イタリア・スイス旅行記の第10回です。
3日目の4月29日もヴェネツィア散策です。
サンマルコ広場から北上し、装飾がとても美しいサンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会を見学します。
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■ 3日目 2012年4月30日 月曜日
時刻は11:40。サン・マルコ寺院を見学し、向かい側の鐘楼に登ってヴェネツィアの街並みを堪能しました。
サン・マルコ広場には他にもドゥカーレ宮殿やコッレール美術館など見どころが集まっていますが、リアルト橋付近にあるカ・ドーロという博物館が14時閉館となっています。
サン・マルコ広場周辺の施設は夕方まで開いていますからここは後回しとし、サン・マルコ広場の北にある美しい教会、サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会を見学し、それからカ・ドーロを目指すことにしました。
サン・マルコ広場から観光客でごった返す細い通りを北上します。
この辺りは宝飾品関係の店が多いです。
運河を渡ります。
ヴェネツィアの道はこのような細い道ばかりです。でも観光客は多いですからすれ違いに苦労することもあります。スリにも気をつけねばなりません。
仮面舞踏会用の仮面を売る店です。お土産として買う人も多いとのこと。ちょっと不気味ですね。
サンタ・マリア・フォルモーザ広場に出ました。土産物屋に服屋に花屋など様々な露店が出ています。
広場に面したサンタ・マリア・フォルモーザ教会。
ヴェネツィアでも古い歴史を誇る教会で、白い鐘楼が印象的です。
再び細い道を歩いて北上します。
観光のメインルートから外れてきたのか、人通りが少なくなりました。
レンガ造りの建物が並ぶ細い道で、女性がアコーディオンを弾いています。
趣のある運河です。
突然正面に現れた大きな建物。どうやらこれがサンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会らしいです。
教会前の広場です。中心にはルネッサンス時代に作られたヴェロッキオ作の「コッレオーニ騎馬像」があります。
教会の正面に回りました。サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会はレンガ造りの教会で、13〜15世紀の約200年にわたって建設されました。
内部には歴代総督の墓や記念碑が収められているほか、16世紀に作られたムラーノ島製のステンドグラス、ベリーニ作の祭壇画、ベロネーゼ作の「受胎告知」「聖母被昇天」といった絵画などがあることで有名です。
時刻はまもなく12時です。入場料2.5ユーロを払って中に入ってみました。いやー、これはすごいですね。
装飾は質素ですが、天井が高く、圧倒されます。
見事な祭壇です。
すばらしい装飾が施された祭壇。
この教会は絵画や彫刻が素晴らしいですね。
一級品の彫刻が並んでいます。
ステンドグラスから陽の光が降り注ぐ主祭壇。厳粛な気持ちになりつつ、歩き回って疲れたので一休みします。
教会の中は涼しくて静かなので、一休みするにはもってこいなのです。
入口の方向に振り返ってみました。入場料を払わず入口から見るだけで帰る人も多いようですが、教会内には美しい芸術品がたくさんありますから、お金を払ってでも中に入ったほうが絶対いいと思います。
主祭壇。
この美しいステンドグラスは16世紀にムラーノ島の職人によって造られたもので、現在までヴェネツィアに残る唯一のものだそうです。
この祭壇もすばらしいです。
このような素晴らしい教会がヴェネツィアにはたくさんあるのですから驚きです。
左側の翼廊の奥にあるロザリオ礼拝堂に入りました。
すばらしいマリア像があります。
柔和な表情で、心が洗われるようです。
天井にはヴェロネーゼが描いた「受胎告知(Annunciazione)」、「牧者の礼拝(Adorazione dei pastori)」、「聖母被昇天(Assuntazione)」等の天井画があります。
どの絵画も見事ですね。スイッチを押すと一定時間照明が入るタイプでした。
教会によっては硬貨を入れないと照明が入らないところもありますが、ここは無料です。
まるで宮殿と見まごうばかりの礼拝堂です。
様々な芸術作品に心が洗われ、なんだか清々しい思いです。疲労も回復しました。
