先日、ウェブ・アプリ・エンタメ系企業の特許担当者の方ばかりにお声掛けをして、はじめての「特許知財系ライトニングトーク」を @katax さんと開催しました。

知財の方が集まる場というと知財協やパテサロさんがありますが、企業内"特許"担当者、しかも非ハードウェア業界の方だけに限定した集まりとなると、あまり無いのではと思います。そもそも人数もいませんしね。なので、法務系LTの時のようなオープンな募集はやめて、ツテを辿ってお声かけをしていく方法をとりました。LTが成立するほど集まっていただけるのかが不安だったのですが、結果的に今をときめく大手企業ばかり10社から、合計20名のみなさんに集まっていただきました。


tokkyolt


ライブならではということで、書籍や雑誌では読めない血の通った創意工夫ぶりやこの分野の専門家ならではの知見の一端をお伺いすることができました。最近特許について情報交換することが増えた @katax さんも登壇され、しかもブログにスライドを公開されていますので、是非ご覧になってください。私も賑やかしとして登壇し、初めて発明者として登録にいたった自分の職務発明についてそれが生まれたきっかけを中心にお話したのですが、一部内容に不適切なものを含んでいたので(企業秘密という意味ではないです)、非公開とさせていただきます。

知財は未来を見る・作る仕事という要素が多い点で、LTも前向きな話が多くて楽しいなと再認識しました。というと、法務が後ろ向きな楽しくない仕事ばかりのように聞こえてしまいますが…苦笑。それと、久しぶりに運営に加えてライトニングトークをやってみて、5分の持ち時間のあまりの短さに驚きました。自己紹介は割愛し、スライドは10枚が限界ですね。

やはりこういった共通の興味と専門性をもった方同士ばかりが集まる機会自体があまりなく貴重ということで、第2回のリクエストもいただいております。次回は、お声掛けする対象者をもう少しだけ広げて、2017年1−2月ごろに開催しようかなと思っています。ご出席頂きたい方には私ども運営からまたお声掛けをしたいと思いますので、是非ご参加をお願いたします。