おとといの中山先生の『マルチメディアと著作権』のご紹介で、
これからの著作権法は、創作者のコントロール権による創作者の利益保護ばかりに傾くのではなく、著作物を利用して新たな創作をするユーザーの利用権も保証し、一方で利用によって生まれる利益の分配を創作者に対し保証することで、バランスを適正化すべきではないか。

はっきりとそうは書いてないのですが、中山先生はそのようにおっしゃっているように思いますし、DJ兼ビジネスブロガーの私tacもそう思います。
などとと書きましたが、中山先生がそのことをはっきりとおっしゃっていることが丁度今日の池田信夫blogで取り上げられていました。

中山信弘氏のフェアユース論―池田信夫blog
おもしろいのは、私が「教科書に書かれているように『所有権のドグマ』を脱して、著作権法を報酬請求権にすることは論理的には可能ではないか」と質問したら、中山氏が「いや現実に可能だ」と答えたことだ。「音楽ではJASRACで事実上、報酬請求権化されている。他の分野でもできないことはない」とのことだった。

池田氏が質問の中で「教科書」と言ってる本がこちら。


さもしり顔で中山先生の学説の解説みたいなことをしてしまっていたわけですが、中山先生自身がすでに「対価請求権」という法的構成をとっておられることをはっきりと表明されていたんですね。

不勉強でした。

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