Drafting Design 出張所

3Dプリンタにデジカメに自転車・レザークラフトと、モノづくりを中心に浅く広く楽しんでます

エクストルーダーユニットを取り付けたので、次はステージの水平出し作業を行います。

今回購入した FLASHFORGE CreatorProは加熱して溶かしたフィラメントをソフトクリームみたいに押し出して積層するFDM方式プリンタですが、積層する時の土台というかテーブル(ビルドプレートと呼んでいます)が必要です。

ビルドプレート全面に対してエクストルーダーユニット先端のノズル先端が同じ間隔を保たないと、一層目の出力がビルドプレートに綺麗に食いつかずに、出力している途中で出力物が剥がれたりして「何かよくわからないスパゲッティみたいな物」が出来上がります(^_^;)

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こんなの(webより転載)

高級機とか最近の流行りだと間隔測定用のセンサーが装備してあって、ビルドプレートの傾きを自動計測して出力時に自動補正してくれるタイプがありますが、

そんなのは甘えです(言い過ぎ

いや、前の3Dプリンタ使ってた時も手動で調整するタイプでしたけど、一度調整してしまえばそうそうズレるものではないので、センサーの故障とか断線とかのトラブルの方が多そうな気がして。余分なものはないのに限ると決めました。

CreatorProはセンサーがついてない手動調整タイプですが、ビルドプレート下側に3箇所の調整用ダイヤルがついてるので、それを回して工具不要で簡単に調整できます。


さっそくメーカーの手順に従って調整していきます。
付属SDを本体に挿して電源を入れます。

ちなみに、付属SDカードのフォルダ構成は下記のとおりでした。

(root):.
│  Creator Proのユーザー様へ.pdf
├─マニュアル
│      Pro日本語マニュアル.doc
│      CreatorProユーザーガイド.pdf
└─ソフトウェア
    │  ReplicatorG.zip
    ├─FlashPrint
    │  ├─Windows
    │  │      FlashPrint_3.17.0_win32.zip
    │  │      FlashPrint_3.17.0_win64.zip
    │  ├─Linux
    │  │      flashprint_3.17.0_i386.deb
    │  │      flashprint_3.17.0_amd64.deb
    │  └─Mac
    │          FlashPrint_3.17.0_mac.zip
    └─水平だしGコード
            PlateLeveling.x3g

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メニューが表示されるので、一番上の”Print〜”でOKボタンをポチッ。

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...ドラクエの呪文? 日本語は盛大に化けるので、ここは上側の”スユネ〜”を選択。

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下側の”4s`W〜”を選択。

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それらしいファイルが表示されたので”Plate〜”を選択。
すると、画面にメッセージが出てきます。

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「プラットフォームの底面にノブが3つあるから、4・5回転締める方向に回してね」

6
「エクストルーダが数カ所に移動するよ」

7
「それぞれの箇所で2つのノブを同じ方向に回して調整してね」

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「ノズルとプラットフォームの間に高さ調整用のシートを滑らせて、ぎりぎり引っかからないくらいの隙間が正しいノズルの高さだよ」(適当に意訳(^_^;) でOKボタンを押すとエクストルーダーが移動を開始します。

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うぃーんと移動中ー

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ノズルが前方で停止したところで、調整用シートがノズルとプラットフォームの間で滑るように前のノブでプラットフォームの高さを調整します。調整できたらOKボタンを押します。

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エクストルーダが右奥に移動して、こんな画面になるので(画面表示が間違っているような気がしますが)先ほどと同じようにシートを使って右奥のノブで調整します。でOKボタンを押します。

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左側のノブで調整してOKボタンを押します。

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ノズルがプラットフォームの中央に移動するので、シートが入るか確認します。ここではノブを触らないこと。確認したらOKボタンを押します。

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この画面になったら調整手順が終了です。OKボタンを押すとトップメニューに戻ります。

