先週木曜日発売の週刊文春に、驚くべき文書が掲載されました。
近鉄バファローズ職員に配布された記名式の「進路希望調査」です。
その内容は以下の通り。

1 統合球団(オリックス・バファローズ)と契約したい。ただし職種については問わない。

2 統合球団(オリックス・バファローズ)での職種が変わるなら考えたい。

3 新規球団(楽天)と契約したい。

4 新規球団(楽天)とは条件次第で考えたい。

5 新規球団(ライブドア)と契約したい。

6 新規球団(ライブドア)とは条件次第で考えたい。

7 統合球団及び新規球団ではなくほかの10球団にアプローチしたい。

8 退団希望

9 その他(内容を書いてください)

ひとつ抜けてませんか?
そう、「合併球団の同じ職種で働きたい」という職員が最も望むであろう選択肢が無いんです。

「どんな仕事でもいいから合併球団で働かせてくれ」とすがる職員だけ残してやる。いやなら辞めろ。

これがリストラ勧告でなくてなんでしょう。
合併賛成派の中に「球団が合併しても雇用は保証される。何の問題があるのか」といっていた人がいましたね。しかし現実はこの通り。選手以外の、球団職員や裏方さんはこのようにして切り捨てられるのです。
これは伊集院さんが6月に組んだ球界再編問題特集のラジオ番組で触れていたように、合併が発表された直後から危惧されていたことなんですけどね。

最後に、本文とはあまり関係ありませんが、合併に反対したファンを批判する方々にこれだけは言っておきます。2球団の死と合併球団の誕生を容認するのは自由です。ですが、愛する球団を失うという悲しみを、他の球団のファンに強要する権利は無いはずです。合併新球団を応援しないと言うなら、なおさらのこと。
だいたい本来楽しみであるはずの娯楽で苦しめられるなんてのはナンセンスですよ。

〜注記〜
近鉄バファローズファンの方のコメントを受け、最後の4行については2度訂正しています。文意は変えていません。文章を書くのは難しいですね。誤解を招く表現であったことをお詫びします。
 自分はあの球団を正式名称で呼ぶつもりはありません。合併球団は合併球団です。そう呼び続けることで、あの悔しさ、危機感をファンの間で共有し続けたいと思います。

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