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2009年。千葉ロッテマリーンズはバレンタイン監督の去就をめぐり、球団フロント、バレンタイン監督、MVPがそれぞれの思惑で入り乱れ、ファンも分裂する大騒動となりました。

あれから6年。球団フロントはだんまりを決め込み、バレンタイン監督は白旗、バレンタイン監督残留とフロント批判を叫んだMVPは逃亡。結局誰も総括しないまま、時間だけが過ぎてしまいました。


なぜ今更こんな記事を、と不審に思う方もいらっしゃるでしょう。
きっかけは例のスポニチの記事です。
元ロッテファン作った野球チーム 熱過ぎる応援で全国大会間近まで成長  (スポニチ)
菊地選手というライターの方は2009年に彼らがどんな騒動を起こしたのか知らないで記事を書いたのでしょうか。
2010年からのマリーンズファンにとっては知らない方が幸せかもしれません。
しかし、知っているべき人が知らないというのは良くないことです。
ライターを名乗るのであれば当然知っていなければなりません。
もし知らないのであれば、この記事を読んでいただきたい。
そう思います。
私も総括できる立場ではありませんが、当時の流れを時系列を追ってまとめてみることにしました。
かなり長い記事です。



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目次


■1.登場人物の紹介

・ボビー・バレンタイン監督

2005年にマリーンズを日本一に導き、不人気弱小球団だったマリーンズのイメージを強くて明るい人気球団と大幅に変えた大功労者。
1995年の第1次政権でも2位になったため、1974年の優勝から2009年にいたるまで、マリーンズをAクラスに導いた唯一の監督でした。
しかも明るい性格でファンサービスも熱心。プライベートでも人格者として日米で知られています。
しかし契約で揉めたり誰かと確執を起こすことが多く、第1次バレンタイン政権では広岡GMと対立、メッツ監督時代も円満な退団ではなく解任でした。弱小チームを劇的に変身させる手腕が評価される一方で、「全米で最も嫌われる監督」であるという話もあります。


そして2009年の大騒動はバレンタイン監督の契約延長を巡ってのゴタゴタが発火点となりました。

ボビー・バレンタイン氏のwikipedia



・瀬戸山隆三球団代表

ダイエーの食肉部門で頭角を現し、ダイエー神戸本店室課長などを経て1988年からダイエーホークスのフロントに出向。1993年に球団代表となります。
2004年からは千葉ロッテマリーンズの球団代表に就任。球界再編問題では球団合併を進めるオーナー側として選手との交渉の矢面に立ったため、野球ファンから大きく非難されることになりました。
2005年からはバレンタイン監督とタッグを組んで球団改革に奔走しました。荒木茂雄氏をファンサービス担当の責任者に起用し、新たなファンサービスを続々と実施。マリーンズを人気球団に押し上げた功労者でもありました。
2006年からは球団社長も兼任。2007年ごろまでバレンタイン監督との関係は良好だったようです。2007年12月に行われたNHKラジオによるインタビューではこのような発言がありました。
「チーム強化と観客動員をはじめ、球団、球場の運営は車の両輪ですから、お互い上手く補完しあって、いい結果が出たと思います。」
「バレンタイン監督も非常にアイディアマンですよね。我々もバレンタイン監督のアメリカンスタイルと、我々の日本の文化をミックスしていけばもっとよくなると思います。」

しかし2008年ごろからバレンタイン監督との関係が悪化。2009年の大騒動へとつながっていきます。
その後2011年に石川球団副代表と共にロッテ球団代表を辞任。現在はオリックスの球団本部長を務めています。

瀬戸山隆三氏のwikipedia



・石川晃球団副代表

元南海の選手。1軍出場が無いまま3年で引退し、その後ダイエーホークスのスカウトに就任します。根本陸夫管理部長の信任を得て、小久保、松中、井口らの大物選手の獲得に手腕を発揮。球団の管理部長補佐まで出世しました。
2005年からは日ハムのスカウトに就任するも、2008年オフに瀬戸山球団社長に請われマリーンズの球団副代表に就任、2009年1月にはチーム編成を統括するチーム統括部部長を兼任。編成部門のトップに上り詰めました。しかし生え抜きとかは関係ない。」等の軽はずみかつファンの心情を逆撫でする発言が多く、2009年の騒動ではファンからの批判を受けることとなりました。2011年にサブロートレードによるチーム低迷の責任を取る形で退任し、瀬戸山氏とともにマリーンズを去っています。

石川晃氏のwikipedia



・米田容子氏

重光オーナー代行が大塚製薬からスカウトしたという謎のおばさん。2009年には球団副代表補佐に就任し反バレンタイン監督の急先鋒に立ちました。しかしファンからの評判は最悪。mixiで「男社会を変え、女性がバリバリ働ける環境を作るため、来年までに球団代表を目指す」と公言したり、エキセントリックな言動やファン軽視の振る舞いが東スポや夕刊フジなどで暴露されていました。
ファンからは2009年のファンサービス低下の首謀者と見られ、石川球団副代表と共に批判の対象となりました。
その後2011年にはクーデターにより瀬戸山、石川の両氏の追い落としに成功。実験を握ったかに思われましたが2012年2月20日にロッテ球団を退任。ファンを安心させました。
ところが異動先である韓国のロッテ酒類在籍時に伊東監督就任への橋渡しを行い、2013年からはロッテ球団に復帰。今も球団幹部として活動しているようです。

米田容子氏の活躍についてはこの記事をご覧下さい。



・MVP(Marines Victory Productions)
マリーンズの応援団体。マリーンズ・ヴィクトリー・プロダクションズの略称です。
応援団ではなく、あくまでも応援団と密接に関係を持ちつつ、マリーンズを応援する団体という扱いでした。一応「M.V.P.は決して組織ではなく、誰でもマリーンズを心から応援するファンは全てM.V.P.です。応援団、ファン、ある意味選手をも含めM.V.P.となる訳です」というお題目はありましたが、組織であることは一目瞭然でした。

MVPは現在のマリーンズの応援を長年の努力で定着させた功労者であり、かつマリーンズ応援ツアーを企画してビジター遠征の楽しさをファンに広めるなどマリーンズの人気拡大に大きな役割を果たしています。
しかし2005年ごろから選民意識が強まり、一般のファンを見下すようになりました。応援ツアーで販売した応援グッズをヤフオクに出したツアー参加者をファミレスに呼び出して恫喝の上グッズを没収したり、2007年の札幌のプレーオフでは警察の許可を得ず大音声で練り歩くなど問題行動が目立ち始めました。
2007年ごろまでは球団との関係も良好だったようです。球団公認の写真集を出したり、コレオグラフィ実施への協力のため準応援団証の発行も受けていました。
しかし2009年にはバレンタイン監督の去就を巡って球団と対立。大騒動へと発展していきます。

現在MVPの公式サイトは閉鎖されていますが、過去のアーカイブが残っています。
そこに書かれた2009年現在のMVPの基本理念とは以下のようなものでした。



【MVPの基本理念】

1995年
ボビーが俺達に勝つ事の楽しさを教えてくれた年
その年MVPのスタイルが発祥
Marines Victory Productions
その言葉の通りマリーンズの勝利の為に闘おうとこの活動を開始した
万年Bクラスだったチームを俺達の手で勝てるチームにしようと立ち上がった
勝つ為には「マリーンズの選手にプラスになる力」「相手チームに対してはマイナスになる力」が必要
これらを作り出す為、いわゆる勝つ為に俺達は何ができるかを考えた
それは声を出す事、その声を伝える事、それと選手の視覚に入るスタンドの絵、雰囲気だった
その当時日本のプロ野球では常識となっていたメガホンをたたいての応援、、、これを止めた
マリーンズファンのみんなには大反対された
毎日毎日スタンドを歩きまわり理由を説明した
自分が出してる声を自分がたたいているメガホンの音で消すのは有効ではない」ということを
この現在のマリーンズの応援の基礎になる声中心のスタイルが定着するまで2、3年もかかった
それだけメガホン応援の文化は根強いものだった

次のステップはこの声を出す人数を増やすことだった
1997年にマリーンズナイトをスタート
これはスポーツバーでアウェイのゲームをみんなで見ようといういわゆるパブリックビューイング
地上波では見られないマリーンズの試合をスポーツバーでみんなで見よう!
マリン以外の試合も見てシーズン通して常にマリーンズな生活にしよう!
スタジアムではできないファン同士の繋がりを作ろう!
俺達が目指していることを伝えていこう!
というのが目的
みんなの協力もあって今年は11年目、開催は43回を数えた

1998年からはMVPツアーをスタート
目的はマリーンズナイトと同じ、それにプラス
いつも以上に1人1人の力が必要ということや責任、みんなで力を合わせることを学ぶことができるのがツアー
野球以外でのツアー行程でもみんな一緒にいろんなことを体験することによってファン同士の繋がりもできる

『スタジアムへ仲間や家族と行っていた人が一緒に行く相手がいなくて行くのを諦めたことはないですか?』

「スタジアムへ行けば誰か仲間がいる」ようなファン同士の繋がりを作りたかった
そんな環境があればもっとたくさんの人がスタジアムへ足を運ぶと考えた
スタジアムへ行く人の数が増えれば声の数が増える、それが勝つ為の力になると考えた

とにかく勝つ為にできることは何でもやるという考え方がMVPである
世間でたまに言われるマナーがいい、12球団1の応援、相手チームにも好感がもたれる応援
そのようなもの、そのように言われることは全く必要ない、全く勝利に関係ない
最終的に試合やペナントレースを勝ち取ればいいだけである
勝利至上主義なのだ
そんなリアルに闘うファンがいてもいいだろうと考えた



背番号26とMARINES IS MY LIFE

2005年の優勝を機会にメディアで取り上げられたり、球団もグッズ展開も行い有名になったが
この背番号26は俺達MVPが誰に与えられたものでもなく勝手に着け始めたものである

俺達は勝利の為に闘っているので背番号を着けるのは当然だと考えた結果の表れだ
別にファッションでもパフォーマンスでもマスコミ向けでも何物でもない
闘う気持ち、ファイティングスピリットなのである
その証が背番号26なのである
これを読んだら今までのロッテ球団の26番の使い方が間違っていることがわかると思う
背番号を着ける以上、勝利の為に自分が出来ることを行う責任が発生する
しかも背番号を着けるプレイヤーがグラウンド上にいないとなると尚更だ
それが背番号26であると考える

そんなファイティングスピリットを持った背番号26の奴等は当然MARINES IS MY LIFEなわけで
グラウンドにいるプレーヤーももちろんMARINES IS MY LIFEなわけで
グラウンドとスタンドが同じ気持ち、同じ環境で「ひとつになって闘っているんだぜ」という証なのだ

俺達MVPがこのように背番号26に対する気持ち、コンセプトというものを持っているのに
その部分を伝えるという一番大事なことを省いて安売りしてしまった球団に大きな責任があるが
それを野放しにしてしまった俺達にも責任がある
これは俺達だけでなく球団も反省し2006年シーズン終了後オフから改善に取り組んでいる

2005年の優勝によって言い方は悪いがファンの数だけは増えた
もちろんこの背番号26のユニフォームを着たファンもたくさん現れた
しかし、2006年の惨敗に悔しさを表現できない、もしかしたら悔しくないのか?という姿が多く見られた
試合中から試合を見ず次の試合の列を作るなんかはもってのほかだ!非常に異常な光景だ!
「マリーンズの試合と自分の席どちらが大切なんだ?」と当たり前に疑問視できるファンになって欲しい
今のマリン(←マリスタじゃないぜ)には外野席だけでなく内野にも応援席がある
そのスタンドに入ることができれば場所はどこでも試合に参加し応援することができるはずだ!
みんなも球場に通い始めた頃、原点・初心に戻って欲しい

2007年からMVPはスタンドの端から端までが野球に集中できる環境づくりをみんなで力を合わせて行う
みんなが試合に集中し、応援に集中し、闘う気持ちになって挑めば必ず良い雰囲気になるはずだ!

千葉マリンスタジアムは宴会場でも劇場でもない、2チームが1つの勝利の為にガチでぶつかる戦場である
25人の選手達がここでは負けられないと思い必死でプレーするような雰囲気あるホームをみんなで作ろう!

MVPツアーはマリーンズの勝利の為に闘っているMARINES IS MY LIFEなイカした奴等が集まるツアー
そしてそのイカした奴等同士の繋がりはより強く、大きくなる場なのだ
同じ目的を持ったイカした奴等が集まるから楽しいに決まっている、熱いに決まっている
輪が広がれば広がるほど楽しくなるはず、熱くなるはず
滅多にないこのような機会、みんなには有効に使って欲しい

Baseball is my life. MARINES IS MY LIFE.
Marines club of the underground
Marines Victory Productions


■2.騒動の予兆は、球団とバレンタイン監督の契約問題だった

2009年の騒動の発端は2005年オフまで遡ります。

2005年の日本一の後、バレンタイン監督はアメリカからの監督就任オファーを武器にして高額の3年契約を勝ち取りました。
それも2006年までの3年契約を破棄したうえで、改めて2006年から2009年までの4年契約を結びなおすというもの。しかも年俸は5億円。
今にして思えば異常な契約ですが、31年ぶりの優勝に浮かれるマリーンズファンの多くは、「マリーンズを優勝させてくれたボビーが残ってくれる」と大喜びしていたのです。

そして火種が投じられたのは2008年9月。マリーンズのBクラスが確実となるなか、突如バレンタイン監督が「辞職勧告を受けた!」と騒ぎ出したことです。


ボビー 球団から辞任勧告受けていた(スポニチ)


ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、千葉マリンスタジアムでの西武戦の前に自らの去就に触れ、7月下旬に球団関係者から「辞職すべきである」と事実上の辞任勧告を受けていたことを明らかにした。
その上で同監督は以前に重光昭夫オーナー代行には内々に続投を要請された事実を明かし「球団の意向がどこにあるか分からない」とも話した。
同監督は今季が4年契約の3年目。「日本にできるだけ長くとどまりたいのが自分の素直な気持ち」と続投への意欲を表明。
「来年1年だけとか、今年やって終わりではここにいようという気にならない」と長期契約も希望した。

▼ロッテ・バレンタイン監督の話
球団には監督を辞職させようという人もいる。長い期間に渡って監督を務めたいのが自分の希望。
日本球界の一部の人間でありたいと思っている。ただ(監督を)続けるか否かは自分が決めることではない。



「来年1年だけとか、今年やって終わりではここにいようという気にならない」

この発言は物議をかもしました。
「2010年以降の契約を確約しないのなら、2009年で終わりというなら、私は2008年の指揮を取らない」
バレンタイン監督はこう言っているようなものだからです。
まだ2008年のシーズンが終わっていないのにいったいどうしたのでしょうか。
親しみやすい明るい性格であるバレンタイン監督のもう一つの顔。銭ゲバが顔を出した瞬間でした。

球団側の瀬戸山社長が火消しに動きます。


ボビー来季も続投!球団社長が明言 (スポニチ)

「契約も来年まで残っているから。もちろん既定方針通り。球団としてもやってもらいたい」


辞任勧告とバレンタイン 球団は監督の誤解と否定=差替 (スポナビ)


球団は関係者は瀬戸山隆三球団社長だったと発表。「監督が発言されたような受け取り方があれば、それは誤解です」という社長コメントを出し、同監督の誤解を示唆しながら事実を否定した。
 一方で球団は7月19日に同監督へ4年契約最終年の来季続投を要請していたことも発表。「来シーズンに関してもバレンタイン監督に指揮を執ってもらうことになんら変わりありません」(同社長)と説明した。ただ同監督の「日本にできるだけ長くとどまりたいのが自分の素直な気持ち」という長期契約の希望については態度を保留した。



瀬戸山社長が辞任勧告を否定すると、バレンタイン監督は「私が嘘をついているのか!」と激怒しました。
しかし9月6日になると突然「球団が言っていないと言っているし、辞職勧告はこちらの聞き間違いだったんだろう」とトーンダウン。
バレンタイン監督から仕掛けたバトルは、自ら矛を収める形でひとまず沈静化しました。

サンスポと夕刊フジはこう書いています。

ボビー“絶妙口撃”…効果テキメン「誤解」と社長弁明 (夕刊フジ)

この一撃がメディアに乗り、千葉マリンのスタンドにボビー擁護の横断幕が翻る−というのが筋書きといったところか。


前代未聞の暴露劇…バレンタイン流の延命術!? (サンスポ)

同監督はメジャー球団からの監督就任要請の事実を後ろ盾に、結果的にロッテから高年俸を引き出してきた過去がある。そのしたたかな交渉術は球界で有名だった。だが、取り巻く状況は年々変わり「メジャーでは過去の人。要求の多さも敬遠されている」(米球界関係者)。得意のカードはほぼ封じられていた。
 ただ弱小ロッテをアジア・ナンバーワンに導き、毎年優勝候補に挙げられる強豪にした自負はある。最後に頼ったのは右翼席の熱烈なファンだったのか。自らの希望と立場の弱さを公にすることで、延命を図ろうとしたようにも映った。



バレンタイン監督はライトスタンドの熱烈なファンがバレンタイン監督の契約延長を求めて運動を起こすことを当てにしていた・・・。
2009年の大騒動はサンケイ系列の各紙によって予言されていたのです。



ボビー ロッテと正式契約も“溝”ありあり (11/17 スポーツニッポン)

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が成田空港発の日航機で米国に帰国した。
指揮官は同空港で4年契約最終年となる来季について、13日に正式契約したことを明かすと同時に「もうフロントも(正式契約を)発表したんでしょう?してないんですか!?」などと球団を批判。
10年以降の契約延長の確約が得られない焦りからか不信感をあらわにした。
早期帰国で22日ファン感謝デーも初めて欠席するが「米国で毎年チャリティーイベントをやっていて、日程は球団に事前に伝えている。その前にファンフェスタをやれば出席できた」と責任を球団に押しつけた。
一方で、意欲を見せていたドラフト2位指名のホンダ・長野の入団交渉に再出馬する意向は「他球団の監督も行っていない」とあっさり撤回した。
球団側では来季続投は再三明言してきた。
ファン感謝デーも例年同様11月下旬の開催とあって、指揮官のわがままぶりだけがあらためて浮き彫りとなっていた。


■3.韓国の金東柱身分照会事件

2月12日。バレンタイン監督が韓国プロ野球の金東柱の身分照会を球団に無断で行ったとしてトラブルになりました。


<野球>NPB、金東柱の身分照会を要請…千葉ロッテが有力 (韓国・中央日報)
 
韓国野球委員会(KBO)は12日、「日本野球機構(NPB)から金東柱に関する身分照会要請を受け、これを所属球団の斗山(ドゥサン)ベアースに通報した」と明らかにした。 身分照会要請は、選手−球団間の入団交渉がある程度合意した後に行われるケースが多く、金東柱の日本行きは最終段階に入ったと予想される。 (中略)慣例上、身分照会を要請した日本球団がどこかは明らかにされていないが、千葉ロッテ・マリーンズが最も有力な候補に挙がっている。


ロッテ 五輪金の大砲・金東柱獲り! (スポニチ 12/19)

米国でのウインターミーティングで、球団関係者が同選手の代理人と接触。すでに球団は身分照会を済ませており、近日中にも本格的な入団交渉を行う見通し。 (中略)球団関係者は身分照会の手続きを終えたことを明言。複数の球界関係者もロッテが金東柱獲得に動いていることを認めた。ウインターミーティングの会場では球団関係者が代理人と接触しており、視察に出向いたバレンタイン監督にも報告されているのは間違いない。昨オフも横浜と入団交渉を行った金東柱は日本でのプレーを熱望しており、強い売り込みがあったとみられる。


<野球>金東柱、千葉ロッテと本格交渉 (韓国・中央日報)

日本の主要メディアは13日、「千葉ロッテが右の大砲補強のため金東柱を選択した」と報じた。千葉ロッテのフロントも「韓国野球委員会に金東柱の身分照会要請を終えている」と確認した。千葉ロッテと金東柱は本格的な入団交渉に入っており、早ければ今週初めにも入団発表がある予定だ。


韓国大砲獲りでロッテ激怒!ボビー退団危機 (スポニチ 12/20)

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が19日、成田空港着の航空機で米国から緊急来日した。同監督は韓国の大砲、金東柱(キム・ドンジュ)内野手(32=斗山)獲得を希望し、渉外担当者に指示して身分照会の手続きを行ったが、球団側は事前に報告を受けていなかったとして強く反発。20日にも同監督と球団首脳が話し合う見込みだ。今年9月には自身の契約問題がこじれ、感情的な対立もある。両者の溝は深く最悪の場合、退団騒動に発展する可能性もある。


スポニチと中央日報を読む限り、バレンタイン監督が球団に断りなく金東柱の身分照会を行ったことに対し、球団が不快感を示していることになっています。しかし、バレンタイン監督のブログでは、報道とまったく異なる形で今回の経緯が書かれています。


韓国人選手との契約についての誤解 (バレンタイン監督公式ブログ 12/13)


こんにちは!ちょっと日本の新聞を見ていたのですが、どうやら千葉ロッテマリーンズが韓国人選手と契約をしようとしているという誤報道があるみたいです。

メディアを騒がせてしまったようですが、ここでハッキリとファンの方たちにお伝えてしておきたいです。僕たちがウィンターミーティングでラスベガスに滞在していた間、韓国人選手と契約をするという意図は、僕にも嘉数駿君にも全くありませんでした。あるエージェントがとても強気に「千葉ロッテマリーンズの一員として素晴らしい選手を!」と韓国人プレーヤーを売り込んでいたことは確かです。

しかし、よくよく話を聞くと、その選手が三塁手であることが分かり、今のチームは特にサードは必要でないんですよね。僕が思うに、気を利かせた嘉数君が、韓国野球リーグにも、その国にも興味がある重光オーナー代行のために、もし、「この選手が欲しい」と考えられた際すぐに行動へと移せるよう、ステータス チェックを要請したんです。このステータス チェック(身分照会)というものは、エージェントとそれ以上話を進める前に、その選手が確かにフリーエージェントであるという事実を確認するためのチェックです。

集めた情報によると、KBO(韓国野球委員会)はどこかのチームが選手に身分照会を要請する度にマスコミへと発表をするようで、この話を聞いて興奮したマスコミが、早とちりをしてしまい、身分照会を要請したので僕らのチームがこの選手と契約をするのだと報道してしまったのです。

身分照会は、今までに様々なリーグでたくさんの選手に要請してきているもので、特に不便が起こったことはありませんでした。しかし今回、このような混同が起こってしまい、この場にてファンのみなさん、韓国野球協会内で親しくさせていただいている方々や僕たちの球団メンバーでも混乱している方たちへとハッキリお伝えしたかったのです。

もう一度申し上げますが、ミーティング中、数多くの会話が交わされ、たくさんのマスコミ、エージェントの方々、様々な組織から来られた人々が参加されていて、その内容は有り余るほどでした。

そして、その中でも、あるエージェントと僕らが交わした会話が、たくさんの誤解を招いてしまったということです。
これでみなさんが理解してくださることを願います!