で、もう一度"Print From SD"から"Plate〜"を選択して、同じ手順を一度繰り返すのがノズル高さを正確に合わせるコツです。一回目よりノブを回す量が少なくなったと思います。

二度目の調整が終われば、高さ調整はバッチリできてると思います。
これで使う前の調整は終わりです。

次回はフィラセントをセットして、実際に出力してみようと思います。

組み上げたとタイトルに書いてますが、一部ユニットを固定するだけです(^_^;)

開梱中の梱包材の上に、フィラメントを押し出すためのエクストルーダーが載っかっています。

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梱包材を外してステージを押し上げるまでは、エクストルーダーは筐体後ろにぶら下げておきます。
CreatorProは二種類のフィラメントを同時に使えるデュアルタイプなので、エクストルーダーユニットは2個がセットになってます。左端は出力物冷却用のシロッコファンです。

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シロッコファン先端に冷却ノズルを挿してから、エクストルーダーユニットにX軸レール台座の上に乗せて3箇所をネジ止めします。

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ただ、この冷却ノズルは左側エクストルーダーの出力部しか送風してないのが気にはなりますねー。
追々この辺は改良のネタにしようと思います。

次は背面のフィラメントホルダーを取り付けます。といっても筐体背面の長穴に差し込むだけなので取り付けというほどのことでもないです。

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最後に筐体上部の透明カバーをきっちりと嵌め込んで下準備は完成です。

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次回はステージの水平出しとテスト物を出力する予定です。

初めて3Dプリンタに手を出して、国産キットのPRN3Dを買ってから二年半経ちました。
色々使っていくうちに愛着が湧き、自分自身の部品を出力しながらせっせと改良して使っていましたが、ついに基板が壊れました。

PRN3Dは制御基板とモータードライバーが一体化した専用基板を使っているので、同じ基板を購入する必要があるのですが、この基板はSDカードスロットがないので使用時には常時PCを接続する必要があるのです。これが意外と厄介で、何度となく通信異常とかPCがスリープしたりして出力失敗することが発生してました。

この際、SDカードを挿せばデータ入力できるような新しい3Dプリンタを買おうと決意して、検討した結果、FLASHFORGE CreatorProを購入しました。



Amazonで注文して数日後に到着。予想より重たかったです。

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そして、開梱の儀へ。

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クイックガイドとフィラメントガイドがありました。
このクイックガイドは、製品の梱包の外し方からしっかり載っていました。結構タイトな梱包しているので、このガイド見ながらじゃないと悩むかも。

上側の梱包材を外して本体を抜き出して、包んでた袋を外しました。

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次は上面に嵌ってる梱包材を外すのですが、異様にきっちり入っていて、上に抜くだけなのに10分かかってやっと抜けました。
外した梱包材の下にはフィラメントが二巻鎮座してました。ここも梱包材でしっかり固定されてます。

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扉を開けて前からフィラメントを取り出します。

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その下には梱包材でしっかりガードされたテーブルが。

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クイックガイドに書いてあるように、テーブルを手でゆっくり持ち上げると、Z軸のボールねじがギューンと回されながら上がりました。

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次はフィラメントを吐き出すエクストルーダーの取付けですが、長くなったので次回に(^_^;)

レザークラフトであんなのこんなのを作っているのですが、革って縫う前に穴を開けないといけないのです。

手順でいうと
(1) 型紙を作って
(2) 革を切り出して
(3) 革を接着して(しない時もある)
(4) 縫うための穴を開けて
(5) 蝋引き糸で縫って
(6) 端面(コバ)を均して処理して
(7) 完成\(^o^)/

手順(4)で「菱目打ち」というフォークの先を研いだような物を、木槌で革に打ち付けてグサッと貫通させて穴を開けるんですが、木槌で打つ時に音と振動が結構するんですよね。マンションとかでコンコンやってると、下手すれば階下の住人から苦情が出るかもというレベルです。作業場とかなら問題ないとは思うんですが、一般家庭で作業場って普通ないですよね。

