企業法務マンサバイバル

ビジネス法務に関する本・トピックのご紹介を通して、サバイバルな時代を生きる皆様に貢献するブログ

第3回法務系LTでお話した「スマホ&ネットサービスの利用規約における準拠法/裁判管轄条項の限界」

第3回法務系LT無事終了。

まずは、今回ご参加くださったみなさんにお礼申し上げます。ネット上の法務クラスタ有名人が一同に会したオールスター感謝祭みたいな感じで、こちらが恐縮してしまいました。

今回はなんといっても場所が良かったです。快く場所をお貸しくださったクックパッドさんには改めてお礼を申し上げます。クックパッドさんのキッチンは、オフィスの一部とは到底思えないほどのとても快適な場所。フードやドリンクの協賛もいただいて、さらに法務チーム総出でお手製のお菓子とお料理までご準備いただけて、本当にありがとうございました。

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s-cooked by cookpad
Photography by Kazuya Wada


私のお話したスライドをアップしておきます。5分で何かを伝えなきゃいけないわりに選んだテーマが重すぎ、しかも端折る過程も雑すぎて、LTの途中でツッコミをいただいてしまうレベルの仕上がりで、言い訳のしようもないのですが。私自身は、ここに書いていないことを含めて調べている過程でいろいろな発見があって、本当に忙しい中ではありましたがやっぱりLTやってよかったなと思いました。ご覧頂いてもし間違いやみなさまがご存知の+αの知見ありましたら、影でdisるのではなく(笑)ぜひぜひこちらにコメントをいただけないでしょうか。勉強させていただきます。なお、最後の謝辞にも書かせていただきましたが、判例情報をご提供くださった ronnor先生、LexisNexisさまには大変感謝しております。



当日のLTの様子は、#LegalLT から辿っていただけます。雰囲気はそこそこ伝わるんじゃないでしょうか。twitterってやっぱり素晴らしいシステム…。

最後にお礼を言いたいのは、やっぱLTという文化を法務畑に広めた伝道師であり幹事を務めてくださった @katax さんかな。法務パーソン仲間として、今後もいろいろやっていきましょう。法務系LTはもう別の方に運営していただくとして、会員制サロンみたいな(もちろん会費は取りませんが)クローズド勉強会をやりたいなって話をしています。

【本】取引スキーム別 契約書作成に役立つ税務知識Q&A ― 検討すべき税目の漏れをまずなくそう


タイトルがすべてを言い表していて、説明が必要なさそうな本ではあるのですが。





よくあるタックスコンサルが書くM&Aの会計・税務に法務目線を絡めた本とも、官公庁OBの方が書く印紙税だけを取り扱ったような本とも違い、
・株式譲渡
・株式引受
・事業譲渡
・組織再編
・ローン
・組合
・匿名組合
・信託
・ライセンス
・サービス提供
・販売代理
・不動産
・雇用・出向・SO
・和解
の取引スキームと契約ごとに、契約書作成に当たって必要な税務知識を横断的にまとめた大変便利な実務書。しかも森・濱田松本法律事務所の大石篤史先生らが執筆されたと聞けば、それだけで買いでしょう。

帯の宣伝文句には「法務部員が“税”を知ると強くなる!」とありますが、すでに必須と言われるようになってきている気もします。とはいえ、契約書起案・レビューに必要な税務知識とは何か?と聞かれて、自信をもって即答できる人はまだまだ少ないんじゃないでしょうか。この本のQ1−1は、その問いにあっさりと回答をくれます。

Q1−1 法人間の取引に関する契約書を作成するにあたり、検討すべき主な税目について教えてください。

A1−1 法人税、源泉所得税、復興特別所得税、消費税、登録免許税、印紙税、不動産取得税、固定資産税などについて検討することが必要です。

クロスボーダーライセンス契約の消費税一つとっても自信がいまいち持てていないレベルの私には、国内/国外取引両方の目線で、かつこれだけの税目をカバーしてもらえるのは、検討すべきことの漏れを無くすという意味で大変ありがたいものです。

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Q&A形式の書籍の限界として、総論と各論の間でどうしてもこぼれてしまう部分が出たり、深堀りが足りないところは出てしまうものの、それでも、この本に掲載された多数の類型と具体的設例を読み通すことで、不課税と非課税、源泉徴収、租税条約、PEの評価ポイントといった税務のキーワードとカンドコロが理解できれば、実務での吸収スピードは格段に早くなると思います。
 

今年もますますカラフルな判例六法平成27年版が出た

 
平成26年版のショッキングピンクもすごかったですが、このライムグリーンもすごい。でもこのテイストは私は好きです。





昨年版からの大きな変化が、改正条項の横に太い傍線が引かれるようになった点。

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確かにわかりやすいです。ただ、参照した条文に傍線をつける習慣がある方には、ちょっと邪魔かもしれませんねぇ。


私は判例六法プロフェッショナルは仕事用として、そしてこちらのノーマル判例六法は学習用に購入して使い分けていて、昨年版は、この写真のように主要六法ごとに「解体」して使ってみたんですが・・・

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マーフィーの法則ってヤツしょうか、持ち歩いていない法律を引きたくなるケースに結構遭遇すること多数。解体したことをえらく後悔する日々を送っていたので、27年版が出るのを首を長くして待っていたところでした。ちょっと重いし嵩張りますが、この1年はこのまま持ち歩くことにします。


有斐閣の方に一つご提案。このノーマル判例六法の内容はそのままに、判例六法プロフェッショナルのようにA5版・4段組にして、全体ページ数を薄くしてくださいませんでしょうか?カバンに入れて持ち歩くことを考えると、版が小さいことよりも薄いことのほうが喜ばれると思うんですよね。一覧性も高くなりますし。名前は『判例六法セミプロフェッショナル』でいかがでしょう(笑)。

ご検討のほどよろしくお願いいたします。
 
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