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ペルー・ボリビア旅行記の第37回です。
10日目もボリビアのウユニ塩湖を探訪。
夕方から夜にかけてウユニ塩湖を訪れました。ダイナミックな夕焼けと満天の星空。
一生の思い出となる景色でした。


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■ 10日目 2018年2月3日 土曜日

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ユーラシア旅行社の「ペルー・ボリビア・アンデス物語14日間」のツアーも11日目。2日間にわたるウユニ塩湖探訪が終わろうとしています。

今日の午前午後は晴天に恵まれたウユニ塩湖を巡り、一度ホテルに帰り今度は夕陽鑑賞。
19時前にホテルを出発し、4WD車に分乗してウユニ塩湖内へと向かいました。


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ボリビアの内陸部にあるウユニ塩湖は標高3700メートル。秋田県とほぼ同じ大きさの広大な塩湖です。
乾季は塩の大地が延々と広がるだけですが、雨期になると水が溜まり、鏡張りの美しい景色を見ることができます。


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時刻は19時。まもなく日没の時間です。
雲が多いですね。夕日が見えません。


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東の空は青空が広がっています。


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厚い雲の向こうに輝く茜色の湖面。あの向こうに夕日が輝いているのでしょう。


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ただ、夕暮れのウユニ塩湖が美しいのは夕陽だけではありません。
昼間とは違う色合いの、奇跡のような光景が広がっています。


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風が収まり、ウユニ塩湖は雲と太陽の光を鏡のように写し出しています。


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夕陽を浴びて輝く雲。


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こちらは東の空。だんだん暗くなってきました。


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こちらは北の空。見渡す方向によって景色や色が全然違うのです。
東が紺色ならば、北側は白です。


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日没には時間があるので、鏡張りの湖面を利用したトリック映像の撮影となりました。
カメラが逆さを向いても歩いているように見えるというやつです。


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雲が分厚く、夕陽は見えません。
ですが不思議な形をした雲です。


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北の空も茜色に染まりだしました。


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雲の隙間から漏れる夕暮れの光。


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とても幻想的な景色です。


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夕陽を覆い隠す雲。天空の城ラピュタを思い出しました。


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夕陽の方向を望遠で撮影。遠くにポツンとタイヤが浮かんでいます。


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雲が夜の色を纏い始めました。まもなく日没です。


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夕陽は見られませんでしたが、雲の間から漏れ出す夕暮れの光もまた美しいです。


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どんどん暗くなる薄暮のウユニ塩湖。


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天空に浮かぶ宮殿を思わせる巨大な雲の向こうに、夕陽の一部であろう光が輝いています。


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夕日が沈む場所を望遠で撮影してみました。


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不思議な形をした雲と、燃えるようなオレンジ。
黄昏の宮殿、という文字が頭の中に浮かびました。


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こんな不思議で美しい光景を見られるなんて。


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我々と同じように4WD車を降りて夕暮れを眺める人たちが、湖面に浮かんでいます。


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刻一刻と形を変える雲と茜色の光。とにかくシャッターを押し続けました。


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夕陽を背に走る車。映画のワンシーンのようです。


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茜色の夕陽を背に何台もの車がこちら側に向かってきます。
夕陽鑑賞を終え、ホテルに戻る車です。


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日が暮れました。どんどん暗くなっていきます。


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我々もホテルに戻り、夕食を食べました。
そして21時過ぎ、昨日は雲が多くあまり見られなかった星空観賞に再チャレンジすることとなりました。
今日も雲が多いのであまり期待はしていなかったのですが・・・。


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なんということでしょう。ウユニ塩湖を覆っていた雲がほとんどなくなり、夜空には満天の星空が広がっていたのです。
南十字星も見えますし、天の川もはっきりと見えます。


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しかも星空が湖面に反射して、足元にも星空があるようです。まるで現実味がありません。
ですが写真を撮るためには三脚が必要。カメラを手にもって星空を撮影してもブレてしまうのです。
幸いにもドライバーさんが三脚を持ってきており、何枚かは三脚を借りて撮影することができました。
素晴らしい写真がとれましたし、想像を超えて美しい夜空をじっくり見ることができました。
ただ、もっと撮影したかった。それが残念です。


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灯りを振って文字を書き、トリック写真を撮影します。


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夜空とウユニ塩湖に輝く星を存分に眺め、ホテルに戻りました。
正直星空はあきらめかけていたので、天の川や南十字星など満天の星空を見ることができて本当に良かったです。
夕陽だけは見ることができませんでしたが、もともと雨季のウユニ塩湖は天気が変わりやすく、運が悪ければ雨が続きます。
晴天と星空のウユニ塩湖が見られただけでも幸運だと思わなければならないでしょう。
高いお金を払って遠く南米まで来た甲斐がありました。
一生に一度は、こんな贅沢もいいと思います。

明日はウユニから空路ボリビアの首都ラパスに戻り、ラパスを観光。
明後日はいよいよ日本に帰国です。


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