先日、『ザ・ファシリテーター』をご紹介しましたが、あの本の主人公のように、組織全体を活性化させるファシリテーターとまではいかなくても、会議で議論をうまくリードし、参加者の英知を集め、問題の解決へと導けるようになれたら、それも立派なファシリテーターです。

会議でのファシリテーションの鍵を握るのが、ホワイトボードの使い方。うまくいかない会議に限って、決まってホワイトボードが使われていない。これは真理だと思います。

会議でホワイトボードを使って仕切れる人は、この会議を有効なものにしようという強い意志だけでなく、人前に立って会議を仕切るという勇気を兼ね備えている人。この勇気がなかなか出せないために、ホワイトボードを使う人=ファシリテーターは固定化されてしまう。

なかなか勇気が出せないあなたに、会議ファシリテーターデビューする第一歩を踏み出すための、ほんのちょっとの勇気を支えるホワイトボードのテクニックを学べるのがこの本です。


・マーカーの使い方
・強調文字・イラストのコツ
・意見の要約とグループ化の方法
・基本のフレームワーク
・レイアウトのコツ
等に一通り触れた上で、それらの場面別の活用方法を、会議中のファシリテーターの脳の中を紙上シミュレーションしながら、写真・図解で詳しく解説。

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私も、前職はあまりホワイトボードの文化がない「会議ベタ」な会社にいたので、全く使い方がわかりませんでした。会議室によっては、ホワイトボードがない部屋もあったほど。

今の会社の会議室には必ずホワイトボードが用意されていること、そして優秀だなと思う先輩社員のみなさんがホワイトボードを使っていたのに影響されて、まずは書記役としてホワイトボードを積極的に使うように意識するところから始めたところ、だんだんとチームの中で会議をリードする立場に立てるようになりました。

この本に書いてあるファシリテーショングラフィックの技術を全部使いこなせたら本当のプロ。そこまでいかなくても、いくつかを使えるようにするだけでもかなりインパクトがあるので、「ホワイトボードの書記役はあいつに任せよう」となり、それがいつのまにか「会議の仕切りはあいつに任せよう」になることうけあいです。

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