お久しぶりです、バターです。
今回は中華のIE8○0のコピー品(自分は98%と呼んでいます)を買っていたので軽く紹介したいと思います。
コピー品というアレなものなので伏字になっています。

先に言っておきたいのはこれはあくまで正規の物に対するコピーでしかないということです。
コピー品である以上例え100%元と同じ音であっても正規の物ではありません。あくまでコピーであることを前提に考えてください。
まぁ要するに元となってるイヤホンの代わりに安いからこれ買うわ、等は自己判断で行ってください。

説教臭くなりましたがレビューの方に移らせていただきます。
届いた状態はこんな感じでした。
P_20170309_131047
チャック袋に入れられて箱では無いです。

P_20170309_131249
このようにイヤピなどメーカーの元に付属してくる付属品と本体に分けられて梱包されています。

さて、今回の98%ですが、一応セラーは元のメーカーの製品と98%周波数特性が一致しているということを売りにしています。同様に90%版(なんだその微妙に手抜いたみたいなの)も販売しており、そちらの方の評判が良かったためにセラーとの会話の中で(半分ノリで)手を出してみた、というのが今回のいきさつです。

音についてですが、今回はFiio X5初代(改造済)+Vorzamp Pure iiの組み合わせで聴きました。
結構ざっくり目に印象を書きます。
女性ボーカルはやや腰高(といってもIE80などより多少高い程度)でサ行が刺さる、ボーカル自体はやや近めのものの、元のメーカーのヘッドホンやイヤホンと同様の中心やや遠くで鳴っている印象です。
特筆するのはアンプなどを用いたときの特有の低音の箱なり感と音の分離の良さですかね、この辺りはメーカーらしい音をかなりうまく再現していると思います。良くも悪くもですが音の分離は良すぎて分離が悪い(録音の粗)曲ははっきりと音が分離していないのが分かるのが悪いところでもあります。

元モデルとの比較については、自分が所持していないのと、元のモデルの売り行きがもし変わってしまったら(まぁ杞憂でしょうが)申し訳ないのでブログでは触れません。

とりあえず自分は結構気に入ってます。装着方法によってはなんかやたら低音が出るのがしいて言えば難点ですかね、イヤピも元のモデルと同様なので他社製のイヤーピースは選ぶ傾向があります。またケーブルの分岐部もジャックになっており、重いためつけて歩くうえで煩わしいことがあります。更にタッチノイズも元のモデル同様…


まとめ
Pros:元のモデルを踏襲したような低域(鳴り方)、音の分離の良さ(録音品質による)

Cons:低域の量(装着方法に寄る)、音の分離が良すぎて録音の粗が出ることがある、
元のモデル同様のイヤピ汎用性の無さ、ケーブル分岐部の重さによる装着感、タッチノイズの多さ