ブログによると、渉外担当者が金東柱の身分照会を行ったのは事実ですが、それは担当者がオーナーや監督に獲得の意思がある場合すぐに動けるよう独断で行ったものであり、その選手が確かにフリーエージェントであるという事実を確認するものにすぎず、獲得の意思を持って照会したのではないというのです。さらに監督は「よくよく話を聞くと、その選手が三塁手であることが分かり、今のチームは特にサードは必要でないんですよね。(中略)KBO(韓国野球委員会)はどこかのチームが選手に身分照会を要請する度にマスコミへと発表をするようで、この話を聞いて興奮したマスコミが、早とちりをしてしまい、身分照会を要請したので僕らのチームがこの選手と契約をするのだと報道してしまったのです。」と、金東柱の獲得を完全に否定しています。
球団との間にすれ違いがあったようですが、いったいどちらが正しいのか。真相は闇の中です。


■4.瀬戸山社長がボビー2009年限りを明言。泥沼の騒動が始まった。


2008年12月22日。マリーンズ球団公式サイトに以下の記事が掲載されました。

ファンの皆様へ
バレンタイン監督との契約が2009年で満了し、2010年以降は新しい体制で臨むことで合意に至りましたことをご報告させていただきます。

我がロッテ球団は2009年に40周年を迎えます。この記念すべき2009年を大きな節目の年と位置づけ、来季はバレンタイン監督率いる我がマリーンズ、そしてファンの皆様とともに、全力で戦い、なんとしても日本シリーズを制し、アジアチャンピオンフラッグを奪回したいと思っております。同時に、変革の時代、そして球団としても40周年を機に新たな10年を見据え、2010年を新しい時代の始まりとも捉えております。これまで、バレンタイン監督が築いたすばらしい功績を引き継ぎ、これまで以上にファンの皆様から愛される球団作り、そして、ファンの皆様のためにより強い球団作りを行うべく、更なる球団改革を推進していくための重要な1年とも考えております。

このような球団にとっての重要な指針について、ファンの皆様には一日も早くお知らせし、チーム、ファン、球団がひとつになった形で09年を迎えたいという思いから、今回、この時期の発表とさせていただきました。

ファンの皆様には、ロッテ球団創設40周年、そしてバレンタイン監督の集大成となる09年シーズンに向け、これまで以上の熱い応援をよろしくお願いします。



マスコミも報道を始めました。


ロッテ・バレンタイン監督、来季限り=球団、契約更新しない方針決定(時事通信)

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が契約最終年の来季限りで退団することが決まった。瀬戸山隆三球団社長が21日、明らかにした。球団側が再来年以降の契約を更新しない方針を決め、本人に同日伝えた。同監督は今オフ、外国人選手の獲得をめぐり、球団フロントとの対立が伝えられていた。
 同社長は「球団を大改革するため、バレンタイン体制を契約満了の来年いっぱいで終える」と説明。次期監督については「青写真はない。人選はこれから」と話した。
 同社長によると、バレンタイン監督との契約を来年限りで打ち切る方針は16日に重光武雄オーナーに報告し、了承を得た。同社長は「これまでの貢献、功績には感謝している。組織の活性化には世代交代が必要」などと説明した。



ロッテ・バレンタイン監督は来季限り (サンスポ)

■瀬戸山隆三球団社長

「チームも球団も大改革していく必要がある。決まったことなら、シーズン前に報告した方がいい。多大なる貢献には感謝している。来年は有終の美を飾ってもらいたい」

■バレンタイン監督

「(2010年以降の契約は)09年の成績を見てからと言われていた。驚いたが、わたしはロッテが良くなることに力を尽くしたいので、決定には賛同する。来年もこれまで同様、全力を注いでいく。選手とファンと最高の1年にしたい」



球団経営圧迫してきた“ボビーマネー”(スポニチ 12/22)

【ボビー問題解説】この騒動の背景にあったのは球団経営を圧迫してきた“ボビーマネー”がある。
発端は日本一に輝いた05年オフ、バレンタイン監督は翌年まで契約を残しながら07年以降の契約延長を要求。
メジャー復帰をちらつかせた結果、球団は日本一監督の要求に従い4年20億円の巨額を投じて再契約を結んだ。

監督では現在メジャーを含めてもトップの年俸5億円。その他にも住居賃貸料、ニューヨーク―成田間のファーストクラスをペアで年間25往復分、米国内で経営する飲食店「ボビーズバー」 の赤字を補てんする付帯条件もあった。
さらに指揮官が連れてきたコーチや関係者の年俸なども含めると年間8億円。
一方、今年の球団赤字は32億円。“ボビー軍団”への出費は4分の1に相当する。

深刻な不景気は親会社にも影響を及ぼし、球団赤字を広告宣伝費の名目で補うにも限度がある。
優勝からも3年間遠ざかり、球団収支は悪化する一方だ。そうした事情も来季限りの退団通告につながった。
3年前に4年20億円で再契約を結ばなければ、こんな終わり方にはならなかった。



最後のスポニチの記事に対し、バレンタイン監督はブログで反論しました。


日本帰国中の出来事 (バレンタイン監督公式ブログ 12/21)

さて、東京へと戻ってきたのは、ウィンターミーティングで嘉数駿君が韓国人選手のステータスチェックをしたために韓国と日本の野球界に問題を起こしてしまい、2 週間も延期されていた外国人選手の契約についてフロントと話し合いするためでした。
ミーティングの場へと足を運ぶと、驚いたことに、腹を立てた瀬戸山球団社長が、僕の 2010 年以降の契約を更新しないと言われました。そして瀬戸山球団社長と石川副代表が、これからロッテ球団の運営と野球、全てを管理していき、「革命が必要」と話しました。この「革命」は、フロントと球団の運営に変化を起こすということで、石川副代表が運営の全てに関わり、彼の 20 年間に亘る経験が、チームを将来優勝へと導くそうです。

そして僕もこの新しく、革新的変化をしようとしている千葉ロッテチームへと関わっていきたいです。僕が一番大切に思っていることが、ロッテファン、ロッテの選手たち、そしてロッテ球団にとって最善を尽くすことであることはお伝えし、今までこうして世界一最高なファンの前で、最高の選手たちと仕事をすることが出来、本当に僕は恵まれてきたなぁと感じています。

来年への挑戦を楽しみにしています。

僕が以前にも述べたように、チームは最高の状態です。
今シーズンメンバーの内野陣はしっかりと安定していますし、キャッチャーも更に強力で、外野手、投手たちも素晴らしいプレイを見せてくれるでしょう。

2009 年に再び、選手とファンのみなさん方と一緒になれるのが今から待ち遠しいです!

それから、もし疑問に思っている方がいらっしゃたら、特にこの件に関する理由は説明されなかったとお伝えします。世界中でも経済的に苦しい時期が続いているのは理解しているので、チームのためであるなら、2009 年度の年俸を返却したいと、これで 3 度目の申し出をしました。もちろん契約の延長願いすら一度もしたことがありませんが、本日、この知らせを受けました。




ニュースの内容について(バレンタイン監督公式ブログ 12/22)

僕の契約も、韓国人選手との契約も、交渉が行われたことは一切ありません。韓国人選手についてはブログでも以前にはっきりと説明しましたが、僕の契約に関しても、延長に関して一切話し合いは行ってません。

僕の 40 年以来の友人であり、イチローのエージェントでもあるトニー・アタナシオが、以前街を訪れており、野球観戦をした際本多さんに出会い、チームが将来的に何かを通して関わりたいかなど尋ねていましたが、話し合いの場が設けられたことは一度もありません。
そして、僕や外国人コーチ、データ管理人のコストに関して、誤解を招く内容が書かれているのを目にしました。正しくは、僕たちの住宅と、野球歴 42 年で、20 年間の監督歴がある僕には追加費用はかかっているということです。

そうは言っても、監督がいる限りお給料は払わなければなりません。僕の年俸全体が予算オーバーだなんてことはありませんし、僕が受け取っていた追加費用だって、僕でなければ他の誰かに支払われているだけです。そして更には、実際僕がいただいているのより 2 割増しで金額が報道されてましたし、僕のスポーツバーにも費用が使われているだなんて、全くのウソですし、誰かが勝手に作ったストーリーです。

飛行機のチケットはいただいてますが、それは僕の家族が日本を訪れる時に使用するものと、様々なチャリティイベントのオークション景品として出させていただいてます。チケットの獲得者は、日本へと来日し、僕と一緒にディナーをとったりたくさんの素晴らしい思い出を作っていただくのです。そうすることで、彼らがアメリカへと戻ったとき、友人たちや知り合いに、日本の様子や日本野球についてどれだけ最高だったかお話をすることが出来るでしょう。

僕も球団が赤字経営であることは理解してますし、他球団も更なる収入を目指して頑張っているように、僕は、僕なりにロッテのために頑張っていただけです。それに、僕は一日中働いてますし、持っているもの全てを与えているので、年俸はふさわしい額だと考えています。しかし、すでに数回、球団には「年俸はいりません」と伝えましたが、彼らはその必要は無いと言うだけでした。
なので、交渉が無いのにあっただとか、経費に関してのニュースはこりごりです!ここではっきりとさせますね。

ブログ読者のみなさん、そして電話やメールなどで温かい言葉をくださった選手とファンの方々に感謝します。選手にはここで警告をしたいのですが、公的に僕をサポートしないように。もしかしたら将来厄介なことになるかもしれません。僕は彼らがサポートしてくれているのは本当に嬉しいですし、来年力強いプレーで一緒に勝っていくということも分かっていますが、この件に関して公な発言は控えるようにして下さいね。後々にそれが原因でキャリアにひびが入ってしまっては大変です。




スポニチの記事は嘘といいつつ、年俸以外の追加費用の存在は認めています。飛行機のチケットに対する見解も疑問ですね。また「年俸の額はふさわしいものと考えている」とする一方で「年俸はいりませんと伝えた」とも発言しており、何がどこまで真実なのか良く分かりません。
混乱と混沌のうちに2008年は終わっていきました。


■5.ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会が立ち上がり、200人のファンがバレンタイン監督の来日を出迎えた

年が明けて2009年。「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」なるものが立ち上がり、ブログも開設されました。現在は閉鎖されていますが、インターネットアーカイブに記事が残っています。

「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」

当会の活動趣旨について

我々は球団の「ファンのみなさまへ」というプレスリリースからの一連の行動に対し強い不信感を持っています。この時期のこの発表は「2009年シーズンの放棄」に等しい物と我々は捉えており、また、この発表は監督、コーチ陣、選手、そして共に戦うファンのモチベーションを大きく下げるという背信行為に近しい物であると我々は考えています。また、5年かけてボビー・バレンタイン監督が培ってきたチームの財産と呼べるような物がこのような事態で全くの無になってしまうのは許せる事ではありません。

そして、ボビー・バレンタイン監督の処遇についてですが、球団のプレスリリースにおいては「契約満了」という柔らかい表現を使っているものの、実質的な解任行為である事は疑いの余地が無いでしょう。

これは、当然球団を強くする動きからは程遠いものです。瀬戸山代表の個人的な感情をきっかけに一方的に始まった権力闘争の戦術の一つであることは少し考えれば誰でもわかります。ファンはそんなに馬鹿じゃないです。彼らは目的成就の為に公共性の高い特定メディア(スポニチ)と組み様々な情報操作を行っていますが、これが特に千葉ロッテマリーンズを愛する我々には腹立たしいのです。お家騒動をパブリックな物にしてしまうなんてみっともないと思いませんか?

特に#54が次期監督就任か?という報道。瀬戸山代表からスポニチにリークされた物であることは疑いの余地がありませんが、あまりにもファンを馬鹿にしています。人気物なら何でも許されるという安易な考えこそが正に瀬戸山代表のビジョンであり、野球を知らない人物が球団を牛耳ることの危険性を表しています。

勿論、我々は盲目的・狂信的にに「ボビー・バレンタイン監督を終身監督に!」と考えているわけではありません。チーム強化のロードマップに基づきボビーの遺産が次期監督にしっかりと引き継がれるような形で納得の行く人事を行って頂きたいのです。それが何もなされないまま2009年で解任なんてとんでも無い。2010年以降もボビーには監督を続けて頂き、勝利に向けて尽力して頂くと同時に、次期監督に対してスムーズにバトンを渡す為の下地を築いて頂きたいと考えています。

ただ、ボビーには何らかの形で未来の監督交代後も球団、日本野球界に残って頂きたいと我々は考えています。

・MLB覇者とのリアルワールドシリーズの実現
⇒大リーグと強い繋がりを持つボビーにしか出来ない仕事です。

・特定球団を中心として作り上げられてきた日本野球ビジネスモデルの改革
⇒狂ったシステムに対し文句を言えるのは外様の人間です。犬には出来ません。ボビーには日本野球界の監視者であって欲しいのです。今回の騒動は1リーグ制の布石になるものでは無いかと個人的には考えています。


ボビーの実績については今更ここで述べるまでも無いでしょう。2005年のパリーグ制覇、日本シリーズ制覇、アジアシリーズ制覇を始めとし、過去30年間の球団史の中でも最高勝率を記録する等申し分無い内容になっております。更に2008年度のFA資格取得9選手の球団残留に大きく貢献したという事実、充実したファンサービスの提唱、観客動員数の大幅増等ボビー・バレンタイン監督の功績はあまりにも大きい。千葉ロッテマリーンズの勝利と発展を心から願う我々としてはボビーがこのような形で解任されるなんてとんでも無いことと考えていますし、何より球団最大の功労者に対して失礼極まりない。

上記のような理由から我々は2010年以降のボビー・バレンタイン監督の続投を実現したいと考えています。

今後の流れとしては下記のような行動を考えています。

・球団への質問状の提出
・署名活動の実施
(他にも様々な行動を予定していますが、これは追々書いて行きたいと思います)

上記活動は外野応援団様、MarinesVictoryProductions様との連携も実現出来るよう働きかけて行きたいと考えております。

重光オーナー、重光オーナー代行には賢明な選択をして頂けるよう我々の考えを訴えて行ければと思います。
我々は千葉ロッテマリーンズという球団だけではなく、球団を長年持ち続けてくれたロッテという企業にも強く感謝をしています。彼らに間違った選択はして欲しく無いのです。

長文になってしまいました。ここまで読んで頂き有難うございました。我々の考えが皆様に少しでもご理解頂ければ幸いです。

ロッテの勝利のために。輝ける未来のために。





そして、この「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」が1月25日にマリンスタジアム敷地外にて「ボビーをサポートする決起集会」を行うと告知しました。


ボビーをサポートする決起集会開催!

MarinesVictoryProductions(以下MVP)さんより以下のご案内を頂きましたので当ブログにおきましてもみなさんにお知らせいたします!

【2009年開幕準備!ボビーをサポートする決起集会開催】

2009年シーズン、MVPはボビー・バレンタイン監督の2010年以降の残留に向け、徹底的にボビーをサポートして行きたいと考えています。その方針発表も兼ね、簡単ではありますが軽い飲み会を開催します。シーズン中にちょくちょくやっている入場ゲート前飲み同様、堅苦しい雰囲気でやるつもりはありませんので、今まで参加した事が無い方もお気軽にご参加下さい。皆で、ボビーについて楽しく語り合いましょう!!


■日時:2009年1月25日12時〜

■場所:千葉マリンスタジアムライトスタンド入場ゲート前

■会費:
無料(当日は飲み物、かんたんなお菓子やおつまみを用意させて頂きます)

■参加方法:
webmaster@mbexp.comまでメールで参加表明を送信して下さい。メールの件名は「決起集会参加希望」とし、メール本文に名前(もしくはハンドルネーム)と参加希望人数、ボビーへのメッセージ(任意)を記入の上メール送信して下さい。

■内容:
 ・MVPより2009年ボビーバレンタイン監督のサポートについての説明
 ・外野応援団による2009年新応援歌発表

※お車でお越しの方は飲酒厳禁です。
※未成年の飲酒は厳禁です。(ソフトドリンクもあります)
※会場は屋外ですので暖かい服装でお越し下さい。
※新応援歌の動画を撮影しますのでユニフォーム、キャップ等を持参してください。

以上、MVPさんからのご案内でした。

MVPさんにボビー支持の表明を頂いたことで、この運動も一気に加速しそうな気配です。当ブログにおきましてもMVPさんと連携の上どんどん情報を発信して行きたいと考えています!





実は、この決起集会が行われた日にバレンタイン監督がアメリカから来日していました。
決起集会の目的は集まったファンを成田空港にバスで運び、バレンタイン監督の来日を派手に演出することだったのです。
上記の告知にはバレンタイン監督の出迎えをしに成田空港に行くという真の目的についての記載がありません。
なぜ隠したのでしょうか。

同日午後。バレンタイン監督が成田空港に到着。「ファン有志」200人がバレンタイン監督を出迎えました。


井口ロッテ入団会見 & ボビー・バレンタイン監督来日



ボビーバレンタイン 来日 2009/1/25

成田にファン200人!ボビー涙でV誓う(日刊スポーツ 1/26)

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が涙で日本一を誓った。
25日、米国からの航空機で成田空港に到着。昨年12月に球団から今季限りでの退任を言い渡されて以来の来日に、空港にはロッテのユニホームに身をつつんだ約200人のファンが詰め掛けた。
ボビーの応援歌を大合唱し、「ボビー残留」と書かれたボードを手にする熱狂的な男性の姿もあった。
空港内が異様な熱気に包まれる中、ファンと抱き合い、握手を交わしながら花道を歩いたボビーは、思わず目頭を押さえ感極まった。
「胸がいっぱいで、言葉が出てこない。足に力が入らず、胃も震える感じだった。夢でも見ることができなかった。皆さんを食事に誘って感謝の気持ちを伝えたいくらいだ」と涙を浮かべ興奮気味に話した。
昨年12月に重光オーナー、重光オーナー代行、瀬戸山球団社長が3者会談を行い、抜本的チーム改革に着手し、赤字削減とフロント主導の運営を目指す方針を固めた。
04年から続いた第2次バレンタイン政権にも区切りをつけることを決定し、異例ともいえるシーズン前に今季限りでの勇退を発表した。
その後、監督から反論やフロント批判は出なかったものの、突然の発表に戸惑いを隠せなかった。
それだけにファンの激励は何よりの発奮材料だ。
最終年に臨む心境を聞かれ、「この絶大な力を借りて、最後の戦いを始めたい。自分自身も選手もベストを尽くし、ファンの皆さんには常に幸せな気持ちでいてもらいたい」と力強く優勝宣言。
有終の美を飾るべく、ただならぬ覚悟でスタートを切った。【鳥谷越直子】




ボビー感動?の涙 来日歓迎ファン200人結集 球団へ反撃のノロシ!? (東スポ 1/26)

「何なのよ、これは!」
ーロッテ担当の女性記者・関根は目の前の光景にがくぜんとした。
25日、今期限りでロッテを退団するボビー・バレンタイン監督(58)が来日。指揮官が成田空港の到着ロビーに現れると、待ち構えていた約200人のファンが「ボビー残留」「BOBBY 2010」といったプラカードを揚げながら、同監督の応援歌を大合唱。
傷心の指揮官にエールを送り、フロントへの対決姿勢を鮮明にしたのだ。熱心なファンの声にバレンタイン監督も思わず涙ぐんだ。
会見中「棟がいっぱいで脚にも力が入らない」と目頭を押さえた。

だが、記者13年目の関根はこの光景を冷めた目で見ていた。

この日の来日便は球団が担当記者にしか知らせない限定情報だった。
ところが、監督本人のブログなどから情報が漏れ、200人ものファンが集結。
「ボビー派が情報を流し、空港集結を呼びかけたらしい」と球団関係者の言葉が事実だとすれば、報復の意図を感じずにいられない。
球団が最も恐れるのは1995年オフ退団したときと同じような騒ぎが勃発することだ。
チーム再建を託されたバレンタイン監督はその年、弱小球団をリーグ2位に躍進させた。
ところが当時のGM広岡達郎氏(76)と人事権や練習方針などをめぐり対立し、解任された。
これに怒ったファンが大規模な「ボビー残留」の署名活動を展開。広岡氏をはじめとするフロントがヒールにされた苦い過去がある。
しかし昨年からチームや球団内でのボビー離れは加速。瀬戸山隆三球団社長(55)は「抜本的チーム改革」という名目で「09年限り」という大ナタを振るった。
だが、納得していない指揮官は前回同様「悲劇のヒーロー」として、惜しまれて去るシナリオを描いているはずだ。
そのためにもファンの決起が必要不可欠なのだ。すでに一部の強硬派ファンは声明文で「あなたのサポートとなる具体的なアクションを起こします」と球団への戦線を布告。その動向次第ではV奪回を目指すチームへの影響も避けられない。
熱狂的なファンの声援を受けた指揮官は去り際に「この絶大な力を借りて最後の戦いを始めたい」とニヤリ。
関根にはその笑顔がフロントへの反撃開始ののろしに見えた。




東スポは少し違う見方をしています。
東スポの関根記者の冷静な視点は他社のマスコミ報道とは一線を画すものでした。


また、バレンタイン監督の来日にあわせ、MVPが球団に公開質問状を提出しました。
球団はこれを黙殺。回答することはありませんでした。
「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」のブログに質問状の内容が書かれています。


球団への質問状 1/25

本日決起集会に参加&成田にボビーの出迎えに行かれた皆様、お疲れ様でした。我々の活動にご賛同頂き、心より感謝申し上げます。


さて、また新しい動きがありました。
MarinesVictoryProductions様が球団に以下の質問状を提出したとのことですので、当ブログにおいてもご紹介させて頂きます。

↓↓↓↓↓↓↓↓ここから↓↓↓↓↓↓↓

株式会社千葉ロッテマリーンズ
取締役社長 瀬戸山隆三 殿

                        質問状
                                   MarinesVictoryProductions

拝啓
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
2008年12月22日発表の貴社プレスリリース「ファンの皆様へ」の件で、以下の質問にご回答頂きますようお願い申し上げます。
敬具

                          記

貴社は上記プレスリリースにおいて、ボビー・バレンタイン監督の2009年での契約満了について発表しておりますが、この発表に対し我々は強い不満と不信感を持っています。この時期のこの発表は「2009年シーズンの放棄」に等しい物と我々は捉えており、また、この発表は監督、コーチ陣、選手、そして共に戦うファンのモチベーションを大きく下げるという背信行為に近しいものと我々は考えています。
 また、ボビー・バレンタイン監督の処遇についてですが、貴社プレスリリースにおいては「契約満了」という綺麗な表現を使っていますが、
実質的な解任行為であると我々は捉えています。 ボビー・バレンタイン監督の実績については、2005年のパリーグ制覇、日本シリーズ制覇、アジアシリーズ制覇を始めとし、過去30年間の球団史の中でも最高勝率を記録する等申し分無い内容になっております。更に2008年度のFA資格取得9選手の球団残留に大きく貢献したという事実、充実したファンサービスの提唱、観客動員数の大幅増等ボビー・バレンタイン監督の功績は非常に大きいと考えており、千葉ロッテマリーンズの勝利と発展を心から願う我々としてはボビー・バレンタイン監督の解任発表は全く理解出来るものではありません。我々はこのような状況下において2009年度の応援活動に対するモチベーションを上げて行ける状態には無く、現在応援活動の一時中止も視野に入れております。一部のファンは完全にこの「騒動」に冷め切っている状態でありこのままでは大規模な「ファン離れ」も懸念されます。我々はボビー・バレンタイン監督の解任に強く反対致します。

(1)ボビー・バレンタイン監督2009年契約満了の発表について
今回のこの時期に契約満了発表が行われたのは、球団内の瀬戸山球団代表を始めとする反ボビー勢力の策略であり「お家騒動」的な物と捉えるファンが各メディアを見ると多数見受けられますが、これは事実ですか?

(2)球団改革について
球団改革の内容と、改革をどのように推進して行くかについてまるで見えない状況ですが、現在具体的なプランはありますか?
具体的なプランがあればその内容を教えて下さい。

(3)ボビー・バレンタイン監督が推進していた「リアルワールドシリーズ」の実現可能性について
ボビー・バレンタイン監督が推進していたリアルワールドシリーズについて (参考URL:http://www.bobbysway.jp/?p=76
ボビー・バレンタイン監督契約満了後においても継続推進されますか?

