元企業法務マンサバイバル

企業法務を中心とした法律に関する本・トピックのご紹介を通して、サバイバルな時代を生きるすべてのビジネスパーソンに貢献するブログ。

雑記

BTOで自宅用PC購入

 
自宅用のMacBookPro mid 2012の買い替えをどうしようかしばらく考えた結果、BTO(Built To Order)でWindowsPCを購入するに至りました。


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主な構成は以下で、しめて¥191,780 也。

・PC GALLERIA XF 24th Edition ¥151,980
 Windows 10 Home 64bit
 インテル H170 チップセット
 インテル Core i7-6700
 NVIDIA GeForce GTX1070
 16GB DDR4 SDRAM
 525GB SSD SATA3
 2TB HDD SATA6Gb/s
 DVDスーパーマルチドライブ
 miniSDドライブ
 USB type-c x1/3.0 x4/2.0 x2
 DVI x1/HDMI x1/DisplayPort x3
 
・モニタ BenQ XL2430 ¥39,800
 24インチ TN型液晶 フルHD 1920x1080
 リフレッシュノート 144Hz
 フリッカーフリーバックライト
 DVI x 1/D-Sub x 1/HDMI x 2/DisplayPort x 1


今回こだわったのは、
・とにかく高速起動(軽い)
・やりたいゲームがきれいな画面でできる
・VR readyである
の3点です。

1点目のとにかく高速起動(軽い)については、これまで使っていたMBPでは常時電源ON、使い終わったらフタを閉じてスリープモードにしておくこと対処していましたが、今回の構成だと電源入れてから5〜7秒で立ち上がり切るので、シャットダウンも躊躇なくできるようになりました。一時はOSとして混乱を極めていたWindowsも、シンプルになってよくなってきたなと思います。SSDがまだ値が張るので525GBですが、こちらは安くなったころに換装したいですね。

2点目・3点目については、グラフィックボード(GPU)に何を選ぶかが最大のポイントになってきます。e-sports対応という意味でディスプレイを144Hzで駆動しDisplayport端子で接続できること、かつViveなどのハイエンドなVR HMDも動かせるものにしました。なお私がやりたかったゲームはこちら「BATTLEFIELD1」と「DEAD BY DAYLIGHT」の2作。PCでゲームするのはMMOにはまっていた大学時代以来ですが、久しぶりに楽しませてもらってます。




まさか自宅のPCがWindows、しかもデスクトップPCに戻るとは思いもよりませんでした。

サンフランシスコは寒かった

 
1週間ほど、サンフランシスコに行ってきました。

昨年とある用事で訪れたのですが、その時はまったく観光ができなかったので、今回は所用をすませつつ、市内をゆっくりと見て回りました。まーびっくりしたのは7月だというのに寒いこと寒いこと…。滞在中、気温が15度を上回らない日もありました。現地の人は18度ぐらいで「今日は暖かくて良かったね」なんて言ってましたけど。

でもその微妙な天気が奏功しての、霧のゴールデンゲートブリッジはさすが絵になる景色でした。ベタですが、死ぬまでに一度はこの目で見たかった場所のひとつ。

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法務パーソンとしては絶対外せない、アメリカにおける表現の自由の象徴、CITY LIGHTS BOOK STOREも訪問。日本でもシティライツ法律事務所さんが今ノリにノっていらっしゃるところですし、私もその本殿にお参りできてご利益を頂戴できたかなと思います。

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なかなか日本に進出せずアメリカでもちょっと郊外に出ないとお店がないIN-N-OUTバーガーと、twitter本社社員や日本から進出する某IT企業社員も大好きと聞くSFローカルのSUPER DUPERバーガーも食べることができました。ITと言えば、Uberの相乗りサービスUberプールがすでにサービスインしてたのには未来を感じました。

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しかし、なんといっても今回の一番の思い出は、5月にリニューアルオープンしたSF MOMAの1Fレストランで食べた、レタスサンドウィッチかもしれません。12ドルというなかなかのお値段だったので、どんなに豪華なベジタブルサンドが出てくるのかと思って期待していたところ、「ロメインレタスをロメインレタスで挟んだ(あいだにチーズが薄く塗ってある)ロメインレタスだけのサンドウィッチ」が出てきて、目がテンになりました。

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MOMAだけに、料理も近代美術として楽しめということなんですかね・・・。


IPFbiz様に取材していただきました

 
知財と会計を股にかけるビジネスニュースメディアのIPFbiz様に、法務ブロガーとして取材をしていただきました。


企業法務マンサバイバル(はっしー) × IPFbiz 〜企業法務専門家の働き方を考える〜

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知財系ブログの方からの取材ということで、特許やら独禁法やらのお話もしなきゃと思ってちょっとだけ喋ったのですが、万が一業界の方の目に触れたら角が立ちそう…という心配もあって(チキンw)、記事化の際に編集していただくなどし、結果、「パロディ・UGC・実況動画投稿の問題は、日本をコモンローの国にして片付けよう」という荒唐無稽なオチとなっています。いや、一応窪田充見先生のお言葉をお借りするなどして取り繕ってはみたのですが。

出来上がった記事を読みながら対談を振り返ってみると、今後のキャリアビジョンの部分をもう少し具体的にお話したほうが良かったんですかね。お読みになった方がそのあたりの物足りなさを感じたとすれば、取材を受けた私の考えの浅さに起因するところです。

運営されているatakaさんとはこの取材で初めてお会いしました。グイグイ前に出るタイプの方を想像していたところ、むしろ控えめな、ご自身の聡明さをひけらかさない奥ゆかしい方で、とてもお話がしやすかったです。私のとりとめもない放言だらけの話をうまく切り取り、ライブ感のある対談風にまとめていただいたのは、ひとえにatakaさんのインタビュアー・ブロガーとしての腕によるところが大きいです。ありがとうございました。

通称「マンサバ」

 
このブログのタイトルは「企業法務マンサバイバル」といいます。

2004年の暮れにブログを始めた当初、「上場企業法務マンのビジネスキャリア術ブログ」みたいなスーパーダサいタイトルで書き始め(しかも初期のエントリの多くは内容的にもやばいことが書いてあってかなり前に多くを削除済)、その後2005年に書いたこちらのエントリーを機に「上場企業法務マンサバイバル」というタイトルに変更。さらに管理人が上場企業から非上場企業(現在は持株会社が上場)に転職した2006年に「上場」を落として今のタイトルに変わって、現在に至ります。

管理人的には、短くて覚えやすいタイトルじゃないか、と自負していたんですが、法務関係の方と直接お会いしたりメールを頂いたりするたびに、その多くの方々から

企業法務サバイバルいつも見てます」 ←マン抜け…
サバイバルブログの方ですよね」   ←企業法務がどっかいっちゃったよ(三村的な)

と言われ続けてきました。字面的な問題なのか音声学的な問題なのかわかりませんが、短くて覚えやすいと思ってたのは自分だけだったようです。


そんなある日、@kataxさんが


と、一人で勝手に「マンサバ」扱いをはじめたのです。
ご存知の方も少なく無いと思いますが、こういう時の彼はいつも勝手です。

まあ、きっと彼の中だけでひっそりとブームが終わることだろうよ、と思って私は気にも止めていなかったのですが、先日開催された第3回法務系LTの席上で、@kataxが懲りずに自身のLTスライドで再三のマンサバいじりを敢行。以降、twitterのTL上でマンサバよばわりする方々が続出することとなりました。皆さん、よっぽど呼びにくかったんですね。











私も、もういいやと年貢を納めることにしました。
これからは、「マンサバ」で行きます。

「今朝のマンサバ見た?」

みたいな、NIKKEIと言えば日本経済新聞みたいな、そんなノリで呼んでいただければ幸いです。

@kataxさんありがとうございました(棒



追伸
そういえば、@kataxさんのブログは「企業法務について」なわけですが、そろそろ企業法務について何がどうなのか、続きを語ってもらえたらと思っています。
 

Kindle版「利用規約の作り方」出ました ― で、結局どれを買うのが正解なのか

書籍版の出版から一年越しではありますが、雨宮美季先生と@kataxさんと私の3人で共著した拙書「良いウェブサービスを支える『利用規約』の作り方」(通称:利用規約本)のKindle版が出ましたので、早速購入して読んでみました。





書籍とはまったく異なる組版となっており、見た目非常に新鮮です。もちろんフォントや文字サイズ等もKindleの設定で自分の好きなように変更できます。本書中でご紹介している参考URLや書籍中の参照ページにクリック一発で飛べるのも便利です。さらに、書籍版よりも安いお値段設定となっています。

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書籍版と比べて欠点もあります。利用規約のひな形を載せた第3章が顕著なのですが、書籍のような「見開き2ページ」を前提としていないレイアウトに変更されているという点です。


