155名(2020年3月現在)の企業法務パーソンが実名で情報交換を行う「法務互助会」というギルドを、@kataxさんと運営しています。

先日、この互助会で有志を募り、「法務の仕事の受け方・捌き方」と題する勉強会を開催しました。普段どんなITツールを使い、具体的にどういう流れで仕事を受けて捌いているのかを披露しあい、その中で今抱えている課題を率直に共有するというものです。

新型コロナウイルス対策として、サイボウズさんのzoomとマルチアングルカメラが完備された素敵な会議室をお借りし(@むつみめも さんありがとうございます!)、オフライン・オンラインのハイブリッドで開催。関西からの参加者含む約30名が集まり、8社にご発表をいただきました。

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Pros/Consはkataxさんがまとめてくださったのでそちらを見ていただくとして、私からは、ご参加者が具体的に利用されていたツール名をジャンルごとにメモしておきます。

シーンツール名
報連相Gmail, Slack, Teams, ChatWork, LINE WORKS, zoom, Hangout, Polycom
依頼案件管理Gmail(+タグ検索), GoogleForm, Slack, GitHub, Asana, Trello
社内決済ジョブカン, freee, x-point, ServiceNow, Slackワークフロー
契約締結&管理クラウドサイン, Docusign
ノウハウ蓄積GoogleSpreadSheet, Confluence, GitHub, hubble
統合ツールキントーン, Holmes


月1000件を超えるような処理数をこなす大手企業ともなると、案件管理やワークフローシステムを自社開発されている例もありました。また先進的な法務パーソンがいらっしゃる会社では、各ツール・サービス同士を繋ぐためにGASやzappierなどを駆使されていたりもしました。

質疑応答では、これまでメールベースだった法務業務がどう変わっていくのか、具体的には
  • チャットツールの二大勢力であるSlack・Teamsのどちらを採用すべきか
  • チャットから始まる案件をワークフローやノウハウ蓄積にどうつなぎこむか
で盛り上がりました。

私自身は、今所属している2社ともにSlack派ということもあり、今後Slackがワークフローを取り込んで勢力を拡大していくであろうと確信しています。とはいうものの、みなさんの話を聞いているうちに、エンタープライズ層はやはり安心感優先でTeamsを採用していくのかなあ、とも感じました。特に法務視点では、裁判所がTeamsを採用したことも安心材料となるのは間違い無いでしょう。