鍋味

空きっ腹に酒というバンドのボーカルによる雑記

http://osaka.cool.ne.jp/skpprnsk/

ソロ活動に関して発売前にご報告がございます。

えー、この度私ソロ活動を始めまして、なんとミニアルバムを無事制作することに成功いたしました。
パチパチパチーー!(拍手ね)

高校生の頃
「コイツ馬鹿だ!」
という理由で学校に親共々呼び出され説教されたりした私ですが、そんな私もひとりでCDが作れるようになったのです!
わーーーい!成長じゃ!

とは言ってもですね…なんぼソロ活動だと豪語しても実際は色んな人に手伝ってもらい、僕が出来ないことはたっぷりとフォローしてもらった上で成り立っています。
実際たったひとりでやったことと言えば作詞ぐらいのもんで、本当に沢山の方に助けて頂きました。
ありがとうございます。何度言っても足りません。

そんな中完成したCDはやはり愛おしくてですね、なんと言っても初のソロアルバムですから…
もう何度も手に取って隅々まで眺めていたんですが、ふとあることに気付いたんですね。

それが何かというと、、、まず説明しなければいけないことが山程あるのですが、、、。

実は今回このアルバムに収録されている最後の曲は
DALLJUB STEP CLUBやWOZNIAKで活動している星優太君がプロデュースしてくれたんです。
DALLJUB STEP CLUBとは何度もバンド同士で対バンしていて、どえらいカッコ良さに毎回悔しい思いをさせられながらもいつか音源制作やラップで絡めたらいいなぁとは思っていたんです。
でもそんな中、メンバーの中でも星君とだけはそこまで喋ったことがなかったんです、実は。
他のメンバーとは気さくに会話出来たんですけど、なぜか星君の前では急に人見知り炸裂してなかなか話すタイミングもなかったんですね。
まぁでもバンド同士「この人とは話すけどこの人は知らない」なんてよくあるじゃないですか。
だからそういうこともあるだろって別に気にせずに居たんです。
でもそんなある日、星君がDALLJUBとは別で活動しているWOZNIAKのライブ映像を観て度肝抜かれたんですね。
普段DALLJUBではサンプラーなどの機材を触っている星君がバチボコにドラムをしばきまくってるんですよ。
なんだかそのライブ映像を観た瞬間にもの凄く血がたぎってきて
「あ、星君て人間なんだ…。血の通った人間だよ…。」
って至極当然のことなんですけど、強く感じてしまって…。
丁度そのタイミングでソロ音源を制作していた僕はどうしても星君にトラック制作を依頼したくなり、DALLJUBのメンバーに突然連絡先を聞き、いきなりお願いしたら快く承諾してくれて、さらに送られてきたトラックがまたとんでもなくかっこよく、しかもバキバキの変拍子かつ途中で速度が上がる。
(最初どうやってラップ乗せたらいいかまったくわかりませんでした。)
こんなことされたら嬉しくて僕も頑張っちゃうじゃないですか。
それで頑張った結果、とんでもないバケモノ音楽が完成したので是非聴いて頂きたいんです。


で、本題なんですけど



当然歌詞カードに名前を記載したんです、お世話になった皆さんのこと。
勿論星君の名前も活動しているグループ名と一緒に載せましたよ。

DALLJUB STEP CLUB 

WOZNIAK

ブログ2







ん?


これまさか…


ブログ











思いっきり間違えてるやん!
DALLがDULLになってるやん。
WOZNIAKがWZNIAKになってるやん。
てか、星くんに何の恨みがあるねんってぐらい
そこだけミスってるやん。

こんなはずじゃなかったとか…そんなこといくら言っても意味がなく、本当に申し訳ないことをしたと思っています…。
しかしこうなった以上は

「誰にも気付かれないようにソーッとしておきましょう…」

と隠すよりも

「やってもうたで!というわけで聴いて頂きましょう!DALLJUB STEP CLUBでPIZZAPIZZA!!」



これぐらいのテンションで行く方がいいんじゃないかって、思うんですね。
この曲最高じゃないですか?

ではもう一発最高なの聴いてください。
WOZNIAKでVICTIM
 

どや、お前ら。

色々忘れられるぐらいかっこよくない?

僕は忘れたよ。

音楽に心が救われたりすることってあるけど、今まさにそうです僕。


謝罪とかそっちのけで、踊りたい欲が全然勝ってるもんね!