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書籍だとこうなっているのが…

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こんな感じに。


こちらのほうが読みやすいという方もいらっしゃるかもしれませんが、書籍のイメージでそのままKindleで読めるというものではありませんので、その点ご留意ください。


「書籍同等のイメージでも読みたいが、デジタルでどこでも閲覧したり、(Kindleではできない)コピペもしながらガンガン使い込みたいよ」というヘビーユーザーの方には、ちょっと渋い選択肢ではありますが、技術評論社さんのGihyo Digital Publishingサービスでお買い求めいただくと、1冊分の料金で、EPUB/PDF版の両方がDLできちゃったりします。EPUB版は機能的にはKindle同等で、さらにコピペもできますし、見開きで読みたければ別途書籍と同じ組版のPDF版もご覧いただけるというわけです。Kindleと違い購入までにちょっと一手間かかりますが、それを補って余りあるメリットがある選択肢かも。

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というわけで、どれを買えばいいかはあなた次第(笑)。でも、スマートデバイスにAmazonアカウントさえあればいつでもどこでも1-Click(TM)で買えるのは、やっぱり正義ですよね。

利用規約で困っている方がお近くにいらっしゃれば、ぜひぜひオススメください。
 

『法務部門の実用知識』で弊ブログをご紹介いただきました

 
『法務部門の実用知識』P220にて弊ブログをご紹介いただいていることを人づてに聞いて知り、早速購入。商事法務や西村あさひのメルマガと同列に並べて頂けて、大変光栄に存じます。

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同書は、司法書士資格を取得されてから数社の法務部門での業務経験を持つ著者が、その成功・失敗談を数多く紹介しながら、法務部門に求められる機能・役割を説明するというもの。類書として『企業法務のセオリー』がありますが、あちらが体系的にまとめられているのに対して、この本は「そこまで言ってしまって大丈夫なのでしょうか?」と読んでいるこちらの手に汗が滲むほどの生々しい描写が特徴です。
 

法務部門の実用知識法務部門の実用知識 [単行本]
著者:堀江 泰夫
出版:商事法務
(2013-05-08)


例えばこんな感じ。

他社株主総会を見学するために、S社では自社保有の他社株式だけでは足りず、N証券から議決権行使書を借りることがままあった。(略)ところが、受付では日本最大のN証券代表取締役社長名義の議決権行使書を当時30代の法務担当である私が持参したため、S社の法務担当である私の名刺を受付に渡したものの、「委任状はあるか?なければ入場させない」等といわれてしまい、私は「貴社の法務部門に聞いてごらんなさい。実際に入場する私の名刺があるから問題ないよ」といってそのまま入場した。
(中略)
M商事から議決権行使書面をS社に貸与したN証券に対してクレームが入り、N証券からS社(財務部)へ問い合わせがあったのである。瞬間クビを覚悟したが、少しやんちゃな行動であったものの、法的に誤った行動はとっていなかったことを理解してもらえ、特にお咎めはなかった。

このあと、「法的に誤った行動はとっていなかった」の証明として、田路至弘先生の『株主総会物語』の一節が引用され、株主総会の受付においては議決権行使書を持参する者を本人とみなしてわざわざ本人確認をしない慣行が認められている旨が紹介されているのですが・・・。うーん、とはいえ“株主本人ではないと明らかに分かっている人”を入場させて良いという慣行はないので、私が見学者だったら「あ、バレましたかw」で帰ってましたし、逆に受付の立場だったら入場させなかったかも。それにしても、社名も特定できるこのケースの記載はちょっと生々し過ぎるような気がしましたが(^^;。 
 
いずれにしましても、こんな風にアグレッシブな著者のアグレッシブな法務業務ぶりの数々がほぼ現実そのままのかたちで文字で拝見できるというのは、ある意味貴重な資料だと思います。このレベルで書いて頂ける著者は、なかなか出てこないでしょうしね。
 

「利用規約の作り方」の作り方 ― その2 Googleを活用した新しい共著スタイル

 
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 』は、いよいよ本日、正式に発売です。すでにAmazonで予約注文頂いている方々もたくさんいらっしゃると聞きますし、大型書店さんを中心に、PC関連書籍コーナー(本書は“法律書“ではなく、あくまで技術評論社さん発のウェブサービス開発・運営者向け“PC関連書籍”なのです)に平積み・面で先行展開してくださっている書店さんも多数。弁護士の伊藤雅浩先生(@redipsjp)には早くもブログでご紹介いただいたりと、みなさま本当にありがとうございます!



さて、今回の本は、弁護士の雨宮さん・ブログ「企業法務について」の片岡さん・そして私の3人による共著。昨年6月の、技術評論社編集の傳さんを交え初めて4人集まってのキックオフミーティングでは、「一緒に書けるのは心強いけれど、果たしてどれだけ時間をかければ3人の知識・経験・そして主張が1冊の本にまとまるんだろう?」と不安を感じていました。

結論を言えば、「Googleのお陰ですべてがスムーズに解決した」のですが、そこに至るには多少の“回り道”もありました。今日は、これからの新しい共著のスタイル・ウェブ上でのコラボレーションの実践例として、この本ができるまでの取り組みをご紹介したいと思います。

すべての原稿をGoogleドライブ上で執筆


まず、一番肝心な3人の原稿を書いて共有する方法としては、共著にありがちな「章ごと分担⇒章ごとに文章のノリが違って読みにくい」という事態にならないよう、
  • 最初にざっくりとした方向性についてディスカッション・意見交換した上で、
  • 次にコアとなる原稿を代表して一人が(Wordを使わずに)Googleドライブ上で執筆、
  • 修正履歴を残しながら全員でそれを遠慮無く何度も上書きして磨いていく
というスタイルを採用しました。

Wordファイルで書いてDropBox等で共有するという方法も考えたのですが、Googleの方がリアルタイムに変更した箇所が反映されていくだけでなく、いざとなれば前の人が書いた版にも簡単に戻せるので、安心して上書きができる点が大きかったです。自分が書いた原稿にコメントが入った際にリマインドメールを受け取るようにすることもできます。Wordを使った場合、2人ならまだしも3人でWordの原稿を交換しながらどこを反映させるかさせないかを議論していたら、すれ違いばかりが発生してまとまらなかったはずで、これは大正解だったと思います。結局Wordファイルを使ったのは、利用規約のひな形を法務有識者のみなさんにレビュー頂く際だけ。

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Facebookグループ機能はディスカッションには不向き → Google+へ


“回り道”というのは、そのコア原稿の方向性を決めるためのディスカッション・意見交換のツールとして、当初Facebookのグループ機能を利用したのですが、これがよくなかったという点。FBはまず基本的に動作が重く、さらに過去のグループ内の投稿を検索することも(そもそも投稿内検索をするための検索ボックスすらなく、Ctrl+Fのブラウザ内検索以外の方法では)できず、投稿表示も時系列がバラバラになってしまうので(いいね!の数が多いと表示順位が上がるニュースフィードの仕組みの欠陥)、「誰がいつ何を発言したか」を見失いがちで、コラボどころか逆にストレスすら感じる始末。

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そこで、8月下旬ごろに思い切ってディスカッションのツールをGoogle+に乗り換えました。Google+にはサークルという概念があり、投稿ごとに閲覧可能者を限定することができますので、4人だけのサークルを作りクローズドな意見交換を行えるようにしました。Google+であれば動きも軽く、過去の投稿も素早く検索でき、かつ当たり前ですが原稿執筆ツールとして当初から使っていたGoogleドライブとの相性も抜群によいため、これによりコミュニケーションのストレスはなくなりました。さらに、12月からはGoogle+にコミュニティ機能もでき、グループ内でテーマ毎にポストを分けられるようになったので、過去投稿の検索性・一覧性も高まったと思います。

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きわめつけはGoogleハングアウト


そしてなんといっても時代は変わったな・本当に便利になったなという思いを深くしたのは、ビデオチャットとしてのGoogleハングアウトの存在です。

ビデオチャットの王様と言えばSkypeですが、御存知の通り、Skypeでは誰かがプレミアムアカウントを持っていないと2拠点までしか同時通話ができません。一方でGoogleハングアウトでは、上述のGoogle+のアカウントさえあれば、アプリケーションを入れること無く、しかも無料で、10拠点までの多人数ビデオチャットができます。画質・音質もSkypeの比ではありません。共著者3人に加え編集者も加えた4人のビデオチャットともなると情報量もかなりのものとなり、特に音声の品質は会議の質に影響を与えますので、これには大変助けられました。これのおかげで、フェイス・トゥ・フェイスの打合せは初回のキックオフ含め3回ですませることができ、9〜11月の、特に私が転職直後で時間が取りにくかった時期に助けられた記憶があります。

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※私達がハングアウトしてる画像がなく、Googleさんの紹介ページから…


12月に最後の仕切り直しのフェイス・トゥ・フェイスミーティングを開き、これを受けて年末年始休みを使って大幅な書き直し作業に取り組み、年明けからはこの本の目玉となっている利用規約のひな形修正とその英訳に集中、2月いっぱいを3人での校正に当てて、本日、めでたく正式リリースにこぎつけることができました。最初から最後まで、まさに私たちの本のタイトルどおり、Googleが提供する「良いウェブサービス」に全面的に「支え」られた執筆となりました。

それと同時に、この体験を通じ、“共著”というこれまでのやり方では何かと障害の多かった仕事を容易にするツールが生まれたことで、「誰か一人の頭の中の棚卸し」がその工程のほとんどを占めていた本の執筆という行為が、「コラボレーションによる集合知の創発とその文字化」へと変わっていくようにも感じました。私自身、他のテーマでもこういったコラボ共著スタイルで書いてみたいなと、さっそく次の本の企画を練っているところです。
 

良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 [単行本(ソフトカバー)]
著者:雨宮 美季・片岡 玄一・橋詰 卓司
出版: 技術評論社
(2013-03-19)

 

「利用規約の作り方」が一部書店で先行販売開始されているようです

 
3/19発売予定、「良いウェブサービスを支える『利用規約』の作り方」の著者用みほんが先ほど手元に届きました!

