHTPスタティック。
径は3/8inch ミリ表示だと9.5mmだったり10mmだったり。

DSC_0138

最近そこそこお気に入りなのです。

初めて使ったときは、買わなければ良かった?と思ったほど。

なぜかというと・・・

数本降りただけなのに、まるでハリガネのように硬くなってしまっているという。

前に現場でこのロープ使っている人のを触った時は、結構しなやかだったのになと。

実際現場で何回か使ってみて、洗って、また使って、洗って。を繰り返すうちにそこそこいい感じになってまいりました。

お風呂にお湯貯めて、窓拭きするくらい(よりは多い)くらいの中性洗剤入れて洗って、すすいで、すすいで、柔軟剤につけてモミモミ。

いわゆる「慣らし」をしないといけないロープみたいですね。

径からすると、普通のセミスタティックより重いですが、ほとんど伸びないので、セット位置が離れた所にしかなかったり、登り返しの際にロープの伸びによるロスがかなり抑えられるのでおすすめです。

今日一緒に仕事をした方にも、柔らかいですねと言われ。
「使って洗ってを繰り返すうちにこうなったんです。始めはハリガネみたいでした。」と。 

その方の、数回しか使ってないというテンドンは、ロープを降ろした状態なのにメイン側が波打ってました・・・。

また今度もしどこかでお会いしたら、ロープがどのように変化したのか聞きたいと思います。

ここでいう道具一式というのは、個人で管理する窓拭き道具のことです。
窓拭きのバイトを始めた時に、道具入れるリュックと作業靴は用意してねと言われました。
リュックは、道具が入ればリュックじゃなくても大丈夫。
バイトなら、道具一式と作業着は貸与されます。←そうじゃない会社もあると聞いてgkbr・・・
作業靴も、大半の人は普通のスニーカー。

というわけで、遠足のしおりではありませんが、持ち物チェックをしてみましょう。 

・リュック

バイト始めた当時買ったのが、ワークマンで980円くらいだったやつ。
3ヶ月くらいしかもたなかった・・・
同じの2回買いました笑

それに懲りて、ドンキで2980円くらいで買った、ちょっと登山用の香りがするもの。
これは今でも使ってます。(ロープ道具持参の時は別のバッグ)
丈夫です。
どの分野でも、あまり安いものはやめておいたほうがよさそうです。

・シャンスク+バケット(ホルダー)

DSC_0278

これ忘れると大変です。
大抵予備を貸してくれるとは思いますが、使いにくいのなんのって・・・
シャンスクの他にコンビや様々な長さのチャンネル、替えゴム、ハンドルなども現場に応じて持って行ったりします。

・ベルト
 
ほとんどの方が、高所作業用の安全帯(あんぜんたい)を使ってます。
1本ベルト式で、大型のフックがついてるやつ。

藤井電工 安全帯 DIA-599 BLK-BP(542224)
藤井電工 安全帯 DIA-599 BLK-BP(542224)

こんなの。
高所作業が多いので、その時はフックをかけないといけませんが、内側作業の時は邪魔になることも多いので、取り外ししやすいタイプがおすすめではあります。



・ヘルメット

A-01Vヘルメット発泡スチロール入通気口付シール無し スカイブルー
A-01Vヘルメット発泡スチロール入通気口付シール無し スカイブルー

ガラス屋(窓拭き屋)は作業着が青系か紺が多いこともあり、ヘルメットも似た色の業者が多いです。
次いで多いのが白のヘルメットでしょうか。
ちゃんと規格の通ったものを使いましょう。

