そんなに、お勧めではないけど、簡単に読書感想でも。今回はこちら。

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 [単行本]』 

この本で言ってる、残酷な世界って何でしょう。

それは、能力も性格も、70%は遺伝子で決まっているので、自己啓発に励んだりして努力しようが、大して変わらない世界に生きているということです。

不得意な分野でいくら努力しても、不幸になるだけです。では、どうすれば幸福になることができるのでしょうか。

自由で効率的な情報化社会の到来は、すべてのひとに自分の得意な分野で評判を獲得する可能性を開いた。そこで、幸福への近道は、金銭的な報酬の多寡は気にせず、好きなことをやってみんなから評価してもらうことだと説いています。
お金の主観的な価値は、貧しいほど大きく、豊かになるにつれて小さくなっていく。それに対して評判は、限界効用が逓増する。いったんよい評判を獲得すると、もっとよい評判が欲しくなる(それと同時に、評判を失うことを恐れるようになる)。
 
この評判をどこに求めるか。それは、当然グローバル化戦略、つまり全世界中である。評判は、大きければ大きいほどいい。

では、より多くの評判をもらうためには、どうすればよいか。それは、自分の得意な分野・好きな分野を探すことなのです。

重要なのは、ロングテールとグローバル です。ニッチでずばぬけて評判を獲得する。あとは、それを金銭に変換することによって、精神的、金銭的に豊かになれますという主張です。

注意としては、好きなことをしているが、貧困を極めている人たちの存在からなにを学べるか。それは、グローバルでニッチなポジションでビジネスをする際、自分でビジネスモデルを作らなければいけないということです。

自分を追い込みすぎの、思いつめすぎなサラリーマンに読んでもらいたい本です。ただし、名著とはいえないでしょう。