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自分で読むのが怖くて読めないんですけど、ためしにおそるおそる真ん中のあたりのページを開いてみたら、こんなこと公の刊行物に書いていいんだろうか?と自分もびっくりするようなことが目に飛び込んできて、びっくりしました(笑)。


と思っていたら、一部気の早い書店さんでは、発売予定日前にもかかわらず先行販売を開始していただいているようです。ありがとうございます。


東京駅周辺の大型書店さんなどにも、明日にかけて順次入荷されるとの噂も聞いております。お急ぎの向きがあれば(事前に書店様に問い合わせの上)足をお運びください。よろしくお願いいたします。
 

「利用規約の作り方」の作り方 ― その1 装丁編

 
おかげさまで、「利用規約の作り方」の予約状況がすこぶる好調らしく、Amazonの本総合ランキングで45位まで上昇したとのこと。ありがとうございます!


良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 [単行本(ソフトカバー)]
著者:雨宮 美季・片岡玄一・橋詰卓司
出版: 技術評論社
(2013-03-19)


まだ予約段階の、タイトルと目次ぐらいしか情報がない中で、しかも法務ではない方々にこれだけ話題にしていただいているという状況に、利用規約にお困りの方はやはり多かったのだなーと再確認するとともに、多少なりともみなさんのお役にたてることをうれしく思っています。

そんな中、私もいつも拝読して勉強させていただいている法務ブログ「日々、リーガルプラクティス。」のCeongsu さんから、弊ブログにこんなコメントをいただきました。

おめでとうございます!!すごいですね。しかも本の表紙もオシャレ。

お目が高い!それもそのはず、ドラッカーやコトラー、最近で言えばリンダグラットンの『ワーク・シフト』など、“売れる本”の表紙を手掛ける超一流装丁家・竹内雄二さんが、今回の私たちの本の表紙をデザインしてくださったからです。

名著集の裏に名デザイナーあり デザイナー竹内雄二氏(ダイヤモンド・オンライン)
竹内雄二氏は、今年20年目を迎えるブックデザインの第一人者である。名古屋の美術大学を卒業後、編集プロダクションとデザイン事務所を経て、28歳で独立した。以来、書籍に特化したデザイナーとして活躍。これまで装丁した本は1000冊を超えるという。

法律書ではないというコンセプトにぴったりの、すっきりとした、でも安心感・信頼感がちゃんと感じられるという、絶妙なデザイン。

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竹内さん、そして竹内さんを起用してくださった編集者の傳さんに、御礼申し上げます。
 

ブログを有料プランに移行

 
丸7年やってきたこのブログ、ずっと無料プランで粘ってきたのですが、実は昨日から有料プランに移行しています(もちろん、みなさんから金をいただくという意味ではなく、私がLivedoorに金を払うという意味の有料プランです)。

理由は2つ。

1つは、読者の方に不要な広告を表示しないようにするため。

ひと昔前までは、Googleのテキスト広告がエントリの下にぶら下がる程度だったのですが、いつのまにかヘッダー直上にも下にも出るようになったり、このスクリーンショットのような馬鹿でかい画像広告が入るようになってしまって、さすがにこれはないよなぁ、と。

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もう1つは、ブログのバックアップをとるため。

更新頻度こそあまり高くないこのブログですが、おかげさまでいよいよ累積1,000記事も迫ってきました。ファーストサーバ社の事故のように、名の通った会社でもデータを吹っ飛ばすことがあるのを目の当たりにし、「バックアップは自己責任」を強く再認識した次第。有料プランにしなくてもぶっこ抜く手段はあるわけですが、時間は金で買う、ということで。

移行してみたら、ブログ管理画面の遷移が見違えるようにキビキビと。もしかして、管理サーバも変わったりするのかもしれません。


引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
 
 

NYから帰国

 
2005年に作りはじめ2008年にいったん完成させた“人生の100のリスト”の33番目に、2012年9月までに叶えたい夢として日付を入れていたこのNYへの旅。飛行機の往復だけで2日潰れる掛かりの東海岸で多少ゆっくり過ごそうというのなら、会社を辞めるでもないと機会は無いし、かといって定年後に行って楽しいところでもあるまいし…と思っていた所に、会社を辞めるというまたとない機会を得ましたので(笑)、所要こなしがてら、妻と共に行って参りました。

マンハッタン島〜ブルックリンを上から下まで、もちろん地下鉄やバスも利用しながら、ほとんどのエリアを歩き潰せたように思います。感想を一言で申しますと、地球の裏側に、ハードウェアだけ見れば東京とほとんど変わらない、しかしその中では東京とは違って多種多様な人種・民族がひしめきそれぞれが逞しく生きている(あえて共存しているとは言いません)“大人の大都市”の日常があるということを目の当たりにして、今更ですが自分の見識の狭さを再認識する旅となりました。


ここは旅行ブログではないので、旅日記のような詳細は差し控えますが、以下所感を。といいつつ長くなってます(笑)。

  • 今回、フライトとホテルは両方共Expediaで取りました。オンラインで航空会社・ホテルとをつなぎ、リアルタイムで在庫を安く捌くことで最低価格を実現しているらしいこのサービス。オークションのように刻々と変わる値段と選択肢に驚きます。いまどき飛行機もチケットレスなこの時代、今回実際使ってみてますます、旅行代理店というものは現地での通訳機能を除いては確実に無くなるんだろうなと実感しました。

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  • American Airlineに初搭乗。CAのサービスはやはりアメリカ的、それ以外は思ったよりちゃんとしてたのは意外。何せ13-14時間の空の旅、シートのすわり心地だけは気になっていたところ、ミッドセンチュリーモダンな中古家具の佇まい(良く言えば笑)ながら、アメリカ人サイズで広めに作られていたので楽に睡眠がとれました。食事も普通でしたし。あ、そうそう、行きの飛行機ですぐ側に座っていた日本人が突然倒れ、「乗客の中にお医者様はいますか」アナウンスが流れたときはどうなることやらと思いましたが・・・。どうやら慣れない旅にありがちな機内での酒の飲み過ぎだったようです。

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  • ホテルは、大富豪で有名なDonald Trumpが経営するTrump International Hotel & Towerが格安で出ていたのでここを選びました。JTBとかHISの高級パッケージラインには入らない日本人にとってはマイナーなホテルなのだと思います。しかし、今まで泊まったどのラグジュアリーホテルよりも良いホテルでした。外見はさすがトランプ氏らしく時代錯誤の派手さ、しかし部屋の内装は落ち着いていて、きちんと新しいものにリニューアルされ、清潔で、サービスもきめ細かい。場所もうるさすぎず中心街から遠すぎず、地下鉄が複数本通るコロンバスサークル駅から徒歩30秒、Whole Foodsという便利で今NYで一番イケてるスーパーマーケットも至近、セントラルパークをすぐ横から見下ろせるという絶好のロケーション。ちなみに、帰りの飛行機の機内映画で気づいたのですが(遅)、日本では2月に公開されたベン・スティラーとエディ・マーフィー主演の映画「Tower Heist(邦題:ペントハウス)」の舞台にもなっています。NYに行くことがあったら是非このホテルを使ってみてください。お勧めします。

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  • 買ったばかりの新iPadも活躍してくれました。自炊本を空き時間に読んだりホテルでネット検索したりも便利ですが、『地球の歩き方』を始めとするNYガイドブックを数冊自炊していったところ、案の定持ち物も軽くなりOCR検索もできるし栞も付けほうだいで助かりました。私のiPhone4より綺麗な写真もビデオもたっぷり撮れますしね。ただ私のはWiFiモデルなのでGPSがついておらず、地図は結局iPhone頼みになるところはちょっと残念だったかも。ちなみに現地の方曰く、NYではiPad強盗事件が続発していることもあり、街中で使っているニューヨーカーは殆ど見られず、ウォール街のビジネスパーソンがほんの数人持っていたぐらいでした。