・腰袋

ウエスや小さな道具を収納するための袋。
ベルトに取り付けて使用します。
自分の真後ろ側に装着。

乾拭きと濡れ拭きを使いますが、収納する場所は人それぞれ好みがあるようで。

エトレー スクレイパーポーチ
エトレー スクレイパーポーチ

ナイロンポーチプレミアム ブラック
ナイロンポーチプレミアム ブラック

どちらも2ポケットあります。
このどちらかを使ってる人が多いですね。
自分からみて内側に乾拭き、外側に濡れ拭きを入れてます。
 
プロポケット3黒
プロポケット3黒
 
上の2つで物足りない場合は追加でこれを使ったり。
上記のポーチを使わずに、プロポケットを2,3個付けてる人もいます。
ハーネスに直接装着できるのでおすすめです。

・ウエス

これは個人装備の場合と、会社全体で共用の場合があります。
通常の窓拭き現場であれば、乾拭き2枚、濡れ拭き1枚で十分です。

・カールコード

「昔はそんなもの必要なかった。」らしい代表格がカールコード。
高所作業(主にロープやゴンドラ作業)時に、シャンスクを落とさない為に装着しましょう。
落下防止のコードです。

カールコード 黒
カールコード 黒

最近は色々なものが出てますが、結局このシンプルで安いカールコードで落ち着いています。
とりあえず2本あれば十分です。

フックハンガー(ツヨロン)
フックハンガー(ツヨロン)

こういうのを安全帯に装着して、そこにカールコードの片方を装着しておきます。
シャンスクを収納するバケットにもカールコードを付けられるモデルがありますね。

・スクレイパー

ナルビー三枚刃 スクレパー3枚刃ホルダー セーフティーキャップ付
ナルビー三枚刃 スクレパー3枚刃ホルダー セーフティーキャップ付

先端にカミソリが付いていて、シール跡や、なかなか落とせない汚れがあるときに使用します。
このタイプは3枚刃で、刃に折るための線が入っています。
ひげ剃り用の3枚刃とは意味が違うのでご注意を。
1枚刃用のホルダーや2枚刃用のものもあります。
普段ポーチに忍ばせておくのは1枚刃で十分です。
刃が収納できるホルダーにするか、キャップを取り付けておきましょう。
聞いた話ですが、刃がむき出しのまま収納してると、ポーチがズタズタになるらしいです。←当たり前
実際持ち歩いていないことも多い道具・・・
刃は常に新品にしておくのがベストです。
いざ久々に使おうと取り出すと、刃が錆びて使い物にならない状態になってます・・・

・洗剤

スピードスター キレート 500ml
スピードスター キレート 500ml

洗剤は個人装備な場合と、そうでない場合が。
各々好みがあるので、自分専用のを持ってる人が多いです。
実際の所、食器用の普通の洗剤を使ってる人がほとんどです。
キュキュット派、ジョイ派、チャーミーマイルド派、オリジナルブレンド派など、こだわりがあるようです。
個人的には、スクイジーの滑りがよくて、泡立ちにくいタイプが好みです。
現状、キュキュット派です。
紹介画像のスピードスターキレートも現場に応じて使用しています。
泡立ちが無く、乾きにくくておすすめです。


基本的に、これらの道具が個人用装備一式です。
「腰回り」、「腰道具」、「ガラス道具」と言ったりします。

ロープ作業がある時は、これらに加えてロープ道具一式がプラスされます。
会社によっては、ロープ道具一式を貸していただけたりもします。 

スクイジーに続きまして、シャンプーの解説に。
大して書くようなことが・・・

シャンプーに洗剤水を含ませて、窓ガラスをゴシゴシして汚れを浮かせます。
それをスクイジーでかっぱぐのです。
シャンプーとスクイジーはセットで使うので、まとめて「シャンスク」と呼びます。
一般的にシャンプーは左手。スクイジーは右手。

内側作業なんかでは、スクイジーから垂れた汚水をシャンプーでキャッチしながら作業します。
逆に、左手でかっぱぎながら右手で汚水をキャッチ出来る人は少ないんじゃないだろうか。
出来なくはないけど、同じようなレベルで出来る人はすごい人です。(たぶん。左利きを除く)

ロープ作業やスライダー、乗り出しでは、持ち替えて単独で使うことがほとんどですね。

シャンプーは大きく分けて2つのパーツで(ry

ウンガー エルゴテックTバー45cm
ウンガー エルゴテックTバー45cm 
 
まずはシャンプーホルダー。
実際に手で持つ部分ですね。
「(シャンプー)バー」と呼んだり、「棒」だったり。
実際にこれを単体で呼ぶことがあまり無いので、人それぞれな気がしています。
ハンドル部分の形だったり、棒に溝があって保水性が考えられていたり、首振り式だったり。
と、色々ありますが、見た目の好みとお値段とサイズで選んでいただければと。

シャンプー関係はウンガーを使っている方が多数派だと思われます。
スクイジーは逆にエトレ派が多いですね。(最近そうでもない?)


