打線好調、勢いに乗るマリーンズ

マリーンズ　9　-　4　ライオンズ


昨日逆転勝ちを飾ったマリーンズ。今日勝てばもうイケイケです。
しかし金泰均が足の痛みを訴え欠場。4番大松、5番には打撃好調の福浦が入りました。今江はＤＨ。7番サードは期待の若手細谷です。
先発は平野と俊介でした。

1回表。いきなり井口がライトにソロホームランを放ちマリーンズが先制します。
しかし1回裏。片岡のセカンドゴロを井口がこぼしてしまい内野安打。俊介が落ち着いて片岡を牽制で刺しますが、原を歩かせた後栗山に同点タイムリーツーベースを浴びます。
そして1死1、3塁のピンチの場面でバッターはフェルナンデス。俊介はショートゴロに打ち取りゲッツーでチェンジ。
と思いきや、井口が1塁に悪送球してしまい１−２。ここまで先制も失点も井口の独り相撲です。

俊介は2回以降立ち直りライオンズ打線を抑えます。
打線も俊介の好投に応え、4回に無死2,3塁のチャンスを作ります。ここで福浦がきっちりとライト前にタイムリーヒットを放ち２−２の同点。さらにサブローゲッツーの間にランナーが還り３−２と逆転に成功します。

6回表。
マウンドには3番手岡本篤。2死1,2塁の場面でサブローがセンター前にぽとりと落ちるタイムリーヒットを放ち４−２。リードを広げます。

7回表には牽制悪送球で岡田が2塁に進み1死2塁のチャンス。ここで西岡はセカンドライナーに倒れ、2塁ランナー岡田が戻れずタッチアウト。セーフのようにも見える微妙な判定です。西村監督が抗議に飛び出すも、判定は覆りません。

流れが変わるのか？西武としては是が非でも変えたいところでしょう。
8回表から西武は工藤をマウンドに送り出しました。西武ドームが盛り上がります。
工藤は今江をサードゴロ、井口に四球を与えるも大松を空振りに切って取るなど堂々たるピッチングを疲労します。
しかしここから工藤が崩れ、福浦ヒット、サブロー四球で2死満塁。ここで細谷が値千金のレフト前タイムリーヒットを放ち６−２。工藤の速球に食らいついていきました。今日はこの細谷のタイムリーで試合が決まったようなものです。

5番手はなんと谷中。谷中は期待を裏切りません。里崎がショートの横を抜くタイムリーを放ち７−２。ダイビングキャッチを試みた中島はこの時左肩を痛めて負傷退場します。さらに岡田、西岡にもタイムリーが飛び出し９−２。今日は打線が爆発です。

結局最終回に俊介が石井義のツーランを浴びますが、そのまま抑え切って試合終了。俊介が堂々完投勝利を飾りました。
ライオンズはこれで3位転落、代わってマリーンズが貯金10で2位浮上です。

怪我人が多くても、みんなでカバーしていますね。この流れを大事にしたいです。

ところで、藪はどうなったのでしょう。

連続で入団テスト、ロッテ藪２８日にも誕生 （サンスポ）

日米通算９１勝を挙げている藪恵壹投手（４１）が２７日、前日に続いてロッテ浦和球場で入団テストを受けた。ブルペンで３８球を投げ、最速は前日より１０キロ遅い１３６キロ。投球の前には非公開でフィールディングの練習も行った。

　テストは予定を１日繰り上げこの日で終了し、「スピードは出ていないけど、球に切れがあるとの報告を受けている」と西村監督。合格は濃厚で、２８日にも発表される。

合格目前から急転した藪　１日で球速10キロ以上ダウン　（スポニチ）

　ロッテが入団テストを受けていた元サンフランシスコ・ジャイアンツの藪恵壹投手（４１）の獲得を見送ることを決めた。

　藪はテスト最終日となった２７日、さいたま市のロッテ浦和で志願のブルペン入りし、３８球を投げてアピール。だが前日は最速１４６キロを計測した直球が１３５キロ止まりで、西本投手コーチら首脳陣の高評価から合格目前とみられていたテストの結果は急転した。

　報告を受けた西村監督も「中継ぎで投げるには連投が利かないと」と話した。

ん？サンスポと大本営発表で内容が違います。どっちが正しいの？

ロッテ　藪獲得を見送り　育成右腕を支配下登録　（スポニチ）

　ロッテは２７日、入団テストを受けていた元ジャイアンツ・藪恵壹投手（４１）の獲得を見送ることを決めた。同時に育成選手の山室公志郎投手（２３）を支配下登録することも決定。２８日にも発表される。