というわけで今後ともよろしくお願いします!
っしゃおらぁ!!!!





もしライブ会場などで僕、もしくは星君に話しかけるタイミングなど御座いましたら、ペンで書き直したりします…。


YUKITERO 1st minialbum 「コンニチハ」

歌詞掲載

1.「 hello 」

ハロー こにゃにゃちわ

まずは一杯の水で冷ます二日酔い

面と面向かいコンタクト 

お聴きなのはYUKITERO コンダクト

マイネームイズよりリズムで示す態度

確かに悪い目つきと愛想

コミュ症なんて思われがちのガチのパリピだぜ毎度毎度

Fromベッドルームからスピーカー

俺は電波の森荒らすビーバー

もしくはイルなイルカ泳ぐ深い海の底からビルの谷間

または噛みつく犬だぜガブガブ 

ギャラと飯 たらふくいただく奴

そんなこんなでお見知りおきを

おおきによろしくどうぞ

 

挨拶からのコミュニケーション

おっすWhats up コンニチハ

踊れとか上からのorderして

まだ君を何も知らんけどね

挨拶からのコミュニケーション

おっすWhats up コンニチハ

騒げとか意味不明のorderして

まだ僕ら何も知らんけどね

 

Shakeしても混ざらない俺は泥

君は何?どこのだれだ?

挨拶のあとに落とすのはいつも

血まみれになる言葉だけだ

傷つけましょうここから先は

狂った奴から楽しい地獄

フレッシュ&ドープあと何やかんやあって

誤魔化すジョーク 笑え




2.「 独断と偏見 」


風呂場でふやける日常の皺に 深く刻まれる音楽は革命

もしくはゴミ ただの錯覚

これは俺の独断と偏見

 

退屈ぐらいが丁度いい 満たされた時、終わるしあわせ

ありきたりな噂丸飲みにして 騙されてる あなたは屍

雑誌のコピー ホテルのロビーで広げるおっさんみたいなノリ

そっちいた方が正味安全だがしかし誰が興味あんねん

踊る夜無口な子供のフリして実はよく喋る男の愚痴

元々無知な上にブスでクズだからうつぶせになって俯いてるような奴らに

並べるモラルと御託 何それ ほら理解しないだろ

カス共、ラスト500周の人生迷路でコレ聴け 

常識に囚われないとか仰るアーティストの様式美

もうじきに解るだろ同時期に量産された賞味期限切れの

偽物塩化ビニール聴きながら未だ電マ握る女がよがりながら

終わっていく様 横目で見てお疲れ様

 

これはまさに独断と偏見 凝り固まる思想

お前ら俺が血まみれなの見てなぜか楽しそうにしてる

これはまさに独断と偏見 ガキのままの理想

お前ら俺が苦虫喰ってりゃヘラヘラ楽しそうにしてる

 

俺は音楽の奴隷 最初から口を塞がれてプレイ

枠に嵌めて楽にさせてなんて年だけ食った奴に馴れて

それに混ざる連中吐き気がする ビッチ

ツレの女、不真面目なブス

不甲斐ねぇプライベート飲み会で繋いでる絆はすぐ破れる

気に喰わないのはひりつかない景色の中腐っていく餌食

もうじき死ぬ歴史のどこにもない新規作成のページを書いてる

Yo 掴むか Yo 奪うか 黒くなるなら闇まで飲もうぜ なぁ

クラクラしたい奴が配る音 脳に刺した針が飛ぶ

神様仏様何様 有様見ろ 人それぞれ様々

肩書だけ求めて働きたくない蟻だらけで 有り余る暇

 

3.「 a mischievous act 」

僕はしたがり 欲張りなガリガリの亡者

いとおかしなハニー 

ハリウッドばりアクション 

ガーリーファッション

流行りの何から何まで

猿真似してまるバレ

着火マルボロ 吹かすカスが

スカスカの姿晒す

マスターピース気取る

ヒステリック

ジャパニーズニーズに寄り添う汚ぇドブネズミ

Lets F ワード リスペクトなどない

らいららいら 嘘ばかり言う

まだ求めるデブ

サイズはSML

サドマゾ喉が乾くから飲むジュース

それ何のフルーツ?

ルームメイトには内緒のルール

hey なんて呼んで振り返りざま

入れる右フック 痛ぇだろバカ

 

悪いことしちゃダメなんて言ったの誰、誰 ねぇ?

