仕事が大きく変わり、インプットのスタイルも大きく変わりました。

契約書や稟議書をチェックしたり、クイックな法律相談に対応する仕事がなくなって、しばらく法律学習からも離れることになるかなと思いきや、新しいサービスや水面下で進めているプロジェクトのために、契約まわりの法律をそれなりに深く研究するのに時間を費やしています。

ある程度の答えが条理や判例通説で見えている中、その微妙な境界を見極めるという作業が多かったこれまでは、書店で手に入るような定評のある実務書に頼ることがほとんどでした。最近は、そもそもあまり議論がされていない領域で、同じようなテーマや課題について考えていた先人や、その人が書いた論文を探すことに時間を費やしています。空き時間が取れれば国会図書館に足を運び、根気強く「宝探し」を続ける日々です。

情報の海の中でどこにありそうかの手がかりもないまま「宝探し」をする場所として、書籍がすべてあるのはもちろんのこと、法律専門誌や業界紙に掲載された論文・論稿もここなら必ず手に入るのは、本当に助かります(といっても、一般の図書館とは違い館外貸出しの制度がなく、閲覧→コピー手続きもそれなりに手間がかかりますが)。電車一本でここに通える環境に引っ越していたのは、我ながらラッキーでした。

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ちなみに、私の中のポスト高城剛さんの有力候補 落合陽一さんは、「新しいものを生み出そうとするときには、その分野の最先端の論文(英語圏のもの)を100本読んでサーベイすべき」と語っています。



そして、もう一つ、今の私がインプットしなければならない分野に、マーケティングがあります。この分野は本当に未経験のまま飛び込んでしまったので、恥ずかしながら見よう見まねでやっているところです。

仕事としてメディアを運営しているわけで、当然に結果=数字にこだわらなければいけないのですが、いったんSEOなどはヘタに意識せずにコンテンツをコンスタントにリリースすることを優先して、自分が作ったコンテンツが生み出す数字の分析方法とその改善のためのセオリーを、こうした初心者向けの書籍を片っ端からkindleや書籍で買って読み、手を動かしながら「後付け」で学んでいます。

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もちろん、同じチームにもデジタルマーケティングのプロはいますし、隔週で著名なコンサルタントを招いての部門横断勉強会も開かれていてフォローはしてもらえています。とはいえ、自分なりにも考えながらマーケティングというものを理解しようと、老体に鞭を打っているところです。

法律の仕事はミスが他者(会社)に致命的なダメージを与えるのでこうはいきませんでしたが、今は自分が編集するメディアの責任において、あえて失敗する前提での「後付け」型インプットにしてみているというわけです。

そんなこんなであたふたしているうちに、はや5ヶ月が経とうとしています。