　球団関係者は藪について「非常にいい投手だが、残り試合の戦い方や若手にチャンスを与えたいチーム方針もあって今回は獲得を見送った」と説明。この日に来日した新外国人右腕・ペンを含めると支配下登録選手は６９人となるため、最後の１枠は山室の昇格を優先させることになった。

どうやら藪は獲得しないようですね。
連投が利かないのであれば中継ぎとして致命的ですから、見送りで正解です。山室は本当に登録されるのか。だとしたらがんばってほしいですね。




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ヴェテランが打ち、マーフィー様が抑える

マリーンズ　5　-　3　ライオンズ

今日から後半戦がスタートです。まずは西武に3連勝して勢いをつけたいところ。
初戦はマーフィー様でいただきです。

そのマーフィー様は序盤立ち上がりに苦しみ、1回裏に中島の2点タイムリーで先制を許します。
それでもさすがは救世主マーフィー様。2回以降は立ち直り、西武打線に完全に抑えこみ追加点を許しません。

打線は許の老獪なピッチングに抑えられますが、3回表にようやく反撃。里崎がチーム初ヒットとなるソロホームランをライトスタンドに叩き込みます。
右方向への長打は好調の証ですよ。オールスターで活躍した良い流れが持続しています。これで１−２。

4回表には今江の代役細谷がヒットで出塁。打席には井口を迎えます。
井口は最悪のサードゴロ。しかしゲッツーかと思いきやサード阿部の2塁送球が逸れてオールセーフとなります。
続くバッターは金泰均。ここで決めてほしい。ですがさすがはヴェテランです。許の外角低めいっぱいのストレートに手が出ず見逃し三振に倒れます。そして大松も倒れ2アウトとなりますが、サブローがやってくれました。センター前に抜けるタイムリーヒットを放ち２−２の同点。試合を振り出しに戻しました。

その後はマリーンズがじわじわと得点します。
7回表には福浦が勝ち越しのソロホームランを放てば、細谷がタイムリーヒットを放ち４−２。マーフィー様が7回裏に左の親指のマメがつぶれて降板したものの、古谷、薮田がしっかりと抑えます。

すると8回表には大松が久々の14号ソロホームランを放ち５−２。だめ押しの一発で点差を広げます。
最終回はコバヒロが1点を返され、一打同点の場面を迎えますが、バッター坂田に格の違いを見せつけ、フォークを空振り三振させて試合終了。大事な初戦を勝利しました。西武はこれで5連敗。首位陥落です。

今日の勝利は大きいですよ。許が良いピッチングをしていただけになおさらです。
サブロー、福浦、里崎らヴェテランに、細谷などの若い力が融合しての勝利。まさに和の精神。
西岡は今日ノーヒットでしたが、5回裏にセンター前に抜けようかと言うライナーを横っ飛びキャッチで押さえるという超ファインプレーを披露、自らの入籍＆誕生日を祝いました。
さあ今日は快勝。これで明日以降に弾みがつきました。

しかし、こちらのベテランはどうなんでしょう。

41歳藪146キロ！ロッテ入団へ上々テスト　（ニッカン）

ロッテが２６日、阪神、メジャーリーグで活躍した藪恵壹投手（４１＝元ジャイアンツ）の入団テストを浦和球場で行った。藪は西村監督、西本投手コーチら首脳陣が見守る中ブルペンで４１球を投げた。２３日に帰国したばかりで時差ぼけなどコンディションが完全ではない中、直球は最速で１４６キロをマークした。さらにカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップ、シュート、フォークと多彩な変化球も投げた。

　昨年７月にジャイアンツ傘下３Ａフレズノを解雇されたが、米アリゾナ州フェニックスでトレーニングを続けてきた成果を見せた。「感触？　まぁまぁです」と笑顔をみせながら一言だけ残して引き揚げた。見守った首脳陣の評価は高く、西村監督は「今日ぐらいのものを出してくれれば大丈夫かと思います」と満足げで、西本投手コーチも「いいですね。思ってた以上だった。体も大きくなっていた。スピード面（球速）も問題ない」と驚いていた。

　２７日にも引き続きテストを実施し、３０日までに合否の結論を出す。西村監督は「今の段階では何も言えない」と明言を避けたが、藪がロッテ入団へ向け、大きな１歩を踏み出したことは間違いない。

ブログであんなことを書いていたわりには、入団が決まりそうな気配です。
入団すれば応援はしますが、吉井のような情実起用はやめてほしいのが本音ですね。
はたしてどうなるのでしょう。


