うがった見方をすれば、これは大前さんと船川さんがやっているビジネスブレークスルー大学院大学の英語講座の宣伝本なのかもしれませんが、私の今の問題意識とシンクロ度が高く、このblogでも紹介させていただこうかと思った次第。

グローバルリーダーの条件



あなた自身がグローバル人材になるという選択

この本が言いたいことは1つ。
「日本は、カネやモノは輸入・輸出しているが、世界に通用するヒトは輸入も輸出もできていない。知的付加価値がものいう今の時代では、国籍を問わず多様な人材の知恵を引き出さなければ、企業の競争優位性も維持できない。それ可能にするグローバルリーダーへの道を、あなた自身が歩んでほしい。」
ということ。

このメッセージは、ちょうど1ヶ月前に渡辺千賀さんが発信されてネットを騒がせたエントリにも通じると思います。

海外で勉強して働こう(On Off and Beyond)
これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。
1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

しかし、渡辺さんのこの物言いでは(皆痛いところをつかれたと思いつつも)日本を捨ててしまおうというニュアンスがあまりにも後ろ向きで、素直に耳を傾けようという気になれなかった方も多かったのでは。

この本では、「私たち自身がグローバルリーダーという日本発の新しい商品になることで、日本の競争力を上げていこう」という、日本そのものを否定しない前向きなメッセージになっている分、読んでいていっちょやってみるか!という気持ちにさせてくれるところがいいですね。

「グローバルになれない日本を脱出する」という逃げた者勝ち的発想ではなく、「グローバル人材になって日本を救う」という男気あふれる考え方に、私の心もちょっぴり動かされました。