猿みたいに本能リアクション

爆笑したれやベイベ

悪いことしちゃダメなんて言ったの

何故 何故 ねぇ?

首括るロープが命綱 生きてヤれ ヤれ

 

 

 シラフから始める気楽な美学

苛つかせるミラクルだがリアルな

日常はマークされ位置情報と化し

全て見られても構わないぜ

気が狂うのはある種の防衛

殺される瞬間言えよoh yeah

thank you ママパパ

リスペクトなら無料

Disなら自らにマザファカ

自虐ネタ巻いて吸った隣の客

よく泣く女の子とそんなことして

それ見てた僕もひとりでしたら

出た分身 こんにチワワ

変化球の告白 受け止めてよラブ

遊びじゃないのよ I don’t give a FUCK.

辛口の悪口と空振りのカラクリ

片栗粉で固めた中指

 

悪いことしちゃダメなんて言ったの誰、誰 ねぇ?

猿みたいに本能リアクション

爆笑したれやベイベ

悪いことしちゃダメなんて言ったの

何故 何故 ねぇ?

首括るロープが命綱 生きてヤれ ヤれ

 

 おーいえす そーぐっどばいぶす ウソみたいなのさ ウソだけど

今日も誰かが言ってる「こんなのおかしくない?」って

知ってるつもりになって

形にならない私は泥だ 着飾ってみても中身はボロだ

どうせなら超悪いことしよう 今夜はスペシャルだぜ

 

悪いことしちゃダメなんて言ったの誰、誰 ねぇ?

猿みたいに本能リアクション

爆笑したれやベイベ

悪いことしちゃダメなんて言ったの

何故 何故 ねぇ?

首括るロープが命綱 生きてヤれ

ヤれ


4.「 get away 」

増殖に増殖を重ね我ら飽食の時代 耄碌な美大生の描く意外性の無い主張

道徳の授業拘束中 教職員共もろくに知らん暴力の味 

慟哭にリズム付け鳴らす放送部員 真冬に喰う甘くないソフトクリーム

変態共にも限界が来てる 先輩が残した戦争

ABの仲Cが乱すようなチープかつダサい現象

吾輩は新しい生き物 手が八つの目が三つの獣

もうクラスのブスも見向きもしないぜ

 

グループラインからの逸脱 「逃げ道」の選択に気付かず

病むの辞めるキャラ変更 おい、君 変なレッテル張られるぞ

ありのままだとか歌うカラオケのクセに堅苦しい部屋 片腹痛い

上辺だけならいい 心の友よ 本当の意味で仲間はいない

 

便所で喰う弁当うめぇか? ヘラヘラ笑うあいつらが嫌い

愛と平和の廊下で殴られる視線が痛いぜ マジでな

スクールカースト 短いスカート フラストレーション溶かして混ぜるフラスコ

ラスト何周かばかり考える青春なら 逃げだせ今すぐ

世界は広いがお前が狭い

 

loser 奪うマウント グラウンドの隅で1バウンド

閉塞の中で生息する制服着た制御アカウント

お前は孤立を恐れ不安 だが奴らも右に倣えの不満垂れ

結局中身は大して変わらねぇ

 

5.「 真面目 」

完全に切れたエナジードリンク効果 急降下する ブルー

浮遊してるグルーヴは定位置に戻る

冷静さと踊る お前目逸らすな 血まみれ

朝日拝むヴァンパイア灰になった気がしてる

愛し合った結果殺す 感情の迷路 

絆みたいな傷が深くて

不確定の明日 言葉漏らした 画面越し

ゴシゴシ拭く汚れ どうよ私キレイかしら

腹が立つことも忘れてる 夜のあなた恥ずかしい朝になる

平気だって仲間と輪の中の馬鹿と一緒だからって笑い話

名前も知らないガキと湧き 鳴きじゃくる雌と雄の獣共

開く瞳孔 夜光虫 衝動は「遊ぶ」 妄想はドープ

虚構のゴールを設置 そこへ向かう人の数に溶けてよく混ざる

もう既製品でないと喰えない 二世、品が無いとよく言われる

マザーファッカー フラストレーションと青春だと上手く言い訳

ノリでやる男と女のみで回す今夜 パーリナイ 死んでくれ

 