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知床旅行記 最果ての知床岬までクルージング

去年の7月知床に行きました。

知床旅行記　第2回　知床編
知床旅行記　第3回　網走監獄編

天気には恵まれませんでしたが、知床五湖やカムイワッカの滝。雄大な自然に触れることができました。
しかし、一番の目的であった知床岬へのクルージングは天候不良のため全便欠航。
ここまできて船に乗れないとは・・・。再訪を誓い、泣く泣く帰路に着きました。

そして今年、リベンジの機会がやってきました。
札幌ドームでの野球観戦のついでに、知床まで足を延ばせばいいのです。

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ペン獲得、藪はどうなるの？

ヘイデン・ペン投手の入団が正式に決まりました。

ロッテ　１５０キロ右腕ペン獲得発表　（スポニチ）

　ロッテは２２日、パイレーツ傘下３Ａインディアナポリスのヘイデン・ペン投手（２５）を獲得したと発表した。

　契約は今季終了までで年俸は１８００万円、背番号４４。２７日に来日する。１メートル９１の長身右腕のペンは１５０キロ前後の直球が武器でメジャー通算３３試合に登板し４勝６敗、防御率９・５１。先発ローテーションの新たな軸に期待されており、球団を通じて「日本で投げるチャンスをもらい大変感謝している」とコメント。西村監督は「先発として大いに期待しています」とした。

ペン投手の経歴や動画などは以前のエントリー「新外人が来るらしい」をご覧ください。

ペンは面白いのか？賢、じゃなかった剣より強いのか？
普通に活躍するのか。一瞬で忘れ去られるのか。ジャスティンミラーのように強烈な印象を残して去るのか、楽しみです。


そしてこんなニュースも。

ロッテ　元ジャイアンツの藪をテスト　（スポニチ）

　ロッテは２２日、元ジャイアンツ・藪恵壹投手（４１）の入団テストを２６日にロッテ浦和で行うと発表した。

　藪は阪神から０５年にアスレチックス移籍。メジャー通算７勝を挙げたが、昨年７月にジャイアンツ傘下３Ａフレズノを解雇されていた。現役続行を希望して米国で練習を続けており、２３日に帰国して入団テストに臨む。球団では先発も中継ぎもできて実績十分の右腕への期待が大きく、石川球団運営本部長は「首脳陣が直接チェックして見極めることになる」と説明した。

シーズン途中でのベテラン補強はどうしても吉井を思い出してしまいます。あれはバレンタイン政権下における黒歴史の一つですね。

藪は日本での経験が豊富とはいえ、去年マイナーを首になって以来、そのマイナーにすら拾ってもらえない状況です。日本でどれだけやれるのでしょう。若手を使ったほうがマシだと思いますね。

それに、藪本人もこんなことを言っています。

お知らせ！　（藪　恵壹のブログ）

お知らせしたいことがございます。
マスコミで報道されておりますが、近日　私、藪　恵壹がNPB球団の入団テストを公開で行なう予定はございません。

以前　ある番組終了後、マスコミのインタビューにお答えしたのが私の考えです。
阪神で１１年　　MLBで２年の経験は何物にもかえがたい　私の財産です。
どの選手もそうだと思いますがいつか辞めなければならないと言うことを　いつも　頭の片隅に置いて、
身体が動く限り　そして　気力の続く限り　私自身もやってまいりました。
心配していただいているファンの皆様には一日も早く　いい報告が出来るようにまだまだ日々　精進してまいりたいと思います。

「私、藪　恵壹がNPB球団の入団テストを公開で行なう予定はございません」
非公開で行う予定だったらあるんですか？
と、聞いてみたいところですが、藪本人がそんな屁理屈を言うとは思えません。

やはり、テストは受けないのでしょう。
それがいいです。藪はマリーンズに必要な戦力ではないと思います。
藪を取るなら、高木さんを現役復帰させた方が100倍マシですよ。


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サブロー、井口が引っ張る夏

マリーンズ　6　-　2　ファイターズ

昨日は大嶺の酷いピッチングで負けてしまいましたが、今日勝てばハム3連戦勝ち越し。前半戦を良い形で締めくくることができます。
打線のキーマンはここ数試合調子がいい井口とサブロー。
早速初回に井口がソロホームランを放ちマリーンズが先制します。
3回表にはサブローがレフトにツーランホームランを放ち３−０。試合を優位に進めます。

マリーンズの先発は吉見。初回の投球練習でバランスを崩し足をひねったように見えましたが、ピッチングに影響はなく、むしろ序盤は好投してくれました。3回まではノーヒットです。
しかし、サブローツーランの直後の4回裏。ロッテキラー小谷野にツーランホームランを浴びてしまいます。３−２。試合がわからなくなりました。

