ホークス 5 - 4 マリーンズ

ニッカン式スコア
ダイジェスト動画

元気ですかー!
金曜日に行われたアントキの猪木の始球式をようやく動画で見ることができました。



やっぱり面白い!
今年のロッテは燃える闘魂ですよ。
先発がプロ初先発の黒沢だからと言ってあきらめているファンは何なんですか。
やる前に負ける事考えるバカいるかよ!ベシッ!

元気があれば何でもできる!
元気があれば黒沢でも勝てる!
元気があればスタンリッジも打てる!

育成上がりの黒沢にとり、今日の先発はやっと巡ってきた大チャンス。
「時は来た!それだけだ!」という心境でしょう。好投を期待したいです。

さて、試合。雨がぱらついていましたが、お客さんは昨日と同じぐらいの入りでした。


1回表。
黒沢はストライクこそ取れるのですが、そのストライクが打たれます。
先頭の中村晃にセンター前、牧原にライト前ヒットを打たれて無死2塁となります。
ここで柳田はファーストゴロ。すわ!ゲッツーだ!と思ったら井口がトンネルをかましました。第1井口トンネルの完成であります。
黒沢にとっては不運。ヴェテランに足を引っ張られて早くも失点です。
さらに内川にも犠牲フライを打たれて2−0。
なんとか松田を空振り三振にしとめてチェンジになったものの、不安な立ち上がりでした。

1回裏。
今日のスタンリッジには付け入る隙がありました。
1死から当たりが戻った鈴木大地のツーベースヒットでチャンスを作り、今江倒れて2死2塁。
ここでデスパイネがレフト前ヒットを放ち2死1,3塁とすると、角中のサードへの内野安打で1点を返します。
松田のダイビングキャッチからの2塁送球はファインプレーと言ってもいいプレーでしたが、1塁ランナーのデスパイネが懸命に走ってセーフにしましたね。
さらに目下パリーグ打点王、昨年とは別人のようにチャンスで打つクルーズがここでもやってくれます。
左中間へのタイムリーヒットを放ち2−2の同点に追いつきました。
なおも2死1,3塁のチャンスが続いたものの、井口空振り三振でチェンジ。逆転はなりませんでした。

2回表は黒沢が三者凡退。ストライクが入るので大崩れしませんね。
四球四球で自滅するピッチャーではなさそうです。

2回裏は三者凡退で、3回表。
また中村晃がヒットで出塁。いくらなんでも打ちすぎですよ。昨日の時点で対ロッテ戦の打率が.733。今日は5打数2安打だったので対ロッテ戦が20打数13安打となり、打率.650に下がりました。
まさに恐るべきロッテキラー。顔も見たくありません。
マリンスタジアムの正面玄関に「中村晃立入り禁止」という貼り紙を貼るべきです。
ちょうど「後藤光尊立入り禁止」という貼り紙の横に「高橋信二立入り禁止」と書いた紙が貼ってあったはずなので、それを剥がして貼りましょう。

そして牧原ヒットで無死1,2塁。柳田三振のあと、内川の打席で吉田が1塁ランナーの牧原を牽制で刺して2アウト2塁とします。
しかし内川に対しては勝負せずに2死1,2塁とすると、イデホにセンターオーバーのタイムリーツーベース打たれランナー2者生還。
4−2と2点のリードを許してしまいました。
あと少しで岡田が捕れたように見えますが、あれは岡田だから惜しい所まで行っただけであって、普通ならかすりもしません。

3回裏。
2点取られても追いつけばいい話。
さっそく鈴木大地がヒットで出塁しました。
元気があれば同点にできる!
バッターは今江。
須藤元気に似ている今江に闘魂注入です。

この球を振ればどうなるものか。
危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
振り出せばその打球がゴロとなり、そのゴロが道となる。
迷わず振れよ。振ればわかるさ!
いくぞー!
1ー!4−!3−!
ダァァー!!!

