jeudi, le dix-huit janvier

わたしたち夫婦って
同業なだけに
周りの人から見て結構マニアックな話で
延々盛り上がる(というか議論してる?!)。
これは付き合い始めから変わらないね。

昨日も
帰りの電車の中で
満員電車にもかかわらず
彼は「○○国の教育開発...IT支援が...。」と始まって
最初はわたしもいつものように
いろいろ言ってましたが
ふと満員電車だということに気付き
ちょっと抑えめに。
誰が聞いてるかなんて、わかんないからねえ。

教育開発については
最近よく思うことがある。
Education for Allという
世界教育フォーラムで採択された
世界の教育開発の目標があるんだけど
国連開発ミレニアム目標と共に
今途上国が最も力を入れているのが
「初等教育の完全普及」
日本じゃ
義務教育だし
中には登校拒否になっちゃう子もいるくらいだけど
途上国では
貧しくて授業料が払えないとか
行っても教科書が無いとか
遠すぎて通えないとか
先生が足りないとか
学校行くくらいなら働く方が家族のためになるとか
女の子は学校なんて行くもんじゃないと社会が考えているとか
多々ある理由で
教育を受ける権利すらままならない人がたくさんいる。

で、
世銀主導で今小学校の普及を急ピッチで進めていて
まあ、そこそこ成果は上がってきている現状。
。。。2015年までに完全普及ってのはちょっと大きな目標だけどね。

でも
たとえばベトナムとかみたく
もともと学校もそこそこあって
勉強にも熱心で
勉強すればその後何か出来るって土壌がある国はいいんだけど
ブルキナみたく
勉強しても
中学校が足りない
就く職業がない
っていう国で
小学校ばっかり普及させても
結局その先につながらないんじゃないかと思うんだよね。

人権論として
教育=基本的人権の一部だ
という理論も、もちろんいいんだけど
わたしたちは義務的に与えられているから
そんな理想論が言える訳で
教育を受けられない貧しい人にとっては
教育はお金につながらなきゃ
受ける意味は無い、と考えるのも普通でしょう。
社会主義の国じゃなきゃ。

多分、そんなことは
みんな考えているとは思うんだけど
それにしても
中・高等教育については
あまり資料を読む機会が無くって
どうなっているのか、気になってます。

さらに
昨日彼と意見が一致したのは
やっぱり最終的には
企業からの投資や起業家がいないと
いくら教育ばかり政府が力を入れても
結局は最終的な受け皿がないから
高学歴でも職は無い状態に陥るんじゃないかということ。
援助機関や政府が付け焼刃的に雇用を創出したって
いつまでも公的資金を投入できるわけじゃないから
どうしてもプライベートセクターの創出は重要になると思うんだよね。。。
でも、例えばブルキナなんかは
企業法とかに
フランスの
やたら被雇用者に手厚い制度をそのまま採用してたりするので
あんな、もともと資源も無い国で
わざわざ企業が進出したり起業したりということは
ほぼ皆無。
だって、福利厚生費とかバカ高いらしいよ。
多分何も無いあの国に起業するとなったら
ものすごい初期投資と回転資金が必要になるのに
その上人件費が高かったら。。。
そりゃ無理ってもんです。
なので、ブルキナでは
フォーマルセクターで働く人が
就業人口の約5%くらいらしい(2004年の時の話だけど)。
あとは日雇いとかパートのような仕事ってことね。
サラリーマンなだけで
きっともうエリートって世界。

でも
国内法の改正となると
援助機関は国内干渉に当たるから
あまり踏み込めないのも事実。
でもって
起業成金なんかが出ると
覇権が危うくなるので
国を牛耳る人たちも
あまり積極的には法改正しない、と
まあ、こんなことを繰り返すのかもしれない。

ただ、これって
教育がその国の経済発展につながるという目標を前提にした上で
わたしが思ったことだけど
教育の普及は、それ以外にも
子どもの死亡率の低下とか
家庭の啓蒙とか
国民の政治への関心を高めるとか
お金には代えられない
生活レベルの底上げに繋がるということも事実なので
どうにかうまくいってもらいたいものです。

てか
日本だって上手くいってるとは
いえないもんね。

なんて
こんな話を
飲んだ後にする夫婦って、どうなんだろ(苦笑)。

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