そしてシャンプーのメインのパーツ(?)
シャンプーカバー

ウンガー マイクロウォッシャーカバー(レッド)45cm
ウンガー マイクロウォッシャーカバー(レッド)45cm

普通にシャンプーと呼んだり、「毛」と言ったり。
主に素材や色の違いで選んで下さい。
素材(やメーカー)によって保水性が異なります。
汚れの落ち具合も違うといえば違いますが、そんなに気にすることは・・・(というくらいの差です)
真っ白なタイプがスタンダードで安いです。
何種類かの毛が混ざったタイプのものもあります。
僕が使ってるのは上記画像のもの。
今のところ、これがお気に入り。

エトレでもウンガーでもいいですが、シャンプーホルダーとカバーは同じメーカーで揃えた方がよさそうです。
メーカーが違うと、同じサイズでもキツくて取り付けにくかったり、ブカブカ気味になったりします。

あと、ウンガーといえば緑。ウンガーグリーンなわけですが、緑のシャンプーバーに赤のカバーは変なので、素直に緑か白のカバーにするか、赤のカバーが使いたければ、

ウンガー エルゴテックニンジャTバー45cm

ウンガー エルゴテックニンジャTバー45cm
 
これにしましょう。
首振り式で、あると結構便利です。
ニンジャのカバー(白+灰)もありますが、個人的には赤や緑のマイクロファイバーが好みです。


シャンプーでもう一つ語っておかなければならないのが、「コンビ」
スクイジーとシャンプーが一体型になった道具ですね。
自分の周りでは、そのような道具を「コンビ」と言うことが多いようです。

スクイジーのチャンネルの裏側に装着して使ったり、ゴム側に装着して、濡らしながらかっぱぐを同時に出来たり。
ワグのようにペラペラのシャンプーが付いてたり。
色んなやつがあります。

通常のスクイジーをコンビにするのに、手に入りやすいものとして

ハッスルズ
 
フェザークリーン

スティーラー

等があります。
僕は、ハッスルズの背面装着で使っています。
フェザークリーンは付け外しが簡単そうでいいですね。
あとはスティーラーも持ってます。
スティーラーのインプレはまたの機会に。

前世紀の遺物と呼んで差し支えなさそうな、こんな道具もありますね。
窓拭き養成なんとか・・・

エトレー バックフリップ真鍮50cm
エトレー バックフリップ真鍮50cm

腕がムキムキになりそうです・・・


なんだか、「まどふき器具説明」というキーワードで検索してこられた方がいらっしゃるので、
窓拭きに関係する道具や、様々な用語を解説していきたいと思います。

まずは、その1ですね。
いくつまで続くか分かりませんが、飽きるまでやってみようかと思います。

 エトレー真鍮スクイジーセット35cm
エトレー真鍮スクイジーセット35cm

これ基本ですね。これが無いと始まらない。
スクイジーといいます。クルマのワイパーみたいなものです。
2大メーカーに、アメリカのETORE(エトレ)とドイツのUNGER(ウンガー)があります。
ベーシックなのは、真鍮(しんちゅう)という金属で作られたもの。
買った当初は金ピカで嬉しいのですが、徐々に変色してくすんできます。
他に、ステンレスやアルミ、部分的にプラスティックで出来たものがあります。
かなりお高いですが、マニア向け(?)に、カーボン&なんだかすごいアルミ合金で出来たスクイジーもあります。