レザークラフトを趣味にしている人も結構いるので、先人たちの知恵でドリルスタンドを流用するという手法が浸透しつつあります。

本来は電動ドリルで垂直に穴を開けるためのスタンドなんですが、電動ドリルの代わりに菱目打ちを取り付けてレバーを手前に倒すと、無音でグサッと刺さってくれます。

自分も最初はこれを使っていたのですが、使っていくうちにグリスアップしていてもあちこちが擦れて摩耗していく上に作りが甘くて左右にガタが出て、狙ったところに菱目打ちが降りてこないこともあって、何とかならないものかと考えていました。

改良方法を考えているうちに結局自分で作った方が早いと決断して、菱目打ちスタンドを一から作ることにしました。

MDF板と3DCADで検討して3Dプリンタで出力した部品を組み合わせて完成したのがこちら。
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左上に伸びてるハンドルは先述のドリルスタンドから流用しました。
菱目打ちは3Dプリンタでピストン状の部品を製作して、それに固定しました。
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ピストンをスタンド本体に装着したところです。
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ピストンを上下させるとこうなります。
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スタンドを使って革に穴を開けてみました。軽い力でザクッと開きます。


以上、見て頂いてありがとうございました。
 

2010年から愛用していたコンパクトデジカメのリコーCX3が、ピント合わせの挙動が怪しくなってきてボケた画像を撮ってしまうことが多くなってきました。暗いところでも良く撮れるのとスリムなこともあって愛用していたのですが、使いすぎたようです(^_^;

それで次のコンデジとして買ってきたのが、これです。


ニコンが2016年10月28日に新発売した、光学35倍ズームと自撮りもできるチルト式液晶モニターを装備して、4K動画も撮れる高機能デジカメです。
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ボディの色はブラックとシルバーがあります。私はシルバーを選びました。

上面の撮影モードダイヤルや、背面の十字キーでマクロ・フラッシュ・セルフタイマー・露出補正が選べるのは各社コンデジ共通の操作ですね。

ズームは光学35倍とかなりの倍率です。手ぶれ補正も4.0段と多いこともあって、最大ズームでもしっかりホールドすれば手持ち撮影できるほどです。

この機種を選んだ最大の理由は、上下に稼働するチルト液晶を装備しているためです。
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チルト液晶が下向き45度と90度(最大)
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上向き90度と180度(自撮り用)

私は物を撮ることが結構あるので、物を上から撮影しやすいように下向きにチルトする液晶が欲しかったのです。

マニュアルモード選択時に絞りとシャッタースピードが同時に操作できるようにダイヤルが二つ付いているので、好みの画像を選べるのもいいですね。
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フラッシュが鏡胴に隠れないように上まで伸びてくるのも地味に好みです。
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コンデジのフラッシュでここまで伸びてくるのは珍しいです。

あとはUSB充電ができるので、出先でバッテリーの心配がいらないのも便利だと思います。

買って間がないのでまだまだ使いこなせていませんが、これから使い込んでいけそうなデジカメが購入できました(^_^)

3DプリンタのPRN3Dを購入してもう2年近くになります。

自分で部品を設計して自分で出力して組み付けてバージョンアップをしながら、もう鬼のようにガンガン使い倒してます。家具の補強部材を作ったり箱のモールを作ったりと大活躍です。

数日前から出力された物の表面に規則的にしわが出てくるようになったので、ノズル周囲を取り外してオーバーホールしたりして様子を見ていたのですが、良くならないので別の原因はないかと探していたら、テーブルの保持パーツにひびが入っているのを見つけました。
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今回破損したパーツはこっちのブログで書いてる箇所です。 テーブル保持兼Y軸ロッド保持の部品がロッド周囲にひびが入っていました。もう少しで完全に割れるところでした。

ひびが入った原因ですが、Y軸ロッドをスライドさせるためにリニアブッシュに潤滑油を差しているのですが、その潤滑油でこの樹脂パーツ(ABS)が侵されて劣化した結果と思われます。