(4)重光オーナー代行の発言について
2008年11月25日付けスポーツニッポン記事において、重光オーナー代行はボビー・バレンタイン監督の2010年以降の契約は「来年(2009年)の活躍を見ながら決めていけばいい」と発言し、さらには「ファンの声とか参考にしながら決めていけばいい」と発言されているのにも関わらず、オーナー代行が掲げた方針を12月に覆した理由は何ですか? 
(参考URL:http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20081125092.html

                                             以上

※当質問状と当質問状へのご返信につきましてはWEBサイトを始めとする各メディアに掲載させて頂きます。予めご了承下さい。

↑↑↑↑↑↑ここまで↑↑↑↑↑

当サイトにおきましても、MarinesVictoryProductions様と更に連携を取り、「ボビー残留」「瀬戸山・石川の旧ダイエーホークスフロント陣の退陣」がライトスタンドの総意である」との旨、引き続き訴えて行きたいと思います。




私個人の意見は当ブログの以下のエントリーに書きました。

バレンタイン監督来日 1/26


「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」のブログに「ボビー残留」「瀬戸山・石川の旧ダイエーホークスフロント陣の退陣」がライトスタンドの総意であると書かれていることに対し危うさを感じたのです。
バレンタイン監督の残留を望むファンだけがマリーンズファンではありません。私のようにバレンタイン監督の続投を望まないファンもいますし、監督の去就に興味は無く、とにかく野球を楽しみたいというファンもいました。
フロントを批判する声が大きかったのは事実ですが、決してボビー残留もフロント退陣もファンの総意ではありませんでした。


そもそも、ボビーバレンタイン監督残留を実現する会がMVPと別団体であるように装ったのはなぜでしょうか。
ボビーバレンタイン監督残留の会の代表は田中康成氏で、MVPの主要メンバーの一人でした。つまりMVP=残留の会なのです。
にもかかわらず、なぜ「外野応援団様、MarinesVictoryProductions様との連携も実現出来るよう働きかけて行きたい」と書いたのか。
MVPとは別であることをアピールして一般ファンの支持を集めようとしたのか。
あるいはバレンタイン監督がMVPという組織による運動ではなく、ファンからの自然発生的な運動ということにしたかったのか。
今から振り返ると、白々しさを感じます。


■6.2009年、久保謎の放出とファンサービスの低下にファン愕然。署名活動も始まる


2009年になっても不可解な出来事が続きました。

3/3にマリーンズの久保康友投手とタイガース橋本健太郎投手のトレードが成立。
先発投手と2線級の中継ぎ投手の交換であり、明らかに吊り合っていません。
フロント主導なのかバレンタイン監督主導なのか、マリーンズファンは大いに動揺し、結果としてフロントへの不信の声が高まりました。


ボビー「大事にしていた」久保を阪神へ (スポニチ 3/3)

ロッテの久保康友投手(28)と阪神の橋本健太郎投手(28)の交換トレードが成立し、4日に両球団が発表した。先発陣の強化を狙う阪神と、中継ぎの充実を図るロッテの思惑が一致。両選手は5日に入団会見を行う。

 開幕1カ月前の緊急トレードをロッテ・石川球団副代表は「球に勢いのある中継ぎ投手が欲しかった」と説明。唐川ら若手の台頭で先発は充実も、川崎―荻野につなぐ中継ぎの強化をV奪回のカギとしてきただけに橋本健の加入は大きい。1年目の05年は51試合に登板してリーグ優勝に貢献したが、昨季登板は10試合に終わった橋本健は新天地での背番号も13に決まり「日本シリーズでも阪神との対戦で投げられるよう頑張ります」と抱負を述べた。

 一方、1年目の05年に10勝を挙げて新人王に輝いた久保は昨季4勝7敗。2ケタ勝利が期待される右腕は奈良県出身とあって「地元関西で野球をやれるので頑張って結果を出そうとプラスに考えている。優勝に向かい、チームに貢献して関西を盛り上げたい」とした。

 ▼ロッテ・バレンタイン監督の話 自分が日本に来て最初に参加したドラフトで1巡目(自由獲得枠)で獲ったのが久保。05年は優勝に貢献してくれた。頼りにして大事に思っていた選手でした。




そしてバレンタイン監督のブログが突然の休止。

お知らせ(bobby's Way 3/13)

実は、僕のブログを当分の間中断することにしました。

チームは絶好調で選手たちも楽しみながら野球をしているのですが、もしかしたら僕のブログのせいで頑張っている選手たちや、球団スタッフたちが集中できなくなってしまうのではないかと思ったのです。
この大切なシーズン中に、彼らの気を散らすことは絶対にしたくありません。
その結果、残念ですがブログをひとまず休止することに決めました。
今まで僕へのメッセージを書いてくださったファンのみなさん、ありがとうございます。そして、みなさんの質問に答えることが出来なくて申し訳ありません。今まで何が起こったのか、そしてこれから何が起こるのかについてたくさんの質問が寄せられましたが、このような公共の場ではあえて答えないことが最善である場合もあります。

本当に心からみなさんへありがとうの言葉と、健康と幸をお祈りいたします。
僕の願いは、みなさんが千葉ロッテマリーンズと今シーズンを心から楽しんでいただくことです。そして、チームと日本野球にとってベストを尽くすことが僕のやりたいことです。




3月15日には重光オーナー代行がバレンタイン監督の今季限りを改めて表明しました。


「規定路線」通り…日本一でもボビーは退団(スポーツニッポン 3/16)

ロッテの重光昭夫オーナー代行は15日、今季限りでの退団が決まっているバレンタイン監督の去就について「既定路線でいこうと損っている」と話し、日本シリーズ制覇など好成績を残しても再契約する意損がないことを強調した。重光オーナー代行は同日、観戦に訪れたロッテ―ソフトバンク(千葉)の試合前にバレンタイン監督らと談他し、「(監督に)チーム状態を聞いた。かなりいいみたい。期待できる」と他人顔で話した。




オープン戦が始まると、ファンサービスの突然の低下に多くのマリーンズファンが愕然としました。
これまでファンサービスを担当していた荒木重雄氏がパリーグ事務局に飛ばされてしまったのです。

シーズンが始まっても異常な状態が続きました。

4月中に次期監督の名前がスポーツ紙に踊るのはどう考えてもおかしいです。


ロッテ、ボビー後任に西村ヘッドが昇格(日刊スポーツ 4/14)

ロッテが、来季監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)を昇格させる方針を固めたことが13日、明らかになった。ボビー・バレンタイン監督(58)は、任期満了に伴い今季限りでの退任がすでに決定している。水面下で候補者を模索していたが、ロッテ一筋の生え抜きに後任を託すことで一本化した。2軍監督には高橋慶彦打撃コーチ(52)を起用して、チームの立て直しを図ることも決まった。ロッテの後任監督が早くも決定した。重光オーナー代行、瀬戸山社長、石川副代表ら球団フロント陣が話し合い、西村ヘッドコーチの監督昇格で一本化した。球団関係者は「今年から球団が取り組んでいる長期的な改革の土台を築ける人。選手からの人望も厚く、チームの立て直しに最適と判断した」と話した。

今季のロッテについて、球団関係者からは「チーム内が荒れている。選手が、フロントと監督の確執に振り回されてプレーに集中できないのではないか」と言う声も出ている。開幕カードの西武戦こそ2勝1敗で勝ち越したものの、その後の日本ハム、オリックスに5戦全敗で最下位に低迷している。この状況を打破するためにも、新体制を固めたようだ。




2009年の変化を箇条書きにするとこうなります。

・マリンビジョンでライトスタンドのファンを映さなくなった。
・広報担当・荒木茂雄氏がパリーグ事務局に転出。
・ビールのコップが小さくなり、軽食が値上げ。
・レプリカユニフォームの値上げ。
・開幕挑発ポスターの廃止。
・バレンタイン神社を予告無く撤去。
・公式サイトのよくある質問のページから「バレンタイン神社はどこにあるの?」の項も削除
・バレンタイン監督のブログが休止し、同監督のメールマガジンも廃刊。
・カードごとに発行されたマッチカードプログラムが廃刊され、月刊に変更。
・1塁側駐車場前が全面封鎖され、球場正面からライトスタンドへは階段を登って2階通路を歩くか、3塁側から大回りせざるをえなくなった。
・ファンに対するマナー啓発ポスターが大幅に増加。


3月17日は3塁側の上部にバルコニー・スイートという新しいVIP席が設置された旨の報道がありました。


Wiiも出来る!千葉マリンVIPシート (ニッカン 3/17)

三塁側上部にフレッツ光と提携したバルコニースイートを6室設置。個室とフロントにせり出したウッドデッキバルコニーがセットになったプライベートスペースで、室内には大型テレビ、ゲーム機、生ビールサーバーが設置されている。球団関係者は「野球に飽きたらゲームをしたり、それぞれの使い方で楽しんでほしい」と提案した。

野球でファンを楽しませるべき球団幹部が「野球に飽きたらゲームをしたり、それぞれの使い方で楽しんでほしい」と発言するとは何事か。自分たちの商売を貶めるつもりでしょうか。
この球団幹部の発言はファンの心情を逆撫し、後のフロント批判への材料の一つとなっていきました。



4月になるとさらなる大失態が発覚しました。
ファンクラブ会員証に書かれたチーム名が「LOTTE」ではなく「LOTE」になっていたのです。
lote

有料会員会員証(ステータスカード)内のロゴ表記間違いについてのお詫び (球団公式 4/17)


拝 啓 平素は千葉ロッテマリーンズ公式ファンクラブ「TEAM26」をご利用頂き、ありがとうございます。
TEAM26有料会員様に配布しております会員証(ステータスカード)内に表記しています「TEAM26」ロゴに間違いがあることが判明致しました。
本来「A MEMBER OF CHIBA LOTTE MARINES」であるべき内容が「A MEMBER OF CHIBA LOTE MARINES」となっておりました。

お客様にはご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございませんでした。
カード自体の機能(磁気)は全く問題無くご利用頂けますので、そのままお使い頂きますようお願い申し上げます。
今後このようなことが起きぬよう制作体制の強化をして行く所存です。
この度はお客様にはご迷惑をお掛け致し大変申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
敬 具


よりによって親会社の名前を間違えるとは何事か。
この大きなミスは球団内部がゴタゴタしていることを表していると言えるでしょう。




これらファンサービスの低下に関する懸念については私もブログに書きました。

荒木氏が飛ばされ、ビールのコップが小さくなった (3/16)
新VIPシートの話 (3/20)
ファンクラブ会員証の自社の名前が間違っている件(4/20)





球場外ではMVPと監督残留の会がバレンタイン監督の残留を求める署名活動を開始。
2009年のマリーンズは周囲が騒がしいまま開幕し、低迷を続けることとなりました。


ボビー残留活動(MVP公式)

昨年の12/21に一方的に球団から発表された「ボビー・バレンタイン監督の解任」にNOを突きつけるべく、我々MVPと「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」さんとでタッグを組んで行っている「ボビー残留&球団上層部退陣に向けた、様々な取り組み」をご紹介いたします。時系列的に並べ、新しい活動が追加され次第どんどん紹介していきます。

私たちは「10年先」「20年先」に「千葉ロッテマリーンズ」というチームが誇れるチームであること、を目標にしています。千葉ロッテマリーンズの明るい未来をファンの手に取り戻すため、この活動にご理解・ご協力をよろしくお願いします。

またこの取り組みの詳細については、「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」ブログもご参照ください。

 

・スタジアム周辺での署名活動

今行っている活動で一番大規模な活動はコレになります。現在マリンスタジアム周辺で、「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」の皆さんとMVPとで合同でスタジアム周辺での署名活動を行っております。

そこで、この活動をさらに広げるべく、本ページでも署名フォームを公開することに致しました。ぜひ本活動にご賛同いただける方は皆さんのご家庭やお近くにお住いの方、職場などで署名活動をしていただきたいのです。

お手数をおかけしますが、必ず「ボビー残留」を実現し、ボビーと共に千葉ロッテマリーンズの明るい未来を取り戻す一助になれば、と考えておりますのでぜひご協力をよろしくお願いします。

集めていただいた署名用紙ですが、以下の方法でお渡しいただければ、と思います。

・千葉マリンスタジアムなど、各スタジアムで「署名をやっている」メンバーに現地でお渡しいただく。(マリンでは「ボビーを千葉に残そう!」「BOBBY 2010」と書かれたノボリが目印です)

また、遠方の皆さま向けに「私書箱」を開設予定です。開設し次第またご報告させていただきますのでもしスタジアムに来られない方は申し訳ないですが大切に保管しておいてください。

何卒、ご理解のほど宜しくお願い致します。

 

・「BOBBY 2010」Tシャツの作成

「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」の皆さん中心で、「BOBBY 2010」Tシャツを作成し、今回の活動をご支持いただける皆様に着用していただいております。着用頂いている皆様には、ぜひ毎日でもスタジアムで着用して欲しいな、と思っております。

なお、本Tシャツは現在の所一般販売する予定はございません。

 

・幕張「ベイタウン」の皆さんとのコラボレーション

ボビーをはじめ、選手やコーチなどたくさんの関係者が住んでいる「城下町」的存在の幕張ベイタウン。そこの皆さんにとってはボビーは「千葉ロッテマリーンズの監督」であること以上に「地域のヒーロー」であるわけです。そのボビーの出陣式(オープン戦のある試合前の朝に開催している恒例イベント)に関し、球団は「今年は協力できない」「辞めていく監督と球団、どっちが大事なんですか?」との信じられない言葉でNOを突きつけました。

そこでベイタウンの皆さんの独自のイベントということで開催された「Bobby's Way 2009」に我々も「盛り上げ隊」ということで参加させていただきました。当日はゲーフラや応援での盛り上げは勿論のこと、下記で作成したボビーフラッグを利用して、周辺マンションの「デコレーション」も行いました。

今後ともベイタウンの皆様とは様々な形でコラボレーションを図れたらな、と思っております。


・ボビーフラッグの作成

開幕3連戦などでライトスタンドを無数に埋め尽くしている約4.5m四方のボビーフラッグ。これはMVPや「ボビー・バレンタイン監督残留を実現する会」さん、さらにMVP SNS内のコミュニティ「MVP布部」の有志の皆さんで、シーズンオフに毎週マリンスタジアムに集まり、みんなで負担しあって布やペンキなどを購入し、約6週間がかりで完成させたものです。また、これらの旗の管理も、有志メンバーで自主的に行っております。



上記にあるとおりMVPは毎試合バレンタイン監督を応援するフラッグをライトスタンドで掲げました。
DSC_0661

バレンタイン監督の続投を望まないファンにとっては非常に居心地の悪いライトスタンドでしたね。


■7.高まるフロント批判の声。そして米田容子氏がクローズアップされる


一連の騒動とファンサービスの低下の影には新たにフロント幹部となった米田容子氏が関係しているのではないか。私と同じような懸念を持ったファンは多く、米田容子氏への批判が高まっていきました。
一部マスコミからも批判的な記事が書かれ、夕刊フジが大々的に取り上げるに至りました。

まずはかつてマリーンズの親会社であった毎日新聞です。

寝ても覚めても:ジーンズがマナー違反?(毎日新聞 4/3)

 開幕日ならではの、自主的なドレスコード(服装規定)ともいえる。ところが、シーズンを通してドレスコードを記者
に求めてきた球団があるときいて、びっくりした。少し前にロッテの担当記者に「マスコミの皆様へのお願い」という
タイトルのメールが届いた。発信元はロッテ球団のスタジアム部。
 球場内のマナー向上の「お願い」だそうで、具体的には2項目。一つは言葉遣い。選手らへの取材では、敬語・
丁寧語を使うこと、という。取材相手に対して乱暴な言葉を発する記者がいるとは思えない。親しい間柄になると
「調子はどう?」などと友達口調になるけれど、それもマナー違反……?
 もう一つが服装に関すること。清潔感のある服装で、という。そして「スタジアム内ではジーンズ、ジャージーでの
取材目的のご来場は禁止させていただきます」ときた。言葉は丁寧だが、命令だ。私も個人的にジャージーには
違和感を感じるが、ジーンズ禁止は理解できない。
 たとえば高級レストランでの、ネクタイ、上着着用、といったドレスコードは、限られた空間の雰囲気を保つ、という
理由がある。雰囲気に合わない格好の人がいると、他の客も安心して料理を楽しめないから迷惑になる。
でも、野球場でのジーンズが、雰囲気を壊すだろうか。ロングドレスやタキシードや振り袖の方が、よほど変。
タキシード禁止も、千葉マリンスタジアムの記者席ドレスコードに盛り込みますか?(専門編集委員)



そして、ついに米田氏個人を批判する記事が夕刊フジに掲載されました。



ロッテ大丈夫? 女幹部やりたい放題、批判記事も要求 (夕刊フジ 4/9)

球団フロントとの確執により、開幕前からボビー・バレンタイン監督(58)の今季限りでの退任が決定済みという、異常なシーズンに突入したロッテ。すでに球団内にはキナ臭い空気が充満するが、事態に拍車をかけているのが「反ボビー」の急先鋒に立つ女性球団幹部だ。

 今季開幕前に「千葉ロッテマリーンズスタジアム部」名で、マスコミ各社に「お願い」が出された。「清潔感のある服装」「言葉遣い」の2項目で、ジーンズやジャージー姿での球場内取材を禁じ、選手ら取材対象者には敬語・丁寧語を使うよう求めている。本来、各記者の良識に任されるべき範ちゅうのことに対する、極めて異例の通達だった。

 関係者の話を総合すると、発案者は今年1月に実質的な球団ナンバー3に昇格した女性幹部。関係者の1人は「今年初めて現場で春季キャンプの取材を見て、かなり驚き、不満を持ったようだ。球場に来るVIPの接待を担当していただけあってマナーにはうるさい」と話す。球場内のVIPエリアをロッテのユニホーム姿で歩く熱心なファンの親子を見つけ、血相を変えて「そんな格好でこのあたりを歩かないで!」と注意したこともあるという。

 バレンタイン監督とは敵対関係にあり、キャンプ中から選手たちに監督の悪評を吹聴。7日の日本ハム戦に敗れると、報道陣に対して「明らかに継投ミスよね。そう書いて」と批判記事まで要求している。

 さらに波紋を広げているのが、この女性幹部の“別の顔”だ。れっきとした球団での肩書を持ちながら、別の名刺を使い分けて「人生相談というか、占い師のようなことをやっている」(球団関係者)というのだ。

 球団内にはアレルギー反応もあるが、発言力は増すばかり。親会社からの転出ではないが、ロッテ本社上層部に強い後ろ盾があり、球団関係者は「瀬戸山(隆三球団社長)さんでも止められない」とまゆをひそめる。

 すでに他球団の知るところとなり、どこも「ロッテは大丈夫か?」との話題で持ちきりだ。長年ファンに愛されてきたバレンタイン監督を切ることで、今季ロッテのフロントは例年以上に厳しい視線にさらされている。本当にロッテは、大丈夫なのか。



米田容子氏らフロントに反発するファンは多く、MVPのメンバーが試合中に米田氏らフロントを糾弾するゲーフラを掲げるに至りました。

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ゲーフラは以下のような文言でした。
「LOTE」
「ナニシタイノ」
「米田追放」
「球団はダレのモノ?」
「正直DON引き」
「ゲームならココでやらずにイエでやる」
「球団公認裸占い」
「容子やらせろWiiを」
「より強く
 ねばり強く
 だいたんに
 きあい十分
 エンジン全開
 ロッテ軍団」



米田容子氏についての当ブログの記事です。

米田氏がフジに叩かれる。今年のロッテはメジャーリーグだぜ! (4/11)
米田糾弾ゲーフラが外野席を埋め尽くす 4/19





すべてのファンがフロントを批判したわけではありませんが、シーズン開幕当初はMVP以外にもフロントを批判するファンは相当数存在したと思われます。私もその一人でした。

また、こうした状況を受け、フロント批判を追い風にバレンタイン監督が反撃に転じるのではないかという報道もありました。



バレンタイン監督の逆襲が始まる!? (内外タイムズ) 4/21

 開幕早々、春のストーブリーグ点火に日本球界は大騒動だ! 火を着けたのは、今季限りでバレンタイン監督解任が決まっているロッテだ。来季監督として西村徳文ヘッドコーチの昇格決定報道が出たかと思えば、WBC日本代表投手コーチを務めた与田剛氏(NHK解説者)を最有力候補とブチ上げた報道もあった。フロントにも火種を抱えているロッテのお家事情を暴いた。

 いったいなぜ開幕から日が浅い今の時期に、次期監督候補の名が次々と浮上するのか。
 西村ヘッドコーチの昇格決定情報に関し、球団フロント首脳は「まだ一本化していない」と言いながらも「ヘッドコーチなのだから、候補の1人であることは間違いない」と否定はしていない。新たに与田氏の名前が挙がったことも「優勝してもバレンタイン監督は今季限り」と明言するロッテにとっては大歓迎だろう。
 一番脅威なのは、2005年の日本一でボビー・マジックともてはやされたバレンタイン監督の逆襲だ。それだけに、有力候補が数多く挙がることは、ファンに対する何よりのPRでもある。
 バレンタイン監督が熱烈なファンを使って「バレンタイン監督を辞めさせるな!」という戦術を展開するはず。すでに一部では始まっている。一連の次期監督報道は「これだけの候補がいるから、バレンタインが辞めても大丈夫」と、球団側にとって対抗策になっている。

 ロッテのエースだったジョニーこと黒木知宏氏が監督候補という報道もあった。「ロッテ側がリークして、いろいろ書かせているのは見え見え。ボビー・マジックに対抗して首切りを実現するには、紙爆弾が効果的だと判断して、積極的にリーク戦術を展開しているのだろう」と、情報通の球界OBは断言する。
 となれば、今後も次々とポスト・バレンタイン監督候補の名前が挙がってくるだろう。「今は誰の名前を書いてもウソではない。書き得ですから、いろいろな名前が今後も出てくるだろう。ロッテ側としたら、それを参考にする手もある」と球界関係者は苦笑する。
 しかし、それでも百戦錬磨のバレンタイン監督だけに、簡単には白旗を上げないはず。年俸5億円以上というおいしいロッテ監督の座から簡単に降りるわけがない。ダメ元で捨て身の策を弄してくる。しかも、球団側には穴がある。問題視されている女性フロント幹部がいるからだ。
 今月初めに一般紙の全国紙が夕刊で「ロッテには、マスコミに対し球場でのジーンズ着用禁止などのドレスコードや選手に対する尊敬、丁寧な言葉遣いを要求する球団フロントがいる。目くじら立てた過度な要求はいかがなものか」と疑問を投げかける記事を掲載した。その後、「女性フロントのマスコミへのおかしな要求が問題になっている。元は占い師という噂もある」という報道もあった。
 「確かにわけのわからない女性フロントがいるのは事実だ。マスコミと選手の関係は、お互いにケジメは必要だが、フロントがわざわざ『選手を尊敬しろ、丁寧な言葉を使え』などと要求するものではないだろう」と球界OB、関係者も眉をひそめている。球団にこういう人物が存在していては、ボビー・マジックの付け入るスキが出てくる。
 「これ以上、バレンタイン監督においしい汁を吸わせるわけにはいかない。ユニホームのデザインを身内の人間にさせて億単位で儲けたり、自分のルートで外国人選手を獲得してマージンを獲るなどやりたい放題だったのだから、もう許せない」
 バレンタイン監督追放に立ち上がり、ようやく後ろ盾の重光昭夫オーナー代行にも解任を認めさせたのに、球団側が一枚岩でないと何が起こるかわからない。球団VSバレンタインの泥沼戦争勃発は、時間の問題かもしれない。