死ぬこと忘れて遊びまくり それ死んだも同然地獄

死ぬこと忘れて籠りまくり それ死んだも同然

 

羽振り良きバブリー バブリシャス撒きまくり

でも飽きた 無理してるぜ

まじめにはじけろ 味気ない日本人でごめんねかたじけない

匙加減間違えんな 足りませんドリンク 脳に注いで壊したい

常識の範囲内で勘違いする 行くぞ十三次会

 

死ぬこと忘れて遊びまくり それ死んだも同然地獄

死ぬこと忘れて籠りまくり それ死んだも同然



6.「 綺麗だ 」

言葉に詰まる花 ひとつかみ 噛み砕く

青い錠剤 若さ浅はかさ 正体 エモーショナル

鳴る虚無に送ります愛の模造 想像よりも深い傷

水につけて いつになくリズミカル

                                                     

バスタブに溜めた夏休み 

はるか昔のようで 恥ずかしくなるね 

 

儚さはあなたの穴を埋める 馬鹿だから気付かない

頭から逆さまにさ 落ちるのも悪くないぜ

ビューティフルにくるまって もっとやって

裸にかける液状の激情 ぐちゃぐちゃ 

 

綺麗だ 

 

思い出になる前にもう一度触れさせて

壊したくなる前に もう一度触れさせて

 

単細胞メカニズム 猿になる

退行する電波 表現者

ウルトラミラクルなんとかかんとかの感動

レーザービーム破壊する 街

鳴らせ 鳴らせ

まだ枯らせない声に意味をつけて

誰かのリリースパーティーを汚しに行く

Beats by 星 Tokyo Osaka わたくし

パクりまくりのラブリーアイドル

クソな芸術模してるナンセンスライセンス持ち

ハイテンションで押し切る No brain

 

夜を割る炭酸水ボトルに映る僕らアメーバ

データより感触 君の温度が好き

だから踊る 夜 朝になるまで

僕の感触忘れないで

つまりあくまで生でしたいだけだ

 

拝啓、パーティーピーポー

時代に取り残された

銀河系発のバグの抱くラストラブと

マクドナルドたむろ

数の集団がなぞる週刊誌

監視され管理されるアンビバレント

汝、勘違えばいいのさ

 

財布の中のゴムみたいな所在の無さ

もう出番がないモラルの墓

薬用石鹸の味する日常 

建設的な想像は泡となり

母の痛み知らん破瓜の妄り

擦りむく膝に血まみれの私

懐かしい夏の夕暮れの話

 


 




西田竜大から皆へ

えー、空きっ腹に酒のギタリスト・西田竜大から皆様へお伝えしたいことがあるらしく
心優しい聖人の僕がブログをお貸ししましたので是非読んでください。
以下西田 


西田です。
ツイッターで書こうと思ったことが文字数多すぎたので、ゆきてるのブログ借りまーす!笑

この間、SMOOTHIESのミーティングで山田と話していて、俺が、

「俺は自分への評価を集めたいと思わない、バンド自体を評価してもらえればそれでいいし。
それにごく一部の人を除いて、ほとんどの人はボーカルの歌詞から伝わってくる人間性や、気持ちや、バンドの全体的な雰囲気で好きになるのであって、
俺個人が弾くギターがどんなギターで、そのギターのどういうところが凄くて、どんな曲が作れてとか、どうでもいいと思うよ?ごく一部の人を除いては。」

って言ったら、

「それは西田くん心が腐ってきてしまってるんやわ!」

と言われ、

(ほう、俺の心が腐ってると、、)と思い、よーく自分の気持ちを見返してみたので、ここに記す。

まず大前提に、
俺は自分を真剣に天才だと思っていた人間である(笑)
楽器を始めたのも、ただただ何か天才的になりたくて始めたのだ。

一番最初に天才だと思ったのは、
高1の春にギターを始めて、高2の春にMTRを買って、オリジナル曲を作って録音できた時。
天才やと思いました(笑)

これを機にそのままの勢いで空きっ腹に酒を組むまでずっと、天才だと思いっぱなしなのだが、、

空きっ腹に酒を組んで数年後に事件が起きます。
それは正常な脳という曲が出来た時。

あの曲が出来た時。

天才やと思いました(笑)
2回目の天才。

あの曲はライブで賑やかすワァー!ってやるだけの曲っぽいですが、
俺としては、あの曲のギタースタイルは天才過ぎたわけです。
誰もやってない!誰もこんなギターを弾いてない!レッチリが大好きな俺やったけど、それとはまた別の、新しいカッティングのスタイルを俺はやっている!天才だ!と思いました(笑)

