Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

劇場:ホールソレイユ

 昼から映画を見てきました。劇場行くのは去年の1月に「硫黄島からの手紙」以来かな?それを見たところとは違うちっちゃいシアターに今日は行ったんですが。観客5人。まあ、そんなもの。「時をかける少女」も同じ場所で見たけど、そのときは結構入ってたかな。

 で、今日は「潜水服は蝶の夢を見る」を見てきました。まず第一の感想としては、映画だなあ、と。小説でこの世界を表現するよりは映画のほうが格段にいいだろう。まず出だしから、カメラワークが巧い。完全に、ジャン=ドーの左目の視点になってる。最初はぶれたり曇ったりしてなかなかよく見えなくて、視点も定まらない。美女が来たらもちろん目線は胸にいく。カメラがひくシーンよりも、左目の視点でほとんどが描写されていく。”記憶”と”想像力”のシーンは除いて。

 全く動けない現実のシーンとは別にその2つのシーンの組み合わせも巧い。音の使い方もかな。体の自由が確保されていた頃の回想は、今のジャン=ドーからしたら皮肉でしかない。だからこそそのシーンの挿入には意味があって、身動きのとれない現実ともリンクする。最初は本当に皮肉でしかなかったものが、後半に向けて愛おしい記憶に変わっていく様が面白い。

 人は病気やケガをしない限り、健康な体を愛おしく感じる人は少ない。ジャン=ドーも同じで、自分の置かれた状況に苦悩する。だがいくらジャン=ドーが状況に対する皮肉を口にしようと、あまりにも周りの人は優しい。その優しさに、一大決心をなしとげていくまでの過程がこの映画の全て。こんなにも人の優しさにあふれた映画はそんなにないのではないだろうか。一部に描かれる映画は山ほどあるだろうが、最初から最後まで優しさに包まれた(ユーミンが歌うように)映画を見ていられることがしあわせだった。目に映るものは、希望というメッセージだったし。

 単純に言えば、生きることの素晴らしさだろう。そして尊さか。それ以上にもっと単純に、ジャン=ドーという男の生き様を見せつけられた。栄華、凋落、復活、希望。いいことも悪いことも全ては儚い。そう、結局はいずれにしても夢を見ているだけなのかもしれない。ありきたりなハッピーエンドではないが、バッドエンドでもない。ここで終わるのか!とも思ったが、それだけ時間の経過を忘れていて映画の世界に引き込まれていた自分に気づく。終わった直後にもう一度見たくなった。そんな映画も少ないんじゃないかな。素敵な2時間でした。


*****

 夜は「ビートたけしの家庭の医学」で疲労特集見てました。うは、精神作業疲労の全部に当てはまる。やってることも、症状も。パソコンと読書はもちろんするから、それによって眼精疲労、頭痛、肩こりと全部持ってますとも。頭痛の原因の一つだよね、どうしても。
 最近睡眠もちょっとメリハリがなくなってきてるんで、だらだら寝るのはやめよう。今日はなんとか10時に起きたけど、9時には起きないと。じゃないとオープンセサミ聞けないし。明日は山川牧だし、とか。それを聞きながら引っ越し作業ができたら気分いいだろうしね。
 早起きっていいなあ。頑張ろう。そのうち8時台→7時台に移行できればいいと思います。4月までに。
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