米田容子氏の存在は週刊誌でも話題になりましたが、いずれも名前はは伏せられていました。
しかし5/23に東スポが米田容子氏を実名で報道。マリーンズファンの間では東スポこそ正義と真実のジャーナリズムであるとの評価が広がりました。


ロッテ反ボビー派フロント「Y女史」貝になる・監督帰国まで何もしゃべらない (東スポ 5/23)

反ボビー派フロントとして、ロッテの話題の人となっている「Y女史」こと、女性球団幹部の
米田容子球団副代表補佐が一連の騒動について"貝"になると宣言した。
 開幕してからこれまで週刊誌などで、再三にわたって荒れた球団の象徴として取り上げられている。いわく「女帝」「占い好き球団幹部」などなど・・・。これらの報道について米田副代表補佐は
「とにかくバレンタイン監督が帰るまでは何もしゃべりません」とキッパリ。
今季限りの退団が決まっているボビー・バレンタイン監督(59)が、シーズンを終え米国に帰国しない限り、反論も含め何も話すつもりがないことを本紙に明かした。
 自身についての一連の報道は、バレンタイン監督とフロントとの争いが激化するなかで出てきた。自身が話すことでこれ以上騒動を広げたくないという気持ちが強いという。
 「何を言っても”マッチポンプ”になってしまう。とにかく今は我慢します」。
ボビー続投を願うファンの一部からは、名指しで批判を受けた事もあった。ただ、現在は沈黙を守るつもりだが、自身で区切っているように「ボビー帰国」後には、口を開く用意がありそうだ


■8.ファンを「くだらないファン」扱いし移転をほのめかす議事録が流出し、フロント批判が最高潮へ。


4/21日の日本経済新聞の夕刊にロッテ球団を批判する記事が掲載されました。

ロッテ騒動続く バレンタイン監督続投の署名運動展開 球団内にも亀裂 オーナー色濃く(日経 4/21)

バレンタイン監督の今季限りでの退任を決めたロッテの動揺が続いている。
監督続投を求める署名活動が起こり、売り上げ増に貢献してきたフロントの職員が次々と退社を決め、人事上の扱いを不満として訴訟を起こす可能性も出てきた。

成績や球団経営にも影響しており、親会社のロッテ本社が独自の調査に乗り出す異例の事態になっている。
千葉マリンスタジアムでは、今季開幕戦からファンが署名活動を展開し、試合中も旗や横断幕で続投をアピール。
矛先は球団幹部に向かい、試合後に事務所前で瀬戸山隆三社長らを非難、監督の応援歌を歌い続ける集団もあった。
重光昭夫オーナー代行の紹介で入社した職員(米田容子氏のこと)が、球団実務の経験が乏しいままに幹部として重用されていることなど「体制」への批判も見受けられる。
フロント内部では今年一月、売り上げ目標を達成できなかったことなどを理由に降格・配置換え人事を実施した。

この余波が収まらず、10人以上の退社が決まり、業務に支障が出ている。
今年のファンクラブ会員証に「LOTE」(正しくはLOTTE)と印刷ミスをしたまま配布し、球団が謝罪する一幕もあった。
1年間の給与とひき換えに出社を拒否された球団スタッフや職員もいる。
その中の1人は雇用契約違反だとして球団に内容証明を送付し、訴訟も辞さない構えを見せている。また、労働組合への参加を目指す動きもある。

ロッテは現在リーグ最下位。営業も振るわない。
ロッテ本社もこうした事態を重視。関係者から独自の聞き取り調査を始めた。
重光オーナー代行は今週、瀬戸山社長と会談する予定。
同社長による球団の運営責任と、バレンタイン監督の処遇問題は表裏一体となっており、親会社の判断が注目される。
ロッテの観客動員は昨季約160万人と、パ・リーグ3位の人気を誇る。
だが他の球団と同様、社員は100人にも満たず、オーナー経営の色彩が濃い。
閉鎖的な経営体質と、公共物としての開かれた球団を求めるファンとのギャップが今回の騒動につながったともいえ、球界全体に波紋を広げそうだ。(摂待卓)



そして日経新聞は4/25に衝撃の記事を掲載。球団幹部が本拠地移転をほのめかす発言をしたという議事録が流出したというのです。

ロッテ「本拠地移転も」ファンの騒動続けば 球団首脳、幹部会で発言(日経 4/25)

ファンとの対立や人材流出が続くロッテ球団の最高首脳が今月七日の幹部会で、球団を否定するファンの騒ぎが続いた場合、千葉からの本拠地移転を検討する趣旨の発言をし、公式の議事録に掲載されていることが二十四日に明らかになった。

当日の議事録と関係者の証言によると、今月四日に千葉マリンスタジアムを訪れた重光昭夫オーナー代行にファンが球団運営を批判した事に関連し、最高首脳はバレンタイン監督が ファン側に情報を流したと「想定できる」と発言。

そのうえで「オーナーサイドからはロッテのイメージが悪くなるならフランチャイズをかえたらどうか」と本拠地移転に言及。
さらに「フランチャイズをかえようか」とし、千葉のファンを非難するような発言を続けた。
また、「バレンタイン監督をどこで帰すか考える」とも述べ、任期途中での解任をにおわせた。
七日は開幕3連戦で昨季の王者・西武に勝ち越した直後。シーズン開始早々、成績不振とは別の理由での解任を示唆するのは異例だ。
ロッテは一九九二年に川崎球場から千葉マリンスタジアムに移転。地域密着を揚げて、昨季の観客数はリーグ3位の約160万人に達し、関東圏では巨人に次いで2番目に多かった。
この最高首脳は日本経済新聞の取材に対し「そのような話はまったくしておりません。千葉の球団として、ますます千葉という地域と密着して、千葉の人々と球団をつくり上げていくつもりです」とコメント。
重光オーナー代行にも取材を申し込んだが、二十四日までに回答はなかった。



これを受け、MVPの公式サイトには抗議文が掲示されました。

「ボビーを解任させ本拠地移転を実現させる会」の皆様へ

「千葉のくだらないファン」の代表MVP(マリーンズビクトリープロダクションズ)と申します

あなた達のいう「怪文書」とやらに我々の名前っぽいのが「無断」で載っていましたのでコメントさせていただきます

「怪文書」とか言っていますが実は自分達で作って流してるんじゃないですかぁ?ホンモノっぽいですけどね
ちなみに我々は仕事とか学校とか忙しい中やっと球場に行けてるぐらいの我々はそんな面倒くさいことしませんよ
あと、あなた達が強行して問題になった件を「怪文書騒動」にスリ替えて論点を変えようとするのは止めましょうね

「議事録」といわれるものが偽造だとしても、どうせ書いてある内容と似たような話をしていたのでしょうし
幹部会?社長ミーティング?といっても極秘に開いたんじゃないですか?
極秘会議であって、たとえ「議事録」が存在しないとしても参加メンバーのメモぐらいは存在するでしょう
そのメモがリークしたってことぐらいじゃないですか?
まともな大人がそれぐらいの人数いれば「なんかオカシくねぇ?」って思う人が造反することだってありえますよ
今、実際に3万を超える人が今回の騒動の発端であるボビーの解任に対して反対の署名をしてるんですよ
瀬戸山さん、万が一ウソとかついててバレたくなければ自分の身近な人間から調査していったほうがいいと思いますよ
その辺ちゃんとしておかないと次の日出社したら物凄い吊るし上げにあってる可能性もありますよ

あと、これは記事にはなってないみたいなのですが
この前の日曜日@ホテルオークラで重光オーナー代行と瀬戸山さんが会談した時も
「マリーンズとマリンスタジアムの契約時期が来年2月までだけど延長するか?」ということを確認し合ってませんでしたか?
そんなことまで耳に入って来てしまうと我々だって移転?やっぱりか!!って信じられなくなりますよ
「千葉に愛着がある。移転は検討したこともない」のであればそんな確認必要ないでしょ?
今行われているボビー残留運動も元々はボビー解任の件だけでなく水面下での本拠地移転の動きがあることを我々がキャッチしていたから始めたことなんですよ
それを「荒木氏とMVPが動くなら」移転とかいう話にして(←あまりにも強引な理由付けですがね)ファンの反発を我々に向け、ファンを分断しようとしましたね?
球団内にはファンを分断する計画があるのも我々には入って来てたので、この「怪文書」も瀬戸山さん自ら発行したのかな?と最初は思いました

瀬戸山さん
あなたはボビーのことをただ嫌いというだけで解任しようとしている、これは事実ですね
理由は全て後付け、強引な理由付けもあってわかり易過ぎるのでもうちょっと気を付けましょう
ぶっちゃけボビーは「もうお金なんか要らない」って言っているんですよ、このことも知っていますよね?
お願いですが本当に今年でボビーが最後であれば優勝させてあげて下さい
選手だって「ボビーを胴上げしたい」ってなっている時に、不可解なトレードとか、明らかに優勝して欲しくないような妨害行為をやってたら
批判だっておきるしチームもメチャクチャになりますよ
今回の件の犠牲者でもあるホセ・オーティズが再来日1号を打ちましたね
ホークス戦は本気で彼を抑えないとフロント批判に飛び火したりしますよ
あと、あなたはファンのことをバカにしたコメントが多すぎ!本当はファンのことも嫌いでしょ!?
昨秋のボビー解任の発表も「跳んでるだけ」のファン達は黙って見てると思ったんでしょ?
確かに黙って見てる(←もしかして興味ナシ?)不思議なファンも意外といますが、あまりファンのこと舐めちゃいけません!
あともうひとつ、周りの人はあなたのことが怖くて言ってくれないと思いますので言っておきます
最近、表情がどんどん怖くなっていますよ、ぶっちゃけ悪人顔です
心の中を一度大掃除したほうがいいと思います
おせっかいジジイからでした(笑)

石川さん
昨年@札幌で涙した我がマリーンズへようこそ!
まずはじめに、あなたはマリーンズ愛が非常に低いことがよくわかります
入社して間もないのでしようがないかもしれませんね
一度でいいのでチケットを買って外野席で一緒にマリーンズを応援してみませんか?入門編です
あなたが本気でマリーンズの経営に参加しようとしているなら、良いヒントがたくさん落ちていると思いますよ
あなたがどういう方法か知りませんがマリーンズに連れて来てくれた井口選手は本当に良い選手です
その井口選手が今年はこのチームを優勝させる為に凄く頑張ってくれて嬉しいです
あなたもボビーのことを好きじゃないかもしれませんが今年優勝する為に少しは協力して下さい
毎日のボビーへの言動も捉え方によってはイジメという解釈もあるので訴えられない程度にお願いしますね
ボビーを野球に集中させてあげて下さいね
あと、「怪文書」の中にあるあなたの言う「喧嘩」ってどんな形ですかね?
凄く自信を持った強そうなコメントなので単純に興味が沸きました
もちろん答えなくていいですよ、そんなこと言ってないですもんね(笑)

米田さん
あなたのことは良く知らないですが、ボビーの事が嫌いなのはよくわかります
最近あなたのことを雑誌とか見ましたがいろいろ書かれ過ぎてちょっと可哀想ですね
面白いことさえ書けばいいと思ってる新聞とか雑誌とか結構多いみたいなのであまり気にされなくていいと思いますよ
メディアとかインターネットの情報だけで実際のことを知らず評価する人達も最近多いようなのでお互い注意しましょう
あと、イケメンな選手達はシーズン中なのであまり飲み会に誘わないで下さい、野球に集中させてあげて下さいね
もし我々が今シーズンVIP席で観戦する機会があれば、その際はご挨拶させていただきますのでよろしくお願いします!

ボビーを解任させ本拠地移転を実現させる会の皆様
あなた達は仲間のメディア達を使って一生懸命我々を悪者にしようとしてますが
我々はそこまで悪者ではないですよ
みんないい顔して球場で野球を楽しんでますよ
たまにはスタンドも歩いて下さいよ
我々はこれでもマジメにこのチームを世界に進出できるようなBIG CLUBに育てようとしているんです
これは自信持って言いますが、あなた達みたいに数人の欲望を満たす為にやってるのとは違うんです
それは古くから残るプロ野球界の良くないところだと思います
Jリーグでは設立の早い段階でそういった狭い利益を追求する悪しき権力を排除してリーグとチームの健全経営と地域密着に成功してますよね
あなた達のやっていることは改革ではなく時代の逆走です

1995年に初めて出会った新しいスタイルの野球、そしてその野球に合わせて我々が作った新しい応援スタイル
2004年から球団と一緒に作った新しいスタジアムのスタイル
(残念ですが一緒に頑張っていた優秀な球団スタッフは全員いなくなりました)
昨年まではボビーと球団と力合わせて改革を進めていたんです
我々は将来何十年後とか百年後とかの先のマリーンズとともに生きていくファンや選手、
この街の人達、マリーンズに関わる全ての人達の為に改革を手伝っていければと思っていました
2004〜2008年の間は瀬戸山さんはじめ今のフロント陣はマリーンズの現場運営をほぼ放棄してましたね
その代わりこの5年間は荒木さんが中心になって球場でのファンサービス等の運営を進めてました
我々が応援活動しやすい環境作りにも積極的に参加していただきまして我々も大きく進化と成長ができました、ありがとうございました
荒木さんは本当に野球が好きでマリーンズとマリーンズファンのことが大好きでした
残念ながら、ここ半年位の間に組織された現フロントによって行われた人事はこの5年間のマリーンズの運営を完全否定された形となってしまいました
もし、このままフロントが権力を振りかざし続け、自分達だけの欲望の為にファンや現場を無視しマリーンズが進んでいくなら
ボビーをきっかけにスタートし15年かかって我々が作り上げてきた応援スタイルも無くなっていくでしょう
チームを私物化するフロントを支持する人達、それを絶対に支持できないMVPは別々の方向へ進むことになるということです

我々の言っていることは大げさな話に聞こえるかもしれないですが川崎→千葉とこのチームの応援活動、時には運営の中心も見てきて
ボビーが来てくれたおかげでジャイアンツとは違った新しい形の伝統を作れると思っているのです
その中でも「26」番目の選手というのはMVPのメンバーの1人が2002年に「選手と共に一緒に戦う」という意味で出したアイデアです
その2002年オフ、MVPは「26」と「MARINES IS MY LIFE」というワードが入ったビッグフラッグをデザインし作りました
その後ボビーの発案で「26」も欠番になり我々に背番号を与えてくれました(もしかして来年から誰か着けるんですか?)
伝統とプライドを作るファン側のキーワードになればと思ってたのですが今では球団はいい商売道具になっていますね
2007年プレーオフの時(そんな商売への対抗で!?)作った我々のスローガン「No.26 for Real」というのがありますが
今年球団が作るグッズ(マフラー)にまた無断使用していますね
これはもう「盗作」と言われてもしようがないでしょう(言われないうちに引き上げておきましょう)
「LOTE」とかいろいろありますが、あなた達全然リアルじゃないですよ

我々はマリーンズのことをファミリーとか恋人として見てきました
世界の最高峰ワールドシリーズまであの弱小メッツを連れて行ってしまうボビーやボビーの周りのスタッフのような経験値が高い人達が
日本のこの弱小チームを何年もかかって変えてくれようとしているところを見てきました
言っちゃぁ悪いですが誇れるモノが少ない千葉にマリーンズという心から誇れるモノを作ってくれていることに感謝しています
川崎時代には考えもしなかった、千葉に来た後も「生きている間に見れるのかな?」と思っていた優勝も体験させてくれたのはボビー達です
千葉という街にもマリーンズにとってもこんなチャンスや時代は二度と来ないでしょう
このチャンスを逃がしたら世界やアジアどころか千葉という小さな街にさえムーブメントは起こせないでしょう
まだまだ本当の改革は始まったばかりだと思います

2004年以降マリーンズのファンになった人が多くいると思いますが
その中にも、おそらくこの野球が見慣れてしまって、別の監督でも同じぐらいは勝てるでしょう程度に簡単に思っている人も多いと思います
他の監督のマリーンズを見たことない人にはそういう感覚もしようがないかもしれません
しかし、このチームの選手達の力を引き出せる人はそんなに多くはいません
2003年以前、約15年間いろいろな方が監督をやっているのを見てきて
今のところボビーがベストな監督であることは断言できます
いずれはボビーからバトンを渡せるレベルの監督候補が現れないといけないのですが今のところいませんね
他にベストな監督がいれば教えていただきたいですね

最後に
重光さん
今まで球団を持っていただいたのは感謝しています
球界再編の2004年もあなたは「福岡へ移転して合併したい」と言ってましたね
あの時は我々の説得も真摯に受けていただいて、しかもその次の年に我々は優勝という感動を体験することができ
今でもあの時のあなたの勇気ある決断に感謝しています
でも、今回もまた福岡とか移転の話が出てきていると聞き非常に残念でしかたありません
もしかして日曜日もメディアの囲みにビビってウソ言ってしまいましたか?
確かにボビーや我々がいると移転を実行するにはとても邪魔だと思います
それで邪魔者を切っただけで実現できるとは思いません
ファンはそんなに甘くないことは2004年にお伝えしたと思いますがお忘れですか?
瀬戸山さんは移転までは考えてないと我々は解釈してます
今年は「移転はない」としましたが、ボビーや我々を排除してもう一度同じ移転話が持ち上がると
今度は瀬戸山さんと衝突してもっと泥沼になってしまうでしょう
重光さんを信じたファンは可哀想だと思いますよ
もし「この球団をマジメに経営したい」と思わないのであれば
オーナー代行職は社内のどなたか、野球とマリーンズに愛がある方に引き継いでいただけませんか?
確かにロッテ本社であなたの株を上げるには韓国とも近い福岡への移転はアジアビジネス成功への近道かもしれませんが
我々野球ファンはもう二度と見たくない球界再編の引き金をロッテが引いて欲しくないのでマジメなお願いです

P.S. もし読んでくれてたら、、、メディアのみなさんへ
フロントに指示された記事を書かされてるばかりじゃ記者として落ちこぼれていきますよ
今回日経が送り込んで来ているトップクラスのジャーナリストだけ外れ者にして円陣組んで次の記事の打ち合わせとか、ホント残念な人達ですね
自分の仕事に少しはプライドを持ちましょうよ!




球団側も火消しに動き、瀬戸山社長は議事録を偽造と断言。
重光オーナー代行自らも本拠地移転についての噂を明確に否定しました。


ロッテ重光代行移転&ボビー途中解任否定(日刊スポーツ 4/27)

ロッテの重光昭夫オーナー代行(54)と瀬戸山隆三球団社長(56)が26日、都内のホテルで異例の記者会見を開き、球団をめぐる一連の騒動の沈静化を図った。昨年12月にバレンタイン監督の今季限りでの退任を早々に発表したことに端を発し、今年1月に球団内の人事を大幅に変更。これによりパ・リーグ6球団による共同事業会社、パシフィックリーグマーケティング会社(PLM)に出向した前事業本部長の荒木重雄氏ら数名が退社を決めるなど、球団内に亀裂が生じていた。

 千葉マリンの右翼席では、ファンが監督続投を求める署名活動を行ったり、阪神と行った久保と橋本健のトレードの説明を求めるなど、騒動が続いていた。最近ではフロント批判の横断幕が掲げられ、インターネット上では女性幹部を名指しで非難する書き込みも増えていた。

 そんな中、球団首脳が幹部会で、ファンの騒ぎが続いた場合は本拠地移転を検討する趣旨の発言を行った議事録があるとの日本経済新聞の報道にも言及。同オーナー代行は「移転についての公式の議事録は存在しないし、そのような話は一切出ていない。川崎から千葉に移転した時にどれだけ大変かを味わっている。2度とやりたくないし、球団はファンのものですからやってはいけないことだと思っている」と完全否定した。さらにバレンタイン監督の任期途中での解任を検討との報道についても否定。「彼には世話になったし、花道をつくってあげたいと思っている。井口を獲得したのもその表れの一つです」と説明した。

 また、報道陣にジーンズ・ジャージーでの球団内取材を禁じ、選手に敬語・丁寧語を使うよう通達するなど、その言動が周辺に波紋を広げている女性幹部のことについても言及した。「エキセントリックな方で、私も数年前の納会で運勢を占ってもらったこともある。だけど異常人格者のような言われ方をしているのはどうかと思う」とかばった。同幹部の降格人事はないとした上で、瀬戸山社長は「彼女には担当業務を縮小して取り組んでもらいます。激しすぎるところがあればご指導いただきたい」と、今後の対応を説明した。

 シーズンはまだ始まったばかり。これで事態収拾となればいいのだが…




ロッテ社長、“議事録”存在認めるも「偽造」(サンケイスポーツ 4/27)

ロッテの瀬戸山隆三球団社長は27日、バレンタイン監督の今季限りでの退団に端を発した一部ファンが絡んでの騒動に関連し、同社長の「千葉のくだらないファンなら(本拠地を)変えようか」などの発言が載った「議事録」と称される文書が球団の一部に出回っていることを認めた。その上で「そもそも公式の議事録なんてない。冗談じゃない。偽造ですよ」と内容は全面的に否定した。この問題に関しては本社に調査を一任したという。

 ロッテでは26日に重光昭夫オーナー代行が、千葉からの本拠地移転に言及した球団幹部の発言が会議の議事録に載っていた、との一部報道を否定したばかりだった。

ロッテ・瀬戸山隆三球団社長

「(これまでにも)怪文書が出回ったり、いろいろなことがあった。自宅にも脅迫状がきて(既に)引っ越している。告訴? そういうことも含めて(本社の調査結果が出るまで)ノーコメント」




瀬戸山社長 ロッテ移転発言の議事録は「偽造」(スポニチ 4/27)

ロッテ・瀬戸山隆三球団社長(55)が27日、千葉市内の球団事務所で緊急会見し、球団および一部マスコミに出回っている「社長ミーティング 議事録」と題した文書について反論した。
文書には「千葉のくだらないファンなら(本拠地を千葉から)変えようか」などの同社長の発言が記載されており「冗談じゃない。そもそも公式の議事録などないし、偽造ではないか」と内容について全面否定した。
また球団関係者も社長や総務部長、作成担当の承認印が空白の上、議事録にしては文書が稚拙であると指摘した。

 バレンタイン監督の今季限りでの退任が決定して以降、球団の一部では組織改革に疑問の声もあるという。
文書に記載された日時、出席者でミーティングが行われた事実は同社長も認めており、内部事情に精通している者が関与している疑いを強めている。
「これまでにも怪文書が出回ったり、いろいろなことがあった」という同社長の自宅には脅迫状も届き、家族の身を案じて引っ越しを余儀なくされたという。
今後の対応については「告訴?そういうことも含めて(本社の調査結果が出るまで)ノーコメント」とした。
グラウンド外の緊張感が高まる中、チームは28日に約1週間ぶりに本拠地に戻ってくる。



MVPらだけでなく、一般ファンからもフロント批判の声が高まりました。
私もブログに書いていますが、情報が錯綜して混乱の極みです。


ついに日経新聞夕刊に書かれた球団の惨状 (4/21)

ロッテ球団が本拠地移転を検討か? (4/25)

重光オーナー代行は本拠地移転を否定したが・・・(4/27)
l
もうわけわかんないよ(4/28)



ロッテファン横断幕「迷フロントよ 千葉を去れ」 (4/29 スポニチ)

左足の不安で欠場した井口に代わり今季初の4番を務めた橋本将の2打席連続適時二塁打で一度は逆転したものの、延長10回の末に逆転負け。オリックス戦は今季4連敗となった。
先発・小林宏が復調を示し、7回1死三塁は3番手・伊藤が切り抜けるなど中継ぎ陣も奮投。しかし打線が8回2死満塁など終盤の好機で勝ち越せず、最後は4番手・シコースキーが力尽きた。それでも投打ともに状態は上向き。白熱した一戦をバレンタイン監督は「全体的にいいパフォーマンスができた」と振り返った。