そして吉見が糸井と中田に連打を浴び、1死1，2塁とした投手交代。なんと2番手は渡辺俊介です。オールスターをはさんで間が開きますから今日は総力戦ですね。
今日の俊介は非常に良く、ファイターズのバッターはタイミングを完全に外されていました。6回途中までを例の人を食ったようなピッチングでファイターズ打線を抑え込みました。
俊介は6回裏1アウトの場面で小谷野にヒットを打たれたところで降板。今日の俊介はファイターズに行きかけた流れを引き戻すナイスピッチングです。

3番手は古谷。最近古谷が地味に良い！今日も糸井を見逃し三振にしとめました。後半戦に向け頼れる左腕が誕生です。そして続く中田は伊藤が抑えてチェンジ。1点差のまま終盤に突入します。

7回表。先頭の岡田が俊足を飛ばしてショート内野安打を放つと、2死2塁で井口がレフトタイムリーヒットを放ち４−２。実に大きな追加点です。

さらに9回にはHISAOのヒットをきっかけにチャンスをつくり、大松の2点タイムリーで６−２。最後はコバヒロが4人締めで試合終了。GAORAざまぁ！球審秋村の可変ゾーンにもめげず、リリーフ陣が踏ん張り見事な勝利。北の大地で勝ち越しです。

これでマリーンズは前半戦を貯金８で終えました。交流戦後の失速を考えるともっと貯金を減らしてもおかしくなかったのですが、打線が復調し持ち直しましたね。怪我人がでても控えメンバーがその穴を必死で埋めています。今日も今江が右肩の違和感でスタメンを外れたものの、代役の細谷がきっちりとヒットを放ちました。

後半戦は西武戦から。この勢いで首位との差をつめたいですね。
自分もここのところブログを書くテンションが上がらず困っているのですが、なんとかチーム同様上昇気流に乗りたいなぁと。


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祝！サブロー100号

マリーンズ　6　-　12　ファイターズ


【ロッテ】サブロー「100号かぁ」（ニッカン）

ロッテ・サブロー外野手（３４）が１−７で迎えた５回、無死から１２号ソロを放った。日本ハム木田の直球をとらえ、バックスクリーンまで運んだ。プロ通算１００号となるメモリアルアーチに「１００号かぁ。自分は周りにいる人たちに恵まれて打てたと思っている」と感謝していた。

祝！サブロー100号！
16年目にしての達成はファンの期待からすれば少々遅めですが、それでもこつこつと積み上げた結果です。
おめでとうございます。

今日はサブローの快挙を祝うかのように打線が爆発！

2回に福浦のソロホームランで先制すると、5回表にはサブローの通算100号のメモリアルアーチとなるソロホームランに、西岡のタイムリー、復活の狼煙となる井口のスリーランで一挙5点。
ファイターズ先発木田から合計6点を奪い、木田を見事粉砕しました。
ここのところ打線が低調でしたが、どうやら登り調子とみてよさそうです。

投げては大嶺が5回を自責点１に抑えるピッチングでファイターズ打線を料理。
中田にプロ初ホームランを献上してしまいましたが、これはロッテお得意の若手育成です。

なお、試合は６−１２でロッテが負けました。


・・・なんでこの展開で勝てないんでしょう。
今日は大嶺が全部ぶち壊しました。2回に四球2個でピンチを招き、今江のホーム悪送球からあれよあれよと7失点。
せっかくマリーンズが6点とって1点差まで追い上げたのに、直後に中田に被弾するとは情けない限り。
大嶺は合計8失点です。エラーがらみなので自責点１となり、なぜか防御率がよくなっています。
あまりのひどさに西村監督も再び2軍行きを命じました。今頃大洗行きのフェリーの中でしょう。

大嶺、また２軍降格…中田に一発浴びる（スポニチ）

【ロッテ６―１２日本ハム】ロッテは大嶺が５回８失点（自責点１）と崩れた。西村監督は「同じ失敗の繰り返し。下（２軍）で投げさせて、いいものを出せば考える」と２軍降格を決めた。

　先制点をもらった直後の二回に今江の失策で同点とされ、さらに遊ゴロの間に勝ち越された。その後も４連打を浴び、計７点を失った。味方が５点を返した直後の五回は中田にプロ１号を献上した。「チームが盛り返してきた時の一発。悔いが残る」と消沈していた。

ガオラの解説光山が、「大嶺は変化球が多すぎる。ストレートの精度を磨くべきだ。そして大嶺は間合いが重い」と、興味深いことをいっていました。間合いが悪いのではなく、重いというのは元キャッチャーらしい言い回しです。要するにメンタルですよ。ルーキーの時に見せた素晴らしいストレートを生かすも殺すもメンタルしだいです。
大成してほしいんですけどね。どうなんでしょうね。