12:30ごろに教会を出て、次の目的地カ・ドーロに向かいました。
次回もヴェネツィア街歩きです。
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時刻は11:40。サン・マルコ寺院を見学し、向かい側の鐘楼に登ってヴェネツィアの街並みを堪能しました。
サン・マルコ広場には他にもドゥカーレ宮殿やコッレール美術館など見どころが集まっていますが、リアルト橋付近にあるカ・ドーロという博物館が14時閉館となっています。
サン・マルコ広場周辺の施設は夕方まで開いていますからここは後回しとし、サン・マルコ広場の北にある美しい教会、サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会を見学し、それからカ・ドーロを目指すことにしました。
サン・マルコ広場から観光客でごった返す細い通りを北上します。
この辺りは宝飾品関係の店が多いです。
運河を渡ります。
ヴェネツィアの道はこのような細い道ばかりです。でも観光客は多いですからすれ違いに苦労することもあります。スリにも気をつけねばなりません。
仮面舞踏会用の仮面を売る店です。お土産として買う人も多いとのこと。ちょっと不気味ですね。
サンタ・マリア・フォルモーザ広場に出ました。土産物屋に服屋に花屋など様々な露店が出ています。
広場に面したサンタ・マリア・フォルモーザ教会。
ヴェネツィアでも古い歴史を誇る教会で、白い鐘楼が印象的です。
再び細い道を歩いて北上します。
観光のメインルートから外れてきたのか、人通りが少なくなりました。
レンガ造りの建物が並ぶ細い道で、女性がアコーディオンを弾いています。
趣のある運河です。
突然正面に現れた大きな建物。どうやらこれがサンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会らしいです。
教会前の広場です。中心にはルネッサンス時代に作られたヴェロッキオ作の「コッレオーニ騎馬像」があります。
教会の正面に回りました。サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会はレンガ造りの教会で、13〜15世紀の約200年にわたって建設されました。
内部には歴代総督の墓や記念碑が収められているほか、16世紀に作られたムラーノ島製のステンドグラス、ベリーニ作の祭壇画、ベロネーゼ作の「受胎告知」「聖母被昇天」といった絵画などがあることで有名です。
時刻はまもなく12時です。入場料2.5ユーロを払って中に入ってみました。いやー、これはすごいですね。
装飾は質素ですが、天井が高く、圧倒されます。
見事な祭壇です。
すばらしい装飾が施された祭壇。
この教会は絵画や彫刻が素晴らしいですね。
一級品の彫刻が並んでいます。
ステンドグラスから陽の光が降り注ぐ主祭壇。厳粛な気持ちになりつつ、歩き回って疲れたので一休みします。
教会の中は涼しくて静かなので、一休みするにはもってこいなのです。
入口の方向に振り返ってみました。入場料を払わず入口から見るだけで帰る人も多いようですが、教会内には美しい芸術品がたくさんありますから、お金を払ってでも中に入ったほうが絶対いいと思います。
主祭壇。
この美しいステンドグラスは16世紀にムラーノ島の職人によって造られたもので、現在までヴェネツィアに残る唯一のものだそうです。
この祭壇もすばらしいです。
このような素晴らしい教会がヴェネツィアにはたくさんあるのですから驚きです。
左側の翼廊の奥にあるロザリオ礼拝堂に入りました。
すばらしいマリア像があります。
柔和な表情で、心が洗われるようです。
天井にはヴェロネーゼが描いた「受胎告知(Annunciazione)」、「牧者の礼拝(Adorazione dei pastori)」、「聖母被昇天(Assuntazione)」等の天井画があります。
どの絵画も見事ですね。スイッチを押すと一定時間照明が入るタイプでした。
教会によっては硬貨を入れないと照明が入らないところもありますが、ここは無料です。
まるで宮殿と見まごうばかりの礼拝堂です。
様々な芸術作品に心が洗われ、なんだか清々しい思いです。疲労も回復しました。
12:30ごろに教会を出て、次の目的地カ・ドーロに向かいました。
次回もヴェネツィア街歩きです。
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