 その一方で球団内での一連の騒動に右翼席の一部ファンが試合後もスタンドに残って抗議。「球史に残る迷フロントよ 千葉を去れ」などと球団フロントを批判し、謝罪を求める横断幕を約10分間掲げる一幕もあった




ライトスタンド現れた横断幕はこのようなものでした。

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「くだらないファンと言うフロントより世界一のファンと言ってくれるボビーと共に戦いたい!」
「球史に残る迷フロントよ千葉を去れ」
「フロントよマリーンズ愛はあるか」
「我々はファンを侮辱した発言と数々の混乱を招いたフロントの本人による説明及び謝罪を要求する」



東スポにも記事が出ました。

「ロッテ大揺れ ファンの怒り収まらず…不測の事態に備え警察介入も」(東スポ 4/27)

今季限りでボビー・バレンタイン監督(58)の退団が決まっているロッテが大混乱に陥っている。一部で報じられた本拠地移転構想について、26日、重光オーナー代行(54)が緊急会見し、全面否定する異例の事態に発展。それでも喧嘩を売られた格好のファンの反発は必至で、本拠地で行われる28日のオリックス戦を前に、フロントからは一部ファンの行動に対して「警察介入」を示唆する声が上がった。

午前11時から都内のホテルで行われた緊急記者会見、冒頭から重光オーナー代行は本拠地移転報道について強い口調で否定の言葉を述べた。
「僕はマリーンズを千葉に持ってきた張本人」と前置きした上で「基本的に球団はファンのものですから。よほどのことがない限り(移転は)やっちゃいけないし、考えてもいない。いずれにしても、個人的に千葉には愛着もありますし、過去10年以上千葉に根付こうとやってきました。それはこれからも変わりません」と話した。
矛先は移転を報じた新聞社にも向けられた。現在は千葉県と協議し、球場施設内に室内練習場建設の計画も進んでいる。そんな中、本拠地移転報道が出たことで、今後の県との折衝に支障が出ることも考えられる。
「さあこれからというときに。ありえない!ふざけんな!と思っています。こういう記事が出ること自体、驚天動地。何で!という気持ちがあります」と怒りをあらわにした。
またフロントサイドがバレンタイン監督の途中解任を検討していると報じられた点についても「バレンタイン監督は最後の年。球団フロントとはバックアップするという話で一致している。何とか花道を作ってあげたい」と全面否定を繰り返した。

重光オーナー代行がそれほどまで必死になるのも無理はない。バレンタイン監督の続投を願う一部のファンと球団フロントとの間には、開幕以来の緊張状態が続いており、球場内外では看過できない問題も起きている。開幕戦からフロント批判の横断幕が掲げられ、ネット上では”反ボビー派”として瀬戸山隆三球団社長(55)や一部球団幹部の実名が挙げられ、侮辱的な表現が目立つようになってきた。
そんな動きに対し、今まで球団では目をつぶってきたが、ここへきて「警察に相談した方がいいのでは」という声も上がっている。重光オーナー代行も、悪質なケースについては「事実とあまりに違うことが流布されると迷惑なので、対抗手段を取っていこうと思います」と今後の「警察介入」の可能性を認めた。
また、ボビー派と見られる3人の職員にフロント側が出社停止を命じたことも明らかになった。会見に同席した瀬戸山社長は「理由は言えない。外の人に言うべきことじゃない」と言うものの、球団内部が荒れていることを認めた格好。これには重光オーナー代行も「中(球団)が割れている部分というのは正直言ってあります」と話した。とはいえ、シーズン前に監督の退団を発表するという常識では考えられない決断をしたのだから、混乱するのは当たり前か。今後もロッテが前代未聞のトラブルに襲われることは間違いない。

「28日 千葉マリンで大規模な抗議行動を計画!?」
ロッテ「本拠地移転も」と報じたのは25日付け日本経済新聞朝刊。それによると、ロッテ球団の最高首脳が7日の幹部会で、球団を批判するファンの騒ぎが続いた場合、千葉からの本拠地移転を検討する趣旨の発言をし、公式の議事録に掲載されていることが明らかになったという。
同紙は21日付けの夕刊でも、球団フロントの職員が次々と退社を決め、1年間の給与と引き換えに出社を拒否された球団スタッフや職員もいるとし、その中の1人は雇用契約違反だとして球団に内容証明を送付。訴訟も辞さない構えを見せていると報じた。
内容証明については「仮にそういうことがあったとしても、ここで皆さんに報告することではない。それは個人のことですので」(瀬戸山社長)とした。だが、バレンタイン監督を支持するファンたちのフロントに対する不信感は頂点に達しようとしている。そんな矢先の”爆弾投下”なだけに、いくら重光オーナー代行が「全面否定」で取り繕ってもただで済むはずがない。
28日のオリックス戦(千葉マリン)は、ビジターでの試合が2カード続いたため、19日のソフトバンク戦以来の本拠地での試合となる。21日、25日の報道を受け「本拠地移転」という強硬手段を突きつけられたロッテファンがヒートアップするのは確実で、「28日に大がかりな抗議行動を計画している」という情報もある。
観戦には十分な注意を払っていた方がよさそうだ。



問題となった議事録は本物であり、偽造ではなかったことが後でわかりました。
いったいその議事録とはどのようなものだったのでしょうか。それがこれです。

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瀬戸山社長と石川副代表の発言が書かれていますね。


瀬戸山社長の発言は以下の通りです。

4月4日に重光オーナー代行が試合途中で帰られるとき、何人かのMVPの人から「オーナー代行、ボビーを残せ。球団はボビーと荒木でやっている」などと声を浴びせた。
重光代行から「何ですか」と聞かれた。
昨年の7月にもボビーから「瀬戸山をやめさせる。ここはボビーと荒木でやっている」という発言があった。
重光オーナー代行からは、このような人への対応は荒木氏にさせていいのではないかとのことであった。

4月5日には「石川、米田は間違ってます」と(MVPが)罵声を浴びせている。
ボビーからMVPに言ったのではないかと想定できる。
重光オーナー代行からは、(バレンタイン)監督が来年やらないのはロッテグループで決めたことであり、重光オーナーには言ってある。
オーナーサイドからはロッテのイメージが悪くなるならフランチャイズを変えたらどうかとの話もある。
荒木氏とMVPが動くならフランチャイズを変えようか。千葉のくだらないファンなら変えようか。
まずバレンタイン監督をどこで帰すか考える。
今日、荒木氏を呼んでいるけど、とんでもないことをしでかしてくれたと言う。
バレンタイン監督とその関係で批判している事を聞いたら知らせてほしい。




石川副代表の発言は以下の通りです。

最後にグジャグジャになっても喧嘩はする。営業も正常化しなければならない。正常化して普通のチームにする。荒木氏にも責任がある。何ヶ月かで元に戻す。



この議事録の出現により、ファンの間では2004年に続いてまたも移転の可能性が出てきたと大騒ぎになりました。
しかし、今冷静に考えてみれば、移転の可能性などほとんど無かったことが分かります。ロッテはマリンスタジアムの指定管理者になっていますし、オーナー代行もすぐさま否定しました。
2軍施設の千葉移転に絡み、千葉県側の協力関係が悪化したためブラフとして移転話をほのめかしたのではないかという噂もありましたね。

むしろ、この議事録の要点は注目された「くだらないファン」以外にあります。
瀬戸山氏の冒頭の発言を読む限り「くだらないファン」とはオーナー代行に直接抗議したMVPを指すものであることは明白です。
そこで石川副代表の言葉です。

営業も正常化しなければならない。正常化して普通のチームにする。

正常化とは何か?
すなわち、MVPがグッズを独自に作るので球団グッズが売れず、MVPがビジター応援ツアーを実施するため球団主催のツアーに人が集まらない。
荒木氏が応援企画やイベント等でMVPを優遇したことによりこの傾向はさらに顕著になっていました。
また、MVPがバレンタイン監督と繋がることにより発生していた様々な利権の存在はファンの間で公然の秘密になっていました。
これまでの経緯から球団内部で何となく是とされていた状況が、外部からやってきた石川氏の目には異様に映ったのかもしれません。

すなわち、2009年の騒動は球団とMVPによる利権を巡る争いであり、球団の真の狙いはバレンタイン排除だけでなくMVPの排除だったのかもしれません。ただ、真相は闇の中です。


■9.球団批判の声を追い風に、バレンタイン監督の残留を求める署名活動が本格化

団批判の高まりを追い風に、バレンタイン監督の残留を求める署名活動が本格化しました。
毎試合ゲーフラで署名の人数を誇り、3塁側内野席でもMVPのメンバーらがバレンタイン監督を応援する応援ボードを掲げていました。
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MVP公式サイトではバレンタイン監督の残留にこだわる理由と、フロントを批判する理由が掲載されました。


【我々が『ボビー残留』にこだわる理由】(MVP公式)

「ボビー・バレンタイン監督の来季以降の残留を望む26の理由。」という内容で簡潔にまとめさせていただきました。

1. ボビーはロッテを最も勝たせることができる監督だから。(1972年以降最高勝率監督)
2. ボビーは95年に世界クラスの野球をロッテに提供することにより、ロッテファンに応援を現在の声と手拍子を使ったスタイルへ改革するきっかけを作った監督だから。
3. ボビーは勝利の喜びを選手やファンに教えてくれた監督だから。
4. ボビーは千葉県に住むこと、千葉県出身であること、もしくは千葉県に通うことに誇りを持たせてくれた監督だから。
5. ボビーは「リアルワールドシリーズ」の実現を掲げている監督だから。
6. ボビーは選手、特に投手に大きなケガ(肩・肘)などをさせない監督だから。
7. ボビーは期待の若手にはあえて右打者なら左投手と対戦させ、左投手なら左打者と対戦させ自信をつけられるようにするなど巧みに若手を育てる監督だから。
8. ボビーは、選手は大リーグ級のプレーを一度でもしたら、その選手は大リーグ級の選手であり、その選手を如何にして大リーグ級のプレーを繰り返しできるようにするかを考える監督だから。
9. ボビーは、年間30本塁打を打つ選手がいないのであれば年間10本塁打を打つ選手3人を交代で守らせれば、30本塁打を打つ選手が一人いるのと同等であると考える監督だから。
10. ボビーはポストシーズン(日本で最後の試合に辿り着き勝利する為)に向けた采配をする監督だから。
11. ボビーは目先の勝負だけに拘らず、数年後のマリーンズを見据えた若手起用をする監督だから。
12. ボビーは千葉ロッテマリーンズを本当に強くし、誇れるチームをつくる壮大なプランを持つ監督だから。
13. ボビーは選手のことを考え、理不尽な審判の判定には猛抗議してくれる熱い監督だから。
14. ボビーは勝てる確率が最も高いスタメンを対戦相手に応じて組む監督だから。
15. ボビーはロッテが大好きでたまらない監督だから。
16. ボビーは選手・ファンが交流できるファンサービスを推奨する監督だから。
17. ボビーは「ファンなくしてプロ野球非ず」の信念を持っている監督だから。
18. ボビーは組織を弱体化させるYESMANとは正反対の監督だから。
19. ボビーは日本のプロ野球のおかしいところを指摘する監督だから。
20. ボビーはロッテが主導となって日本プロ野球にファンが望む改革をもたらそうとしている監督だから。
21. ボビーはロッテが主導となってプロ野球のない各府県にマイナーリーグという形でプロ野球を広めることを掲げている監督だから。
22. ボビーは韓国ロッテにジェリー・ロイスター監督を紹介し、日韓ロッテの両方を世界屈指の球団に育てることを夢にもつ監督だから。
23. ボビーはロッテの歴史において最大の功労者の一人だから。
24. ボビーはファンを世界で一番大切にする監督だから。
25. ボビーは「ロッテ球団の組織のトップにいるのはオーナーでも社長でもなく、ファンの皆さんなのです」という監督だから。
26. ボビーはこのフロント陣から千葉ロッテマリーンズを救う最後の砦だから。

 

また「比較例」があった方がより我々のコンセプトが伝わりやすいだろう、と思いましたので、同じように「フロント幹部(瀬戸山、石川、米田)は解任されるべき26の理由」というのも作成しました。

1. フロント幹部は2008年12月の時点で優勝しても2010年はボビーとは契約をしないという解任宣告をし、シーズンを放棄したから。
2. フロント幹部は今年の監督はボビーであるのにも関わらず次期監督候補をマスコミに流し、現場の集中をそぐ行為、現場やファンに対する侮辱行為を行ったから。
3. フロント幹部は開幕戦の両チーム紹介で相手球団の監督は呼んだがロッテの監督の名前は呼ばなかったから。
4. フロント幹部は95年秋の過ち、03年秋の復帰などロッテの歴史や伝統をわかっていないから。
5. フロント幹部は今年の監督ボビーの記事・挨拶文をファンブックやマリーンズマガジンに載せなかったから。
6. フロント幹部は今年の監督はボビーなのに、「ボビー神社」を消し去ったから。
7. フロント幹部は日没前でまだ明るいのに開幕戦のライトショウをやるから。
8. フロント幹部は功労者を大切にしないから。
9. フロント幹部は恐ろしいほどビールを小さくしたから。
10. フロント幹部は2009年は優勝を目指すと誓っておきながら、ボビーの「采配ミス」という批判記事を書かせチームの足を引っ張るから。
11. フロント幹部は、己の愚策を棚に上げ、失敗をファンのせいにするから。
12. フロント幹部は、ボビー残留活動はボビーが操っていると勘違いしている想像力不足な皆さんだから。
13. フロント幹部は、ボビーの有終の美を飾って欲しいと、言っておきながら、シーズン途中にボビーを解雇し、チームの崩壊を狙っているから。
14. フロント幹部は、方向性のないコスト削減だけを行い、マリーンズ市場拡大ということを行っていないから。
15. フロント幹部は、選手とファンが交流するイベントを大幅に削減したから。
16. フロント幹部は、野球場の正装であるユニフォームを着た親子をVIPルームでみつけては、「こんな格好でここを歩くな」と罵倒したから。
17. フロント幹部は、組織を後退させるイェスマンだけを残しているから。
18. フロント幹部は、なんだかんだ言ってボビーが一番ロッテを勝たせる監督であるということを理解していないから。
19. フロント幹部は、「外野のファンは、ただ跳んでいるだけで金をロクに落とさないファンだ」や「千葉のくだらないファン」と言い放ちファンを侮辱しているから。
20. フロント幹部は、ボビー一押しで、チームに必要な戦力、久保投手を放出したから。
21. フロント幹部は、このやり方(改革)が気に入らなかったら、「もう来なくていいです。」とファンに言っているから。
22. フロント幹部は、言論統制を行い、表現の自由、報道の自由を侵しているから。
23. フロント幹部は、地域振興部を廃止し、地元との接点を完全に切り、千葉を捨てようとしているから。
24. フロント幹部は、ファンクラブのカードのLOTTEを「LOTE」と綴るような意識の低い人たちだから。
25. フロントは、マリーンズの人気が上がった最大の要因は、ボビーの野球とマリーンズファンがつくった応援スタイルであることを認識していないから。
26. フロント幹部は、野球と千葉ロッテマリーンズを愛していないから。



全体としては意味が通っていないものが多く、非常に稚拙な印象があります。


また、署名活動そのものにもファンから疑問が投げかけられました。
単なる残留ではなく、フロント批判の声や本拠地移転に反対する声もバレンタイン残留署名に取り込もうとしたのです。
実際「BOBBY2010というのはスローガンで、=ボビー残留では無く、来年ボビーが契約を結びたくなるようなチーム作り(フロントやファンサービスも含めて)を目指すといった運動だ」と説明し、署名を求める向きがあったようです。
「ナベツネに物申せるボビーの残留を」というのも意味がわかりませんね。まず自チームのフロントに物申せという話です。
また、大敗した試合の相手チームのファンに署名を求めたこともあり、ファンとしての誇りは無いのかと問題になったケースもありました。

署名活動への疑問は私もブログに書いています。

バレンタイン監督残留署名への疑問 6/1


■10.バレンタイン監督がアメリカのメディアを使い反撃


バレンタイン監督はアメリカのメディアを使い球団を攻撃しました。


ボビー米紙で外圧「あと10年監督を続けたいが…」(夕刊フジ 6/5)

「新参フロントが問題」

球団から今季限りでの退任を言い渡されているロッテのボビー・バレンタイン監督(59)。日本のメディアとは言葉の壁があり、また本人のブログも休止中であるため、なかなかその胸中は伝わってこないが、母国メディアには「あと10年監督を続けたいが、新参のフロントが問題だ」と赤裸々に語っている。

 ボビーの続投を求める熱狂的ファンは、すでに5万人以上の署名を集めるなど勢いは衰えない。だが2日付の米紙「ボストンヘラルド」(電子版)には、反ボビー派の球団首脳と対立する同監督の“痛烈批判”が掲載されていた。

 ボビーに最近、電話取材したボブ・クラピッシュ記者の記事によれば、ボビーは「(日本で積んだ)経験から学んだことは、ここでよそ者が言葉の戦いに勝つ方法はないということだ」とフロントとの和解を絶望視。「彼らが『自分たちの間違いだった。からかっただけだよ』なんて言うとは思っていない。彼らは私がここで成し遂げたことを評価していないんだ」とした。

 ボビーは確執の原因についても言及。「後から来た人たち」が、ボビーの400万ドル(約4億円)近い年俸は払いすぎで米国人より日本人が監督に収まればチームはうまくいくと信じている−というのだ。この場合の「後から来た人たち」とは今季からチーム編成を掌握し反ボビー派と目される石川晃副代表らを指すのか…。

 ボビーはこれに対し、「予算上の制約があり、私は金のかかる男だが、新参者たちは計算違いをしている」と反論。ボビー体制が収益や観客動員の劇的なアップに貢献してきたとアピールしたうえで、フロント内部に「こんなことは自力でできるのではないか。なぜ外国人にやってもらわなければいけないのか」と考える抵抗勢力が出てきたとみている。

 ボビーは「彼らは『日本の古いやり方に立ち返る』と言うが、立ち返ることなどできない。もしそうすれば、それは後退だ」と批判。その一方で「自分の仕事が好きで、このチームが好きで、ここの人たちも好きだ。できればあと10年監督をやりたいが、それは他の誰かが決めること」とも。

【球団は米からの取材拒否】

 これらを踏まえて同記事は、来季ボビーが米国に戻れば、メッツやヤンキース、ドジャースなどのメジャー球団が監督就任のオファーをする可能性もあるとしている。

 もっかロッテには米メディアから次々と取材申請が舞い込んでいるが、ボビーとの関係を疑うフロントは拒否の姿勢。だが百戦錬磨の指揮官は太平洋の向こう側としっかりホットラインを結び、外圧をかけ始めている。


アメリカのほかのメディアでも似たような記事がありました。私のブログでも書いています。

監督とフロントの争いがアメリカでも報じられる 5/29


■11.バレンタイン監督残留を求める11万人もの署名が提出される


バレンタイン監督の留任を求める署名は10万筆を越えたとされ、6月15日に提出される運びとなりました。
当初応援団はフロント批判を行わず、残留署名もしないとの方針でしたが、6/14にその方針を転換。応援団の幹部が署名を行い、今後はMVPとともにバレンタイン監督残留運動やフロント批判を行っていくことが明白となりました。


ボビー残留署名、ロッテ本社に15日提出へ (サンスポ 6/13)

 今季限りでの退任が決まっているロッテのボビー・バレンタイン監督(59)の残留を求めるファンの署名運動が、12日までに10万人を突破。
ファンの代表者が15日にロッテ本社(新宿区)に提出することになった。

 「真摯(しんし)に受け止めたいと思う。それを拒絶することはない。もちろん受け取ります」と石川晃球団副代表(48)は説明した。

 この日、マスコミ各社に『ボビー・バレンタイン監督残留を求める署名の提出について』という見出しの文書がFAXで送付された。
一部ファンが2月から署名運動を行っており、10万人を区切りに“直談判”することを決めたようだ。

 ただ、同監督の退任は昨年12月に決定済み。重光昭夫オーナー代行(54)も4月の会見で「花道を飾ってほしい」と断言。
方針変更の可能性は極めて低く、「これで何かが変わるとも思えない」と同副代表は困惑の表情を浮かべた。

 球団は秋季キャンプを新体制で行う方針。それまでに新監督の人選を進める考えだ。



http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/2009npb/marines/KFullNormal20090613067.html">
“ボビー監督残留”にファン署名10万人
(6/13 スポニチ)

 今季限りでの退任が決定しているロッテ・バレンタイン監督の続投を願うファンで構成された「ボビー・バレンタイン監督の残留を実現する会」が、15日に東京・新宿のロッテ本社を訪れ、重光オーナーあてに署名を提出する。
同グループは千葉マリンを中心に署名活動を展開。署名人数が目標数字であった10万人に達したことで、署名の提出を決定した。
この動きを伝え聞いた石川球団副代表は「そういう活動をやっているのは知っているし、真しに受け止めます」と冷静に話した。
実際にはインターネット上などで続投に猛反対する声も多く、ファンの意見は分かれている。




ボビー残留願い…11万人署名を提出(スポーツニッポン 6/16)

今季限りでの退任が決定しているロッテのバレンタイン監督の、続投を願う一部ファンで構成された「ボビー・バレンタイン監督の残留を実現する会」の16人が東京・新宿のロッテ本社を訪れ、重光武雄オーナーあてに11万2493人分の署名を提出した。
同グループの代表、田中保成さん(39)は「仕事ぶりから実際の年俸390万ドル(球団は未公表)は高くはない。スーパーバイザーでも、GMでも、社長でも千葉ロッテに残留できれば満足」とした上で「現フロントの解任を」と主張。伝え聞いたバレンタイン監督は「ファンの情熱の表れと感謝している」と話した。

 ただ続投に反対するファンも多く、重光昭夫オーナー代行が同監督の今季限りでの退団を再三明言しているようにロッテ本社に方針変更はない。




来季もボビーに任せろ!ロッテファン11万人署名で直訴(スポーツ報知 6/16)

昨年末、チームが指揮官退任を早々に決めた背景には、年間8億円以上かかる監督が招へいしたスタッフの人件費などの“ボビー費用”があった。
昨シーズン、球団は約30億円近い赤字を出したが、田中さんは「マスコミはボビーの年俸を『5億』と書いているが、実際は390万ドル(約3億8000万円)。
実績のある監督だし、高いとは思わない」と、普通では知り得ないような数字を口にして主張。
「GM、スーパーバイザー、社長…どんな形でもいいからロッテに残ってほしい」と訴えた。
署名の中には名字だけのもの、あるいは阪神のマスコットである「トラッキー」の名前で書かれたものもあった。




「ボビー残留要請」署名11万人分を提出(日刊スポーツ 6/16)

田中保成代表(39)は「実績ある監督がこのような首の切り方をされるのは納得いかない。
ボビーが来年、監督じゃなくてもスーパーバイザーや社長という形でもいいのでチームに残ってほしい。
現フロントの解任という措置もとってもらいたい」と一方的に要望した。
ロッテ側は佐々木良太広報室長が受け取り「必ず渡します」と約束。だが、現状では同監督の任期満了に伴う今季限りでの退任は決定的で、署名によって覆ることはないとみられる。
この動きに対し、バレンタイン監督は千葉マリンで練習後に対応した。「短期間でこれだけ集められたのはすごい。世界一のファンです」と感謝。
来年の展望については「どこかで監督をやっていると思う。ただ、今のところどこからもオファーがないのでコメントできない」と、他球団も含めた監督業への思いを口にした。



6月15日。MVPらが集めた署名がロッテ本社に提出されました。
しかしスポーツ紙などマスコミの反応はMVPらにとって冷たいものでした。
逆にMVP幹部にして残留の会代表の田中保成氏の「バレンタイン監督の年俸は高いとは思わない」という発言がファンに問題視されました。

なぜこんなにも冷たい反応だったのか。
原因はMVP自身にありました。
MVP公式サイトにこのような記述があったのです。


メディアのみなさんへ

フロントに指示された記事を書かされてるばかりじゃ記者として落ちこぼれていきますよ。今回日経が送り込んで来ているトップクラスのジャーナリストだけ外れ者にして円陣組んで次の記事の打ち合わせとか、ホント残念な人達ですね。自分の仕事に少しはプライドを持ちましょうよ!