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敵が多すぎる札幌。しかし勝った！

マリーンズ　5　-　3　ファイターズ

スカパーで観戦した皆さんご唱和ください。

GAORAうるせー！

いや本当にお疲れ様でした。
GAORAの中継がひどいことひどいこと。美藤アナと解説まいど岩本のコンビがうるさくてたまりません。一言で言えば角澤松木です。
露骨なハムびいきはいつものことですが、今日は輪をかけてひどかった。不快指数１００％です。

そして今日の審判。
主審中村、1塁山路、2塁秋村、3塁栄村。
大変なことになりました。スリーヴィレッジがそろい踏みです。
特に中村が日ハムロッテ戦で主審を務めるとロクなことがありません。
忘れもしない2007年のハム戦での大誤審もこの中村です。



いつ見ても酷い誤審だ！なんでこの人がいまだに審判でいられるのでしょう。謎です。
そんなわけで、今日からの札幌3連戦。マリーンズの選手たちはファイターズナインのみならず審判とも戦わなければなりません。さらにテレビ観戦組はGAORAの実況解説とも戦わなければなりません。
がんばりましょう！

マリーンズは初回1死1，3塁から金泰均がゲッツーと言うロッテ野球全開な滑り出し。
嫌な予感がしましたが、先発のコーリーさんが球審中村の狭いストライクゾーンに負けることなくハム打線を抑えます。

そして3回表。
2死3塁から今江がレフトにタイムリーヒットを放ちまず1点を先制すると、井口もセンターへタイムリーヒットを放ち２−０。あのケッペルから点を取ってしまいました。

3回裏に田中健介のソロホームランが飛び出し２−１と1点差にされますが、1死1塁から小谷野をしっかりショートゴロゲッツーに仕留めチェンジ。コーリーさんがなんとか踏ん張ります。

4回表。
先頭大松がセンターへのヒットで出塁すると、福浦が金子誠の横を抜く左中間へのタイムリーツーベースを放ち３−１。リードを再び2点に広げます。続く里崎倒れ2死2塁となりますが、ここで岡田がライトへタイムリーヒットを放ち４−１。2塁ランナーの福浦がキャッチャー鶴岡のタッチをかいくぐるような絶妙なヘッドスライディングを決め、しっかりとホームをタッチしました。さすが福浦。鈍足でも走塁技術は確かです。
しかし、続く西岡の打席で岡田が盗塁死してしまいチェンジ。
ヴィレーッジ！あれはセーフだろ秋村。今日は村祭りだ！


コーリーさんは4回裏に糸井のソロホームランを浴び４−２。さらに5回裏には稲葉にタイムリーヒットを打たれ４−３。1点差に詰め寄られます。今日は前回に比べいまひとつですが、大崩はしません。ぎりぎりで踏みとどまり、勝利投手の権利を得てマウンドを降りました。

6回裏からは古谷。糸井を歩かせるも、後続をきちんと抑え無失点。今日はこの古谷の好投が大きかったと思います。

そして問題の7回表。
1死から岡田がレフト前ヒットで出塁。今日の岡田は強いゴロでのヒットを打てるようになりました。岡田の打棒が急成長していますね。いいことです。
さらに西岡がヒットを放ち1死1，3塁となったところで、なんと西村監督は今江にスクイズを指示。強めの打球がファースト方向に転がります。3塁ランナーの俊足岡田がホームを突きますが、ファースト稲葉の公フィールディングと鶴岡のブロックに阻まれタッチアウト！
と、思ったら・・・。

ヴィレーッジ！
リプレイ見たらタッチの前に岡田の足がホームベースに入ってますよ。
あの騒がしい実況解説もスローのリプレイを見た瞬間沈黙。
中村球審がまたやってくれました。ロッテ日ハム戦で再び誤審です。


この嫌な流れを振り払ってくれたのが井口。
しっかりとセンターにタイムリーヒットを放ちました。2塁から一気にホームを狙う西岡。
センター糸井から矢のような送球が還ってきましたが、西岡がわずかに早くセーフ。
騒がしい実況解説も「今のはさすがにセーフ」とのたまっていました。「さすがに」って何だ「さすがに」って。これで５−３です。

7回裏からは勝利の方程式。
伊藤も薮田もヒットを打たれながらきっちりと無失点でしのぎます。
9回裏はコバヒロ。先頭金子誠にヒットを打たれるも、田中賢と村田を抑え2死1塁。
稲葉の打席で実況解説が

