オレオレ詐欺みたいな電話って、なんて言うんでしたかね。
普通に詐欺電話でいいのかな。
日本みたいに、オレオレとは言わないですけど。

大体、こういうのをかけてくるのは外国人です。
インドなまり、中近東なまりですぐにわかります。
テレビでやってましたけど、インドとかどこかにコールセンターみたいなのがあって、もう会社みたいな感じで詐欺電話をかけてくるんです。
たぶん、カナダに住んでる一般的な人達は、そんな詐欺はする必要なく普通に働けてるか、そんな詐欺もできないくらいに落ちぶれてるんじゃないかと思います。
大体、インド、中近東なまりでかかってくるのは、「あなたのマスターカードが、どこでいくら使われましたけど、心当たりはありますか? 不正で使われたんだと思いますけど、すぐに停止しますから、カードナンバーを教えて下さい」とか、そんなの。
「いや、わたし、マスターカードなんて持ってないけど」と言うと、「ビザでした。ビザ、ビザ。今、俺、ビザって言ったよね」とか言うんです。
だいたい、こういうのは家の電話にかかってきます。
中国人からも、よく詐欺電話がかかってきますけど、こっちは携帯の方に。
もう最初から録音された機械のアナウンスで、中国語でかけてきます。
中国語でかけてくるから、なに言ってるのかわからなくて、すぐに切りますけど、この詐欺電話にひっかかるのは中国語がわかる人しかいないですよね。ということは、同じ中国人を相手に詐欺をしてるんだなあ。
外国で、同じ国の者同士、手を取り合って助け合おうって気にはならないんだな。
同じ中国人なんだし、と安心させた方が引っ掛けやすいのかな。

最初から知らない番号からの電話には、ほとんど出ないんですけど、時々、主人と「今日は何人からだと思う?」と、ゲーム感覚で電話に出て、「やっぱ中国人だった」と遊んだりもします。
携帯には、番号とどこのエリアからかかってきたかが表示されます。
トロントとかウィンザードとかオタワとか、まあこの辺はわかるけど、ウィニペッグとかハリファックスになると、そんな遠くから? とか思って、どういう基準で電話してるんだろうなあ、とか興味が湧きます。
先日は、主人の電話にニューヨークから電話がありました。
主人は、画面の表示を見て、「ニューヨークだってさ」と言ったので、そんなところに知り合いいないし出ないんだろうな、と思っていたら、だしぬけに「ハロー!」と、無茶苦茶陽気に、友だちのように電話に出たから、びっくりしました。
「あんた、ニューヨークに知り合いなんて、おらんやろ!」と突っ込みまくりでした。
電話の向こう側の人に「ジョニー?」とか言われたみたいで、「いや、ジョニーじゃないよ」とか言って、普通の間違い電話みたいでしたけど。
そして、今日、今さっきなんですけどね。
おもむろに、わたしの電話が鳴ったんですよ。
わたしの携帯に電話をかけてくるのは子どもの学校しかないので、一応、確認のために表示を見たら、また、見かけない番号からでした。
そして、かけてきた地域を見たら、ジンバブエ!
ジンバブエってアフリカ?
アフリカから詐欺電話? と思ったけど、ニューヨークの件もあったから、知り合いがオンタリオ州に住むというジンバブエ在住の人が、かけてきたってことも考えられるのかな。
でも、やっぱり、詐欺だと思うけどなあ。
電話に出なかったから真相は闇の中です。