そして、その後も空きっ腹に酒で活動していくわけですが、

どうも自分が思ったほど、自分のギタースタイルや作曲への評価が得られていない。と思うようになります。

色んな要因があったとは思う、
俺は天才的なギターを弾いてきたけど、決して上手くない。むしろ下手だ。
ライブで自分で思い描いているギターを上手く演奏しきれていなかったかもしれない。
宣伝が足りなかったのかもしれない。
もっとSNSで言葉にして自分のギターの魅力を伝えていくべきだったのかもしれない。

色々あったのかもしれないが、
それでも自分への評価に不満を抱いておりました。

「やっぱりみんな見るのはボーカルなんだな」
「今の時代はどいつもこいつもベースベースって、ベースばっかり好き好き言いやがる、、」
「ギターはぁ!俺の天才的なギターを聴けぇええ!!」

と思っていました(笑)

特にベースへの嫉妬はすごかった。
ベーシストといえば、ハマオカモトとかKenKenとか、ベースの魅力を自分で説明して伝えていける人がいたんですよね。
ギターは何故か語らないやつが多い。
俺もその1人でした。

そのせいで、世の中にギターの魅力が分かる人間が育ってないのは絶対にある。

しまいにはギターなんてウワモノ楽器としては古い、というイメージさえ出てきていたし、

「他のやつはどうかしらんが、俺だけはギターの新しい境地を切り開いてるぞコラ!」と思っていた俺やけど、

なんか自分であんまり言えなかった。

そして問題はギターだけではない。
私は曲も作っているのだ。

みんながライブで楽しくなったり、CDで聞いて楽しんでる、その天才的な曲書いてるの俺なんですけど!
って思ってました。

なんで全員が「作曲最高です!」って言ってこないんだ、、?
作詞はみんな言うやん。なんで作曲は言わんの、、?
って思ってました。

もちろん中にはそう言うこと言ってくれる人もいたんですよ、
でも「足りねぇ!空きっ腹好きな人全員とは言わねぇ!なんで半数さえいないんや!」

と思ってました(笑)
こんなエゴイスティックな事を考えていたわけですよ。

そして時は流れ、愛と哲学というアルバムを作る時がくるんですが。

このアルバムが出来た時。

すみません、天才だと思いました(笑)
3回目の天才。

このアルバムを出して思ったことは。
なぜもっと評価されない!でした(またそれか)
でも本当に思いました。こんなに良いアルバムやのに、なんで俺らZEPPとかでやってないんやろう?って。

でもそれぐらい本気で天才的なアルバムだと思っていた俺に、その後気持ちの変化が訪れました。
お客さん達と話をしたのがきっかけなんですけど、
その日は普段のライブと違って、すごくゆっくりお客さんと話せる時間があって、
本当に空きっ腹に酒が好きだと、ギター最高だと、曲も最高で、ライブも最高だと、(もっと色々詳しく話してくれたけど簡単に言うとそう言う事を)話してくれたんですよ。

感動しましたね。
まぁハッキリ言って、前から同じような事を言ってくれてるはずなんですよ、その人も、ほかの人も。
俺がムキになってその気持ちを大事に出来てなかっただけで。

お客さんの割合の中で言うと、ごく一部の人達かもしれないけども、そんな風に、

俺が天才だ!

と思ったものを同じように、

天才だ!

と、本気で思ってくれてる人がいるんやなと、その時やっと思えたんですよね。
綺麗事みたいになるけど、数じゃねぇなと思えた。
俺が高校生の時にライブDVDとかを見て、うわぁ〜天才や!俺も天才になりてぇ!って思ってた夢って、こういう事やったんやなって思いました。

俺はその時満足しました。夢が叶っちゃったから。
ミュージシャンはどこまでも満足しちゃいけない、みたいな暗黙のルールがあるように思うんやけど、俺は今はそのルールが嫌いです。
満足する事は大事やと思う。だってそこは満足しないと、本気で好きと思ってくれてる人の気持ちを無視する事になるから。

とまぁ長くなりましたが、
そういういきさつがあって冒頭の、
「俺は自分への評価を集めたいと思わない、バンド自体を評価してもらえればそれでいいし。」
という意見に至ったわけですよ。

うん!俺の心はやっぱり腐ってないな!