「行ったぁぁぁー！！」

と絶叫するものですからびっくりしましたが、単なるスタンドに飛び込むファールフライでした。
最後はキャッチャーフライで試合終了。
難敵ケッペルを打ち崩し、スリーヴィレッジの陰謀にも怯むことなく立ち向かい、見事ビジターで勝利を掴みました。

コーリーはなんとか抑えた、というレベル。好投とはいえません。
ですが強打のハムを5回3失点ですからボチボチですね。コーリー部長に格上げです。
あとは打線が上向きになってきました。夏に向けこの調子を持続したいですね。

そういえば、今日も里崎がスタメンでした。的場がどうも怪我をしたらしいです。
だから田中雅が昇格したんでしょう。

これぞマリンガン！ロッテ１５安打全部単打　（サンスポ）

　そんな中で必死さを前面に出したのは９試合ぶりにスタメンに名を連ねた里崎だった。中堅から右方向へ３安打を放ち、チャンスメーク。「恐怖の８番打者」が復調したことで、ちぐはぐだった打線につながりが生まれた。

　「練習の通りの打撃ができた。（捕手として）試合に出ていなくても、見ていて勉強になる面がありましたね」

　長きにわたってチームを支えてきた１２年目の３４歳が、リード面の迷いなどが原因で、今季はベンチを温める機会が多くなった。しかしこの日は、スタメンを続けていた的場が右上腕部を痛めたこともあり先発に復帰。好リードでマーフィーの完投勝利を導き、打撃でも貢献した。「腐らずに練習に取り組んだ結果」と指揮官も評価した。

最近の休養が里崎復活のきっかけになるのでしょうか。
10勝投手が6人も出た2005年の快進撃は里崎、橋本のツープラトン体制がうまく機能しました。
的場、里崎のツープラトンが機能すれば、配球に幅が出て好循環を生みそうです。

明日は木田と大嶺。
木田を打ち崩してうるさい実況解説を黙らせましょう。



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帆足を粉砕！マーフィー様初完投勝利！

ライオンズ　1　-　9　マリーンズ

今日は久々に打線がつながり帆足を2回でKOしました。
特に久々に先発出場の里崎は猛打賞の上2度のヘッドスライディング。
気迫と危機感を感じましたよ。
的場と言う強大なライバルの出現で尻に火がついたようです。
これもまた的場効果ですね。

投げてはマーフィー様がストレートとカーブをうまく駆使して初の完投勝利。今日負けたらBクラスが見えただけに、救世主と言ってよい活躍でした。

明日からは札幌で日ハム戦。１つは勝ちたい！




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■　追記
7/19　写真を追加しました。

成瀬大炎上！フェル大爆発！大沼は勝ち投手！

ライオンズ　9　-　3　マリーンズ

今日はまずこの記事について考えましょう。

大遅刻フェルナンデス“おわび２打点”　（デイリー）

試合前の練習にフェルナンデスの姿がなかった。実は都内から自宅に電車で向かう際に乗り換えを間違えていた。「（電車で）いつもと違う方向に行ってしまった…」。どこでどう間違えたのかも分からないぐらい迷いまくった。西武ドーム到着は練習終了直前の午後３時４０分とまさかの大遅刻だ。渡辺監督は「ナイターの遅刻は珍しいね」と苦笑いを浮かべた。


西武の外国人が電車通勤をしているのは有名な話です。
しかし西武に2年も在籍したフェルナンデスならある程度慣れているはず。
いったいどんな間違い方をしたのでしょう。

講談社に原稿を届けた後、護国寺駅から有楽町線の準急小手指行きに乗ったつもりで居眠りし、起きたら森林公園だったとかいう理由でしょうか。
あるいは通を気取って新線池袋から準急飯能行きに乗ったら副都心線の渋谷行きだったとか？
それとも、「東は西武で西東武〜」と歌いながら、埼京線に乗ってしまったとか？

いずれにせよ、このようなネタを提供してくれる外国人選手は大変貴重です。
マリーンズも負けていられません。ネタに溢れた外国人を獲得すべきです。
今日のライトスタンドでもパスクチ待望論が湧き上がったようですね。
パラララー　パーパ　パーパパパーパーパ　イタリアー
パーパパパーパーパ　イタリアー　パ！　ス！　ク！　チ！
パーパパパーパーパ　イタリアー　パー　