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  • 地下鉄やバスは事前に聞いていたほどわかりにくくはありませんでした。でも、路線図や次の駅の表示が車内に無いのは不親切で不便ですね。最近入りはじめた川崎車輌製の車体だけにそれらの表示が付いているというのが、いかにも日本クオリティ。そして地下鉄に乗るたびに感じるのが人種・民族の多様さ。ハーレム、アップタウン、ミッドタウン、チェルシー、ソーホー・ノリータ、チャイナタウン、コリアンタウン、ダウンタウン、そしてブルックリン・・・と、エリアごとに多種多様な人種や暮らしぶりがはっきり分かれながら、うまい距離感で生活しているあたりが、日本や東京にはない要素だなと。

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  • 食事情について。やっぱりハンバーガーとホットドッグとピザの国ですよねここは。どこ行ってもメニューが肉+フライドポテトなのは・・・。でもホットドッグは日本のそれよりも塩が辛めでうまかったです。あと、個人的にベストだったのは、プラザホテルの下に出来たフードコート。豪華な雰囲気を低コストで楽しめます。

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  • 海外に行く時は、いつもその国を歩いて回れればそれで満足なので、エンターテインメントはどうでもいい派なんですが、さすがにNYに来てミュージカルの1本ぐらいは観なきゃということで、“Wicked”を鑑賞。日本で観るそれとはやっぱり劇場の作りからして完成度が違うんだなと実感しました。オーケストラ席のK列という結構いい席をとってもらいましたが、もうちょっと近くだと更に迫力があって良かったかも。夜20:00に始まり23:00過ぎに終わるっていう時間設定からしてNYらしくっていいものですね。あと、MOMAも日本にはないボリュームで良かった。

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  • このブログっぽいアクティビティとして一つ、コロンビア大学ニューヨーク大学、そしてバーンズアンドノーブル等の書店を巡って法律書籍の状況がどんなものかを視察してきました。が、前評判と予想どおり、ほとんど何もありませんでした。普通の書店には法律書の棚自体が無いのが普通で、あっても「スモールビジネスの始め方」みたいな本ばかり。日本の書籍文化はつくづくすごいなと思います。

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さて、ここまでお読み頂いた熱心な弊ブログ読者の皆様への日頃の感謝を込めまして、ほんとちょっとしたもので恐縮ですが、観光名所と化しているAppleStore5番街店で買ったiTunesカード$15分を抽選の上1名様にプレゼントします。「日本で売ってるモノ貰ってどうするの」とお思いかもしれませんが、実はちょっとしたメリットがありまして、US発行のクレジットカードがないと開設できないUS版iTunesから、日本のアカウントでDLできない楽曲などのコンテンツもDLできるというシロモノ。iTunesの著作権とライセンスのカベに欲しい曲が買えない方(私もそうだったのですが)にはなかなかお役立ちの一品でございます。

ご希望の方は4/2までにbusinesslaw@livedoor.comまで、恐れ入りますが
1)お名前
2)住所
3)メールアドレス
4)弊ブログに対するコメント・感想
を記載の上ご応募ください。なお、当選の発表は(プライバシーもありますので)ブログ上では行わず、メールと発送をもって代えさせて頂きます。
 

御相伴にあずかって日経紙面上でブログの宣伝

 
レクシスネクシスさんの『暴力団排除条例ガイドブック』が本日の日本経済新聞に広告を掲載されるにあたり、このブログの書評を引用して下さったんですが、なんと少ない広告スペースに弊ブログ名まで載せていただきました。留守中の私のために写真まで送っていただいてしまったので、記念にアップさせていただきます。

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おかげさまで本日の検索流入の訪問者数も普段の倍近くになっております。御相伴です。
関係者の皆様誠にありがとうございました。
 

シンガポールの書店事情と中国語事情

 
一週間ほどSingaporeに滞在していました。ここ数年定期的に訪れていることもあり、今回はちょっと違った視点からSingaporeを見てみようということで、時間をみつけて大きめの本屋さん4店舗に寄ってみました。

いずれも巨大ショッピングモールの中にある同国内有数の蔵書数を誇る書店です。英語が公用語であり、かつアジアのビジネスセンターとしての成長著しいSingaporeの本屋であれば、日本では手に入らない法律書もあるかもと期待してGo。

{prologue}


IMG_5353IMG_5349こはION(イオンじゃなくてアイオン)という2年前にグランドオープンしたばかりの大きなショッピングモールにある本屋です。
ブティックのように本を見せるのがコンセプトのオシャレ系書店ということもあり、ビジネス・学術系書籍の棚数は合計200段前後とそれほど多くありません。うち法律書籍はかろうじて2段程度。
シンガポールならではの、隣国マレーシアの労働法の本などを2冊購入。


PAGEONE


IMG_5453IMG_5449VivoCityという、ちょい若者向けのショッピングモールの中にある書店。
床が板張りだったり、棚が不規則に並んでいたりと面白い店作りで、ふらふら歩き回って過ごすのにぴったりの、日本には無いタイプの本屋です。
法律系書籍は写真に映ったこの棚の6段分程度ありました。ビジネス・学術系書籍の全体量は{prologue}の2倍ぐらいはあるでしょうか。
ここでは、シンガポール法のバックグラウンドを形作る英国法の本を2冊購入。


Barnes& Noble


IMG_5547IMG_5545言わずと知れた米国最大の本屋にして今身売りの危機にあるバーンズ&ノーブルのシンガポール店。22:00にはほとんどの店が閉まるシンガポールで、深夜0:00まで営業している点、そしてソファーや絨毯に座り込んで読むことができる点が人気のようです。
ここは今回が初めての訪問だったこともあり期待してたんですが、広いフロアの中ゆうに1,500段はあるビジネス書籍の棚の中のたったの1段、しかもこの写真に写っている数冊しか法律系書籍が置いておらず、これはかなりショックでした。


KINOKUNIYA


IMG_5556IMG_5555最後の頼みの綱は、我が日本代表、紀伊国屋シンガポール本店。
さすがというべきか、他3点の蔵書数を遙かに上回る蔵書数で、約30段程度が法律系書籍に当てられています。Contract LawとLand Lawの実務書、大学で使われるような教科書・基本書が充実していて、法学部と思われる学生もちらほら。私の興味分野である労働法も2段分ありました。
Amazonでは1〜2ヶ月待ち表示となっていた主要九カ国の労働法を比較するちょっとお高い本を1冊だけ購入。もう1冊、インドの契約法という興味深い本もあって手が伸びたのですが、3万円近い値段にさすがに躊躇。


総括すると、あらためて法律書籍ってマニアックな存在なんだなあと思った次第です。日本のように活字・出版文化が異常に発展していると、多少ニッチな内容であってもビジネス書・専門書として出版されてそれが当然という感覚になってしまいますが、洋書では圧倒的にそういうものが少ない(逆に学術論文として発表されることの方が多い)のでしょう。様々な士業従事者や学者やらが出版してはすぐに消えていく法律書籍が、どんな小さな書店でもそれなりの面積を占めて売られているというのは、日本特有の文化なのだと思います。


そして、書店めぐりを通してシンガポールを眺めて今回気になったのが、中国語が思っていた以上に幅を利かせつつあることです。去年訪れた時には無かった“中国語書籍だけの書棚”が、どの書店でもそれなりの面積を占めるようになっていたのは、明らかな変化でした。

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書店だけではなく、国内どこにおいてもシングリッシュの中国語訛り(ていうかほぼ中国語)は誰と話しても以前にもまして激しく、何を言っているのかさっぱり分からないこともしばしばで、英語で聞き返しても何食わぬ顔で中国語で押し切られる始末。アジアの経済センターとしてのシンガポールで、自分たちがイニシアチブを握るためにわざとやっているんじゃないかと邪推してしまうほど。去年すでに感じていた著しい“シンガポールの中国化”は、この1年で更に加速した感があります。

アジアでサバイバルしていくには英語どころじゃなくそろそろ本気で中国語も必要、という現実をこれまで以上に目の当たりにし、英語すらも覚束無い私としては一体どうしたらいいのやらと、途方にくれる一週間となりました。

Gawkerの教えに従ってブログデザインを2カラムに変えてみた

 
このブログを少しでもシンプルかつ見やすく、訪れていただく方にストレスなく読んでいただけるものにできないか。

試行錯誤と研究の結果、2カラムで本文のエリアを幅広く、メニューは右に、というこのデザインに変更してみました。

様々なブログメディアを参考にさせていただきましたが、5年間続けた3カラムのレイアウトから2カラムへの変更を踏み切らせたのは、今年リニューアルするGawkerのこの考え方に共感するところが大きかったから。

米GIZMODOの運営会社「Gawker」が来年完全リニューアル。これからの時代におけるオンラインメディアの在り方とは何か? 



