12月18日に人材系の法務担当者で集まって行った業務外の自主勉強会で、一般的な人材紹介契約の損害賠償責任について発表しました。
そこで使用した資料を参考までにアップします。

人材紹介契約の損害賠償責任について
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1)人材紹介契約は請負か準委任契約か
2)早期退職時にフィーを返金する約定は賠償額の予定か
という2点が主な論点でしたが、特に2)については参加の皆さんから「賠償額の予定ではないとするのは無理があるのでは?」という意見をいただきました。

しかしながら、これを賠償額の予定と解釈しようとすると、人材紹介契約の本旨が「求人者と求職者との間における雇用関係成立のために便宜を図り、その成立を容易にさせる」ものであるという前提がくずれ、「従業員として定着するところまで責任をもつ」請負契約的なものとなってしまう点、こう解釈せざるを得ないと思っています。

まあそもそも入社=あっせん業務の終了であるならば、早期退職による返金の規定なんか設けるべきではなかったんですけどね。この業界の悪しき慣習といえましょう。

実践・変化する雇用社会と法