っていう応援歌が聞こえましたよ。福浦の打席で。

試合ですか。試合は振り返りたくないですねぇ。
まあ、「今日の先発は○○だって？楽勝だろハハハ」なんて試合に限って負ける。
で、「涌井は打てるのになんであいつは打てないんだよコラー」と叫ぶ。
マリーンズファンの皆さんなら経験則から良くご存知かと思いますが、まさに今日もそんな展開でした。

大体先発の成瀬が3回で6失点もしていたらお話になりません。
2回表は例によってフェルナンデスにソロホームランを浴び、阿部真のタイムリーと中島の3点タイムリーで5失点。
3回表には坂田にソロホームランを浴びて６−０。坂田は実に良いバッターです。またすごい選手がでてきました。西武とロッテの育成能力の差は埋めがたいものがありますね。

3回裏には的場のヒットからようやく反撃を開始し、今江のツーランで６−２。差をつめます。
しかし6回表にまたフェルナンデスにソロホームランを打たれ７−２。
成瀬はこれで24号です。ホームラン王のオーティズに2本差でリード。打たれすぎです。

マリーンズは6回裏に井口がタイムリーヒットを放ち７−３とし、大沼はここで降板となります。
しかし、勝利投手の権利はしっかりとゲットしました。3失点とはいえ試合を作ったのですから、西武サイドから見れば御の字でしょう。

8回表。
的場の代打で登場した里崎が回からマスクをかぶっています。
マウンドはいまだ成瀬。完全にさらし投げ状態です。
成瀬は片岡に内野安打を打たれ、阿部に送りバントを決められ1死2塁。
ここでなんと中島を敬遠します。敬遠はベンチの指示でしょうけど、正直どうかと思います。
もっといただけないのは続くブラウンへの攻め。
前のバッターが敬遠されて打ち気にはやるブラウンに、なぜ初球ストレートなのか。
130キロ台のストレートがど真ん中に来ればそりゃ打たれます。
決定的なたいむりーで　８−３、勝負ありました。
そして代わった秋親がまたフェルナンデスにタイムリーを浴びて９−３。
結局フェルナンデスには3打点も稼がれてしまいました。
いい加減秋親は休ませましょうよ。後半戦に向け必要な戦力なんですから。
このままでは登板過多でつぶれてしまいます。

あとはなんというか、負け試合の采配が硬直している、悪く言えば無策に見えますね。
もっと色々できることがあるような気がします。
あるいは負け試合のコメントをもっと面白いものにすべきです。前々任者をアドバイザーに迎え入れた上で特訓すべきでしょう。

明日はマーフィー様。
首位相手に3連敗はまずいですよ。巻き返しましょう。





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涌井に無四球完封負け

ライオンズ　2　-　0　マリーンズ


今日もまた手に汗握る投手戦。
渡辺俊介は7回まで打たれたヒットはわずか2本。無失点に抑えます。
しかし、マリーンズ打線も涌井の前に抑えられ、ヒットは打つのですが得点を奪うことができません。
最後の得点のチャンスは7回裏。2アウトから岡田がヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めますが、西岡三振でチェンジ。涌井に内角をズバッと決められ手が出ませんでした。

そして8回表。俊介は帰ってきたホセ・フェルナンデスにヒットを打たれると、坂田に送りバントを決められ1死2塁。ここでロッテキラーの代打石井義にタイムリーを打たれついに1点を失ってしまいます。その後代わった伊藤も栗山にタイムリー内野安打を打たれ２−０。最後は涌井にあっさりと抑えられて試合終了。
俊介の好投は報われず、痛い星を落としました。

しかし点が入りませんね。特に井口の打率が順調に下がっています。
年なんだしフルイニング出場は無理なのでは？
堀様が待ち遠しいです。

明日の先発は大沼と成瀬。
大沼？



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吉見好投でラッキー勝利

オリックス　1　-　3　マリーンズ

的場マジック！

元広島の長谷川と、元横浜の吉見の対決。
まさかロースコアの投手戦になるとは思いませんでした。

1回は両チーム無得点。そして2回表。
T岡田のツーベースと北川のヒットで無死2，3塁のピンチを招くと、続くバルディリスの止めたバットに当たった打球が高いバウンドの内野安打になってしまいオリックスに先制を許します。なにやら大量失点のにおいがしてきましたが、続くシドニー鈴木の送りバントを吉見がすばやく処理して3塁フォースアウト。後続もきちんと抑えてこの回を最小失点でしのぎました。

その後の吉見は立ち直り追加点を許しません。内角低めにズバッと決まるなど制球もまあまあ良く、内外角に散らしつつストレートとスライダーでオリックス打線を抑えました。時折投げる人を食ったようなスローカーブも効果的でしたね。的場のリードが今日もまた冴え渡っていたということでしょう。

