Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。














 坂本真綾のライブに参加するのは2年2ヶ月ぶり5回目、東京以外では3回目になる。というか、最初の2回(武道館、国際フォーラム)以外は仙台、高松、今回の大阪と来ているのですべて地方公演だな、と気づいた。
 過去4回中、武道館と仙台の東京エレクトロンホールの公演はライブレポも書いているので、興味ある人はそちらもどうぞ。

【ライヴレポ】坂本真綾30歳の誕生日会に参加して感じたこと(2010年3月@武道館の公演レポ)
ステージの中心に坂本真綾がいる光景を目撃した(2012年12月@仙台の公演レポ)

 ブログのタイトルにもしているが、20周年イヤーを終えて少し間を空けてからのリスタートだったり、本人の言葉を借りれば「離陸」というのが今回のツアーのテーマだったようで、そこからALL CLEAR、つまり視界良好でいつでも行けるぜ、というワードにもつながっているようだ。
 そのうえで、今回はCCさくら中学編のOPである「CLEAR」を記念してのツアー(だと思う)なのでこの曲とか最初に歌った「プラチナ」あたりをとっかかりとしつつ、アルバムのツアーではないので素朴にいま歌いたい歌、をつめこんだとも言っていた。
 真綾の言葉をもう少し借りると、いままで歌えなかった曲を救済、とかいま私が一番歌いたい曲を持ってきたんでみなさんのご期待にはそえないっす、みたいなノリがとても楽しかった。「思い通りにいかない私を楽しんで」は名言だ。
 『FOLLOW ME』前後は過去最大級のツアーとか20周年のSSAもあってお祭りみたいな感じだったけど、ちょっと間を置いてリスタートする私をよろしくね、ってスタンスもとても好きだ。

 09年のかぜよみツアー以来精力的にライブをやっているもの、根本的に歌うのが楽しいってのがあるのだろう。自分の好きなように組んで見せたセットリストは90年代から未発売の新曲まで、まさに坂本真綾の22年間をぎゅっと凝縮した感じになっており、公演終了後に周囲が今日の選曲についてざわついていたのも、印象に残る。
 だから自然体で楽しく歌ってる真綾が一番かわいくて一番かっこいいよな、と思いながら歌を聞いていた。多幸感ってやつかなと。季節柄「カザミドリ」やんねーかなと思ってたんですがなかなかいいところに持ってきてくれてとても楽しかった。カップリングとして最新曲でもある「レコード」も、この季節(冬から春への変わり時)にとてもいい。心地よいメロディが、意外とライブの空間には合っている。
 他選曲でいうと、「約束はいらない」はなかった(先日の台湾公演ではやっていたらしい)が「光の中へ」と「指輪」をかましてくるというエスカフローネ以来の真綾オタクには最高だったのではと思う。あとたぶん「ヘミソフィア」と「tune
the rainbow」を同時にやったのも武道館以来な気がするのでラーゼフォンオタクもうれしい。 
 新しいところで言えば「逆光」から「色彩」へとつなげてさらにそこから怒涛のメドレーへ流れこんでいくあたりもかなりぜいたくで、FGOオタクだけではないアニオタのテンションをガンガン乗せていったこの展開は、明らかにまあ「狙っている」とは言えお見事だった。

 MCについて。
 最初のMCではリスタートや離陸について。なつかしい曲もたくさんあるよ、と声をかけて観客にご挨拶。2度目のMCではここからはゆったりモード、座ってどうぞ、眠ってもいいよ、私の歌は人を寝かせるのうまいよ(観客笑)という感じで、「ヘミソフィア」の前まで。
 衣装替えタイムをはさんで「ヘミソフィア」から「ロマーシカ」まで(記憶がややあいまいだが)確か一気にいってたと思う。
 MC4ではデビューして今日までのこと、今日のライブ全般的なこと、CCさくらをきっかけに私のことを知ってくれた人の多さをいまでも感じること。ラジオでもよく話しているが、CCさくらきっかけで真綾を知る→業界に入って真綾と仕事をする→真綾にCCさくらから入りました〜と伝える、ということがわりとあるらしい。
 単純に、この業界にいる人ならば真綾のことを知っている人は相当多いだろう。若手声優の目標にしばしば名前が挙がるくらいだし、22年というのは世代が一巡するくらいの重みもある。あるが、彼女自身は重さをあまり感じてはいなさそうで、ただ20周年のときはいろいろお祭り感が、と語っており、いまのように自分のペースで好きな歌を歌えるという環境が気に入っているようだ。
 もちろんそんな真綾が最高にかわいい、というお話で。

 アンコールに入って「カザミドリ」が聞けてうれしかったのはさっきにも書いたが、ここのMCで3.11の話もはさんでいた。当時はYCCMツアーをやっていて福岡にいたこと(3月の東京公演は延期になるなどしたはず)、そのことによって直接的に大きな地震を体験してはいないということ、そのうえで今まで続けてきたチャリティーポストカードの意味を改めて伝えていた。
 関西だったか大阪と言っていたかは忘れていたが、みなさんは以前に大きな地震を経験されていますよね、だからすでにいろいろなことをしてきたことかと思います、と話していたのも印象的だった。東京の人にとって阪神大震災は平成史の一部ではあるだろうがいまとなっては過去の一幕にすぎないとも思っていたので、3.11と1995年のことを間接的につなげる配慮はうまいな、と思いながら聞いていた。

 まあそんなこんなで、一言でいえば「いま」の坂本真綾を体感できる多幸感と、まだまだアクティブな彼女に対する期待感、そして彼女の持つ幅の広さのようなものを実感できた素敵なライブだった。
 ちょうど10歳年上で、こういう人のように生きたいと思っている一人なのだけど、これからも安心してそう思えるし、思い続けていこうと思う。私の推しは最高にかわいくてかっこいいのだと主張しながら。
*******

【セットリスト 2018.03.11 in Gland Cube Osaka】
1:プラチナ
2:走る(album ver.)
MC1
3:ハニーカム
4:24
5:夜
6:マメシバ
7:レコード
MC2
8:光の中へ
9:奇跡の海
10:美しい人
11:ロードムービー
12:夜明けのオクターブ(inst)
MC3
13:ヘミソフィア
14:逆光
15:シングルメドレー(色彩〜トライアングラー〜Be mine!〜マジックナンバー〜tune the rainbow〜指輪〜幸せについて私が知っている5つの方法)
16:million clouds
17:ロマーシカ
MC4
18:CLEAR

アンコール
MC5
EN1:三日月
EN2:カザミドリ
MC6
EN3:ハローハロー
MC7
EN4:シンガーソングライター
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