これからも良い曲作って良いギター弾くから、空きっ腹に酒もSMOOTHIESもよろしく頼むわ!いつもありがとう!
以上!

恥 344

「ひょえ」みたいな間抜けな声をわざと出して、なんとか乗り切ろうとしたけど上手くいかん。
どれもこれも暑さが悪いんじゃ暑さが。ちょっと、パルムとってよ。って一人か。

庭にね、粟とか撒いて雀がまんまとやってくるようにしてるんですが、来るわ来るわ。来すぎやわ。
最初は一羽が緊張しながらチロチロやってきてたんですが、今は一気に八羽なんてざらです。
で、仲良く喰えばええもんを大量の粟やなんやらを独り占めしようとする奴もおって、Not 平和。
見た目も肥えとって、毒性な雀が餌箱の中で羽ばたくからそこら中に散らばって、それを皆が拾って喰う。
あ、でも結果皆拾えとって平和やんか。いけてるやん。

とか、雀のことで頭いっぱいにしようとしたけど上手くいかん。
どれもこれも暑さが悪いからソーダとってください。あ、一人か。

汗がとまらないので一日に何度もTシャツを着替えている。
こんな時バンドやっていてよかったなと思うのが、箪笥の中からバンドTシャツが沢山でてくる。
一枚一枚に思い出があって、例えばこれは対バンしたバンドがくれたんやけども、そのバンドとはもう何年もあってなくて、でもTシャツのデザインはとても気に入ってるんです。
どうしてるかなってホームページを探したら、無い。
解散したらしい。

ひょえ。上手くいかん。




恥 343

放置に放置を重ね、漸く熟成されてきた頃でしょうか。ブログ。

以前更新した頃から生活にも心境にもあまりにも沢山の変化がある為、どこからどう切り出せばいいのかわかりません。
ので、全て無視して再スタートということで。はは、再スタートて。人生の片鱗、ブログ。

ボールをね、もう暫くの間投げていないなと思ったんです。蹴ってもいないし。
風呂場で投球するポーズだけとってみて、げげ、腹出たな、とか思うぐらいのことはした記憶はあるんですけど、実際に球を持ちそれを投げるという行為をもう随分していない。
そもそも公園に行っていない。
散歩はするけど、広場の真ん中に立ちスポーツをしていない。

で、したいと思うてるんですね、近頃。

僕はスポーツマンシップの欠片もないロックミュージシャンです。
それでも身体を動かしたいとか、球を投げてみたいという欲求はあるんです、不思議なもんで。

昔からバスケットボールやらサッカーを周りの空気に流され「とりあえずやるか」という感じでやり始め、本気でその球技を愛しているスポーツマンから
「邪魔すんなヘタクソ!」
「お前のせいで負けた!」
「やる気あんのか!」
「南瓜!」
「玉すだれ!」
と罵られ、腹が立ちサボり、辞め、不貞寝…ということを繰り返してきました。
それでなんとなく「楽しそう」という気持ちが「めんどくせえ!」に変わってしまい、球技からどーんと離れてしまったのです。

でもね、やっぱ球を投げたり蹴ったりするその行為自体は楽しそうなんです。
僕が球技に置いて一番苦手なことはチームメイトとの「熱量の差」だったんですね。

で、近頃はそういう子供たちの為に「軽運動部」なるものも発足されだしたとか。
活動は月に二回ほどらしく、勝敗に拘らず、無理に上手くなる必要も無し。楽しくスポーツを嗜む。
そんな内容の部活だとか。
わかってんじゃねぇか。
あのね、僕らのことをスポーツ嫌いの根暗野郎だと思っている輩が非常に多いんですよ。
そうじゃなくて、我々も外で体動かしたり球転がしたりするの好きです。
でもマジで県大会だとか、優勝するとかに1ミリも興味ないんです。
ごめんなさい。でもそんな奴らもスポーツする権利はあると思うんです。

まだ一部の学校でしか実施されてないみたいなのですが、全国どこにでもそういう気持ちの学生は沢山いると思うので是非広まればなぁと思っております。軽く運動しましょう。

あ、情熱を持ってスポーツすることも非常に健康的だと思いますよ。
それはそれで続けてください。でも逃げ場があったほうがいいよねって話です。

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