4回表にはセカンド井口がフライを落球してしまいますが、誰かのミスを全員でカバーするのが今年のマリーンズ。シドニー鈴木の3塁線を抜けようかと言うゴロを今江がダイビングキャッチで抑える好プレーが飛び出し、4回を無得点で抑えました。

しかし、オリックスの長谷川もナイスピッチング。4回までわずか2安打に抑えられます。このまま完封されそうな予感がしてきました。

そんな流れが変わったのは5回。きっかけはやはり的場でした。
的場の放ったサードゴロをなんとバルディリスが後逸。打った的場は2塁に進みました。
バルディリスはなぜフツーのサードゴロを捕れなかったのか。
それは的場が打ったからです。的場マジック！

さらに続く岡田は3塁線に送りバント。するとまたもやバルディリスの緩慢な守備で1塁セーフになってしまいます。
ここで西岡がきっちりと犠牲フライを放ち１−１の同点に追いつきました。

チームが勝てない時期は、味方が点を取った直後に失点します。
ですが今日の吉見は違いました。6回表をあっさり3者凡退に抑えてお役御免。この回で交代となりました。

6回裏。
井口が久々のツーベースヒットで出塁し、金泰均のファーストゴロで3塁へ。大松はサードファールフライに倒れてしまいますが、続くサブローのサードゴロをなんとバルディリスがまた後逸。この間に3塁ランナーが還り１−２と勝ち越しに成功しました。長谷川ここまで自責点０。バルディリス様様です。

7回からは伊藤が登場。坂口にヒットを打たれますが無失点で抑えます。
8回表は薮田。簡単に2アウトを取りますが、北川にヒットを打たれると突如ストライクが入らなくなりました。バルディリス、代打日高に連続四球を与え2死満塁。正直逆転を覚悟しました。
しかし薮田は何とか踏ん張り、山崎をファーストファールフライ。金泰均が危なげあるキャッチでこの回を無失点でしのぎました。

8回裏には大松が犠牲フライで１−３。大きな追加点を入れます。
そして9回表はコバヒロが登場。坂口のセンター前に抜けようかと言う打球を西岡が横っ飛びでキャッチ。すばやく1塁に送球しアウトを取ります。西岡のファインプレーが出ればもう勝ったも同然という雰囲気に。続く荒金、後藤をなんなく抑えて試合終了。オリックスに勝ち越しを決めました。

ヒーローは吉見。球数は6回109球と多かったのですが、丁寧に投げてくれました。
「一人一人、全力で飛ばしていきました。きょうはどうしても早くアウトをとりたいという気持ちになるところを、冷静に一歩退いて自分のピッチングを見ることが出来たと思います。その結果、なんとか最小失点に抑えることが出来たと思います」
とのコメントどおり、今日のピッチングが復調のきっかけになってくれるといいですね。
さあ明日からは西武戦。勝ち越したい！



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今日の写真です。

金子に完封負け

オリックス　5　-　0　マリーンズ

今日勝てば波に乗れたはずですが、残念ながら金子に完封負けを食らいました。
金子は5試合目の完封勝利。7勝中5勝が完封です。そして3試合連続完封はパリーグタイ記録。
大記録の陰にロッテ有りですね。

しかし、金子がすばらしく良かったかと言えば、そうでもありません。
マリーンズもヒットは打っています。しかも1回、4回、7回と先頭打者がヒットで出塁しています。
なのに無得点。金子に要所を締められたわけですが、大嶺のリズムの悪さも影響しているでしょう。

今日の大嶺は強風のせいか制球に苦しみ、カウントを悪くする独り相撲を連発。
1回はロッテキラー後藤にソロホームランを打たれ、2回表には無死満塁のピンチを招き、坂口の犠牲フライで2点目。
以降も毎回のようにピンチを招きましたが、なんとか0点に抑えました。
結局6回を2失点。数字だけ見れば良い部類なんでしょうけど、もっと失点してもおかしくないピッチングです。
なんとも評価しがたい、どうにも歯がゆい、見る側からすればストレスのたまる今日の大嶺でした。

そして7回には大嶺、古谷、秋親が満塁のピンチを招くと、シドニー鈴木に走者一掃のタイムリーを打たれて５−０。
重すぎる追加点が入ってしまいました。

8回裏にはヒットと四球で1死満塁のチャンスを作りますが、金泰均が最悪のショートゴロゲッツー。ホームランなら1点差でしたが、現実は厳しいです。今日はとにかく井口と金泰均がブレーキ。2人とも疲労のせいか調子を落としています。打順の組み換えはあるのでしょうか。

明日は吉見？
打つしかありませんね。




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