味方につけるべきメディアを挑発。
これでは好意的な記事など出るはずがありません。MVPの失策です。


一方、東スポは選手たちの反応に注目しました。


ロッテファンは熱い直訴・・・それでもボビー続投、選手はNO(東スポ 6/16)

 今季限りの退団が決まっているロッテ、ボビー・バレンタイン監督の残留を願うファン有志が15日、都内のロッテ本社を訪れ、11万2493人分の署名を重光武雄オーナーあてに提出した。
 署名活動を行った「ボビー・バレンタインの残留を実現する会」代表の1人、田中保成さんは「シーズン前に退団が決まったのは納得できない。何としても千葉に残ってもらいたい」とオーナーに熱い思いを訴えた。
 これにバレンタイン監督も即座に対応。本拠地で行われた練習をチェックした際に「ファンの情熱の表れ」と目頭を押さえた。

 ロッテ担当の女記者関根が気になったのは、ボビーよりも選手の反応だった。14日の阪神戦で約1ヶ月ぶりの3連勝をしたとはいえ、チームは5位に低迷。選手は開幕前から続く監督とフロントのいざこざにうんざりしているからだ。では今回のファンの直接行動をどう受け止めたのか。
 ナインの総意はボビー続投に「NO」だった。ある主力は「正直、あまり興味が無い。僕らは野球をやるだけ」とそっけない反応。根底にあるのは指揮官への積もり積もった不信感だ。選手の多くはボビーに感謝の気持ちもある反面、昨年から続く政治的駆け引きとパフォーマンスに食傷気味なのだ。
 ナインは「何としても監督を胴上げする」と発言していたが、「そう言わなきゃ格好つかないでしょう」が本音だ。熱狂的なファンの声を意識し、本音と建前を使い分けなければならない。これはチームにとって非常に不幸なことだ。
 「ファンにはどこまでその本音が届いているのかしら・・・」
 選手とファンとフロントが違う方向を見ている球団の現状に、関根は悲観的にならざるを得なかった。



マリーンズの携帯公式サイトを見ると、6月14日付プレイヤーズインタビューにて渡辺俊介はこんなことを言っています。

「選手達は野球に集中してみんなやっています。なので、ファンの人にも野球を見てもらえたらいいなって思います」

選手たちは決してバレンタイン監督残留運動を評価していなかったのです。
むしろ開幕前から続く権力闘争にうんざりしていたというのが本音ではないでしょうか。
おまけにこれです。

ボビー 米ナショナルズ監督候補に浮上! (6/17 スポニチ)


 今季限りでの退団が決まっているロッテのボビー・バレンタイン監督(59)が、大リーグ・ナショナルズの来季監督候補に浮上した。米誌スポーツ・イラストレーテッド電子版が15日付(日本時間16日)で報じたもので、長期低迷が続くナ軍の再建には挑戦心旺盛な同監督が適任で、広報や観客動員の面からも利点があると説明している。就任が決まれば、同監督にとっては8年ぶりの米球界復帰となり、今後の動向に注目が集まる。

 メッツの指揮官として2000年のワールドシリーズ出場を果たしたバレンタイン監督のカリスマ性は米球界で少しも薄れてはいない。8年ぶりとなる大リーグ復帰が浮上した。

 スポーツ・イラストレーテッド誌はナ・リーグ関係者の談話として「すでにナショナルズは正式に監督候補の検討に入っている。その候補の1人がボビー・バレンタイン氏だ」と紹介。ナ軍は過去5年間で最下位が4度と、ナ・リーグ東地区で苦戦。今季も大方の予想通り、16勝45敗、勝率はわずか・262と両リーグ最低勝率に沈んでいる。地元メディアによれば、就任3年目のアクタ監督の解任は秒読み段階。同誌は解任なら、当面は前マリナーズ監督のリグルマン現ベンチコーチが代行監督になるとしている。

 その中、バレンタイン監督はこの日、千葉市の自宅で本紙に取材に応じ「ナショナルズと話をしたことはない。自分は今、ロッテにかかわっている。今、自分にとって一番興味があるのは、ロッテの今年の監督として、全力を注ぐことだけだ」と来季の進路については明言を避けた。今季限りでのロッテ退団が決まっている中、15日には残留を求めるファンが約11万人分の署名を携え東京・新宿のロッテ本社を訪れ、重光武雄オーナーあてに提出。今季は現在5位と苦戦しているものの、依然として人気は高い。

 今オフの退団はすでに米国の関係者にも周知の事実。06年オフに非公式ながらジャイアンツから監督就任を打診されるなど毎年のように大リーグ数球団からオファーが届いており、メジャーで15シーズン監督を務めた実績、指導力は依然として高く評価されている。ナ軍は3月に契約金横領疑惑で前GMが辞任するなど、フロントも再建中。このため強力なリーダーシップを持った人材を現場にも配置したい意向で、来季で60歳を迎える名将の動向から目が離せない。




11万人の署名はおふざけもいいところ (日刊ゲンダイ 6/17)

●「メジャー復帰話はおめでたい」
 球団幹部は耳を貸すつもりはまったくなさそうだ。
 今季限りでの退任が決まっているロッテのバレンタイン監督の残留を求めるファンが15日、都内のロッテ本社を訪れ、約11万2500人分の署名を重光オーナーあてに提出した。

 が、石川晃球団副代表はこの署名について首をひねってこう言う。
「あの署名、トラッキー(阪神のマスコット)の名前も書いてあった
んですって?それじゃあ、おふざけもいいところじゃないですか。真面目に署名している人もいるでしょうに。そもそも、あの署名に関して(球団内でも)おかしいって意見は出ています。名前と住所の欄があるのに、名前だけだったり、同じ名前が何回も出ていたりとかありましたからね」

 さらに石川副代表は、署名を提出した際にファンの代表が言った「現フロントの退陣を求める」との主張が解せないそうだ。
 「それでは一体何のための署名だったということですよ。我々の退陣を求めるという声があるのはわかりますが、署名運動の目的はバレンタイン監督の残留でしょう?なぜ、そこで主張がすり替わるのか。そんなことだから(監督と署名運動を行っているファンとの)つながりが透けて見えてしまうんです。年俸に関しても(ファンの代表は)『バレンタイン監督の年俸3億9000万円は決して高くない』と言っていましたよね。それは球団が認めている金額(5億)とは違います。どうやら米国の新聞の情報らしいですが。なぜ彼らは球団を信用せずにそういうことを言うのでしょうか」

 そんなバレンタイン監督は17日、MLBナショナルズの次期監督候補であると、一部スポーツ紙で報道された。
 「もちろん、それは喜ばしいこと。おめでたい話です。そもそも瀬戸山球団社長も私もバレンタイン監督が憎いわけではない。どちらかと言うと、向こうが突っかかってきている感じなんです。ただ、我々はチームの改革をしなきゃいけない。05年の優勝以降は、4位、2位、4位とあまり成績がよくないですからね。私もダイエー時代、瀬戸山さんと一緒にやってきて、それはよくわかっていることですからね」



署名が提出されたその日にバレンタイン監督の再就職先がメディアに載る。
バレンタイン監督が自らの力を誇示するためにリークしたのかもしれませんが、結果は逆効果。バレンタイン監督の手法にも限界が訪れていました。




署名については私のブログでも記事を書いています。

6月13日 バレンタイン残留を求める署名が提出される 6/13

バレンタイン監督残留署名提出のニュースがヤフーのトップに 6/15


■12.東スポの冷静な報道が際立つ


終わりを見せない大騒動。
フロントを擁護する論調が多かったマスコミにあって、唯一独自の視点から冷静な記事を書いたのが東京スポーツの関根記者です。


ロッテ内部分裂 選手にも飛び火 ファンを扇動しているのは監督?疑心暗鬼に・・・ (東スポ 4/30 東スポ)

お家騒動が続くロッテでボビー・バレンタイン監督(58)の求心力が急降下している。29日のオリックス戦(千葉マリン)も3-5と破れ、これで対オリックス戦は5連敗。試合前、石川晃球団副代表(48)からは選手に向けて「いろいろ報道が出ているが、試合に集中するように」と訓示があった。

しかし、選手の集中力を乱している当事者の言葉に多くの効果は望めない。
球団内部で怪文書が出回るなど、指揮官退任通告でスタートしたロッテの内情は泥沼化するばかりだ。こんな状況にうんざりする選手からはいよいよ禁句が漏れ始めている。

「ボビーはよく選手とともに、選手のために戦うとか言っているけど、だったらあの応援を何とかして欲しい。
選手の事を考えているんだったら、一部ファンに頭を下げてでも『試合に集中させてほしい』と言うべきじゃないか。もし、それができないなら、自身の延命しか考えていないことになる」

「暴走する一部ファンを扇動し情報提供しているのはボビー自身」というチーム内の共通認識があるにせよ、今公然とバレンタイン批判をすれば、それこそチームが崩壊してしまう。
「今はとにかくみんな耐えている。誰かが不満を言い出したらそれこそ空中分解しかねない」(チーム関係者)状態なのだ。

選手会長を務める清水直行投手(33)は一連の騒動についてチームに与える影響は「少なからず、あると思います」と認める。その上で選手の立場では「一生懸命練習していいパフォーマンスをして、そういう姿勢を注目してもらいたい」とあくまで野球に集中させて欲しい思いを強調した。
当初から予想された流れとはいえ、抗争の板挟みにされた選手たちこそ、最大の被害者といえる。
(関根香世子)



4月30日のバレンタイン監督を批判する記事は、選手こそが最大の被害者だとアピール。
そして5月5日の記事ではフロントの不手際も批判しています。



ロッテフロント心が狭い「バレンタイン神社」なかったことに・・・ (東スポ 5/5)

ロッテは4日の日本ハム戦に7-10と敗れた。千葉マリンスタジアムには3万58人のファンが集結した。
チームに大声援を送ったが、先発・大嶺祐太投手(20)が4回7安打8失点でKO。借金は6に膨らんだ。

浮上のきっかけがつかめず、チーム内ではあらぬ噂が浮上。それは「バレンタイン神社の呪いではないか」というものだ。
バレンタイン神社は監督に就任した2004年に本拠地に設立されるようになった。
これまでは、正面玄関に飾られたり、球場内を周回したりと球団のシンボルとしてファンに親しまてきた。

しかし、今季、その神社が見られなくなった。
原因を探ると「今季限りでチームを去るバレンタイン監督の影響力を恐れて、フロントが封印したようだ」という球団関係者の声がロッテ担当の女記者・関根の耳に入ってきた。

その話を聞いて席根はカブレラ地蔵のことを思い出した。
かつて、アレックス・カブレラ内野手(37)が西武に居た頃西武ドームの敷地内にカブレラを模した「カブレラ地蔵」があった。
しかし、08年にオリックスに移籍する際、地蔵の処分問題が浮上。結局、チーム関係者がおはらいをした上で球団倉庫に保管することになった。その経緯は球団ホームページに掲載されるなど、誰もが納得する形で撤去された。

一方、ロッテはどうか。
フロントは表向き「監督の最終年をバックアップする」と公言するが、実情はまるで違う。
バレンタイン神社もかつては球団グッズの初売りに登場させたり、バレンタインの名にちなんで「恋愛に効く」など縁起物として球団も商売に利用してきた。
それを今さらなかったもののような扱いをすればファンの反発を買うのも当然だ。

「要するにやり方が下手なんだよ。バレンタイン監督が嫌いでも功労者には違いないんだから、きれいに花道を飾らせてあげればいいのに」。
今回のフロントの措置には球団の中立派からも批判の声が上がり、関根も「本当に心が狭いわね・・・」とあきれるしかなかった。



バレンタイン神社については全くその通り。
2008年までは目立つ場所に置かれていたのに・・・。
バレンタイン神社の撤去についてはバレンタイン監督の残留を望まない人たちからも疑問の声が上がっていました。
東スポの公平な視点が際立ちますね。


■13.次期コーチの名前が踊り、オーナーが議事録の存在を認める


署名が提出されたことにより、抗議活動はやや沈静化します。
しかし球団によるおかしな動きは止まりませんでした。
チームも低迷し、最下位に沈みました。バレンタイン監督の采配も不可解で、選手も試合に集中できていないようでした。


ロッテ 来季コーチに“大物2人”招へいへ(スポーツニッポン 6/23)

ロッテが来季の新コーチとしてBCリーグ・石川の金森栄治監督(52)と韓国・サムスンの長嶋清幸打撃コーチ(47)の招へいに動いていることが22日、分かった。球団では今季限りでの退団が決まっているバレンタイン監督の後任人事と並行して、コーチングスタッフの組閣に着手。複数球団でコーチを歴任している両氏の指導力を高く評価。ポストは金森氏が1軍、長嶋氏は2軍が有力視される。瀬戸山球団社長は「次期監督を含め、まだ何も決まっていません」と語るにとどめたが、複数の関係者によると非公式ながら既に水面下で両氏にコーチ就任を打診しているという。バレンタイン監督の後任は未定ながら、来季は高橋現1軍打撃コーチの2軍監督就任が決定的。ナインの信頼が厚い高橋コーチの後任人事は重要な命題だ。


シーズン中なのにこんな話題を出してはいけませんね。異常です。


あれっ「ゴリ」が「ホリ」に?ボビー伝言ミス (スポニチ 7/6)

“勘違いオーダー”でロッテが連敗を2で止めた。2年ぶりに三塁でスタメン出場した堀が1点先制した2回に左犠飛。貴重な2点目を叩き出したが、1打席だけで3回の守備からベンチに退いた。代わって今江が三塁の守備へ。負傷交代かと思われたが真相は違っていた。

 試合後、バレンタイン監督は「堀は本来スタメンじゃなかった。(西村)ヘッドコーチに告げたところ“ゴリ”(今江)と“堀”を聞き違えてスタメンに入ってしまったが、最初の打席で打点を挙げてくれた」と説明。毎回、試合前に西村ヘッドが打順を確認しマネジャーがメンバー票に記入するが、今江の愛称の「ゴリ」が「堀」と伝わってしまったようだ。指揮官が言い間違えた可能性もあるが、普段は温厚な西村ヘッドは険しい表情で「何も話すことはない」と吐き捨ててコーチ室にこもった。

 二塁が本職で、最近は相手先発が左腕の時に一塁や指名打者での出番が多い40歳・堀は「ビックリした」。右腕・平野から1打点も、2回には小瀬に三塁バント安打を決められ「普通のサードだったらアウトにできるでしょう。間違えても代えられない信頼があればいいだけ」と続けた。右ひじなどに不安を抱える今江は「腕の状態は良かったので何でスタメンじゃないのかなとは思った。呼ばれて(堀と)2人で振り返ることもあるし、たまに間違えられます」と苦笑いだ。

 まさかのドタバタ劇だったが、勝ったことで胸をなで下ろせたのは間違いない。




ベンチも機能していないことを示す事件でした。

東京スポーツ (7/9)

ロッテの監督問題が急展開だ。ロッテ本社の社長交代劇で今までの候補の見直しを迫られている球団が、次期監督の有力候補として巨人OBで評論家の中畑清氏(55)をリストアップした。中畑氏が巨人以外でも監督を行う意思があるとの情報をキャッチしたロッテが近日中にも動き出す。

現在、ロッテでは1日付で発表された本社の社長交代劇のドタバタにより「監督選定作業はストップしている」(球団関係者)。だが、そんな中で気になる情報が浮上した。
それは「巨人OBの中畑氏が、巨人以外のユニフォームを着る用意がある」との情報で、同氏は現場復帰に強い意欲を示しているという。
中畑氏は2005年オフにも巨人監督候補に名前が挙がったが、結局は原辰徳現監督(50)が就任し、巨人再建に成功。
今季もリーグ3連覇を目指して首位を快走していることから、長期政権が確実視されている。こ
れまで巨人のユニフォームにこだわってきたが、こうした経緯もあり、他球団での現場復帰を決意したのだろう。
「中畑さんが他球団のユニフォームを着るらしい」。監督問題で頭を悩ましているロッテも、この情報をキャッチ。反応は素早かった。

石川晃球団副代表(48)は本紙の直撃に「中畑さん?特に巨人OBというのは大歓迎。ウエルカムですよ」と有力候補者であることを否定せず、すでにリストアップしていることを示唆した。
ロッテ側が中畑氏を高く評価した理由は「巨人軍には昔から続く伝統とモラルがある。モラルというのはチームにとって非常に大切なものだと思っている」(石川副代表)。
ボビー・バレンタイン監督(59)の自由な気風を一掃し「巨人軍は紳士たれ」という巨人イズムの注入が、今のロッテには必要なのだという。
また「他球団からよく言われるが、ウチの球団は練習量が圧倒的に足りない。ケガ人が多いのもそのせいではないか。これまでのメジャー式ではなく、ビシバシと鍛えてくれる人を求めている」(球団関係者)という点でも、伝説の伊東キャンプ(1979年)を乗り越えた中畑氏はうってつけ。
秋季キャンプからスタートする新体制で「地獄の伊東キャンプ」を再現し、チームを鍛えてほしいというのだ。一方で福島県出身の中畑氏は、楽天の初代監督候補として取りざたされたこともあるなど、依然として人気が高い。他球団との争奪戦が激しくなる可能性もある。
フロントのこうした発言は他球団の動きをけん制し、先手を打つという意味も含まれているようだ。指導力についても、評価は高い。
中畑氏は銅メダルに終わった04年のアテネ五輪で、脳梗塞に倒れた長嶋茂雄監督に代わって日本代表の代行監督を務め、チームをまとめた実績がある。
今季のロッテは開幕前から退任が決まっていたバレンタイン監督とフロントの確執が表面化する中、選手もうんざりしながら戦っている。
後任監督にはバラバラになった選手の心を癒し、チームを強化し、一つの目的に向かわせるカリスマ性を持った人物が求められている。
その点でも中畑氏は評価されている。絶好調男が低迷ロッテに新風を吹き込むか。中畑氏、球団ともに今後の動きが注目される。(関根香世子)


ロッテ本社の社長交代はこの騒動に影響を与えるのか。興味深い記事です。
そして石川副代表の口の軽さに批判が集まりました。



重光代行「ロッテ移転」議事録の存在認めた (スポニチ 7/20)

ロッテの重光昭夫オーナー代行(54)が19日、千葉マリンを訪れ、4月下旬に瀬戸山隆三球団社長(55)が本拠地移転やバレンタイン監督の途中解任の可能性に言及した「社長ミーティング議事録」と題した文書が出回った件で、ロッテ本社の調査結果を明らかにした。

 議事録について「(球団の)社長や役員のはんこが押していないものが出回った」と存在を認めた上で、内容については「全然違うかと言えばそうではないがグレーな感じ。全体的に“もっと頑張れ”という趣旨。誤解を招く発言はあったが、大きく問題視するものではない」と説明。議事録を「はんこもないし偽造ではないか」としていた瀬戸山社長は「コメントできる立場にない。僕から話すことはありません」と語った。

 また重光代行は、本拠地移転やバレンタイン監督の途中解任、休養の可能性をあらためて否定し、今季終了後に指揮官が退任する方針に変更がないことを強調。情報管理などの強化のため、本社から2人の職員を派遣することも決まった。




ロッテ議事録問題 大きな混乱なし (スポニチ 7/21)

4月下旬にロッテ・瀬戸山球団社長が本拠地移転やバレンタイン監督の途中解任の可能性に言及したとされる「社長ミーティング議事録」と題した文書の存在を重光オーナー代行が認めた19日から一夜明けたこの日、球団では大きな混乱はなかった。瀬戸山社長は「この件はオーナー代行にお任せしている」。重光代行は文書を「問題視するものではない」と説明しており、選手会長の清水も「選手には影響ないと思う。チーム状況が良ければ出ない話題。勝っていい方向に進めばいい」と話した。



瀬戸山氏が偽造とした議事録は実際に存在したことが明らかになりました。

なおも続く混乱。ブログの記事はこちらです。

ボビー対フロントは6月も迷走 (6/10)


■14.7月26日、バレンタイン監督が白旗。2009年限りと認める


7月26日。フロントと争っていたバレンタイン監督がついに白旗を揚げ、今季限りで退団すると明言しました。

ロッテ:バレンタイン監督、改めて退団表明 (毎日 7/27)

ロッテのボビー・バレンタイン監督(59)が26日、今季限りで退団する意思を固めたことを明らかにした。この日、千葉市内の室内練習場での練習後、報道陣に文書を配布。その中で、今月19日に重光昭夫オーナー代行と会談したことを明かし、「今シーズン限りで私が去ることが千葉ロッテにとって最善の道であると実感し、その決断を皆さんに早くお伝えすべきだ、と思うに至りました」などと記した。

 バレンタイン監督の契約に関しては、球団が昨年12月、09年シーズン限りで更新しないと発表。しかしその後、球団側と監督側の対立が深まり、監督派と目される一部の職員が出勤停止処分となったり、4月には球団幹部が監督や一部ファンを批判する内容の「議事録」と称する文書がマスコミに流出した。

 また、一部のファンが観客席で球団フロント批判の横断幕を掲げたり、6月には監督続投を求める約11万人の署名をロッテ本社に提出した。

 これら騒動の影響もあってか、チームはシーズン前半を終えて5位と低迷。監督とオーナー代行との会談の結果、改めて退団を表明することで、混乱の収拾を図ったとみられる。後任監督は西村徳文(のりふみ)ヘッドコーチ(49)の昇格が有力。【藤野智成】




ロッテ退団騒動決着!ボビー「去るのが最善」(スポーツニッポン 7/27)

ボビー白旗!昨年12月、球団側から今季限りでの退団を通告されていたロッテのボビー・バレンタイン監督(59)が26日、退団を受け入れたことを発表した。決断の理由、ファンに対するメッセージを記した文書を自ら配布。この日の練習中には選手、コーチ陣に今季限りで退団を決めたことを通達した。昨年末から球場内外で繰り返されてきた、球団VSバレンタイン監督の“泥仕合”に自ら幕を引いた。

 練習終了間際の午後4時50分。バレンタイン監督は「皆さんに読んでほしい」と1枚の文書を報道陣に配布した。A4の用紙は「千葉ロッテマリーンズ・ファミリーの皆さんへ」で始まる文章。今月19日に重光昭夫オーナー代行と会談したことを明かした上で「今シーズン限りで私が千葉ロッテマリーンズを去ることが、重光家、そして千葉ロッテマリーンズにとって最善の道であると実感し、その決断を皆さんにできるだけ早くお伝えするべきだ、と思うに至りました」と記されていた。チームを去ることが最善――。指揮官がとうとう“白旗”を揚げた。

 蜜月から確執へ。今季で通算7年目を迎えるバレンタイン政権は「暗闘」の歴史だった。フロントとの対立が一気に表面化したのが昨年12月。05年にチームを日本一に導くなど大功労者のバレンタイン監督を「大改革」を理由に、球団がシーズン前という異例の時期に今季限りの退団を通告した。実際は5億円といわれる高額年俸、フロントの意向を無視する補強策などが原因だった。