インターネット、テレビ、そして雑誌を統合すべく、Gawkerは、この8年間の歴史の中で、いかにもな「ブログメディア」から「オンラインメディア」へと革新的な変化を遂げようとしています。その中で、最善のストラテジーとしての解は、それぞれのベストな部分を集めることでした。

中央にコンテンツを集中させてスクロールさせるブログレイアウトから、右にメニューを配置するレイアウトになりました。アクティブ領域である3分の2の領域がコンテンツの領域、残りの3分の1を占めるのが右側の枠でヘッドライン記事が表示されています。
オリジナルコンテンツエリアは、ワイドスクリーンの画像、もしくは動画が必ずファーストビュー内に表示され、一目で記事の概要が読み取れるようになっています。この「スプラッシュ」ストーリーは、雑誌のカバー、ヨーロッパのタブロイド紙のように視覚的なインパクトを与え、さらには画像に少し動きをつけることでさらにインパクトを強調しています。

このレイアウトはまさにブログ、雑誌、テレビのそれぞれの側面を収束させたものであると気づくでしょう。Gawkerの新しいテンプレートは、これまでのブログフォーマットからの偉大な変革である、確かな理由があるのです。

所属する会社の標準PCのモニターですら、Wordの文書を2ページ見開きで並べても余裕で表示できる1920×1080のワイド仕様となり、縦長でせせこましく作られたwebデザインが急にショボく思えてきたのも、きっかけとなりました。

Gawkerのようなスマートなインターフェースにはならないにしても、訪れていただいた方にも楽しんでもらえるような画像、動画は増やしていきたいですね・・・って、ビジネス法務ネタの動画ってなんだろ(笑)?

タイトルバナーの画像は、ふさわしいワイドな写真が手持ちになかったので、これはまた変更させていただくことにします。

今後とも、どうぞご贔屓にお願いします。

MARUZEN&ジュンク堂渋谷店訪問記 ― 大型書店には生き残ってもらわないと困る私からの応援歌

 
MARUZEN&ジュンク堂訪問レポートです。

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一言でいえば、図書館のように広大かつ整然としたスペースの中で大量の本に囲まれるのが幸せな人向けの書店。一見特徴はないんですが、丸善とジュンク堂が本当の意味で経営統合していく姿勢が見えた点で、大型書店のこれからに少しだけ期待がもてた、といったところでしょうか。


1.蔵書130万冊、新宿ブックファースト超えは伊達ではない

やはり蔵書数は多いなと。新宿ブックファーストが90万冊なのに対し、こちらは都心部最大級の130万冊。法律書もブックファーストよりは揃っている感じです。

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例えば、私がずっと気にはなっていたけどAmazonマーケットプレイスで¥17,000という高額なプレミアムが付いていた川井健先生のオンデマンド版のこの本なんかが定価でポンと置いてあったり。思わず買っちゃいましたよ。

専門家の責任(OD版)


「新宿ブックファーストよりは」と書いたのは、やはり専門書などの特定ジャンルの“深さ”でいくと八重洲ブックセンターの方が上を行ってるかな、と思ったためです。このあたりは、ビジネス街との立地の違いでしょうか。


2.囲まれる幸福感あり、しかしふとした出会いは期待できないかも

新宿ブックファーストより蔵書数は40万冊多いのに、店の坪数は1,100坪と同店より100坪多いだけ。その秘密は、この図書館並みに幾何学的な書架の整然整列っぷりにあります。

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スペース効率の最大化を目指してか、足元に平積みする台もありません。こうなると、基本的には背表紙を追いかけて本を見ていくことになります。なんか皆必死に棚とにらめっこしてる感じでした(笑)。

1フロアにずらっと本が並んでいる様はいかにも壮観で、歩いても歩いても本に囲まれている、という幸福感はあります。一方で「運命の本」とたまたま出会える確率は、低いかもしれません。


3.垣間見える経営統合の成果

この本屋の名前とロゴマークを見て、不安を覚えた方もいるのではないでしょうか。

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「丸善とジュンク堂って、経営統合したとは言えまだお互いに相容れないものがあるんだろうな」と。私もその一人でした。

実際、新宿ブックファーストに見られるビルの特徴を生かした変則レイアウトや、オシャレな本がセレクトして置いてあってそのまま購入できる喫茶スペースとのコラボなどの目新しい取り組みや、両書店の特徴を生かした取り組みは見当たりません。しかし、店舗運営の細かいところに、両書店の欠点を補いあっているところが垣間見えました。

例えば棚の高さ。私が一番恐れていたのは、蔵書数を争うために丸善OAZO店のように書架の高さが殺人的に高くなるのでは?という点でしたが、ジュンク堂タイプの本棚の高さに抑えられていた点は好感が持てました。一方、ジュンク堂の悪名高い「店舗在庫数の出ない検索機」は、丸善の在庫管理システムを導入したのか、在庫数が表示されるものになっていたのも改善(台数が四台しかなくて並ぶハメになったので、もう少し増やしてほしいですけど)だと思います。その程度かと言われればそれまでですが。


思えば数年前、ブックファースト渋谷店が取り壊され移転縮小したときは相当悲しみに暮れた私。こんな大型書店が渋谷にめでたく出店してくれたのも、DNPの子会社である丸善+TRCがジュンク堂をM&Aするという英断があったから。

欲しい本はAmazonで買えるから事足りるよと思っている人だって、電子書籍があれば紙の書籍は要らないかのような発言をしている人だって、大型書店が都内からすべて消えたら困るはず。書店経営が苦しい中誰かがこの厳しい市場で頑張ってくれなきゃという状況で、経営統合の成果を少しでも出し生き残ろうと努力しているMARUZEN&ジュンク堂のこれからに、私は期待したいと思います。
 
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↑3,000円購入毎に一個もらえるチーズケーキ“六甲カシミアチーズ”。
 

【本】フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました ― 来年は確定申告したいものです

このエントリで伝えたいこと

  • 確定申告しなくちゃいけないような働き方に憧れてます。

目指せフリーランスな方への、転ばぬ先の節税という杖

今日3月15日は、確定申告の最終日。

Twitterにいらっしゃる弁護士の先生方も、この週末に申告書を書いているという方がちらほら。

サラリーマンの私もその昔、まだ世界の株価が調子良かったときには、雑収入が入って確定申告したこともありました。しかし、ここ数年はそういうこともなく、この季節は税務署にお世話になることも無く静かに過ごしておりました・・・。

来年こそは、12月に共著で出させて頂いた本の印税、ブログ関連の収入、株も少しは回復して益出ししたりと、確定申告できるようなこの1年にしたいなと思っておりますし、もう少し将来には、複数の会社と雇用契約を結んだり、(弁護士法72条上許されない法務関係以外の仕事を)個人請負したり、といった働き方を目指している私。

ということで、昔からこの季節になると毎年気になっていた本を、ついに買ってしまいました。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。


2005年に初版が出たこの本ですが、2010年2月付の14刷にあわせて、政権交代の影響(税率変更や特殊支配同族会社の役員給与損金不算入措置の廃止等)をきちんと反映してあるんですね。期待していなかったので、ちょっと得した気分。

肝心の内容も、みなさんが期待しているとおり「お得かつ“ギリギリ”合法的な節税をいかにしてやるか」というところに焦点が当てられていて、しかも、その“ギリギリ”の部分は

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このように、匿名で出演されている税理士先生のアイコンにブラックな影がさす(このページの一番左)というわかりやすさwww。

とはいえ、決して小手先の節税テクニックばかりの不真面目な本ではなくて、
本書の執筆にあたっては、「細かい帳簿の書き方〜」だとか、細かい申告の仕方〜」といったマニュアル的内容は極力含まない方針で臨みました。それらに関してはいくらでも本があるでしょうから、こっちはそうじゃない内容にしましょうよ・・・と、そんなスタンスであったわけです。そして、それらを削った代わりとして、「なぜ?」「どうして?」的な理屈部分や、根本的な考え方、やがて待つであろう未来に向けての備えといった項目にページ数をさきました。
とあとがきにあるように、税金についての考え方がやさしく、そしてしっかり学べる良い本だと思います。
 
そうそう、お勤めの会社以外から収入を得るということは、副業をするということでもあるので、皆さんお勤めの会社との調整もお忘れ無く・・・。
 

「twitterはゆるいつながり」は、とんでもない間違いでありました

 
2009年に完全に振り回されることになったtwitterに対して抱く現時点の自分の偽らざる気持ちを、記録のために書いておこうと思います。

ツイッター 140文字が世界を変える


そこに人がいるから、どこにいても誰かとつながることができるから、インターネットは面白いのだと思います。ツイッターは、そんな人と人とのつながりを、シンプルな形で“見える化”したサービスであり、それが多くの人に響いたのだと思います。