結果はゲッツーでした。
このゲッツーは痛い。試合の流れに影を落としましたね。

4回表からは大嶺兄が登板。
実は昨日好投した金森がインフルエンザにやられて抹消されたことにより緊急昇格したのです。
今日はこの大嶺兄が実に良かった。まず高田サードゴロ、鶴岡空振り三振、今宮セカンドフライで三者凡退に抑えます。

4回裏は三者凡退ですぐに5回表となりますが、大嶺兄はあの恐ろしい中村晃をピッチャーゴロ、牧原も落ちる球で空振り三振で2アウトとします。ストレートも変化球も切れていますよ。
しかし柳田のファーストゴロをまたしても井口がトンネル。第2井口トンネルが開通してしまいました。
ちょっと井口さんトンネル掘りすぎじゃありませんかね。
ここは埋立地なんだから危ないですよ。GGパイル工法で地盤補強しないと。

チェンジのはずが井口のプロジェクトXで2死1塁。さらに内川にもヒットを打たれて2死1,2塁となりましたが、大嶺兄は落ち着いてイデホをセカンドフライに打ち取りチェンジ。追加点を与えませんでした。

大嶺兄は6回表も松田、高田、鶴岡を三者凡退に仕留めて降板。3回を投げて無失点の好投をみせてくれました。
大嶺の好投は今日の試合の収穫の一つですね。
大嶺兄が崩れていたらワンサイドゲームになっていたでしょうから、曲がりなりにも今日の試合が接戦になったのは大嶺兄のおかげです。

それにしても今年の大嶺兄は去年と大違い。
数年前はなんともカクカクした変なフォームだったのですが、今日の大嶺にはフォームに無駄が無く、自然に投げているように見えました。
ストレートの切れも良く、変化球も良い。伊東監督は先発としての起用も考えるのだそうです。
ただ、何も考えなくていい場面では好投しても、先発になるととたんに自滅するのが悪い癖。
先発でも今日のように無心で投げてもらえればいいのですが。
いっそのこと試合前に泡盛をたらふく飲ませてからマウンドに上げましょうか。
今井雄太郎のように完全試合をしてくれるかもしれません。

大嶺の好投に触発されたかマリーンズ打線が6回裏に奮起します。
鈴木、今江のヒットと、キャッチャー鶴岡の後逸で無死2,3塁。絶好のチャンス到来です。
ここでデスパイネはサードファールフライ。どうもデスパイネはタイミングがあっていませんね。
アウトになる前に真中高めの甘い球がきていたのですが、デスパイネはボールの下を叩いてファールにしてしまいました。本格始動はもう少し先になるかもしれません。

その後角中四球で満塁とし、クルーズ犠牲フライで4−3。1点差に詰め寄ります。
ここでバッターは井口。今日2エラーの汚名返上と行きたかったのですが、初球を打ってピッチャーゴロ。
最悪のバッティングでチェンジとなってしまいました。
スタンドからは罵声と野次が少々。春の井口らしからぬひどい打撃です。

7回表は益田が登場。
今宮にソロホームランを打たれて5−3になってしまいました。せっかく点差を縮めたのに・・・。
その後柳田のツーベースと内川の四球で2死1,3塁としますが、イデホをサードゴロに仕留めてなんとか1失点で乗り切っていますが、今年の益田はどうも安定しません。

7回裏。
先頭の吉田がソロホームラン!流れを渡さない一撃で5−4と1点差に詰め寄ります。
さらに岡田三振の後、荻野貴がレフトへのヒットで出塁。ここでホークスはピッチャーをスタンリッジから森福に代えます。
バッターは昨日から突然当たりだした鈴木大地。この打席でも期待がかかりましたが、結果は痛烈なファーストライナー。1塁ランナー戻れずダブルプレーとなってしまいました。
打球は良かったのですが野手の正面。ハードラックとダンスッちまいましたね。
ここでヒットになっていればどうなっていたかわからないだけに残念です。

8回表はカルロス・ロサ。
松田をサードゴロに抑えるも、高田ヒット、鶴岡内野安打で1死1,2塁。続く今宮見逃し三振の間にダブルスチールを決められ2死、3塁となります。
うーんこれは吉田のミス。充分に刺せるタイミングだったと思います。
マリーンズはここでピッチャーを松永に交代。打席には怖い怖いロッテキラー中村晃が入りますが、なんとかセンターフライに仕留めてチェンジ。ピンチを凌ぎました。