 今年に入って球団ではバレンタイン監督に近いとされる球団職員が、要職から外されて退職者が相次いだ。すると4月には球団幹部が出席したミーティングの「議事録」が流出するなど、球団VSボビー派の確執は尋常ではない事態を引き起こしていた。万年Bクラスのチームを日本一へ導いた手腕だけでなく、ファンサービスにも力を入れてきたバレンタイン監督はロッテを人気球団に押し上げた。ファンの圧倒的支持を集め、今回の騒動でも続投を求める署名活動は10万人を超えたが、球団は方針を覆さなかった。続投のわずかな可能性を探ってきた指揮官も、これ以上無理と判断。今回の白旗につながったとみられる。

 この日の練習前にバレンタイン監督自ら選手、コーチ陣に退団を決意したことを通達した。グラウンド外のドタバタ劇で、野球に集中できる環境にないチームは前半戦を終えて借金14の5位と低迷。今回の決意表明も後半戦の起爆剤となるかは微妙な状況だ。残り59試合。指揮官の退団が決まっている状況でどこまで選手がモチベーションを高めることができるか。

 高い手腕の一方で、次々と浮かび上がった球団との数々の対立。“劇薬”は即効性もあったが、副作用は想像以上に強かった。フロントと現場の確執、そしてチームの低迷。何より被害を被ったのは他でもないファンだった。




バレンタイン監督のブログにもメッセージが掲載されました。


みなさんへ正式なお知らせ

千葉ロッテマリーンズ・ファミリーの皆さんへ

6 年前、私が千葉ロッテマリーンズの監督として復帰すると決めた時から、私は、情熱を持って再度迎えて下さった重光家のために最善を尽くすこと、そして、千葉ロッテマリーンズのために一番良いと思われることに尽力することの二点を、最も重要な事柄として捉えてきました。そして最初の 5 年間は、ファンの皆さん、選手、コーチとスタッフたちの素晴らしい協力に助けられ、監督業に情熱を傾け、真剣に打ち込むことができました。

しかし、今シーズンはここまで、私と私の周囲の人々にとって大変困難で、混乱を極める事態に見舞われています。この中で先週、重光オーナー代行が監督室にいらっしゃり、昨年の 7 月以降初めて、私はオーナー代行と二人だけでお話しすることができました。私は、彼の訪問に感謝し、今シーズンこれまでのふがいない成績に対する謝罪をしました。また、我々の友情も以前と変わらぬことを確認し合い、それに対する感謝の気持ちをお伝えすることもできました。同時に、今シーズン限りで私が千葉ロッテマリーンズを去ることが、重光家、そして千葉ロッテマリーンズにとって最善の道であると実感し、その決断を皆さんにできるだけ早くお伝えするべきだ、と思うに至りました。

世界で最も素晴らしいファンの皆さんに対する、私の愛情と感謝の気持ちを十分に伝える言葉はないかもしれません。今年の 1 月に皆さんが空港で出迎えてくれたとき、私は感動で涙しましたし、私の残留を求める署名活動には深い感銘を受けました。また、毎試合のように旗を振り、歌を歌い、チームに対して絶えることない情熱と献身的な姿勢を見せてくださり、私も選手たちも大変勇気づけられています。これらの全ては、永遠に私の中の一部として生き続けることでしょう。私は日本という国の伝統や文化を心から尊敬しており、その中でも日本の野球に対する愛情が色あせることは決してありません。

皆さんに対する私のこのメッセージは、千葉ロッテマリーンズの野球をもう一度、ファンの皆さんにとって、そしてチームの皆にとって楽しいものにするための決意だ、と考えてください。私は、勝利を目指す過程が楽しいものでなければその勝利は表面的なものであるし、本当の意味での勝利とは呼べない、といつも感じています。今シーズンはこの時点まで、千葉ロッテマリーンズを本当に愛する人々にとって、決して楽しいものではありませんでした。ですから、2009 年シーズンを最高に楽しいシーズンにし、ファンの皆さんそしてチームの皆が一生忘れることのできない、かけがえのないシーズンにするために、私はこれから、改めて努力を続けていきます。そのためにも、ファンの皆さんの、チームを勇気づけるためのより一層の応援をお願いしたいと思います。

もう一度、楽しい野球をしましょう!

ボビー・バレンタイン




よくよく考えると、すでに2008年の段階でバレンタイン監督今季限りという方針は決まっていたはずなのに、なぜ2009年7月の時点でこんな記事が出るのか。おかしな話です。
まるでバレンタイン監督が今まで退団を認めていなかったかのようでした。
おそらく重光オーナー代行自らバレンタイン監督に今季限りを通告したのではないでしょうか。
MVPらのファンの声をバックに対抗していたバレンタイン監督もついにあきらめざるを得なかったということかもしれません。


なお、これまでバレンタイン監督残留運動を主導し、署名活動なども行ってきたMVPはバレンタイン監督今季限り確定の報道が出る数時間前に公式サイトの掲示板を閉鎖。MVP幹部の石田氏のブログや残留の会のブログのコメント欄もコメントができないようになってしまいました。

MVPらは逃げたのです。それも記事が出る数時間前に。
MVPはバレンタイン監督の今季限り受け入れ宣言を報道前にどうやって知ったのでしょうか。
バレンタイン監督側から情報提供があったとしか思えません。
このMVPの迅速な対応は彼らとバレンタイン監督のつながりを示す大きな証拠となりました。

それにしても、MVPに対して批判だけでなく好意的な意見もあったはずなのに、それらをすべてシャットアウトするとはひどい話です。彼らには11万人もの署名を集めたわけですし、その人たちへの説明責任があるのではないでしょうか。
彼らの活動の影で、フロント批判よりもグランドで戦っている選手に声援を送り野球を楽しみたいというファンは居心地の悪いシーズンを余儀なくされたのですから。

しかし、MVP幹部の石田氏は氏のブログ上にて「ボビーがこういっているのに、MVPの連中は「ここで「ハイそうですか」と引き下がるわけにはいかないのも、また事実です。むしろここからが「新たな戦いの始まり」とも言えます。その戦いに勝つために、今後のbobby2010.netは、情報公開も「MVPツアー」等の告知を除いて、非常にClosedな状態にしていきます。」と発言。
今後のさらなる波乱を予感させました。


バレンタイン監督自身がが今季限りを明言 (7/26)


■15.9月26日、フロント死刑のゲーフラに西岡が涙の訴え


8月以降はライトスタンドでのフロント批判も沈静化し、チームは低空飛行という状態が続いていました。
ただ、バレンタイン監督応援ゲーフラは相変わらず沢山出ていました。
8月末には西村監督の就任が決定。来季の体制が固まりつつありました。


ロッテ「西村監督」決定!16年ぶり生え抜き (スポニチ8/31)

ロッテの来季監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)が昇格することが31日までに決定した。複数の関係者によると、既に重光オーナー代行も了承しており、条件など細部を詰めてチームの全日程終了後に正式発表される。

 94年まで指揮を執った八木沢監督(現ヤクルトコーチ)以来、16年ぶりに生え抜き監督が誕生する。今季限りでの退任が決まっているバレンタイン監督の後任に決まった西村ヘッドはロッテ一筋28年。現役時代は首位打者や盗塁王に輝き、引退後もロッテのコーチを歴任し、ヘッドコーチとして05年日本一に導いている。監督就任については「まだシーズン中なんで目の前の試合に集中しないと」と多くを語らないが、人望は厚くチーム状況を最も把握する一人で、球団が低迷するチームの再建へ適任と判断した。

 球団ではOBの与田剛氏(野球解説者)ら外部招へいも視野に監督人事を遂行。最終的にはともに生え抜きの村田兆治氏(同)と西村ヘッドに絞られ、ここに来て西村ヘッドの昇格が正式に決まった。高橋打撃コーチの2軍監督就任も決定し、1軍打撃コーチにはBCリーグ・石川の金森栄治監督を招へいする。





状況が変わったのはマリーンズのBクラスが確定し、CS進出の可能性が無くなった9月26日です。

MVPのメンバーはフロントを批判する横断幕を掲げ、インプレー中にもかかわらず「フロント解任」コールを繰り返しました。
当日掲出されたゲーフラは以下のようなものです。

瀬戸山石川米田全員死刑
オーナー代行、フロントの引責責任をお願いします
ベンチにいないで俺たちの前に来てください
ロッテ崩壊請負人 瀬戸山隆三
石川の嘘でチーム崩壊
調査結果もみ消しですか?
西村さんは三塁コーチ
優秀社員不当解雇
久保放出
ファンが減ってもボビーが辞めればいいと言いましたよね?
石川の編成じゃ勝てねぇ
石川さん瀬戸山さん、つまらないシーズンをどうもありがとう
使った金返せ!
フロントNO

西岡が問題視したのは瀬戸山石川米田全員死刑というゲーフラ。掲げたのはMVPのメンバーである石田氏でした。
その日ヒーローとなった西岡は死刑ゲーフラを下げるよう、涙ながらに訴えたのです。


-チームは4連勝。残り試合は7試合ですが、最後まで応援してくれるファンの皆さんに一言お願いします。

(西岡)僕自身もそうなんですけど、選手全員も一生懸命プレーしようとしてるし、僕自身ロッテに入ってファンの応援を見てこのチームがすごい好きになりました。
ライトスタンドで本当に批判があったり色々んな横断幕が出たり、非常に僕ら選手もそういう状況にさせてしまったという責任があります。
今日も野球少年がいっぱい来てると思います。選手1人1人のプレーを見て夢を描く子供達もいると思うし、
スタンドの歓声を聞いて大人になったらこういう所でプレーをしたいと思って頑張っている子供達もいます。
その子達の夢を崩さないでください。僕自身も今年こういう成績でこういうことを言える立場ではないんですけど、
1人の人間として間違ってるものはあると思うので、もう一度選手1人1人も考え直して、このチームをもっともっと強くしたいと思うし、
そのためにはファンの皆さんの応援もすごい必要となるので、本当にロッテを愛してるのであれば明日から横断幕を下げてほしいと思います。
明日からまた応援よろしくお願いします。





西岡の怒り!西岡の涙!ファンの心に響いたはずだ! (9/26 スポニチ)

何度も声を詰まらせたロッテ・西岡の目は心なしか潤んでいた。マイクを手にお立ち台を降りると、右翼席のファンに向かって訴えかけた――。

 「選手のプレーを見て、将来プロになりたいと夢見る子供たちも見に来ている。ああいう中でプレーしたいと思う少年はいない。子供たちの夢を壊さないでください。本当にロッテを愛してくれているのなら、あしたから横断幕を下げてください」

 異例の行動に球場全体は静まり返った。スタンドには涙を流すファンもいた。前日から右翼席には低迷の責任を球団に求める横断幕が並んだ。この日も特定の球団幹部の名を挙げ「死刑」などフロントを批判する横断幕が出た。「イライラして、そこに打ち込んだろと思って振ったら、たまたまホームランになった」。球団新記録となる今季7本目の先頭打者弾。4回にも2点二塁打を放った西岡は、打球に怒りを込めたと強調した。

 チームは5位以下が確定。今季はバレンタイン監督と球団の確執がファンにも飛び火。騒動が頻発してきただけに、西岡も不満を募らせていた。「成績が悪いのは僕ら選手にも責任がある。不平不満が出るのは分かるけど、日本一のファンと言われているんだし、どんな状況でも純粋に選手を応援してほしい」。ファンが大切な存在であるのは分かっている。「でも選手間ではプレーしながら残念という言葉もあった。ただ誰も言えない状況やったから…」。批判を受けることを覚悟の上で声を上げた。

 「今年はこんな成績で、こういうことを言える立場じゃない。勇気がいったけど、1人の人間として間違っていると思って言わせてもらった」。ベンチ裏の通路でも、西岡は先頭打者弾の質問を遮って続けた。「ファンは選手を信じているから応援してくれる。僕らもファンを信じたい」。来季の巻き返しへファンの力は必要不可欠。球団、選手、ファンが一体となる重要性は誰もが感じている。




そして、西岡は自身のブログでこのように語りました。


すいませんでした 9/26

今日はせっかく勝ったのに球場の空気を
壊すようなコメントをしてしまいすいませんでした。
俺は本当にロッテファンの応援に感動して
ロッテに入って正解だったなって思えました!
打てなかったり負けが続いても
ファンの方々が最後まで応援してくれて
僕自身、助けられた事も何度もあります。
今日も言おうか言うまいか、正直に迷ったし
批判されることも覚悟したうえで
言わせて頂きました。
まだまだ人間としてできてない僕が
生意気に言うことじゃないと思いましたが
良いチームを造りたいんです!!
その為にはファンの方々の応援が必要なんです!!
僕は逃げも隠れもしません。
絶対にファンの方々は裏切らないって信じてるからです!
12球団1番の最高のチームを作るのに
フロント   選手   ファンの皆さんが
もう一度一つになって良い球団造りに協力してください。
明日も頑張ります。



しかし、西岡の涙の訴えがMVPに届くことはありませんでした。
翌日9/27のオリックス戦で、我々マリーンズファンは信じられないものを目にすることになります。


■16.MVPと応援団が西岡の応援を拒否し誹謗中傷ゲーフラを掲出。ファンの怒りが頂点に


9月27日のオリックス戦。
応援団とMVPは西岡に対する応援をボイコットし、西岡個人を中傷する横断幕を掲げました。
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「よっ!偽善者www」
「二日酔いで試合をサボり、夢を語るスピードスター」
「ジーターの後継者」(ジーターは女好きで有名でした)
「西岡剛の正直しんどい」
「祝110本安打達成(笑)」(シーズン前に200本安打を目標としていたことを揶揄しています)
「今日も狙って!」(前日の試合でライトスタンドにホームランを打ったことを指しています」
「フロントは僕らの夢を壊しました」

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彼らの暴挙に多くのマリーンズファンが激怒。ライトスタンドではあちこちで小競り合いが発生し、球場内は殺伐とした雰囲気になりました。
そして怒れるマリーンズファンから自然発生的に沸き起こった西岡への大声援が球場中に響き渡りました。




こちらは当日のライトスタンドを映した動画です。いかに異常な状況であったかがお分かりいただけるでしょうか。

MVPと応援団はその後も西岡に対する応援ボイコットを続け、アウトコールすら吹き鳴らす有様。
MVPのメンバーは一般ファンを挑発するような振る舞いを繰り返しました。
ライトスタンドにはバレンタイン派の球団職員であるラリー・ロッカ氏がいましたが、MVPや応援団の暴挙をただ傍観するのみで、止めようとするそぶりを一切見せませんでした。一連の騒動を誰がしかけていたのか、ラリー・ロッカ氏の振る舞いが証明した形となりました。



9回裏。応援団やMVPに対するファンの怒りは限界を超え、ついにイニング終了後に彼らへの帰れコールが沸き起こりました。
それはマリーンズファンや応援団やMVPが10年以上の歳月をかけて作り上げてきたマリーンズの応援、ライトスタンドのすばらしい雰囲気が崩壊した瞬間だったのです。
マリーンズの応援団はこの日、死にました。
その場にいたマリーンズファンとして、これほど悲しく、絶望した日はありません。
試合後球団事務所にはMVPに対する抗議が殺到。
私も抗議の電話を入れました。球団からの回答は以下の通りです。

・西岡応援ボイコット事件に対する意見はたくさん来ている。
・意見の多くは安全に、楽しく観戦できるようにしてほしいというもの。
・出入禁止を含めた厳しい意見も多数寄せられている。
・ファンからの意見を踏まえ、最終戦での対応を検討中。
・MVPや応援団出入り禁止も案としては出ているが、現時点で出入禁止にするかどうかは回答できない。


マスコミはMVPと応援団の暴挙をいっせいに報道しました。


ロッテ一部ファン…西岡に「偽善者」横断幕 (9/27 スポニチ)

試合終了の瞬間、右翼席の一部を除いた球場全体から「ツヨシ・コール」が起こった。3回に二塁打で出塁したロッテ・西岡は、1死三塁から福浦の三邪飛で生還。延長12回には三塁打を放ち、好守も連発。異様な雰囲気の中で懸命にプレーした。

 「プレッシャーはありましたよ。批判されてもしゃあないことを言ったし、こういうことが起こっても仕方ない」

 前日のお立ち台で、右翼席の一部ファンに球団批判の横断幕を下ろすように訴えたことを受け、一部ファンが過剰反応。初回の打席でブーイングが浴びせられ「二日酔いで試合サボり 夢を語るスピードスター」「よっ!偽善者」など西岡を中傷する横断幕が掲げられた。だが同時に、それを打ち消す大拍手も起こった。「(球団批判の)横断幕は下がっていた。批判してる人に怒りをぶつけるつもりもない。いつかもう1回、一丸となる日が来ると信じている」と話した。




中日スポーツ:泥沼ロッテ 西岡VS過激ファン スタンドに中傷横断幕 (中日スポーツ 9/27)

 若きチームリーダーの悲痛な思いは届かなかった。26日にフロントを過激な言葉で中傷する横断幕を出した一部ファンに「球場に来る野球少年の夢を壊さないで」と訴えた西岡が27日、ファンから攻撃の矛先を向けられた。西岡の打席のたびに「よっ! 偽善者」「二日酔いで試合をサボり、夢を語るスピードスター」などと書かれた複数の横断幕を掲げられ、ブーイングを浴びせられた。

 それでも「そういう覚悟のもとで言った。批判した人たちへの怒りはない」と西岡。3回には、三邪飛でのタッチアップ得点という仰天プレーを成功させ、右翼上段席を除く満場の『ツヨシコール』に応えてみせた。

 しかし、西岡の思いと裏腹に事態は悪化する。9回終了後、右翼席でファン同士の小競り合いが発生。過激ファンに対し一般ファンが「帰れコール」を浴びせ、警備員が駆けつけるなど、一触即発の様相となった。

 一方でバレンタイン監督は試合後20分以上も会見を行い「お金を払っているファンには批判する権利がある」と過激ファンの行動を擁護。指揮官の退任発覚に始まるお家騒動は、選手や一般ファンをも巻き込んだ前代未聞の泥沼抗争に発展した。「今はちょっとした擦れ違い。みんな原点はロッテが好きという気持ちのはず。いつかもう1回一丸となる日が来ると信じたい」という西岡の願いが、切なく響いた。




選手である大塚明もブログでMVPと応援団を批判しました。


大塚明オフィシャルブログ


昨日の西岡の発言だが、俺も同感である。

マリンのファンは日本一...嫌、世界一だと思っている。
しかしながら果たして今はどうか??
胸に手を当てて自問自答して欲しい。
頭の良い皆ならこれからどうするべきか答えは簡単に出るはずだ。

交流戦の時、ボビーも常々ミーティングで、
選手が試合に集中できていない・・・と悩んでいた。
今のファンの行為はボビーも望んではいないはず。

我々が今やるべきことは
世界一のファン、世界一の選手として残りの試合を戦い、
ボビーを安心させて送り出してやることではないだろうか...。
このままではボビーのイメージが悪すぎる...。


実は、この文章は修正されています。
6行目からの3行はこうなっていました。

交流戦の時、ボビーも常々ミーティングで言っていた。
最低な行為だと!あのお陰で選手が集中できないんだ!と…。
今のファンの行為はボビーも望んではいないのだ。


バレンタイン監督はMVPをけしかける裏で、選手たちに対して彼らの行動を最低な行為だと批判していたのですね。
バレンタイン監督をもってしてもMVPのエスカレートする言動に手を焼いていたのか。それとも二枚舌なのか。真相は闇の中です。


私のブログでも、当時の悲痛な気持ちを語っています。
正直、この日のことは振り返るのがつらい。思い出したくありません。

マリーンズ外野応援団が死んだ日(9/27)


そんな中、西岡はブログで大人の対応を見せました。


生涯わすれられない感謝すべき日 (西岡剛公式ブログ 9/27)

今日はみんなありがとうな!
でも今日みたいに批判する人達も出てくるのは覚悟のうえでコメントしてるから
俺の事心配してるメッセージ多いからビックリして!
でも全然大丈夫やから!
俺らはユニフォーム来て純粋に野球できるのが幸せやから!
でも今日絶対掲げてはいけない横断幕がなくなってたんやから、よかったやん。

でも今日は応援嬉しかったよ!
感謝はしてるけど僕が望んでるのは今日の応援じゃない
人間やから一人一人とらえかたや感じるものは違うと思う。
だから昨日のインタビューで俺が言った事は一人一人伝わり方も違うのもわかる!
でも俺はヒーローになろうとも思ってないし
今日ヒーローにでもなった気分はこれっぽちもないことだけはわかってほしい!

あとフロントをかばった思いもない!
ただ個人的に許せない横断幕があったから言わせてもらいました。
でも今日その横断幕がなかったことが感謝です。
みんなからも『ツヨシ負けるな』ってコメント多いけど俺は戦うつもりもない、
戦ってお互いプラスになることは何一つない。
今日も応援してくれなかった方々に僕は何一つ怒りの感情はありません!
今まで応援歌やスタンドをまとめてきたのは彼たちなんやから、それは忘れたらあかんと思う。
ほんまに誰よりも強い気持ちがロッテにあったから、不平、不満がでたのだと思う!
それがどっかでいろんな情報がいってこんなことになったんやと思う!
監督も今日は『よく頑張ったって感じで何回もハイタッチしてくれた』
心から嬉しかったよ!