この本でも端的に述べられている通り、ホント、よくできた“見える化”サービスだと思います。

が、しばらくtwitterに浸った後に、このあまりにもシンプルな“見える化”が生む強迫観念によって、ある時からtwitterは一気にあなたにとっての重荷になる可能性があるということは、これからtwitterを本格的にはじめようという方にも是非伝えておきたいと思います。


twitterという社会から無視される恐怖

ブログになくてtwitterにはあるもの、それは
・フォロワー数
・被リスト数
・RT・QTの数
がその人のつながりの多さ=注目度・信頼度を強制的に見える化するという仕組み。言わずもがな、でありますけれど。

ブログであれば、訪問者数やブクマ数を表示しない設定にし、コメントやトラックバックも承認制にしてしまうことで、独りよがりや内弁慶状態も許される(というか放置される)ところですが、twitterではフォローしないことで独りよがりや内弁慶な人たちを輪に入れない、場合によってはブロック設定をして排除することすらできてしまう。

これがために、twitterという社会において自分の影響の輪を広げる(=フォロワーを増やす)ためには、ブログであれば許されたであろう身勝手な発言・振る舞いを封印し、自分が関わろうとするtwitter社会(=自分のTL)にいる人たちが求める(=RT・QTやフォロー返しをしてくれる)気の利いたつぶやきを追及しつづける必要があります。

そして、それができない人は、いつまでもフォローされず、またはフォローされてもリムーブされて、twitterという社会から「無視」されていくことに。

自分がtwitter社会から注目・信頼されている存在なのか、それとも無視されている存在なのかどうかが一目瞭然なこの状態の、どこが「ゆるい」のかと。


twitter社会に参加しないという選択肢はあるのか

別にフォロワー数etcを増やしていく義務なんかないんだし、もっと気楽にやれば?という声もあるかと思います。しかし自分がこだわるつもりがなくても、強制的かつこんなにもシンプルに“見える化”されてしまっている以上、一度始めたら、このtwitter社会から無視されたくないという強迫観念からは、逃げにくくなるのも事実。

「twitterには興味ない」を決め込んで参加しないのが、この恐怖から身を守る最後の手段なのかもなあ、でもそんなのってネット社会の引き込もりみたいでやだなあと思ってところ、twitterでこんな記事を教えてもらいました。

Twitter的サービスは人類を二極化させる(かも)(情報通信総合研究所ニューズレター)
当初Twitterは、「コメントをフォローする時に相手の承認が必要ない」点などを捉えて、「Mixiなどと比べてゆるいメディア」と称されたが、ユーザーのTwitterへの向き合い方は、けっして「ゆるく」ない。むしろ、コメントがどんどん流れて行ってしまうというリアルタイム性や、 iPhoneなどのスマートフォンで利用しているユーザーが多いという事情もあり、Twitterのヘビーユーザーの方が、「常時接続している」印象が強い。
こうなってくると、「一般の人はほとんど知らないが、Twitterユーザーはほとんど全員が知っている」という情報が増えてくる。
このような、Twitterユーザーとそれ以外の人達の情報格差は、今後さらに拡大していくだろう。
知らない人でも、Twitterを使いこなすニュータイプ同士は、相手が何をしようとしているのか、どういう精神状態にあるのか、ということを、言葉を交わすこともなく判ってしまう。他方、Twitterを使わないオールドタイプ達は、まったく蚊帳の外。そんな社会がもう目の前に迫っている。

参加しなければ置いていかれる。参加してみれば窮屈だ。とかくにtwitterの世は住みにくい・・・。by夏目漱石な気分に。

2010年は、twitterを使いこなすというよりは、うまく距離を保って付き合いながらも依存しない、ポストtwitterな生き方を見つけていきたいと思いはじめている私です。
 

4年ぶりにブログデザイン変更しました

突然ですが、ブログデザインを変更しました。

このブログをいつもご覧いただいている皆様は、ちょっと驚いたでしょ?

というのも、家内に「いい加減デザイン変えた方がいい」と言われ続けていたところに、BLJ懇親会でお会いした@senri4000先生から、

「tacさんのブログは良く拝見してますけど、なんかごちゃごちゃしてて見にくいわねー」

とさらっと追い討ちをかけられたもので(苦笑)。
2人の女性読者の貴重な声ですから、これはやらねばと一念発起したわけです。

私たち夫婦の好きな店「THE CONRAN SHOP」のショッピングバッグ風味のデザインにしてみたつもりですが、いかがでしょう?

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ついでに右サイドカラムに貼ってるtwitterのブログパーツ(widgets)も変えてみたんですけど、公式のブログパーツ(widgets)が知らない間にバージョンアップしていい感じになってましたよ。こちらはtwitterer兼ブロガーな皆様にもおすすめです。

twitterって“言葉の釣りゲー”だと思ってたらいいんでしょうか

 
7月にはじめたtwitterも早3ヶ月経ちました。

最初は、ブログに書くほどのこともないネタやブログのネタの種みたいなことだけをヒトリゴトとしてつぶやいているだけでした。最近は、RTや@で人の話題に絡むことで、話題が広がっていく醍醐味をようやく味わえるようになってきたと感じます。

そんな中、昨日GREEの釣りゲー訴訟のことをつぶやいた後にふと考えたんですが、

今のところ、twitterって、いわば“言葉の釣りゲー”みたいなものと思っていていいのでしょうかと。


エサがつぶやきで魚がフォロワーで・・・そして自分も魚の一人

堀江さんや勝間さんといった不特定多数の魚群(=たくさんのフォロワー)を率いる大物がいる漁場(=TL)や、磯崎さんのようなある特定の珍しい魚群がいる漁場に近づいては、そこに向かって竿を振り上げ自分なりのルアーやエサ(=つぶやき)を投げ込む。

数分の間、息を潜めて待って、見事狙い通り獲物の魚(=大物によるRTや自分へのフォロー)をgetしては、満足感や達成感を味わう。もちろん、何も釣果がないこともしばしばだけど、そんなのは恨みっこなしで。

そのうち、日本製のエサ(=日本語のつぶやき)だけでは日本の魚(=日本人フォロワー)しか獲れないことに気付いて、サブアカとって遠洋に出て英語でつぶやいてみたり。

釣り(釣りゲー)との違いがあるとすれば、自分もその魚の一人であって、魚として釣り上げられる立場でもあるということでしょうか。
別に釣られる痛みはないし、おいしいエサが食べられた(=情報が得られた)と思っただけなので本人も釣り上げられたっていう認識もなしにフォローボタンをポチったりRTしているだけなんですけど、逆の立場で考えると釣れた!って思われてるんでしょうね。

そう考えていくと、twitterをやらない人から見たtwitterにハマっている人に対する気持ちも、なんだか分かる気がしてきました。自分がリアル世界の釣りにハマっている人を見て「釣りのどこが楽しいわけ?なんか虚しくない?」って思っている、あの感覚で見られているわけですね。

その点については、他人のエサ(=他人のつぶやき)が情報として自分の肥しにもなると思えるところが、たんなる釣りゲーとは違うんじゃないかなって自己弁護しているところですけど。

弊blogの8月度注文件数ランキングTOP5

 
8月中に弊blogに頂いた注文数のランキングをご報告します。


第1位 ソフトウェアライセンスの基礎知識


ネットの世界にいる法務の方って、やっぱりIT系の方が必然的に多いわけで、この本が売れるのも当然なわけですね。


第2位 企業のリスクマネジメント


松下電器(現Panasonic)・三菱商事といった具体的な社名つきで他社のリスクマネジメント体制が覗ける貴重な本として、弊blogのリスクマネジメントカテゴリでトップの売上を誇っています。


第3位 不況下の労務リスク対応


あらゆる人事リストラ策が載ったリストラカタログのような本。最近この本を平積みにしている書店が増えている気がするのは、不況が終わりを告げていないことの証拠でしょうか。
リストラ本にありがちな裏ワザ的手法には走らず、法的にも無理のない現実的・シュアな線で結論がまとめられています。それだけに人事には見せたくない・・・。


第4位 銀行の法律知識 第2版


日経文庫の法律本はホントに粒ぞろいです。法律が改正されればまめに改版もしてくれますし。


第5位 新しい労働社会―雇用システムの再構築へ



にわか労働評論家を黙らせるhamachan先生の本。
ほとんど自省文にしかなっていない私の拙い書評も先生のブログで取り上げていただきました。ありがとうございます。


