01

「あっあぁ……♡ ……は、やくきてぇ……♡」

脳内では激しい性行が繰り広げられている。妄想のシチュエーションは「一方的にされる」のがほとんど。口をふさがれ羽交い絞めにされて、こちらの意思などお構いなしに躰を弄ばれる。自分でも変態的な嗜好だと思った。

ブロントさんの肉棒に見立てた指で自らの秘部をまさぐり、幾度となく蹂躪する。

もっとも、ここ暫くホンモノはご無沙汰で、にもかかわらず躰は快感を求める一方だったので、すっかり独りですることを覚えた。


02

「あっあぁ♡ 好きぃっ♡ 好きっ♡ あっあっ♡ ブロントぶろんとぶろんとぉ……っ♡」

ピンと両足が自然に突っ張り、全身にじわ~っと熱い波紋が広がる。快感をゆっくりと噛み締めながら、敏感になっている躰を布団に擦り付けて、さらに甘い快感を貪ろうとする。

「ん……ん……♡」

始めたばかりの頃は、たとえ空想の中であっても愛する人を自分の都合の良いように操作する自分に対して、嫌悪感で胸を押し潰されそうになっていたものの、1か月も過ぎた頃には、多種多様なシチュエーションで愛を確かめ合う、どピンクな妄想に耽るようになってしまったのだ。

「……ふぅ」



03

「・・・「はやくきて~はやくきて~」と泣き叫んでいるLSメンバーのために俺はとんずらを使って普通ならまだ付かない時間できょうきょ参戦すると」

「き……た…盾きた……メ……イン盾……きた……」

「と大歓迎状態だった」

※今日はオナニー(07/21)の日ですね!