情報は何が真実で何が嘘かは当事者にしかわからへんと思うから、
ファンのみんなには正直真実の情報はいってない部分もあると思う
ただ昨日の僕の発言で異様な試合にしてしまったのは僕の責任です。
本当にロッテファンの皆様、選手の皆様、スタッフ、オリックスのファン、選手、関係者に迷惑をかけたのは申し訳ありませんでした!
いつかまたスタンドが一致団結して時間がかかるかもわかりませんが、
彼たちがカッコいい応援歌を作ったりスタジアムを盛り上げてくれる事を僕は信じたいと思います。

俺はほんまに大丈夫やから
俺から今日伝えたいことは
今日僕に声援送ってくれたファンのみんな怒りの感情はもたないでください!
今日の事は生涯わすれられない感謝すべき日になりました!
みんな同じ人間なんやからすぐには難しいけど
絶対彼らもわかってくれるって信じてるから一緒に信じてください!
出禁とか排除するべきとかいうコメントもあるけど
それは正しい答えじゃない!
彼たちが、きづきあげてきたものは、大きいものだと思います。
僕を応援して僕の立場なって応援してくれるのは、
ほんまに涙でるぐらい嬉しいけど僕は望んでません!
だから一緒に信じていきましょ!
また俺らが群れになって彼らを傷つけてしまったら、
やってる事が一緒になってなんの進歩もないと思う。
人間の心なんかガラスのようにもろいんやから、
傷のつけあいは避けようよ!
みんなで渡れば怖くないって言うけど俺は好きではない!
(いろんな取り方があるけど)
だから俺はインタビューで発言した責任、覚悟があります。
ほんまに強いチームを望んでるから!
だから協力してください!お願いします。



■17.死刑ゲーフラを挙げた石田氏がブログで自説を述べる

西岡のブログでの発言を受ける形で、フロント全員死刑ゲーフラを掲げた石田氏がブログを更新。
その内容は読むに耐えないものでした。

生涯わすれられない最悪な一日。

大変ご無沙汰しております。
反社会的団体MVPのいしだです(笑)

まあ今回の日記はコメントONにしますから(でも承認制にします。ゴメンね。)、
皆さんの思いのたけをぶつけてくださいな。
今なら「いしだ死刑!」でも許しますよ(笑)

ご存知の通り、我々はシーズン当初より
ボビーの残留を目指した様々な活動をしてきました。
シーズン中盤まで行っていた署名活動もその1つです。
11万人を超える署名を頂きましたが、
署名をしていただいた皆さまには、改めまして御礼を申し上げる次第です。
本当にありがとうございました。

そして、その活動を行っていく中で
いろいろと球団フロントの汚い部分が見えてきました。
「議事録騒動」などは、その最たる例ですね。

我々が目指していたボビーの2010年以降の残留の芽も
オールスター終了後にボビー自身による発表によりなくなってしまいましたので
「せめてボビーの足を裏で引っ張り続けた球団フロントだけでも辞めさせたい」
と思うようになりました。オレらと「道連れ」にしてでも、です。

またそれと同時に、議事録騒動が勃発し、
その本社による調査結果も「真実」となっているにもかかわらず、
結局ほぼ「お咎めナシ」で終わってしまった経緯や、
11万人を超えた署名を提出したにもかかわらず
「一部のファンの意見」ということで、ほぼ無視された現状を見て
(まあ全く効果がなかったわけではないんだけど)
我々は「ロッテ本社のモラル」も疑問視せざるを得ませんでした。
そこで、フロント上層部だけでなく、
重光オーナー代行も辞めさせないとダメだな、と思うようになりました。
勿論今まで球団を持ってくれたことに関しては感謝してるけどね。

あとオールスター前のマリンでの最終戦(7/19のホークス戦)の後ですが、
実はライトスタンドに居残って、外野応援団や有志のみで
「石川ここに連れて来い!!」とやりました。
結局石川は来ず、代理の球団職員2人が対応したわけですが、
「オマエらにしゃべっても意味がない」ということで
「必ず石川とのミーティングをセッティングし、連絡しろ!」ということで
こちらの代表者のメアドを教えて「お開き」になりました。
で、その場で我々としましても
「シーズンに集中するために、ゲーフラ・横断幕や声によるフロント批判を一時封印しよう」
ということになりました。

そして9/21での福岡のホークス戦の敗戦で完全に「終戦」となったわけですが、
ビジターの福岡で球団批判をしてもあまり意味がないので
(私たちにとっても「福岡」という土地は2005年の思い出の土地ですし、
また数少ないビジターの試合を楽しみにしている福岡のロッテファンもいらっしゃるでしょうから)
今回のマリンでのバファローズ3連戦で大々的にフロント批判をしようという流れになりました。

金曜日、試合後に球団批判の横断幕を出しました。
しかし、その「反応の鈍さ」に正直我々はショックを受けました。
そこで土曜日は試合中も出すことにしました。
我々だけでなく、ご賛同いただける常連の皆さんにも協力してもらい
掲出させてもらうようにしました。

そこで、西岡のヒーローインタビューが起こります。

我々は最後の最後のこのタイミングまで、
現場の雰囲気を壊さないために、
フロント批判をずーっとガマンしてきました。
勿論我々だってCSに行きたかったからね。

でも、その抗議活動をも西岡に即座に否定され、
我々は「裏切られた」「バカにされた」「この1年を否定された」と思いました。

確かに本人の言うところの「野球少年の夢」を
我々は否定したかもしれない。

じゃあ我々「ファンの夢」はどーでもいいのか?
シーズン中、西岡のみならず主力の「明らかに気の抜けたプレー」に
ゲンナリし続けてきたわけだし、
(今頃消化試合で「内野ファールフライでタッチアップ」とか見せられても正直萎える・・・)
そもそも我々の夢は、昨年の12月の段階で既に否定されているんだぞ!!

で、日曜日は西岡には悪いけど西岡をターゲットにしようと。
そしてその向こう側に”隠れている”フロントを暗に批判しようと。

西岡を応援しなかったことで、たくさんの人が突っかかってきましたね。

「応援やらせろ!」と言ってきた常連さんもいらっしゃいました。
でもね、普段の試合で西岡の出囃子の
あの「気持ち悪いダンス」を踊るだけ踊っておいて、
その後の西岡の打席の時には
グラウンドに背を向けて声も出さずにビールを飲んだり、
ケータイいじったりDSしたり、普段してた人たちばかりが突っかかってきましたね。
そういう人たちに今更「西岡の応援やれ!」とか言われても、
全然リアルじゃないし、説得力ないんですよね。

皆さんが応援もせず、グラウンドも見ずに
ビール飲んだりケータイいじったりDSしたりしてた時も、
我々は今シーズン、ずーっと西岡の応援をしてたんですよ。
あなたたちが気持ち悪いダンスを踊るだけ踊って、
全然西岡の応援しないから、我々その分まで普段頑張ってました。
よく我々のことを「選民思想だ」と言う人もいますが、
そもそもそんな人たちと応援できるわけないのもお分かりいただけると思います。

あと顔がバレたくないからわざわざ覆面して突っかかってきたり、
「no need mvp」というゲーフラを出した方もいましたね。
でも1F内野自由席はゲーフラ禁止のエリアですし、
それすら分かってない人にいきがって出されても、
もう呆れて笑うしかないなぁ・・・と。
他にもデジカメで盗撮したり、ケータイをいじってたり(某掲示板で実況ですか?)。
正直、ロッテファンに失望しました。

でも土曜日のブーイング、まあよく声が出てたと思いますよ。
「あんなブーイングされたら、そりゃピッチャーストライク入りませんよ」と
我々の応援仲間も言ってました(笑)

日曜日の西岡コールも、今まで聞いたことないような大きなコールでしたね。
「何だよ、やればできんじゃん!」と思いました。
私も今回は西岡の打席は応援はしませんでしたが
そのかわり西岡コールされている皆さんに
「来年はオレらはいないんだから、オマエら応援ガンバレガンバレ!!」と叫んでました。
内野スタンドの方も大きな声を出されてらっしゃったようですが
普段からそのくらいの声で内野からも応援してやってくださいよ。
選手もやる気が出るでしょうし。
(その分、2番の堀さんの声量が反動で明らかに下がっていたのはホント残念ですよ)
普段からこのくらいの「声」でスタンドから後押しが出来てたら
CS行けたんじゃネェの?と思います。

来年以降もロッテを応援される皆様は、
今のフロントを「良し」とされたんでしょうから、
それを自覚して応援していって欲しいと思います。

我々「千葉のくだらないファン」はいなくなりますが、そのかわり
「ロッテファンは池の中の鯉。何でも投げればパクパク食いついてくる」
「外野の客は跳んでるだけで全然金を落とさない。中高年をターゲットにしろ」
なんて瀬戸山社長に言われてますから、
そこだけは皆さんに教えておきますし、ホント気をつけてくださいね。
これは我々からの「遺言」です(笑)
また「移転」やら「合併」やらが今後起こったとしても、
もう我々はいませんから「抑止力」にはなれませんので。

今シーズン、フロントがやってきたことに関しては、また次回にでも。
まあ「今更」なんですけどね。

10/6のマリン最終戦と10/7のラスト仙台は行こうと思ってます。
もう自分の中の「思い出作り」ですかね。
今更勝っても何の意味もないし、ガッツリ応援するかは分からないけど・・・。

っつーことで、皆さんのコメントお待ちしております。




このブログは現在削除されて読むことはできませんが、インターネット上にログが残っていました。
彼らはあれだけの騒動を起こしながら、自分たちは悪くないと開き直っていたのです。

唯一謝罪の言葉をマスコミで述べたのは、MVPの古株にしてボビーバレンタイン監督の残留を実現する会の代表であった田中保成氏だけでした。


プロ野球 ロッテ騒動(朝日新聞 10/6)

プロ野球の千葉ロッテマリーンズが今年、かつてない騒動に揺れた。ファンによる球団フロント批判、球団幹部の本拠地移転発言とされる怪文書の流出・・・。肝心の成績はパ・リーグ5位でクライマックスシリーズ進出に遠く届かず、「場外乱闘」ばかりが注目されるシーズンとなった。(金島淑華)
(中略)球団批判の横断幕を掲げてきたのは「MVP」(マリーンズ・ビクトリー・プロダクションズ)という熱心なファンの集まり。バレンタイン監督の残留を求める署名活動もするなど積極的に活動してきた。メンバーの田中保成さん(39)は「功労者であるバレンタイン監督の退任の理由などについて説明を求めてきたが、球団が耳を貸さなかったから」と憤る。再び横断幕を掲げたのは、クライマックスシリーズ進出の可能性がなくなったからだという。
 「自分たちはチームを勝たせたくて活動してきた。フロント批判もその一つ。でも、多くのファンの賛同が得られず、選手にも否定された。やったことは間違ってないと思うが、騒動になったのは申し訳ない」。

メンバーの多くは今季を最後に、球場から姿を消すとしている。

野球解説者の江本武孟紀さんは「ファンはそれなりの想いがあってやったこと。西岡自身はそれを不快に感じて発言した。勇気のある行動だと思う」と両者の行動に理解を示し、「ファンと選手がいがみ合う状況をつくったフロントにしっかりしろと言いたい」と指摘する。奈良教育大学の高橋豪仁(ひでさと)教授(スポーツ社会学)も「プロ野球には観戦ルールが定められており、それを守るのが大前提。行き過ぎた表現や行動を、なぜ事前にチェックしなかったのか」と球団の対応に疑問を呈した。

 ロッテ一筋22年の堀幸一選手(40)は「これまでもファンからフロント批判が出たことはあるけど、プレー以外の行動に対して、選手個人が名指しで攻撃されたのは初めて。悲しいよね」と嘆く。

ロッテは6日、千葉マリンスタジアムでの今季最終戦を迎える。球団は入場の際、横断幕の内容をチェックすることにした。一方、MVPのメンバーは「バレンタイン監督にとって千葉で最後の試合だから」と抗議行動はしない方針だ。ただ、試合後に予定されている球団主催セレモニーは見ないで球場を出ることも検討しているという。




ボビー政権“7年間の功罪”検証 (9/25 スポニチ)

 陽気で親しみやすく、ファンサービスの先導役を担ったバレンタイン監督。同時に“ボビー・マジック”と呼ばれた日替わり打線や独特の守備シフトなどを駆使して、万年Bクラスから05年は日本一へと導き、千葉に熱狂的なファンを根付かせた。第1次政権の95年も当時球団最高の127万人を動員。第2次政権1年目の04年には球団初の150万人を突破し、昨季は過去最高の160万1632人を記録した。

 ロッテを一躍人気球団に押し上げたその功績は誰もが認めるところだ。瀬戸山球団社長も「大きく貢献してくれたのは間違いない」と話す。今季限りでの現役引退を表明した小宮山は、閑古鳥が鳴いた川崎球場時代を知るだけに「(球団の)赤字が黒字にならなかったのは事実。(退任は)高額年俸も理由なら、複雑な気持ちだけど仕方がない」としながらも「05年に日本一になったことがすべて。チームが強くなって、ファンもたくさん入るようになった。そのことに誰も文句は言えない」と支持する。

 バレンタイン監督は西岡、今江ら“ボビー・チルドレン”と呼ばれる若手が台頭する下地もつくった。積極的にコミュニケーションを取り、何度も個別に選手を監督室に呼んで話し合いを重ねた。当時20歳を過ぎたばかりだった今江は「監督というのは話しかけにくく、選手から遠い存在だったけどボビーは違った。調子が悪いときも気分を乗せてくれる。西岡とか僕とか若い選手もプレーしやすいムードをつくってくれた」と振り返る。

 選手の家族とも食事会を開催するなど交流を深め、絆(きずな)は強まった。ファンにも時間が許す限りサインや写真撮影に応じる。“26番目の選手”として背番号26をファンの番号とし、そのユニホームをベンチに置いて一緒に戦っていこうと提案したのも同監督だった。その姿に触発されるかのように選手も続いた。渡辺俊は「ちょうど(04年は)ストライキもあったし、ファンサービスが特に重要だった時期。ボビーがいてファンサービスもやりやすいし助かった」という。選手と家族、そしてファンと一体となって、05年には31年ぶりの日本一まで上り詰めていった。

 だが、絶頂の05年が転落の始まりとなる。07年の2位以外はBクラスに低迷。その一因が練習量の少なさと指摘する関係者は多い。春季キャンプから投手陣の投げ込みは禁止され、野手の夜間練習はなし。視察した他球団のスコアラーは「12球団で圧倒的に練習が少ない。これで大丈夫なのか」と声をそろえ、ある主力選手も「明らかにおかしい」と首をかしげた。シーズン中の試合がない日は完全オフ。今季も交流戦明けと球宴明けに短時間の全体練習を行っただけ。試合当日も本拠地での試合前練習に相手選手が先にグラウンドに姿を見せることもあった。

 バレンタイン政権以前の練習量の“貯金”もあって05年は日本一になったが、以降はそれも使い切った状態だ。故障を未然に防ぐ目的でのメジャー流練習法が、皮肉にも今季もサブロー、西岡ら故障者続出につながった。球団関係者は「メジャーリーガーもマイナー時代は猛練習している。それに向こうの選手と日本人では体のつくり、バネが違う。幼少時代から徹底的に鍛える野球文化で来ているのに、急に練習しなくなったら故障もすると思う」と分析する。

 戦略面も頭打ちの状況だ。日替わり打線で誰もがレギュラーではない危機感から芽生えた競争意識は、やがて“慣れ”に変わると打席に入るリズムが生まれなくなった。極力バントをしないなど自由奔放な野球に戸惑っていた相手球団も研究してくる。2連覇した交流戦で最近2年連続で負け越したところにも戦略面の限界が透けて見える。

 日本語を覚え、各地に足を運んで日本文化の理解に努めたバレンタイン監督。だが、ある関係者は「ボビーは日本文化を理解しても日本人を理解しようとはしない。日本人の意見に耳を傾けなかった」と指摘する。戦略面はもちろん、データ分析を含めた細かい日本野球を取り入れなかった。キャンプ偵察やシーズン中の先々、先乗りスコアラーもほとんど派遣せず、パソコン内のデータだけに頼っていては情報の精度も低くなる。別の関係者が「野球は確率のスポーツ。それはリトルリーグもプロ野球も同じ。バントで送るところは送らないと勝てない」と嘆くように、今季ここまで74犠打は12球団最少。日本ハムのヒルマン前監督(現ロイヤルズ監督)は05年54犠打から06年133犠打、07年151犠打と日本流に転換して連覇を達成。常勝軍団の礎を築いてチームを去ったのとはあまりに対照的だ。

 また、自らの人脈を生かして獲得した外国人選手を優遇する一方で、球団主導で獲得したムニスは2軍で打率・337、15本塁打、57打点(24日現在)と好成績を残しても、頑として1軍に上げないなど不可解な起用も目立った。選手との関係にも亀裂が生じた。意見が衝突した小坂、李スンヨプ、小林雅、藤田らはトレードなどで事実上の“放出”。今春阪神に移籍した久保に関しても発端は指揮官との確執だった。主力に次々と去られてチーム力は低下した。

 短期間で“王国”を築き、多くのファンに愛された希代の策士は、多くの負債も残してチームを去ることになる。



■18.シーズンが終了し、バレンタイン監督が帰国。騒ぎの当事者は何も語らなかった。

9月27日の騒動から一転し、10月6日の本拠地最終戦は何事も無く進行しました。
試合前にはライトスタンドの外野応援団が頭を下げ、一応謝罪したという形になりました。

試合後にはバレンタイン監督による日本語のスピーチがありました。



「今年のシーズンはなかなか難しかったです。
 たくさんの問題がありました。
 でも僕にはすばらしいメモリーです。
 ナイスメモリーをくれた皆さん。
 本当にありがとうございました。

 来年からは僕は千葉ロッテマリーンズのファンですね。
 永遠に僕の頬は千葉の風を感じています。
 ロッテの応援歌がいつまでも僕の耳の中にあります。
 ファンの皆さんの愛がいつまでも僕の心の中にあります。
 僕は千葉ロッテマリーンズを忘れません。
 愛しています。皆さん本当にありがとうございました。」



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私はブログでこのように書きました。

雨のマリン最終戦、時代の終わりをしんみりと感じて・・・(10/6)

一つの時代が終わった。
雨に打たれながら様々なことを考えて、しみじみと寂しさを感じています。

確かにバレンタイン監督について納得が行かない点があり、色々と批判しました。
しかし、バレンタイン監督ほどファンの心を震わせた監督はいません。

忘れもしない2004年の西武ドームでの開幕戦。
見事勝利を飾った後、監督や選手たちが、「今年から未来が始まる」と書かれた横断幕を持ってレフトスタンドまで来てくれました。
マリーンズは変わる!
私はそれを見て、期待で心が震えました。

その後、焦燥に心を震わせた後、2005年、叶おうとする夢の大きさに心を躍らせ、そして歓喜に心を震わせました。
喜びで、怒りで、楽しくて、哀しくて、心が震えたあの瞬間。
笑ったり、泣いたり、焦ったり、呆れたり、苦笑いしたり、淋しくなったり、およそ思いつくすべての感情をバレンタイン監督によって与えられました。

バレンタイン監督とともに過ごしたマリーンズファンとしての6年間は、12球団のファンのうち最も濃密な6年間だったと思います。
様々な経験と想い出をくれたバレンタイン監督には、いちファンとしてとても感謝しています。
嬉しくて泣いたのは2005年の福岡が初めてです。でも哀しくて泣いたこともありました。
ファンの心を大きく揺さぶって去っていくバレンタイン監督は、いいところも悪い所も全部ひっくるめて希代のエンターティナーだったということでしょう。
ありがとう、そして、さようなら。





こうして、2009年のシーズンが終わりました。
いったいなぜこんなことになってしまったのか。
その理由を語る者は誰もいませんでした。
フロントはだんまりを決め込み、2011年のシーズン終了後に瀬戸山、石川両氏は辞任。
米田容子氏も一度球団を去りましたが、なぜか伊東監督と共にマリーンズに復帰。何も語らぬまま暗躍を続けています。

一方のMVPは公式サイトもブログも削除して逃走。この年限りで組織としては解散し、マリンスタジアムを去ることになりました。
応援団も応援許可証の更新を行わず解散し、翌年からは2004年までマリーンズ応援団を努めたジントシオ氏が復帰する形で新しい応援団を立ち上げることとなりました。
応援歌もこうした事情で2009年までのものが使用できず、新たに作り直すことになったのです。
MVPの幹部や石田氏はファンからの猛烈な批判にさらされることになりましたが、一方で騒動の首謀者であるMVPのリーダー安住氏、応援団を主導した田中康範氏はだんまりを決め込み、ファンからの批判に答えることはありませんでした。
私はともかく、MVPを信じて署名した数万ものマリーンズファンに対してはきちんと説明する義務があったと思います。

不幸で誰も幸せにしない騒動。
それ以外に表現が見つかりません。

フロントが2008年オフにバレンタイン監督2009年限りと発表したのは大きなミスでした。
楽天も同じような状況でしたが、楽天は野村監督2009年限りを決めたにもかかわらずその意向を明らかにせず、シーズン終了後に粛々と契約を満了させました。
マリーンズはそれができなかったのか。これだけの騒動になるとは予想できなかったのかもしれません。
そして瀬戸山氏が石川氏を、オーナー代行が米田容子氏を連れてきたことが混乱に拍車をかけました。
石川氏と米田氏。この2人がいなければファンの反応はだいぶ変わったはずです。

そしてMVP。
MVPと応援団の暴挙は許されることではありません。
しかしMVPや応援団だってマリーンズを愛していたはずなのです。
残留の会代表の田中保成氏は90年代からマリンで応援していた古株で、私も彼が熱心に応援する姿を10年以上見ています。
石田氏はまだブログやツイッターが盛んでなかった2000年代初頭にMBEというマリーンズ応援サイトを運営しており、真面目にマリーンズ愛を語っていました。
それがなぜこんなことになってしまったのか。

彼らの失敗はファンの間で渦巻くフロントへの不満をバレンタイン残留運動へと安易に繋いでしまったことです。
バレンタイン監督はマリーンズを変えた功労者であるとはいえ、6年間でBクラス4回。2008年に続き2009年も低迷していたのです。
これで年俸5億円ですから、続投させるには説得力が足りません。
バレンタイン監督が好きなファン、嫌いなファン、続投を求めるファン、好きだけど続投を求めないファン、むしろ早く辞めてほしいというファン。バレンタイン監督に対するファンの意見は割れており、バレンタイン監督残留はファンの総意と言い切ってしまったMVPはファンの意思を読みきれなかったことになります。

フロント批判も限度がありました。
そもそも大人として冷静に考えれば、ただのファンが一企業の人事に口を出せるはずがありません。
事実上のトップであるオーナー代行を引っ張り出し、内部調査をするという言質を引き出したのですから、それで良しとできなかったのか。
彼らの暴挙を「やりすぎだ」と止められる大人はいなかったのか。それがとても残念です。

結局、マリーンズを愛していたはずの人たちが数多くマリーンズを去ることになりました。
地方で長年応援団を勤めた方も同様で、この年限りで応援団を引退。
私にメッセージをいただいたので、本人に了解を得た上でご紹介したいと思います。

当日は試合前から現場にいながらやる気がなくなってしまい何もできなかった。
もう今の応援団は必要ないと断言できる。
西岡の打席の時に自然発生した声援こそ応援の原点だと思う。
自分はこれで応援団を引退する。
こんなことが起きてしまい、とにかく悲しい。




・・・。
私も悲しいです。


■19.ブログ「マリンブルーの風」にとっての2009年

この項目は蛇足ですが、個人的なまとめとして書きます。
2009年の総括ではありません。
まとめるだけでもつらいのに、総括なんてとてもできません。
総括をすべき人は他にいます。少なくとも私ではありません。


2009年はこのブログにとっても試練の年でした。
年の初めに「MVPがファンに対して主導的な立場に立った上で、“バレンタイン続投”をファンに対する踏み絵として迫るようなことはやめてほしいですね。もしそういう事態になれば、今までファンが守り育ててきたライトスタンドの一体感は完全に瓦解するでしょう」と書いたのですが、その懸念が不幸にも的中したのです。

シーズン中はバレンタイン監督の留任を支持しない旨を主張し続けました。その結果MVPや彼らを支持する人たちから集中砲火を受けました。
誹謗中傷が殺到し、個人ブログにもかかわらず1つのエントリーに対するコメント数が100を超す事も珍しくありませんでした。
アクセス数も激増し、平均で2万、多い時には1日7万を超えました。個人ブログの範疇を超えています。

なぜMVPはこのブログを目の敵にしたのでしょうか。開幕当初はフロントへの批判を書いていたため、裏切られたと思われたのでしょうか。
「バレンタイン監督を支持しない奴はフロント派!」という視野狭窄な二元論です。
おかげで私が球団から金をもらってMVPを批判しているというあらぬ噂まで立てられる始末。
私自身この噂は他のブログで確認しましたし、複数のマリーンズファンの方からも直接聞いています。

実際、2009年は身の危険を感じました。
私を憎悪するMVPのメンバーが一眼レフカメラを持ったファンを無差別に撮影し、MVP公式サイトのメンバー専用SNSの日記で晒しているという噂が流れていたのです。
他にもネット上では私がMVPにボコられたとか、土下座させられたとか、様々なうわさが流れていました。

私自身MVPのメンバーから顔写真を晒すという脅しを受けましたが、このブログの読者の方々に助けていただいたこともあり、なんとか撃退に成功しました。

球場で実際にMVPのメンバーとやりとりをしたことは、幸か不幸かありません。

それでもブログを止めようと思ったことはありませんでした。私が愛したマリンスタジアムをぶち壊してまでバレンタインファシズムを推し進めるMVPには負けられませんし、そもそも自分の信念を他人によって無理やり曲げられるのは大嫌いなのです。




以上、2009年に何が起きたのかをまとめました。
読者の皆様や友人の支えがあり、なんとか乗り切った1年だったと思います。
2度と繰り返してほしくありませんし、できれば思い出したくない1年です。