Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

 世間はもういいよと言うほどオバマ様々。テスト勉強してて気づいたときには演説の中継が終わってた、残念。その甲斐あってかその次の日のテストは出来たと思ってる。オバマとのアメリカと比べて日本はなんであの様、という声も一層聞かれるようになった。そりゃあしょうがないさ、政治システムが違いすぎる。
 まずは議会制と大統領制。これが一番大きいアメリカは典型的な大統領制(大抵の国は半大統領制なんで)をとってるんで、大統領の権限はめちゃくちゃ強い。連邦議会に拒否権を使えるし、まあ逆に子ブッシュのように支持率が低迷しても暴走を許し結果的に8年間の任期を明け渡してしまった。これは日本ではまずあり得ないから、そういうのは大きなマイナスだろう。それがオバマで起きるとも起きないとも今はまだ言えない。ただ彼も独自の哲学はあるだろうし、就任直後からかなり意欲的に政策も発表している。グアンタナモ閉鎖はまあうなずけるが、イラクから撤退してアフガン増派する理由があるとは思えないんだけどね。

 そして、党議拘束の強度の問題。日本は議会制の上に党議拘束は強いから、派閥が固まってえいえいおー、となる。常に選挙で勝つことと自分たちの派閥の利益を考えた法案や制度を作りたがる。やれ国民目線じゃないだの世論無視しているなど、彼らからしたら当たり前なのである。内閣が出来たときも首相が気を遣って各派閥からほどよく議員を集めたり、俗に言うお友達内閣なんかができてしまうのもしょうがない。まあ、お友達内閣は大統領制でも起こりうるけれど。内閣と議会が密接だからこそ日本の場合はそうなる確率が高くなる。議会の与党の延長が直接内閣を構成するのだからね。
 アメリカは党議拘束が基本的に弱いと言われる。議員は連邦の代表なので、自分たちの利益のために行動するのはまあ政治家だから当然として、日本ほどつるむようなことはない。それこそ個人主義を体現するような政治システムだと思う。オバマを例にとってもヒラリーを国務長官にしたり、マケインとの関係もそれほど悪い感じではない、というのは日本ではありえない。与党と野党は年中喧嘩してる。まあ、野党が大抵ふっかけるわけだが。
 連邦議会でもし大統領の党とは違う党が主導権を握ったとしても、議会は議会で動くし、大統領は大統領で動くことが出来る。それはさっき書いたように大統領制であることと、子ブッシュの後半の政権がそうだった。議会は民主が握ってるけど、ブッシュは共和党だったので。

 オバマに対する熱狂ぶりは、すなわち子ブッシュに対する絶望の裏返しと言ってもいい。その子ブッシュも就任当初は相当人気があったし、イラク戦争を起こしながらも再選を果たした。逆にアメリカの国民は最悪の大統領の再選を許してしまったことになる(総投票数では初当選のときはゴアのほうが上だったし、再選の時のケリーも投票数では頑張ってたんだが選挙人の数で負けたので、ブッシュは単純に運の良い大統領と言えるかも知れないが)わけで、そう考えたら滑稽にも見えてくる。俺らは首相を選べないが、彼らは大統領を選べる。それでも失敗は起こる。まあそんなこんなでオバマフィーバーが日本での首相公選制の議論にならないことを祈ってみる。
 大統領制というシステム以上に、支持率の高さはそれこそ暴走とは言わないまでも独断を許すきっかけにもなるだろう。
 
 とまあ穿った見方をしたらこうなるかな。世間だけでなくマスコミが全体的に騒ぎすぎだ。ちっちゃな番組では割と冷静な見方があったりするのでほっとするけど。あと、市場は驚くほど冷静だったね。就任式の日に下げるとは思わない。結局のところ、どれだけ冷静でいられるかが大事なのだと思います、祭りの時ほど。
 バイト明けで少々疲れていてつたない文章だが、まあ言いたいのはそういうところです。過度な期待は禁物。まだ何も始まっていないに等しい。

 ああ、で、演説の文章は上手いなあと思う。今日の朝日に全部載ってた。まあ書いた人が別にいるみたいだけど。平易な英語であることもそうだが、andとorの使い方がめちゃくちゃ上手い。"They are serious and they are many."とかね。喋りが上手いのは事実なので、そのへんが英語の下手さで有名だったブッシュとの大きな目立つ違いなのだろう、とも思ってみる。
 まあ、口だけで終わってしまってはそれこそ困るのだけどね。


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 明日は大阪国際女子マラソン。渋井陽子の参戦、赤羽さんの初マラソンに注目がある○分けだが脇田茜の初マラソンというのもめちゃくちゃ楽しみである。ルックスもいいし。21歳、若い。2つしか変わらん。一昨年渋いを抜いた原裕美子も出るし、大南姉も出るし、面白そうだ。小崎まりが出ないのが寂しい。都道府県対抗も微妙だったから危惧はしてたんだが。
 渋井陽子はもう30間近なんだね。ベルリンを勝ったときがはるか昔。まだ俺が中学生だったころ。久しぶりにマラソンであの弾けるような笑顔が見たいです。大阪城で抜かれないことを願っている。
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