以上、8月のランキングでした。
9月も引き続きご愛顧くださいますようお願いいたします。

弊blogの7月度注文件数ランキングTOP5

 
7月中に弊blogに頂いた注文数のランキングを発表します。


第1位 企業のリスクマネジメント


松下電器(現Panasonic)・三菱商事のリスクマネジメント体制が覗けるというところに、みなさんかなり興味をもっていただいたようです。

おそらく日本企業については、この本以外では具体的な社名つきで事例を見ることができる本はないのではないかと。


第2位 「労働時間管理」の基本と実務対応


労働時間法制を解説する本の中には、わかりやすさを優先するあまり、法的な正確さや厳密さに欠けてしまうものが多いのですが、この本はまず第一に正確さを追求しながら、なおかつカラーの図版等を多用することによってわかりやすさも失われないよう配慮されているところがすばらしいです。


第3位 プロフェッショナル・リスクマネジメント


リスクマネジメントのスタートは、まずリスクマップを作成してリスクを俯瞰できる状態にし、役員とターゲットリスクをすりあわせるところからはじまります。

これから会社のリスクマップを作ろうとされているのであれば、是非この本をオススメしたいです。


第4位 校正記号の使い方―タテ組・ヨコ組・欧文組



しぶとく売れますねこの本は。文書がこれだけ電子化された時代でも、手書きの修正をするシチュエーションはまだまだ残っているということなのでしょうね。


第5位 雇用の常識「本当に見えるウソ」



「雇用と経済」を語る本が今も次々と出版されていますが、出版のタイミングが絶妙だったと思いますし、他の本と比べても目立つ装丁・タイトルと目次だけで伝わる鋭い視点・読み始めるとグイグイ引きこまれる文体と、そのいずれもが一枚上手。

メディアからの海老原さんへのこの本がらみの取材依頼も、いまだ絶えないと聞いています。


以上、7月のランキングでした。
8月も引き続きご愛顧くださいますようお願いいたします。

Singaporeに住めるかどうか検証してきました

 
外国に移住するとしたら、あなたはどの国を選びますか?

「米国に代わる国は、中国以外に無い」(DIAMOND ONLINE)
ジョージ・ソロスの右腕として10年間で4200%という驚異的なリターンを実現したことで知られるあの伝説の投資家、ジム・ロジャーズが、長年住み慣れたニューヨークを後にし、シンガポールに活動の拠点を移した。理由は明快だ。米国よりアジアに確かな未来を感じたからだという。

世界をバイクと車で渡り歩いた投資家、ジム・ロジャースが選んだSingapore。
私も今まで行った国の中で、「ここなら食事も空気も肌に合う」と直感的に思えたのがSingaporeでした。

この数日間、今回は妻も連れて、その直感を再度確かめに行ってきたのですが、やはり、この国なら是非住んでみたいなと思える国でした。

日本のように華美さを追求せず、適度な生活感を維持しながら、
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国の発展のための開発や教育には徹底的に投資しようというメリハリ感が気持ちいい国です。
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そんなSingaporeの永遠のアキレス腱は「水」。土地に高低が無いため、国内で使用する水の50%以上を、決して関係が良いとはいえないマレーシアからの輸入に頼っているそうです。
そこで、雨水をためつつ非常時には海水をろ過して使う施設(marina barrage)を作ったり、下水をフィルターろ過して再利用する「NEWater」プロジェクトを進めていたり。世界はどこも深刻な水不足になってきていますが、Singaporeのそれは特に状況は厳しいようで、真剣さが違います。

話を元に戻して、日本人として、ここに住もうと真剣に考えたときの問題は2つ。
・表向き親日国、しかし潜在的に存在する反日感情
・長期に渡る一党独裁政治による政治的無気力

1点目は日本人としてSingaporeに貢献することで長い時間を掛けて償っていくしかないかなと。2点目は・・・言論統制、野党への投票者への報復措置など相当ブラックな部分もあると聞きますが、まあ良く考えると今の日本においてもそれに近いことはあるわけで、それと大差はないかと。


さてここからは余談。
往復ともにSQをあえて選び、最新の飛行機Airbus A380に乗ったのですが(これに乗るのが今回の目的の1つでもありました)、これは本当に快適でした。
特に帰国便は無理を言ってUpper deckの席にしてもらったところ、新幹線かと思うぐらいに音が静か。シートの仕様もヘッドレストが後頭部を左右から支える作りになっていて寝やすいですし、通路も足元もトイレも広いですし、加えて(技術的なことは分かりませんが)turbulenceに巻き込まれたときの自動リカバリーにも、Boeingに乗っている時には感じられ無い安定感がありました。

SQであれば、イマドキの日系航空会社よりもサービスも一段上を行ってますし、ご出張などの折には乗ってみられてはいかがでしょうか。

弊blogの6月度注文件数ランキングTOP5

 
6月に弊blogよりいただいたご注文数TOP5を振り返りたいと思います。

まずは1位と2位がリスクマネジメントもの。

第1位 プロフェッショナル・リスクマネジメント


第2位 必携リスクマネジメント入門


いつも私の想定以上の注文をいただくリスクマネジメント関連の本。
リスクマネジメントというテーマが、法務以上にビジネスパーソン共通の身近な課題である、ということでしょう。

3位以下は、契約ものが揃ってランキング。

第3位 校正記号の使い方―タテ組・ヨコ組・欧文組



第4位 国際ビジネス法務―貿易取引から英文契約書まで



第5位 英文契約書の作成実務とモデル契約書


特に4位は3ヶ月前からのロングセラー。
「英文契約」はこのブログへ流入いただく検索ワードでも上位にきていますし、ニーズが根強いですね。

以上、6月のランキングでした。
7月もどうぞご愛顧を。

日本版フレキシキュリティ政策を考えてみた

 
フレキシキュリティ(flexicurity)という言葉が日本にも浸透しはじめています。
「フレキシキュリティ」〜雇用流動化と社会保障は両立するか?(nikkeiBPnet)

これは、柔軟性を意味するflexibilityと生活保障を意味するsecurityを掛け合わせた造語。この2つが両立することで、必要なところに必要な労働力が循環する好循環社会が生まれるわけです。

しかし、単に雇用の流動化を促進し(flexibilityを高め)て雇用保険で生活を保障し(securityを高め)たのでは、あえて働かない道を選ぶ人を増やし、失業率と社会保障費が高まるだけになってしまいます。

なので、フレキシキュリティ先進国のデンマークでは、「教育訓練をうけないと失業給付金を貰えない」という制度をつくり、このfulexicurityをバランス良く高めることに成功しているとか。
最近の海外労働情報 デンマーク(労働政策研究・研修機構)

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時間が有り余る失業者に、英語を集中して教えてみる

そこで、日ごろより雇用の流動化を推進している立場から、デンマークに倣った日本版フレキシキュリティ政策の提言。

「失業者には、失業給付金を受ける条件としての職業訓練として、英語を集中して教える」

というのはいかがでしょうか。

日本の公共職業訓練は、お金をかけている割にはラインナップが散漫でどれもこれもイマイチなものばかり。そのせいで、職業訓練を受けても再就職につながりにくいのが実情。そこで、職業訓練の予算を、思い切って英語教育に集中投資するという案。

英語力はビジネス上どんどん必要になってるし、一朝一夕には身に付けられないのも分かっている。学校教育の強化だけでは限界もある。しかし社会人が仕事をもった状態で英語の学習をするというのは、実際なかなか難しい・・・。
この矛盾を逆手にとって、(不幸にも)時間が有り余ってしまった失業者に、ビジネスで求められる英語を集中して身につけさせるというわけです。

いまやどの業界・職業でも求められる英語力を身につけた失業者をネガティブに評価する会社はないのでは、と思いますし、うまくいけば日本全体としての国際競争力の低下を食い止めることにも資するのではないでしょうか。

そういう政策がとられれば、私も恐れることなく会社を辞められる気がします。いや、むしろ英語を勉強するまとまった時間をとるために、積極的に会社を辞めることを選択するかも・・・。

厚生労働省も、誰も使わないジョブカードとかキャリモバ.jpとか、貴重な職業能力開発予算をくだらない施策に費やしているぐらいなら、是非このあたりのニーズを汲み取って政策・施策につなげていただければと思います。

弊blogの5月度注文件数ランキングTOP5

 
先月弊blogよりいただいたご注文数TOP5を振り返りたいと思います。

第1位 校正記号の使い方―タテ組・ヨコ組・欧文組



こんな渋い本が1位をいただくなんて。しかもご注文数もぶっちぎりでした。
このblogをご覧のみなさんはお目が高いというか、職人気質というか、もしかしてマニアック?


