ホークス 4 − 8 マリーンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画

日曜日のオルモス。
マリーンズファンにとっては気が重い言葉です。
牽制悪送球やら押し出し四球やら。
ですが今日の先発はオルモスではありません。
今日のマリーンズの先発は土肥です。
土肥は大阪ガス出身の2年目左腕で、昨年は中継ぎで18試合に登板、19イニング1/3を投げて自責点20、防御率9.31と結果を出せずに終わりました。
それが今日プロ初先発なのですからびっくりです。成績が伴わずとも首脳陣として期待するところがあるのでしょう。
一方ホークスの先発は武田。2試合連続完封勝利中です。今日は打てるのか。2連勝の勢いで打ち崩したいところです。

1回表。
土肥は川島にヒットを打たれ、中村に四球を与えて無死1,2塁のピンチを招きます。
しかし柳田を外角のストレートで三振、デスパイネをセンターフライ、グラシアルをサードゴロに仕留めてチェンジ。
立ち上がりを無失点で凌ぎました。

1回裏。
荻野がヒットで出塁すると、ピッチャーの牽制球をグラシアルが捕球できず荻野は2塁へ。
さらに藤岡のセカンドゴロで1死3塁となり、中村の浅いライトフライで荻野が本塁突入。0−1。
荻野の足で先制点をもぎ取りました。

2回表。
松田にツーベースを打たれ、上林ショートゴロで1死3塁。
ここで高谷がスクイズを試みるも、キャッチャーフライとなり2アウト。ランナーは戻りきれずダブルプレー。
チェンジとなります。マリーンズの内野陣はスクイズを警戒しておらず、ファーストはかなり後ろにいました。
打ち上げた高谷には足を向けて寝られませんが、工藤監督はこんな序盤の1点差の場面でスクイズを指示するほど味方打線を信じていないのでしょうか。

3回裏。
田村と加藤がヒットで出塁し、荻野が絶妙なセーフティバントを決めて満塁。
工藤監督はリクエストを要求しましたが荻野の足が勝りました。
この中断で武田はリズムを狂わせたのか、藤岡に押し出し死球を与えて0−2。
とどめは中村のタイムリーヒットで0−4。マリーンズがリードを広げました。

4回表。
2アウトからグラシアルヒット、松田四球でピンチを招き、上林にタイムリーツーベースヒットを打たれて1−4。
1点を返されます。

5回表。
今宮、川島ヒット、中村晃送りバントで1死2,3塁。
柳田に犠牲フライを打たれて2−4。2点差とされました。
井口監督はここでピッチャーを益田に交代。
あと1人抑えれば土肥に初勝利の権利が手に入ったのですが、ヘロヘロだったのでやむを得ないでしょう。
ストレートとチェンジアップ主体のピッチングでよく抑えてくれました。
次の先発登板にも期待できそうです。

5回裏。
荻野と中村のヒットで2死1,2塁とし、角中がライトに2点タイムリーツーベースヒットを放ち2−6。
さらに清田もタイムリーヒットを放ち2−7。再び点差を広げます。

6回裏には2死2塁で加藤がライトにタイムリーヒットを放ち2−8。さらに点差を広げます。

7回表。
大谷がデスパイネにツーランホームランを打たれて4−8。
4点差とされます。

その後はシェッパーズ、内と繋いで試合終了。4−8でホークスに勝利。
2012年以来6年ぶりとなる本拠地でのホークス戦カード3連勝を決めました。
予想外の3連勝。嬉しいことこの上なし。
打線が機能していますし、土肥も良く投げました。
火曜日からの日ハム戦もなんとかカード勝ち越しを決めましょう。


にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ
  
プロ野球・人気blogランキング