2009年01月20日
レバレッジ・シリーズの最新刊『レバレッジ・マネジメント
「レバレッジ」の冠が付けられていないのは、レバレッジ・シリーズのエッセンスを抜き出した入門編といった位置づけだからでしょうか。
そのタイトルどおり、面倒くさいことは嫌い、だけど最近面倒なことばかりが起こってダウン気味・・・どうしたら良くなるのか、と滅入った気分のときに読むと即効性ありだと思います。
そんな即効性重視の本でありながらも、他の本に書かれていなかった本田さんの意外な“信条”がこっそり披露されており、感じるものがあったので、ここに紹介させてもらいます。
歴史は信じない。競争で磨かれた原理原則&科学を信じる。
わたしが自分の仕事やライフスタイルを考えるとき、ひとつだけ気をつけていることがあります。それは、根拠のない行動はとらない、ということです。
そんな本田さんの信条を支えているキーワードが、以下の4つ。

古くから競争で磨かれた原理原則と、能科学という最新の科学とをバランスよく組み合わせて行動の根拠とすることで、自信をもって道に迷わずに前に突き進んでいくエネルギーを得る、というわけです。
そして、続くこの一節に、新しい時代のリーダーたる本田さんらしさを感じ、唸らされました。
歴史に学ぶ風潮が、かつてほど流行らなくなった理由は、組織の規模や形態が変化したことが大きいと思います。
戦国武将的な組織論は、大企業のマネジメントには向いているのでしょうが、現在は組織も小さくなり、企業の中でもチーム単位でのマネジメントが重要になってきました。
そうすると、何万の大軍を動かす戦国武将より、10人単位を動かす野球やサッカーのマネジメントの方が役に立つわけです。
PRESIDENTのようなビジネス誌で半年に一回はある「経営者が座右の書とする歴史書」みたいな特集を見るたびに、「この人たちは歴史書を読んで本当に経営に役立てているのだろうか」と疑問に思っていた私。
この本でこの一言に出会えて、“やっぱ歴史書読まなきゃだめなのかな症候群"(笑)からようやく解放されたのは、本当にありがたかったです。
こんな風に、この本の55の法則の中には、きっとみなさんのココロを解放してくれる法則がいくつか入っていることと思います。

