倒産が起きるときに、与信管理・債権回収でババを引かないためには、その予兆を含め情報をなるべく早く、適切に集める必要があります。審査部門の腕の見せ所と言ってもいいかもしれません。

参考になるかわかりませんが、私の倒産情報源をご紹介します。読者の方で審査部門在籍の方にも、コメント欄やトラックバックで有益な情報源をご披露いただければ幸いです。


1)帝国DB倒産情報

負債1億以上の倒産やその動向については、帝国DBのTEIKOKU NEWS ONLINEというサービスでチェックします。倒産企業の債権者リストも入手できるので、連鎖倒産もある程度警戒できます。
こちらは有料(¥68,250)の『日刊帝国ニュース』を契約すると使えます。
TEIKOKU NEWS ONLINE

有料サービスを契約しなくても、負債総額30億以上の大型倒産に限り、無料でRSS配信してくれるサービスがあります。
帝国データバンク大型倒産速報

昔は目を皿にして新聞をチェックしてましたが、その必要はなくなりました。


2)IR情報

気になる企業は、上場企業であればIR情報をチェックします。

とは言え、単純な赤字転落、債務超過ならすぐに発見できても、よく見るとヘンな資本政策をとってるとか、なにこの社債発行?とか、取締役の辞任とか、監査法人の変更とか・・・数多あるIR情報の中から予兆を漏らさず見つけるのは大変です。

そこで頼りにさせて頂いているのが個人のblog。
最近は特に、『ちぎっては投げ』さんが抜群によいです。
ちぎっては投げ

少なくとも東証の適時開示は漏れなくチェックして分析されている様子。
プロフィールがないのでどんな方なのか分かりませんが・・・単なる個人投資家とは思えない執念とバイタリティです。尊敬しながら勝手にこんな目的で利用させていただいています。深謝。


3)株価動向

株価だけを見ても何もわかりませんが、火のないところに煙は立たぬといいますので、株式値下がり率ランキングなどを参考として見ています。
Yahoo!ファイナンス―株式ランキング


4)信用調査機関との情報交換

以前このエントリでも触れたのですが、大口取引先ということもあり、某信用調査機関の担当者と月一で情報交換の機会を持たせてもらっています。
信用調査機関との情報交換

支払い遅延、手形の不渡り、融資引き上げなど、書き物では絶対出てこない、口頭ならではの生々しい予兆情報を入手できます。

耳打ちがあるのは1月20社前後。一見数も収集頻度も少ないのですが、だいたい耳打ちしてもらってから2〜3ヶ月後にそのうちの5社ぐらいに“重大な何か”が起きてます。極めて確度の高い情報源です。


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