スクイジーはいくつかの部品に分かれています。
大きく分けて4つ。

・ハンドル

エトレー プロプラススーパーハンドル 角度付
エトレー プロプラススーパーハンドル 角度付

みなさんお好みに応じて、好きなものを使っています。
色んな種類をお持ちで、現場によって使い分けている方も。
長さも素材も様々。
チャンネルが交換しやすいタイプだったり、首振り式のものだったり。
冬は樹脂製のハンドルの方がいいですね。
手が冷たくて言う事きかなくなってしまいますので。


・チャンネル

エトレーステンレスチャンネル45cm
エトレーステンレスチャンネル45cm

ちょうどワイパー部分に相当するパーツです。
プロが一般的に使用するのは45cmなことが多いです。
小さな窓だと35cmや20cmくらいのチャンネルを使う事も。
一般の方がはじめに購入するのは35cmがいいのではないでしょうか。
逆に、ガラス1枚が大きい場合、50cmを超えるチャンネルを使う事もあります。
一般的に、長くなるほど、取り扱い(曲げてしまったり)や作業(仕上がり等)はシビアになってきます。
僕が窓拭きを始めてから1ヶ月くらいは40cmのチャンネルを使っていました。


・ゴム

エトレー スペアラバー 45cm 20本入 携帯ケース付き
エトレー スペアラバー 45cm 20本入 携帯ケース付き

替えゴムです。
チャンネルに装着して使います。
窓拭きの仕上がりは、ゴムが命といっても過言では無い。
なんだか力を入れないとカスレて窓が綺麗にならないなと思ったら、もう交換時期を過ぎています。
エトレ一強感がありますが、ウンガーのソフトタイプも好きです。

会社だと箱買い(144本入り)するのでしょうけど、僕みたいなフリーランスだと画像のような20本入(ケース付き)が使いやすいかと思います。
一般の方の自宅用なら、1本ずつ買っても十分かと。

ちなみに、ゴムをひっくり返して装着すれば、また同じように使えます。
それも駄目になったら交換ですね。
ゴムが駄目になっても、サイズダウンして使えばそれなりに使えたりするので、45cm用をカットして40cmや35cmとして使うのもおすすめです。


・クリップ

エトレー クリップ
エトレー クリップ

チャンネルにゴムを装着する際に、ゴムのはみ出す量を調整して、固定するパーツ。
これが無いと非常に作業しづらいです。
人によりけりですが、一般的に左右5mmずつゴムを出すのが普通なようです。
測ってみたところ、僕のスクイジーのゴムは4mmくらいはみ出てるものが多いようです。

ベテランの中には、ゴムのはみ出し量がほとんど無い、ツライチ状態で使ってる方もいますが、スクイジーの扱いに熟練していないと、チャンネル自体がサッシに当たって、傷が付いたりしてしまいます。
そもそもウルサイです。

エトレのクリップは使ってるうちに歪んで、勝手にツライチ状態になってしまうことが多いので、新しいものと交換するか、ペンチ等で、いい具合に曲げたり加工してあげましょう。

と、ここまでが普通のスクイジーの解説。

ちなみに、スクイジーを使って、窓ガラスの水分を取り除くことを、「かっぱぐ」と言います。
「かっぱく」とも言いますね。
他には「切る」という言い方もします。

例:「そこのガラスかっぱいどいて」「このガラスかっぱぎますか?」など。


番外編

プロの中では使ってる人も多いワグテイルのスクイジー
通称「ワグ」
オーストラリア製です。


ワグテイル ブルーリボンスリムライン45cm
ワグテイル ブルーリボンスリムライン45cm
 
ハンドルがカチっと固定されておらず、左右にフラフラ揺れるのが特徴です。
色んな仕様がありますね。
 
1枚の窓ガラスを、まるで一筆書きのようにしてかっぱぐ事を「回す」と言いますが、普通のスクイジーと違い、ワグは僅かな手首の返しや捻りで回すことが出来ます。
ポール作業の際に回せるというメリットがありますね。
あとはリーチ。
普通のスクイジーと比べて、チャンネルの先が遠くまで届きます。

現在あまり使うことはありませんが、便利で楽しい道具です。 

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