というか、仕事でよくこんな割れ方してるパーツ見てたよなぁー… 

予備パーツはまだ出力していなかったので、このひび入りパーツをアセトンで応急接着して、パーツを出力して置き換えました。やばかったー。

最近になってドローンにハマってしまい、ドローン関係でこのブログを書いていこうと思ったのですが、文章と投稿画像の管理があまりにも大変なことになる(文章と画像の階層保存ができないため)のに気づきました。

そこで、ドローン関係のブログを分離というか新設することにしました。

ドローン用ブログ:空物初心者がドローンを楽しんでみる
ちなみにデザインはそっくりですw

分離先ブログではドローンに関すること全般を取り扱います。
組み立て、セットアップ、フライト、飛行会参加とかも書きますが、最初のうちは自分自身が飛ばすほうに関して初心者なので、よちよち歩きになるかと思います。

また、自分の本職は電気回路設計者なので、経験のある部分の3Dプリンタとの連携・はんだ付け・圧着作業・工具取り扱いとかは、備忘録を兼ねて丁寧に解説していけたらと思います。

以上、今後ともよろしくです。

とりあえず生きてます、小羊です。

家族介護の比重を増やさざるを得なくなったのと、家と仕事で時間を取られすぎて自分もノックアウトしてしまったので、思い切って仕事を辞めましたというのが2016年3月の出来事。

いい会社だったんだけどなぁ、辞める理由が自分都合なので上司の方々に申し訳なかったです…
ハローワークで見つけた求人だったけど、求人条件以上にいい実務内容だったんですけどね。

家族介護重視でこれからの人生考えなくちゃいけないので、手先の器用さを生かして在宅ワークの類を目指そうかなーと漠然と考えてます。今は色々と手を出しはじめているところです。

とりあえずレザークラフトで何点か作ってヤフオクにでも出そうかなとか思ったり。
世間で話題になってるドローンにも手を出してみようかなと思ったり。

また細々と更新していくように努力します(^^;

長時間出力できるようになってきて気にしているのが、稼働可能時間が短いということ。といっても別にPRN3Dに問題があるわけではありません。

…印刷中はステッピングモーターがガコガコ動くのでうるさいのよ(^_^; 普通のインクジェットプリンタが2台同時に動いているくらいの音が出ていて、それも数時間は動きつづけるもんで、出力中は眠れないとゆー。

PRN3Dを含めてFDM方式(熱溶解積層式)3Dプリンタの出力は、ひたすらに一筆書きの樹脂を積み重ねていくだけなので、大きなものや特に背の高いものは印刷時間が長いのです。寝る前に出力開始して、朝起きたら出力が終わっていると、時間が有効活用できるんだろうなぁと。

というわけで、PRN3Dをすっぽり覆う箱を作って防音してしまうことにしました。


箱の面は2.5mm厚のMDF(積層木板)と、前面と上面前半分は外から見えるように2mm厚アクリル板を使います。箱の辺や角のモールをPRN3Dで出力することにします。

いつものようにShade3Dでモデリングします。板をモールで挟むようにして組み立てられるようにします。
前面は横開きできるようにヒンジを付けます。
板箱作成用モール_image

長いモールは長さ100mm程度を何本か出力して組み立てます。
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前面を開けるとこんな感じです。
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箱を裏返してみました。ほぼ全ての辺にモールを使っているのが分かるかと。
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ヒンジの構造です。できる範囲で密閉性を良くしようと努力しました。
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普通のモールはこんな感じです。
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箱を載せる台もホームセンターで買ってきた板で作成しました。
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箱がずれないように、2x4金具を二枚重ねて板を挟むようにしています。
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後ろから見たところです。フィラメントスプールを保持している部材も、角の部分だけPRN3Dで出力して、柱は10mm角材を使っています。
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これでしばらく使ってみて改良していくことになると思います。試行錯誤できるのは楽しいものです。