8回裏はバリオスが登場。
今江ヒットもデスパイネサードゴロ。なかなか打球がバットの芯に当たりません。
続く角中四球、クルーズセカンドゴロで2死1,3塁。
一打同点のチャンスで問題の人井口が打席に入りました。
代打代打!というわけにはいきません。
井口は高打率をマークしており、この時点で打率リーグ4位なのです。そろそろやってくれるのか。
おそらくベンチは期待したでしょう。しかし結果は三振。インコースのボール球で体を起こされ、外角低目のボール球を振らされて三振。まるでズレータのようなお手本通りの凡退でした。
またしても井口。井口のおかげでチャンスを逃しています。

9回表は松永と大谷で抑えて無失点。1点差のまま9回裏を迎えます。
マウンドは守護神サファテ。
吉田、代打根元、荻野貴が為すすべなく抑えられて試合終了。4−5で負けてしまいました。

まあ先発が黒沢だったわりには接戦になりましたし、打線もまあまあ粘りを見せてくれたのですが、あと一歩及びませんでしたね。
黒沢は3回4失点。まだ1軍は早かったのか。
昨年は台湾遠征でも投げてましたし、首脳陣からある程度は期待されているのでしょう。
それほど球威があるわけでもなく、目を見張るほどの変化球があるわけでもありません。
1軍でチャンスを掴むためには細かい制球を磨いてほしいですね。

あとはとにかく井口。井口に尽きます。
攻守に渡る井口の活躍でホークスが勝利。あれ?ダイエーホークスかな?
初回のトンネルは失点に繋がりましたし、2回目のトンネルもいただけません。
打撃も散々。初回のチャンスは三振でチェンジ。6回のチャンスは初球ピッチャーゴロでチェンジ。8回のチャンスも三振。
どうしてこんなにもひどいのでしょう。春の井口は打つんじゃなかったのか。
昨日までは打っていたわけですし、この急変はおかしいですね。

ひょっとしたらソフトバンクになにかされたのかもしれません。
例えばスタンリッジがスタンド使いだったとか。昔の登録名はスタンドリッジだっただけにありえる話です。

スタンリッジ 「『ヘブンズ・ドアー』 カラダを夏にするッ!」
井口 「カゲキに サイコー」

あるいは、ひみつ道具「どこでもフィリピン」を使われましたかね。フィリピン暑いですし。
いずれにせよシーズンは長いです。適度に休ませながらがんばってもらうしかありません。

明後日からはオリックスとの2連戦。3連勝で波に乗っていますよ。今後のためにも、オリックスの勢いを止めておきましょう。


ロッテ伊東監督「力はついてきた」貯金0も前向き (ニッカン)

 ロッテが競り負けた。

 黒沢がプロ初先発を果たしたが、3回5安打4失点で降板。味方の失策もあり、自責は2点だったが、ピンチで踏ん張れなかった。

 打線は、7回に吉田が1号ソロを放つなど、小刻みに点を加えたが、あと1点、届かなかった。

 今カードを負け越し、勝率5割で再び貯金がなくなった。

 それでも、伊東勤監督(52)は「(9−0で勝利した)昨日は大量点だし、接戦も増えている。チームの力はついてきた。見せ場はつくれていると思うので、来週につながっていく」と、前向きに捉えていた。



ロッテ大嶺祐が今季初登板で0封 先発可能性も十分 (ニッカン)

ロッテ大嶺祐太投手(26)は今季初登板で、3回1安打無失点だった。

 同じ右の中継ぎである金森がインフルエンザに感染し、この日、出場選手登録を抹消された。代わって、大嶺祐が急きょ昇格。早速、出番が来た。

 2−4の4回から2番手で登板。3イニングを1安打無失点に抑えた。

 昨秋に右肘を痛め、今春キャンプは2軍スタートだった。キャッチボールを再開したのは、今年1月中旬。約2カ月、ノースローだったが、最速146キロと本来の力強い球が戻っていた。「ファームでやってきたことが出せました。(肘は)もう大丈夫です」と納得の表情を見せた。

 落合英二投手コーチ(45)は「いいですね。今日みたいな投球なら、十分。もしかしたら、先発として頼るかもしれない」と高評価。今後の先発起用の可能性を示した。




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