第2位 雇用の常識「本当に見えるウソ」



1位のマニアックぶりに対して、こちらはキャッチーなテーマで勝負して大健闘。

時代をナナメに見るブラックジャーナル風味を装いながら、実は確かな現場感覚・経験・データに基づいた切れ味鋭い視点が受け、Amazonその他書評で絶賛されているこの本。

この本のヒットに象徴されるように、労働問題が全国民の関心事となっている今という時代に私が人材ビジネスに携わることができているのは、とても幸せなことかもしれません。


第3位 エンターテインメントビジネスの法律実務


右に貼ってあるAmazonバナーからのご注文って結構沢山頂けるのだなあ、ということが改めてわかる結果に。

ちなみに、この本の著者お三方がいらっしゃった桜坂法律事務所は、会計士の先生を迎え、ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所へと事務所名を変更されています。


第4位 必携リスクマネジメント入門


ご紹介するたびに、意外にみなさんの反応をたくさん頂くリスクマネジメント関連の本。
というわけで、今月はリスクマネジメントをテーマにしたエントリを増やそうかと思っています。


第5位 債権法改正の基本方針



とりあえず2エントリにわたりこの改正基本方針に対する意見表明をさせていただきましたが、思ったより債権法改正議論はイマイチ盛り上がりにかけますね・・・。


以上、5月のランキングでした。
6月もどうぞご愛顧を。

弊blogの4月度注文件数ランキングTOP5

 
先月弊blogよりいただいたご注文数TOP5を振り返りたいと思います。


第1位 国際ビジネス法務―貿易取引から英文契約書まで



著者である吉川先生から直々のオススメ本であったこともあり、気合を入れてご紹介した本。弊blog売れ筋の契約法務の本であることもあり、見事1位に。



第2位 企業集団の内部統制―実効的システム構築・運用の手法



Amazonで検索しているだけでは見つからない、リアル書店にも足繁く通ってこその「掘り当て」系良書。難そうに見えて実は結構読みやすかったりします。



第3位 実践 リスクマネジメント―事例に学ぶ企業リスクのすべて



こちらも2位同様「掘り当て」系ですかね。
リスクマネジメントというテーマがずいぶん弊blog読者の皆様のご興味を引いたようで、沢山のクリックをいただいたのですが、Amazonの入荷状況がイマイチ(1〜3冊入荷しては在庫切れの繰り返し)なために、ご注文数の伸び足を引っ張りました。
Amazonって、大きくて分厚い本ってあんまり在庫したがらないみたいです。


第4位 職場の法律は小説より奇なり


そこまで労働法に偏っている自覚はないのですが、巷では労働法ブログと思われている弊blogならではのランクイン。
私の拙いご紹介文を読んで、著者の小嶌典明先生から直接お礼のメールを頂きました。先生わざわざありがとうございました。


5位は同着につき以下2冊ご紹介。

第5位 内部統制で現場の仕事はこう変わる―日本版SOX法を業務別にやさしく解説


難しい内部統制の話を、法律書とは一味違うビジネス書仕立てに噛み砕いて理解をさせてくれるこの本。
絶賛するコメントが多いAmazonの書評を見ていただいても、その魅力が伝わるかと思います。


第5位 残業手当のいらない管理職―労働基準法が定める管理監督者の範囲


こちらも弊blogならではのマニア向け労働法本。旬なテーマをピンポイントに取り上げた本です。


以上、4月のランキングでした。
5月もどうぞご愛顧を。

弊blogの3月度注文件数ランキングTOP5

 
先月弊blogよりいただいたご注文数TOP5を振り返りたいと思います。


1位 BUSINESS LAW JOURNAL 2009年 05月号


今月のBLJからは、TMIの先生方による「部門内コピー容認論」をピンポイントでご紹介しましたが、やはりこの記事のインパクトは大きかったようで、各所からいくつかの反応が。

たとえばこちらとか。
企業内でのコピーに30条は適用できるか(Copy & Copyright Diary)

私の拙い記事をきっかけに話題を広げていただき、しかも参考になるご意見が聞けてうれしいです。


2位 ビジネス契約書の起案・検討のしかた



3位 契約実務と法 -リスク分析を通して-



4位 知的財産・著作権のライセンス契約入門


2位から4位までは、契約書の作り方本。

みなさん、やっぱり契約書作成・レビューに日々悩んでいらっしゃるんですね。


5位 ニュース英語パワーボキャビル4000語


この本のご紹介は昨年10月でしたが、3月の英単語本特集が反響をいただき、その結果一番ご注文をいただくことになったのがこれ。

皆さん、英語の勉強の動機はやはりニュースをすばやく読みこなしたいってところなんでしょうか。


以上、3月のランキングでした。
4月もどうぞご愛顧を。

弊blogの2月度注文件数ランキングTOP5

 
先月弊blogよりいただいたご注文数TOP5を振り返りたいと思います。

1位 ビジネス契約書の起案・検討のしかた


契約書本がトップになることが多いですが、そのたびに、「ああ、やっぱり法務blogなんだなあ」と自覚させられます。


2位 BUSINESS LAW JOURNAL 2009年 04月号


決して安くはないものの、その価格相応の情報価値はあるなあと毎月思わせてくれ、かつ法務という堅苦しさを感じさせないお洒落な構成で楽しませてくれるこのBUSINESS LAW JOURNAL。
創刊1周年おめでとうございます。


3位 世界のビジネスを変えた 最強の経営参謀


経営を支えるビジネスマンが、簿記や会計を学ぶことの重要性を語るこの本。
ビジネスを組み立て、文書で表現する法務パーソンにとっても、ビジネスの原則を理解しておくことは同じく重要だと思います。


4位 ゼロから会社をつくる方法


2/27のご紹介から、わずか月末3日間での駆け込み入賞。
凄い追い上げでした。


5位 M&Aの労務ガイドブック


先月に続き、5位ランクイン。
「M&A」「法務」のキーワードで検索してこのblogに辿りつく方が結構いらっしゃるようで、その方々が買って下さっているみたいです。


以上、2月のランキングでした。
3月もどうぞご愛顧を。

弊blogの1月度注文件数ランキングTOP5

 
先月、弊blogから注文いただいたTOP5を振り返りたいと思います。

前回とはガラリと様変わりのラインナップ。

タイトルの下線リンクからご紹介したエントリに飛びますので、詳細レビューをお読みになりたい方はどうぞ参考になさってください。


1位 契約実務と法 -リスク分析を通して-


BUSINESS LAW JOURNAL 2月号の特集でも紹介されていましたので、法務パーソンの皆さんは気になっていた本だったのかもしれません。相当なクリックと注文を頂きました。

契約法務関連の本でご紹介に値する本はそうそう出ないのですが、頭の中に思い浮かぶものが数冊ありますので、今月は少し意識してご紹介するようにしたいと思います。


2位 ビジネス仮説力の磨き方


営業は顧客の声を汲み取る力が必要になりますが、スタッフに真に必要な力はこの「仮説力」だと思います。
仮説をもたずにスタッフ業務をやると、ただの対処療法となるか、最悪の場合現場を邪魔する官僚仕事になります。


3位 眠れる20兆円マーケット 法務ビジネスという名の埋蔵金


相変わらず弁護士業界では賛否両論なこの本。
先週読んだ雑誌には、著者であり弁護士である西田氏が「弁護士バッジを返上する」とありました。何かあったんでしょうか?


4位 村上式シンプル英語勉強法


だいぶ前にご紹介した本がなぜか突然ランクイン。
アクセス解析もしてみましたが、理由はまったくわかりません。この本自身が持つ商品力の賜物でしょう。


5位 M&Aの労務ガイドブック


毎月7位前後をうろうろとしてランクインはしないものの、実はコンスタントにご購入いただいているのがこちらの本。
1月は紹介冊数が少なかったことも手伝って、5位に浮上です。


以上、1月のランキングでした。
いつもありがとうございます。

新型&鳥インフルエンザ対策に、N95マスクとゴーグルのセットを買ってみました

 
インフルエンザが相当流行ってますね。

通常のインフルエンザは体が弱っていない限り死に至らないからいいのですが、最近お隣の中国やインドネシアでも次々と感染→死亡例が更新されている新型の鳥インフルエンザが気になっています。
高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)

満員電車で通勤する日本で流行りだしたら・・・と思うと、ぞっとします。

そこで、取り急ぎ私と妻のサバイバルのために、マスク・ゴーグル・手袋のセットを、東急ハンズで購入。

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ウイルスを98%カットしてくれるというN95マスクが、見た目のゴツさからは想像できないほど装着感が良くてびっくり。

ゴーグルも、メガネの上からかけられるだけでなく、曇らないよう内から外にだけ湿気が抜ける通気孔がついています。プラスチックのレンズ部分以外は透明のやわらかいゴムみたいな素材でできていて、肌への密着感もあります。

日本ではまだすぐに広がるということはないかもしれませんが、アジアへの出張が避けられない方は、そろそろ用意しておいた方がいいかもしれませんね。

Amazonでもほぼ同じ型のものが入手できるようです。


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